JPH09132927A - 油圧ショベルの油圧回路 - Google Patents

油圧ショベルの油圧回路

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JPH09132927A
JPH09132927A JP31373095A JP31373095A JPH09132927A JP H09132927 A JPH09132927 A JP H09132927A JP 31373095 A JP31373095 A JP 31373095A JP 31373095 A JP31373095 A JP 31373095A JP H09132927 A JPH09132927 A JP H09132927A
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JP
Japan
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boom
hydraulic
valve
control valve
pressure
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Application number
JP31373095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Imai
寛 今井
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームを自重落下させる時に、方向切換弁を
中立位置に制御しブーム主ポンプの消費馬力を低減する
油圧ショベルの油圧回路を提供する。 【解決手段】 方向切換弁15とブーム用油圧シリンダ
32とを接続するボトム側管路15aでボトム圧を検知
する検知手段19と、ボトム側管路15aと接続する制
御弁41と、操作手段10と方向切換弁15の操作部1
5bとの間で接続するパイロット用電磁弁42とを備
え、操作手段10を下げ操作した時に、制御弁41は連
通位置bとなり、ブームシリンダ32のボトム室aから
の戻り油をタンクへドレーンし、かつブームシリンダ3
2のボトム室aの圧力を検知する検知手段19からの信
号を受けて演算し、その演算結果に基づいて方向切換弁
15を中立位置cにするためにパイロット用電磁弁42
への指令信号の送信を停止する制御装置40を備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル等の建
設機械の油圧回路に関わり、特に作業機のブームを下げ
操作時のブームシリンダボトムからの戻り油を方向切換
弁を通さずに別置きした制御弁を介してタンクへドレー
ンし、または、ボトムからの戻り油をヘッドへ回生させ
る制御弁を設けると共に、ボトム圧が所定圧力となった
時は方向切換弁を中立位置に制御しブームを自重落下さ
せて、ポンプの消費馬力を低減する油圧ショベルの油圧
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、油圧ショベルについて図4により
説明する。図4に示す油圧ショベル20の下部走行体2
1の上部には旋回サークル22を介して上部旋回体23
が装着されている。上部旋回体23は図示しない旋回モ
ータにより旋回可能となっている。この上部旋回体23
には作業機30を取着している。作業機30はブーム3
1,アーム33およびバケット35を備え、各油圧シリ
ンダ32,34,36により駆動されるようになってい
る。
【0003】次に、この作業機の各油圧シリンダ32,
34,36を駆動する油圧回路を図5により説明する。
尚、各油圧シリンダ32,34,36の油圧回路は同一
構成となっており、ここでは、ブーム用油圧シリンダ3
2の油圧回路を説明する。エンジン1により油圧ポンプ
2が駆動されている。この油圧ポンプ2(以下、主ポン
プ2と言う。)は管路3を介して方向切換弁4と接続し
ている。この方向切換弁4は管路5a,5bを介してブ
ーム用油圧シリンダ32(以下、ブームシリンダ32と
言う。)と接続ている。操作レバー9は操作手段10と
連結している。この操作手段10のパイロット弁10
a,10bは管路8を介してパイロット油圧源6と接続
している。パイロット弁10aはパイロット管路7aを
介して方向切換弁4の操作部4aと接続し、パイロット
弁10bは管路7bを介して方向切換弁4の操作部4b
と接続している。
【0004】前記主ポンプ2は斜板角を制御するレギュ
レータ2aを備えている。このレギュレータ2aはサー
ボピストン、サーボ弁等からなっている。このレギュレ
ータ2aの一端は主ポンプ2の吐出管路3から分岐する
管路3aと接続し、他端は方向切換弁4と接続する負荷
圧管路3bと接続している。この管路3aから導かれる
主ポンプ2の吐出圧P1 と負荷圧管路3bから導かれる
負荷圧LP1 との差圧によってレギュレータ2aが主ポ
ンプ2の斜板角を制御する。このP1 >LP1 のときは
主ポンプ2の斜板角を減少し、P1 <LP1 のときは主
ポンプ2の斜板角を増加するように制御している。
【0005】次に、図5の従来の油圧回路の作動につい
て説明する。操作レバー9を上げ側に操作するとパイロ
ット油圧源6からのパイロット油圧は管路8を介してパ
イロット弁10aに導いており、このパイロット弁10
aの入力ポートと出力ポート間を常時遮断状態に付勢す
るばね力に抗して、前記パイロット弁10aの入力ポー
トと出力ポートが連通する。このパイロット油圧はパイ
ロット弁10aからパイロット管路7aを通って方向切
換弁4の操作部4aに加わって方向切換弁4をa位置に
切換える。これにより、主ポンプ2から吐出する圧油は
管路3から管路5aを介してブームシリンダ32のボト
ム室aに流入する。このため、ブームシリンダ32は伸
長する。また、操作レバー9を下げ側に操作するとパイ
ロット油圧源6からのパイロット油圧は管路8を介して
パイロット弁10bに導いており、このパイロット弁1
0bの入力ポートと出力ポート間を常時遮断状態に付勢
するばね力に抗して、前記パイロット弁10bの入力ポ
ートと出力ポートが連通する。このパイロット油圧はパ
イロット弁10bからパイロット管路7bを通って方向
切換弁4の操作部4bに加わって方向切換弁4をb位置
に切換える。これにより、主ポンプ2から吐出する圧油
は管路3から管路5bを介してブームシリンダ32のヘ
ッド室bに流入する。このため、ブームシリンダ32は
短縮するようになっている。このブームシリンダ32か
らの戻り油は全て方向切換弁4を介してタンクへドレー
ンしている。
【0006】この油圧ショベルの掘削、排土等の作業を
行う時にブーム31を上げ操作した後に、ブーム31を
下げる時は図6に示すようにブーム31を自重落下させ
てブームシリンダ32の駆動エネルギーを低減したいと
の要望がある。
【0007】このようなブームを自重落下させる油圧回
路の特許を出願人は特開平3−28426号にて出願し
ている。同出願によれば、操作弁を中立位置よりブーム
シリンダの下げ側室に圧油を供給する作動位置に操作し
た時にメータアウト側が開口すると同時に回生回路が連
通し、さらに操作した時にメータイン側が開口するよう
に構成し、回生回路をブームシリンダの上げ側室からの
圧油を下げ側室に供給するように構成したものである。
【0008】また、特開平2−142902号公報によ
れば、流量制御弁とリザーバとの間の排出管路に圧力発
生手段を設け、該排出管路の流量制御弁と該圧力発生手
段との間の部分を、圧油供給源と該流量制御弁との間の
供給管路に逆止弁を介して接続してなる再生回路を設け
たものである。このような構成によれば、自由落下のよ
うなメータアウト制御時、流量制御弁とリザーバとの間
に設けた圧力発生手段がメータアウトの可変絞りのベー
スとして機能し、油圧アクチュエータからの戻り油の一
部は流量制御弁と圧力発生手段の間において再生回路を
経て流量制御弁下流の供給側に流入し、流量制御弁を通
って油圧アクチュエータに再び供給される。このため、
その再生流量に相当する分だけ油圧ポンプから油圧アク
チュエータに供給される流量は少なくなる。その結果、
エネルギーロスが減少すると記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−28426号および特開平2−142902号公報
のいずれも、1つの操作弁によりメータインおよびメー
タアウト制御を行っており、また、ブームシリンダから
の戻り油を回生(再生)する回路を備えても主ポンプか
らの圧油の供給が行われるのでは主ポンプのエネルギー
ロスを十分に低減することはできない。
【0010】ところで、図6に示すブーム31を自重落
下させる時にブームシリンダ32のヘッド室bに圧油を
供給しない構成とする場合は真空を防止する必要があ
る。また、ブーム31を自重落下させる時に、例えば、
図5に示すブームシリンダ32のボトム室aからの戻り
油のメータアウト制御およびブームシリンダ32のヘッ
ド室bへの圧油の供給を停止するメータイン制御を同時
に行う必要があり、制御弁の構成等について複雑となる
との問題がある。更に、ブーム31が自重落下している
時には主ポンプ2の斜板角を減少させる制御も必要とな
る。
【0011】本発明は上記従来の問題点に着目し、ブー
ムを自重落下させる時は、ブームシリンダボトム室から
の戻り油を方向切換弁を通さずに別置きした制御弁を介
してタンクへドレーンし、または、ブームシリンダボト
ム室からの戻り油をヘッド室へ回生させる制御弁を設け
ると共に、ボトム圧が所定圧力となった時は方向切換弁
を中立位置に制御し主ポンプの斜板角を最小に減少させ
て主ポンプのエネルギーロスを低減する油圧ショベルの
油圧回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る油圧ショベルの第1の油圧回路は、車
体より順次連結されるブーム、アームおよびバケットか
らなる作業機と、この作業機を駆動する各油圧シリンダ
と、エンジンにより駆動される主ポンプの吐出油量を制
御するレギュレータと、この主ポンプの吐出油を各油圧
シリンダへ給排する各方向切換弁と、パイロット油圧源
から吐出されるパイロット圧を受けて各方向切換弁の切
換え操作をする操作レバーと連動する操作手段とを備え
た油圧ショベルの油圧回路であって、前記方向切換弁1
5とブーム用油圧シリンダ32とを接続するボトム側管
路15aでボトム圧を検知する検知手段19と、前記ボ
トム側管路15aと接続する制御弁41と、前記操作手
段10と前記ブーム用方向切換弁15の操作部15bと
の間で接続するパイロット用電磁弁42とを備え、前記
操作手段10を下げ操作した時に、前記制御弁41は連
通位置bとなり前記ブーム用油圧シリンダ32のボトム
室aからの戻り油をタンクへドレーンし、かつ、前記ブ
ーム用油圧シリンダ32のボトム室aの圧力を検知する
検知手段19からの信号を受けて演算し、そのボトム室
aの圧力が所定圧力となった時に、前記ブーム用方向切
換弁15を中立位置cにするためにパイロット用電磁弁
42への指令信号の送信を停止する制御装置40を備え
た構成としたものである。
【0013】また、上記構成において、前記方向切換弁
15とブーム用油圧シリンダ32とを接続するヘッド側
管路15bとタンク18との間に吸込弁17を介在させ
た構成としたものである。
【0014】本発明に係る油圧ショベルの第2の油圧回
路は、車体より順次連結されるブーム、アームおよびバ
ケットからなる作業機と、この作業機を駆動する各油圧
シリンダと、エンジンにより駆動される主ポンプの吐出
油量を制御するレギュレータと、この主ポンプの吐出油
を各油圧シリンダへ給排する各方向切換弁と、パイロッ
ト油圧源から吐出されるパイロット圧を受けて各方向切
換弁の切換え操作をする操作レバーと連動する操作手段
とを備えた油圧ショベルの油圧回路であって、一端は前
記ブーム用油圧シリンダ32のボトム側管路15aと接
続し、他端はヘッド側管路15bと接続する制御弁43
と、前記操作手段10と前記ブーム用方向切換弁15の
操作部15bとの間で接続するパイロット用制御弁44
とを備え、前記操作手段10を下げ操作した時に、前記
ブーム用油圧シリンダ32のボトム室aからの戻り油を
ヘッド室bに供給するよう前記制御弁43は回生位置b
に切換え、かつ、前記ボトム室aの圧力が所定圧力とな
った時に前記ブーム用方向切換弁15を中立位置cにす
るために前記パイロット用制御弁44を遮断位置aに切
換える構成としたものである。
【0015】本発明に係る油圧ショベルの第3の油圧回
路は、車体より順次連結されるブーム、アームおよびバ
ケットからなる作業機と、この作業機を駆動する各油圧
シリンダと、エンジンにより駆動される主ポンプの吐出
油量を制御するレギュレータと、この主ポンプの吐出油
を各油圧シリンダへ給排する各電磁式方向切換弁と、パ
イロット油圧源から吐出されるパイロット圧を受けて各
電磁式方向切換弁の切換え操作をする電気式操作手段と
を備えた油圧ショベルの油圧回路であって、一端は前記
ブーム用油圧シリンダ32のボトム側管路15aと接続
し、他端はヘッド側管路15bと接続する電磁式制御弁
46と、前記ブーム用電磁式方向切換弁45とブーム用
油圧シリンダ32とを接続するボトム側管路15aのボ
トム圧を検知する検知手段19と、前記ブーム用油圧シ
リンダ32の駆動方向を制御する前記電気式操作手段5
1と、前記検知手段19からの信号と前記電気式操作手
段51の下げ操作の信号を受けて演算し、その演算結果
に基づいて前記ブーム用油圧シリンダ32のボトム室a
からの戻り油をヘッド室bに供給するよう指令信号を出
力し前記電磁式制御弁46を回生位置bとし、かつ、前
記ブーム用電磁式方向切換弁45を中立位置cにするた
めに指令信号の送信を停止する制御装置50とを備えた
構成としたものである。
【0016】そして、上記構成において、前記ブーム用
油圧シリンダ32を下げ操作時にボトム室aの圧力が所
定圧力となって、前記ブーム用方向切換弁15,45を
中立位置cに切換えた時は、前記主ポンプ2の斜板角を
減少させる構成としたものである。
【0017】
【作用】本発明の第1の油圧回路によれば、ブーム31
を下げ操作する時は、ブームシリンダ32のボトム室a
の圧力を検知して、所定圧力となった時にパイロット電
磁弁42は遮断位置aとなり、操作手段10からのパイ
ロット圧は遮断されて方向切換弁15が中立位置cとな
る。この時、操作レバー9を下げ操作をすると操作手段
10からのパイロット圧が制御弁41の操作部41aに
加わって、制御弁41は連通位置bに切換わり、ブーム
シリンダ32のボトム室aからの戻り油は管路15aか
ら管路15cを通って管路15gを介してタンクにドレ
ーンされる。これにより、ブーム31を自重落下させる
ことができる。
【0018】このブーム31が自重落下している時は、
ブームシリンダ32のヘッド室bには、タンク18から
吸込弁17を介して油を流入して真空を防止するように
なっている。
【0019】本発明の第2の油圧回路によれば、ブーム
31を下げ操作する時は、ブームシリンダ32のボトム
室aの圧力がパイロット制御弁44の操作部44bに加
わり、パイロット制御弁44は遮断位置aとなり、操作
手段10からのパイロット圧は遮断されて方向切換弁1
5が中立位置cとなる。この状態で操作レバー9を下げ
操作をすると操作手段10からのパイロット圧が制御弁
43の操作部43dに加わって、制御弁43は回生位置
bに切換わり、ブームシリンダ32のボトム室aからの
戻り油の一部はへッド室bに供給され、残りはタンクへ
ドレーンされる。これにより、ブーム31を自重落下さ
せることができると共に、ヘッド室bの真空を防止する
ことができる。
【0020】本発明の第3の油圧回路によれば、ブーム
31を下げ操作する時は、ブームシリンダ32のボトム
室aの圧力を変換した電気信号および電気式操作手段の
下げ操作の信号を制御装置50に入力して演算し、その
演算結果に基づいて電磁式方向切換弁45を中立位置c
にすると共に、電磁式制御弁46を回生位置bにする指
令信号を制御装置50から出力し、ブームシリンダ32
のボトム室aからの戻り油の一部はへッド室bに供給さ
れ、残りはタンクへドレーンされる。これにより、ブー
ム31を自重落下させることができると共に、ヘッド室
bの真空を防止することができる。
【0021】本発明の第1乃至第3の油圧回路によれ
ば、ブームシリンダ32を下げ操作時にボトム室aの圧
力が所定圧力となって、前記ブーム用方向切換弁15,
45を中立位置cに切換えた時は、主ポンプ2の吐出管
路3から導かれる主ポンプ2の吐出圧P1 に対して、ブ
ームシリンダ32からの負荷圧LP1 は導かれないの
で、P1 >LP1 であり、主ポンプ2の斜板角を最小に
減少するように制御される。これにより、主ポンプのエ
ネルギーロスが低減される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る油圧ショベ
ルの油圧回路の実施例を図面を参照して説明する。尚、
図4,図5と同一符号を付したものは同一部品である。
先ず、第1実施例を図1により説明する。エンジン1に
より主ポンプ2を駆動している。この主ポンプ2は管路
3を介して方向切換弁15と接続している。この方向切
換弁15は管路15a,15bを介してブームシリンダ
32と接続している。操作レバー9は操作手段10と連
結している。この操作手段10のパイロット弁10a,
10bは管路8を介してパイロット油圧源6と接続して
いる。パイロット弁10aはパイロット管路7aを介し
て方向切換弁15の操作部15aと接続している。パイ
ロット弁10bは管路7bを介してパイロット電磁弁4
2と接続し、このパイロット電磁弁42は方向切換弁1
5の操作部15bと接続している。
【0023】前記主ポンプ2は斜板角を制御するレギュ
レータ2aを備えている。このレギュレータ2aはサー
ボピストン、サーボ弁等からなっている。このレギュレ
ータ2aの一端は主ポンプ2の吐出管路3から分岐する
管路3aと接続し、他端は方向切換弁15と接続する負
荷圧管路3bと接続している。この負荷圧管路3bは、
方向切換弁15が連通位置a,bに切換わった時にブー
ムシリンダ32の負荷圧を導いている。この管路3aか
ら導かれる主ポンプ2の吐出圧P1 と負荷圧管路3bか
ら導かれる負荷圧LP1 との差圧によってレギュレータ
2aが主ポンプ2の斜板角を制御する。このP1 >LP
1 のときは主ポンプ2の斜板角を減少し、P1 <LP1
のときは主ポンプ2の斜板角を増加するように制御して
いる。
【0024】前記方向切換弁15は下流側管路15aか
ら逆止弁16aを介してブームシリンダ32のボトム室
aに接続し、下流側管路15bから逆止弁16bを介し
てブームシリンダ32のヘッド室bに接続している。こ
の下流側管路15aから分岐する管路15cを介して油
圧センサ19と接続している。この油圧センサ19は制
御装置40に接続している。前記分岐管路から更に分岐
する管路15fを介して制御弁41と接続し、この制御
弁41は管路15gを介してタンクと接続している。こ
の制御弁41の操作部41aは前記パイロット管路7b
から分岐するパイロット管路7cと接続している。前記
制御装置40は前記電磁弁42に指令信号を入力するよ
うになっている。
【0025】前記ブームシリンダ32のヘッド室bと接
続する前記管路15bから分岐する管路15dと吸込弁
17と接続し、吸込弁17はタンク18と接続してい
る。この分岐管路15dから管路15eを介して方向切
換弁15と接続している。この方向切換弁15は管路3
cを介してタンクと接続している。
【0026】次に、図1の油圧回路の作動について説明
する。先ず、ブームシリンダ32を伸長側に駆動する時
は、操作レバー9を上げ側に操作し、パイロット油圧源
6からのパイロット油圧は管路8を介してパイロット弁
10aに導いており、このパイロット弁10aの入力ポ
ートと出力ポート間を常時遮断状態に付勢するばね力に
抗して、前記パイロット弁10aの入力ポートと出力ポ
ートが連通する。このパイロット油圧はパイロット弁1
0aからパイロット管路7aを通って方向切換弁15の
操作部15aに加わって、方向切換弁15はa位置に切
換わる。これにより、主ポンプ2から吐出する圧油は管
路3から管路15aを通って逆止弁16aを押し開いて
ブームシリンダ32のボトム室aに流入する。このた
め、ブームシリンダ32のヘッド室bからの戻り油は管
路15bから管路15dを通って管路15eから管路3
cを介してタンクへドレーンし、ブームシリンダ32は
伸長駆動する。
【0027】ブームシリンダ32を短縮側に駆動する時
は、操作レバー9を下げ側に操作し、パイロット油圧源
6からのパイロット油圧は管路8を介してパイロット弁
10bに導いており、このパイロット弁10bの入力ポ
ートと出力ポート間を常時遮断状態に付勢するばね力に
抗して、前記パイロット弁10bの入力ポートと出力ポ
ートが連通する。このパイロット油圧はパイロット弁1
0bからパイロット管路7bを通ってパイロット管路7
cを介して前記制御弁41の操作部41aに加わってお
り、この制御弁41を連通位置bに切換えている。この
時、ブームシリンダ32のボトム室aの圧力が所定圧力
以下の時は、制御装置40からパイロット電磁弁42に
連通位置bとする指令信号が出力している。このため、
パイロット弁10bからのパイロット油圧は方向切換弁
15の操作部15bに加わって、方向切換弁15をb位
置に切換わる。これにより、主ポンプ2から吐出する圧
油は管路3から管路15bを通って逆止弁16bを押し
開いてブームシリンダ32のヘッド室bに流入する。こ
のため、ブームシリンダ32のボトム室aからの戻り油
は管路15cから制御弁41を通って管路15gを介し
てタンクへドレーンし、ブームシリンダ32は短縮駆動
する。
【0028】このブームシリンダ32のボトム室aに発
生する圧力が所定圧力以上となった時は、この圧力を検
知して油圧センサ19で電気信号に変換して、その信号
を制御装置40に入力している。これにより、制御装置
40からパイロット電磁弁42への指令信号は停止し、
パイロット電磁弁42は遮断位置aに切換わる。このた
め、パイロット弁10bからのパイロット油圧は方向切
換弁15の操作部15bには加わらず、方向切換弁15
は中立位置cとなる。そして、油圧ショベルの作業機の
掘削作業でバケットに土砂を積載した時は、ブームシリ
ンダ32のボトム室aに発生する圧力が所定圧力以上と
なって、ブームシリンダ32が短縮を開始しボトム室a
からの戻り油は管路15cから管路15fを通って制御
弁41から管路15gを介してタンクへドレーンするの
でブーム31が自重落下する。
【0029】この時、ブームシリンダ32のヘッド室b
には、タンク18から吸込弁17を介して油を流入して
真空を防止するようになっている。また、方向切換弁1
5を中立位置cに切換えた時は、主ポンプ2の吐出管路
3から導かれる主ポンプ2の吐出圧P1 に対して、ブー
ムシリンダ32からの負荷圧LP1 は導かれないので、
P1 >LP1 であり、主ポンプ2の斜板角を最小に減少
するように制御される。これにより、主ポンプ2のエネ
ルギーロスが低減される。
【0030】次に、第2実施例を図2により説明する。
尚、第1実施例の図1と同一符号を付したものは同一で
あり説明は省略する。主ポンプ2は吐出管路3を介して
方向切換弁15と接続している。この方向切換弁15は
下流側管路15aから逆止弁16aを介してブームシリ
ンダ32のボトム室aに接続し、下流側管路15bから
逆止弁16bを介してブームシリンダ32のヘッド室b
に接続している。この下流側管路15aから分岐する管
路43bを介して制御弁43と接続し、下流側管路15
bから分岐する管路43aを介して制御弁43と接続し
ている。この制御弁43は遮断位置aと回生位置bの2
位置を有している。操作レバー9と連結する操作手段1
0のパイロット弁10bはパイロット管路7bから分岐
するパイロット管路7dを介して制御弁43の操作部4
3dと接続している。このパイロット管路7bはパイロ
ット制御弁44を介して方向切換弁15の操作部15b
と接続している。このパイロット制御弁44の操作部4
4bは前記下流側管路15aから分岐する管路43bを
通って管路44aと接続し、操作部44cは前記パイロ
ット管路7dから更に分岐するハイロット管路7eと接
続している。
【0031】次に、図2の油圧回路の作動について説明
する。ブームシリンダ32を伸長駆動する時は、前記第
1実施例の図1と同一であり、説明を省略する。ブーム
31を下げ操作する時は、ブームシリンダ32のボトム
室aの圧力がパイロット制御弁44の操作部44bに加
わり、パイロット制御弁44は遮断位置aとなり、操作
手段10からのパイロット圧は遮断されて方向切換弁1
5が中立位置cとなる。この状態で操作レバー9を下げ
操作をすると操作手段10からのパイロット圧が制御弁
43の操作部43dに加わって、制御弁43は回生位置
bに切換わり、ブームシリンダ32のボトム室aからの
戻り油の一部はへッド室bに供給され、残りはタンクへ
ドレーンされる。これにより、ブーム31を自重落下さ
せることができると共に、ヘッド室bの真空を防止する
ことができる。この場合も、第1実施例と同様に方向切
換弁15を中立位置cに切換えた時は、主ポンプ2の吐
出管路3から導かれる主ポンプ2の吐出圧P1 に対し
て、ブームシリンダ32からの負荷圧LP1 は導かれな
いので、P1 >LP1 であり、主ポンプ2の斜板角を最
小に減少するように制御される。これにより、主ポンプ
2のエネルギーロスが低減される。
【0032】次に、第3実施例を図3により説明する。
尚、第1実施例の図1と同一符号を付したものは同一で
あり説明は省略する。主ポンプ2は吐出管路3を介して
電磁式方向切換弁45(以下、方向切換弁45と言
う。)と接続している。この方向切換弁45は下流側管
路15aから逆止弁16aを介してブームシリンダ32
のボトム室aに接続し、下流側管路15bから逆止弁1
6bを介してブームシリンダ32のヘッド室bに接続し
ている。この下流側管路15aから分岐する管路46b
を介して電磁式制御弁46(以下、制御弁46と言
う。)と接続し、下流側管路15bから分岐する管路4
6aを通って逆止弁46cを介して制御弁46と接続し
ている。この制御弁46は遮断位置aと回生位置bの2
位置を有している。前記下流側管路15aは、分岐管路
46bから更に分岐する管路46eを介して油圧センサ
19と接続している。この油圧センサ19で変換された
信号を制御装置50に入力している。
【0033】ポテンショメータ51aは電気式操作手段
51の操作変位に対応する電圧信号V1 を発生し、この
電圧信号V1 を制御装置50に出力する。この制御装置
50はポテンショメータ51aから入力される信号V1
に基づき方向切換弁45を作動するための指令信号V0
1,V02を演算し、これらの指令信号V01,V02は増幅
器によって増幅された後、指令信号V01は増幅器52a
から方向切換弁45の操作部45bに入力する。指令信
号V02は増幅器52bから方向切換弁45の操作部45
aに入力する。
【0034】次に、図3の油圧回路の作動について説明
する。ブームシリンダ32を伸長駆動する時は、電気式
操作手段51を上げ側に操作し、ポテンショメータ51
aは電気式操作手段51の操作変位に対応する電圧信号
V1 を発生し、この電圧信号V1 を制御装置50に出力
する。この制御装置50はポテンショメータ51aから
入力される信号V1 に基づき方向切換弁45を作動する
ための指令信号V02を演算し、この指令信号V02は増幅
器52bから方向切換弁45の操作部45aに入力し、
方向切換弁45はa位置に切換わる。この電気式操作手
段51を上げ側に操作した時は、制御装置50から制御
弁46へは指令信号が入力されず、制御弁46は遮断位
置aになっている。これにより、主ポンプ2から吐出す
る圧油は管路3から管路15aを通って逆止弁16aを
押し開いてブームシリンダ32のボトム室aに流入す
る。このため、ブームシリンダ32のヘッド室bからの
戻り油は管路15bから管路15f通って管路3cを介
してタンクへドレーンし、ブームシリンダ32は伸長駆
動する。
【0035】ブーム31を下げ操作するためにブームシ
リンダ32を短縮側に駆動する時は、電気式操作手段5
1を下げ側に操作し、ポテンショメータ51aは電気式
操作手段51の操作変位に対応する電圧信号V1 を発生
し、この電圧信号V1 を制御装置50に出力する。この
制御装置50はポテンショメータ51aから入力される
信号V1 に基づき方向切換弁45を作動するための指令
信号V01を演算し、この指令信号V01は増幅器52aか
ら方向切換弁45の操作部45bに入力し、方向切換弁
45はb位置に切換わる。この電気式操作手段51を下
げ側に操作した時は、制御装置50から制御弁46の操
作部46dへ指令信号が入力し、制御弁46は回生位置
bに切換わる。これにより、主ポンプ2から吐出する圧
油は管路3から管路15bを通って逆止弁16bを押し
開いてブームシリンダ32のヘッド室bに流入し、ブー
ムシリンダ32のボトム室aからの戻り油の一部は管路
15aから分岐管路46bを介して制御弁46の回生位
置bを通って管路46aを介してへッド室bに供給さ
れ、残りはタンクへドレーンされ、ブームシリンダ32
は短縮駆動する。
【0036】このブーム31を下げ操作中に、ブームシ
リンダ32のボトム室aの圧力を検知する油圧センサ1
9により変換された信号を制御装置50に入力してお
り、このボトム室aの圧力が所定圧力以上となった時
は、制御装置50から指令信号V01は出力されず、方向
切換弁45が中立位置cとなり、ブームシリンダ32の
ボトム室aからの戻り油の一部は管路15aから分岐管
路46bを介して制御弁46の回生位置bを通って管路
46aを介してへッド室bに供給され、残りはタンクへ
ドレーンされ、ブーム31を自重落下させることができ
ると共に、ヘッド室bの真空を防止することができる。
この場合も、第1実施例と同様に方向切換弁45を中立
位置cに切換えた時は、主ポンプ2の吐出管路3から導
かれる主ポンプ2の吐出圧P1 に対して、ブームシリン
ダ32からの負荷圧LP1 は導かれないので、P1 >L
P1 であり、主ポンプ2の斜板角を最小に減少するよう
に制御されるので主ポンプ2のエネルギーロスが低減さ
れる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油圧ショ
ベルの油圧回路によれば、ブーム自重落下させる時に、
方向切換弁を中立位置とすると共に、主ポンプの斜板角
を最小に減少するようにしたから主ポンプのエネルギー
ロスが低減される。また、ブームが自重落下している時
は、ブームシリンダのヘッド室には、タンクから吸込弁
を介して油を流入し、またはボトム室からの戻り油をヘ
ッド室へ回生するようにしたので管路内の真空を防止す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ショベルの油圧回路の第1実施例
を示す図である。
【図2】同、第2実施例を示す図である。
【図3】同、第3実施例を示す図である。
【図4】油圧ショベルの側面図である。
【図5】従来の油圧回路図である。
【図6】油圧ショベルのブーム自重落下状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、2…主ポンプ、2a…レギュレータ、9
…操作レバー、10…操作手段、10a,10b…パイ
ロット弁、7a,7b,7c,7d,7e…パイロット
管路、15,45…方向切換弁、17…吸込弁、18…
タンク、19…油圧センサ、20…油圧ショベル、30
…作業機、40,50…制御装置、41…制御弁、42
…パイロット電磁弁、43…制御弁、44…パイロット
制御弁、46…電磁式制御弁、51…電気式操作手段、
51a…ポテンショメータ、52a,52b…増幅器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体より順次連結されるブーム、アーム
    およびバケットからなる作業機と、この作業機を駆動す
    る各油圧シリンダと、エンジンにより駆動される主ポン
    プの吐出油量を制御するレギュレータと、この主ポンプ
    の吐出油を各油圧シリンダへ給排する各方向切換弁と、
    パイロット油圧源から吐出されるパイロット圧を受けて
    各方向切換弁の切換え操作をする操作レバーと連動する
    操作手段とを備えた油圧ショベルの油圧回路において、
    前記方向切換弁(15)とブーム用油圧シリンダ(32)とを接
    続するボトム側管路(15a) でボトム圧を検知する検知手
    段(19)と、前記ボトム側管路(15a) と接続する制御弁(4
    1)と、前記操作手段(10)と前記ブーム用方向切換弁(15)
    の操作部(15b) との間で接続するパイロット用電磁弁(4
    2)とを備え、前記操作手段(10)を下げ操作した時に、前
    記制御弁(41)は連通位置(b) となり前記ブーム用油圧シ
    リンダ(32)のボトム室(a) からの戻り油をタンクへドレ
    ーンし、かつ、前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム
    室(a) の圧力を検知する検知手段(19)からの信号を受け
    て演算し、そのボトム室(a) の圧力が所定圧力となった
    時に、前記ブーム用方向切換弁(15)を中立位置(c) にす
    るためにパイロット用電磁弁(42)への指令信号の送信を
    停止する制御装置(40)を備えたことを特徴とする油圧シ
    ョベルの油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記方向切換弁(15)とブーム用油圧シリ
    ンダ(32)とを接続するヘッド側管路(15b) とタンク(18)
    との間に吸込弁(17)を介在させたことを特徴とする請求
    項1記載の油圧ショベルの油圧回路。
  3. 【請求項3】 車体より順次連結されるブーム、アーム
    およびバケットからなる作業機と、この作業機を駆動す
    る各油圧シリンダと、エンジンにより駆動される主ポン
    プの吐出油量を制御するレギュレータと、この主ポンプ
    の吐出油を各油圧シリンダへ給排する各方向切換弁と、
    パイロット油圧源から吐出されるパイロット圧を受けて
    各方向切換弁の切換え操作をする操作レバーと連動する
    操作手段とを備えた油圧ショベルの油圧回路において、
    一端は前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム側管路(1
    5a) と接続し、他端はヘッド側管路(15b) と接続する制
    御弁(43)と、前記操作手段(10)と前記ブーム用方向切換
    弁(15)の操作部(15b) との間で接続するパイロット用制
    御弁(44)とを備え、前記操作手段(10)を下げ操作した時
    に、前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム室(a) から
    の戻り油をヘッド室(b) に供給するよう前記制御弁(43)
    は回生位置(b) とし、かつ、前記ボトム室(a) の圧力が
    所定圧力となった時に前記ブーム用方向切換弁(15)を中
    立位置(c)にするために前記パイロット用制御弁(44)を
    遮断位置(a) に切換えることを特徴とする油圧ショベル
    の油圧回路。
  4. 【請求項4】 車体より順次連結されるブーム、アーム
    およびバケットからなる作業機と、この作業機を駆動す
    る各油圧シリンダと、エンジンにより駆動される主ポン
    プの吐出油量を制御するレギュレータと、この主ポンプ
    の吐出油を各油圧シリンダへ給排する各電磁式方向切換
    弁と、パイロット油圧源から吐出されるパイロット圧を
    受けて各電磁式方向切換弁の切換え操作をする電気式操
    作手段とを備えた油圧ショベルの油圧回路において、一
    端は前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム側管路(15
    a) と接続し、他端はヘッド側管路(15b) と接続する電
    磁式制御弁(46)と、前記ブーム用電磁式方向切換弁(45)
    とブーム用油圧シリンダ(32)とを接続するボトム側管路
    (15a) のボトム圧を検知する検知手段(19)と、前記ブー
    ム用油圧シリンダ(32)の駆動方向を制御する前記電気式
    操作手段(51)と、前記検知手段(19)からの信号と前記電
    気式操作手段(51)の下げ操作の信号を受けて演算し、そ
    の演算結果に基づいて前記ブーム用油圧シリンダ(32)の
    ボトム室(a)からの戻り油をヘッド室(b) に供給するよ
    う指令信号を出力し前記電磁式制御弁(46)を回生位置
    (b) とし、かつ、前記ブーム用電磁式方向切換弁(45)を
    中立位置(c) にするために指令信号の送信を停止する制
    御装置(50)とを備えたことを特徴とする油圧ショベルの
    油圧回路。
  5. 【請求項5】 前記ブーム用油圧シリンダ(32)を下げ操
    作時にボトム室(a)の圧力が所定圧力となって、前記ブ
    ーム用方向切換弁(15,45) を中立位置(c) に切換えた時
    は、前記主ポンプ(2) の斜板角を減少させることを特徴
    とする請求項1,3または4記載の油圧ショベルの油圧
    回路。
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