JPH102790A - レーザ出力検出器およびレーザ発振器 - Google Patents

レーザ出力検出器およびレーザ発振器

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JPH102790A
JPH102790A JP15393896A JP15393896A JPH102790A JP H102790 A JPH102790 A JP H102790A JP 15393896 A JP15393896 A JP 15393896A JP 15393896 A JP15393896 A JP 15393896A JP H102790 A JPH102790 A JP H102790A
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JP
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laser
sensor
output port
temperature
integrating sphere
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JP15393896A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Karasaki
秀彦 唐▲さき▼
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の強度を正確に、精度良く、周囲環
境の影響を受けることなく測定するレーザ出力検出器お
よびレーザ発振器を提供することを目的とする。 【解決手段】 検出用素子および補償用素子を同一ケー
ス内に内蔵した赤外線センサ6をセンサマウント7を介
して積分球10の第1出力ポート9に取付け、前記検出
用素子の取付位置に対向した積分球10に位置に第2出
力ポート11を設け、前記第2出力ポート11に温度補
償用チャンバ1を設け、かつ前記センサマウント7と温
度補償用チャンバ1が同じ温度になるように冷媒より制
御したレーザ出力検出器およびレーザ発振器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を正確
に、精度良く、周囲環境の影響を受けることなく測定す
ることが可能であるレーザ出力検出器およびレーザ発振
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図8,図9に沿って
説明する。図8は、レーザ光を積分球に入力して減衰さ
せた後、その光の一部を赤外線センサに取出してレーザ
光の強度を測定する従来のレーザ出力検出器を示した。
図8において、41は積分球、42は補償側赤外線セン
サ、43は検出側赤外線センサ、44はセンサマウン
ト、45は検出孔、46は入射ポート、47は出力ポー
トである。つぎに、従来のレーザ出力検出器の動作につ
いて説明する。入射ポート46から入射したレーザ光
は、積分球41の内面で反射と吸収を繰り返し積分球4
1内面に拡散される。拡散されたレーザ光の一部は出力
ポートからセンサマウント44側に導光され、さらにそ
の一部が検出孔45を通って検出側赤外線センサ43に
入力される。検出側赤外線センサ43ではレーザ光の入
射にともなう出力とともにレーザ光が入射ポート46よ
り入射して積分球41を加熱することによる温度ドリフ
ト分の出力が重畳されて出力される。一方、補償側赤外
線センサ42では、前記温度ドリフト分が出力される。
そこで、検出側赤外線センサ43と補償側赤外線センサ
42の片端リードを接続し、差電圧を検出することでレ
ーザ出力を検出する。ところが、前記積分球41内では
前記補償側赤外線センサ43入力された光エネルギ以外
全て前記積分球41内で最終的に吸収されるため、レー
ザ光によりレーザ出力検出器は加熱されることになる。
特に、入射したレーザ光を直接受ける前記第1回目の反
射領域Qはレーザ光が強く局所的に加熱されるため、前
記積分球に温度分布が発生する。そして、検出用および
補償用素子を同一ケース内に内蔵した前記赤外線センサ
の場合は前記センサマウント44を介して前記積分球4
1の前記出力ポート47に取付けられ、検出用赤外線素
子は前記検出孔45を通過してくるレーザ光と検出用赤
外線素子の視野内、つまり前記センサマウント44のと
取付け位置と対向した前記積分球41位置の領域内の黒
体輻射を検知する。一方、前記補償用赤外線素子は、前
記センサマウント44に固定されているため、前記セン
サマウント44近傍の黒体輻射を検出する。前記検出用
および前記補償用赤外線素子のバランス調整は停止時つ
まり前記積分球41の温度むらがない状態で実施される
ため本来前記検出用と前記補償用の前記赤外線素子には
同じ黒体輻射を入力する必要があるが、前述したように
レーザ光の入力により前記積分球41に温度むらが発生
すると前記検出用と前記補償用の赤外線素子に入射する
黒体輻射の微差だけ温度ドリフトを発生する。また、前
記補償用赤外線センサ42を前記検出用赤外線センサ4
3と同じ前記出力ポート47に取付けた場合、前記検出
用赤外線センサ43および前記補償用赤外線センサ42
のバランス調整は停止時つまり前記積分球41の温度む
らがない状態で実施されるため本来前記検出用赤外線セ
ンサ43と前記補償用赤外線センサ42は同じ黒体輻射
を入力する必要があるが、前述したようにレーザ光の入
力により前記積分球41に温度むらが発生すると前記検
出用赤外線センサ43と前記補償用赤外線センサ42に
入射する黒体輻射の微妙な差だけ温度ドリフトを発生す
る。
【0003】さらに、積分球41に対する検出用赤外線
センサ43および補償用赤外線センサ42の取付け位置
は、S/N比を改善したい要求から比較的レーザ光の強
度が強い入射レーザ光が第1回目の反射する方向に設置
されることが多い。ところが、実際の積分球41は一定
の熱容量を持つため、急激なレーザ入射条件の変化に伴
う温度変化が発生する時に特に前記積分球41に入射す
るレーザ光が直接照射される前記第1回目の反射領域Q
はその影響を受け急激に黒体輻射が変化する。一方、前
記補償用赤外線センサ42または前記補償用赤外線素子
が設置された前記センサマウント44は熱伝導により温
度変化をするので、黒体輻射を発生する2つの点におい
て温度変化に対する反応速度に差が発生し、前記補償用
赤外線素子と前記検出用赤外線素子または前記補償用赤
外線センサ42と前記検出用赤外線センサ43に入射す
る黒体輻射に微差が発生し、瞬間的な温度ドリフトまた
はオーバーシュートやアンダーシュートとして検出され
る。
【0004】つぎに、このようなレーザ出力検出器を設
けて、レーザ出力の安定化を図ったレーザ発振器につい
て、図9に沿って説明する。図9において、51はルー
ツブロア、52は第1熱交換器、53は出力鏡、54は
放電電極、55は放電管、56は第2熱交換器、57は
終端鏡、58はレーザ出力検出器、59は励起電源、6
0は光学ベンチである。
【0005】さらに、図9を参照しながらレーザ発振器
の動作について説明する。レーザ発振器内に封入された
レーザガスはルーツブロア51により送り出され、第1
熱交換器52においてルーツブロア51の送風時に発生
した圧縮熱を除去した後、放電管55に送り込まれる。
放電管55の両端には出力鏡53と終端鏡57が設けら
れ、光学ベンチ60により平行に対向して配置され光共
振器部を形成している。そして、放電管55に入ったレ
ーザガスは、励起電源59から供給された電力により放
電電極54間で放電する。その後、前記光共振器部を通
り抜けたレーザガスは放電により発生した熱を第2熱交
換器56で除去し、再びルーツブロア51に吸入され循
環する。一方、放電管55内で放電したレーザガスで
は、レーザ光が発生し、出力鏡53と終端鏡57の間を
共振しながら増幅され、その一部が出力鏡53から出力
される。ところで、現在のレーザ発振器は前記したレー
ザ光とは別に本来前記終端鏡57からも0.5%以下の
透過率で、極微弱なレーザ光を取出している。この終端
鏡57から取出されたレーザ光は、レーザ出力器58に
入れてレーザ出力を監視するとともに、レーザ光強度の
測定結果を励起電源59に返すことでフィードバック制
御を行いレーザ出力の安定性を図っている。
【0006】また、レーザ出力検出器58を高出力のk
W級レーザ発振器に配設する場合、終端鏡57からの弱
いレーザ光とは言え数10Wの出力があるので、金属製
取付ベースを介して光共振器の端部に固定されることが
多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレーザ出力検出器はレーザ光が入力されることに伴
い積分球41の温度が上昇し、レーザ光入射が積分球4
1に対して局所的であるため積分球41の局所部位に加
熱による温度むらが発生し微妙な温度ドリフトが発生し
たり、レーザ出力の急な変化時にオーバーシュートまた
はアンダーシュートするため、レーザ光検出精度が低下
するという課題があった。本発明は、上記の課題を解決
するもので、レーザ光の強度を従来よりも正確に、精度
良く、周囲環境の影響を受けることなく測定するレーザ
出力検出器と本発明のレーザ出力検出器をその性能を下
げることなく取付け、レーザ出力を安定化させるレーザ
発振器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1手段のレーザ出力検出器は、検出用素
子および補償用素子を同一ケース内に内蔵した赤外線セ
ンサをセンサマウントを介して積分球の第1出力ポート
に取付け、かつ前記赤外線センサの取付け位置に対向し
た前記積分球の位置に第2出力ポートを設け、前記第2
出力ポートに温度補償チャンバを設けたものである。
【0009】また、本発明の第2手段のレーザ出力検出
器は、検出用赤外線センサをセンサマウントを介して積
分球の第1出力ポートに取付け、さらに補償用赤外線セ
ンサを同様にセンサマウントを介して前記検出用赤外線
センサの取付け位置に対向した積分球の位置に設けた第
2出力ポートに検出孔を設けることなく取付けたもので
ある。
【0010】さらに、本発明の第3手段のレーザ出力検
出器は検出用赤外線センサを取付ける出力ポートの位置
が前記積分球に入射したレーザ光が第1回目の反射領域
で反射された光の方向と直角をなす構成としたものであ
る。
【0011】また、本発明の第4手段のレーザ発振器
は、前記手段1ないし3のいずれかのレーザ出力検出器
を備え、かつ前記レーザ出力検出器を断熱材を介してレ
ーザ発振器筐体に取付けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1手段のレーザ出力検
出器は、第1出力ポートの赤外線センサの取付位置に対
向した積分球の位置に前記第2出力ポートをを設け、前
記第2出力ポートに温度補償チャンバを設けた構成によ
り、急なレーザ入力条件の変化時に熱伝導などにより変
化する温度分布に対応して変化する黒体輻射の変動の時
定数を一致させ前記第1出力ポートと前記第2出力ポー
ト11との温度変化が同時に発生する作用を有する。
【0013】本発明の第2手段のレーザ出力検出器は、
第1出力ポートの検出用赤外線センサの取付位置に対向
した前記積分球の位置に設けた前記第2出力ポートに検
出孔を設けることなく補償用赤外線センサをセンサマウ
ントを介して取付けることで、急なレーザ入力条件の変
化時に熱伝導などにより変化する温度分布に対応して変
化する黒体輻射の変動の時定数を一致させ前記第1出力
ポートと前記第2出力ポートとの温度変化が同時に発生
するので、急な温度変化にも同じ速度で加熱冷却され、
黒体輻射のバランスを維持する作用を有する。
【0014】本発明の第3手段のレーザ出力検出器は検
出用センサを取付ける第1出力ポートの位置をを前記積
分球に入射したレーザ光が前記積分球内で第1反射部分
により反射された方向と直角をなす構成としたことで、
急激なレーザ入射条件の変化に伴う温度変化が発生する
時でも熱伝導による温度変化に伴う黒体輻射の変化を前
記補償用赤外線センサと前記検出用赤外線センサに入力
し、各赤外線センサに入力される黒体輻射を時間的に同
じにする作用を有する。
【0015】本発明の第4手段のレーザ発振器は、レー
ザ出力検出器がレーザ光を検出する前記第1出力ポート
と前記第2出力ポートが設けられ、2つの前記出力ポー
トに取付けられている前記センサマウントと前記温度補
償チャンバまたは2つのセンサマウントが同一温度にな
り、前記補償用赤外線センサと前記検出用赤外線センサ
または前記補償用赤外線素子と前記検出用赤外線素子に
時間的・空間的に同じ黒体輻射が入射するように対称系
配置を実施しているので、このレーザ出力検出器をレー
ザ発振器筐体に断熱材を介して取付けると基本的にレー
ザ発振器筐体と前記レーザ出力検出器間の熱の授受がな
くなるため、前記レーザ出力検出器を実装することに伴
う前記レーザ出力検出器内の熱の流れの崩れを防止で
き、前記第1,第2出力ポートに取付けられている前記
センサマウントと前記温度補償チャンバまたは2つのセ
ンサマウントが同一温度になり、前記補償用赤外線セン
サと前記検出側赤外線センサまたは前記補償用赤外線素
子と前記検出用赤外線素子に時間的・空間的に同じ黒体
輻射が入射することを補償する作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
ないし図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1を示した
ものである。図1において、1は温度補償チャンバ、2
は油または水などの冷媒、3はセンサ視野面、4および
4´は断熱材、5および5´は冷却リング、6は補償用
赤外線素子(図示せず)と検出用赤外線素子(図示せ
ず)を同一ケース内に納めた赤外線センサ、7はセンサ
マウント、8はセンサ固定板、9は積分球10に設けら
れた第1出力ポート、11は同じく積分球10に設けら
れた第2出力ポート、12は前記赤外線センサ6のセン
サ視野、13は検出孔を示している。なお、46は従来
と同様の入射ポート、Qは従来と同様の積分球10内で
のレーザ光の第1回目の反射領域である。そして、実施
の形態1では、検出用および補償用素子を同一ケース内
に内蔵した前記赤外線センサ6を前記センサマウント7
を介して前記積分球10の前記第1出力ポート9に取付
け、かつ前記赤外線センサ6の取付位置に対向した前記
積分球10の位置に前記第2出力ポート11を設け、前
記第2出力ポート11に前記温度補償チャンバ1を設け
た。さらに、入射してくるレーザ光の積分球10内の第
1回目の反射領域Qから前記第1ポート9および前記第
2出力ポート11を等距離でかつ対称に配置し、急なレ
ーザ入力条件の変化時に熱伝導などにより変化する温度
分布に対応して変化する黒体輻射の変動の時定数を一致
させ、前記第1出力ポート9と前記第2出力ポート11
との温度変化が同時に発生するようにする。さらに、前
記第2出力ポート11には前記赤外線センサ6の全視野
または視野の大部分が納まる面積を有する前記温度補償
用チャンバ1を設け、黒体輻射のバランスを維持してい
る。そして、前記温度補償用チャンバ1と前記センサマ
ウント7の全熱容量と部品表面積を実質的に等しくかつ
前記積分球10に対して断熱材4,4を介して同じ構造
で取付けることで前記センサマウント7と前記温度補償
チャンバ1は急な温度変化にも同じ速度で加熱冷却さ
れ、黒体輻射のバランスを維持する。さらに、前記第1
出力ポート9に設けた前記センサマウント7と前記第2
出力ポート10に設けた前記温度補償用チャンバ1の周
囲に恒温維持機構として冷却リング5,5を同じ制御構
造で設置して、冷媒2を循環させて同一温度に制御す
る。また、前記検出用赤外線センサ6を取付けた第1出
力ポート9の位置が前記積分球10に入射したレーザ光
が前記第1回目の反射領域Qにより反射された光の方向
(矢印A)と直角をなす構造を採用し、従来のセンサ取
付位置(図8参照)と90度回転した方向に設けたもの
である。なお、図2(a),(b)はそれぞれ冷却配管
経路の、直列形または並列形を示す。16は冷媒2の流
量を制限するオリフィスである。前述したように前記温
度補償チャンバ1と前記センサマウント7を等温に制御
するには温度制御精度を基準に2つの配管経路を使い分
ける。図2(a)には温度制御精度より前記温度補償チ
ャンバ1の出入口温度差が小さい時に適用する直列形の
冷却配管経路を記載した。図2(a)にも示したよう
に、前記温度補償チャンバ1と前記センサマウント7は
直列に接続され、ポンプで冷媒2を循環させている。こ
の時、冷媒の循環方向はどちら方向でも良い。また、前
記温度補償チャンバ1においての熱の移動量が少ないた
め温度上昇がほとんどない場合にはこの直列形接続が有
効であり、前記温度補償チャンバ1と前記センサマウン
ト7を通過する冷媒の流速が同じであることが必然的に
補償され、したがって前記温度補償チャンバ1と前記セ
ンサマウント7の冷却効率が同じであることが同時に補
償される。このように、前記温度補償用チャンバ1と前
記センサマウント7を直列接続すると、前記温度補償チ
ャンバ1と前記センサマウント7に温度差が発生するた
め、前記温度補償チャンバ1と前記センサマウント7の
黒体輻射を同じにすることが補償できない。そこで、制
御精度により前記温度補償チャンバ1の出入り口温度差
が大きい場合、図2(b)のように、並列接続を採用す
る。その時、冷媒による熱除去効率を並列経路で同じに
するため、前記オフィリス16を用いて2つの経路の冷
媒の流量のバランスをとる。以上のような冷却配管経路
を設け、前記センサマウント7と前記温度補償チャンバ
1の冷媒の流れを同じにし、冷却効率のバランスをと
り、前記センサマウント7と前記温度補償チャンバ1の
温度を同時に上下させ、黒体輻射のバランスを維持す
る。
【0017】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2を示したものである。図3において、22は補償用
赤外線センサ、21は検出用赤外線センサ、7,7はセ
ンサマウント、8,8はセンサ固定板である。また、他
は、実施の形態1に示した図1と同じである。図3に示
すように、前記検出用赤外線センサ21を前記センサマ
ウント7を介して前記積分球10の前記第1出力ポート
9に取付け、かつ前記検出用赤外線センサ21の取付位
置に対向した前記積分球10の位置に前記第2出力ポー
ト11を設け、前記第2出力ポート11を設け、前記第
2出力ポート11に前記補償用赤外線センサ22を設け
る。さらに、入射してくるレーザ光の積分球10内での
第1回目の反射領域Qから前記第1出力ポート9および
前記第2出力ポート11を等距離でかつ対称に配置し、
急なレーザ入力条件の変化時に熱伝導などにより変化す
る温度分布に対して変化する黒体輻射の変動の時定数を
一致させ、前記第1出力ポート9と第2出力ポート11
との温度変化が同時に発生するようにする。そして、前
記補償用赤外線センサ22を具備した前記センサマウン
ト7と前記検出用赤外線センサ21を具備したセンサマ
ウント7の全熱容量と部品表面積を実質的に等しくかつ
前記積分球10に対して断熱材4,4を介して同じ構造
で取付けることで前記センサマウント7,7は急な温度
変化にも同じ速度で加熱冷却され、黒体輻射のバランス
を維持する。さらに、前記第1出力ポート9に設けた前
記センサマウント7と前記第2出力ポート11に設けた
前記センサマウント7の周囲に恒温維持機構として冷却
リング5,5を同じ制御構造で設置して、冷媒2を循環
させて同一温度に制御する。また、前記検出用赤外線セ
ンサ21を取付ける前記第1出力ポート9の位置が前記
積分球10に入射したレーザ光が前記第1回目の反射領
域Qにより反射された光の方向と直角をなす構造を採用
し、従来のセンサ取付位置(図8参照)と90度回転し
た方向に設けたものである。
【0018】なお、実施の形態2に取付けられる冷却配
管経路は、実施の形態1と同様に図2(a),(b)に
示す2つの経路がある。
【0019】このような冷却配管経路を設けることで、
2つの前記センサマウント7,7の冷媒の流れを同じに
し、冷却効率のバランスをとり、2つの前記センサマウ
ント7,7が同時に上下し、国体輻射のバランスが維持
されるものである。
【0020】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3を示したものである。図4において、14,14は
それぞれ温度補償チャンバ1またはセンサマウント7と
ペルチェ素子15,15の熱接触面である。他は実施の
形態1と同じである。検出用および補償用素子を同一ケ
ース内に内蔵した前記赤外線センサ6を前記センサマウ
ント7を介して前記積分球10の前記第1出力ポート9
に取付け、かつ前記赤外線センサ6の取付位置に対向し
た前記積分球10の位置に前記第2出力ポート11を設
け、前記第2出力ポート11に前記温度補償チャンバ1
を設ける。さらに、入射してくるレーザ光の前記第1反
射部分Qから前記第1出力ポート9および前記第2出力
ポート11を等距離でかつ対称に配置し、急なレーザ入
力条件の変化時に熱伝導などにより変化する温度分布に
対応して変化する黒体輻射の変動の時定数を一致させ、
前記第1出力ポート9と前記第2出力ポート11との温
度変化が同時に発生するようにした。さらに、前記第2
出力ポート11には前記赤外線センサ6の全視野または
視野の大部分が納まる面積を有する前記温度補償チャン
バ1を設け、黒体輻射のバランスを維持している。そし
て、前記温度補償チャンバ1と前記センサマウント7の
全容量と部品表面積を実際的に等しくかつ前記積分球1
0に対して断熱材4,4を介して同じ構造で取付けるこ
とで前記センサマウント7と前記温度補償チャンバ1は
急な温度変化にも同じ速度で加熱冷却され、黒体輻射の
バランスを維持する。さらに前記第1出力ポート9に設
けた前記センサマウント7と前記第2出力ポート11に
設けた前記温度補償チャンバ1の周囲に恒温維持機構と
して前記センサマウントと前記温度補償チャンバ1にそ
れぞれ良好な熱接触面積を有したペルチェ素子15,1
5を取付け、前記センサマウント7および前記温度補償
チャンバ1の温度差を検出して、前記センサマウント7
または前記温度補償チャンバ1に設置したいずれか片方
の前記ペルチェ素子15,15をフィードバック制御
し、前記センサマウント7と前記温度補償チャンバ1を
同一温度に制御する。また、前記検出用赤外線センサ6
を取付ける前記第1出力ポート9の位置が前記積分球1
0に入射したレーザ光が前記第1回目の反射領域Qによ
り反射された光の方向(矢印A)と直角をなす構造を採
用し、従来のセンサ取付位置(図8参照)と90度回転
した方向に設けている。
【0021】つぎに、実施の形態3に用いる前記ペルチ
ェ素子15,15のドライブ回路を図6に示す。図6に
おいて、17,17は前記ペルチェ素子15,15を駆
動するそれぞれの定電流電源、18,18はそれぞれ前
記ペルチェ素子15,15の熱接触面または前記センサ
マウント7および前記温度補償チャンバ1に取付けた熱
電対、19は前記熱電対18,18から温度差を検出す
るプリアンプ、20は前記ペルチェ素子駆動定電流電源
17,17を制御するコントローラである。つぎに、図
5を用いて回路の動作について説明する。前記センサマ
ウント7に熱接触している前記のペルチェ素子15およ
び前記温度補償チャンバ1に熱接触している前記ペルチ
ェ素子15はそれぞれ前記駆動用定電流電源17,17
に接続されている。ここで、前記ペルチェ素子15,1
5は各素子に電流を流すことで一定の冷却効果が生まれ
る働きをする。そこで、前記熱電対18,18を直列接
続することで前記プリンアンプ19に前記センサマウン
ト7と前記温度補償チャンバ1の温度差に相当する起電
力信号を入力し、さらに前記プリアンプ19内で増幅し
て信号レベルを整合した後、前記温度差に相当する信号
を前記ペルチェ素子電源のコントローラ20にフィード
バックし、そのフィードバック信号を前記センサマウン
ト7または前記温度補償チャンバ1に良好な熱接触で設
置したいずれか片方のペルチェ素子15,15の駆動用
定流電源17,17に送り出し、ペルチェ素子15,1
5に流れる電流を制御して、前記センサマウント7と前
記温度補償チャンバ1を同一温度にする。一般に、前記
ペルチェ素子15,15を用いた冷却の制御精度は0.
01度以下に抑えることが可能で、油・水による冷却に
比較して外気の影響を受けにくく非常に高精度に温度制
御ができるため、前記温度補償チャンバ1および前記セ
ンサマウント7の黒対輻射も容易に制御できる。
【0022】(実施の形態4)図6は本発明の実施の形
態4を示したものである。図6において、22は補償用
赤外線センサ、21は検出用赤外線センサ、7,7はセ
ンサマウント、8,8はセンサ固定板である。また、他
は、実施の形態3に示した図4と同じである。前記検出
用赤外線センサ21を前記センサマウント7を介して前
記積分球10の前記第1出力ポート9に取付け、かつ前
記検出用赤外線センサ21を取付位置に対向した前記積
分球10の位置に前記第2出力ポート11を設け、前記
第2出力ポート11に前記補償用赤外線センサ22を設
ける。さらに、入射してくるレーザ光の前記第1反射部
分Qから前記第1出力ポート9および前記第2出力ポー
ト11を等距離でかつ対称に配置し、急なレーザ入力条
件の変化時に熱伝導などにより変化する温度分布に対応
して変化する黒対輻射の変動の時定数を一致させ、前記
第1出力ポート9と前記第2出力ポート11との温度変
化が同時に発生するようにする。そして、前記補償用赤
外線センサ22を具備した前記センサマウント7と前記
検出用赤外線センサ21を具備した前記センサマウント
7の熱全容量と部品表面積を実質的に等しくかつ前記積
分球10に対して断熱材4,4をそれぞれ介して同じ構
造で取付けることで温度補償チャンバ1およびセンサマ
ウント7は急な温度変化にも同じ速度で加熱冷却され、
黒体輻射バランスを維持する。さらに、前記第1出力ポ
ート9に設けた前記センサマウント7と前記第2出力ポ
ート11に設けた前記温度補償チャンバ1の周囲に恒温
維持機構として2つの前記センサマウント7,7に良好
な熱接触面積を有したペルチェ素子15,15を取付
け、2つの前記センサマウント7,7の温度差を検出し
て、いずれか片方の前記ペルチェ素子15,15をフィ
ードバック制御し、2つのセンサマウント7,7を同一
温度に制御する。また、前記検出用赤外線センサ21を
取付ける前記第1出力ポート9の位置が前記積分球10
に入射したレーザ光が前記第1回目の反射領域Qにより
反射された光の方向(矢印A)と直角をなす構造を採用
し、従来のセンサ取付位置(図8参照)と90度回転し
た方向に設けている。
【0023】なお、実施の形態4に用いる前記ペルチェ
素子15,15のドライブ回路は実施の形態3の図5と
同様であるので説明は省略する。
【0024】(実施の形態5)図7は、本発明の実施の
形態5を示すもので、本発明のレーザ出力器をレーザ発
振器に配設する機構を示したものである。図7におい
て、23は断熱材であり、他は図1と同じである。実施
の形態1ないし4の説明でも明らかなように、本レーザ
出力検出器には、レーザ光を検出する前記第1出力ポー
ト9と前記第2出力ポート11が設けられ、前記2つの
出力ポート9および11に取付けられている前記センサ
マウント7と前記温度補償チャンバ1または2つの前記
センサマウント7,7が同一温度になり、その対称配置
による熱の流れを崩さないように、断熱材23を採用し
てレーザ発振器に配設している。前記断熱材23を用い
ると基本的にレーザ発振器筐体と前記レーザ出力検出器
間の熱の授受がなくなるため、前記レーザ出力検出出器
を実装することに伴う前記レーザ出力検出器内の流れの
崩れを防止でき、2つの前記出力ポート9,11に取付
けられている前記センサマウント7と前記温度補償チャ
ンバ1または2つの前記センサマウント7,7が同一温
度になり、時間的・空間的に同じ黒体輻射が入射するこ
とを補償できる。
【0025】
【発明の効果】以上にように第1発明のレーザ出力検出
器は、第2出力ポートを第1出力ポートに対向した位置
に設けて温度補償チャンバを取付け、強制的に温度補償
してレーザ光が入力されることによる積分球の温度上昇
に伴う微小な温度ドリフトやレーザ出力の急な変化時に
オーバーシュートまたはアンダーシュートすることを防
止する優れた効果を奏する。また、第2発明のレーザ出
力検出器は、第2出力ポートを第1出力ポートに対向し
た位置に設けて温度補償用赤外線センサを取付け、強制
的に温度補償してレーザ光が入力されることによる積分
球の温度上昇に伴う微小なドリフトやレーザ出力の急な
変化時にオーバーシュートまたはアンダーシュートする
ことを防止する優れた効果を奏する。また、第三発明の
レーザ出力検出器は、出力ポートを入射したレーザ光が
積分球内で第1回目の反射された方向と直角をなすよう
に設置して、熱伝導バランスを取ることによりレーザ光
が入力されることによる積分球の温度上昇に伴う微小な
温度ドリフトやレーザ出力の急な変化時にオーバーシュ
ートまたはアンダーシュートすることを防止する優れた
効果を奏する。さらに、第4発明のレーザ発振器は本発
明のレーザ出力検出器を断熱材を介してレーザ発振器筐
体に取付けることで熱流束をレーザ出力検出器内で定常
化しレーザ発振器筐体に発生する熱流束の影響から隔離
して、レーザ光が入力されることによる積分球の温度上
昇に伴う微小な温度ドリフトやレーザ出力の急な変化時
にオーバーシュートまたはアンダーシュートすることを
防止する優れた効果を奏する。以上のように、第1発明
ないし第4発明によれば、レーザ光の強度を従来よりも
正確に、精度良く、周囲環境の影響を受けることなく測
定するレーザ出力検出器と、本レーザ出力検出器の性能
を落とすことなくレーザ発振器に実装してレーザ出力の
安定化を実現するレーザ発振器を提供することができる
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるレーザ出力検出
器の一部断面図
【図2】(a)同レーザ出力検出器の直列形の冷却配管
経路図 (b)同レーザ出力検出器の並列形の冷却配管経路図
【図3】同実施の形態2におけるレーザ出力検出器の一
部断面図
【図4】同実施の形態3におけるレーザ出力検出器の一
部断面図
【図5】同レーザ出力検出器のペルチェ素子ドライブ回
路図
【図6】同実施の形態4におけるレーザ出力検出器の一
部断面図
【図7】同実施の形態5におけるレーザ発振器の一部断
面図
【図8】従来のレーザ出力検出器の一部縦断面図
【図9】レーザ出力検出器を用いて出力制御するレーザ
発振器の概略構成図
【符号の説明】
1 温度補償チャンバ 2 冷媒 3 センサ視野面 4 断熱材 5 冷却リング 6 赤外線センサ 7 センサマウント 8 センサ固定板 9 第1出力ポート 10 積分球 11 第2出力ポート 12 センサ視野 13 検出光 14 熱接触面 15 ペルチェ素子 21 検出用赤外線センサ 22 補償用赤外線センサ 23 断熱材 Q 第1回目の反射領域

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取出してレーザ光の
    強度を測定するレーザ出力検出器であって、検出用素子
    および補償用素子を同一ケース内に内蔵した赤外線セン
    サをセンサマウントを介して積分球の第1出力ポートに
    取付け、前記赤外線センサの取付け位置に対向した積分
    球の位置に第2出力ポートを設け、かつ前記第2出力ポ
    ートに温度補償用チャンバを設けたレーザ出力検出器。
  2. 【請求項2】第1出力ポートと、第2出力ポートを、積
    分球に入射してくるレーザ光の第1回目の反射領域から
    等距離でかつ対称に配置した請求項1記載のレーザ出力
    検出器。
  3. 【請求項3】第1出力サポートからみた赤外線センサの
    全視野または視野の大部分が納まるセンサ視野面を有す
    る温度補償用チャンバを第2出力ポートに設けた請求項
    1または2記載のレーザ出力検出器。
  4. 【請求項4】赤外線センサを具備して第1出力ポートに
    取出けられたセンサマウントと、第2出力ポートに取付
    けた温度補償用チャンバの全熱容量が等しくかつ取付構
    造が同じである請求項1ないし3記載のレーザ出力検出
    器。
  5. 【請求項5】赤外線センサを具備したセンサマウント
    と、温度補償用チャンバの周囲に冷却リングを設け、こ
    の冷却リングに油または水などの冷媒を循環し、前記セ
    ンサマウントと、前記温度補償チャンバを同一温度に制
    御する冷却配管経路を備えた請求項1ないし4記載の出
    力検出器。
  6. 【請求項6】第1出力ポートに設置されたセンサマウン
    トと前記第2出力ポートに設置された温度補償チャンバ
    に熱接触面を有したペルチェ素子を取付け、前記センサ
    マウントおよび前記温度補償チャンバの温度差を検出
    し、前記センサマウントまたは前記温度補償チャンバに
    設置したいずれか片方のペルチェ素子をフィードバック
    制御し、前記センサマウントと前記温度補償チャンバを
    同一温度に制御するペルチェ素子ドライブ回路を備えた
    請求項1ないし4記載のレーザ出力検出器。
  7. 【請求項7】センサマウントおよび温度補償チャンバを
    積分球に対して断熱材を介して取付けた請求項4または
    5記載のレーザ出力検出器。
  8. 【請求項8】センサマウントおよび温度補償チャンバの
    熱容量が等しくかつ温度制御機構の構造が同じである請
    求項4または5記載のレーザ出力検出器。
  9. 【請求項9】レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取出してレーザ光の
    強度を測定するレーザ出力検出器であって、検出用赤外
    線センサをセンサマウントを介して積分球の第1出力ポ
    ートに取付け、さらに、補償用赤外線センサをセンサマ
    ウントを介して前記検出用赤外線センサの取付位置に対
    向した積分球の位置に設けた第2出力ポートに検出孔を
    設けることなく取付けたレーザ出力検出器。
  10. 【請求項10】第1出力ポートと、第2出力ポートを、
    前記積分球に入射してくるレーザ光の第1回目の反射領
    域から等距離でかつ対称に配設した請求項9記載のレー
    ザ出力検出器。
  11. 【請求項11】検出用赤外線センサを具備したセンサマ
    ウントと、前記補償用赤外線センサを具備したセンサマ
    ウントの周囲に冷却リングを設け、この冷却リングに油
    または水などの冷媒を循環し同一温度に制御する冷却配
    管経路を備えた請求項9または10記載のレーザ出力検
    出器。
  12. 【請求項12】第1出力ポートに設置され検出用赤外線
    センサを具備したセンサマウントと第2出力ポートに設
    置され補償用赤外線センサを具備したセンサマウントに
    熱接触面を有したペルチェ素子を取付け、2つの前記セ
    ンサマウントの温度差を検出して、いずれか片方のセン
    サマウントに設置したペルチェ素子の出力をフィードバ
    ック制御し、2つのセンサマウントを同一温度に制御す
    るペルチェ素子ドライブ回路を備えた請求項9ないし1
    1記載のレーザ出力検出器。
  13. 【請求項13】2つのセンサマウントをそれぞれ積分球
    に対して断熱材を介して取付けた請求項11または12
    記載のレーザ出力検出器。
  14. 【請求項14】2つのセンサマウントの熱容量が等しく
    かつ温度制御機構の構造が同じである請求項11または
    12記載のレーザ出力検出器。
  15. 【請求項15】レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取出してレーザ光の
    強度を測定するレーザ出力検出器であって、検出用赤外
    線センサを取付ける出力ポートの位置は前記積分球に入
    射したレーザ光が積分球内で第1回目に反射された方向
    と直角をなす方向の積分球の位置としたレーザ出力検出
    器。
  16. 【請求項16】レーザ光を積分球に入力して減衰させた
    後、その光の一部を赤外線センサに取出してレーザ光の
    強度を測定するレーザ出力検出器を具備したレーザ発振
    器であって、請求光1ないし15記載のいずれかのレー
    ザ出力検出器を断熱材を介してレーザ発振器筐体に取付
    けたレーザ発振器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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