JPH09135093A - 筐体を有する機器に用いる架台装置 - Google Patents

筐体を有する機器に用いる架台装置

Info

Publication number
JPH09135093A
JPH09135093A JP28886595A JP28886595A JPH09135093A JP H09135093 A JPH09135093 A JP H09135093A JP 28886595 A JP28886595 A JP 28886595A JP 28886595 A JP28886595 A JP 28886595A JP H09135093 A JPH09135093 A JP H09135093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
housing
bases
gantry
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28886595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2738404B2 (ja
Inventor
Tetsuo Takai
哲郎 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7288865A priority Critical patent/JP2738404B2/ja
Publication of JPH09135093A publication Critical patent/JPH09135093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2738404B2 publication Critical patent/JP2738404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性が高く、工業的量産性に優れている筐
体を有する機器に用いる架台装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ長手方向を有し、交差角度のみ
を可変にX字状に互いに重ねて結合された2本のベース
11および12と、X字の四枝のそれぞれに対応してベ
ース11、12の長手方向の位置のみを可変にベース1
1、12に保持されたナット片15とを有している。ナ
ット片15には、筐体50の取付用ボルトが螺入され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体を有する電子
機器等の機器を設置場所に設置する際に用いられる架台
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の架台装置は、例えば、重心位置
の比較的高い筐体を設置場所に直接設置したのでは転倒
の虞がある場合等に、筐体を確実に設置させるために必
要な装置である。従来、この種の架台装置は、これを適
用する機器(その筐体)のそれぞれの形状や寸法、即
ち、取付用ボルト孔のピッチ、筐体の重心位置、筐体の
外形寸法等に応じて設計、製造、使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、筐体
を有する機器に用いる従来の架台装置は、これが適用さ
れる筐体について専用に設計されており、架台装置への
取付に関する寸法等が異なる他の筐体に取付けることは
できない。また、取付に関する寸法が同じであっても、
筐体の重心が高くなるにつれて転倒しやすいので、重心
の高さに応じて架台のサイズを大きいものとする必要が
あり、この点からも、架台装置は、適用される筐体につ
いて専用に設計せざるを得ない。尚、筐体の転倒防止策
として、架台のサイズは低重心用と同じにし、アンカー
ボルトを打ち込んで固定することも考えられる。しか
し、これは、設置箇所にアンカーボルトを打てない場合
があるし、筐体を一時的に設置するときにはその都度ア
ンカーボルトを打ち込むのは合理的ではない。
【0004】このように、従来の架台装置は、これが適
用される筐体について専用に設計されており、汎用性が
低く、工業的量産性の点で好ましくない。
【0005】本発明の課題は、汎用性が高く、工業的量
産性に優れる筐体を有する機器に用いる架台装置を提供
することである。
【0006】本発明の他の課題は、筐体の転倒防止効果
に優れていると共に、筐体の設置に関して使い勝手のよ
い筐体を有する機器に用いる架台装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、それぞ
れ長手方向を有し、交差角度のみを可変にX字状に互い
に重ねて結合された2本のベースと、X字の四枝のそれ
ぞれに対応してベースの長手方向の位置のみを可変にベ
ースに保持されたナット片とを有し、ナット片には、筐
体取付用ボルトが螺入されることを特徴とする筐体を有
する機器に用いる架台装置が得られる。
【0008】本発明によればまた、前記ベースは、X字
の四枝の各端部に対応してベースの長手方向に突出・収
容可能なアームを有する前記筐体を有する機器に用いる
架台装置が得られる。
【0009】本発明によればさらに、前記ナット片の位
置の可変範囲に応じた前記筐体取付用ボルトの逃げのた
めの長孔を有し、前記ベースに取り付けられるカバープ
レートを有し、前記ナット片は、前記カバープレートに
よってベースに保持される前記筐体を有する機器に用い
る架台装置が得られる。この場合、前記2本のベースが
ピンボルトによって互いに重ねて結合され、上側に重ね
られるベースの前記カバープレートはその少なくとも一
部が前記ピンボルトによって保持され、下側に重ねられ
るベースの前記カバープレートはその少なくとも一部が
上側に重ねられるベースによって保持されてもよい。
【0010】本発明によればまた、複数種類の筐体取付
用ボルトに対応して、複数種類のナット片を予め有する
前記筐体を有する機器に用いる架台装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による筐体を有する機器に用いる架台装置を
説明する。
【0012】図1は本発明による架台装置を示す分解斜
視図(筐体をも示す)であり、図2は本架台装置の使用
状態を示す斜視図であり、図3は使用状態にある本架台
装置の縦断面図である。
【0013】図1〜図3において、架台装置10は、そ
れぞれ長手方向を有し、交差角度のみを可変にX字状に
互いに重ねて結合された2本のベース11および12
と、X字の四枝のそれぞれに対応してベース11、12
の長手方向の位置のみを可変にベース11、12に保持
されたナット片15とを有している。
【0014】2本のベース11および12は、ピンボル
ト16によって互いに重ねて結合される。即ち、ベース
11の中心部の孔は貫通孔であり、ベース12の中心部
の孔はピンボルト16が螺合するボルト孔となってい
る。各ナット片15は、角板状を呈しており、その板幅
よりも僅かに広い幅を持つベース11、12に形成され
た案内溝部111、121内に収容される。これによっ
て、ベース長手方向に直角な方向の動きは規制される。
【0015】ベース11、12上には、カバープレート
13、14が取り付けられ、ナット片15は、上下方向
の動きも規制される。カバープレート13、14には、
ナット片15の可変範囲に応じた筐体取付用ボルトの逃
げのための長孔を有している。尚、本例では、カバープ
レート13、14はそれぞれ、ベース11、12に対し
て図示しないボルトによってボルトどめされているが、
これに限定はされない。例えば、ベース11、12の側
面に溝を形成しておき、ここにカバープレート13、1
4を挿入する構成や、カバープレート13の少なくとも
一部がピンボルト16によってベース11に保持される
一方、カバープレート14の少なくとも一部がベース1
1によってベース12に保持される構成とし、カバープ
レート取付用のボルトを削減または省略するようにして
もよい。
【0016】さらに、ベース11、12には、X字の四
枝の各端部に対応して、アーム17がボルト18により
ベース長手方向に突出・収容可能に取り付けられてい
る。アーム17には、長孔が形成されているので、所望
する突出量に調整した上で、ボルト18により確実に固
定できる。尚、アームの突出量の調整が不要な場合に
は、ベース11、12の先端部に回動タイプのアームを
取り付け、突出・収容するようにしてもよい。
【0017】さて、以上説明した構造の架台装置10に
は、チャンネルベース60が、ボルト70(図3にのみ
図示)をナット片15に螺入することによって取り付け
られる。さらに、チャンネルベース60には、筐体50
が別途取り付けられる。即ち、筐体50は、チャンネル
ベース60を介して架台装置10に取り付けられる。
【0018】次に、図4〜図6を参照して、使用方法
等、架台装置10をさらに詳しく説明する。
【0019】図4に示すように、X字状に結合されたベ
ース11および12は、任意の角度θに自在に動くこと
ができる。これと共に、ナット片15は、各ベース1
1、12に設けられた案内溝部111、121内を任意
の位置rへ自在に動くことができる。これにより、図5
(a)および(b)に示すように、取付ピッチ異なる筐
体50、50′(チャンネルベース)のそれぞれに対し
て、角度θ、位置rを調整することにより、取付け可能
である。
【0020】また、アーム17は、ベース11、12の
側面溝に差し込まれ、アーム側面の長孔を通しベースへ
アーム固定ベルト16によりスライドできるように固定
されている。これにより、図6(a)〜(d)に示すよ
うに、筐体50′(図6(a)および(c))と底面が
同じ形状およびサイズではあるものの、筐体50′の重
心51′よりも重心51′′が高く、転倒しやすい筐体
50′′(図6(b)および(d))に取り付けた場合
にも対処できる。即ち、図6(b)および(d)のよう
に、ボルト18を緩めてアーム17を外側へ引き出し、
ベース11、12の長さを延長したかのごとくすること
により、転倒角52′′を例えば転倒角52′(図6
(a)および(c))と同じ程に大きく確保できる。
【0021】次に、本発明の実施の他の形態として、複
数種類の筐体取付用ボルトに対応して、図7に示すよう
に、複数種類のナット片(本例では、ナット片15、1
9)をベース11、12の案内溝部内に予め備えておけ
ば、取付孔径の異なる筐体や複数種類の筐体取付用ボル
トにも対応可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明による筐体を有する機器に用いる
架台装置は、それぞれ長手方向を有し、交差角度のみを
可変にX字状に互いに重ねて結合された2本のベース
と、X字の四枝のそれぞれに対応してベースの長手方向
の位置のみを可変にベースに保持されたナット片とを有
し、ナット片に筐体取付用ボルトが螺入されるため、汎
用性が高く、工業的量産性に優れている。即ち、取付け
る筐体に合わせてナット片を任意の位置へ変更でき、様
々な取付ピッチを持つ筐体へ取付けることが可能であ
り、1つの架台装置を種々の機器に、くり返し使用する
ことができる。
【0023】また、X字の四枝の各端部に対応してベー
スの長手方向に突出・収容可能なアームをベースに備え
れば、筐体の転倒防止効果に優れると共に、筐体の設置
に関して使い勝手がよい。即ち、筐体の重心の高さに応
じてアームを突出することができ、底面が小さく重心の
高い転倒しやすい筐体であっても、アンカーボルトで設
置面に固定して使い勝手が悪化することなく、確実に筐
体の転倒を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による架台装置を示す分解
斜視図である。
【図2】図1に示す架台装置の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図3】図2に示す架台装置の縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態による架台装置を説明する
ための図である。
【図5】(a)および(b)のどちらも、本発明の実施
の形態による架台装置を説明するための図である。
【図6】(a)〜(d)のいずれも、本発明の実施の形
態による架台装置を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の他の形態による架台装置を説明
するための図である。
【符号の説明】
10 架台装置 11、12 ベース 13、14 カバープレート 15、19 ナット片 16 ピンボルト 17 アーム 50 筐体 60 チャンネルベース 111、121 案内溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ長手方向を有し、交差角度のみ
    を可変にX字状に互いに重ねて結合された2本のベース
    と、X字の四枝のそれぞれに対応してベースの長手方向
    の位置のみを可変にベースに保持されたナット片とを有
    し、ナット片には、筐体取付用ボルトが螺入されること
    を特徴とする筐体を有する機器に用いる架台装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースは、X字の四枝の各端部に対
    応してベースの長手方向に突出・収容可能なアームを有
    する請求項1記載の筐体を有する機器に用いる架台装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ナット片の位置の可変範囲に応じた
    前記筐体取付用ボルトの逃げのための長孔を有し、前記
    ベースに取り付けられるカバープレートを有し、前記ナ
    ット片は、前記カバープレートによってベースに保持さ
    れる請求項1または2に記載の筐体を有する機器に用い
    る架台装置。
  4. 【請求項4】 前記2本のベースは、ピンボルトによっ
    て互いに重ねて結合され、上側に重ねられるベースの前
    記カバープレートはその少なくとも一部が前記ピンボル
    トによって保持され、下側に重ねられるベースの前記カ
    バープレートはその少なくとも一部が上側に重ねられる
    ベースによって保持される請求項3記載の筐体を有する
    機器に用いる架台装置。
  5. 【請求項5】 複数種類の筐体取付用ボルトに対応し
    て、複数種類のナット片を予め有する請求項1乃至4の
    いずれかに記載の筐体を有する機器に用いる架台装置。
JP7288865A 1995-11-07 1995-11-07 筐体を有する機器に用いる架台装置 Expired - Lifetime JP2738404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7288865A JP2738404B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 筐体を有する機器に用いる架台装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7288865A JP2738404B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 筐体を有する機器に用いる架台装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09135093A true JPH09135093A (ja) 1997-05-20
JP2738404B2 JP2738404B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=17735760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7288865A Expired - Lifetime JP2738404B2 (ja) 1995-11-07 1995-11-07 筐体を有する機器に用いる架台装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2738404B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198150A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Nec Corp 転倒防止用レベラ
JP2008228045A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 衛星追尾用アンテナ装置
JP2009043989A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd レール式耐震構造及びそれに用いられるカバー部材
JP2017220534A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 固定方法、電気設備

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092868U (ja) * 1983-12-01 1985-06-25 パイオニア株式会社 キヤスタ−台座
JPH03266496A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Fujitsu Ltd 移動用電子回路機器の固定機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092868U (ja) * 1983-12-01 1985-06-25 パイオニア株式会社 キヤスタ−台座
JPH03266496A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Fujitsu Ltd 移動用電子回路機器の固定機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198150A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Nec Corp 転倒防止用レベラ
JP2008228045A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 衛星追尾用アンテナ装置
JP2009043989A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd レール式耐震構造及びそれに用いられるカバー部材
JP2017220534A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 固定方法、電気設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2738404B2 (ja) 1998-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080226282A1 (en) Camera Installation Device
WO2009148053A1 (ja) 三脚支持装置、三脚装置、三脚用支持部材および三脚支持方法
US6988698B2 (en) Appliance mounting apparatus
JPH0667021B2 (ja) スピーカ容器
DE50113776D1 (de) Geräteverbund mit mindestens zwei Roboter und einem Steuerschrank
JP2738404B2 (ja) 筐体を有する機器に用いる架台装置
US6700798B2 (en) Circuit board mounting standoff and method of using same
KR101757909B1 (ko) 빔프로젝터 설치용 브라켓
US5347088A (en) Electrical junction box
KR200373924Y1 (ko) 단락 회로부 터미널 단자대
JP2004522317A (ja) 平らな製品を支持する装置
WO2007020612A1 (en) A Rack Mounting Assembly for Computer Enclosures
KR100713772B1 (ko) 슬라이드식 가변형 마운팅 브라켓
JPH0715155Y2 (ja) 電子機器本体を設置するための脚具の取付け構造
KR0137406Y1 (ko) 배선덕트 지지용 브래킷
JP3112837U (ja) 棚用落下防止具
JP4364055B2 (ja) 盤内付属装置取付金具
JP2000340047A (ja) ワイヤハーネス用布線治具
EP0756441B1 (de) Vorschaltgerät mit montierbarer Lampenfassung
KR970008519B1 (ko) 모니터용 스탠드
JP2004137831A (ja) メッシュフェンス用のストレート継手並びにコーナ継手及び継手座金
JP2004055981A (ja) 機器収納用ラック
KR19980058786U (ko) 교육용 실습장비의 모듈베이스
KR20060118140A (ko) 등기구 승강장치
JPH07250141A (ja) 電子機器の壁面取付け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971217