JPH09131451A - パチンコ玉洗浄機 - Google Patents

パチンコ玉洗浄機

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Publication number
JPH09131451A
JPH09131451A JP7316134A JP31613495A JPH09131451A JP H09131451 A JPH09131451 A JP H09131451A JP 7316134 A JP7316134 A JP 7316134A JP 31613495 A JP31613495 A JP 31613495A JP H09131451 A JPH09131451 A JP H09131451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko ball
hole
holes
rotating member
pachinko
Prior art date
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Pending
Application number
JP7316134A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Hamanaka
久信 濱中
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HAMANAKA ENG KK
Original Assignee
HAMANAKA ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄材として使用されるアクリル樹脂等の微
粉に起因するトラブルが生じにくく取扱いも容易な洗浄
機を得る。 【解決手段】 パチンコ玉8が通過可能な貫通孔2を軸
方向に多数形成した回転部材1を軸が水平あるいはほぼ
水平な姿勢で配置して回転させ、一方の端面側からパチ
ンコ玉8を供給する。パチンコ玉8は貫通孔2を通過し
ている間に表面が擦られてきれいになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ玉の表
面を清浄化する洗浄機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ玉の洗浄方法としては、洗浄材
として例えばアクリル樹脂の粒材を用いるバレル研磨処
理が一般に知られている。しかしながら、この方法によ
る洗浄機では処理中に樹脂の粒材が潰れて微粉が発生
し、パチンコ玉の表面に付着した微粉がパチンコ機械の
隙間などに入ることがあり、機械の動作不良を起こす一
因となっていた。また粒材にも微粉が付着して汚れてく
るので定期的に洗浄液で洗浄する必要があり、取扱いが
面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題点に着目し、洗浄材の微粉に起因するトラブルが
生じにくく取扱いも容易な洗浄機を得ることを目的とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明のパチンコ玉洗浄機は、パチンコ玉が通
過可能な貫通孔を軸方向に多数形成した回転部材を軸が
水平あるいはほぼ水平な姿勢で配置して回転させ、一方
の端面側からパチンコ玉を供給して貫通孔を通過させる
ことによってパチンコ玉の表面を清浄化するようにして
いる。
【0005】また回転部材は単体のものでもよいが複数
の基板を重ねた構成とすることができ、この場合には各
基板の透孔が重なることによって貫通孔が形成される。
また隣り合う基板の間にパチンコ玉の直径より小さい間
隙を設けることができ、この間隙に連通すると共に回転
部材の外面に開口する連通孔を複数個設けることもでき
る。
【0006】また、パチンコ玉が供給される側の貫通孔
の入口に入口側が拡径された導入ガイド部を設けてパチ
ンコ玉が入りやすいようにしてある。また、出口側で貫
通孔の径が次第に小さくなるように透孔の径を段階的に
変化させることができる。
【0007】また、回転部材には種々の構造が可能であ
るが、少なくともパチンコ玉に接する部分にはアクリ
ル、ポリカーボネート等の合成樹脂が使用される。
【0008】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態につい
て説明する。図1及び図2は基本的な構成を示す縦断面
図及び横断面図であり、図において、1は回転部材、2
は貫通孔、3は基板、4は円筒状の外筒、5は回転支持
ローラである。
【0009】この例における回転部材1は、外筒4の中
に円形の基板3を間隙3aを隔てて複数個重ね、両端を
押さえリング4aで固定した構造の円柱状のものであ
り、間隙3aは各基板3に形成されたスペーサ用突起3
bによってパチンコ玉の直径より小さい寸法で形成され
ている。各基板3にはパチンコ玉が通過できる大きさの
透孔2aを同一の配置で複数個形成してあり、同じ位置
にある各透孔2aが相互に重なって連なることにより、
貫通孔2が回転部材1の両端面間を貫通した状態で形成
される。透孔2aは一部または全部が長孔であってもよ
く、図2では最外周部の透孔を長孔とした例を示してい
る。
【0010】基板3としては耐久性があり、しかも適度
な摩擦力が得られる点からアクリル樹脂板が用いられる
が、ポリカーボネートなどの他の合成樹脂板にも適した
ものがあり、場合によってはその他の素材を用いること
も可能である。また基板3の最外周の長孔状の透孔2a
は外周部が開放した切欠状としてもよく、この場合には
外筒4の内面にパチンコ玉が接するので、外筒4の全体
あるいは少なくとも内面は基板3と同じ材料で構成され
る。4bは外筒4に形成されたスリット状の連通孔であ
って、内部の間隙3aと外筒4の外部とを連通するよう
に複数個設けられており、その幅はパチンコ玉の直径よ
り小さく、図3に例示したように適宜の間隔で設けられ
る。
【0011】ちなみに、基板3の直径は例えば200m
m、厚みは5〜20mm、回転部材1の全長は500mm程
度に選定される。また、回転部材1は一体物のブロック
材に貫通孔2を形成したものでもよいが、貫通孔2が長
尺であるため、図のように透孔2aを設けた複数個の基
板3を重ねる構造の方が製作が容易である。
【0012】回転部材1は図のように軸が水平な姿勢で
配置され、中心を回転軸として回転されるものであり、
この回転はシャフト5aが図外の駆動機構によって駆動
される2軸の回転支持ローラ5の上に載置することによ
って行われる。なおこの回転手段は一例を示したもので
あり、回転部材1を回転させる手段としては他の適宜の
手段を採用することができる。
【0013】回転部材1は図の左側の端面が入口、他方
が出口であり、貫通孔2の入口側には導入ガイド部2b
が設けられている。この導入ガイド部2bは入口側が拡
径された形状であって、例えば、図4の(a)のように他
の透孔2aより径が大きなストレート孔、(b)のような
勾配の大きなテーパ孔、(c)のような大きな面取り加
工、(d)のようなベルマウス状の孔等によって形成する
ことができる。
【0014】6は外筒4に適合した形状の開口部6aを
備えたホッパー状の投入容器であって、外筒4の入口側
端面に開口部6aがぴったり合うように配置されてい
る。7は外筒4の出口側端面の下部に配置された受皿、
8はパチンコ玉である。
【0015】この発明の洗浄機の実施形態は上記の通り
であり、洗浄されるべきパチンコ玉8を投入容器6に投
入して回転部材1を回転させると、回転部材1の入口側
端面付近にあるパチンコ玉8が上方にある他の玉に押さ
れて順次貫通孔2に送り込まれ、適当に回転しながら貫
通孔2を通過する間に各透孔2aの内面や前後のエッジ
の部分などで表面が擦られ、汚れが除去されて受皿7に
排出される。パチンコ玉に混入していたゴミは連通孔4
bを経て外部に排出される。なお、貫通孔2の入口側に
導入ガイド部2bを設けてあるのでパチンコ玉8はスム
ーズに貫通孔2に送り込まれる。
【0016】最外周の透孔2aを長孔としてあるのは、
投入容器6内のパチンコ玉が少なくなった場合でも透孔
2aに入りやすくするためである。また図1の例では軸
を水平に配置してあるが、出口側が少し低くなるように
若干傾斜させてもよく、これによりパチンコ玉8が貫通
孔2に入りやすくなり、あるいは通過しやすくなるの
で、投入容器6内のパチンコ玉が少ない場合には特に効
果がある。また、回転部材1を一体物のブロック材で構
成した場合や基板3を密着配置した場合には間隙3aは
形成されないが、図示の例のように隣り合う基板3,3
間に間隙3aが形成されている場合には、透孔2aの前
後のエッジの部分でパチンコ玉の表面が擦られることに
なって洗浄作用が向上される効果がある。
【0017】貫通孔2の径はパチンコ玉の径よりも数mm
大きく選定されるが、入口の導入ガイド部2b以外の部
分はすべて同じ径としてもよく、あるいは図5のように
透孔2aの径を段階的に変化させて出口側を小さくして
もよい。後者の場合には、出口に近付くほどパチンコ玉
8と透孔2aとの摩擦が大きくなって仕上げ作用が行わ
れることになり、清浄化がより促進される効果が期待さ
れる。なお、図5では孔径の変化を誇張して示してあ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明のパチンコ玉洗浄機は、パチンコ玉が通過可能な貫通
孔を軸方向に多数形成した回転部材を軸が水平あるいは
ほぼ水平な姿勢で配置して回転させ、一方の端面側から
パチンコ玉を供給して貫通孔を通過させるようにしたも
のである。
【0019】従って、パチンコ玉は貫通孔を通過してい
る間に表面が擦られて汚れが除去されて洗浄されるので
あり、従来のように洗浄処理中に発生したアクリル樹脂
の微粉がパチンコ玉の表面に残り、これがパチンコ機械
の隙間などに入って機械の動作不良を起こすというトラ
ブルがなくなる。また樹脂の粒材を使用しないため、粒
材が汚れた時にこれを洗浄する作業は不要で取扱いは容
易である。
【0020】また、回転部材を複数の基板を重ねた構造
とし、各基板に設けられた透孔の重なりによって貫通孔
が形成されるようにしたものでは、貫通孔の加工が容易
となる。
【0021】また、各基板の間にパチンコ玉の直径より
小さい間隙を設けたものでは、パチンコ玉の表面が透孔
のエッジの部分で擦られて洗浄作用が向上され、この間
隙に連通すると共に回転部材の外面に開口した連通孔を
設けることにより、パチンコ玉に混入していたゴミを排
出することができる。
【0022】また、貫通孔の入口に導入ガイド部を設け
ることによってパチンコ玉が貫通孔に入りやすくなり、
出口側で貫通孔の径が次第に小さくなるように透孔の径
を段階的に変化せることにより、パチンコ玉の清浄化が
より促進されるようになる。
【0023】また、アクリル等の合成樹脂は回転部材の
材料として適しており、これを用いることにより耐久性
と適度な摩擦力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の縦断面図である。
【図2】同じく横断面図である。
【図3】同実施形態の回転部材の側面図である。
【図4】導入ガイド部の例を示す断面図である。
【図5】貫通孔の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転部材 2 貫通孔 2a 透孔 2b 導入ガイド部 3 基板 3a 間隙 4 外筒 4b 連通孔 5 回転支持ローラ 6 投入容器 7 受皿 8 パチンコ玉

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉が通過可能な貫通孔を軸方向
    に多数形成した回転部材を軸が水平あるいはほぼ水平な
    姿勢で配置して回転させ、一方の端面側からパチンコ玉
    を供給して貫通孔を通過させることによってパチンコ玉
    の表面を清浄化するように構成されたことを特徴とする
    パチンコ玉洗浄機。
  2. 【請求項2】 回転部材が複数の基板を重ねて構成され
    ており、貫通孔が各基板に設けられた透孔が重なること
    によって形成されている請求項1記載のパチンコ玉洗浄
    機。
  3. 【請求項3】 隣り合う基板の間にパチンコ玉の直径よ
    り小さい間隙を設けた請求項2記載のパチンコ玉洗浄
    機。
  4. 【請求項4】 上記間隙に連通すると共に回転部材の外
    面に開口する複数個の連通孔を設けた請求項3記載のパ
    チンコ玉洗浄機。
  5. 【請求項5】 パチンコ玉が供給される側の貫通孔の入
    口に導入ガイド部を設けた請求項1乃至4のいずれかに
    記載のパチンコ玉洗浄機。
  6. 【請求項6】 出口側で貫通孔の径が次第に小さくなる
    ように透孔の径を段階的に変化させた請求項2乃至5の
    いずれかに記載のパチンコ玉洗浄機。
  7. 【請求項7】 回転部材の少なくともパチンコ玉に接す
    る部分がアクリル、ポリカーボネート等の合成樹脂で構
    成されている請求項1乃至6のいずれかに記載のパチン
    コ玉洗浄機。
  8. 【請求項8】 合成樹脂がアクリル樹脂である請求項7
    記載のパチンコ玉洗浄機。
JP7316134A 1995-11-08 1995-11-08 パチンコ玉洗浄機 Pending JPH09131451A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017072985A1 (ja) * 2015-10-28 2017-05-04 京セラ株式会社 カメラモジュール及びその製造方法

Cited By (3)

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JPWO2017072985A1 (ja) * 2015-10-28 2018-06-14 京セラ株式会社 カメラモジュール及びその製造方法
US10764478B2 (en) 2015-10-28 2020-09-01 Kyocera Corporation Camera module includes a lens unit that is fixed to a holding member having an image sensor via an engaging member of cured resin and manufacturing method thereof

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