JPH09135047A - レーザパワーモニタおよびレーザ発振器 - Google Patents

レーザパワーモニタおよびレーザ発振器

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JPH09135047A
JPH09135047A JP34661895A JP34661895A JPH09135047A JP H09135047 A JPH09135047 A JP H09135047A JP 34661895 A JP34661895 A JP 34661895A JP 34661895 A JP34661895 A JP 34661895A JP H09135047 A JPH09135047 A JP H09135047A
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JP
Japan
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sensor
laser
integrating sphere
laser light
power monitor
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JP34661895A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Karasaki
秀彦 唐▲さき▼
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の強度を正確に、精度良く、周囲環
境の影響を受けることなく測定する。 【解決手段】 センサマウント44に検出側センサ43
および補償側センサ42を同梱した赤外線センサを熱伝
導性ペーストで良好な熱伝導を保ちながら取り付け、さ
らに前記センサを取り付けた積分球に同様にして良好な
熱伝導状態を保ちつつ取り付ける。センサマウント44
のうち積分球の内面に露出する部分には熱絶縁板1を介
してレーザの遮蔽板2を取り付け、センサマウント44
のレーザによる直接加熱を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲環境の影響を
受けることなく測定することができるレーザパワーモニ
タおよびそのレーザパワーモニタを実装するレーザ発振
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図面を参照しながら、従来の技術につい
て説明する。
【0003】図5において、51はルーツブロア、52
は熱交換器A、53は出力鏡、54は放電電極、55は
放電管、56は熱交換器B、57は終端鏡、58はレー
ザパワーモニタ、59は励起電源、60は光学ベンチで
ある。本レーザ発振器内に封入されたレーザガスはルー
ツブロア51により送り出され、熱交換器A52におい
てルーツブロア51の送風時に発生した圧縮熱を除去し
た後、放電管55に送り込まれる。放電管55の両端に
は出力鏡53と終端鏡57が設けられ、光学ベンチ60
により平行に対向して配置され共振器部を形成してい
る。そして、放電管55に入ったレーザガスは、励起電
源59から送電された電力により放電電極54間で放電
する。その後、前記共振器部を通り抜けたレーザガスは
放電により発生した熱を熱交換器B56で除去し、再び
ルーツブロア51に吸入され循環する。一方、放電管5
5内で放電したレーザガスでは、レーザ光が発生し、出
力鏡53と終端鏡57の間を共振しながら増幅され、そ
の一部が出力鏡53から出力される。そして、現在のレ
ーザ発振器は前記したレーザ光とは別に本来全反射であ
る前記終端鏡57からも0.5%以下の透過率を設け、
極微弱なレーザ光を取り出している。前記終端鏡57か
ら取り出されたレーザ光は、レーザパワーモニタ58に
入れてレーザ出力を監視するとともに、レーザ光強度の
測定結果を励起電源59に返すことでフィードバック制
御を行いレーザ出力の安定化を図っている。
【0004】次に従来から使用されているレーザパワー
モニタについて図面を使用しながら説明する。図4に
は、従来から使用されているレーザ光を積分球に入力し
て減衰させた後、その光の一部を赤外線センサに取り出
してレーザ光の強度を測定するレーザパワーモニタの一
例を示す。
【0005】図4において、41は積分球、42は補償
側センサ、43は検出側センサ、44はセンサマウン
ト、45は検出孔、46は入力ポートである。入力ポー
ト46から入射したレーザ光は、積分球41の内面で反
射と吸収を繰り返し積分球41内面に拡散される。拡散
されたレーザ光の一部はセンサを取り付けたポートから
センサ側に導光され、さらにその一部が検出孔45を通
って検出側センサに入力される。検出側センサ43およ
び補償側センサ42はセンサマウント44に取り付けら
れ、センサマウント44ごと積分球41に取り付けられ
る。検出側センサ43ではレーザ光の入射に伴う出力と
ともにレーザ光が入力ポート46より入射して積分球4
1を加熱することによる温度ドリフト分の出力が重畳さ
れて出力される。一方、補償側センサ42では、前記し
た温度ドリフト分が出力される。
【0006】そこで、検出側センサ43と補償側センサ
42の片端リードを接続し、差電圧を検出することでレ
ーザ出力を検出する。
【0007】さらに、図面を用いて従来から使用されて
いるレーザパワーモニタの赤外線センサのマウント方法
について説明する。図3には従来から使用されているレ
ーザパワーモニタの赤外線センサのマウント方法の一例
を示す。
【0008】図3において、31はセンサ本体、32は
シリコンなどの窓材、33はリード、34は反射板、3
5は固定板、36は前記反射板34を前記センサ本体3
1に取り付けているスポット熔接部であり、他は図4と
同じ構成である。
【0009】そして、積分球で減衰したレーザ光の一部
は、検出孔45を通って反射防止膜のコーティングを施
したシリコンなどの窓材32を通過して赤外線センサ内
部に進入する。前記赤外線センサ内部ではセンサ本体3
1にスポット熔接部36で固定された反射板34により
レーザ光を検出側センサ43に集め、検出側センサ43
でより大きい信号を発生するように赤外線センサ全体の
感度向上を図っている。補償側センサ42は検出側セン
サ43と同一パッケージ内に配置され、センサ本体内面
の黒体輻射を検出している。前記窓材32および反射板
34は検出側センサ43側のみに設けられ、センサ全体
は外部環境の影響を配慮して、窒素封入した後気密パッ
ケージ化される。このように構成された赤外線センサを
センサマウント44に取り付け、固定板35で固定し、
このセンサユニットを積分球に取り付ける。検出回路は
リード33と接続する。
【0010】センサ素子がサーモパイルである場合、補
償側センサ42と検出側センサ43の片端を接続して差
電圧を取り出すことでレーザ出力が測定される。また、
サーミスタ(抵抗値変化型)である場合、補償側センサ
42および検出側センサ43の片端に共通の電圧を印加
して、各センサの他端に抵抗を取付けブリッジ回路を形
成し、補償側センサ42および検出側センサ43を並列
接続配置にして、各ブリッジ回路の中間電圧を取り出
し、差電圧を検出することでレーザ出力が測定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成においてはレーザ光が入力されることに伴い積分
球の温度が上昇するため微小ながら温度ドリフトが発生
したり、レーザ出力の急な変化時にオーバーシュートす
るという課題がある。本発明は、上記従来の課題を解決
するもので、レーザ光の強度を従来よりも正確に、精度
良く、周囲環境の影響を受けることなく測定する手段と
本測定手段を実装してレーザ出力の安定化を図ったレー
ザ発振器を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記する従来の
課題を解決するために、解決手段の1つ(以下解決手段
1という)としては、赤外線センサを良好な熱伝導状態
を保ちながら積分球に取り付けるとともに、前記赤外線
センサの表面のうち検出孔を除く積分球の内面に露出す
る部分に熱絶縁を施した遮蔽板を設けたレーザパワーモ
ニタとしたものである。
【0013】また、他の手段としての解決手段の1つ
(以下解決手段2という)としては、赤外線センサ内部
に配置された各素子周辺に設けられた反射板がパッケー
ジと良好な熱伝導状態をもつ一体構造か、または検出側
センサおよび検出側センサの両方に同じ熱抵抗で設けら
れているレーザパワーモニタとしたものである。
【0014】また、前記解決手段1,2と異なる解決手
段(以下解決手段3という)としては、補償側センサ素
子の視野に赤外線センサを取り付けたセンサマウントの
裏面が入る内部配置を有し、前記補償側センサ素子に前
記赤外線センサを取り付けたセンサマウントの裏面の黒
体輻射を検出させるようにしたレーザパワーモニタとし
たものである。
【0015】また、前記解決手段1,2,3と異なる解
決手段(以下解決手段4という)としては、検出側セン
サ素子と補償側センサ素子が同一パッケージ内に同梱さ
れた赤外線センサを使用し、かつ前記赤外線センサのパ
ッケージ内部を真空気密パッケージ構造のレーザパワー
モニタとしたものである。
【0016】そして、上記の解決手段1,2,3,4は
何れも周囲環境の影響を受けないようにレーザ光の強度
を測定することができるものである。
【0017】また、本発明のレーザ発振器は前記する解
決手段1,2,3,4の何れかを備えたものであり、そ
の構成によりレーザ光の強度を従来より精度良く測定す
ることができ、その強度を用いて励起電源にフィードバ
ック制御して、極めて安定化したレーザ出力のあるレー
ザ発振器を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】前記の課題を解決するために、請
求項1に記載の発明は、赤外線センサを良好な熱伝導状
態を保ちながら積分球に取り付けるとともに、前記赤外
線センサの表面のうち検出孔を除く積分球の内面に露出
する部分に熱絶縁を施した遮蔽板を設けたことにより、
レーザ光の入射による積分球の温度上昇に伴う温度ドリ
フトを従来より抑制し、より正確により精度良くレーザ
強度を測定する作用を備えている。
【0019】すなわち、積分球に入射したレーザ光は、
理論的には積分球内面で反射・吸収を繰り返し均質に減
衰される。しかし、現実は積分球の内面の加工精度や内
面の表面処理などの関係で均質な分布を得ることが困難
で、センサの取り付けポートの位置によっては強いレー
ザ光が進入することがある。強いレーザ光が局所的に進
入すると例えば従来例である図3に示した赤外線センサ
のマウント方法ではセンサマウント44に局所的に加熱
される部分ができ、補償側センサ42と検出側センサ4
3間の位置により、微妙な温度ムラが発生する。検出側
センサ43にはレーザ入力とともに検出側センサ43の
周辺および積分球内面の黒体輻射が入力され、一方、補
償側センサ42には補償側センサ42の周囲の黒体輻射
が入力されるため、このように局所加熱による温度ムラ
が発生すると厳密には温度ドリフトを相殺できない。理
想的には、検出側センサ43にはレーザ光と積分球内面
の黒体輻射、そして積分球内面の温度に一致しかつ積分
球内面の輻射率に等しい検出側センサ43の周囲からの
黒体輻射入力されることが求められる。
【0020】ところが、請求項1に記載の本発明では、
前記赤外線センサの表面のうち検出孔45を除く積分球
の内面に露出する部分に熱絶縁を施した遮蔽板を取り付
け、レーザ光によるセンサマウント44の局所的な直接
加熱を防止すると同時に、赤外線センサを良好な熱伝導
状態を保ちながら積分球に取り付けることで、積分球か
らの熱伝導による加熱以外加熱源を絶つことが可能で、
赤外線センサおよびセンサマウント44の温度を積分球
に一致させることができる。一般に同種の金属であれば
温度が均一であり、赤外線センサパッケージ内面および
積分球の内面からの輻射率はほぼ等しいため、積分球の
温度にセンサの温度を均一に一致させることでレーザ光
の入射による積分球の温度上昇に伴う温度ドリフトを厳
密に抑制することができる。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、赤外線セ
ンサ内部に配置された各素子周辺に設けられた反射板が
パッケージと良好な熱伝導状態をもつ一体構造か、また
は検出側センサおよび検出側センサの両方に同じ熱抵抗
で反射板が設けられているために、レーザ出力の急な変
化時にオーバーシュートする課題を解決し、外部環境か
らの影響を受けることなく正確に精度良くレーザ強度を
測定する作用を備えている。
【0022】すなわち、従来使用されている赤外線セン
サの例として図3に示す従来の赤外線センサはセンサの
感度向上のため反射板34がセンサ内に設けてあり、反
射板34により入射した赤外線を検出側センサ43に集
光する機構が設けられている。そして、レーザの入力が
変化すると前述したように積分球からの熱伝導により赤
外線センサ本体が加熱または冷却される。その時、スポ
ット熔接部36など比較的熱伝導の悪い構造をもつ反射
板34などの内部構造物が検出側センサ43または補償
側センサ42のどちらか片側にあると、反射板34など
の内部構造物がセンサ本体31に比較して熱時定数が遅
く反応(加熱または冷却)するため、内部構造物とセン
サ本体31が熱平衡になるまでの間、補償側センサ42
と検出側センサ43に入力される黒体輻射エネルギーに
微差が発生し、この微差がセンサ出力信号のオーバーシ
ュートとして検出される。
【0023】そこで、この現象をなくすには、検出側セ
ンサ43と補償側センサ42の周囲の黒体輻射の熱時定
数を一致させる必要があり、そのため赤外線センサ内部
に配置された各素子周辺に設けられた反射板34など内
部構造物がパッケージと良好な熱伝導状態をもつ一体構
造にして補償側センサ42と検出側センサ43の黒体輻
射時定数を一致させるか、または補償側センサ42およ
び検出側センサ43の両方に同じ熱抵抗で反射板34な
ど内部構造物を設けることで補償側センサ42と検出側
センサ43に入射する黒体輻射エネルギーを時間的に一
致させることが可能となり、前述したレーザ出力の急な
変化時にオーバーシュートする課題を解決し、外部環境
からの影響を受けることなく正確に精度良くレーザ強度
を測定することができる。
【0024】また、請求項3に記載の発明は、補償側セ
ンサ素子の視野に赤外線センサを取り付けたセンサマウ
ントの裏面が入る内部配置を有し、前記補償側センサ素
子に前記赤外線センサを取り付けたセンサマウントの裏
面の黒体輻射を検出させるようにしたもので、レーザ光
の入射による積分球の温度上昇に伴う温度ドリフトを従
来より抑制し、より正確により精度良くレーザ強度を測
定するための作用を備えている。
【0025】すなわち、レーザ光の入射による積分球の
温度上昇に伴う温度ドリフトを抑制するには、従来例を
示す図3における検出側センサ43にはレーザ光と積分
球内面の黒体輻射、そして積分球内面の温度に一致しか
つ積分球内面の輻射率に等しい検出側センサ43の周囲
からの黒体輻射入力されることが求められる。
【0026】そして、図3に示したマウント方法による
と補償側センサ42はセンサパッケージ内面の黒体輻射
を検出することになる。一方、検出側センサは積分球内
面の黒体輻射とレーザ光を反射板34を用いて効率良く
検出することになる。センサパッケージ内面の黒体輻射
は積分球からセンサマウント44に伝わり、さらにセン
サパッケージに伝わる熱伝導が主な支配因子であり、こ
の間に積分球とセンサマウント44間およびセンサマウ
ント44とセンサパッケージ間の2ケ所に接触熱抵抗を
有する。積分球とセンサマウント44間は接触面積や熱
伝導性ペーストを用いて熱抵抗の低減が可能であるが、
センサマウントとセンサパッケージ間は有効な熱抵抗低
減方法がない。
【0027】そこで、補償側センサ42に入射する黒体
輻射エネルギーを積分球の黒体輻射エネルギーに一致さ
せるため、補償側センサ42の視野に積分球の温度とほ
ぼ等しいセンサマウントの裏面を入れ、検出側センサ4
3と同様の黒体輻射エネルギーを入射させることで、レ
ーザ光の入射による積分球の温度上昇に伴う温度ドリフ
トを抑制し、より正確により精度良くレーザ強度を測定
することができる。
【0028】また、請求項4に記載の発明は、検出側セ
ンサ素子と補償側センサ素子が同一パッケージ内に同梱
された赤外線センサを使用し、かつ前記赤外線センサの
パッケージ内部を真空気密パッケージとしたことによ
り、レーザ出力の急な変化時にオーバーシュートする課
題を解決し、外部環境からの影響を受けることなく正確
に精度良くレーザ強度を測定する作用がある。
【0029】すなわち、従来の技術にも記述した通り、
赤外線センサは周囲環境により素子特性が変化しないよ
うに窒素封入され気密パッケージに収められている。
【0030】そして、レーザ光がセンサに入力される
と、多かれ少なかれセンサ内部の部品やガスも加熱され
る。レーザ出力が急に変化すると従来例として示す図3
において検出側センサ43の熱の収支はレーザ光の変化
と周囲の黒体輻射の変化以外に封入された窒素ガスによ
る熱の対流運搬がある。検出孔45がありレーザ光が入
射する検出側センサ43の場合、周辺には比較的温かい
窒素ガスが存在するため検出側センサ43自体も温度が
上がりやすい。反面、補償側センサ42の場合、加熱源
が周囲からの黒体輻射とセンサパッケージと封入窒素ガ
スが熱交換した後、窒素ガスの対流で補償側センサ42
に達した場合に限られる。従って、センサパッケージ内
に封入されたガスが対流により均一な温度になるまでの
間、補償側センサ42と検出側センサ43の検知した温
度に微差が発生し、センサ出力がオーバーシュートす
る。
【0031】そこで、この影響をなくすためセンサ内部
の封入ガスをないものとし真空パッケージ化すること
で、レーザ出力の急な変化時にオーバーシュートする課
題を解決し、外部環境からの影響を受けることなく正確
に精度良くレーザ強度を測定することができる。
【0032】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の解決手段1の発明に係るレーザパワーモニタを
実装したレーザ発振器であって、レーザ光の入射による
積分球の温度上昇に伴う温度ドリフトを抑制し、より正
確により精度良くレーザ出力を安定化する作用がある。
【0033】すなわち、積分球に入射したレーザ光は、
理論的には積分球内面で反射・吸収を繰り返し均質に減
衰される。しかし、現実は積分球の内面の加工精度や内
面の表面処理などの関係で均質な分布を得ることが困難
で、センサの取り付けポートの位置によっては強いレー
ザ光が進入することがある。強いレーザ光が局所的に進
入すると例えば従来例である図3に示した赤外線センサ
のマウント方法ではセンサマウント44に局所的に加熱
される部分ができ、補償側センサ42と検出側センサ4
3間の位置により、微妙な温度ムラが発生する。検出側
センサ43にはレーザ入力とともに検出側センサ43の
周辺および積分球内面の黒体輻射が入力され、一方、補
償側センサ42には補償側センサ42の周囲の黒体輻射
が入力されるため、このように局所加熱による温度ムラ
が発生すると厳密には温度ドリフトを相殺できない。理
想的には、検出側センサ43にはレーザ光と積分球内面
の黒体輻射、そして積分球内面の温度に一致しかつ積分
球内面の輻射率に等しい検出側センサ43の周囲からの
黒体輻射入力されることが求められる。
【0034】本発明では、前記赤外線センサの表面のう
ち検出孔45を除く積分球の内面に露出する部分に熱絶
縁を施した遮蔽板を取り付け、レーザ光によるセンサマ
ウント44の局所的な直接加熱を防止すると同時に、赤
外線センサを良好な熱伝導状態を保ちながら積分球に取
り付けることで、積分球からの熱伝導による加熱以外加
熱源を絶つことが可能で、赤外線センサおよびセンサマ
ウント44の温度を積分球に一致させることができる。
一般に同種の金属であれば温度が均一であり、赤外線セ
ンサパッケージ内面および積分球の内面からの輻射率は
ほぼ等しいため、積分球の温度にセンサの温度を均一に
一致させることでレーザ光の入射による積分球の温度上
昇に伴う温度ドリフトを厳密に抑制することができる。
【0035】このようにして、厳密にレーザ光の入射に
よる積分球の温度上昇に伴う温度ドリフトを抑制するこ
とができるレーザパワーモニタを実装し、その出力信号
を用いて励起電源をフィードバック制御することで、レ
ーザ出力は極めて安定化する。
【0036】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
に記載の解決手段2の発明によるレーザパワーモニタを
有するものである。従って、レーザ出力の急な変化時に
オーバーシュートする課題を解決し、外部環境からの影
響を受けることなく正確に精度良くレーザ出力を安定化
させる作用がある。従来例として示した図3を用いて説
明する。
【0037】すなわち、従来の赤外線センサは赤外線セ
ンサの感度向上のため反射板34がセンサ内に設けてあ
り、反射板34により入射した赤外線を検出側センサ4
3に集光する機構が設けられている。そして、レーザの
入力が変化すると積分球からの熱伝導により赤外線セン
サ本体が加熱または冷却される。その時、スポット熔接
部36など比較的熱伝導の悪い構造をもつ反射板34な
どの内部構造物が検出側センサ43または補償側センサ
42のどちらか片側にあると、反射板34などの内部構
造物がセンサ本体31に比較して熱時定数が遅く反応
(加熱または冷却)するため、内部構造物とセンサ本体
31が熱平衡になるまでの間、補償側センサ42と検出
側センサ43に入力される黒体輻射エネルギーに微差が
発生し、この微差がセンサ出力信号のオーバーシュート
として検出される。
【0038】そこで、この現象をなくすには、検出側セ
ンサ43と補償側センサ42の周囲の黒体輻射の熱時定
数を一致させる必要があり、そのため赤外線センサ内部
に配置された各素子周辺に設けられた反射板34など内
部構造物がパッケージと良好な熱伝導状態をもつ一体構
造にして補償側センサ42と検出側センサ43の黒体輻
射時定数を一致させるか、または補償側センサ42およ
び検出側センサ43の両方に同じ熱抵抗で反射板34な
ど内部構造物を設けることで補償側センサ42と検出側
センサ43に入射する黒体輻射エネルギーを時間的に一
致させることが可能となり、前述したレーザ出力の急な
変化時にオーバーシュートする課題を解決できる。
【0039】このようにして、レーザ出力の急な変化時
にオーバーシュートする課題を解決し、外部環境からの
影響を受けることなく正確に精度良くレーザ強度を測定
するレーザパワーモニタを実装し、その出力信号を用い
て励起電源をフィードバック制御することで、レーザ出
力は極めて安定化する。
【0040】また、請求項7に記載の発明は、請求項3
に記載の解決手段3の発明によるレーザパワーモニタを
有するものである。従って、レーザ光の入射による積分
球の温度上昇に伴う温度ドリフトを抑制し、より正確に
より精度良くレーザ出力を安定化する作用がある。
【0041】すなわち、従来例として示す図3におい
て、レーザ光の入射による積分球の温度上昇に伴う温度
ドリフトを抑制するには、検出側センサ43にはレーザ
光と積分球内面の黒体輻射、そして積分球内面の温度に
一致しかつ積分球内面の輻射率に等しい検出側センサ4
3の周囲からの黒体輻射入力されることが求められる。
【0042】そこで、図3に示したマウント方法による
と補償側センサ42はセンサパッケージ内面の黒体輻射
を検出することになる。一方、検出側センサは積分球内
面の黒体輻射とレーザ光を反射板34を用いて効率良く
検出することになる。センサパッケージ内面の黒体輻射
は積分球からセンサマウント44に伝わり、さらにセン
サパッケージに伝わる熱伝導が主な支配因子であり、こ
の間に積分球とセンサマウント44間およびセンサマウ
ント44とセンサパッケージ間の2ケ所に接触熱抵抗を
有する。積分球とセンサマウント44間は接触面積や熱
伝導性ペーストを用いて熱抵抗の低減が可能であるが、
センサマウントとセンサパッケージ間は有効な熱抵抗低
減方法がない。
【0043】そこで、補償側センサ42に入射する黒体
輻射エネルギーを積分球の黒体輻射エネルギーに一致さ
せるため、補償側センサ42の視野に積分球の温度とほ
ぼ等しいセンサマウントの裏面を入れ、検出側センサ4
3と同様の黒体輻射エネルギーを入射させることで、レ
ーザ光の入射による積分球の温度上昇に伴う温度ドリフ
トを抑制することができる。
【0044】このようにして、厳密にレーザ光の入射に
よる積分球の温度上昇に伴う温度ドリフトを抑制するこ
とができるレーザパワーモニタを実装し、その出力信号
を用いて励起電源をフィードバック制御することで、レ
ーザ出力は極めて安定化する。
【0045】また、請求項8に記載の発明は、請求項4
に記載の解決手段4の発明によるレーザパワーモニタを
有するものである。従って、レーザ出力の急な変化時に
オーバーシュートする課題を解決し、外部環境からの影
響を受けることなく正確に精度良くレーザ出力を安定化
させる作用がある。従来例として示す図3を参照しなが
ら説明する。
【0046】赤外線センサは周囲環境により素子特性が
変化しないように窒素封入され気密パッケージに収めら
れている。レーザ光がセンサに入力されると、多かれ少
なかれセンサ内部の部品やガスも加熱される。レーザ出
力が急に変化すると検出側センサ43の熱の収支はレー
ザ光の変化と周囲の黒体輻射の変化以外に封入された窒
素ガスによる熱の対流運搬がある。検出孔45がありレ
ーザ光が入射する検出側センサ43の場合、周辺には比
較的温かい窒素ガスが存在するため検出側センサ43自
体も温度が上がりやすい。反面、補償側センサ42の場
合、加熱源が周囲からの黒体輻射とセンサパッケージと
封入窒素ガスが熱交換した後、窒素ガスの対流で補償側
センサ42に達した場合に限られる。従って、センサパ
ッケージ内に封入されたガスが対流により均一な温度に
なるまでの間、補償側センサ42と検出側センサ43の
検知した温度に微差が発生し、センサ出力がオーバーシ
ュートする。
【0047】そこで、この影響をなくすためセンサ内部
の封入ガスをないものとし真空パッケージ化すること
で、レーザ出力の急な変化時にオーバーシュートする課
題を解決できる。
【0048】このようにして、レーザ出力の急な変化時
にオーバーシュートする課題を解決し、外部環境からの
影響を受けることなく正確に精度良くレーザ強度を測定
するレーザパワーモニタを実装し、その出力信号を用い
て励起電源をフィードバック制御することで、レーザ出
力は極めて安定化する。
【0049】(実施例)以下、図面を用いて本発明の一
実施例について図1を用いて説明する。
【0050】図1において、1は熱絶縁板、2は遮蔽
板、3は反射防止膜をコーティングしたシリコンなどの
窓材、4は反射板一体構造をもつセンサ本体、5は前述
したセンサ本体4と一体構造となった反射板であり、他
は図3および図4と同じである。本図を用いて本発明の
実施例の構成について説明する。
【0051】積分球で減衰したレーザ光の一部は、検出
孔45を通って反射防止膜のコーティングを施したシリ
コンなどの窓材3を通過して赤外線センサ内部に進入す
る。前記赤外線センサ内部ではレーザの入力が変化した
際に反射板5のセンサ本体4への取り付け部の熱抵抗に
より発生する補償側センサ42と検出側センサ43に入
力される黒体輻射エネルギーに微差によるセンサ出力信
号のオーバーシュートを防止するため、センサ本体4と
反射板5間の熱抵抗を低減し、センサ本体4と一体構造
を有する反射板5を設置し、レーザ光を検出側センサ4
3に集め、検出側センサ43でより大きい信号を発生す
るように赤外線センサ全体の感度向上を図っている。補
償側センサ42は検出側センサ43と同一パッケージ内
に配置され、補償側センサ42に入射する黒体輻射エネ
ルギーを積分球の黒体輻射エネルギーに一致させるた
め、補償側センサ42の視野に積分球の温度とほぼ等し
いセンサマウント44の裏面が入るよう反射防止膜のコ
ーティングを施したシリコンなどの窓材3を拡大して、
補償側センサ42と検出側センサ43に同じ黒体輻射エ
ネルギーを入射する工夫をすると同時に、補償側センサ
42の視野が検出側センサ43とほぼ同じになるように
前述と同様センサ本体4と一体構造を有する反射板5が
設置されている。センサ本体4は外部環境の影響および
検出孔45から入射するレーザ光が内部のガス体の対流
を引き起こし、補償側センサ42と検出側センサ43の
検知した温度に微差が発生することによるセンサ出力の
オーバーシュートを考慮して、真空気密パッケージ化さ
れている。
【0052】このように構成された赤外線センサをセン
サマウント44に取り付け、固定板35で固定し、さら
に前記赤外線センサの表面のうち検出孔45を除く積分
球の内面に露出する部分に熱絶縁板1を介して遮蔽板2
を取り付け、レーザ光によるセンサマウント44の局所
的な直接加熱を防止すると同時に、センサマウント44
と積分球間の熱伝導状態を良好に保ちながら熱伝導性ペ
ーストなどを用いて積分球に取り付ける。このように取
り付けることで、積分球からの熱伝導による加熱以外加
熱源を絶つことが可能で、センサマウント44の温度を
積分球に一致させることが可能で、補償側センサ42と
検出側センサ43に同じ黒体輻射エネルギーを入力する
ことができる。
【0053】このように取り付けられたレーザパワーモ
ニタには、赤外線センサのリード33に検出回路が接続
される。検出回路は、センサ素子がサーモパイルである
場合、補償側センサ42と検出側センサ43の片端を接
続して差電圧を取り出すことでレーザ出力の検出が可能
である。また、正温度抵抗素子(抵抗値変化型)である
場合、補償側センサ42および検出側センサ43の片端
に共通の電圧を印加して、各センサの他端に抵抗を取り
付けブリッジ回路を形成し、補償側センサ42および検
出側センサ43を並列接続配置にして、各ブリッジ回路
の中間電圧を取り出す検出回路を設けることで、差電圧
を検出しレーザ出力が測定される。
【0054】以上のように、本発明の実施例を採用する
ことでレーザ光が入力されることに伴い積分球の温度が
上昇するため微小ながら温度ドリフトが発生したり、レ
ーザ出力の急な変化時にオーバーシュートするような挙
動がなくなり、レーザ光の強度を正確に、精度良く、周
囲環境の影響を受けることなく測定することが可能であ
る。また、以上のようにして検出されたレーザ出力を励
起電源にフィードバックして制御することによりレーザ
出力は極めて安定化する。この様子を図2に示す。
【0055】図2において、(a)はレーザ出力指令、
(b)は従来の技術を用いた場合のレーザパワーモニタ
の出力信号、(c)は本発明を実施した場合のレーザパ
ワーモニタの出力信号を示している。本図(b)からも
明らかなように、従来の技術を用いた場合、出力指令値
の変更時にオーバーシュートが観測され、また大出力時
に積分球温度の上昇によるドリフトが顕著に認められ
る。本発明を実施したレーザパワーモニタの出力信号を
示す図2(c)を見ると極めて安定した値が検出されて
おり、レーザ出力指令変更時にもオーバーシュートは認
められず、また大出力時の温度ドリフトもない。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、レーザ光が入力
されることによる積分球の温度上昇に伴う微小な温度ド
リフトやレーザ出力の急な変化時にオーバーシュートす
るという課題を解決するもので、レーザ光の強度を従来
よりも正確に、精度良く、周囲環境の影響を受けること
なく測定する手段を有するレーザーパワーモニタと本レ
ーザパワーモニタを実装してレーザ出力の安定化を図っ
たレーザ発振器の提供を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレーザパワーモニタ
のセンサマウント部およびセンサ内部の要部側面図
【図2】センサ出力の本発明の例と従来例との比較図
【図3】従来のレーザパワーモニタのセンサマウント部
およびセンサ内部の要部側面図
【図4】従来のレーザパワーモニタの要部断面図
【図5】レーザパワーモニタを用いて励起電源をフィー
ドバック制御するレーザ発振器の説明図
【符号の説明】
1 熱絶縁板 2 遮蔽板 3 窓材 4 センサ本体 5 反射板 33 リード 35 固定板 42 補償側センサ 43 検出側センサ 44 センサマウント 45 検出孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタにおいて、前記赤
    外線センサを良好な熱伝導状態を保ちながら積分球に取
    り付けるとともに、前記赤外線センサの表面のうち検出
    孔を除く積分球の内面に露出する部分に熱絶縁を施した
    遮蔽板を取り付けたことを特徴としたレーザパワーモニ
    タ。
  2. 【請求項2】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタにおいて、前記赤
    外線センサ内部に配置された素子周辺に設けられた反射
    板がパッケージと良好な熱伝導状態をもつ一体構造であ
    るか、または検出側センサおよび検出側センサの両方に
    同じ熱抵抗で設けられている赤外線センサを用いたこと
    を特徴としたレーザパワーモニタ。
  3. 【請求項3】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタにおいて、補償側
    センサの視野に前記赤外線センサを取り付けたセンサマ
    ウントの裏面が入る内部配置を有し、前記補償側センサ
    に前記赤外線センサを取り付けたセンサマウントの裏面
    の黒体輻射を検出させるようにした内部構造をもつ赤外
    線センサを用いたことを特徴としたレーザパワーモニ
    タ。
  4. 【請求項4】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタにおいて、検出側
    センサと補償側センサが同一パッケージ内に同梱された
    赤外線センサを使用し、かつ前記赤外線センサのパッケ
    ージ内部を真空気密パッケージ構造を有している赤外線
    センサを用いたことを特徴としたレーザパワーモニタ。
  5. 【請求項5】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタを実装したレーザ
    発振器において、請求項1に係るレーザパワーモニタを
    実装したレーザ発振器。
  6. 【請求項6】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタを実装したレーザ
    発振器において、請求項2に係るレーザパワーモニタを
    実装したレーザ発振器。
  7. 【請求項7】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタを実装したレーザ
    発振器において、請求項3に係るレーザパワーモニタを
    実装したレーザ発振器。
  8. 【請求項8】 レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取り出してレーザ光
    の強度を測定するレーザパワーモニタを実装したレーザ
    発振器において、請求項4に係るレーザパワーモニタを
    実装したレーザ発振器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019163069A1 (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 三菱電機株式会社 レーザ発振装置
CN113161862A (zh) * 2021-04-23 2021-07-23 浙江法拉第激光科技有限公司 一种基于积分球的光学谐振腔及其实现方法

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