JPH09132208A - 全形海苔の自動袋詰機 - Google Patents

全形海苔の自動袋詰機

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JPH09132208A
JPH09132208A JP7317400A JP31740095A JPH09132208A JP H09132208 A JPH09132208 A JP H09132208A JP 7317400 A JP7317400 A JP 7317400A JP 31740095 A JP31740095 A JP 31740095A JP H09132208 A JPH09132208 A JP H09132208A
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desiccant
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Kiyoshi Ishizu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリー盤の周囲に、袋詰めに要する各装
置を工程順に配列し、ロータリー盤に袋を開口させて保
持する袋開け装置を設け、この袋開け装置に保持された
袋をロータリー盤を介して上記各装置に向けて順次間欠
的に回転させることにより、小型にして生産性の高い全
形海苔の自動袋詰機を得る。 【解決手段】 水平配置されたロータリー盤の外周部
に、袋の口部を細長い長方形状に開口させて保持する袋
開け装置を設け、袋を前記袋開け装置に供給する袋供給
装置、袋開け装置に保持された袋内に所定枚数集積され
た全形の海苔を供給する海苔供給装置、袋開け装置に保
持された袋内に乾燥剤を投入する乾燥剤投入装置、前記
海苔及び乾燥剤が収容された袋を袋開け装置から搬出コ
ンベヤに移送する取出し装置を、それぞれ前記ロータリ
ー盤の外方にてその円周方向に順次配列し、前記ロータ
リー盤を鉛直軸心を中心として前記袋供給装置、海苔供
給装置、乾燥剤投入装置及び搬出装置に向けて順次間欠
的に回転させる回転装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥処理あるいは
焼き処理された全形の海苔を7〜30枚重ねて袋詰めす
る全形海苔の自動袋詰機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、海苔焼きラインから搬出された
全形の海苔を、5名程度の作業員が手分けして袋詰めす
る、いわゆる手作業による袋詰めがほとんどであった。
また、一部には、横ピロ包装機、あるいはコンベヤ式の
袋詰機があったが、これらは、いずれも大型であるとと
もに、乾燥剤の自動投入ができないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記手作業による袋詰
めは、人件費が嵩むことになる。また、上記横ピロ包装
機、あるいはコンベヤ式の袋詰機は、いずれも大型であ
るとともに、乾燥剤の投入は人手を要し、省力化が不十
分であった。本発明は、ロータリー盤の周囲に袋詰めに
要する各装置を工程順に配列し、ロータリー盤に袋を開
口させて保持する袋開け装置を設け、この袋開け装置に
保持された袋をロータリー盤を介して上記各装置に向け
て順次間欠的に回転させることにより、小型にして乾燥
剤をも自動投入できるようにした新規な全形海苔の自動
袋詰機を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の如く構成したものである。即ち水
平配置されたロータリー盤の外周部に、袋の口部を細長
い長方形状に開口させて保持する袋開け装置を設け、袋
を前記袋開け装置に供給する袋供給装置、袋開け装置に
保持された袋内に所定枚数集積された全形の海苔を供給
する海苔供給装置、袋開け装置に保持された袋内に乾燥
剤を投入する乾燥剤投入装置、前記海苔及び乾燥剤が収
容された袋を袋開け装置から搬出コンベヤに移送する離
脱装置を、それぞれ前記ロータリー盤の外方にてその円
周方向に順次配列し、前記ロータリー盤を鉛直軸心を中
心として前記袋供給装置、海苔供給装置、乾燥剤投入装
置及び搬出装置に向けて順次間欠的に回転させる回転装
置を設ける構成にしたものである。この場合、前記袋開
け装置は、正逆回転されるピニオンギヤに一対のラック
を水平方向に対面させて噛合させ、各ラックに袋の口部
に嵌合する細長い口開けガイドを垂下支持する構成にす
るとよい。また、前記袋供給装置は、ケース内に収容さ
れた袋を一枚毎に吸着してケース外に取り出す袋取出し
装置と、袋取出し装置によって取り出された袋の口部の
両側を吸着し、該口部を開口させて前記袋開け装置に供
給する袋受渡し装置とを有する構成にするとよい。さら
に、前記海苔供給装置は、所定枚数集積された全形の海
苔を起立させてロータリー盤に向けて移送する搬入コン
ベヤと、該搬入コンベヤ上の海苔の両面の端部を挾持し
て搬入コンベヤから前記袋開け装置に向けて移送する海
苔取出し装置と、該海苔取出し装置によって取出された
海苔の両面の中央部を挾持して袋開け装置の袋内に収容
する海苔収容装置とを有する構成にするとよい。また、
前記乾燥剤投入装置は、下部が小幅に形成され、かつ少
なくとも一方の下端に先鋭な差込み片を有する一対の海
苔開き板と、該海苔開き板を前記袋開け装置に保持され
た袋内の海苔の集積方向中間部に差し込んだ後に両海苔
開き板を反対面方向に離間させる開き板作動装置を設
け、前記海苔開き板によって開かれた海苔内に乾燥剤を
投入する構成にするとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
いて説明する。図面において、図1は本発明による全形
海苔の自動袋詰機の全体を示す概略平面図である。図1
において、1は自動袋詰め機、2はそのロータリー盤で
ある。このロータリー盤2は、円盤状に形成して水平に
配置し、その下面中心部をモーター(図示省略)によっ
て回転される回転軸(回転装置)3に載置して固定し、
この回転軸3によって間欠的に回転される。
【0006】上記ロータリー盤2の外周部の円周方向の
4か所に袋開け装置5を等間隔で取付ける。この袋開け
装置5は図2及び図3に示すようになっている。即ち、
ピニオンギヤ6をロータリー盤2上でその軸6aを上下
方向に起立させて該ロータリー盤2に回転自在に支持
し、一対のラック7,7を上記ピニオンギヤ6を挟んで
噛合させるとともに、各ラック7,7をロータリー盤2
の接線方向に延長させ、LMガイド(摺動軸受)8を介
してロータリー盤2に摺動可能に支持する。
【0007】上記各ラック7,7にブラケット9,9を
介して細長い口開けガイド10,10を垂下支持する。
各口開けガイド10,10は、ロータリー盤2の外側で
互いに対向して下方に垂下され、袋Aの口部が嵌合され
るものである。上記ラック7,7は、コイルスプリング
からなるばね11によって所定の力、つまり袋Aが破損
しない程度の力で互いに口開けガイド10,10が離間
する方向に移動付勢される。これにより、口開けガイド
10,10に嵌合された袋Aをその口部を細長い長方形
状に開口させて保持する。
【0008】上記ピニオンギヤ6の軸の上端にカムフロ
ア12を半径方向外方に突出させ、このカムフロア12
を押してピニオンギヤ6を反時計方向(口開けガイド1
0,10が接近する方向)に回転させるカムフロア押し
具13を設ける。このカムフロア押し具13は、ロータ
リー盤2の第1回転位置(図1の下部)と第4回転位置
(図1の左部)との2箇所に配置してフレームに固定さ
れたコラム14の上端部と下端部に取付ける。
【0009】上記カムフロア押し具13は、図2に示す
ように、押し片13aをシリンダ13bによってロータ
リー盤2の半径方向に往復動させ、押し片13aが半径
方向外方に移動された際に、該押し片13aが前述した
カムフロア12の突出端を押してピニオンギヤ6を反時
計方向に回転させ、ラック7,7及びブラケット9,9
を介して各口開けガイド10,10を接近する方向に移
動させる。これにより袋Aが口開けガイド10,10の
嵌合又は離脱を許容する。また、押し片13aが半径方
向内方に移動された際に、該押し片13aが上記カムフ
ロア12から離脱し、ばね11の反力で上記口開けガイ
ド10,10を離間する方向に移動(ピニオンギヤ6は
時計方向に回転)させる。これにより口開けガイド1
0,10に嵌合された袋Aを開口させて保持する。
【0010】ロータリー盤2の第1回転位置(図1の下
部)に、上記袋開け装置5に袋Aを供給する袋供給装置
20を設ける。この袋供給装置20は、図4に示すよう
に、袋取出し装置22、及び袋受渡し装置30からな
る。図4において、21は直方体状のケースであり、多
数の袋Aが上方に積み重ねて収容されている。このケー
ス21内に収容された袋Aを、袋取出し装置22により
一枚毎に吸着してケース21外に取り出す。即ち、ケー
ス21の上方に第1駆動軸23を水平に配置し、該第1
駆動軸23に第1アーム24を垂下支持し、この第1ア
ーム24に第1シリンダ25を下方に向けて支持し、該
シリンダ25のロッドに第1吸盤26を下方に向けて取
付ける。第1吸盤26には第1吸引ホース27を接続す
る。
【0011】そして、第1駆動軸23を反時計方向に所
定角度回転させることにより、第1アーム24を介して
第1シリンダ25をケース21の直上方に位置させ、こ
の状態で第1シリンダ25を伸長作動させて第1吸盤2
6をケース21内の最上部の袋A1に当接させ、第1吸
引ホース27による空気の吸引を開始して第1吸盤26
で上記袋A1を吸着し、次いで第1シリンダ25を短縮
作動させることにより第1吸盤26を介して上記袋A1
をケース1から上方に持ち上げた後、第1駆動軸23を
時計方向に所定角度回転させて該袋A1をケース21の
上方かつ左方に移動させる。
【0012】次に、上記袋取出し装置22によりケース
1から取り出された袋A1を袋受渡し装置30により前
述した袋開け装置5に供給する。即ち、ケース21の上
方に第2駆動軸31を水平に配置し、該第2駆動軸31
に第2アーム32を垂下支持し、この第2アーム32に
第2シリンダ33を下方に向けて支持する。上記第2シ
リンダ33のケースの下部及び該シリンダ25のロッド
に第2吸盤34及び第3吸盤35を上下方向に対向させ
て取付け、各第2吸盤34及び第3吸盤35に第2吸引
ホース36及び第3吸引ホース37を接続する。
【0013】そして、第2シリンダ33を伸長作動させ
て第2、第3吸盤34,35を離間させた状態で第2駆
動軸31を反時計方向に所定角度回転させることによ
り、第2アーム32、第2シリンダ33を介して第2、
第3吸盤34,35を下方に移動させ、該第2、第3吸
盤34,35を、前述した袋取出し装置22によりケー
ス1から取り出した袋A1の口部(図4において左端
部)の上下面側に位置させる。この状態で第2シリンダ
33を短縮作動させて第3吸盤35を第2吸盤34に接
近させるとともに、第2、第3吸引ホース36,37に
よる空気の吸引を開始して上記各第2、第3吸盤34,
35で袋A1の口部の上下面を吸着する。
【0014】次いで第2シリンダ33を伸長作動させる
ことにより第2、第3吸盤34,35を介して上記袋A
1の口部を開口させた後、第2駆動軸31を時計方向に
所定角度回転させ、第2アーム32、第2シリンダ3
3、第2、第3吸盤34,35を介して袋A1を上方に
移動させ、その口部を前述した袋開け装置5の口開けガ
イド10に嵌合させる。この場合、上記口開けガイド1
0は、正面側のフロア押し具13がカムフロア12を押
し、ピニオンギヤ6、ラック7,7及びブラケット9,
9を介して接近する方向移動されており、上記袋A1が
嵌合可能となっている。
【0015】上記袋A1が袋開け装置5の口開けガイド
10に嵌合されると、図2に示すように、カムフロア押
し具13のシリンダ13bが短縮作動してその押し片1
3aが半径方向内方に移動されてカムフロア12から離
脱し、ばね11の反力で口開けガイド10,10を離間
する方向に移動し、上記袋A1を細長く開口させた状態
でこれを保持する。
【0016】この状態でロータリー盤2が図1において
反時計方向に90度回転され、上記袋開け装置5に保持
された袋A1が第2回転位置、つまり図1の右部に移動
されると、海苔供給装置40によって所定枚数集積され
た全形の海苔Bが上記袋A1内に収容される。この海苔
供給装置40は、図5〜図14に示すようになってい
る。まず、図5及び図6において、41は搬入コンベヤ
であり、無端チェーン42の全周に、接近して対面する
一対の海苔保持板43を無端チェーン42の周回方向に
所定ピッチで起立支持し、各海苔保持板43内に、例え
ば10枚の集積された全形の海苔Bを嵌合させて起立保
持する。各海苔保持板43の幅は海苔Bの幅よりも小さ
くし、各海苔Bの両側を上記海苔保持板43の両側から
露出させて起立保持し、無端チェーン42を周回させて
ロータリー盤2方向に移送する。
【0017】上記搬入コンベヤ41の移送終端部(ロー
タリー盤2側)に、該搬入コンベヤ41上の海苔Bの両
面の端部を挾持して搬入コンベヤ41から前述した袋開
け装置5に向けて移送する海苔取出し装置45を設け
る。この海苔取出し装置45は、フレームに起立固定し
た第2コラム46に、懸垂体47を上下動及び前後動可
能に支持し、この懸垂体47の下部にフォーク状のブラ
ケット48を懸垂支持し、各ブラケット48にチャック
49を対向させて取付ける。各チャック49は、図7に
示すように、上下に細長い挾持板49aを有し、この挾
持板49aにより、搬入コンベヤ41の移送終端部に到
来した海苔B1の両端部、即ち、海苔保持板43から露
出した海苔B1の両端部を挾持する。
【0018】上記海苔取出し装置45は、挾持板49a
で海苔B1の両端部を挾持した後、上方に移動して該海
苔B1を搬入コンベヤ41から離脱させ、次いで前方
(ロータリー盤2側)に移動して図5、図8に示すよう
に、海苔B1を前述した口開けガイド10従って袋A1
の上方に位置させる。
【0019】上記第2コラム46の上部に、上記海苔取
出し装置45によって取出された海苔B1を袋開け装置
5の袋A1内に収容する海苔収容装置50を設ける。こ
の海苔収容装置50は、図5に示すようになっている。
即ち、第2コラム46の上部に支持体51を上下動可能
に支持し、この支持体51に、海苔B1の幅よりも小幅
な一対の長方形状の海苔押え板52を対面させて懸垂支
持し、カムによって面方向に接離移動させる。
【0020】そして、図8に示すように、上記各海苔押
え板52を開き、この状態で図9〜図11に示すよう
に、下方に移動させて上記海苔取出し装置45の挾持板
49a,49a間に位置させ、次いで各海苔押え板52
を閉じて海苔B1の中央部の両面を挾持した後、海苔取
出し装置45の挾持板49a,49aを開くことによ
り、海苔B1を海苔取出し装置45から海苔収容装置5
0に受け渡す(図11の状態)。上記各海苔押え板52
の下端には、図11に示すように、幅方向に2個の凹欠
き部52aを形成する。
【0021】次いで、上記海苔収容装置50を更に下方
に移動させ、図12,図13に示すように、海苔押え板
52を介して海苔B1を前述した袋開け装置5、つまり
口開けガイド10に保持された袋A1内に収容する。ま
た、上記第2コラム46の下部に海苔押えチャック55
を取付け、該海苔押えチャック55により上記袋A1内
に収容された海苔B1の下端部を挾持する。この海苔押
えチャック55は、図12、図13に示すように、挾持
爪56をフォーク状に形成し、この挾持爪56により、
海苔押え板52の下端に形成した凹欠き部52a部にて
海苔B1の下端部を挾持する。
【0022】この状態でロータリー盤2が、図1におい
て更に反時計方向に90度回転され、上記袋開け装置5
に保持された袋A1が第3回転位置、つまり図1の上部
に移動されると、乾燥剤投入装置60によって上記袋A
1内に乾燥剤Cが投入される。この乾燥剤投入装置60
は、図14〜図19に示すようになっている。即ち、フ
レームに起立固定した第3コラム61の上部に、並行チ
ャックからなる開き板作動装置62を上下動可能に支持
し、この開き板作動装置62に一対の海苔開き板63を
面方向(図14において左右方向)に接離可能に懸垂支
持する。
【0023】上記海苔開き板63は、図15、図16に
示すように、下部が楔状に小幅に形成されるとともに、
図16において左部の海苔開き板63の下端に先鋭な差
込み片64を下方に突出形成する。そして、上記各海苔
開き板63を互いに重ね合わせた状態で下方に移動さ
せ、図17に示すように、袋開け装置5に保持された袋
A1内の海苔B1の集積方向中間部に差し込んだ後、図
18に示すように、両海苔開き板63を離間させて海苔
B1の集積方向中間部を左右に開き、乾燥剤を簡潔的に
排出する乾燥剤投入機(図示省略)により上記海苔B1
の集積方向中間部に乾燥剤Cを投入する。
【0024】この状態でロータリー盤2が図1において
更に反時計方向に90度回転され、上記袋開け装置5に
保持された袋A1が第4回転位置、つまり図1の左部に
移動されると、上記海苔B1及び乾燥剤Cが収容された
袋A1を、離脱装置70によって袋開け装置5から搬出
コンベヤ75に移送する。上記離脱装置70は、図20
に示すように、搬出コンベヤ75の側部に取出しシリン
ダ71を上方及び左方(搬出コンベヤ75方向)に回動
可能に設け、この取出しシリンダ71のロッドに取出し
チャック72を取付けてなる。
【0025】そして、上記取出しシリンダ71を上方に
回動させた状態で伸長作動させ、取出しチャック72を
袋開け装置5に保持された袋A1の下部まで移動させた
後、該取出しチャック72を閉作動させて上記袋A1の
下部を挾持する。次いで、第4回転位置側のフロア押し
具13によってカムフロア12を押し、ピニオンギヤ
6、ラック7,7及びブラケット9,9を介して口開け
ガイド10を接近する方向移動させた後、上記取出しシ
リンダ71を短縮作動させて袋A1を口開けガイド10
つまり袋開け装置5から離脱させ、次いで上記取出しシ
リンダ71を左方に回動させるとともに、取出しチャッ
ク72を開作動させて上記袋A1を搬出コンベヤ75上
に載置する。
【0026】搬出コンベヤ75には、図1に示すよう
に、シール機76及び印字機77が設けられ、上記搬出
コンベヤ75上に搬出された袋A1の開口部をシール機
76によりシール(閉塞)し、次いで 印字機77によ
り袋A1に日付けが印字される。なお、前述したロータ
リー盤2の回転、袋開け装置5、袋供給装置20、海苔
供給装置40、乾燥剤投入装置60、袋の離脱装置70
等の駆動は、カム及び予めプログラム入力された制御盤
からの指令によって順次駆動制御されるようになってい
る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、ロータリー盤の周囲に、袋開け装置5、袋供給装置
20、海苔供給装置40、乾燥剤投入装置60、袋の離
脱装置70等の袋詰めに要する各装置を工程順に配列
し、ロータリー盤に袋を開口させて保持する袋開け装置
5を設け、この袋開け装置5に保持された袋A(A1)
をロータリー盤2を介して上記各装置に向けて順次間欠
的に回転させるようにしたので、小型にして全形海苔を
自動的に袋詰することができ、生産性が高くなる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動袋詰め機の全体を示す概略平
面図である。
【図2】本発明による袋開け装置部の平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明による袋供給装置部の側面図である。
【図5】本発明による海苔供給装置部の側面図である。
【図6】本発明による海苔取出し装置部の海苔取出し状
態を示す側面図である。
【図7】図6の要部正面図である。
【図8】本発明による海苔取出し装置部の終期移動状態
を示す側面図である。
【図9】図8の要部正面図である。
【図10】本発明による海苔収容装置部の中間作動状態
を示す側面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】本発明による海苔収容装置部の終期作動状態
を示す側面図である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】本発明による乾燥剤投入装置の初期作動状態
を示す側面図である。
【図15】図14の要部正面図である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】本発明による乾燥剤投入装置の海苔開き板の
挿入状態を示す側面図である。
【図18】本発明による乾燥剤投入装置の海苔開き板の
開作動態を示す側面図である。
【図19】図18の正面図である。
【図20】本発明による搬出コンベヤ及び離脱装置部の
側面図である。
【符号の説明】
1 自動袋A1詰め機 2 ロータリー盤 3 回転軸 5 袋開け装置 6 ピニオンギヤ 7 ラック 8 LMガイド 9 ブラケット 10 口開けガイド 11 ばね 12 カムフロア 13 カムフロア押し具 13a 押し片 13b シリンダ 14 コラム 20 袋供給装置 21 ケース 22 袋取出し装置 23 第1駆動軸 24 第1アーム 25 第1シリンダ 26 第1吸盤 27 第1吸引ホース 30 袋受渡し装置 31 第2駆動軸 32 第2アーム 33 第2シリンダ 34,35 第2吸盤 36,37 第2吸引ホース 40 海苔供給装置 41 搬入コンベヤ 42 無端チェーン 43 海苔保持板 45 海苔取出し装置 46 第2コラム 47 懸垂体 48 ブラケット 49 チャック 50 海苔収容装 51 支持体 52 海苔押え板 52a 凹欠き部 55 海苔押えチャック 56 挾持爪 60 乾燥剤投入装置 61 第3コラム 62 開き板作動装置(平行ラック) 63 海苔開き板 64 差込み片 70 離脱装置 71 離脱シリンダ 72 離脱チャック 75 搬出コンベヤ 76 シール機 77 印字機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平配置されたロータリー盤(2)の外
    周部に、袋(A)の口部を細長い長方形状に開口させて
    保持する袋開け装置(5)を設け、袋(A)を前記袋開
    け装置(5)に供給する袋供給装置(20)、袋開け装
    置(5)に保持された袋(A)内に所定枚数集積された
    全形の海苔(B)を供給する海苔供給装置(40)、袋
    開け装置(5)に保持された袋(A)内に乾燥剤(C)
    を投入する乾燥剤投入装置(60)、前記海苔(B)及
    び乾燥剤(C)が収容された袋(A)を袋開け装置
    (5)から搬出コンベヤ(75)に移送する離脱装置
    (70)を、それぞれ前記ロータリー盤(2)の外方に
    てその円周方向に順次配列し、前記ロータリー盤(2)
    を鉛直軸心を中心として前記袋供給装置(20)、海苔
    供給装置(40)、乾燥剤投入装置(60)及び搬出コ
    ンベヤ(75)に向けて順次間欠的に回転させる回転装
    置を設けたことを特徴とする全形海苔の自動袋詰機。
  2. 【請求項2】 前記袋開け装置(5)は、正逆回転され
    るピニオンギヤ(6)に一対のラック(7)を水平方向
    に対面させて噛合させ、各ラック(7)に袋(A)の口
    部に嵌合する細長い口開けガイド(10)を垂下支持し
    たことを特徴とする請求項1記載の全形海苔の自動袋詰
    機。
  3. 【請求項3】 前記袋供給装置(20)は、ケース(2
    1)内に収容された袋(A)を一枚毎に吸着してケース
    (21)外に取り出す袋取出し装置(22)と、袋取出
    し装置(22)によって取り出された袋(A)の口部の
    両側を吸着し、該口部を開口させて前記袋開け装置
    (5)に供給する袋受渡し装置(30)とを有してなる
    ことを特徴とする請求項1,又は2記載の全形海苔の自
    動袋詰機。
  4. 【請求項4】 前記海苔供給装置(40)は、所定枚数
    集積された全形の海苔(B)を起立させてロータリー盤
    (2)に向けて移送する搬入コンベヤ(41)と、該搬
    入コンベヤ(41)上の海苔(B)の両面の端部を挾持
    して搬入コンベヤ(41)から前記袋開け装置(5)に
    向けて移送する海苔取出し装置(45)と、該海苔取出
    し装置(45)によって取出された海苔(B)の両面の
    中央部を挾持して袋開け装置(5)の袋(A)内に収容
    する海苔収容装置(50)とを有してなることを特徴と
    する請求項1,2,又は3記載の全形海苔の自動袋詰
    機。
  5. 【請求項5】 前記乾燥剤投入装置(60)は、下部が
    小幅に形成され、かつ少なくとも一方の下端に先鋭な差
    込み片(64)を有する一対の海苔開き板(63)と、
    該海苔開き板(63)を前記袋開け装置(5)に保持さ
    れた袋(A)内の海苔(B)の集積方向中間部に差し込
    んだ後に両海苔開き板(63)を反対面方向に離間させ
    る開き板作動装置(62)を設け、前記海苔開き板(6
    3)によって開かれた海苔(B)内に乾燥剤(C)を投
    入してなることを特徴とする請求項1,2,3又は4記
    載の全形海苔の自動袋詰機。
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