JPH09131293A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JPH09131293A
JPH09131293A JP29240495A JP29240495A JPH09131293A JP H09131293 A JPH09131293 A JP H09131293A JP 29240495 A JP29240495 A JP 29240495A JP 29240495 A JP29240495 A JP 29240495A JP H09131293 A JPH09131293 A JP H09131293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
casing
cleaning
washing
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29240495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3601137B2 (ja
Inventor
Hiroaki Inui
浩章 乾
Masaki Yura
政樹 由良
Takashi Miyauchi
隆 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29240495A priority Critical patent/JP3601137B2/ja
Publication of JPH09131293A publication Critical patent/JPH09131293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3601137B2 publication Critical patent/JP3601137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残水位を下げることによるすすぎ性能の向上
やそれによる節水化、さらには洗浄吐出圧の上昇による
洗浄性能の向上を目的とする。 【解決手段】 本発明の食器洗浄機は、モータの回転軸
を略鉛直方向に設け、ポンプは、第1のインペラ9によ
り洗浄ノズルに洗浄水を吐出する第1のケーシング10
と、第2の渦流型インペラ11により機外に洗浄水を排
出する第2のケーシング12と、これらのケーシング1
0、12と洗浄槽とに連通した洗浄水案内部15と、第
2のインペラ裏面に第3の遠心型インペラ13とを備
え、洗浄水案内部15から第1のインペラ9または第3
のインペラ13への吸い込み口16、18をそれぞれモ
ータの回転軸の同心円上に設け、第3のインペラ13の
吸い込み口18近傍の洗浄水案内部側に、第3のインペ
ラの吸い込み口径より大きい略円盤状の抵抗体を設ける
ことにより、すすぎ性能や洗浄性能を向上した食器洗浄
機を提供できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄水の噴射により
洗浄を行う食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の食器洗浄機について、図8
に基づいて説明する。食器を洗浄槽51の食器かご52
に収納し、洗剤を投入して運転を開始する。運転が開始
されると、まず所定量の洗浄水を洗浄槽51に供給する
給水工程が実行される。続いて、洗浄ポンプ53によっ
て加圧され且つヒータ54によって加熱された洗浄水が
洗剤と共に洗浄ノズル55から噴射される本洗工程が行
われる。洗浄水は洗浄ノズル55の噴射口56a〜56
fから鉛直方向または斜め上方向に噴射される。また洗
浄ノズル55はこの噴射反力によって略水平に回転す
る。
【0003】従って、洗浄水の多くは洗浄ノズル55の
回転方向とは逆方向に傾斜して噴射されて、食器に衝突
する。この洗浄水の衝突力・洗剤・熱等の作用によっ
て、食器は洗浄されるものである。
【0004】所定時間の本洗工程を経ると、次に食器等
から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を排水ポンプ57
によって機外に排出する排水工程に入る。引き続いて、
新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器
に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器をすすぐ
ために洗浄水を洗浄ノズル55から噴射するすすぎ工程
と、前記排水工程とが連続して4回繰り返されて、洗浄
工程の運転を終了するものである。なお58は、洗浄ポ
ンプ53・ヒータ54等の運転を制御する制御装置であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、食器洗浄機は洗
浄、排水用2組のポンプを搭載することによる食器収納
性の低さやコスト高、さらには残水の多さに起因するす
すぎ性能の低さ等の課題を有していた。
【0006】上記課題を解決するものとして、我々は特
願平1−138362号において洗浄と排水を1個のモ
ータで行い、洗浄機構を小型化して食器収納容積を拡大
するとともに低コスト化を図ったものを提案している。
さらに特願平7−において洗浄性能の安定性や排水性能
の向上を図ったものを提案している。
【0007】これらの構成における課題を図9に基づい
て説明する。まず、洗浄中において残菜フィルタが著し
く目詰まりした時、ポンプ61は極端な吸水不足に陥
り、洗浄吐出用である第1のインペラ62はエアガミ状
態となって吐出能力が低下する。この時、第1のインペ
ラ62と排水吐出用の第2のインペラ63およびエアガ
ミ防止用第3のインペラ64との圧力バランスが崩れて
しまい、排水経路65内で一定値を保っていた洗浄水位
が変動しつつも上昇する状態に陥る場合がある。そして
最悪の場合、洗浄中に洗浄水が機外に排出するという課
題があった。
【0008】また排水時には構成上ポンプ61内の洗浄
水が上から順に排水されていくため、最初に第1のケ−
シング66内の洗浄水がなくりエアガミ状態となるが、
さらに排水が進むと第1のケーシング66内の空気の一
部を第3のインペラ64が吸い込んでしまう。このた
め、早期に第2のインペラ62がエアガミ状態となり、
第2のインペラ63の排水能力が低下して残水が多くな
るという課題があった。
【0009】さらに一般的に縦型のポンプについての課
題でもあるが、排水初期に必ず第1のケーシング66が
エアガミ状態になることによる過大な排水騒音が発生す
るという課題があった。
【0010】また第2のインペラ63のモータへの取り
付け部67は、渦流インペラの特性上洗浄水の流れがな
いため残菜等の異物が堆積し安く、異物がインペラにか
み込むことによるポンプロックや残菜の堆積による異臭
の発生などの課題があった。
【0011】よって本発明は以上のような従来の構成が
有している課題を解決するもので、特に排水時における
残水量の減少によるすすぎ性能の向上とそれにともなう
節水化を図った食器洗浄機を提供することを第1の目的
とする。
【0012】また、排水騒音の低減やポンプロック等の
ない信頼性の高い食器洗浄機を提供することを第2の目
的とする。
【0013】また、洗浄時の排水経路内の洗浄水位の安
定を図った食器洗浄器を提供することを第3の目的とす
る。
【0014】さらに、洗浄、排水時におけるポンプの安
定性や信頼性が高く、洗浄、排水性能が高く、しかも排
水騒音が低い食器洗浄器を提供することを第4の目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の食器洗浄機は、
ポンプ内の各ケーシングからの洗浄水の吐出圧のバラン
スをとることにより、残水位を下げることによるすすぎ
性能の向上やそれによる節水化、さらには洗浄吐出圧の
上昇による洗浄性能の向上を実現するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、洗浄水を
噴射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗浄水を加
圧するポンプと、前記モータの正逆反転手段とを有し、
前記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとともに、前
記ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズルに洗浄水
を吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型インペラ
により機外に洗浄水を排出する第2のケーシングと、こ
れら第1のケーシングと第2のケーシングと洗浄槽とに
連通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面に第3の
遠心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第1のイン
ペラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそれぞれモ
ータの回転軸の同心円上に設け、第3のインペラの吸い
込み口近傍の洗浄水案内部側に、第3のインペラの吸い
込み口径より大きい略円盤状の抵抗体を設けた食器洗浄
機である。
【0017】このように吸い込み口径より大きい略円盤
状の抵抗体を設けたことにより、洗浄時には第1のイン
ペラの吸水抵抗を低減するように作用し、排水時には第
1のケーシング内に存在する空気を第3のインペラが吸
い込みにくいように作用し、洗浄時における洗浄給水抵
抗の減少による洗浄吐出圧が向上する。
【0018】また、排水時には第1のケーシング内の空
気の第2のケーシング内への吸い込みを抑えることによ
り、エアガミによる排水能力の低下を最小限に押さえる
ことができ、残水量を低減できる。よって、洗浄性能の
向上や残水量の低減によるすすぎ性能の向上および節水
化を図れる。
【0019】また本発明の請求項2に記載された発明
は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、洗浄水を噴
射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗浄水を加圧
するポンプと、前記モータの正逆反転手段とを有し、前
記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとともに、前記
ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズルに洗浄水を
吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型インペラに
より機外に洗浄水を排出する第2のケーシングと、これ
ら第1のケーシングと第2のケーシングと洗浄槽とに連
通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面に第3の遠
心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第1のインペ
ラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそれぞれモー
タの回転軸の同心円上に設け、第2のインペラのディス
ク上の渦流羽根より内側の位置に、第3のインペラ側に
連通する穴を設けた食器洗浄機である。
【0020】このように、第2のインペラのディスク上
の渦流羽根より内側の位置に、第3のインペラ側に連通
する穴を設けたことにより、第2のインペラの略中心部
に洗浄水の流れを発生させる作用を有する。さらに、ポ
ンプ回転時における第1のインペラ側と第3のインペラ
側の圧力差を軽減するように作用する。
【0021】よって異物の堆積による排水不良の低減や
モ−タロックの回避、排水時における過多の空気のかき
混ぜの減少による排水騒音の減少が図れる。
【0022】また本発明の請求項3に記載された発明
は、洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、洗浄水を噴
射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗浄水を加圧
するポンプと、前記モータの正逆反転手段とを有し、前
記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとともに、前記
ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズルに洗浄水を
吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型インペラに
より機外に洗浄水を排出する第2のケーシングと、これ
ら第1のケーシングと第2のケーシングと洗浄槽とに連
通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面に第3の遠
心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第1のインペ
ラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそれぞれモー
タの回転軸の同心円上に設け、第2のケーシングに洗浄
案内部と連通する穴を設けた食器洗浄機である。
【0023】このように、洗浄案内部から第2のケーシ
ングに連通する穴を新たに設けたことにより、第3のイ
ンペラより吐出した洗浄水の一部を再び洗浄案内部へ、
残りを第2のケ−シングおよび排水経路内に吐出するよ
うに作用する。すなわちポンプ内に洗浄水の循環経路を
設けることにより、第3のインペラの排水経路内からの
空気の吸い込みを防ぐという働きを確保しつつ、洗浄中
の残菜フィルタの目詰まりによるポンプの不安定状態に
は、排水経路内への吐出能力を低減させる。よって特に
洗浄時の排水経路内の洗浄水位の安定を図った食器洗浄
機を提供することができる。
【0024】また本発明の請求項4に記載された発明
は、請求項1記載の発明に加え、第2のインペラのディ
スク上の渦流羽根より内側の位置に、第3のインペラ側
に連通する穴を設け、さらに第2のケーシングに洗浄案
内部と連通する穴を設けた食器洗浄機である。
【0025】このように、請求項1から3記載の発明を
全て備えたことにより、洗浄時には第1のインペラへの
第3のインペラの影響を低減するように作用し、排水時
には第1のケーシング内に存在する空気を第3のインペ
ラが吸い込みにくいように作用する。よって洗浄性能お
よび排水性能の向上が図れる。
【0026】また第2のインペラの略中心部に洗浄水の
流れを発生させ、ポンプ回転時における第2のインペラ
と第3のインペラの圧力差を軽減するように作用するた
め、異物の堆積による排水不良の低減やモ−タロックの
回避、排水時における過多の空気のかき混ぜの減少によ
る排水騒音の低減が図れる。
【0027】また、第3のインペラより吐出した洗浄水
の一部を再び洗浄案内部へ、残りを第2のケ−シングお
よび排水経路内に吐出するように作用する。すなわちポ
ンプ内に洗浄水の循環経路を設けることにより、第3の
インペラの排水経路内からの空気の吸い込みを防ぐとい
う働きを確保しつつ、排水経路内への吐出能力を低減さ
せることができる。すなわち、洗浄中の残菜フィルタの
目詰まり時、洗浄吐出用である第1のインペラがエアガ
ミ状態となって吐出能力が低下して、第1のインペラと
排水吐出用の第2のインペラおよびエアガミ防止用第3
のインペラとの圧力バランスが崩れた場合においても、
排水経路内の洗浄水が機外に排出することはない。
【0028】よって洗浄時の排水経路内の洗浄水位の安
定を図った食器洗浄機を提供することができる。
【0029】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は縦型洗浄排水一体ポンプ搭載の
食器洗浄機の断面を、図2は縦型洗浄排水一体ポンプの
断面を示し、1は洗浄槽、2は食器を収納する食器かご
で洗浄槽1内に設けている。3は洗浄水を加圧するポン
プ、4は洗浄水及び食器を加熱するヒータ、5は洗浄水
を噴射する噴射口6を有する洗浄ノズルである。また7
は残菜を分離するフィルター、8は洗浄ポンプ3・ヒー
タ4等を制御する制御装置である。
【0030】上記ポンプ3は、遠心型の第1のインペラ
9によって洗浄ノズル5に洗浄水を吐出するための第1
のケーシング10と、渦流型の第2のインペラ11によ
り機外に洗浄水を排出するための第2のケーシング12
と、洗浄中に第2のケ−シング12内に洗浄水を吐出す
る第2のインペラ11の裏面に配設された遠心型の第3
のインペラ13とを有する。また第1のケーシング10
と第2のケーシング12と洗浄槽1の底部に設けられた
導水路14との3方向に連通した洗浄水案内部15を両
ケーシングの中間に有している。16は洗浄水案内部1
5から第1のケーシング10に連通した第1の吸込み
口、17は洗浄水案内部15から第2のケーシング12
に連通した第2の吸込み口、18は洗浄水案内部15か
ら第2のケーシング12に連通した第3の吸込み口であ
る。また、19はポンプ3を駆動するモータで、2極誘
導モータである。20はこのモータ19の正逆反転手段
であって、モータ19を駆動するコンデンサとモータ1
9の主巻線及び補助巻線の接続を切り換えて正転逆転を
行うものである。また、第1のインペラ9と第2のイン
ペラ11および第3のインペラ13はモータ19の出力
軸に装着されており、各インペラーは同一方向に回転す
るものである。21は洗浄水を機外に排出する排水経路
である。22は第2のインペラ11のモータ19への取
り付け部である。さらに23は洗浄案内部内15にあっ
て第1のインペラ9と第2のインペラ11の軸間に固定
した略円盤上の抵抗体であり、外径は第3の吸い込み口
18の外径よりも大きく設定されている。
【0031】なお、第1のインペラ9は遠心型でも渦流
型でも、また他の方式のものでもよい。
【0032】以下本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、食器を食器かご2に収納し、洗浄槽1の所定の位置
に装着して図示していないスイッチをオンしたとする。
スイッチがオンされて運転を開始すると、制御装置8は
先ず所定量の洗浄水を洗浄槽1に供給する給水工程を実
行する。続いて、ポンプ3によって加圧した洗浄水を洗
剤と共に洗浄ノズル5に設けた噴射口6a〜6fから噴
射する本洗工程を実行する。所定時間の本洗工程を経る
と、次に食器等から洗い落とされた汚れを含む洗・浄水
をポンプ3にて機外に排出する排水工程に入る。引き続
き、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜で
汚れた食器をすすぐために洗浄水を第1の洗浄手段から
噴射するすすぎ工程と、排水工程とが連続し、これらを
4回繰り返して洗浄工程が終了する。
【0033】上記ポンプ3の構成と洗浄工程での動作に
ついて詳細に述べる。洗浄槽1とポンプ3は、洗浄槽1
の底部の導水路14と接続された洗浄水案内部15から
第1の吸い込み口16を経て第1のインペラ9へと連通
し、第2の吸い込み口17から第2のインペラ11へと
連通し、同時に第3の吸い込み口18から第3のインペ
ラ13へと連通している。ここで第1のインペラ9およ
び第3のインペラ13は時計方向の回転時に、第2のイ
ンペラ11は反時計方向の回転時にそれぞれ洗浄水を洗
浄水案内部15から吸い込んで吐出できる形状に設定し
てあり、それぞれ遠心ポンプ、渦流ポンプと呼ばれる構
成をしている。なお、一般に渦流型のポンプは回転方向
によって吐出と吸い込みの方向が切換可能なものであ
る。
【0034】本洗工程やすすぎ工程ではモータ19を時
計方向に回転することで、洗浄水案内部15の第1の吸
い込み口16から第1のインペラ9へと洗浄水が案内さ
れる。
【0035】ここで第1のインペラ9が有効に作用し
て、洗浄水を洗浄ノズル5に吐出して洗浄が行われる。
一方、同回転方向では第2のインペラ11は、まず排水
経路21の洗浄水を第2の吸い込み口17から吐出する
が、ここで第3のインペラ13が第3の吸い込み口18
から洗浄水を第2のケーシング12内に吐出するという
働きにより、吐出された洗浄水の一部は第2の吸い込み
口17より洗浄案内部15へと戻され、また残りの洗浄
水は排水経路21内に留まることになる。従って、第2
のケーシング12はもちろんのこと、第1のケーシング
10にはその空気が入り込まず、安定して洗浄ノズル5
に洗浄水を吐出できるものである。
【0036】また従来の構成では、洗浄時には第1のイ
ンペラ9の吸い込み方向に対して正反対の方向から第3
のインペラ13の吸い込み力が働くため、第1のインペ
ラ9にとってはそれが吸い込み抵抗となり洗浄吐出圧の
低下を招いていたが、抵抗体23を第1の吸い込み口1
6と第3の吸い込み口18の間に設けたことにより、第
3のインペラ13による吸い込み力の影響を軽減するこ
とができる。よって、第1のインペラ9の吸い込み抵抗
が低下し、洗浄吐出圧を高くすることができる。
【0037】なお排水経路21内に留まる洗浄水の水位
は、第3のインペラ13の羽根外径や羽根高さ等の最適
化により一定に保たれている。
【0038】また、排水工程ではモータ19を正逆反転
手段20で反時計方向に回転することで、洗浄水案内部
15の第2の吸い込み口17から第2のインペラ11へ
と洗浄水が案内される。ここで第2のインペラ11が有
効に作用して、洗浄水を機外に排出する。この時従来の
構成では、第1のケーシング10内の空気を第3のイン
ペラ13が吸引してしまうため、早期に第2のケーシン
グ12内が空気の混入による性能低下に陥っていたが、
本実施の形態では、抵抗体23の作用により第1のケー
シング内に溜った空気を第3のインペラ13が吸引しに
くくなるため、第2のケーシング12内に空気が混入す
るタイミングを遅らせることができる。
【0039】つまり排水時、より長く排水能力を維持す
ることができ、残水量を減少させることができる。さら
に遠心形インペラである第3のインペラ13は、洗浄工
程時と同様に第3の吸い込み口18から洗浄水を第2の
ケーシング12内に吐出するため、排水性能の向上が図
れる。
【0040】なおモータの回転方向については、どちら
の回転方向を洗浄吐出用としても本発明の効果は同様に
得られるものである。
【0041】以上述べたように、第1の実施の形態では
特に第1のインペラと第2のインペラの間に略円盤状の
抵抗体を配設したことにより、残水の減少によるすすぎ
性能の向上、それにともなう節水化や洗浄性能や排水性
能の向上を図った食器洗浄機を得ることができる。
【0042】(実施の形態2)以下本発明の第2の実施
の形態を説明する。図3は縦型洗浄排水一体ポンプの断
面を、図4はポンプの横断面図を示すが、機構部品の基
本構成については、図1に示した第1の実施の形態と同
様であるため説明を省略する。
【0043】また、第2の実施の形態においては抵抗体
23は具備されず、第2のインペラ25のディスク上
で、かつ渦流羽根より内側の位置に第3のインペラ26
側に連通する穴24を設けたことを構成の特徴とする点
で特有の効果を有するものである。
【0044】なお、第1のインペラ9は遠心形でも渦流
形でも、また他の方式のものでもよい。
【0045】以下第2の実施の形態の動作について説明
する。洗浄工程に関する基本的な動作は第1の実施の形
態と同様であり、説明は省略する。
【0046】従来洗浄工程において、従来洗浄水の流れ
がなく異物が溜りやすかった第2のインペラ25のモー
タ19への取り付け部22は、第2のインペラ25のデ
ィスクに設けられた第3のインペラ26側に連通する穴
24によって洗浄水の流れが生じるため、異物の堆積を
大幅に減少させることができる。
【0047】また従来構成においては、第3のインペラ
26により加圧、吐出した洗浄水は第2のケーシング1
2内に吐出されるため、第2のインペラ25によって加
圧、吐出された洗浄水と激しくぶつかり合う。特に空気
の混入した排水工程末期においては、洗浄水と空気が入
り乱れて大変大きな騒音を発生していた。
【0048】ところが本実施の形態によれば、第2のイ
ンペラ25と第3のインペラ26の間に穴24を設ける
ことにより、両インペラの圧力差が小さくなり、排水騒
音を大幅に減少させることができる。なお穴24の数
は、点対象の位置に複数個設ける方が第2のインペラ2
5と第3のインペラ26各部における圧力差の解消やイ
ンペラ自体の回転によるバランスを保つためにもよいと
考えるが、数は1個でも設置位置が点対象位置でなくて
もこの形態による効果は充分得られるものである。
【0049】さらに給水工程において、従来構成では第
2のインペラ25のモータ19への取り付け部22に溜
った空気は抜けにくく、洗浄工程初期にはエアガミ音が
発生するという問題があったが、本実施の形態では容易
に空気はポンプ3外へ抜けていくため、洗浄工程初期の
騒音が発生することはない。
【0050】以上のように、第2のインペラのディスク
上で、かつ渦流羽根より内側の位置に第3のインペラ側
に連通する穴を設けたことで、異物のポンプ内への堆積
を防ぐとともに、洗浄工程初期や排水時の騒音を大幅に
減少させた食器洗浄機を得ることができるものである。
【0051】(実施の形態3)以下第3の実施の形態に
付いて説明する。
【0052】図5は縦型洗浄排水一体ポンプの断面を、
図6はポンプの横断面図を示すが、機構部品の基本構成
については、図1に示した第1の実施の形態と同様であ
り説明を省略する。また、第3の実施の形態においては
抵抗体23は具備されず、洗浄案内部15から第2のケ
ーシング28に連通する穴27を新たに設けたことを構
成の特徴とする点で特有の効果を有するものである。な
お、第1のインペラ9は遠心形でも渦流形でも、また他
の方式のものでもよい。
【0053】以下第3の実施の形態の動作について説明
する。洗浄工程に関する基本的な動作は、前記第1の実
施の形態と同様であり、説明は省略する。
【0054】特に洗浄工程において、第3のインペラ1
3は第2のケーシング28及び排水経路21内に洗浄水
を吐出することにより、排水経路21からの空気の吸い
込みを防止するが、フィルタ4の目詰まりが激しい場合
にポンプ3への吸込流量が供給不足となり、ポンプ3は
排水経路21内から洗浄水を引き込んでしまう。結果と
して、ポンプ3は非常に不安定な状態に陥り、機外に洗
浄水を吐出してヒータ7の空焼き等が発生してしまう場
合がある。
【0055】よってポンプ3が不安定な状態に陥っても
機外に洗浄水が流れ出さないためには第3のインペラ1
3の見かけの吐出能力を低下させることが必要である。
そこで本発明の構成によれば、第3のインペラ13より
吐出した洗浄水の一部を穴27によって再び洗浄案内部
15に戻してやることができる。
【0056】すなわち、第2のケーシング28内に洗浄
水を吐出する能力を落とすことなく見かけの吐出能力を
低減させることができる。よって洗浄工程における不安
定状態においても洗浄水を機外へ排水させることなく、
安定させることができる。なお穴27の数は1個でも設
置位置が点対象位置でなくても本発明による効果は充分
得られるものである。
【0057】以上のように、洗浄案内部から第2のケー
シングに連通する穴を設けたことにより、特に洗浄時の
排水経路内の洗浄水位の安定を図った食器洗浄機を提供
することができるものである。
【0058】(実施の形態4)以下第4の実施の形態に
付いて説明する。図7は縦型洗浄排水一体ポンプの断面
を示すが、機構部品の基本構成については、図1に示す
第1の実施の形態と同様であり説明は省略する。
【0059】図7において、洗浄槽1からポンプ3に洗
浄水を導く導水路29は、第2のケーシング28と洗浄
案内部15との両方に連通するとともに、第2のインペ
ラ25の吸い込み口30を第2のケーシング28の側壁
に設けた。23は洗浄案内部内15にあって第1のイン
ペラ9と第2のインペラ25の軸間に固定した略円盤上
の抵抗体であり、外径は第3の吸い込み口18の外径よ
りも大きく設定されている。また第2のインペラ25の
ディスク上で、かつ渦流羽根より内側の位置には、第3
のインペラ26側に連通する穴24を設けている。また
洗浄案内部15から第2のケーシング28に連通する穴
27を設けている。なお、第1のインペラ9は遠心形で
も渦流形でも、また他の方式のものでもよい。
【0060】以下第4の実施の形態の動作について説明
する。洗浄工程に関する基本的な動作は、前記第1の実
施の形態と同様であり、説明は省略する。
【0061】ここで本実施の形態はすでに述べた第1か
ら3の実施の形態の作用をすべて有するが、これら構成
をすべて合わせ持つことによって更にその効果は大きい
ものとなる。
【0062】つまり抵抗体23と第2のケ−シング28
上の穴27の2つを具備することにより、第1のインペ
ラ9の受ける吸水抵抗が大幅に減少するために、洗浄吐
出圧が更に上昇し、洗浄性能が大幅に向上するものであ
る。また第2のインペラ25の吸い込み口30を第2の
ケ−シング28の側壁に設け、かつ抵抗体23を設ける
構成とすることにより、排水時の残水が更に減少し、す
すぎ性能の向上とそれにともなうさらなる節水化が図れ
るものである。
【0063】更に第2のインペラ25上の穴24および
第2のケ−シング28上の穴27を設けることにより、
エアガミ状態になったときに空気の抜けが更によくなる
ため、ポンプ3がエアガミのない正常運転状態に復帰す
るまでの時間が更に短くなり、洗浄性能および排水性能
の向上、信頼性の向上を図れるとともに排水騒音、洗浄
騒音の大幅な低減が図れるものである。
【0064】なおポンプ3内の各所に穴24、27を設
けたが、その直径は導水路29内の最小面積部以上にな
るように設定されており、異物が引っかかったり、堆積
したりなどという問題を生じることはない。
【0065】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば洗浄、排水時におけるポンプの安定性、信頼性が高
く、洗浄、排水性能、洗浄、排水騒音がともに大幅に低
減できる食器洗浄器を得ることができるものである。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明によれば、略円盤上の抵抗体をポンプ内に設けること
により、洗浄性能の向上、残水量の低減によるすすぎ性
能の向上および節水化を図った食器洗浄機を提供するこ
とができるという有利な効果が得られる。
【0067】また本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、第2のインペラのディスク上で、かつ渦流羽根より
内側に、前記第3のインペラ側に連通する穴を設けたこ
とにより、特に排水インペラ内に異物が堆積することに
よる排水不良をなくし、排水騒音の低下を図った食器洗
浄機を提供することができるという有利な効果が得られ
る。
【0068】また本発明の請求項3記載の発明によれ
ば、洗浄案内部から第2のケーシングに連通する穴を設
けたことにより、特に洗浄時の排水経路内の洗浄水位の
安定を図った食器洗浄機を提供することができるという
有利な効果が得られる。
【0069】また本発明の請求項4記載の発明によれ
ば、洗浄槽からポンプに洗浄水を導く導水路を、第2の
ケーシングと洗浄案内部との両方に連通させ、略円盤上
の抵抗体をポンプ内に設ける第2のインペラのディスク
上で、かつ渦流羽根より内側に、第3のインペラ側に連
通する穴を設け、さらに洗浄案内部から第2のケーシン
グに連通する穴を設けたことにより、洗浄、排水時にお
けるポンプの安定性、信頼性が高く、洗浄、排水性能、
洗浄、排水騒音の大幅な低減を図った食器洗浄機を提供
することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜4の実施の形態における食器洗
浄機の構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるポンプの要
部縦断面図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるポンプの要
部縦断面図
【図4】同食器洗浄機のポンプの要部水平断面図
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるポンプの要
部縦断面図
【図6】同食器洗浄機のポンプの要部水平断面図
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるポンプの要
部縦断面図
【図8】従来の食器洗浄機の構成図
【図9】従来の食器洗浄機のポンプの要部縦断面図
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 食器かご 3 ポンプ 4 ヒータ 5 洗浄ノズル 9 第1のインペラ 11 第2のインペラ 13 第3のインペラ 15 正逆反転手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
    洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗
    浄水を加圧するポンプと、前記モータの正逆反転手段と
    を有し、前記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとと
    もに、前記ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズル
    に洗浄水を吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型
    インペラにより機外に洗浄水を排出する第2のケーシン
    グと、これら第1のケーシングと第2のケーシングと洗
    浄槽とに連通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面
    に第3の遠心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第
    1のインペラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそ
    れぞれモータの回転軸の同心円上に設け、第3のインペ
    ラの吸い込み口近傍の洗浄水案内部側に、第3のインペ
    ラの吸い込み口径より大きい略円盤状の抵抗体を設けた
    食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
    洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗
    浄水を加圧するポンプと、前記モータの正逆反転手段と
    を有し、前記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとと
    もに、前記ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズル
    に洗浄水を吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型
    インペラにより機外に洗浄水を排出する第2のケーシン
    グと、これら第1のケーシングと第2のケーシングと洗
    浄槽とに連通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面
    に第3の遠心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第
    1のインペラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそ
    れぞれモータの回転軸の同心円上に設け、第2のインペ
    ラのディスク上の渦流羽根より内側の位置に、第3のイ
    ンペラ側に連通する穴を設けた食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 洗浄槽と、食器を収納する食器かごと、
    洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、モータの回転により洗
    浄水を加圧するポンプと、前記モータの正逆反転手段と
    を有し、前記モータの回転軸を略鉛直方向に設けるとと
    もに、前記ポンプは、第1のインペラにより洗浄ノズル
    に洗浄水を吐出する第1のケーシングと、第2の渦流型
    インペラにより機外に洗浄水を排出する第2のケーシン
    グと、これら第1のケーシングと第2のケーシングと洗
    浄槽とに連通した洗浄水案内部と、第2のインペラ裏面
    に第3の遠心型インペラとを備え、洗浄水案内部から第
    1のインペラまたは第3のインペラへの吸い込み口をそ
    れぞれモータの回転軸の同心円上に設け、第2のケーシ
    ングに洗浄案内部と連通する穴を設けた食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 第2のインペラのディスク上の渦流羽根
    より内側の位置に、第3のインペラ側に連通する穴を設
    け、さらに第2のケーシングに洗浄案内部と連通する穴
    を設けた請求項1記載の食器洗浄機。
JP29240495A 1995-11-10 1995-11-10 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP3601137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29240495A JP3601137B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29240495A JP3601137B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09131293A true JPH09131293A (ja) 1997-05-20
JP3601137B2 JP3601137B2 (ja) 2004-12-15

Family

ID=17781352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29240495A Expired - Fee Related JP3601137B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3601137B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3601137B2 (ja) 2004-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005000511A (ja) 食器洗浄機
KR0148233B1 (ko) 식기세정기
JP3812010B2 (ja) 食器洗い機
JPH09131293A (ja) 食器洗浄機
JP3539010B2 (ja) 食器洗浄機
JP2000237114A (ja) 食器洗浄機
JP3965756B2 (ja) 遠心ポンプ
JP2019030569A (ja) 食器洗浄機
JP3799733B2 (ja) 洗浄機
JP2008167961A (ja) 食器洗い機
JP3601145B2 (ja) 食器洗浄機
JP3389470B2 (ja) 食器洗浄機
JP3899642B2 (ja) 食器洗浄機
JP3718920B2 (ja) 遠心ポンプ
JPH11332811A (ja) 食器洗浄機
JPH09192076A (ja) 食器洗い乾燥機
JP3985398B2 (ja) 食器洗浄機
CN214259249U (zh) 一种具有双喷射水路的洗碗机
JP3787918B2 (ja) 食器洗浄機
KR20080012598A (ko) 식기 세척기
KR0121235Y1 (ko) 식기세척기의 세척수 펌핑장치
JP3812072B2 (ja) 食器洗浄機
KR20060085796A (ko) 식기 세척기 섬프의 거품 역류 방지 구조
JPH0970382A (ja) 食器洗浄機
JP3661390B2 (ja) 食器洗い機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040913

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071001

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees