JPH09132330A - マガジン - Google Patents

マガジン

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JPH09132330A
JPH09132330A JP7289017A JP28901795A JPH09132330A JP H09132330 A JPH09132330 A JP H09132330A JP 7289017 A JP7289017 A JP 7289017A JP 28901795 A JP28901795 A JP 28901795A JP H09132330 A JPH09132330 A JP H09132330A
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JP
Japan
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lid
magazine
film
heat
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7289017A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Maeda
田 達 男 前
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to US08/744,323 priority patent/US5944306A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦開封した複数枚の感熱フィルム等の湿度に
応じて感度が変化するシート状物であっても、特に感熱
記録装置内において、防湿状態で、シート状物を収納し
保管することができるシート状物用のマガジンを提供す
る。 【解決手段】湿度に応じて感度が変化するシート状物を
収納する筐体と、この筐体に対して開閉自在に設けられ
た蓋体と、この蓋体を前記筐体に係止する係止手段とを
有するマガジンであって、前記筐体と前記蓋体とのすべ
ての当接部に防湿構造を有することにより、上記課題を
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱フィルム等の
湿度に応じて感度が変化するシート状物を収納するサプ
ライマガジンに関する。詳しくは、防湿構造を有するマ
ガジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の発熱素子を備えたサー
マルヘッドを感熱フィルムに押し当て、画像信号に応じ
て発熱素子を選択的に発熱させて、感熱フィルム上に像
様に顕像化して、画像を記録する熱転写記録方式を行う
感熱画像記録装置、すなわちサーマルプリンタが提案さ
れている。
【0003】このような感熱画像記録装置において、感
熱フィルムへの画像記録は、従来、下記のように行われ
ている。ロール状に巻回された感熱フィルムをそのまま
感熱記録装置に装填し、感熱記録装置内でフィルムは引
き出される。次いで、引き出された感熱フィルムは、ベ
ルトコンベア、ニップローラ等の搬送機構により、画像
記録部へと搬送される。前記画像記録部では感熱フィル
ムを一方向に機械的に搬送することにより副走査を行う
と共に、前記感熱フィルムの搬送方向と直交する方向に
配列されたサーマルヘッドの各発熱素子を像様に選択的
に発熱させて主走査を行い、これによって感熱フィルム
に熱転写画像を発現させる。ついで、画像記録終了後の
感熱フィルムはカッタで切断された後、搬送され、トレ
イに集積される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、蓄積性蛍光体シ
ートを用いたデジタルラジオグラフィーシステム、C
T、MR等の医療用の画像を記録する画像記録装置とし
ては、従来は銀塩写真式感光材料に撮影または記録後、
湿式処理して再現画像を得るウェットシステムが用いら
れてきたが、近年、湿式処理を行うことがないドライシ
ステムによる記録装置が注目されるようになり、この一
つとして感熱記録シートを用いる感熱記録装置が挙げら
れる。ところが、医療用の画像としては高画質が要求さ
れるため、フィルムを高画質化するために感熱フィルム
は高感度となり、これに伴って湿度変化による感度の変
動が大きな問題になる。
【0005】このように湿度依存性のある高感度感熱フ
ィルムに対して、通常考えられるマガジンを用いていた
のでは、時間の経過とともに感熱フィルムが吸放湿して
しまうために、感熱フィルムの感度が変化し、安定して
高画質の画像を記録することが困難になる。例えば、感
熱フィルムをマガジンに移し小枚数だけ使用した後、1
週間程度使用しなかった場合、湿度の変動による感度の
変動が生じるため、同一画像を再生する場合であって
も、当初に出力したフィルムと1週間後に出力したフィ
ルムとでは濃度がかなり異なってしまうことがあるとい
う問題が生じる。
【0006】したがって、感熱フィルムは、上記不都合
を回避するために、可能な限り気密が保たれ、防湿され
た状態で取り扱う必要がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決することにあり、一旦開封した複数枚の感熱フィル
ム等の湿度に応じて感度が変化するシート状物であって
も、特に感熱記録装置内において、防湿状態で、シート
状物を収納し保管することができるシート状物用のマガ
ジンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、湿度に応じて感度が変化するシート状物
を収納する筐体と、この筐体に対して開閉自在に設けら
れた蓋体と、この蓋体を前記筐体に係止する係止手段と
を有するマガジンであって、前記筐体と前記蓋体とのす
べての当接部に防湿構造を有することを特徴とするマガ
ジンを提供するものである。
【0009】ここで、前記筐体は、シート状物を収納す
る下ケースと、前記蓋体が組み込まれる上ケースと、前
記下ケースと上ケースとを係止する係止手段と、前記下
ケースと上ケースとのすべての当接部に設けられた防湿
構造とを有するのが好ましい。
【0010】また、前記防湿構造は、前記筐体および蓋
体の一方の前記当接部に設けられた気密性スポンジと、
その他方の前記当接部に設けられた突起とから構成され
るのが好ましい。
【0011】また、前記スポンジは、ポリエステル系の
材料を基材とした両面テープを貼着して固定するのが好
ましい。
【0012】また、前記係止手段は、マグネット吸着手
段であるのが好ましい。
【0013】
【発明の作用】本発明のマガジンは、感熱フィルム等の
湿度に応じて感度の変化を生じるシート状物を収納する
ものであって、開閉部分に防湿構造を有するものであ
る。
【0014】このような本発明のマガジンは、例えば、
感熱フィルムを代表例として説明すると、感熱フィルム
を収納してサーマルプリンタに蓋側を上方にして水平方
向に装填される。感熱フィルムの取り出しは、サーマル
プリンタの開蓋機構により蓋体を開放し、枚葉機構によ
り感熱フィルムを取り出し、前記開蓋機構により蓋体を
閉塞することによって行う。
【0015】従って、本発明のマガジンを適用すること
により、感熱フィルムの取り出しの際のみ蓋体が開放さ
れ、それ以外の時は蓋体が閉塞されており、しかも、当
接部は全て防湿構造が施されているので、マガジン内の
防湿性が確保される。これにより、感熱フィルム等の湿
気による感度の変化を抑えることができ、当初出力した
フィルムと一定期間経過後に出力したフィルムとの濃度
誤差を一定の範囲内に抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマガジンについ
て、添付の図面に示される好適実施例をもとに詳細に説
明する。
【0017】図1は、本発明のマガジンを感熱フィルム
用のサプライマガジンに適用した一実施例の概略斜視図
である。図2は、図1に示すマガジンの分解断面図であ
り、図3(a)および(b)は、それぞれ図1に示すマ
ガジンの異なる使用状態を示す断面図である。
【0018】図1に示されるマガジン80は感熱フィル
ムを収納するものであって、基本的に、感熱フィルムを
収納し、この感熱フィルムを取り出すために長手方向の
端部から上面の一部が開放する直方体状の筐体82と、
筐体82の開放部分を開閉可能に閉塞する矩形状の蓋体
84とから構成される。
【0019】蓋体84は、一辺の両端に凹形状の係合部
84aを有し、筐体82は、蓋体84の係合部84aの
凹形状に対応して上面の一辺からその開放部分に突出す
る2つの係合部82cを有する。蓋体84の係合部84
aの両側端およびこれに対面する筐体82の係合部82
cの側端には、係合手段、例えばこれらの一方にはピ
ン、他方にはこのピンが回動自在に挿入される孔部が設
けられる。蓋体84に対し、図中矢印a方向に回動し、
開閉される。なお、蓋体84と筐体82との係合手段
は、上述のものに限定されず、蓋体84が筐体82に対
して開閉可能であれば、ヒンジ等の公知の手段であって
もよい。
【0020】蓋体84には、筐体82の長手方向の両側
面に延在する係合片86が形成されている。この係合片
86は、マガジン80を後述する感熱画像記録装置に装
填した際に、その開蓋機構(図示せず)によってマガジ
ン80の蓋体84を開閉するのに用いられるものであ
る。そして、係合片86には開蓋機構の開蓋部材が係合
する孔部86aが形成される。
【0021】筐体82および蓋体84は各種の樹脂、ア
ルミニウム等の金属など、公知の各種の材料から形成さ
れる。なお、筐体82、蓋体84とは別部材で構成して
もよく、あるいは樹脂等の一体成型によって構成するこ
とにより、蓋体84を開閉可能に構成したものであって
もよい。
【0022】図2に示すように、筐体82は、互いに取
り外し可能な上ケース82aと下ケース82bとから構
成とするのが、感熱フィルムAの収納が容易になるので
好ましいが、上下一体型としてもよい。
【0023】このようなマガジン80内への感熱フィル
ムAの収納は、図2(a)に示すように、上ケース82
aを取り外して、その記録層を下方に向けて下ケース8
2b内に収納し、上ケース82aを閉じることにより行
う。なお、筐体82が上下一体型の場合は、蓋体84を
開いて、その開放部分から感熱フィルムを収納する。
【0024】図2および図3(a)、(b)に示される
ように、マガジン80の当接部にはスポンジと突起とに
よる防湿構造およびマグネットと板金とによるマグネッ
ト吸着機構が施されている。まず、図2には、上ケース
82aを取り外した状態が示されている。ここで、下ケ
ース82bの当接部の全周には、スポンジ88とマグネ
ット92が固定され、下ケース82bに当接する上ケー
ス82aの当接部の全周には、突起90が設けられ、か
つ板金94が固定されている。したがって、この上ケー
ス82aと下ケース82bとを組み合わせて閉塞するこ
とにより、突起90がスポンジ88を押圧することで防
湿構造をなすので、当接部における止水性、気密性が確
保される。さらに、マグネット吸着機構を構成するマグ
ネット92の板金94に対する吸着力により、突起90
がスポンジ88を強力かつ均等に押圧するので、当接部
における止水性、気密性がより一層強化されるととも
に、上ケース82aの不用意な開放を防止することがで
きる。
【0025】また、図3(a)には、蓋体84を開放し
た状態が示されている。ここで、蓋体84の当接部の全
周には、スポンジ88とマグネット92が固定され、蓋
体84に当接する上ケース82aの当接部の全周には突
起90が設けられ、かつ板金94が固定されている。こ
こで、上述したように、スポンジ88と突起90とは防
湿構造を構成し、マグネット92と板金94とはマグネ
ット吸着機構を構成する。したがって、図3(b)に示
すように、蓋体84を閉塞すると、前述の上ケース82
aを閉塞した場合と同様に作用し、防湿構造により蓋体
84の当接部においても強力な止水性、気密性が確保さ
れるとともに、吸着機構により蓋体84の不用意な開放
を防止することができる。
【0026】なお、スポンジ88、突起90、マグネッ
ト92および板金94の当接部への配置は上記図示例に
限定されず、閉塞した状態で、スポンジ88と突起9
0、マグネット92と板金94がそれぞれ当接しうるよ
うに配置されていれば、いかなる配置でもよい。また、
マグネット吸着機構は、当接部の両方にマグネットを固
定したものであってもよい。
【0027】さらに、スポンジ88、マグネット92お
よび板金94の当接部への固定は、特に制限はなく、接
着剤や接着テープによる貼着、ビスやねじ等による固定
であってもよい。特に、スポンジ88は伸びやすく、伸
びると気密性が低下するため、スポンジ88をポリエス
テル系の材料を基材とした両面テープを用いて蓋体84
および下ケース82bの当接部に貼着するのが好まし
く、こうすることによりスポンジの延びを防ぐことがで
きる。
【0028】スポンジ88は、止水性、気密性を有する
発砲性の弾性材料であればいかなるものでもよいが、特
にウレタンフォームが特に止水性、気密性に優れる点で
好ましい。具体的には、軟質ポリウレタンフォーム(商
品名モルトプレンSH、イノアック社製)が挙げられ
る。また、ゴム等の弾性材料を用いてもよい。マグネッ
ト92は一般に用いられているものでよい。
【0029】図示例においては、開閉部分がマグネット
92の吸着力により突起90がスポンジ88を押圧する
構成となっているが、本発明はこれに限定されず、ラッ
チ、はめ込み等の別の機構を用いる構成としてもよい。
【0030】また、図3(a)に示されるように、枚葉
は、蓋体84が開放した状態で、枚葉機構の吸盤40の
が感熱フィルムAを吸引吸着することにより行う。この
際に複数枚葉を防止するために、蓋体84との当接部近
傍の上ケース82aの内側面に突起物98を用いた複数
枚葉防止機構を有するのが好ましく、吸盤40が感熱フ
ィルムAを吸着し上昇した際にフィルムの先端が突起物
98に衝突することにより、吸盤40に吸着された感熱
フィルムに付着している感熱フィルムを落下させ、複数
枚葉を防止する。他には、ブラシ、内側面に凹凸を設け
ているもの等を用いてもよい。
【0031】さらに、筐体82の内側側面にはリブ83
が施されており、感熱フィルムAの残り枚数が0となっ
た場合に、吸盤40の吸引圧が所定吸引圧にならないこ
とによって、感熱フィルムAがマガジン内に無いのを検
出できるようになっている。
【0032】図4に、本発明のマガジン80を適用する
感熱画像記録装置の概略図を示し、本発明のマガジン8
0の作用について説明する。
【0033】図4に示される感熱画像記録装置12(以
下、記録装置12とする)は、例えばB4等の所定サイ
ズの感熱フィルム、いわゆるカットシートの感熱フィル
ムAを用いて、サーマルヘッド64によって感熱フィル
ムAに感熱画像記録を行うものであり、装填部14、供
給搬送部16、記録搬送部18、記録部20および排出
部22を有して構成される。
【0034】この記録装置12においては、感熱フィル
ムAは本発明のマガジン80に多数枚積層されて収納さ
れている。マガジン80は記録装置12の装填部14に
装填される。装填部14は、記録装置12のハウジング
28に形成された挿入口30、案内板32、案内ロール
34、34および停止部材36を有しており、マガジン
80は、蓋体84側を先にして挿入口30から記録装置
12内に挿入され、案内板32および案内ロール34に
案内されつつ、停止部材36に当接する位置まで押し込
まれることにより、記録装置12の所定の位置に装填さ
れる。
【0035】供給搬送部16は、吸盤40を用いる枚葉
機構、搬送手段42および搬送ガイド44を有するもの
であり、マガジン80から感熱フィルムAを取り出し
て、搬送方向下流の記録搬送部18に搬送する。搬送手
段42は、搬送ローラ46とローラ46と同軸のプーリ
47aおよび回転駆動源と接続されるプーリ47bおよ
びテンションプーリ47cと、この3つのプーリ47
a、47b、47cに張架されるエンドレスベルト48
と、搬送ローラ46に押圧されるニップローラ50とを
有して構成され、吸盤40によって枚葉された感熱フィ
ルムAの先端を搬送ローラ46とニップローラ50とに
よって挟持して、感熱フィルムAを下流に搬送する。
【0036】記録装置12においては、記録開始の指示
が出されると、図示しない開閉機構が蓋体84の係合片
86の孔部86aに係合して蓋体84を押し上げること
によって蓋体84が開放され、吸盤40を用いた枚葉機
構が感熱フィルムAの先端を搬送手段42(ローラ46
とニップローラ50)に供給する。供給された感熱フィ
ルムAは、搬送ガイド44によって案内されつつ搬送手
段42によって記録搬送部18に搬送される。なお、搬
送ローラ46とニップローラ50とによって感熱フィル
ムAが挟持された時点で、吸盤40による吸引は開放さ
れ、また、記録に供される感熱フィルムAがマガジン8
0から完全に排出された時点で、前記開閉機構によって
蓋体84が閉塞される。
【0037】記録搬送部18は、規制ローラ対52、搬
送ローラ対56およびガイド58を有するものであり、
感熱フィルムAは、先ず、その先端が規制ローラ対52
に至る。従って、搬送ガイド44によって規定される搬
送手段42から規制ローラ対52までの距離は、感熱フ
ィルムAの搬送方向の長さより若干短く設定される。規
制ローラ対52は最初は停止しており、感熱フィルムA
の先端が規制ローラ対52に至ると、サーマルヘッド6
4の温度が確認され、サーマルヘッド64の温度が所定
温度であれば、規制ローラ対52による感熱フィルムA
の搬送が開始され、ガイド58に案内にされつつ記録部
20に搬送される。
【0038】記録部20は、サーマルヘッド64、プラ
テンローラ60、ガイド62および冷却ファン65を有
する。サーマルヘッド64およびヒートシンク66は、
支点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動自在
な支持部材68に支持されている。感熱フィルムAが搬
送される前は、支持部材68は上方(矢印b方向と逆方
向)に回動しており、サーマルヘッド64とプラテンロ
ーラ60とは接触していない。記録搬送部18によって
感熱フィルムAの先端が記録開始位置(サーマルヘッド
64のグレーズに対応する位置)に搬送されると、支持
部材68が矢印a方向に回動して、感熱フィルムAがサ
ーマルヘッド64とプラテンローラ60とによって挟持
された状態となり、感熱フィルムAは、プラテンローラ
60によって所定位置に保持されて下流に搬送されつ
つ、サーマルヘッド64によって感熱画像記録される。
【0039】感熱画像記録が終了した感熱フィルムA
は、プラテンローラ60に搬送されて排出部22のトレ
イ72に排出される。トレイ72は、ハウジング28に
形成された排出口74を経て記録装置12の外部に突出
しており、画像が記録された感熱フィルムAは、この排
出口74を経て外部に排出され、取り出される。
【0040】以上の説明では、本発明のマガジンを感熱
画像記録装置用マガジンに適用した例であったが、本発
明のマガジンは、これ以外にも湿度により感度が変化も
しくは低下し、再現濃度等が変化もしくは低下するシー
ト状物であれば、好適に適用可能である。
【0041】以上、本発明に係るマガジンについて詳細
に説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんのことであ
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のマ
ガジンによれば、防湿構造を有することにより、マガジ
ン内の気密性、防湿性を確保することができるので、湿
度依存性の高い感熱フィルム等を収納しても、湿気によ
る感度の変化が少なく、当初出力したフィルムと一定期
間経過後に出力したフィルムとの濃度誤差を一定の範囲
内に抑えることが可能である。
【0043】さらに、マグネットを用いることによりマ
ガジンを用いる装置側に特別なロック解除機構が不要と
なり、また、ラッチ等と異なりスポンジ全周を均等につ
ぶすことができるので、より一層マガジン内の気密性、
防湿性が確保される。
【0044】また、スポンジとマグネットを別々に配置
したことによりマガジンの高さを一定にすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマガジンを感熱フィルム用のサプライ
マガジンに適用した一実施例の概略斜視図である。
【図2】図1に示すマガジンの分解断面図である。
【図3】図1に示すマガジンの異なる使用状態を示す断
面図である。
【図4】本発明のマガジンが適用される感熱画像記録装
置の概略図である。
【符号の説明】
12 感熱画像記録装置 14 装填部 16 供給搬送部 18 記録搬送部 20 記録部 22 排出部 28 ハウジング 30 挿入口 32 案内板 34 案内ロール 36 停止部材 40 吸盤 42 搬送手段 46 搬送ローラ 47a,47b,47c プーリ 48 エンドレスベルト 50 ニップローラ 52 規制ローラ対 56 搬送ローラ 58,62 ガイド 60 プラテンローラ 64 サーマルヘッド 65 冷却ファン 66 ヒートシンク 68 支持部材 68a 支点 72 トレイ 74 排出口 80 マガジン 82 筐体 82a 上ケース 82b 下ケース 82c 係合部 83 リブ 84 蓋体 84a 係合部 86 係合片 86a 孔部 88 スポンジ 90 突起 92 マグネット 94 板金 98 突起物 A 感熱フィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿度に応じて感度が変化するシート状物を
    収納する筐体と、この筐体に対して開閉自在に設けられ
    た蓋体と、この蓋体を前記筐体に係止する係止手段とを
    有するマガジンであって、前記筐体と前記蓋体とのすべ
    ての当接部に防湿構造を有することを特徴とするマガジ
    ン。
  2. 【請求項2】前記筐体は、シート状物を収納する下ケー
    スと、前記蓋体が組み込まれる上ケースと、前記下ケー
    スと上ケースとを係止する係止手段と、前記下ケースと
    上ケースとのすべての当接部に設けられた防湿構造とを
    有する請求項1に記載のマガジン。
  3. 【請求項3】前記防湿構造は、前記筐体および蓋体の一
    方の前記当接部に設けられた気密性スポンジと、その他
    方の前記当接部に設けられた突起とから構成される請求
    項1または2に記載のマガジン。
  4. 【請求項4】前記スポンジは、ポリエステル系の材料を
    基材とした両面テープを貼着して固定された請求項3に
    記載のマガジン。
  5. 【請求項5】前記係止手段は、マグネット吸着手段であ
    る請求項1〜4に記載のマガジン。
JP7289017A 1995-11-07 1995-11-07 マガジン Pending JPH09132330A (ja)

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JP7289017A JPH09132330A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 マガジン
US08/744,323 US5944306A (en) 1995-11-07 1996-11-07 Package of thermal recording sheets and magazine

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JP7289017A JPH09132330A (ja) 1995-11-07 1995-11-07 マガジン

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