JP2010286074A - 作業機械の油圧制御装置及びこれを備えた作業機械 - Google Patents

作業機械の油圧制御装置及びこれを備えた作業機械 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の油圧アクチュエータが複合操作されている状態においても、作動油の再生を行なうことにより燃費の向上を図ることができる油圧制御装置及びこれを備えた作業機械を提供すること。
【解決手段】ブームシリンダ9と第一制御弁17との間の油路y2、y3を接続する再生油路y4と、再生油路y4を流れる作動油の流量を調整可能な再生弁18と、入力操作を受けて、第一制御弁17及び再生弁18を操作するための指令を出力する操作部材と、操作部材の操作量にかかわらず第一制御弁17から油路y2に流れる作動油の流量を調整可能な制限弁19と、再生油路y4を介して作動油が再生されているか否かを判定し、再生されていると判定された場合、制限弁19の開口を絞るとともに、油圧ポンプの流量を減少させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の油圧アクチュエータを有する作業機械の油圧制御装置に関する。
従来から、複数の駆動対象物と、これら駆動対象物に動力を供給するための複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータに作動油を供給する油圧ポンプとを備えた作業機械が知られている。例えば、ブームと、ブームに動力を供給するためのブームシリンダと、ブームシリンダに対して作動油を供給する油圧ポンプとを備えた油圧ショベルが知られている。
油圧ショベルにおいて、ブーム下げ作業を行なう場合、ブームは、その高さ位置に応じた位置エネルギーを有しているため、ブームシリンダから排出される作動油は高圧なものとなる。このように高圧の作動油のエネルギーを回収する手段として、従来、その作動油の一部をブームの供給側の配管に戻す(すなわち、再生する)ことが知られている。
しかし、ブーム下げ作業のなかでも、ブーム下げ動作を妨げる方向の外力がブームに加えられている場合(例えば、直接的又は間接的に接地したブームを下げる場合)には、ブームから導出される作動油が低圧となりその作動油を再生することができない。そこで、ブーム下げ動作を妨げる外力がブームに加えられている場合においても所定の速度でブームを下げるために、作動油の再生が行われるか否かにかかわらず、油圧ポンプの吐出流量を、作動油の再生を行わないときの流量で一定としていた。したがって、作動油の再生を行っても燃費の向上を図ることができなかった。
そこで、特許文献1には、ブームシリンダの駆動回路において、作動油の再生が可能である状況においてのみ油圧ポンプの流量を少なくすることが開示されている。
さらに、この特許文献1では、油圧ポンプの吐出油がブームシリンダ以外のアクチュエータにも供給される場合を考慮し、前記再生可能な状況であっても、他のアクチュエータに前記油圧ポンプからの作動油の供給が必要な状況では、前記他のアクチュエータの作動油の流量が不足しないように油圧ポンプの流量を少なくしないことが開示されている。
図11は、特許文献1に係る油圧制御回路の概略構成を示す回路図である。
特許文献1に係る油圧制御回路では、操作レバー104によりブーム下げ操作が入力されると、ブーム制御バルブ105及び再生用開閉弁106が図示の切換位置に操作され、油圧ポンプ103からの作動油が矢印D1に示すようにブームシリンダ101のロッド側室に供給されるとともに、ブームシリンダ101のヘッド側室から導出された作動油が矢印D3に示すように、ロッド側の油路に戻される。このように再生が行われている場合に、図外のコントローラは、原則として油圧ポンプ103の吐出流量を減少する制御を実行する。
つまり、前記コントローラは、前記再生が可能な状況であって、ブームシリンダ101と同じ油圧ポンプ103から作動油の供給を受けるバケットシリンダ102がオープン側(すなわち、高負荷側)に操作されていない場合、油圧ポンプ103の吐出流量を減少させる一方、前記再生が可能な状況であってもバケットシリンダ102がオープン側に操作されている場合には、当該バケットシリンダへの作動油の供給流量の不足を防止すべく油圧ポンプ103の吐出流量を減少させる制御を実行しない。
特開2006−9888号公報
特許文献1の油圧制御回路では、上記のようにブームシリンダ101の駆動回路において再生が可能な状況であっても、バケットシリンダ102が高負荷側に操作されている状況下においては、油圧ポンプ103の吐出流量を減らすことができず、燃費の向上を図ることができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数の油圧アクチュエータが複合操作されている状態においても、作動油の再生を有効に利用して燃費の向上を図ることができる油圧制御装置及びこれを備えた作業機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明は、作業機械の油圧制御装置であって、複数の駆動対象物と、前記複数の駆動対象物のうちの第一駆動対象物を、その自重が作用する方向の成分を含む第一方向、及び前記第一駆動対象物の自重に逆らう方向の成分を含む第二方向に駆動可能な第一アクチュエータと、前記複数の駆動対象物のうちの第二駆動対象物を、その自重が作用する方向の成分を含む第一方向、及び前記第二駆動対象物の自重に逆らう方向の成分を含む第二方向に駆動可能な第二アクチュエータと、前記第一アクチュエータ及び第二アクチュエータの双方に作動油を供給可能な可変容量型の油圧ポンプと、前記第一アクチュエータに接続され、前記第一駆動対象物を第一方向に動作させるために前記第一アクチュエータに供給する作動油を流し、前記第一駆動対象物を第二方向に動作させるために前記第一アクチュエータから導出される作動油を流す第一油路と、前記第一アクチュエータに接続され、前記第一駆動対象物を第一方向に動作させるために前記第一アクチュエータから導出される作動油を流し、前記第一駆動対象物を第二方向に動作させるために前記第一アクチュエータに供給する作動油を流す第二油路と、前記第一油路と第二油路とを接続する再生油路と、前記第一油路及び第二油路と前記油圧ポンプとの間に設けられ、前記油圧ポンプから第一油路を介して第一アクチュエータに作動油を供給し、かつ、前記第一アクチュエータから第二油路を介して作動油をタンクに回収する第一位置と、前記油圧ポンプから第二油路を介して第一アクチュエータに作動油を供給し、かつ、前記第一アクチュエータから第一の油路を介して作動油をタンクに回収する第二位置との間で切換可能な給排切換弁と、前記再生油路に設けられ、前記再生油路を介した作動油の流通を禁止する禁止位置と、前記再生油路を介して前記第二油路から第一油路への作動油の流通を許容する許容位置との間で切換可能な再生弁と、前記給排切換弁と前記油圧ポンプとの間の油路から分岐して、前記第二駆動対象物を前記第二方向に駆動させるために前記第二アクチュエータに作動油を供給するための分岐油路と、入力操作を受けることにより、前記給排切換弁を第一位置とし、かつ、前記再生弁を許容位置とするための指令、及び前記給排切換弁を第二位置とし、かつ、前記再生弁を禁止位置とする指令を出力可能な操作部材と、前記操作部材による指令の有無にかかわらず、前記給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を制限可能な制限部材と、前記第二油路から第一油路に作動油が再生されているか否かを判定し、再生されていると判定された場合に前記油圧ポンプの流量を減少させるとともに、再生されていると判定され、かつ、前記分岐油路を通じて第二アクチュエータに作動油が供給されている場合に、前記給排制御弁から第一油路への作動油の流量を前記制限部材により制限する制御部とを備えていることを特徴とする作業機械の油圧制御装置を提供する。
本発明によれば、第一駆動対象物の自重が作用する第一方向への第一アクチュエータの駆動時、すなわち、第一油路から第一アクチュエータに作動油を供給し、第一アクチュエータからの作動油を第二油路を通じてタンクに回収する場合に、当該第二油路内の高圧の作動油を再生油路を通じて第一油路に再生することができる。
そして、本発明では、上記のように第一油路から第二油路に作動油が再生され、かつ、第二駆動対象物を第二方向に動作させるための作動油が第二アクチュエータに供給されている場合であっても、給排制御弁から第一油路への作動油の流量を制限することにより、第二アクチュエータに対する作動油の流量を保ちながら、油圧ポンプの流量を減少させることができる。
このように油圧ポンプから第一アクチュエータへの作動油の流量を制限しても、上述のように第二油路内の高圧の作動油が第一油路に再生されるため、この高圧の作動油の供給に伴い第一アクチュエータの作動は保証される。
したがって、本発明によれば、再生が行われている第一アクチュエータに対する作動油の供給を制限することにより、当該第一アクチュエータの作動の継続、及び第二アクチュエータへの作動油の供給量の維持を両立することができるので、前記制限の分だけ油圧ポンプの流量を減少させることができ、燃費の向上を図ることができる。
前記油圧制御装置において、前記制限部材は、前記第一油路に設けられ、前記給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を調整可能な制限弁からなることが好ましい。
この構成によれば、制限弁の開度を調整することにより、給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を調整することができる。
前記油圧制御装置において、前記制御部は、再生が行われていると判定された場合に、前記油圧ポンプの流量から再生流量に対応する流量を減ずるとともに、再生が行われていると判定され、かつ、前記分岐油路を通じて第二アクチュエータに作動油が供給されている場合に、前記制限弁を閉鎖することが好ましい。
この構成によれば、再生が行われている状態において、油圧ポンプから第一油路に流れる作動油を止めることにより、油圧ポンプの流量から再生流量に対応する流量を減じることができるので、より有効に省エネを図ることができる。
前記油圧制御装置において、前記給排制御弁は、その開度を調整することにより前記油圧ポンプから第一アクチュエータに対する作動油の供給量及び第一アクチュエータからタンクへの作動油の排出量を調整可能に構成され、前記制限部材は、前記操作部材からの指令の有無にかかわらず、前記給排制御弁の開度を絞ることが可能な強制部材と、前記第二油路を通ってタンクに回収される作動油の流量を調整可能なメータアウト弁とを備え、前記制御部は、再生されていると判定した場合に、前記強制部材により給排制御弁の開度を絞るとともに、前記メータアウト弁によりタンクに回収される作動油の流量を増やすことが好ましい。
この構成によれば、給排制御弁を強制的に操作することにより給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を低減しつつ、この操作に伴い減少する第一アクチュエータからタンクへの回収流量をメータアウト弁で補うことができるので、第一アクチュエータの作動速度を落とすことなく、給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を調整することができる。
具体的に、前記制御部は、以下1〜4の何れか1つの判定を行うことにより、作動油が再生されているか否かを判定することができる。
1.前記第一油路内の圧力、又は第二油路内の圧力が所定値を超えているか否か。
2.前記第一油路内の圧力と第二油路内の圧力との差圧が所定値を超えているか否か。
3.前記再生油路内の作動油の流量が所定値を超えているか否か。
4.前記第一駆動対象物の動作方向が前記第一方向であるか否か。
また、本発明は、前記油圧制御装置を備え、前記第一駆動対象物としてのブームと、前記第一アクチュエータとしてのブームシリンダとを備えていることを特徴とする作業機械を提供する。
本発明によれば、複数の油圧アクチュエータが複合操作されている状態においても、作動油の再生を行うことにより燃費の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図である。 図1の油圧ショベルの油圧系統を示す回路図である。 図2の油圧回路を電気的に制御する制御部を示すブロック図である。 図3の制御部により実行される処理を示すフローチャートである。 図3の制御部に記憶されたテーブルであり、操作レバーの操作量と第一油圧ポンプの吐出量との関係を示すものである。 図3の制御部に記憶されたテーブルであり、操作レバーの操作量と再生流量との関係を示すものである。 ブームシリンダの縮小を妨げる方向に負荷が生じている状態を示す側面図である。 図2の油圧回路の動作を示す回路図であり、再生が行われていないと判定された場合を示すものである。 図2の油圧回路の動作を示す回路図であり、再生が行われていると判定された場合を示すものである。 本発明の他の実施形態に係る油圧系統の一部を示す回路図である。 特許文献1に係る油圧制御回路の概略構成を示す回路図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図である。
図1を参照して、作業機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、この上部旋回体3上に起伏可能に設けられた作業アタッチメント4とを備えている。
作業アタッチメント4は、ブーム6と、このブーム6の先端部に連結されるアーム7と、このアーム7の先端部に揺動可能に取り付けられたバケット8とを備えている。ブーム6は、ブームシリンダ9の伸縮動作によって上部旋回体3に対して起伏する。アーム7は、アームシリンダ10の伸縮動作によってブーム6に対して揺動する。バケット8は、バケットシリンダ11の伸縮動作によってアーム7に対して揺動する。
下部走行体2には、図外の旋回モータが設けられ、この旋回モータの回転駆動に応じて下部走行体2に対し上部旋回体3の旋回フレーム3aが垂直軸回りに旋回するようになっている。
そして、本実施形態では、ブーム6、アーム7、バケット8及び旋回フレーム3aが駆動対象物を構成し、これら駆動対象物のうちのブーム6を第一駆動対象物の一例として、アーム7を第二駆動対象物の一例として以下説明する。これに伴い、本実施形態では、ブームシリンダ9が第一アクチュエータの一例を構成し、アームシリンダ10が第二アクチュエータの一例を構成する。
図2は、図1の油圧ショベル1の油圧系統を示す回路図である。図3は、図2の油圧回路を電気的に制御する制御部を示すブロック図である。
本実施形態に係る油圧ショベル1は、図2に示す油圧系統12と、この油圧系統12を電気的に制御する制御部14(図3参照)とを備えている。
まず、図2を参照して油圧系統12について説明する。
油圧系統12は、ブームシリンダ9及びアームシリンダ10の双方に作動油を供給可能な可変容量型の第一油圧ポンプ15と、第二油圧ポンプ16と、第一油圧ポンプ15及び第二油圧ポンプ16を駆動するためのエンジン5とを備えている。
第一油圧ポンプ15は、レギュレータR1から出力される電気信号に応じて、その吐出流量を調整可能とされている。同様に、第二油圧ポンプ16は、レギュレータR2から出力される電気信号に応じて、その吐出流量を調整可能とされている。
まず、油圧系統12のうちの第一油圧ポンプ15に接続された主な構成について説明する。
油圧系統12は、第一油圧ポンプ15と油路y1を介して接続された第一制御弁17と、この第一制御弁17とブームシリンダ9とを接続する油路y2及び油路y3と、これら油路y2、y3を接続する再生油路y4と、この再生油路y4に設けられた再生弁18と、前記油路y2に設けられた制限弁19と、操作レバー20aを有するとともに操作レバー20aを操作することにより第一制御弁17にパイロット圧を与えることが可能なリモコン弁20と、前記油路y1から分岐して後述する油路y7に接続する分岐油路y5と、この分岐油路y5に設けられた合流弁21とを備えている。
油路y1には、第一油圧ポンプ15の吐出圧を検出するための圧力センサP1が設けられている。
第一制御弁17は、油路y2を介してブームシリンダ9のロッド側室に接続されているとともに、ブームシリンダ9のヘッド側室に対して油路y3を介して接続された3位置切換弁である。つまり、第一制御弁17は、第一油圧ポンプ15及びタンクTとブームシリンダ9とを遮断する中立位置(図示の位置)と、油路y1と油路y2とを接続し、かつ、油路y3とタンクTとを接続する位置(図2の右位置)と、油路y1と油路y3とを接続し、かつ、油路y2とタンクTとを接続する位置(図2の左位置)との間で切換可能とされている。
このように構成された第一制御弁17は、操作レバー20aの操作に応じてリモコン弁20から発生するパイロット圧により切換操作される。このパイロット圧は、操作レバー20aの各操作方向(ブーム上げ、ブーム下げ)について圧力センサP2、P3により検出される。
再生弁18は、油路y3から油路y2へ作動油を供給可能とする許容位置(図2の下位置)と、再生油路y4を遮断する遮断位置(図2の上位置)との間で切換可能とされている。再生弁18は、通常遮断位置とされており、前記リモコン弁20からのパイロット圧、具体的には、ブーム下げ方向に第一制御弁17を操作するためのパイロット圧によって許容位置側に切り換えられるようになっている。また、再生弁18は、操作レバー20aの操作量(パイロット圧)に応じた開度で開くようになっている。
制限弁19は、第一制御弁17から油路y2への作動油の流れを許容する許容位置(図2の左位置)と、油路y2を遮断する遮断位置(図2の右位置)との間で切換可能とされている。制限弁19は、通常遮断位置とされており、電磁比例弁b1からのパイロット圧に応じて許容位置側に作動する。電磁比例弁b1は、アンプa1からの電気信号に応じて作動する。つまり、制限弁19は、アンプa1からの電気信号に応じた所定の開度に操作可能に構成されている。
油路y2及び油路y3には、当該各油路y2、y3内の作動油の圧力を検出可能な圧力センサP4及び圧力センサP5が設けられている。
次に、油圧系統12のうちの第二油圧ポンプ16に接続された構成について説明する。
油圧系統12は、第二油圧ポンプ16と油路y6を介して接続された第二制御弁22と、この第二制御弁22とアームシリンダ10とを接続する油路y7及び油路y8と、第二制御弁22にパイロット圧を与えることが可能なリモコン弁23とを備えている。
油路y6には、第二油圧ポンプ16の吐出圧を検出可能な圧力センサP6が設けられている。
第二制御弁22は、第二油圧ポンプ16とタンクTとアームシリンダ10とを遮断する中立位置(図示の位置)と、油路y6と油路y7とを接続し、かつ、油路y8を遮断する位置(図2の右位置)と、油路y6と油路y8とを接続し、かつ、油路y7とタンクTとを接続する位置(図2の左位置)との間で切換可能な3位置切換弁である。
この第二制御弁22は、リモコン弁23からのパイロット圧に応じて前記3位置の切換操作が可能とされている。リモコン弁23からのパイロット圧は、圧力センサP7及び圧力センサP8によって検出される。
そして、前記合流弁21は、アームシリンダ10を縮小方向(つまり、アーム7引きの方向)に第二制御弁22を操作するためのパイロット圧に応じて開放するようになっている。つまり、アームシリンダ10を縮小方向に操作する場合には、合流弁が開放されることにより、第二油圧ポンプ16からの作動油だけでなく第一油圧ポンプ15からの作動油も分岐油路y5を介してアームシリンダ10に供給される一方、アームシリンダ10を伸張方向に操作する場合には、合流弁21を閉鎖して第二油圧ポンプ16からのみ作動油がアームシリンダ10に供給される。
なお、図2中、再生油路y4に設けられたチェックバルブ24は、油路y3から油路y2に向けた作動油の流れを許容する一方、反対向きの流れを禁止するためのものである。また、合流油路y5に設けられたチェックバルブ25は、油路y1から油路y7へ向けた作動油の流れを許容する一方、反対向きの流れを禁止するためのものである。
また、油路y2と油路y3との間にはリリーフ弁26が設けられ、油路y7と油路y8との間にはリリーフ弁27が設けられている。これらリリーフ弁26、27は、油路y2、y3、y7、y8内の作動油圧が所定値以上とならないように当該所定圧以上で開放する弁である。
次に、図2及び図3を参照して制御部14について説明する。
制御部14は、前記ブームシリンダ9のヘッド側室からロッド側室への再生が行われているか否かを判定する判定部28と、再生が行われている場合に減ずるべき第一油圧ポンプ15の流量を算出する演算部29と、制限弁19の開度及び各油圧ポンプ15、16の流量を調整するための信号を出力する出力部30とを備えている。
判定部28は、再生油路y4を通じた作動油の再生が行われているか否かを判定する。具体的に、判定部28は、油路y2に設けられた圧力センサP4により検出された圧力と、油路y3に設けられた圧力センサP5により検出された圧力とを比較して、ブームシリンダ9のヘッド側の圧力がロッド側の圧力よりも大きい場合に再生が行われていると判定する。
つまり、図1に示すように、作業アタッチメント4が他の物に当たることなく空中に浮いた状態においてブーム6の下げ操作を行なう場合、ブームシリンダ9には、ロッドを縮小させる方向にブーム6の自重が付加されるため、ブームシリンダ9のヘッド側室の圧力がロッド側室の圧力よりも大きくなる。したがって、この状態では、ブームシリンダ9のヘッド側室から導出された作動油は、ブームシリンダ9のロッド側室に導かれて再生される。一方、図7に示すように、作業アタッチメント4(図7ではバケット8)が接地した状態においてブーム6の下げ操作を行なうと、地面から受ける反力がブームシリンダ9の縮小を妨げる方向に作用するため、ブームシリンダ9のロッド側室の圧力がヘッド側室の圧力よりも大きくなる。したがって、この状態では、ブームシリンダ9のヘッド側室から導出された作動油は、チェックバルブ24により油路y2側への流れが規制され、タンクTに回収される。
なお、再生が行われているか否かの判断は、以下のような方法によっても行うことができる。
(1)油路y3に設けられた圧力センサP5により検出された圧力が所定の設定圧以上のときに再生されていると判定する一方、設定圧を下回るときに再生されていないと判定する。
(2)油路y2に設けられた圧力センサP4により検出された圧力が所定の設定圧を下回るときに再生されていると判定する一方、設定圧以上のときに再生されていないと判定する。
(3)再生油路y4に流量計を設け、この流量計により検出された流量が所定の所定流量以上であるときに再生されていると判定する一方、所定流量を下回るときに再生されていないと判定する。
(4)ブームシリンダ9に生じる負荷を検出可能な検出部材(例えば、ロードセル)を設け、検出部材によりブームシリンダ9を縮める方向に負荷が生じているときに再生されていると判定する一方、ブームシリンダ9を伸ばす方向に負荷が生じているときに再生されていないと判定する。
演算部29は、再生が行われているときに減ずるべき第一油圧ポンプ15の流量Qp2を以下の式(1)に基づいて算出する。
Qp2=Qp−Qrc・・・(1)
ここで、Qpは、再生流量にかかわらず操作レバー20aの操作量に応じて決定される第一油圧ポンプ15の流量、いわゆる、ポジコン制御を行ったときに特定される流量である。このQpは、レバー操作量とQp値との関係として制御部14に予め記憶されたテーブル(図5参照)と、現時点における操作レバー20aの操作量とに基づいて算出される。また、Qrcは、再生流量であり、レバー操作量とQrc値との関係として制御部14に予め記憶されたテーブル(図6)と、現時点における操作レバー20aの操作量とに基づいて算出される。
なお、前記再生流量Qrcは、再生油路に流量計を設け、この流量計により検出された流量を採用することもできる。また、再生流量Qrcは、以下の式(2)に基づいて算出することもできる。
Qrc=Cv×Arc×√(Ph−Pr)・・・(2)
ここで、Arcは、再生弁18の開口面積である。Cvは、再生弁18の容量係数である。Phは、ブームシリンダ9のヘッド側室の圧力である。Prは、ブームシリンダ9のロッド側室の圧力である。つまり、前記式(2)は、ブームシリンダ9のヘッド側室内の圧力とロッド側室内の圧力との差を用いてQrcを算出するものである。
以下、制御部14により実行される処理を図4を参照して説明する。図4は、図3の制御部14により実行される処理を示すフローチャートである。
制御部14による処理が開始すると、まず、再生が行われているか否かを判定し(ステップS1)、例えば、図7に示すようにブームシリンダ9に縮小を妨げる方向の外力が付加されていることにより、再生が行われていないと判定されると(ステップS1でNO)、再生が行われていないときの設定が選択される(ステップS2)。具体的に、このステップS2では、図8に示すように、制限弁19を開放した状態で保持することにより、第一油圧ポンプ15からの作動油が矢印D1に示すように制限弁19を介してブームシリンダ9のロッド側室に導かれるとともに、ブームシリンダ9のヘッド側室から導出された作動油は、タンクTに回収される。また、アーム引き操作が複合して行われている場合には、第一油圧ポンプ15からの作動油は、矢印D2に示すように合流弁21を介して油路y7にも導かれる。
前記ステップS1において、例えば、図1に示すようにブーム6の自重がブームシリンダ9の縮小方向に寄与して、再生が行われていると判定されると(ステップS1でYES)、制限弁19を全閉とする(ステップS3)とともに、第一油圧ポンプ15の吐出流量を前記再生流量Qrcだけ減ずる(ステップS4)。
つまり、図9に示すように、制限弁19が全閉とされる(ステップS3)ことにより、第一制御弁17からブームシリンダ9への作動油の流れが停止する。この状態では、ブームシリンダ9のヘッド側室から導出された作動油が矢印D3のように再生油路y4を介してブームシリンダ9のロッド側室に導かれるため、ブーム6の下げ操作は継続する。そして、この状態で、第一油圧ポンプ15の吐出流量を前記再生流量Qrcだけ減ずる(ステップS4)ため、当該再生流量Qrcの分だけ第一油圧ポンプ15に対する動力を低減することができる。そして、このように再生が行われている状況下で、アーム引き操作が複合して行われている場合であっても、前記のように制限弁19が全閉とされているため、矢印D2に示すように、アームシリンダ10に必要な流量の作動油が継続して油路y7に導かれる。
したがって、前記実施形態によれば、ブーム6の自重が作用する方向(ブーム下げ方向)へのブームシリンダ9の駆動時、すなわち、油路y2からブームシリンダ9に作動油を供給し、ブームシリンダ9から作動油を油路y3を通じてタンクTに回収する場合に、当該油路y3内の高圧の作動油を再生油路を通じて油路y2に再生することができる。
そして、前記実施形態では、図9の矢印D3に示すように再生が行われ、かつ、矢印D2に示すようにアームシリンダ10に対する作動油の供給が行われる場合であっても、制限弁19を全閉とすることにより、アームシリンダ10への作動油の流量を保ちながら、第一油圧ポンプ15の吐出流量を減ずることができる。そのため、図11に示すように、作動油の再生(矢印D3)、油圧ポンプからブームシリンダ101への作動油の供給(矢印D1)、及びバケットシリンダ102への作動油の供給(矢印D2)の全てを行う従来技術と異なり、再生流量Qrcの分だけ第一油圧ポンプ15の動力を低減することができる。
上記のように油圧ポンプ15からブームシリンダ9への作動油の流量を制限しても、上述のように油路y3内の高圧の作動油が油路y2に再生されるため、この高圧の作動油の供給に伴いブームシリンダ9の動作は保証される。
なお、前記図4のステップS3では、制限弁19を全閉にすることとしているが、完全に閉じることに限定されることはなく、制限弁19の開度を絞るようにしてもよい。つまり、油路y5を通じてアームシリンダ10に供給することを要する作動油の流量を確保できる範囲内であれば、制限弁19の開度の絞り量及び第一油圧ポンプ15の流量の下げ量を適宜調整することが可能である。
以下、本発明の他の実施形態について図10を参照して説明する。図10は、本発明の他の実施形態に係る油圧系統の一部を示す回路図である。図10において、図2と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る油圧系統12は、第一制御弁17のパイロット回路に設けられた電磁比例弁31と、ブームシリンダ9のヘッド側の油路y3に設けられたメータアウト弁32とを備え、前記実施形態における制限弁19を備えていない点で前記実施形態とは異なる。
電磁比例弁31は、通常パイロット回路をタンクに開放しており、電気信号が入力されることに応じてパイロット回路を閉じるようになっている。具体的に、電磁比例弁31は、前記制御部14(図3参照)の出力部30から出力された電気信号に応じて作動する。
メータアウト弁32は、ブームシリンダ9のヘッド側室から導出され、タンクTへ排出される作動油の流量を調整可能に構成されている。このメータアウト弁32は、通常閉じており、電磁比例弁b2からのパイロット圧により作動して開く。電磁比例弁b2は、アンプa2からの電気信号に応じて作動する。アンプa2は、制御部14の出力部30から出力された信号を増幅させて電磁比例弁b2に出力する。
本実施形態において、ブームシリンダ9のヘッド側室からロッド側室への作動油の再生が行われていると判定されると、電磁比例弁31によりパイロット回路がタンクに開放されることによって、第一制御弁17が中立位置となる。第一制御弁17が中立位置となると、第一油圧ポンプ15から油路y2へ導かれる作動油が遮断される。
この第一制御弁17の操作に伴い、メータアウト弁32の開度が所定の開度に調整される。つまり、第一制御弁17が中立位置とされることにより、ブームシリンダ9のヘッド側から導出され、再生油路y4に流れることのできない作動油をタンクTに導くことができる開度となるように、メータアウト弁32が作動する。これにより、ブームシリンダ9の動作速度を操作レバー20aの操作量に応じた速度にすることができる。
この実施形態においても、第一制御弁17により第一油圧ポンプ15から油路y2への作動油の流通を遮断することができるので、アームシリンダ10へ作動油を供給する場合であっても、第一油圧ポンプ15の吐出流量を減ずることができるので、省エネを図ることができる。
1 油圧ショベル(作業機械)
4 作業アタッチメント
6 ブーム(駆動対象物)
7 アーム(駆動対象物)
8 バケット(駆動対象物)
9 ブームシリンダ(第一アクチュエータの一例)
10 アームシリンダ(第二アクチュエータの一例)
11 バケットシリンダ
14 制御部
15 第一油圧ポンプ
17 第一制御弁(給排制御弁)
18 再生弁
19 制限弁
20a 操作レバー(操作部材)
28 判定部
29 演算部
30 出力部
31 電磁比例弁(制限部材)
32 メータアウト弁(制限部材)

Claims (6)

  1. 作業機械の油圧制御装置であって、
    複数の駆動対象物と、
    前記複数の駆動対象物のうちの第一駆動対象物を、その自重が作用する方向の成分を含む第一方向、及び前記第一駆動対象物の自重に逆らう方向の成分を含む第二方向に駆動可能な第一アクチュエータと、
    前記複数の駆動対象物のうちの第二駆動対象物を、その自重が作用する方向の成分を含む第一方向、及び前記第二駆動対象物の自重に逆らう方向の成分を含む第二方向に駆動可能な第二アクチュエータと、
    前記第一アクチュエータ及び第二アクチュエータの双方に作動油を供給可能な可変容量型の油圧ポンプと、
    前記第一アクチュエータに接続され、前記第一駆動対象物を第一方向に動作させるために前記第一アクチュエータに供給する作動油を流し、前記第一駆動対象物を第二方向に動作させるために前記第一アクチュエータから導出される作動油を流す第一油路と、
    前記第一アクチュエータに接続され、前記第一駆動対象物を第一方向に動作させるために前記第一アクチュエータから導出される作動油を流し、前記第一駆動対象物を第二方向に動作させるために前記第一アクチュエータに供給する作動油を流す第二油路と、
    前記第一油路と第二油路とを接続する再生油路と、
    前記第一油路及び第二油路と前記油圧ポンプとの間に設けられ、前記油圧ポンプから第一油路を介して第一アクチュエータに作動油を供給し、かつ、前記第一アクチュエータから第二油路を介して作動油をタンクに回収する第一位置と、前記油圧ポンプから第二油路を介して第一アクチュエータに作動油を供給し、かつ、前記第一アクチュエータから第一の油路を介して作動油をタンクに回収する第二位置との間で切換可能な給排切換弁と、
    前記再生油路に設けられ、前記再生油路を介した作動油の流通を禁止する禁止位置と、前記再生油路を介して前記第二油路から第一油路への作動油の流通を許容する許容位置との間で切換可能な再生弁と、
    前記給排切換弁と前記油圧ポンプとの間の油路から分岐して、前記第二駆動対象物を前記第二方向に駆動させるために前記第二アクチュエータに作動油を供給するための分岐油路と、
    入力操作を受けることにより、前記給排切換弁を第一位置とし、かつ、前記再生弁を許容位置とするための指令、及び前記給排切換弁を第二位置とし、かつ、前記再生弁を禁止位置とする指令を出力可能な操作部材と、
    前記操作部材による指令の有無にかかわらず、前記給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を制限可能な制限部材と、
    前記第二油路から第一油路に作動油が再生されているか否かを判定し、再生されていると判定された場合に前記油圧ポンプの流量を減少させるとともに、再生されていると判定され、かつ、前記分岐油路を通じて第二アクチュエータに作動油が供給されている場合に、前記給排制御弁から第一油路への作動油の流量を前記制限部材により制限する制御部とを備えていることを特徴とする作業機械の油圧制御装置。
  2. 前記制限部材は、前記第一油路に設けられ、前記給排制御弁から第一油路へ流れる作動油の流量を調整可能な制限弁からなることを特徴とする請求項1に記載の作業機械の油圧制御装置。
  3. 前記制御部は、再生が行われていると判定された場合に、前記油圧ポンプの流量から再生流量に対応する流量を減ずるとともに、再生が行われていると判定され、かつ、前記分岐油路を通じて第二アクチュエータに作動油が供給されている場合に、前記制限弁を閉鎖することを特徴とする請求項2に記載の作業機械の油圧制御装置。
  4. 前記給排制御弁は、その開度を調整することにより前記油圧ポンプから第一アクチュエータに対する作動油の供給量及び第一アクチュエータからタンクへの作動油の排出量を調整可能に構成され、
    前記制限部材は、前記操作部材からの指令の有無にかかわらず、前記給排制御弁の開度を絞ることが可能な強制部材と、前記第二油路を通ってタンクに回収される作動油の流量を調整可能なメータアウト弁とを備え、
    前記制御部は、再生されていると判定した場合に、前記強制部材により給排制御弁の開度を絞るとともに、前記メータアウト弁によりタンクに回収される作動油の流量を増やすことを特徴とする請求項1に記載の作業機械の油圧制御装置。
  5. 前記制御部は、以下1〜4の何れか1つの判定を行うことにより、作動油が再生されているか否かを判定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の作業機械の油圧制御装置。
    1.前記第一油路内の圧力、又は第二油路内の圧力が所定値を超えているか否か。
    2.前記第一油路内の圧力と第二油路内の圧力との差圧が所定値を超えているか否か。
    3.前記再生油路内の作動油の流量が所定値を超えているか否か。
    4.前記第一駆動対象物の動作方向が前記第一方向であるか否か。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の油圧制御装置を備え、
    前記第一駆動対象物としてのブームと、
    前記第一アクチュエータとしてのブームシリンダとを備えていることを特徴とする作業機械。
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