JPH09132951A - 天井構築方法および天井構造ならびにそれに用いられる天井パネル - Google Patents

天井構築方法および天井構造ならびにそれに用いられる天井パネル

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JPH09132951A
JPH09132951A JP7290202A JP29020295A JPH09132951A JP H09132951 A JPH09132951 A JP H09132951A JP 7290202 A JP7290202 A JP 7290202A JP 29020295 A JP29020295 A JP 29020295A JP H09132951 A JPH09132951 A JP H09132951A
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JP
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ceiling panel
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pair
panel
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JP7290202A
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English (en)
Inventor
Koki Sakamoto
弘毅 坂元
Kenji Kato
健司 加藤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上方および下方からの施工によって構築で
き、天井上部に対する作業を行うための開口が確保で
き、工業化の促進や工数の削減を可能とする天井構築方
法を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る天井構築方法は下記の工程
より構成される。まず、支持部材12を有する一対の第
1壁部10を互いに対面する位置に立設し、第1壁部1
0と直交する一対の第2壁部14を互いに対面する位置
に立設する。次に、第1壁部10の間の距離とほぼ等し
い長さを有し、第2壁部14の間に複数枚が敷設できる
幅を有する第1天井パネル22を、相互間に所定幅の空
間をあけて、支持部材12に支持された状態で第1壁部
10の間に上方から敷設する。そして、第1天井パネル
22の間の所定幅の空間を埋める第2天井パネル24を
下方から第1天井パネル22に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上方および下方か
らの施工によって構築でき、天井裏に対する作業を行う
ための開口が確保できる天井構築方法および天井構造な
らびにそれに用いられる天井パネルに関する。
【0002】
【関連技術および発明が解決しようとする課題】従来、
天井は、図17に示したような構造となっており、この
構築は、次のような工程で行われる。すなわち、まず、
石膏ボード等の防火ボード34が貼付される枠組みであ
る野縁132を、吊り木134などを介して上部構造1
35,136に固定する。そして、電気配線等の天井の
上部に対する作業を行う。次に、断熱材36を設置しな
がら防火ボード34を野縁132に貼付する。次いで、
防火ボード34の屋内面にクロス等(図示せず)の内装
仕上げ材を貼付する。そして次に、壁面と防火ボード3
4との接する部分に回り縁(図示せず)が壁面の全周に
わたって固定される。
【0003】上述のように、従来の、天井構築方法には
多くの工程を要していた。しかも、防火ボード34や断
熱材36を取り付けてしまうと、電気配線等の天井裏に
対する作業を行うための開口がなくなってしまうため、
防火ボード34と断熱材36の取付は、配線等の天井裏
に対する作業が完了した後に、現場ですべての作業を行
う必要があった。また、この防火ボード34および断熱
材36の取付作業は、下方から搬入される材料を用い
て、作業者が不自然で能率の悪い上向きの姿勢で行う現
場作業であった。このため、天井構築作業は工程数が多
く、能率が悪く、工業化の促進や工数の削減による建築
コストの削減という要請に反するものであった。
【0004】ところで、本出願人は、予め日本特許情報
機構(JAPIO)の先行技術調査(パトリス)によっ
て先行技術を調査し、検索式:”天井W2施工”にて特許
104件、実用新案109件、また、検索式:”E04B01
/80T”にて特許131件、実用新案211件の調査結果
を得た。この結果から、上記問題点を解決するための技
術を発見することはできなかった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、上方お
よび下方からの施工によって構築でき、天井上部に対す
る作業を行うための開口が確保できる天井構築方法およ
び天井構造ならびにそれに用いられる天井パネルを提供
することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、天井構築にお
いて、工業化の促進や工数の削減によって建築コストの
削減を可能とする天井構築方法および天井構造ならびに
それに用いられる天井パネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本欄においては、
上記目的を達成するための手段を、本願の各請求項の各
構成要件に対して、本願の実施の形態の符号を対応させ
て説明する。
【0008】請求項1に記載の発明に係る天井の構築方
法は、支持部材12を有し互いに対面する一対の第1壁
部10と、前記第1壁部と直交し互いに対面する一対の
第2壁部14とを立設する工程と、前記一対の第1壁部
の対向間隔より僅かに短い長さを有し、前記第2壁部間
に複数枚が敷設できる幅を有する第1天井パネル22
を、前記第1天井パネルの相互間に所定幅の空間をあけ
て、または、前記第1天井パネルと前記第2壁部との間
に所定幅の空間をあけて、前記支持部材に支持された状
態で前記第1壁部間に上方から敷設する工程と、前記第
1天井パネルの間の前記所定幅の空間を埋める第2天井
パネル24を下方から前記第1天井パネルに係合させる
工程と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項4は、請求項1に記載の天井
の構築方法により構築される天井構造の発明を定義して
いる。
【0010】請求項1または請求項4に記載の発明によ
れば、第1壁部および第2壁部を立設した後、第1天井
パネルおよび第2天井パネルを敷設することによって天
井が形成できる。したがって、非常に少ない工程数で天
井を形成することができ、建築コストを削減することが
できる。
【0011】請求項2は、請求項1に記載の発明に係る
天井の構築方法において、前記第2天井パネルの前記係
合工程は、前記第1天井パネル相互間の所定幅の空間を
利用した作業が終了した後に行われることを特徴とする
天井の構築方法の発明を定義している。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、第1天井
パネル相互間の所定幅の空間を利用した作業が終わった
後に、第2天井パネルが敷設される。したがって、天井
裏への電気配線等の作業を、第2天井パネルが敷設され
る前に行うことができる。
【0013】請求項3は、請求項1または請求項2に記
載の発明に係る天井の構築方法において、第2天井パネ
ルを下方から第1天井パネルに係合させる前記工程は、
所定位置に敷設された一対の前記第1天井パネルに対し
て前記第2天井パネルを、所定位置に位置させて相対応
する係合部60の先端が互いに一旦通り越した状態にし
た後、僅かに下降させて前記相対応する係合部がそれぞ
れの深部に食い込んだ係合状態とすることによって完了
することを特徴とする天井の構築方法の発明を定義して
いる。
【0014】請求項3の発明によれば、第2天井パネル
を下方から持ち上げ、第1天井パネルに対する所定位置
に位置させて、そのまま放すだけで、第2天井パネルを
第1天井パネルに係合させて敷設することができる。し
たがって、従来の天井構築において必要だった上向きの
姿勢での釘打ち作業等は必要なく能率的に天井の敷設を
行うことができる。
【0015】請求項5に記載の発明に係る天井パネル
は、互いに対面する位置に立設され支持部材12を有す
る一対の第1壁部10と、この第1壁部と直交し互いに
対面する位置に立設された一対の第2壁部14とを有す
る部屋の天井を形成する天井パネルであって、前記第1
壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第2壁部間に複
数枚が敷設できる幅を持つ防火ボード34と、前記防火
ボードの長手方向に沿う縁部にわたって配置される一対
の芯材32と、前記芯材の側面に位置する係合部60
と、を含んで構成され、前記支持部材に支持された状態
で前記第1壁部間に掛け渡されることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、第1壁部
間の距離より僅かに短い長さを有する一対の平行な芯材
の長手方向に伸びる一面に防火ボードが貼付され、芯材
の側面に係合部が設けられて、天井パネルが形成され
る。したがって、第1壁部間にこの天井パネルを敷設す
るだけで、芯材すなわち従来の天井で言えば野縁に、防
火ボードが貼付された状態とすることができ、天井敷設
に要する工数やコストを削減することができる。また、
天井パネルを2度に分けて敷設し、最初の敷設では天井
パネルの相互間に間隔を開けて敷設することによって、
天井構築において天井裏に対する作業を行うための開口
を確保することができる。また、芯材の側面に設けられ
た係合部に隣接する天井パネルの係合部を係合させるこ
とによって敷設できるため、天井敷設に要する現場作業
の工数を削減することができる。
【0017】請求項6は、請求項5に記載の発明に係る
天井パネルにおいて、前記防火ボードは、この防火ボー
ドが接する側の面と平行な他面まで屈曲して延在形成さ
れ、前記芯材を包み込むことを特徴とする天井パネルの
発明を定義している。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、防火ボー
ドが芯材の側面および上面も覆うことになるため、隣接
する天井パネルと互いに重なり合う部分は、防火ボード
が面接触することになる。したがって、優れた防火性能
と遮音性能を発揮する天井を得ることができる。
【0019】請求項7に記載の発明に係る天井パネル
は、互いに対面する位置に立設され支持部材12を有す
る一対の第1壁部10と、この第1壁部と直交し互いに
対面する位置に立設された一対の第2壁部14とを有す
る部屋の天井を形成する天井パネルであって、第1天井
パネル22と、第2天井パネル24の2種を有し、交互
に重なり合う複数枚の前記第1天井パネルおよび前記第
2天井パネルによって天井全面を覆うことができ、天井
裏に対する作業用の開口が確保でき、前記第1天井パネ
ルは、少なくとも上面全体または下面全体を形成する防
火ボード34と、この防火ボードの長手方向に沿う縁部
に配置される一対の芯材32と、この芯材の側面に位置
する係合部60とを含んで構成され、前記第1壁部間の
距離より僅かに短い長さと前記第2壁部間に複数枚が敷
設できる幅を有し、相互間に所定の空間をあけて、前記
支持部材に支持された状態で前記第1壁部間に上方から
掛け渡され、前記第2天井パネルは、少なくとも上面ま
たは下面全体を形成する防火ボード34と、この防火ボ
ードの長手方向に沿う縁部に配置される一対の芯材32
と、この芯材の側面に位置し第1天井パネルの係合部と
係合する係合部60とを含んで構成され、前記第1壁部
間の距離より僅かに短い長さと前記第1天井パネル相互
間の前記所定の空間に対応する幅を有し、前記第1天井
パネル相互間に配置されて前記第1天井パネル相互間の
前記所定の空間を埋めることを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、少なくと
も上面全体または下面全体を形成する防火ボードとその
両側の長手方向に沿う側縁部に配置された一対の芯材を
含んで形成され一対の第1壁部の間に支持部材に支持さ
れて掛け渡される第1天井パネルと、上面または下面全
体を形成する防火ボードとその長手方向に沿う縁部に配
置される一対の芯材とを含んで形成され芯材を含む一部
が第1天井パネルと重なるように配置される第2天井パ
ネルとの2種を有する天井パネルを得ることができる。
この天井パネルによれば、第1壁部間にこの天井パネル
を敷設するだけで、芯材すなわち従来の天井で言えば野
縁に、防火ボードが貼付された状態とすることができ、
天井敷設に要する工数やコストを削減することができ
る。しかも、第1天井パネルは、上方からの施工できる
ためクレーン等を利用して短時間で施工することができ
る。また、天井パネルを2度に分けて敷設し、最初の敷
設では相互間に間隔を開けて敷設される第1天井パネル
のみを敷設することによって、天井構築において天井裏
に対する作業を行うための開口を確保することができ
る。また、第1および第2天井パネルの芯材の側面に設
けられた係合部を互いに係合させることによって第2天
井パネルを敷設できるため、天井敷設に要する現場作業
の工数を削減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】本実施例の天井構築の概要を主要な工程の
順に説明する。
【0023】まず、通常の四角形の床面を有する部屋を
構築するために、四方に壁部すなわち、互いに対面する
一対の第一壁部10および互いに対面する一対の第2壁
部14を立設する。図2には、部屋の隅上部の、第1壁
部10および第2壁部14が直交する部分を示してい
る。それら壁部の互いに対面する少なくとも一組すなわ
ち一対の第1壁部10には、「関連技術および発明が解
決しようとする課題」の欄で説明したような通常の天井
構造における回り縁に相当する支持部材12が、互いに
対面して取り付けられている。
【0024】次に、図3に示したように、第1天井パネ
ル22を上方から吊り降ろし、互いに対面する一対の第
1壁部10に設けられている一対の支持部材12に支持
されるようにして、第1壁部間10に第1天井パネル2
2を掛け渡す。第1天井パネル22は、第1壁部間10
の距離より僅かに短い長さであるため、第1壁部間10
を、壁面に阻まれることなく吊り降ろすことができ、し
かも、一対の第1壁部10の上部に突出して取り付けら
れている一対の支持部材12に、その両端が支持されて
設置することができる。また、第1天井パネル22は、
その幅方向すなわち、第1壁部10と直交する壁部であ
る第2壁部14間に、複数枚が敷設できる幅を持ってい
る。第1天井パネル22は、相互間に所定幅の空間を残
すようにして、複数枚が第1壁部10間に支持部材12
に支持されて敷設される。
【0025】ここで、天井裏に対する作業である電気配
線などを、前述したように第1天井パネル22相互間に
設けた所定幅の空間を利用して行う。
【0026】天井裏に対する作業が完了した後に、第2
天井パネル24が、下方から持ち上げられ、相互間に所
定幅の空間をあけて敷設された一対の第1天井パネルに
対して第2天井パネルを所定位置に位置させた後、僅か
に下降させることによって第1天井パネルと第2天井パ
ネルとが係合する。この係合の機構については、後述す
る。したがって、第2天井パネルは第1壁部10間に第
1天井パネル22を介して支持部材12に支持されて掛
け渡され、前述した第1天井パネル22相互間の所定幅
の空間を埋める。第2天井パネル24の長さは、一対の
第1壁部10上の支持部材12の間の距離より僅かに短
い。第2天井パネル24の幅は、前述した第1天井パネ
ル22相互間の所定幅の空間を埋めるとともに、第1天
井パネル22と若干重なって敷設できる幅となってい
る。
【0027】その後、第1および第2天井パネル22,
24の相互間、ならびに第1天井パネル22と第1壁部
10の支持部材12との間が釘等の固定部材によって固
定される。
【0028】このようにして、第1および第2天井パネ
ル22,24を用いて、例えば図4に下方から見上げた
図として示したような外観の天井を形成することができ
る。
【0029】次に、本実施例の天井構造の詳細を説明す
る。
【0030】本実施例の第1天井パネルを、図5(A)
にその一部の長さを示した斜視図として示し、図5
(B)に断面図として示す。これらの図に示すように、
第1天井パネル22は、一対の互いに平行に配置された
長い芯材32と、それら芯材32の長さ方向に伸び同一
平面内にある一対の面を覆うように掛け渡され、さらに
屈曲されて一対の芯材32の外方の側面、そして芯材の
前述した一対の面と平行な反対側の面までを覆う防火ボ
ード34とを含んで構成される。なお、防火ボード34
の内面48は、内装仕上げ材(図示せず)で覆われてい
るのが好ましい。また、防火ボード34の外面48の上
部は断熱材36で覆われているのが好ましい。
【0031】この第1天井パネル22は、図6(A)、
図6(B)、図6(C)、および図6(D)に断面図と
して示したようにして製作される。すなわち、まず、防
火ボード34の一面の長手方向に沿う両縁部に、芯材3
6に対応して折り曲げるために切り込み50を入れ、防
火ボード34を折り曲げる。そして、防火ボード34の
折り曲げた部分に包まれるように防火ボード34の長さ
にわたる芯材36を配置し、両者を接着する。さらに、
釘40等を図6(C)に示すように防火ボード34から
芯材36に圧入し、防火ボード34と芯材36との接合
を強化してもよい。このように、芯材36と折り曲げら
れた防火ボード34とで形成された部分が第1天井パネ
ル22の側部42である。また、両側部42間の防火ボ
ード34の部分が第1天井パネル22の平面部44であ
る。そして、防火ボード34の内面48を、内装仕上げ
材38で覆う。このようにして、第1天井パネルが、製
作される。
【0032】本実施例の第2天井パネルを、図7(A)
にその一部の長さを示した斜視図として示し、図7
(B)に断面図として示す。これらの図に示すように、
本実施例の第2天井パネル24は、基本的に第1天井パ
ネル22を裏返した形状を有している。すなわち、第2
天井パネル24は、一対の互いに平行に配置された長い
芯材32と、それら芯材32の長さ方向に伸び同一平面
内にある一対の面を覆うように掛け渡された防火ボード
34とを含んで構成される。芯材32と防火ボード34
とは、接着剤による接着、および、防火ボード34から
芯材32に圧入される釘等の固定部材(図示せず)によ
って互いに固定されている。また、防火ボード34の外
面46は内装仕上げ材(図示せず)で覆われ、防火ボー
ド34の内面48の芯材32と接している部分およびそ
の近傍を除いて断熱材(図示せず)で覆われている。
【0033】図1は、第1天井パネル22および第2天
井パネル24によって形成される天井およびその近傍の
断面図である。この図にはその一方が示されているが、
支持部材12によって、第1天井パネル22の両端部の
両側部42が支持されている。そして、第1天井パネル
22間の所定幅の空間を埋めるように、第2天井パネル
24が第1天井パネル22に係合されて設置されてい
る。
【0034】図8(A)および図8(B)は、第2天井
パネル24の第1天井パネル22への係合を説明する模
式的な断面図である。すなわち、図8(A)に示すよう
に第2天井パネル24を下方から持ち上げ、両側の第1
天井パネル22と密着させると、相対応する係合部60
は、それらの先端が互いに通り越した状態となる。そし
て、そのまま放すと、第2天井パネル24は図8(B)
に示したように幾分下降するが、第1天井パネルの係合
部60と第2天井パネルの係合部60とがそれぞれの深
部に食い込んだ状態すなわち係合状態で固定される。な
お、図8(A)および図8(B)においては、係合部6
0の状態を明確に示すために、第1天井パネル22およ
び第2天井パネル24の間に大きな隙間があるように描
いてあるが、実際は、殆ど隙間は存在しない。
【0035】図1および図8(B)に示すように、複数
の第1天井パネル22と複数の第2天井パネル24によ
って形成される天井は、室内側に対しては、防火ボード
34のみが面する天井を形成する。これによって、第1
天井パネル22と第2天井パネル24との組み合わせに
より形成されるこのような天井においても、確実に防火
ボード34が防火の役割を果たすことになる。また、第
1天井パネル22と第2天井パネル24を係合させた
後、図8(B)に示すように、第2天井パネル24の側
部42の防火ボード34から、その芯材32を介し、第
2天井パネル34の芯材32に第1固定部材である釘5
4等を圧入することによって、第1天井パネル22と第
2天井パネル24とを互いに固定することもできる。こ
れによって、複数の第1天井パネル22と複数の第2天
井パネル24から形成される天井を一体のものとし、防
火や遮音の効果を高めることができる。
【0036】また、本実施例の第1天井パネル22は、
その端部を必ずしも支持部材12あるいは第1壁部10
に固定される必要はないが、第1天井パネルの芯材と支
持部材あるいは第1壁部とを釘等やL字金具等を用いて
互いに連結固定することによって、浮き上がり、ずれ、
落下等を防止することができる。
【0037】次に、支持部材12は、図2および図3等
に示したように、第1天井パネル22を支持するため
に、角柱形状の部材を一対の第1壁部10の相対応する
位置に取り付けたものである。したがって、第1天井パ
ネル22が外れ落ちないために、適度な大きさの角柱形
状と十分な強度を有していれば足りる。しかし、その支
持部材12に他の機能も兼ね備えるようにすることもで
きる。
【0038】図9(A)および図9(B)は、支持部材
12がピクチャーレールの役割も果たすようにした例を
斜視図および断面図として示すものである。この支持部
材12は、深部が口部より大きな断面形状を持ち、支持
部材の長手方向に連通する凹部94を有しており、ピク
チャー吊り部96の端部が移動可能な状態でこの支持部
材に係合できるようになっている。
【0039】また、図10(A)および図10(B)
は、ピクチャーレール兼用の支持部材12の他の例を示
す断面図である。図10(A)では、ピクチャー吊り部
96が、支持部材12を固定する釘40等の固定部材と
同じ支持部材12の面に取り付けられている例を示して
いる。
【0040】さらに、図11(A)、図11(B)、お
よび図11(C)には、図9(A)および図9(B)で
示したものと同様の支持部材12を、第1壁部10と直
交する第2壁部14にも取り付け、部屋の隅部には、こ
れら支持部材12の前述したピクチャーレール用の凹部
94に係合する凸部104を有する隅部用部材106
を、これらの支持部材12と係合させて、従来の天井構
造の回り縁と同様の外観を呈するようにした様子が、分
解斜視図、斜視図、および断面図として示されている。
このようにピクチャーレール付の支持部材12に隅部用
部材106を係合させることによって、ピクチャー吊り
部96が、支持部材12の端部を通過して外れ落ちるの
を防止することもできる。
【0041】また、本実施例の第1天井パネル22相互
間には、図1に示したように第2天井パネル24が配置
され、天井の連続性を保っている。しかし、図1から明
らかなように、第2天井パネル24の部分は第1天井パ
ネル22の部分より天井面が高くなっている。このよう
に、天井面の段差がある場合は、図12に示したよう
に、第2天井パネル24の両側に位置する第1天井パネ
ル22の側面と下面の隅部に側方を向く凹部108を有
する係止部材116をそれぞれ固定し、その両側の凹部
108間の距離より幾分長い幅を有し第1天井パネル2
2の全長にわたるアクリル板等のパネル114を幾分上
方に向けて湾曲させ、そのパネル114の両側端部がそ
れら凹部108に係合するようにすることによって、前
述の天井の段差を利用した閉じられた空間を得ることが
できる。また、これによって、ほぼ均一な高さの天井の
外観を得ることも可能である。さらに、この閉じられた
空間に例えば照明器具を配置し、半透明のパネル114
を用いて、やわらかな照明を行うこともできる。また、
パネル114に不透明な材質のものを用いれば、室内に
露出させたくない機器をこの空間に配置することもでき
る。
【0042】なお、このパネル114は、前述したよう
に上方に湾曲したアーチ状の形状をもって両側の係止部
材116によって支えられるため、変形してずれ落ちた
りすることがない。また、このパネル114に指等が入
る程度の開口を2カ所程設けておけば、このパネル11
4を外す際に、この穴を利用してこのパネル114を反
対方向すなわち下方に湾曲させて取り外すことができ
る。
【0043】図13(A)および図13(B)は、天井
の段差を利用して照明器具を収納するための他の例につ
いて説明している。照明器具の重量に十分耐えるように
するために、段差部の天井パネルに補強が必要な場合
は、図13(A)に斜視図として示したように、板材1
18等を防火ボード34の上から芯材32の部分の上部
の間に掛け渡して補強することができる。また、図13
(B)は、段差部の空間に照明器具を取付け、半透明の
パネル114を係止部材116を利用して取り付けた状
態の断面を示している。
【0044】また、図14に一部の斜視図として示した
ように、第1天井パネル22の側部42の芯材32およ
び防火ボード34を貫通する貫通孔124を、適切な位
置に数カ所設けておけば、前述した第1天井パネル22
の敷設の際の吊り降ろしにおいて、吊りフックをこれら
の貫通孔124にかけて吊り降ろすことができる。これ
によって、吊り降ろし作業を効率化することができる。
また、この貫通孔124は、第1天井パネル22敷設後
の電気配線等のためにも利用できる。
【0045】図15(A)および図15(B)は、本発
明の他の実施例を分解斜視図および断面図として示して
いる。この実施例においては、上記実施例の支持部材1
2を、3つの部分すなわち第1支持部材68、第2支持
部材70、第3支持部材72から形成されるようにし
て、第1および第2天井パネル22,24の設置ととも
に位置決め固定でき、防火上にも有効な納まりが得られ
るようになっている。
【0046】この構造においては、予め第1壁部10
に、第1および第2の天井部材22,24が所定位置に
位置決めされるように、第1支持部材68および第2支
持部材70が取り付けられている。そして、まず第1天
井パネル22が、その両側部42の切り欠かれた端部7
4が、両側の第1支持部材の切り欠かれた端部76と係
合するように敷設される。次に、第2天井パネル24
が、下方から持ち上げられ、第1天井パネル22の係合
部(図示せず)と第2天井パネル24の係合部(図示せ
ず)との係合によって、第1天井パネル22と係合され
る。この実施例の第2天井パネル24は、第1天井パネ
ル22と同様、第1壁部10の間の距離より僅かに短い
長さを持っているため、その端部78において、第1支
持部材68および第2支持部材70と接する。そして、
第3支持部材72が、第2天井パネル24の下面および
第2支持部材70の下面に密着するように、第1壁部1
0に取り付けられる。これによって、図15(B)に断
面図として示したような、第1、第2、および第3支持
部材68,70,72と第1および第2天井パネル2
0,24との納まり構造が完成する。この構造によれ
ば、第1および第2天井パネル22,24はそれぞれの
敷設によって、位置決めされるため、位置合わせの必要
がなく、第1および第2天井パネル22,24の敷設に
要する工数を削減できる。また、第1壁部10の近傍に
おいても第1および第2天井パネル22,24が密着し
た構造となるため、防火および遮音の効果においても優
れた天井構造が得られる。
【0047】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は前述した各実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で
各種の変形実施が可能である。
【0048】例えば、上記実施例では、第1天井パネル
22および第2天井パネル24の断面構造としてそれぞ
れ一種類のみを示したが、他の断面構造を有する第1天
井パネル22と第2天井パネル24との組み合わせとし
てもよい。図16(A)、および図16(B)はそのよ
うな第1天井パネル22と第2天井パネル24との組み
合わせの断面構造を示すものである。これらの変形例に
おいても、防火ボード34は、天井の屋内側の全面を覆
っており、第1天井パネル22と第2天井パネル24と
の接合部分においては、防火ボード34が面接触するよ
うになっている。したがって、上記実施例と同様に、十
分な防火性能と遮音性能とを発揮することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1または請求項4に記載の発明に
よれば、第1壁部および第2壁部を立設した後、第1天
井パネルおよび第2天井パネルを敷設することによって
天井が形成できる。したがって、非常に少ない工程数で
天井を形成することができ、建築コストを削減すること
ができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、第1天井
パネル相互間の所定幅の空間を利用した作業が終わった
後に、第2天井パネルが敷設される。したがって、天井
裏への電気配線等の作業を、第2天井パネルが敷設され
る前に行うことができる。
【0051】請求項3の発明によれば、第2天井パネル
を下方から持ち上げ、第1天井パネルに対する所定位置
に位置させて、そのまま放すだけで、第2天井パネルを
第1天井パネルに係合させて敷設することができる。し
たがって、従来の天井構築において必要だった上向きの
姿勢での釘打ち作業等は必要なく能率的に天井の敷設を
行うことができる。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、第1壁部
間の距離より僅かに短い長さを有する一対の平行な芯材
の長手方向に伸びる一面に防火ボードが貼付され、芯材
の側面に係合部が設けられて、天井パネルが形成され
る。したがって、第1壁部間にこの天井パネルを敷設す
るだけで、芯材すなわち従来の天井で言えば野縁に、防
火ボードが貼付された状態とすることができ、天井敷設
に要する工数やコストを削減することができる。また、
天井パネルを2度に分けて敷設し、最初の敷設では天井
パネルの相互間に間隔を開けて敷設することによって、
天井構築において天井裏に対する作業を行うための開口
を確保することができる。また、芯材の側面に設けられ
た係合部に隣接する天井パネルの係合部を係合させるこ
とによって敷設できるため、天井敷設に要する現場作業
の工数を削減することができる。
【0053】請求項6に記載の発明によれば、防火ボー
ドが芯材の側面および上面も覆うことになるため、隣接
する天井パネルと互いに重なり合う部分は、防火ボード
が面接触することになる。したがって、優れた防火性能
と遮音性能を発揮する天井を得ることができる。
【0054】請求項7に記載の発明によれば、少なくと
も上面全体または下面全体を形成する防火ボードとその
両側の長手方向に沿う側縁部に配置された一対の芯材を
含んで形成され一対の第1壁部の間に支持部材に支持さ
れて掛け渡される第1天井パネルと、上面または下面全
体を形成する防火ボードとその長手方向に沿う縁部に配
置される一対の芯材とを含んで形成され芯材を含む一部
が第1天井パネルと重なるように配置される第2天井パ
ネルとの2種を有する天井パネルを得ることができる。
この天井パネルによれば、第1壁部間にこの天井パネル
を敷設するだけで、芯材すなわち従来の天井で言えば野
縁に、防火ボードが貼付された状態とすることができ、
天井敷設に要する工数やコストを削減することができ
る。しかも、第1天井パネルは、上方からの施工できる
ためクレーン等を利用して短時間で施工することができ
る。また、天井パネルを2度に分けて敷設し、最初の敷
設では相互間に間隔を開けて敷設される第1天井パネル
のみを敷設することによって、天井構築において天井裏
に対する作業を行うための開口を確保することができ
る。また、第1および第2天井パネルの芯材の側面に設
けられた係合部を互いに係合させることによって第2天
井パネルを敷設できるため、天井敷設に要する現場作業
の工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の第1および第2天井パネルを用いて形
成した天井およびその近傍を示す断面図である。
【図2】実施例の天井パネルが敷設される壁部を示す斜
視図である。
【図3】第1壁部間に第1天井パネルが敷設される状態
を示した斜視図である。
【図4】実施例の天井を下方から見上げた外観を示す斜
視図である。
【図5】(A)および(B)は、実施例の第1天井パネ
ルを示す斜視図および断面図である。
【図6】(A)、(B)、(C)および(D)は、実施
例の第1天井パネルの製作手順を示す断面図である。
【図7】(A)および(B)は、実施例の第2天井パネ
ルを示す斜視図および断面図である。
【図8】(A)および(B)は、第1天井パネルへの第
2天井パネルの係合を説明する模式的な断面図である。
【図9】(A)および(B)は、支持部材がピクチャー
レールを兼ねる支持部材の変形例を示す斜視図および断
面図である。
【図10】(A)および(B)は、支持部材がピクチャ
ーレールを兼ねる支持部材の変形例を示す断面図であ
る。
【図11】(A)、(B)、および(C)は、支持部材
がピクチャーレールおよび回り縁を兼ねる支持部材の変
形例を示す図である。
【図12】天井の段差部に取り付けられるパネルの取付
構造を示す断面図である。
【図13】(A)および(B)は、天井の段差部に照明
器具を取り付ける例を説明する斜視図および断面図であ
る。
【図14】側部に貫通孔を持つ第1天井パネルを示す斜
視図である。
【図15】(A)および(B)は、他の実施例を示す斜
視図および断面図である。
【図16】(A)および(B)は、本発明の変形例を示
す断面図である。
【図17】従来の天井構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 第1壁部 12 支持部材 14 第2壁部 22 第1天井パネル 24 第2天井パネル 32 芯材 34 防火ボード 36 断熱材 40,54 釘 42 側部 60 係合部 94 凹部 114 パネル 116 係止部材 124 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 9/04 E04C 2/50 P

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井の構築方法であって、 支持部材を有し互いに対面する一対の第1壁部と、前記
    第1壁部と直交し互いに対面する一対の第2壁部とを立
    設する工程と、 前記一対の第1壁部の対向間隔より僅かに短い長さを有
    し、前記第2壁部間に複数枚が敷設できる幅を有する第
    1天井パネルを、前記第1天井パネルの相互間に所定幅
    の空間をあけて、または、前記第1天井パネルと前記第
    2壁部との間に所定幅の空間をあけて、前記支持部材に
    支持された状態で前記第1壁部間に上方から敷設する工
    程と、 前記第1天井パネルの間の前記所定幅の空間を埋める第
    2天井パネルを下方から前記第1天井パネルに係合させ
    る工程と、 を有することを特徴とする天井の構築方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2天井パネルの前記係合工程は、前記第1天井パ
    ネル相互間の所定幅の空間を利用した作業が終了した後
    に行われることを特徴とする天井の構築方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 第2天井パネルを下方から第1天井パネルに係合させる
    前記工程は、所定位置に敷設された一対の前記第1天井
    パネルに対して前記第2天井パネルを、所定位置に位置
    させて相対応する係合部の先端が互いに一旦通り越した
    状態にした後、僅かに下降させて前記相対応する係合部
    がそれぞれの深部に食い込んだ係合状態とすることによ
    って完了することを特徴とする天井の構築方法。
  4. 【請求項4】 互いに対面する位置に立設され支持部材
    を有する一対の第1壁部と、互いに対面する位置に立設
    され前記第1壁部と直交する一対の第2壁部とを有する
    部屋の天井構造であって、 前記第1壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第2壁
    部間に複数枚が敷設できる幅を有し、相互間に所定幅の
    空間をあけて、前記支持部材に支持された状態で前記第
    1壁部間に敷設される第1天井パネルと、 前記第1壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第1天
    井パネル相互間の前記所定幅の空間に対応する幅を有
    し、前記第1壁部間に敷設された一対の前記第1天井パ
    ネルに下方から係合して、前記第1壁部間の前記第1天
    井パネル相互間の前記所定幅の空間を埋める第2天井パ
    ネルと、 を含んで構成されることを特徴とする天井構造。
  5. 【請求項5】 互いに対面する位置に立設され支持部材
    を有する一対の第1壁部と、この第1壁部と直交し互い
    に対面する位置に立設された一対の第2壁部とを有する
    部屋の天井を形成する天井パネルであって、 前記第1壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第2壁
    部間に複数枚が敷設で上部きる幅を持つ防火ボードと、 前記防火ボードの長手方向に沿う縁部にわたって配置さ
    れる一対の芯材と、 前記芯材の側面に位置し、他の天井パネルと係合される
    する係合部と、 を含んで構成され、 前記支持部材に支持された状態で前記第1壁部間に掛け
    渡されることを特徴とする天井パネル。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記防火ボードは、この防火ボードが接する側の面と平
    行な他面まで屈曲して延在形成され、前記芯材を包み込
    むことを特徴とする天井パネル。
  7. 【請求項7】 互いに対面する位置に立設され支持部材
    を有する一対の第1壁部と、この第1壁部と直交し互い
    に対面する位置に立設された一対の第2壁部とを有する
    部屋の天井を形成する天井パネルであって、 第1天井パネルと、第2天井パネルの2種を有し、交互
    に重なり合う複数枚の前記第1天井パネルおよび前記第
    2天井パネルによって天井全面を覆うことができ、 天井裏に対する作業用の開口が確保でき、 前記第1天井パネルは、 少なくとも上面全体または下面全体を形成する防火ボー
    ドと、この防火ボードの長手方向に沿う縁部に配置され
    る一対の芯材と、この芯材の側面に位置する係合部とを
    含んで構成され、 前記第1壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第2壁
    部間に複数枚が敷設できる幅を有し、相互間に所定の空
    間をあけて、前記支持部材に支持された状態で前記第1
    壁部間に上方から掛け渡され、 前記第2天井パネルは、 少なくとも上面または下面全体を形成する防火ボード
    と、この防火ボードの長手方向に沿う縁部に配置される
    一対の芯材と、この芯材の側面に位置し第1天井パネル
    の係合部と係合する係合部とを含んで構成され、 前記第1壁部間の距離より僅かに短い長さと前記第1天
    井パネル相互間の前記所定の空間に対応する幅を有し、
    前記第1天井パネル相互間に配置されて前記第1天井パ
    ネル相互間の前記所定の空間を埋めることを特徴とする
    天井パネル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202010003937U1 (de) * 2010-03-19 2011-08-30 Fritz Egger Gmbh & Co. Og Deckenkonstruktion für eine Holzbalkendecke

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202010003937U1 (de) * 2010-03-19 2011-08-30 Fritz Egger Gmbh & Co. Og Deckenkonstruktion für eine Holzbalkendecke
EP2372031A3 (de) * 2010-03-19 2012-10-10 Fritz Egger GmbH & Co. OG Deckenkonstruktion für eine Holzbalkendecke

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