JPH0913192A - ノズル体 - Google Patents
ノズル体Info
- Publication number
- JPH0913192A JPH0913192A JP16115495A JP16115495A JPH0913192A JP H0913192 A JPH0913192 A JP H0913192A JP 16115495 A JP16115495 A JP 16115495A JP 16115495 A JP16115495 A JP 16115495A JP H0913192 A JPH0913192 A JP H0913192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- main body
- liq
- pressurized
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
きるノズル体を提供することを目的とする。 【構成】 加圧液をワーク1に噴射せしめて該ワーク1
表面にメッキ層を形成したり、また、該ワーク表面をエ
ッチングしたりする場合などのワーク表面処理に使用す
るノズル体2であって、内部を一定圧に保持せしめるこ
とが可能な本体3を設け、この本体3内に所定巾のスリ
ット4を設け、スリット4の基端を加圧エアー供給部に
連設するとともに先端を噴射部7に設定し、該スリット
4の近傍に加圧液を一定圧に保持して貯める貯部9を設
け、この貯部9と該スリット4とを該スリット4の基端
と噴射部7との間において連通せしめたものである。
Description
形成したり、また、ワーク表面をエッチングしたりする
場合などのワーク表面処理に使用するノズル体に関する
ものである。
ら例えばメッキ処理はワークをメッキ液に浸漬するのが
一般的な方法であり、均一なメッキ層を形成したいとい
う要請や、迅速効率的なメッキ処理を行いたいという要
請や、所望部位のみにメッキ層を形成したいという要請
を満たすにはこの浸漬法では不十分である。
ッチング液(腐食液)に浸漬するのが一般的な方法であ
り、従って、腐食量を可及的に均一したいという要請
や、迅速効率的なエッチング処理をしたいという要請
や、所望部位のみをエッチング処理したいという要請を
満たすにはこの浸漬法では不十分である。
37626号のノズル体をメッキ処理,エッチング処理
等の種々なワーク表面処理の場面に使用すると、これま
でになく、格段に秀れた表面処理が可能であることを確
認し、本発明を完成させた。
明の要旨を説明する。
1表面にメッキ層を形成したり、また、該ワーク表面を
エッチングしたりする場合などのワーク表面処理に使用
するノズル体2であって、内部を一定圧に保持せしめる
ことが可能な本体3を設け、この本体3内に所定巾のス
リット4を設け、スリット4の基端を加圧エアー供給部
に連設するとともに先端を噴射部7に設定し、該スリッ
ト4の近傍に加圧液を一定圧に保持して貯める貯部9を
設け、この貯部9と該スリット4とを該スリット4の基
端と噴射部7との間において連通せしめたことを特徴と
するノズル体に係るものである。
1表面にメッキ層を形成したり、また、該ワーク表面を
エッチングしたりする場合などのワーク表面処理に使用
するノズル体2であって、内部を一定圧に保持せしめる
ことが可能な本体3を設け、この本体3内に所定巾のス
リット4を設け、スリット4の基端を加圧エアー供給部
に連設するとともに先端を噴射部7に設定し、スリット
4の途中に加圧エアーの方向を所定方向に規制する所定
長さ且つ所定径のエアー通過部10を設け、スリット4の
近傍に加圧液を一定圧に保持して貯める貯部9を設け、
この貯部9と該スリット4とをエアー通過部10の噴射口
近傍において連通せしめたことを特徴とするノズル体に
係るものである。
り、化学反応により達成されるものである。従って、メ
ッキ処理,エッチング処理の速度を高めるには、化学反
応を促進させなければならない。
例えば電気メッキの場合、電圧を高めるという手段があ
るが、ワーク近傍に常時新しいメッキ液,エッチング液
を供給するということも化学反応を促進させる為の有効
な一手段である。
速で噴射してワークに当てることでワーク表面に常時新
しい液を供給し、化学反応を促進させるものである。そ
して、更に、加圧エアーを内包する液を採用し、この加
圧エアー内包の液をワークに噴射当接させ、破裂させる
ことでワーク表面に付着している古い液を強制除去し、
たえず新しい液を供給し、このことにより化学反応を促
進させるものである。以上、本発明はワーク表面に常時
新しい液を供給することで化学反応を促進させ、よっ
て、メッキ処理,エッチング処理などのワーク表面処理
の迅速化,効率化を達成せんとするものである。
具体的に説明する。
ット内を通過するエアーの吸引力により加圧液を本体内
に吸引導入する為、噴射部からの噴射は断続的となら
ず、よって、加圧液は均一にワーク表面に噴射される。
に説明する。
部によりエアーはその方向性が規制される為、噴射部か
らの噴射はきれいな細巾直線状の噴射軌跡を呈する噴射
となり、よって、ワーク表面の所望部位に該加圧液を正
確に噴射せしめることが可能となる。
ので、以下に説明する。
の化学反応を伴う種々のワーク1の表面処理を行う場合
に使用するノズル体2である。
薄板状の本体3を設ける。
約3mm)を設ける。このスリット4は途中で分断され
ており、この分断部にエアー通過部10としての所定長の
小孔5(径約1.5mm,ピッチ約4mm)が並設され、分
断された上側のスリット4'と下側のスリット4"とは該
小孔5により連通される。
小孔5となる半円状凹溝を形成した板材を重合すること
で形成すると非常に効率的に製作し得る。
圧の加圧液、例えばメッキ液(溶融金属液),エッチン
グ液(酸)を供給する液供給部とを設ける。加圧エアー
供給部は前記上側のスリット4'と連通路6,連通孔12を
介して連通せしめられ、また、液供給部は導入路8を介
して本体3の裏面側に本体3巾に形成された貯部9と連
通せしめられ、貯部9は、前記小孔5の下端開口部(噴
出口)の近傍位置において、下側のスリット4"と連通せ
しめられている。液供給部からの加圧液は、所定圧で導
入路8から貯部9へ、続いて、導出口11へという流れで
循環移動し、貯部9内は一定圧に保持せしめられてい
る。
ら本体3の裏面の貯部9内に加圧液(圧力1.0〜2.0k
g/cm2)を導入し、加圧エアー供給部からスリット4に加
圧エアー(圧力0.5〜4.0kg/cm2)を連通路6,連通孔
12を介して導入すると、加圧エアーは貯部9内の加圧液
を吸引し、加圧液は下側のスリット4"において加速さ
れて噴射部7から噴出される。
は次の理由により断続的とはならず、且つ噴射軌跡がき
れいな細巾直線状の噴射となる。
液をエアーの吸引力によって引き込む構成であるから噴
射部7からの噴射は断続的とはならず、円滑にして連続
的な噴射となる。即ち、加圧液は一定圧に保持されてい
る為、圧力バランスが崩れたりせず、よって、噴射は断
続的とならない。尚、加圧液の圧力を高めると、本体3
内に該加圧液が押し込まれる状態となるが、この場合で
も該加圧液の圧力は一定に保持され、圧力バランスが崩
れたりしない為、噴射は断続的とはならない。
状の噴射となる。
たから、この小孔5によりエアーの方向性が明確に規制
され、該方向性が明確に規制されたエアー即ち図面の場
合小孔5から真下に噴射されるエアーは、続いて、加圧
液を吸引し、真っすぐスリット4を通過して噴射部7か
ら噴射され、よって、両側及び前後に広がることなく細
巾直線状に噴射されることになる。
細巾直線状の噴射軌跡を得る構造と異なり、小孔5をス
リット4の途中で設け、小孔5から出た後、スリット4
内で予め噴射を干渉させ、その後に加速して噴射する構
成の為、極めてきれいな細巾直線状の噴射軌跡となる。
吸引し、その後に加速する構成であり、エアー供給部を
1つの管にし、噴射部をスリット状にし、1つのエアー
供給管で加圧液を噴射する構成でない為、液の噴射は均
一になり、よって、均一な処理能力を有するノズル体と
なる。
い加圧液が供給される為、メッキ処理,エッチング処理
などのワーク1の表面処理に係る化学反応が促進し、よ
って、迅速なメッキ処理,エッチング処理などが可能と
なるとともに本実施例に係るノズル体2は噴射が断続的
にならず且つ細巾直状のきれいな噴射軌跡を呈するノズ
ル体2であるから、所望部位にメッキ液,エッチング液
を正確且つ均一に吹き付けることが可能となる。よっ
て、本実施例によれば均一なメッキ層を正確に且つ迅速
に形成でき、また、腐食量を所望量にして均一にするこ
とを迅速に行い得るエッチング処理が可能となる。
巾を有するノズル体2である為、ワーク1が巾広い場合
に特に有効となる。例えば通常の噴射ノズルであれば、
1本の噴射ノズルを使用する場合には該ノズルを適宜移
動させたりしなければならず、また、このノズルの移動
が厄介であれば複数本のノズルを並設させて使用しなけ
ればならない。本実施例に係るノズル体2であればこの
ような煩雑な問題を回避し得ることになる。
図示したようにワーク1の形状が変則的な場合でも該ワ
ーク1の形状に合わせた噴射部7を形成することもで
き、それだけ実用性秀れたノズル体となる。
学反応が促進され、迅速なメッキ処理、エッチング処理
等のワーク表面処理を行えるノズル体となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 加圧液をワークに噴射せしめて該ワーク
表面にメッキ層を形成したり、また、該ワーク表面をエ
ッチングしたりする場合などのワーク表面処理に使用す
るノズル体であって、内部を一定圧に保持せしめること
が可能な本体を設け、この本体内に所定巾のスリットを
設け、スリットの基端を加圧エアー供給部に連設すると
ともに先端を噴射部に設定し、該スリットの近傍に加圧
液を一定圧に保持して貯める貯部を設け、この貯部と該
スリットとを該スリットの基端と噴射部との間において
連通せしめたことを特徴とするノズル体。 - 【請求項2】 加圧液をワークに噴射せしめて該ワーク
表面にメッキ層を形成したり、また、該ワーク表面をエ
ッチングしたりする場合などのワーク表面処理に使用す
るノズル体であって、内部を一定圧に保持せしめること
が可能な本体を設け、この本体内に所定巾のスリットを
設け、スリットの基端を加圧エアー供給部に連設すると
ともに先端を噴射部に設定し、スリットの途中に加圧エ
アーの方向を所定方向に規制する所定長さ且つ所定径の
エアー通過部を設け、スリットの近傍に加圧液を一定圧
に保持して貯める貯部を設け、この貯部と該スリットと
をエアー通過部の噴射口近傍において連通せしめたこと
を特徴とするノズル体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16115495A JP2844054B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ノズル体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16115495A JP2844054B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ノズル体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0913192A true JPH0913192A (ja) | 1997-01-14 |
JP2844054B2 JP2844054B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15729627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16115495A Expired - Lifetime JP2844054B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | ノズル体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844054B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004431A1 (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-11 | Elfo-Tec Co., Ltd. | 高精細パターンの形成方法及び装置 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16115495A patent/JP2844054B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007004431A1 (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-11 | Elfo-Tec Co., Ltd. | 高精細パターンの形成方法及び装置 |
JP5153332B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2013-02-27 | 株式会社 エルフォテック | 高精細パターンの形成方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2844054B2 (ja) | 1999-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4364801A (en) | Method of an apparatus for selectively surface-treating preselected areas on a body | |
JP4969839B2 (ja) | ウエットブラスト処理装置 | |
JPH0913192A (ja) | ノズル体 | |
KR101866516B1 (ko) | 부위별 분사량이 조절되는 이형제 스프레이 장치 | |
JP6101672B2 (ja) | ノズル体 | |
JP5231819B2 (ja) | ウエットブラスト装置 | |
JP5506991B1 (ja) | ノズル装置 | |
TW200831719A (en) | Apparatus and method for non-contact liquid sealing | |
EP0878566A1 (en) | Continuous process for electropolishing surgical needles | |
KR19990071770A (ko) | 용융 땜납 분배 시스템 | |
JPH07186050A (ja) | ワーク洗浄用のノズル体 | |
JPH0833861A (ja) | 建築板端縁塗工機 | |
JPS59203667A (ja) | 物体の表面に溶媒を適用する方法と装置 | |
JP2000343015A5 (ja) | ||
JPH07207492A (ja) | 液切り装置 | |
KR100862054B1 (ko) | 개선된 코팅액 펌핑장치 및 이를 구비한 슬릿 다이 및테이블 코팅 장치 | |
CN212284498U (zh) | 喷嘴及喷液装置 | |
JP2000153460A (ja) | 液体供給装置 | |
JP2004314012A (ja) | 塗布装置 | |
CA1156881A (en) | Method of and apparatus for selectively surface-treating preselected areas on a body | |
KR20040049027A (ko) | 슬릿형 노즐을 가지는 혼합 유체 분사 기구 | |
US20030044534A1 (en) | Multi-pin epoxy writing apparatus | |
JPH08112563A (ja) | 塗布装置及び塗布シート | |
JPS62133057A (ja) | ガスワイピングノズル | |
JPH0638660U (ja) | 塗布用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091030 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101030 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111030 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |