JP3112837U - 棚用落下防止具 - Google Patents

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春雄 川本
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株式会社パイオニアテック
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Abstract

【課題】棚板への取付の自由度が高く、また棚板から外れにくい。
【解決手段】複数のスタンドピン1と、スタンドピン1にわたって張り渡されるワイヤ2からなり、スタンドピン1は、木ネジ3により棚板P上面に固定される台座4と、台座4の雄ネジ部4aに着脱自在な雌ネジ部6bを有するピン本体5と、ピン本体5に設けられたワイヤ装着溝8にワイヤ2を嵌入して固定可能な固定ビス9とを具備した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、たとえば陳列棚などに取付けられて棚板から載置物の落下を防止するための棚用落下防止具(コロビ止め)に関する。
従来、棚板に取付けられて載置物の落下を防止するものは、たとえば特許文献1に見られるように、落下防止用のガード(枠材)を起伏自在に設けたもののように、棚板に枠材を取り付けるのが一般的である。
このような落下防止具の基本的な構成は、図6に示すように、棚板51に木ネジ52によりスタンド支柱53を立設固定し、装着孔55を有するキャップ54のロッド部54aを前記スタンド支柱53の縦孔53aに嵌合してビス56止めし、複数のスタンド支柱53のキャップ54の装着孔55間に、渡しロッド57を嵌合して取り付けるものである。
実開平5−72257号公報
しかしながら、従来の落下防止具では、渡しロッド57の長さや位置に合わせてスタンド支柱を精度良く立設する必要があり、さらにキャップ54の装着孔55は、渡しロッド57の両端部、中間部、90°の交差部など複数種類を容易する必要があり、このため、取付の自由度が低いという問題があった。またスタンド支柱53が傾いたり、キヤップ54が外れたりして渡しロッド57の一端がスタンド支柱53から外れると、渡しロッド57の他端も外れやすくなり、載置物の落下につながるおそれがあった。
本考案は上記問題点を解決して、棚板への取付が容易でかつ自由度が高く、また棚板から外れにくい棚用落下防止具を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、棚板に取付けられて載置物の落下や移動を防止する棚用落下防止具であって、複数のスタンドピンと、前記スタンドピン間にわたって張り渡されるワイヤからなり、前記スタンドピンは、ピン固定具により棚板に固定されるネジ部付き台座と、前記台座のネジ部に嵌合されるネジ部を有するピン本体と、前記ピン本体に設けられたワイヤ装着溝に、前記ワイヤを嵌入して固定可能なワイヤ固定具とを具備したものである。
請求項2記載の考案は、ピン本体を、ネジ部を有する基台部と、該基台部の上部に垂直軸心回りに回転自在に取付けられてワイヤ装着溝を有する連結部とで構成したものである。
請求項3記載の考案は、連結部にワイヤ装着溝を上方から横断する方向に形成し、ワイヤ固定具を、前記ワイヤ装着溝に上方から形成されたネジ溝に螺合される固定ビスとしたものである。
請求項1記載の考案によれば、ピン固定具により棚板の所定位置に台座を取り付け、台座にネジ部を介してピン本体を螺着し、ワイヤをスタンドピンのワイヤ装着溝に挿入して、ワイヤを緊張させた状態でワイヤ固定具でワイヤを固定することにより、棚板に装着する。したがって、ワイヤが自在に折り曲げられることから、ワイヤ装着溝の形態も1種類でよく、またスタンドピンを任意位置に立設することができてスタンドピンの位置精度を要求されることがない。これにより取付の自由度を向上させることができる。さらにピン本体は、ワイヤに連結されていることから回転して台座から離脱することがない。さらに一箇所のスタンドピンが外れたり、スタンドピンからワイヤが外れ緩むことがあっても、隣接するスタンドピンが外れたり、隣接するスタンドピンからワイヤが外れにくい。
請求項2記載の考案によれば、ワイヤ装着溝が形成された連結部を基台部に回転自在に設けたので、台座に対するピン本体の締め付け固定位置に関係なくワイヤ装着溝の方向を自在に設定できるので、ワイヤ張設方向の自由度が増大する。
請求項3記載の考案によれば、固定ビスにより、ワイヤを緊張した状態でワイヤを固定すればよく、容易かつ短時間でワイヤを装着することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態]
図1〜図3に示すように、この棚用落下防止具は、棚板Pに立設固定される複数のスタンドピン1と、前記スタンドピン1にわたって張り渡されたワイヤ2から構成されている。前記スタンドピン1は、ピン固定具である木ネジ3により棚板Pの上面に固定される台座4と、台座4に着脱自在なピン本体5からなる。そしてピン本体5は、基台部6と、基台部6上に垂直軸心回りに回転自在に取付けられた連結部7とを具備し、前記連結部7にワイヤ装着溝8が形成されている。さらにワイヤ装着溝8に、ワイヤ2を嵌入して固定可能な固定ビス(ワイヤ固定具)9が装着される。
前記台座4は、外周部に雄ねじ部(ネジ部)4aが形成されるとともに、中心部に座ぐり面4cを有する貫通孔4bが形成されている。
前記基台部6は、下面に開口する中空部6aを有する円筒形で、中空部6aの下部に雌ねじ部(ネジ部)6bが形成されている。また上面の中心に連結孔6cが貫通されている。
前記連結部7は、上部が半球体部7aに形成され、下面に前記連結孔6cに回転自在に嵌合されるネック部7bが形成されている。このネック部7bは円筒状に形成され、連結孔6cに嵌合された後、かしめ具により下端側から押圧されて拡開されて取付けられ、回転自在でかつ抜け止めされている。また半球体部7aには、ワイヤ装着溝8が上方と左右側方に開口されて横断方向に形成され、その底部に沿ってワイヤ2が嵌入着底される。そして、ワイヤ装着溝8の中心位置で対向面に上方からネジ溝9a,9aが形成され、このネジ溝9aに固定ビス9が螺着されてワイヤ2が固定されている。
前記ワイヤ2は、鋼細線の縒り線2aに被覆樹脂2bがコーティングされており、切断しても縒り線2aがほつれることがなく、容易に切断することができるものである。
この落下防止具を棚板Pに取り付ける場合には、図4(a)に示すように、まず棚板Pの所定位置に、木ネジ3により台座4を固定する。次いで、図4(b)に示すように、各台座4にピン本体5をネジ部4a,6bを介して装着し、締め付けて固定する。
さらに、図4(c)に示すように、一端部のスタンドピン1のワイヤ装着溝8にワイヤ2の端部を嵌入し、固定ビス9を装着して締め付けワイヤ2の一端部を固定する。そしてワイヤ2を隣接するスタンドピン1のワイヤ装着溝8に順次嵌入して、ワイヤ2の他端部を引っ張って緊張させた状態で、一端側のスタンドピン1から順に固定ビス9を装着して締め付け、ワイヤ2を固定する。そして他端部のスタンドピン1にワイヤ2が固定されると、ワイヤ2の他端部を切断する。
上記構成によれば、ワイヤ2が自在に折り曲げられることから、スタンドピン1に形成するワイヤ装着溝8も横断方向に形成した直線状のもの1種類でよい。また図4(c)に示すように、スタンドピン1とスタンドピン1の間に棚板Pに固定された障害物があっても容易に迂回することができ、さらにスタンドピン1’のように、載置物や展示形態に対応して角度の異なる任意位置に立設することができ、設計の自由度を向上させることができる。さらにピン本体5は、ワイヤ5に連結されていることから回転して台座4から離脱することがない。さらに一箇所のスタンドピン1が外れたり、スタンドピン1からワイヤ2が外れて緩むことがあっても、隣接するスタンドピン1は、ワイヤ2で連結されているので、スタンドピン1からワイヤ2が外れたり、スタンドピン1が棚板Pから離脱することがない。
またワイヤ装着溝8が形成された連結部7を基台部6に回転自在に設けたので、台座4に対するピン本体5の締め付け固定位置に関係なくワイヤ装着溝8の方向を任意設定でき、ワイヤ2の張設方向の自由度を増大させることができる。さらに、固定ビス9により、緊張させたワイヤ2をスタンドピン1のワイヤ装着溝8に順次固定していけばよく、容易かつ短時間でワイヤ2をスタンドピン1に装着固定することができ、落下防止具を短時間で容易に装着することができる。
なお、ピン固定具として木ネジ3を使用したが、図5に示すように、固定ビス11とナット12とを使用することもでき、また棚板内に植設した打ち込みナットと固定ビスなどを使用することができる。
本考案に係る棚用落下防止具の実施の形態を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面図である。 同棚用落下防止具の分解正面断面図である。 同棚用落下防止具の分解斜視図である。 (a)〜(c)は同棚用落下防止具の取付手順を示す斜視図である。 同棚用落下防止具の変形例を示す側面部分断面図である。 従来の棚用落下防止具を示す正面断面図である。
符号の説明
P 棚板
1 スタンドピン
2 ワイヤ
3 木ネジ
4 台座
4a 雄ネジ部
5 ピン本体
6 基台部
6b 雌ネジ部
7 連結部
7a 半球体部
8 ワイヤ装着溝
9 固定ビス
9a ネジ溝

Claims (3)

  1. 棚板に取付けられて載置物の落下や移動を防止する棚用落下防止具であって、
    複数のスタンドピンと、前記スタンドピン間にわたって張り渡されるワイヤからなり、
    前記スタンドピンは、ピン固定具により棚板に固定されるネジ部付き台座と、
    前記台座のネジ部に嵌合されるネジ部を有するピン本体と、
    前記ピン本体に設けられたワイヤ装着溝に、前記ワイヤを嵌入して固定可能なワイヤ固定具とを具備した
    棚用落下防止具。
  2. ピン本体を、ネジ部を有する基台部と、該基台部の上部に垂直軸心回りに回転自在に取付けられてワイヤ装着溝を有する連結部とで構成した
    請求項1記載の棚用落下防止具。
  3. 連結部にワイヤ装着溝を上方から横断する方向に形成し、
    ワイヤ固定具を、前記ワイヤ装着溝に上方から形成されたネジ溝に螺合される固定ビスとした
    請求項2記載の棚用落下防止具。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017192506A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 小島工芸株式会社 棚家具及び棚部材

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