JPH03163352A - 高性能毛管電気泳動装置用統合温度制御/整合装置 - Google Patents

高性能毛管電気泳動装置用統合温度制御/整合装置

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JPH03163352A
JPH03163352A JP2225023A JP22502390A JPH03163352A JP H03163352 A JPH03163352 A JP H03163352A JP 2225023 A JP2225023 A JP 2225023A JP 22502390 A JP22502390 A JP 22502390A JP H03163352 A JPH03163352 A JP H03163352A
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column
capillary
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mounting
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Barry L Karger
バーリー・エル・カーガー
Robert J Nelson
ロバート・ジェイ・ネルソン
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NORTHEASTERN, University of
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業一上の利用分野] 本発明は、電気泳動装置に関し、特に、高性能毛管電気
泳動装置と一体化される統合温度制御/整合装置に関す
る。
[従来の技術] 毛管電気泳動は、蛋白質、核酸、炭水化物、ホルモン及
びビタミンのような、種々の生化学物質即ち検体を分析
及び/又は精製するための技法である。特に、電気泳動
は、極く微量の試料に基づく検体の同定及び/又は分離
に対して極めて有効且つ強力な手段である。一般に、電
気泳動は、印加電圧の影響下にある導電性溶液中の、荷
電粒子即ち検体の泳動を包含する現象である。
基本的な毛管電気泳動装置は毛管カラムを備えており、
その端部は電極を収容している液溜内に配置される。液
溜内の導電性液体即ち緩衝液及び毛管カラムが、電気泳
動導電回路を構成する。
検体は毛管カラムの適切な端部内に注入され、電圧が電
極間に印加される。印加電圧は、検体が、予め配置され
ているオン−カラム検出装置を過って毛管カラム内を泳
動することを引き起こし、もって、検体の図式的な描写
である通電クロマトグラムが生或される。
電気泳動は、“オープン”毛管カラム又は“ゲル”毛管
カラム内で実施され得る。オーブン毛管電気泳動は、毛
管カラムの内壁の荷電状態の結果としての印加電圧の影
響の下におけるバルク溶剤泳動を含む電気浸透と共に又
はそれと無関係に行われ得る。毛管カラムの内部チャン
ネルが適切なゲルで充填されているゲル毛管電気泳動は
、検体のサイズに基づく異なった分離モードに関する能
力を提供する。
ところで、オーブン毛管電気泳動あるいはゲル毛管電気
泳動の場合、印加電圧が、検体の泳動に影響を及ぼす主
要な因子である。従って、本明細書中で使用される用語
「電気泳動」は、電圧で誘起される検体の移動のどちら
か一方又は両方の形態を包含するものとする。
効果的な高性能毛管電気泳動装置は、高い解像度、高い
感度、短い実行時間、検体のオンーライン監視又は検出
を提供する。毛管電気泳動装置の性能を高める一つの実
際的な方法は、高印加電圧の応用によるものである。別
の方法は、短縮された毛管カラムを利用することである
。しかしながら、電気泳動装置の有効性を高める上記の
両方の手段は、動電分離操作の間に毛管カラム内に発生
するジュール熱であって電気泳動分離に不利に影響を及
ぼすもののために、これまで制限されてきた。
印加電圧は、電気泳動装置の緩衝液中に、オームの法則
によって一般的に規定される電流を発生させる。毛管カ
ラムを流れる電流は、毛管カラム内にジュール熱即ち熱
エネルギを発生する。印加電圧の上昇は電流を増加させ
、結果としての増メした電力は発生するジュール熱の量
を増加させるが、これは、通常、不利に作用する。同様
に、毛管カラムの長さの短縮は毛管カラムの抵抗を減歩
させ、もって、ジュール熱の付随的な増加を伴うもとこ
ろの、与えられた印加電圧に対する電流の増加が起こる
カラム温度は、高性能毛管電気泳動に包含されている、
殆どの重要な物理的・化学的パラメータに影響を与える
。特に、カラム温度は、移動度には約2%/℃の変動が
あるので、電気泳動分離に直接影響を及ぼす。所定の電
気泳動分離に対し、通常、最適分離条件のための好適な
カラム温度が存在する。たった1℃のカラム温度の変動
でも移動速度に影響を与える虞れがあり、それにより、
分離再現性に不利な影響を与える。カラム温度の変動か
ら生じ得る他の不利な効果は、分離効率の低下、試料の
分解、及び所望の化学平衡を維持することの不能を含ん
でいる。
毛管カラム内部で発生したジュール熱は、効率的に制御
されないならば及び/又は周囲環境に放散されないなら
ば、毛管カラム内部の温度の上昇を引き起こす。温度上
昇は、電流に影響を与えるところのカラム抵抗における
変動、及び付随的なジュール加熱を誘起することによっ
て電気泳動分離に有害な影響を及ぼす。第18図は、毛
管電気泳動カラムを冷却する種々の方法についての、一
定の印加電圧による、時間に対するカラム電流の変動を
示している。
曲線1及び2は、自然対流及びファンでの強制空気対流
によるカラム冷却をそれぞれ示している。
これらの結果は、カラム電流が時間の経過と共に顕著に
変動するということを明らかにしている。
図中のAは、実験室内におけるエアコンの動作の影響を
示しており、自然対流及び強制空気冷却の双方が、実験
環境における変化に敏感であるということを示している
。曲線3は、本発明に係る固体冷却装置による毛管カラ
ムの冷却を示している。
固体冷却装置は、(1)周囲環境条件からの毛管カラム
の隔離、及び(2)毛管カラムの温度の精確な制御をも
たらす。各電気泳動分離が同じ作業条件の下で行われて
も、カラム電流、従って、異なった冷却方法に起因する
電気泳動操作の間のカラム作業温度(対応するカラム電
流及び2%/℃の移動度に基づく、それぞれ57℃、3
3℃及び24℃)にかなりの変動があるということを、
第18図は示している。
最適化された高性能毛管電気泳動装置は、出力における
最小バンドの広がりと共に、等価な検体に対して統計的
に再現性のある結果をもたらす。
好適に、装置は、分離の高速性、高効率及び高解像度を
提供すべく、高印加電圧で操作される。最適化された高
性能毛管電気泳動装置は、カラム抵抗の再現性を最大に
し且つ分離における有害な熱的効果を最小にする温度制
御装置を備えなければならない。温度制御装置は、一定
のカラム温度を効果的に維持することに加えて、具体的
な応用に依存するカラム温度を変化させる能力を有して
いるべきである。
例えば、カラム温度を変化させて金属キレート化及びミ
セル分配化のような化学平衡を操作することが、重要で
あり得る。周囲温度未満の電気泳動分離は、蛋白分解即
ち試料の分解を最小にするのに有用であるということが
示されている。反対に、オリゴヌクレオチドの電気泳動
分離は、種がランダムコイル状になるところの60℃で
注入することによって改良される。
[発明が解決しようとする課題] 毛管電気泳動装置を冷却するための従来の試みは、自然
及び強制対流冷却を含んでいる。多数の冷却溶剤と結び
付いている不都合(例えば、低冷却能力、可燃性、毒性
、及び/又は高コスト)のために、従来の電気泳動対流
冷却装置においては、通常、水が冷却液として使用され
ている。水冷装置は、2〜4リットルの水を必要とする
、体積の大きい装置であることに加えて、4℃付近の温
度において、冷却性能における、約20〜40%という
著しい劣化をこうむる。冷却装置は、力、ラム温度を制
御することにおいては空気対流装置よりも優れている一
方、冷却装置は、異なった応用に対してカラム温度を急
速に変化させる能力において厳しく限定されていると共
に、比較的高価である。更に、冷却水は、電気泳動分離
工程を妨害するような、十分な導電性を有している。
従来の毛管電気泳動装置における別の問題点は、温度調
節装置の構造形態が検出ゾーンにおける温度制御を著し
く妨げるということに起因していた。
温度制御の欠如は、泳動速度及び分離における再現性の
ない結果に導き得る。同様に、極く微量な試料における
所定の種の正確な収集に対しては、検出ゾーンと収集地
点との間のカラムの部分は最小化されなければならず、
且つ、何時ピークがカラムを離れたかを正確に予測する
ため、このカラムの部分は、検出ゾーンに先立つ分離領
域と同様の温度特性を有しなければならない。
更に、SN比における再現可能な結果を得ることは、従
来の毛管電気泳動装置においては困難であった。何故な
らば、従来の毛管電気泳動装置においては、予め配置さ
れている検出装置に対して毛管カラムを正確に整合させ
て固定するのが面倒であり、時間を要するからである。
毛管カラムの不正確な整合(アライメント)又は所定位
置への固定のし損ないは、振動に起因する可変のノイズ
であって、不十分な検出限界に導き得るものを発生する
従って、本発明の目的は、上述した、従来技術の本来的
な不都合を克服する高性能毛管電気泳動装置用統合温度
制御/整合装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための、本発明に係る統合温度制御
/整合装置は、毛管カラムを流れる電流によって発生す
るジュール熱を放散させることにより、又は、ある場合
には、高められたカラム温度で操作するために、そのジ
ュール熱を増加させることにより、毛管カラムの温度を
、実質的にその全作動長に亘って、所定の作業温度に調
節及び/又は変化させる手段を提供する。
毛管カラムの温度調節は、熱電装置を流れる補助電流を
制御することによって行われ、毛管カラムからの伝熱又
は毛管カラムへの伝熱が調節される。温度調節の効果的
な手段は、その手段が存在しなかったときよりも、より
高い電圧が所定の径の毛管カラムに印加されることを可
能にし、装置の性能を向上させる。また、統合温度制御
/整合装置の構造形態は、毛管カラムのオン−カラム検
出ゾーンの熱電温度調節をも可能にする。
更に、統合温度制御/整合装置は、電気泳動装置の構或
要素としての毛管カラムを搭載する手段を提供する。統
合温度制御/整合装置の構造形態は、統合温度制御/整
合装置のオン−カラム検出用検出開口に対する、毛管カ
ラムの“窓”の精確な整合を容易にする。統合温度制御
/整合装置の構造形態は、オン−カラム検出装置に対し
て整合させられる所定の位置に毛管カラムを固定すべく
、毛管カラムと協働する。本発明の固定に関する特徴は
、出力に影響を与え得る好ましくない振動を効果的に除
去する一方、整合に関する特徴は、再現可能な結果を確
実にもたらす。
本発明に係る統合温度制御/整合装置の一実施例は、一
対の毛管カラム搭載プレートであって、電気泳動装置の
構成要素としての毛管カラムを搭載するためのものと、
一対の補助支持プレートと、一対の熱電プレートと、外
部放熱プレートとを具備している。
毛管カラム搭載プレートは、電気絶縁性材料から形戊さ
れており、各プレートは、毛管カラムをぴったりと着座
させるための寸法にされている長さ方向の溝を有してい
る。毛管カラム搭載プレートが、溝内でそれらのプレー
ト間に挟まれている毛管カラムと接触した関係で配置さ
れると、毛管カラムは、統合温度制御/整合装置内部の
所定の位置に効果的に固定される。
検出スリット及び検出穴が、毛管カラム搭載プレートの
長さ方向の溝にほぼ中心がくるようにして、それぞれの
毛管カラム搭載プレートに穿設されている。毛管カラム
は、毛管カラム搭載プレートの溝内に着座させられ、も
って、その検出窓は、検出スリット及び検出穴とそれぞ
れ精確に整合させられる。このことは、電気泳動装置の
構成要素としての毛管カラムが予め配置されているオン
−カラム検出装置と整合した状態で装着されることを確
実にする。
統合温度制御/整合装置の構造強さを高めると共に、溝
に挿入された毛管カラムと熱電プレートとの間の伝熱を
容易にするため、補助支持プレートが、作製されて用い
られる。各補助支持プレートは、それに穿設されている
検出スロットを有している。補助支持プレートは、検出
スロットが検出スリット及び検出穴と整合させられるよ
うにして、それぞれの毛管カラム搭載プレートの、外側
に面している表面と接触した状態でそれぞれ配置される
熱電プレートが、それぞれの補助支持プレートの、外側
に面している表面と接触した状態で配置される。各熱電
プレートは、毛管カラムとの伝熱を調節すべく機能する
、1つ以上の熱電導電回路即ちサーモパイルを備えてい
る。通常の電気泳動作業の間、熱電プレートは、毛管カ
ラム内部で発生したジュール熱を、統合温度制御/整合
装置のそれぞれのプレートを介して周囲環境に伝えるこ
とにより、統合温度制御/整合装置内部に挟まれている
毛管カラムに対して熱電冷却をもたらすべく機能する。
熱電導電回路を流れる電流の方向及び大きさを制御する
ことにより、毛管カラム及び必要ならば周囲環境との伝
熱の方向及び速度の両方が、熱電的に調節され得る。伝
熱の方向は、毛管カラム内部で発生したジュール熱を放
散させるか又は増大させるようなものであり、これによ
り、毛管カラムの温度が精確に制御される。各熱電プレ
ートは、各検出スロットと整合させられている検出通路
を備えており、この検出通路は、熱電プレートが単一の
サーモパイルであるとき、即ち単一の熱電導電回路であ
るときに必要である。
外部放熱プレートがそれぞれの熱電プレートと接触した
状態で配置されており、もって、統合温度制御/整合装
置が毛管カラムの熱電冷却をもたらすべく動作する際に
、ジュール熱が、毛管カラムから移動させられる。外部
放熱プレートは、熱電プレートのより温度の高い表面の
熱エネルギ即ちジュール熱を、外部の周囲環境に移動さ
せるべく作用する。外部放熱プレートから周囲環境への
伝熱は、輻射、対流及び/又は伝導によって行われる。
検出開口が、熱電プレートの具体的な形態に依存する、
検出スロット又は検出通路と整合させられるようにして
、外部放熱プレートに穿設されている。
本発明に係る統合温度制御/整合装置の別の実施例は、
モジュールからなっており、このモジュールは、異なっ
た長さの毛管カラムを搭載すると同時に、実質的にその
全作動長に亘って固体冷却をもたらす手段と、検出装置
をモジュールから減結合する手段とを備えるように構成
されている。
モジュールは、電気泳動用容器であって、電気泳動用電
子機器、検出装置、電源、及び、放熱及び/又は強制空
気対流装置のような、補助的な冷却装置との接続をもた
らすものへの摺動可能な挿入及びそこからの取外しがで
きるように構成されている。1つ以上のサーモパイルが
、モジュールの温度を制御及び/又は変化させるべく、
それと組み合わされた状態で配置されている。
モジュールは、第1及び第2の搭載プレート部材であっ
て、アルミナのような、絶縁性で、高度に熱導電性の材
料で作られていると共に、組み合わされて合体させられ
るように形成されているものを具備している。第1及び
第2の搭載プレート部材は、結び付けられてぃるサーモ
パイルと組み合わされて、それらの間に配置されている
毛管カラムに対して固体温度制御を行う。
第1の搭載プレート部材は、凹部と、この凹部の、直径
方向に対向している地点からこの搭載プレート部材の縁
部へ延在している第1及び第2の溝とを備えている。試
料光学結合手段及び基準光学結合手段のそれぞれの素子
用のポートが、それぞれの溝に形成されており、第1の
搭載プレート部材を貫通して延在している。第1及び第
2の溝は、毛管カラムのそれぞれの端部をぴったりと着
座させるような寸法にされている。凹部は、所定の周長
を有する周壁によって画成されている。装着された毛管
カラムの中間部分は、周壁に当接する。
凹部は、異なった長さの毛管カラムを収容する能力を提
供し、もって、モジュールは、毛管カラムの作動長の変
化をもたらすべく利用され得る。
ポリマ被覆毛管カラムの中間部分は、凹部内部で所定の
ターン数だけ捲回され得、もって、所定のカラム作動長
であって、増分を介して可変であるものが、もたらされ
る。そのようなカラムの本来的な弾力性は、捲回された
中間部分が周壁に当接することを引き起こす。
第2の搭載プレート部材が、第1の搭載プレート部材を
相補うべく形成されており、且つ、プラグと、第1の搭
載プレート部材のポートと整合させられた状態で、この
第2の搭載プレートを貫通して延在しているボートとを
備えている。プラグは、凹部内部に配置されるべく形戊
されており、第2の搭載プレート部材は、第1の搭載プ
レート部材と組み合わされて合体する。
光ファイバのような試料光学結合手段及び基準光学結合
手段が、第1及び第2の搭載プレート部材の対応するポ
ート内に装着され得る。試料放射線結合手段及び基準放
射線結合手段が、モジュールと容器内に装着されている
放射線結合手段との間の光学的な接続をもたらす。
[実 施 例] 同じ参照符号は、いくつかの図を通して、対応する要素
又は同様の要素を指示するところの添付図面を参照する
に、第1図には、本発明に係る高性能毛管電気泳動(H
PCE)装置10が示されている。基本的な毛管電気泳
動装置10は、緩衝液溜16.16内に配置される端部
14,14を有する毛管即ちカラム12を備えている。
電極18.20が、それらの間に電圧Vepを印加すべ
く、緩衝液溜16.16に電気的にそれぞれ接続してお
り、もって、検体の電気泳動的な移動のための原動力が
もたらされる。その詳細は後述する統合温度制御/整合
装置26により、毛管カラム12は、HPCE装置10
の構成要素として装着されている。
オン−カラム検出装置22.24が、電気泳動している
検体のオン−カラム検出のために、HPCE装置10の
外方に配設されている。説明の目的のみで、オン−カラ
ム検出装置22.24は、本明細書においては、UV放
射線源22として記載されており、このUV放射線源は
、検出手段24による検出を確実にするため、UV放射
線が統合温度制御/整合装置26の検出開口及び毛管カ
ラムl2の検出窓を通過するよう、焦点を合わされてい
る。
毛管カラム12は、石英ガラスのような、比熱の小さい
、不導電性材料で好適に形戊される、壁の薄い、中空管
である。毛管カラム12は、“オーブン”又は“ゲル”
のいずれであってもよい。
毛管カラムエ2の内部用の典型的なゲルは、ポリアクリ
ルアミド又はアガロースを含む。
毛管カラム12は、通常、10cm〜100cmの範囲
内の長さ、25ミクロン〜200ミクロンの範囲内の内
径(I.D.)、及び毛管カラム12の内径に依存する
、125ミクロン〜350ミクロンの範囲内の外径(0
.D.)を有している。約50〜約100ミクロンの範
囲内の内径を有する毛管カラムは、向上させられた検出
能、取扱いの容易さ及びカラム充填の容易さをもたらす
上述した寸法を有する石英ガラスの毛管カラム12は壊
れやすいので、ポリイミドのようなポリマの外部保護塗
膜を毛管カラムl2に塗被することにより、毛管カラム
12の強度及び可撓性が、全体的に高められる。
しかしながら、ポリイミド塗膜は、オン−カラム検出装
置22.24の動作を妨害する虞れがある。従って、毛
管カラム12の塗膜は、通常、検出“窓”であって、電
気移動しつつある検体の測定又は検知を、毛管カラムl
2の内部を通過している間に可能にするところのものを
含むよう、改造されている。第2図に示されているよう
に、ポリイミド塗膜は、所定位置において、毛管カラム
12上の対向する場所で選択的に除去されており、もっ
て、互いにほぼ180“離隔した第1及び第2の検出窓
13.13が形戒されている。ポリイミド塗膜を効率的
に、選択的に且つ容易に除去する装置は、ポリマ塗被毛
管カラム用窓バーナの名称の下に1989年4月24日
に出願された、同時継続出願第07/342,989号
に記載されている。
あるいは、ポリイミド塗膜の360゜に亘る周方向の帯
が、毛管カラム12上の所定位置において除去されても
よい。本明細書において用いられる用語“窓”は、ある
型の測定/検知手段が電気泳動しつつある検体を検出す
べく毛管カラム12に近接して設けられるところの所定
位置における、毛管カラム12の改造された部分を総称
的に意味するものとする。以下の議論を簡単にするため
、オン−カラム検出装置22.24は、UV放射線源及
びUV検出手段として例示的に記載される。
検出“窓”間の毛管カラム12内部の照射される部分は
、電気泳動検出ゾーンを画成する。オン−カラム検出装
置22.24によって発生される検出放射線は、毛管カ
ラム12の検出ゾーンを横切るように焦点を合わされて
いる。
通電クロマトグラムの生戊の間、毛管カラム12の端部
14,14は、緩衝液溜16.16内に配置され、緩衝
液と流体接触している。端部14,14の、それぞれの
緩衝液溜内16,16への挿入に先立ち、毛管カラム1
2の内部は、ゲル/緩衝液で満たされ、そして、検体が
、その適切な端部14内に電気泳動的に注入される。緩
衝液は、電気泳動回路用の導電性媒質として作用する。
HPCE装置用の電気泳動導電回路は、第1の電極18
を一方の緩衝液溜16に、第2の電極20を他方の緩衝
液溜16に挿入することにより、完成する。電極18.
20と緩衝液溜16.16の緩衝液との劣化反応を防止
するため、電極18,20は、白金のような化学的に不
活性な材料から好適に形戊されている。
電気泳動の間、電圧Vepが、電気泳動回路に電流を発
生すべく、HPCE装置10に印加される。
印加電圧Vepは、毛管カラム12の適切な端部14内
に注入された検体の、毛管カラム12を通る、他方の端
部14への電気泳動を引き起こす。予め配置されている
オン−カラム検出装置22.24を過る、検体の、毛管
カラム12内の通過は、検出された放射線の量の図示時
間描写である通電クロマトグラムの生成を引き起こす。
電気泳動する検体の、検出ゾーンの通過は、毛管カラム
12を横切る単色放射線が散乱及び/又は吸収されるこ
とを引き起こす。HPCE装置10によって得られる通
電クロマトグラムの代表的な例が、第11図に示されて
いる。
一例としてのオン−カラム検出装置22.24は、UV
放射線の単色ビームを発生し、そのビームを、毛管カラ
ム12の第1の検出窓13を実質的に直角に通過するよ
うに集中させる手段22を備えている。そのような単色
放射線発生手段22であって、本発明に係るHPCE装
置10において有用性を有するものの一つは、190〜
380ナノメータの範囲内の紫外放射線を発生するUV
重水素ランプである。レンズ/フィルタの適切な構成に
より、所定の波長の、紫外放射線の単色ビームは、第1
の検出窓13をそれに実質的に直角に放射するよう、集
中させられている。
単色放射線は、第1及び第2の検出窓13.13の間に
配置されている、毛管カラム12及び媒質(例えば、ゲ
ル、緩衝液及び/又は検体溶液)を横切り、第2の検出
窓13を通ってそれらから出て行く。出て行く放射線は
、放射線強度における変化に応答する光電子増倍管のよ
うな適正な検出手段24上に集中させられている。毛管
カラム12,内の検体が、第1及び第2の検出窓l8,
13の間の検出ゾーンを通り・て電気移動すると、単色
放射線は散乱及び/又は吸収され、もって、第11図に
示されている通電クロマトグラムが生威される。
他の使用可能な単色放射線は、IR及び可視放射線源に
よって発生され得る。蛍光は、電気泳動的に移動する検
体のオン−カラム監視に使用可能な別の検出技法である
。オン−カラム検出技法は放射線の発生及び検出に限定
されるものではないということが、理解されよう。オン
−カラム検出に対する有用性を有する他の検出技法は、
導電性及び電気化学的r4Ajノ定/検知を包含する。
オン−カラム検出技法に関する共通の特徴は、ある所定
の態様で毛管カラムにアクセスすることである。
HPCE装置10の構戊要素としての毛管カラム12を
搭載する統合温度制御/整合装置26の一実施例が、第
3図の端面図に、より詳細に示されている。第3図の統
合温度制御/整合装置26は、HPCB装置10の一部
としての毛管カラム12を搭載するための、一対の毛管
カラム搭載部材即ちプレート28.28と、一対の補助
支持フレート30.30と、一対の熱電プレート32,
32と、外部放熱プレート34.34とからなる、多層
構造体である。
第4図に示されている毛管カラム搭載プレート28.2
8は、電気的に絶縁性の材料、好ましくは、良好な誘電
特性を有し且つ合理的な熱伝導率を有するセラミック型
材料から好適に作られる。
適切なセラミック材料の一つは、293 ゜Kにおいて
ほぼ36Wrn−’゜K−1の熱伝導率を有する、アル
ミナAI203である。しかしながら、毛管カラム搭載
プレート28.28は、ある応用に対しては、金属の導
電性材料で作られてもよいということが、理解されよう
。各毛管カラム搭載プレート28は、その内側に面して
いる表面に形成された長さ方向の溝36を有している。
溝36は、毛管カラム12の外径にほぼ等しい最大幅と
、毛管カラム12の外径の半分にほぼ等しい深さとを有
している。溝36の寸法は、毛管カラムエ2が、その中
にぴったりと着座させられる即ち物理的に係合させられ
るということ、更に、毛管カラム搭載プレート28.2
8の、内側に面している表面が接触した関係で配置され
ると、毛管カラム12は、それらの間に動けない状態で
固定される即ち挟まれるということを、確実にする。
第4図に示されているように、検出スリット38が、上
部の毛管カラム搭載プレート28に、その満36にほぼ
中心がくるようにして形戊されており、そして、検出穴
40が、下部の毛管カラム搭載プレート28に、その溝
36にほぼ中心がくるようにして形成されている。検出
スリット38は、約2mmかそれよりも小さい範囲内の
長さ、及び毛管カラム12の内径にほぼ等しいかそれよ
りも小さい範囲内の幅を有している。検出穴40は、約
2ミリかそれよりも小さい範囲内の直径を有している。
上部及び下部の毛管カラム搭載プレート28.28が、
第3図に示されているように、接触した関係で配置され
ると、検出スリット38は、検出穴40と整合する。
毛管カラム12が毛管カラム搭載プレート2828の対
向する溝38に着座させられると、検出スリット38は
第1の検出窓13と容易に整合し得、検出穴40は第2
の検出窓13と容易に整合し得るような態様で、検出ス
リット38及び検出穴40は、上部及び下部の毛管カラ
ム搭載プレート28.28に形成されている。これによ
り、毛管カラム搭載プレート28.28の構造形態は、
予め配置されているオン−カラム検出装置22.24に
対する毛管カラム12の整合を容易にし、もって、それ
らの間の一致はもちろん、結果の再現性が保証される。
接触した関係で一緒に固定された毛管カラム搭載プレー
ト28.28の満面により、毛管カラム12は、その対
向した溝内に固定される。熱伝導性′ペーストが、毛管
カラム12と毛管カラム搭載プレート28.28との間
の、緊密な、熱的に伝導性の通路を確実にすべく使用さ
れ得る。
第5図に示されているように、毛管カラム搭載プレー}
28.28の、外側に面している表面と接触して、補助
支持プレー}−30.30の、内側に面している表面が
、配置されている。補助支持プレート30.30は、毛
管カラム搭載プレート28.28と熱電プレート32.
32との間に良好な熱伝導性媒質を提供する、金属部材
即ちプレートで通常作られており、もって、毛管カラム
12と熱電プレート32.32との間のジュール熱の移
動が容易になる。
更に、補助支持プレート30.30は、統合温度制御/
整合装置26の構造強さを高める。本発明に使用される
補助支持プレート30.30を形成するのに有用な代表
的な金属は、300 ″Kにおいてほぼ398Wm−”
゜K−1の熱伝導率を有する銅、及び293゜Kにおい
てほぼ237Wm”゜K−1の熱伝導率を有するアルミ
ニウムである。
統合温度制御/整合装置26が、その中に挟まれている
毛管カラム12を有する最終的な形に組み立てられると
、補助支持プレー}30.30が、毛管カラム搭載プレ
ー}28,28の検出スリット38及び検出穴40とそ
れぞれ整合させられるような態様で、検出スロット42
が、第5図に示されているように、補助支持プレート3
0.30の各々に形成されている。
熱電プレート32.32の、内側に面する表面は、補助
支持プレート30.30の、外側に面する表面とそれぞ
れ接触した状態で配置されている。
毛管カラム12への又は毛管カラム12からの熱エネル
ギの移動を制御することにより、毛管カラム12の電気
泳動作業温度Tccを熱電的に調節するための、ペルチ
ェ効果を利用する、少なくとも1つの電気的に伝導性の
回路即ちサーモパイルを、各熱電プレート32は、備え
ている。
ペルチェ効果は、2つの異なる金属又は導電性素子(即
ち熱電対)の接合部を流れる電流が、電流の方向に依存
して、その接合部で熱エネルギを吸収又は発生するとい
う現象である。接合部における伝熱速度は、接合部を流
れる電流の大きさに直接比例する。従って、熱エネルギ
移動速度は、熱電回路を流れる電流の大きさを調節する
ことにより、直接制御され得る。更に、熱電回路内の電
流の方向を制御することにより、毛管カラム12に及ぼ
される熱電効果は、毛管カラム12の熱電冷却か熱電加
熱のいずれか一方をもたらすべく調節される。
説明を簡単にするため、熱電プレート32.32の動作
を、毛管カラム12に熱電冷却をもたらすという見地か
ら説明する。即ち、電気泳動作業は、通常、毛管カラム
12内で発生したジュール熱の放散と関係しているので
、熱電プレート32.32は、毛管カラム12内で発生
したジュール熱を、毛管カラム搭載プレート28.28
、補助支持プレート30.30及び熱電プレート32.
32を介して放熱プレート34.34へと移動させるべ
く作用するものとして、説明する。熱電プレート32.
82によってもたらされる熱電冷却は、補助支持プレー
ト30.30及び毛管カラム搭載プレート28.28を
効果的に冷却し、毛管カラム12の電気泳動作業温度T
ccを所定の作業温度まで付随的に低下させる。
第6図に示されているように、外部電流源に複数の熱電
対を直列に接続することにより、サーモパイル50が形
成される。サーモパイル50は、第工の複数の導電性素
子52及び第2の複数の導電性素子54であって、第6
図に示されているように、可変電流源60に電気的に接
続されている、第1の複数の異種接合部56及び第2の
複数の異種接合部58を形成すべく結合されているもの
からなっている。テルル化ビスマスが、サーモパイル5
0の導電性素子を形成するのに使用される代表的な化合
物であり、第1及び第2の複数の導電性素子52.54
は、 p”型及び“n”型の金属にテルル化ビスマスを
ドープすることによってそれぞれ形成される。
第1の複数の異種接合部56は、第1及び第2の熱電プ
レート32.32の、内側に面している表面を形成すべ
く、第1の平面62に配列されており、そして、第2の
複数の異種接合部58は、第1及び第2の熱電プレート
32.32の、外側に面している表面を形戊すべく、第
2の平面64に配列されている。例えば、適切な電気絶
縁材料であるエポキシ下部構造体内に熱電対を固・定す
ることにより、接合部は、上記の関係に永久的に維持さ
れ得る。
サーモバイル回路50内を流れる、可変電流源60によ
って発生される電流の大きさ及び方向の適切な選択は、
第1の複数の異種接合部56を温度TLに維持する一方
、第2の複数の異種接合部58は、温度Tllに維持さ
れる。即ち、第1の複数の異種接合部56は冷却される
一方、・第2の複数の異種接合部58は加熱される。
熱電プレート32.32は、電気泳動の間、第1の複数
の異種接合部56において維持されている温度TLが、
所定の電気泳動作業温度Tccであって、電気泳動の間
、その温度で毛管カラムl2が作業させられるところの
ものよりも低くなるよう、構成されている。このことは
、毛管カラム12と熱電プレート32.32の、内側に
面している表面との間の伝熱ポテンシャルが維持される
ことを保証し、もって、電気泳動の間に毛管カラム12
内で発生するジュール熱は、毛管カラム12から移動し
ていく。TLの値、従って、熱エネルギ移動速度即ち熱
電プレート32.32の熱電冷却効果は、電流源60の
出力を変えることによって調節され、もって、毛管カラ
ム12の作業温度Tccは、精確に維持される。後述す
る1つ以上のサーモバイル50が、単独で又は組み合わ
されて、本発明に係る統合温度制御/整合装置26に利
用される熱電プレート32.32として機能すべく構成
されている。
第7図に示されている熱電プレート32の実施例は、単
一のサーモパイル50,即ち単一の熱雷回路であり、こ
のサーモバイルは、それぞれの補助支持プレート30の
、外側に面している表面と接触する内側に面している表
面62を形成するように配列されている第1の複数の異
種接合部56を有する一方、第2の複数の異種接合部5
8が、それぞれの放熱プレート34の、内側に面してい
る表面と接触する外側に面している表面64を形成する
ように配列されている。第7図に示されている熱電プレ
ート32の実施例は単一のサーモパイル50であるので
、各熱電プレート32は、対応する補助支持プレート3
0のそれぞれの検出スロット42と整合させられている
検出通路66であって、電気泳動的に移動する検体のオ
ン−カラム検出のためのものを含むように改造されなけ
ればならない。
第8図は、本発明の熱電プレート32の別の実施例を示
しており、この実施例においては、各熱電プレート32
は、複数の別個のサーモバイル50(第8図には4つの
サーモパイルが示されている)からなっており、これら
のサーモパイルは、熱エネルギを補助支持プレート30
から放熱ブレ一ト(図示せず)に移動させるべく、組み
合わさって作用する。第8図に示されているように、各
サーモパイル50は、それ自身の電流源60を有してい
る。別個の電流源60は、温度TLを調節すべく、連動
制御され得る。各熱電プレート32の個々のサーモパイ
ル50は、検出通路66を効果的に形成すべく配列され
得るということが、理解されよう。これは、個々のサー
モバイル50を、対応する補助支持プレート30.30
の、外側に面している表面上に、検出スロット42.4
2と重ならないようにして即ちそれらを妨害しないよう
にして取り付けることにより、達戊される。
本発明に係る放熱プレート34の一実施例か、第9図に
示されている。第9図に示されている実施例の各放熱プ
レート34は、複数の放熱フィン70であって、これら
の放熱フィンとHPCE装置10が設置されている周囲
環境との間の、輻射及び/又は対流熱交換により、放熱
プレート34に移動した熱エネルギを外部に放散させる
ためのものを備えている。放熱プレート34の対流熱交
換は、受動性又は能動性のいずれでもよい。放熱プレー
ト34を能動性対流熱交換で動作させるには、放熱プレ
ート34の表面により多い量の流体を当てて放熱プレー
ト34とこの流体との間の対流熱交換速度を増大させる
在来の公知手段を利用しなければならない。また、各放
熱プレート34は、熱電プレート32(第7図に開示さ
れている実施例)のそれぞれの検出通路66又はそれぞ
れの補助支持プレート30(第8図に開示されている実
施例)の検出スロット42と整合させられている検出開
口72を備えている。
あるいは、第10図に示されているように、放熱プレー
ト34は、熱交換用の冷却流体を放熱プレート34内で
循環させる冷却装置74により、冷却され得る。そのよ
うな実施例は、HPCE装置10の毛管カラムl2が、
多量のジュール熱が周囲環境に移動させられなければな
らないところの所定の作業温度Tccで動作させられな
ければならない場合に効果的である。循環している冷却
流体は、必要な伝熱ポテンシャルが熱電プレート32,
32と放熱プレー}34.34との間の効果的なジュー
ル伝熱に対して維持されるということを保証する。この
実施例も、上述した検出開口72を備えている。
上述したオン−カラム検出装置26は、毛管カラム12
と周囲環境との間の伝熱を調節する改良された手段を備
えている。毛管カラム12に対する伝熱の方向及び速度
は、熱電プレート32,32を流れる電流の大きさ及び
方向によってもたらされる熱電効果により、調節される
。伝熱の方向及び速度の調節は、毛管カラム12の電気
泳動作業温度Tccを調節即ち制御する。統合温度制御
/整合装置26を利用して前述した毛管カラム12を熱
電的に冷却することにより、本発明に係るHPCE装置
10は、より高いVepで動作可能となり、このことは
、より解像度の高い通電クロマトグラム及び/又はより
短い実行時間での検体の分離を結果的にもたらすことに
なる。本発明に係る統合温度制御/整合装置26を利用
することにより、再現性のある、質の高い結果が、−2
0℃までの電気泳動作業温度Tccで得られ得る。
また、本発明に係る統合温度制御/整合装置26は、電
気泳動作業温度T cc’ を上昇させるべく、毛管カ
ラム12を熱電的に加熱するのにも、即ち毛管カラム1
2内で発生したジュール熱を増大させるのにも利用され
得るということが、理解されるべきである。統合温度制
御/整合装置26が毛管カラム12を熱電的に加熱すべ
く動作させられるときには、放熱プレート34.34は
、統合温度制御/整合装置26の構成要素として含まれ
る必要はない。
上述した統合温度制御/整合装置26の構造形態は、毛
管カラムl2の検出ゾーン近傍の温度の熱電的な調節を
提供する。このことも、電気泳動分離の精度及び再現性
を高める。更に、統合温度制御/整合装置26の上述し
た構造形態は、予め配置されているオン−カラム検出装
置22.24に対する毛管カラム12の窓の適切な整合
即ち検出ゾーンの適切な整合を容易にする。
統合温度制′a/整合装置に基づく他の実施例も、上述
した教示に照らして可能である。例えば、統合温度制御
/整合装置の別の実施例は、上述した毛管カラム搭載プ
レート及び熱電プレートのみを備えている。統合温度制
御/整合装置の別の実施例は、熱電プレートのみを備え
ており、各熱電プレートの、内部に面している表面には
、予め配置されているオン−カラム検出装置と整合した
状態で毛管カラムを着座且つ固定させるための、上述し
た、溝及び検出スリット及び検出穴が、それぞれ形成さ
れている。
統合温度制御/整合装置の実施例を、プレート形状に関
して記載してきたが、本発明は「プレート」によって限
定されるべきではないということが、理解されるべきで
ある。統合温度制御/整合装置は、毛管カラムの周囲に
同軸で配置される、機能的には上述したような、一連の
別個の同心チューブとしても形成され得る。この実施例
の場合には、毛管カラム支持チューブに溝を設ける必要
はないということが、理解されよう。何故ならば、その
毛管カラム支持チューブの形状自体が、着座及び固定機
能を果すからである。
本発明に係る別の実施例である、HPCE装置10用の
統合温度制御/整合モジュール26゜が、第12図〜第
16図に示されており、この実施例は、モジュール26
゜が種々の分離条件下で利用されることを可能にすると
いう特徴を有している。
統合温度制御/整合モジュール26゜は、モジュール2
6′の基本的な構造形態を変えることなく、異なった長
さの毛管カラムを搭載する手段であって、実質的にその
全作動長に亘って固体冷却を付随的にもたらすものと、
オン−カラム検出装置22,24をモジュール26″か
ら減結合する手段(その詳細は後述する)とを備えてい
る。
HPCE装置10の概略図が、第12図に示されている
。HPCE装置10は、光密な絶縁性の容器11゜ と
、緩衝液溜16′,16゛内に配置されている端部14
’,14′を有する毛管カラム12゜ とを備えている
。電極18゜,20゜が、緩衝液溜16゜.16゜内に
配置されていると共に、電極l8“,20゛間に電圧V
epを印加する電源PSに電気的に接続されている。毛
管カラム12′は、その詳細は後述する統合温度制御/
整合モジュール26′であって、絶縁されているホルダ
100内に配置されるものにより、HPCE装置10の
容器l1゜内に装着される。
代表的なオン−カラム検出装置は、UV放射線源22゜
と、検出手段24゜と、放射線結合手段8oであって、
UV放射線源22′から毛管カラム12′への放射線及
び毛管カラム12゛から検出手段24゛への放射線を結
合するものとからなっている。毛管カラム12’ は、
統合温度制御/整合モジュール26゜内部に装着される
。モジュール26′は、相補的な第1及び第2の搭載プ
レート部材28’,29゜ と、組み合わされて装着さ
れる1つ以上のサーモバイル50′であって、モジュー
ル26′の温度を制御し及び/又は変化させるものとを
備えている。例えば高温度熱伝導ぺ−スト(コネチカッ
ト州、スタンフォード在のオメガ・エンジニアリング・
インコーボレーテッド)又はエチレングリコールのよう
な、熱伝導性物質が、モジュール26′とサーモバイル
50′との間の熱接触を強めるべく利用され得る。サー
モバイル50’ は、熱電温度制御装置60’ に電気
的に接続されている。外部放熱プレート34゜(第13
図)及び冷却装置74゜ (例えばファン)が、サーモ
バイル50’ から熱を除去するのに用いられ得る。
HPCE装置10は、プレキシグラスのような適切な材
料で作られ得る光密な容器工1゜を備えている。容器1
1゛は、その中に絶縁されているホルダ100を受容す
べく構成されている。容器11゛は、作業者及びモジュ
ール26′を高電圧から絶縁する。また、容器11′は
、検出結果に影響を及ぼし得る迷光を最少にする。更に
、容器11゜は、絶縁されているホルダ100X緩衝液
溜16”,16゜、電源PSへの電気接続部、もしそれ
か使用されている場合には外部放熱プレート34゜及び
放射線結合手段80の支持体としても機能する。
ホルダ100 (第13図参照)は、電気絶縁材料で作
られており、統合温度制御/整合モジュール26゜が、
摺動可能に、その中に挿入され又はその中から引き出さ
れ得るように構或されている。
ホルダ100の他の特徴については、別の構成要素と共
に、更に詳細に後述する。
放射線結合手段80は、第13図に示されているように
、ホルダ100内に装着される放射線源ファイバ光学素
子82であって、放射線源からの放射線を統合温度制御
/整合モジュール26゛に伝達すべく作用するものを備
えている。更に、放射線結合手段80は、放射線源ファ
イバ光学素子82と整合してホルダ100内に装着され
る試料セルファイバ光学素子82であって、モジュール
26゛からの放射線を検出手段24゛に伝達すべく作用
するものを備えている。
第14図に一例として示されている試料光学結合手段8
6は、放射線源ファイバ光学素子82からの放射線を毛
管カラム12゜上に結合すべく、且つ毛管カラム12゜
から出て行く放射線を試料セルファイバ光学素子84に
結合すべく、統合温度制御/整合モジュール26゜と組
み合わされて装着され得る。第14図に示されている好
適な実施例においては、試料光学結合手段86は、2本
の100ミクロンの光ファイバ86aと、石英ガラスレ
ンズ86bと、1本の600ミクロンの光ファイバ86
cとからなっている。別の好適な実施例においては、試
料光学結合手段86は、第1の600ミクロンの光ファ
イバ86aと、石英ガラスレンズ86bと、第2の60
0ミクロンの光ファイバ86cとからなっている。
約30cmの長さを有する、2本の光ファイバ86aは
、シアノアクリレート接着剤で互いに固着され、研磨さ
れ、且つ第1の搭載プレート部材28′内に装着されて
いるテフロンチューブ110内に圧入されている。光フ
ァイバ86aの第1の端部は、放射線源ファイバ光学素
子82からの放射線を光ファイバ86a内に集中させる
ところの石英ガラスレンズ86bと光学的に連結されて
いる。光ファイバ86aにおける220nm超の信号損
失は、約1,Odb/mであり、換言すると.透過率は
80%よりも高い。2本の光ファイバの使用は、SN比
を向上させる。この好適な実施例の場合、約240ミク
ロンの軸方向長さを有する毛管窓13゜が、毛管カラム
12゛に形成されている。
600ミクロンの光ファイバ86cは、第2の搭載プレ
ート部材29゜内に圧入されている。600ミクロンの
光ファイバ86cは、毛管カラム12゜を出て行く放射
線を試料セルファイバ光学素子84に光学的に結合する
HPCE装置10は、基準放射線結合手段90であって
、第1及び第2の基準セルファイバ光学素子92.94
と基準光学結合手段96とからなるものをも備え得る。
基準セルファイバ光学素子92.94は、ホルダ100
内に整合した状態で装着され、オン−カラム検出装置2
2’ ,24゜と統合温度制御/整合装置26゜との間
の放射線を結合すべく作用する。上述したものと同様の
ものであってよい、基準光学結合手段96は、第1の基
準セルファイバ光学素子92からの放射線を毛管カラム
12゛上に結合すべく、且つ毛管カラム12゛から出て
行く放射線を第2の基準セルファイバ光学素子94に結
合すべく、統合温度制御/整合モジュール26′ と組
み合わされて配置され得る。
基準放射線結合手段90は、注入された検体の通電クロ
マトダラムを生戊するのに利用され得る。
これは、どの位の量の検体が毛管カラム12゜内に注入
されたかの量的な決定を可能にする。上述した構戊は、
ホルダ100内に装着されたファイバ光学素子と、統合
温度制御/整合装置26゜と組み合わされて配置されて
いる光学結合手段との間の光学的な減結合をもたらす。
相補的な搭載プレート部材28’ ,29゜は、高い熱
伝導率及び良好な電気絶縁特性を有する材料から作られ
る。約36Wm’″1゜K−”の熱伝導率を有するアル
ミナA1*Osは、搭載プレート部材28゜  29゛
を作るのに有用な1つの材料である。約56Wm−”゜
K−”の熱伝導率を有する窒化ホウ素Bnは、搭載プレ
ート部材28゜,29゜を作るのに有用なもう1つの材
料である。Bnは、より高い熱伝導率を有していること
に加えて、AItosよりも加工が容易であるので、製
造コストが安くなる。搭載プレート部材28’,29゜
の高い熱伝導率は、毛管カラム12゜の実質的に全長の
外表面を所定の電気泳動作業温度Tccに維持するとこ
ろの固体冷却能力を提供する。
搭載プレート部材28゜,29゜は、組み合わされて合
体するように形成されており、そして、組み合わされた
ときの寸法は、ホルダ100内に摺動可能に受容される
ようになされている。合体した搭載プレート部材28゜
  29′間の伝熱は、合体に先立ち、搭載プレート部
材28゜,29゜の当接する面にエチレングリコールを
薄く塗ることにより、高められる。搭載プレート部材2
8゛29゜は、毛管カラム12゜との良好な熱接触をも
たらすべく、且つその毛管カラム12′をモジュール2
6゜内部に着座させ且つ固定させるべく、加工されてい
る。その中に装着される毛管カラム12゜及び0.5m
Lのマイクロ試験管のような緩衝液溜16’,16゜内
に配置されるその端部14゜  14゜ と組み合わさ
れて合体させられた搭載プレート部材28’ .29゜
により、ホルダl00内に装着されると、毛管カラム1
2゛の各端部14′ の約0.5cmのみが、緩衝液溜
16′と統合温度制御/整合モジュール26゛ との間
に露出する。露出した毛管カラムの最小限度の長さは、
ジュール熱に起因する毛管カラム内部の温度の変化を最
小にする。
第1の搭載プレート部材28′は、第1及び第2の毛管
支持溝120,122と、異なった長さの毛管カラムを
支持するための凹部124とを備えている。毛管支持溝
120,122は、与えられた毛管カラムのそれぞれの
端部をぴったりと搭載するための寸法を有している。上
述した試料光学結合手段及び基準光学結合手段の対応す
る素子を受容するためのポート126が、それぞれの支
持l+’lff120,122に形成されており、搭載
プレート部材28゜を貫通している。第15図に例とし
て示されている好適な一実施例においては、薄い(約千
分の10インチの厚さの)ステンレススチール製の搭載
部材125が、搭載プレート部材28′に、検出ゾーン
を画成するポート126の周囲に配設されている。搭載
部材125は、毛管搭載溝125a及びスリット125
bを備えている。
好適な一実施例においては、毛管支持溝120,122
は、約357ミクロンの外径を有する毛管カラム12’
 を搭載するための寸法を有している。
毛管カラム12’の内径は、具体的な応用に依存して、
例えば50,100又は200ミクロンと、選択的に可
変である。
第1の搭載プレート部材28′の凹部124は、所定の
周長を有する周壁124aによって画或されている。ポ
リイミド塗被毛管は、十分な弾力性を有しているので、
装着された毛管カラム12’の中間部分は、周壁124
aに当接する。ある特別な毛管カラムの中間部分は、凹
部124内部に所定のターン数だけ捲回され得、もって
、統合温度制御/整合モジュール26“内部に装着され
た毛管カラム12゜は、所定の作動長を有することが可
能になる。所定の作動長は、毛管カラムの中間部分のタ
ーン数と凹部124の所定の周長とによって決定される
統合温度制御/整合モジュール26゜の基本的な構造形
態、即ち凹部124は、異なった長さの毛管カラムがそ
の中に装着されることを可能にすると共に、その毛管カ
ラムに対し、同じ度合の固体冷却、温度制御を付随的に
もたらす。従って、統合温度制御/整合モジュール26
′は、種々の検体の電気泳動分離に対し、ゲルカラム又
はオープンカラムによって利用され得る。
好適な一実施例においては、凹部124は、異なった長
さの毛管カラムが、15、30,45又は60センチの
カラム作動長をそれぞれ提供すべくその中で捲回され得
るような所定の周長を有する。45センチ及び60セン
チのカラム作動長が、電気泳動分離に通常用いられる。
第2の搭載プレート部材29゜は、第1の搭載プレート
部材28゜を相補うべく形成されており、ブラグ130
及びポート132を備えている。フラグ130は、凹部
124内部に配置されるべく形成されており、毛管カラ
ム12゛の中間部分の、周壁124aとの当接関係を保
持する。プラグ130は、所定の間隙(例えば約400
ミクロン)がプラグ130の周縁部と周壁124aとの
間に存在するように形成され得、もって、毛管カラム1
2’ は、毛管カラム12゜と統合温度制御/整合モジ
ュール26゛ との間の熱接触を高めるべく、高温度熱
導電性ペースト又はエチレングリコールで塗被され得る
ポート132は、第1の搭載プレート部材28゜のボー
ト126と整合した状態で第2の搭載プレート部材29
゛に穿没されている。ボートl32は、上述した試料光
学結合手段及び基準光学結合手段の対応する素子を受容
すべく形成されている。
第1及び第2の搭載プレート部材28’,29’の別の
実施例が、第16図及び第17図に示されている。毛管
カラムの中間部分を受容するための満127が、周壁1
24aに形成されている。
ホルダ100は、サーミスタ、熱電対又はRTDのよう
な温度測定手段140が、毛管カラムの所定の電気泳動
作業温度Tccを監視すべく、統合温度制御/整合モジ
ュール26゜に熱的に結合されるよう、形成されている
。更に、第1及び第2の搭載プレート部材28’ ,2
9’ は、温度測定手段140が毛管カラムエ2゜ と
直接的に熱接触した状態で配置され得るよう、形成され
得る。温度測定手段140は、熱電温度制御装置60’
 に、それに温度フィードバック信号を供給して毛管カ
ラムの温度制御を容易にすべく、電気的に結合されてい
る。温度測定手段140の使用は、比例電流制御をもた
らすことにより、固体温度制御システムの安定性を高め
る。温度測定手段140.からのフィードバック信号は
制御装置60’ に供給され、サーモバイル50゜への
電流が調節される。
これは、モジュール26′と装着された毛管カラム12
゛ との間の伝熱を調節する。
本発明の別の実施例においては、上述した装置が、質量
分析器又は電気化学的な検出器のようなオフーライン検
出器と共に利用され得る。この実施例においては、統合
温度制御/整合モジュール26′の主要な機能は、毛管
カラムに対して熱電温度制御を行い、その毛管カラムを
所定の電気泳動作業温度Tccに維持することである。
統合温度制御/整合モジュール26′は、毛管カラム1
2′を搭載すべく作用するのに加えて、毛管カラム12
゜がモジュール26゜内部で定位置に置かれるという意
味において毛管カラム12゜を整合させるべく、即ち、
毛管カラムの端部14″.14′がモジュール26゛か
ら外方へ等しく延出させられるというこうを確実にすべ
く機能する。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係る統合温度制御/整合装置は
、毛管カラムの温度を、実質的にその全作動長に亘って
所定の作業温度に精確に調節及び/又は変化させ得ると
共に、毛管カラムを、所定の位置に容易に整合させ且つ
固定し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る統合温度制御/整合装置を使用
している高性能毛管電気泳動(HPCE)装置の一実施
例の概略図、 第2図は、毛管カラムの斜視図であって、対向している
検出窓を示しているもの、 第3図は、本発明に係る統合温度制御/整合装置の一実
施例の断面図であって、第1図中の3−3線に沿うもの
、 第4図は、本発明に係る毛管カラム搭載プレートの斜視
図、 第5図は、本発明に係る補助支持プレートの斜視図、 第6図は、サーモパイルの概略図、 第7図は、本発明に係る熱電プレートの一実施例の斜視
図、 第8図は、本発明に係る熱電プレートの別の実施例の斜
視図、 第9図は、本発明に使用される放熱プレートの一実施例
の斜視図、 第10図は、本発明に使用される放熱プレートの別の実
施例の斜視図、 第11図は、HPCE装置によって生戊される通電クロ
マトグラムの一例を示す図、 第12図は、本発明に係るHPCE装置の別の実施例の
概略図、 第13図は、第12図に示されているHPCE装置の一
部の斜視図、 第14図は、第13図に示されている統合温度制御/整
合モジュールの分解斜視図、 第15図は、第14図に示されている統合温度制御/整
合モジュールの一方の搭載プレート部材の平面図、 第16図及び第17図は、第14図に示されている統合
温度制御/整合モジュールの別の実施例を示す斜視図、
及び 第18図は、従来方法と本発明に係る固定冷却装置との
比較を示す性能図である。 10・・・高性能毛管電気泳動(HPCE)装置12・
・・毛管カラム 13・・・検出窓 14・・・端部 16・・・緩衝液溜 18.20・・・電極 22・・・UV放射線源 24・・・検出手段 26・・・統合温度制御/整合装置 26゜・・・統合温度制御/整合モジュール28・・・
搭載プレート 30・・・補助支持プレート 32・・・熱電プレート 34・・・放熱プレート 36・・・溝 38・・・検出スリット 40・・・検出穴 42・・・検出スロット 50・・・サーモパイル 52.54・・・導電性素子 56.58・・・異種接合部 60・・・可変電流源 6・・・検出通路 O・・・放熱フィン 2・・・検出開口 O・・・放射線結合手段 2・・・放射線源ファイバ光学素子 4・・・試料セルファイバ光学素子 6・・・試料光学結合手段 O・・・基準放射線結合手段 2.94・・・基準セルファイバ光学素子O・・・ホル
ダ O・・・テフロンチューブ 0.122・・・毛管支持溝 4・・・凹部 O・・・プラグ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)高性能毛管電気泳動用統合温度制御/整合装置で
    あって、 毛管カラムを所定の電気泳動作業温度に維持すべく、該
    毛管カラムと周囲環境との間の伝熱を熱電的に調節する
    調節手段と、 上記毛管カラムを所定の位置に毛管電気泳動装置の一部
    として搭載する搭載手段であって、該毛管カラムと当該
    搭載手段との間の効率的な伝熱をもたらして該毛管カラ
    ムを上記所定の電気泳動作業温度に維持すべく、電気絶
    縁性且つ高熱伝導性の材料で作られていると共に、該毛
    管カラムの実質的に全作動長に亘って該毛管カラムを包
    むように形成されており、上記調節手段は当該搭載手段
    と熱接触した状態で配置されている、ものと、を具備し
    、 上記搭載手段が、 上記毛管カラムを当該搭載手段内部の上記所定の位置に
    固定すべく、該毛管カラムのそれぞれの端部と物理的に
    係合する係合手段と、 上記毛管カラムの中間部分を上記搭載手段内部にそれと
    熱的に接触した状態で配置する配置手段であって、変化
    する長さの毛管の中間部分を収容すべく形成されており
    、もって該毛管カラムの作動長が、異なった電気泳動分
    離に対して所定の増分で変化させられ得る、ものと、 を備えている統合温度制御/整合装置。 (2)高性能毛管電気泳動装置と共に使用される統合温
    度制御/整合装置であって、該高性能毛管電気泳動装置
    は毛管カラム、電源、熱電制御装置、オン−カラム検出
    用検出装置、及び該検出装置と当該統合温度制御/整合
    装置との間の放射線を結合する放射線結合手段を備えて
    いる、ものにおいて、 毛管カラムを所定の電気泳動作業温度に維持すべく、該
    毛管カラムと周囲環境との間の伝熱を熱電的に調節する
    熱電調節手段と、 上記毛管カラムを上記毛管電気泳動装置の一部として搭
    載する搭載手段であって、該毛管カラムと当該搭載手段
    との間の効率的な伝熱をもたらして該毛管カラムを上記
    所定の電気泳動作業温度に維持すべく、電気絶縁性且つ
    高熱伝導性の材料で作られていると共に、該毛管カラム
    の実質的に全作動長に亘って該毛管カラムを包むように
    形成されており、上記熱電調節手段は当該搭載手段と熱
    接触した状態で配置されている、ものと、 を具備し、 上記搭載手段が、 オン−カラム検出をもたらすべく、当該搭載手段内部の
    所定位置で上記毛管カラムを上記放射線結合手段に整合
    させる整合手段であって、該放射線結合手段からの放射
    線を該毛管カラム上に光学的に結合し且つ該毛管カラム
    からの放射線を該放射線結合手段に光学的に結合する光
    学結合手段を備えているものと、 上記毛管カラムを当該搭載手段内部の上記所定の位置に
    固定すべく、該毛管カラムのそれぞれの端部と物理的に
    係合する係合手段と、 上記毛管カラムの中間部分を上記搭載手段内部にそれと
    熱的に接触した状態で配置する配置手段であって、変化
    する長さの毛管の中間部分を収容すべく形成されており
    、もって該毛管カラムの作動長が、異なった電気泳動分
    離に対して所定の増分で変化させられ得る、ものと、 を備えている統合温度制御/整合装置。 (3)前記搭載手段が、相補的な形状を有する第1及び
    第2の搭載プレートを更に備えており、組み合わされて
    合体させられた該第1及び第2の搭載プレートが、統合
    温度制御/整合モジュールを形成する請求項2記載の統
    合温度制御/整合装置。 (4)前記第1の搭載プレートが、所定の周長を有する
    周壁によって画成されている凹部と、該凹部と隣接し且
    つ当該第1の搭載プレートの一方の縁部から延在する第
    1及び第2の溝とを備えており、更に、前記第2の搭載
    プレートが、プラグを備えており、該プラグは、それが
    該凹部の内部に配置されると、該凹部及び該プラグが前
    記毛管カラムの中間部分と熱的に接触するよう、当該第
    1及び第2の搭載プレートが組み合わされて合体される
    ような形状を有しており、該凹部が、該周壁の該所定の
    周長が前記所定の増分を規定するところの前記配置手段
    であり、且つ、該第1及び第2の溝が、該毛管カラムの
    それぞれの端部と物理的に係合する前記係合手段である
    請求項3記載の統合温度制御/整合装置。 (5)前記周壁が、前記毛管カラムの中間部分を収容可
    能な形状を有する溝を備えている請求項4記載の統合温
    度制御/整合装置。 (6)前記プラグが、前記毛管カラムの中間部分を収容
    可能な形状を有する溝を備えている請求項4記載の統合
    温度制御/整合装置。 (7)前記第1の搭載プレートが、前記第1及び第2の
    溝の内の一方に形成され且つ当該第1の搭載プレートを
    貫通している第1のポートを備え、且つ、前記第2の搭
    載プレートが、該第1の搭載プレートの該第1のポート
    と整合した状態で当該第2の搭載プレートを貫通してい
    る第1のポートを備えており、該第1及び第2の搭載プ
    レートの該第1のポートは、前記毛管カラムにおける電
    気泳動分離のオン−カラム試料検出をもたらすべく、前
    記光学結合手段を装着可能な形状を有している請求項4
    記載の統合温度制御/整合装置。(8)前記光学結合手
    段が、 前記第1の搭載プレートの前記第1のポート内に装着さ
    れる少なくとも1つの光ファイバと、上記第1の搭載プ
    レートの上記第1のポート内に装着されるレンズであっ
    て、前記放射線結合手段からの放射線を上記少なくとも
    1本の光ファイバ上に集中させるべく作用するものと、 前記第2の搭載プレートの前記第1のポート内に装着さ
    れる光ファイバと、 を備える請求項7記載の統合温度制御/整合装置。 (9)前記第1の搭載プレートが、前記第1及び第2の
    溝の内の他方の溝に形成され且つ当該第1の搭載プレー
    トを貫通している第2のポートを更に備え、且つ、前記
    第2の搭載プレートが、該第1の搭載プレートの該第2
    のポートと整合した状態で当該第2の搭載プレートを貫
    通している第2のポートを更に備えており、該第1及び
    第2の搭載プレートの該第2のポートは、前記毛管カラ
    ム内に注入された検体のオン−カラム基準検出をもたら
    すべく、前記光学結合手段を装着可能な形状を有してい
    る請求項7記載の統合温度制御/整合装置。 (10)前記毛管カラムの前記所定の電気泳動作業温度
    を監視する温度監視手段であって、前記搭載手段と熱接
    触した状態で配置され、前記熱電制御装置と、それに温
    度信号を供給すべく電気的に接続されているものを更に
    備えており、もって、該熱電制御装置が、該毛管カラム
    を該所定の電気泳動作業温度に維持すべく、前記熱電調
    節手段に対して比例温度制御をもたらす請求項2記載の
    統合温度制御/整合装置。 (11)前記毛管カラムの前記所定の電気泳動作業温度
    を監視する温度監視手段であって、前記毛管カラムと直
    接的に熱接触した状態で配置され、前記熱電制御装置と
    それに温度信号を供給すべく電気的に連結されているも
    のを更に備えており、もって、該熱電制御装置が、該毛
    管カラムを該所定の電気泳動作業温度に維持すべく、前
    記熱電調節手段に対して比例温度制御をもたらす請求項
    2記載の統合温度制御/整合装置。
JP2225023A 1989-08-28 1990-08-27 高性能毛管電気泳動装置用統合温度制御/整合装置 Pending JPH03163352A (ja)

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