JPH09130547A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH09130547A JPH09130547A JP7287346A JP28734695A JPH09130547A JP H09130547 A JPH09130547 A JP H09130547A JP 7287346 A JP7287346 A JP 7287346A JP 28734695 A JP28734695 A JP 28734695A JP H09130547 A JPH09130547 A JP H09130547A
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- JP
- Japan
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- image
- lamp
- light source
- light
- input device
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- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ランプを無駄にせず、かつ寿命による光量変動
等が起きない状態で、適正にランプの交換を行うことが
でき、高精度な画像読取を安定して行うことができ、か
つ、ランプの交換を行う際には、安全に、かつ手際良く
交換を行うことができる画像入力装置を提供する。 【解決手段】撮像素子を用いて画像読取を行う画像入力
装置であって、光源の寿命を検出し、それを表示する手
段と、光源寿命の表示に応じて光源交換を行うあるいは
行わないを選択する手段と、光源交換を行うことが選択
された際に光源が冷却したことを検出してそれを報知す
る手段と、光源の冷却が終了した後に光源交換の手順を
指示する手段とを有することにより、前記目的を達成す
る。
等が起きない状態で、適正にランプの交換を行うことが
でき、高精度な画像読取を安定して行うことができ、か
つ、ランプの交換を行う際には、安全に、かつ手際良く
交換を行うことができる画像入力装置を提供する。 【解決手段】撮像素子を用いて画像読取を行う画像入力
装置であって、光源の寿命を検出し、それを表示する手
段と、光源寿命の表示に応じて光源交換を行うあるいは
行わないを選択する手段と、光源交換を行うことが選択
された際に光源が冷却したことを検出してそれを報知す
る手段と、光源の冷却が終了した後に光源交換の手順を
指示する手段とを有することにより、前記目的を達成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真焼付装置、各
種のプリンタ、複写装置等における原稿画像の読み取り
に用いられる、画像入力装置の技術に属する。
種のプリンタ、複写装置等における原稿画像の読み取り
に用いられる、画像入力装置の技術に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、フィルムに撮影された画像の印画
紙等の感光材料への焼き付けは、フィルムの画像を感光
材料に投影して感光材料を面露光する、いわゆる直接露
光によって行われている。これに対し、近年では、デジ
タル露光を利用する装置、すなわち、フィルムに記録さ
れた画像情報を光電的に読み取って、読み取った画像を
デジタル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用
の画像情報とし、この画像情報に応じて変調した記録光
によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、現像してプリントとするデジタルフォトプリンタの
開発が進んでいる。
紙等の感光材料への焼き付けは、フィルムの画像を感光
材料に投影して感光材料を面露光する、いわゆる直接露
光によって行われている。これに対し、近年では、デジ
タル露光を利用する装置、すなわち、フィルムに記録さ
れた画像情報を光電的に読み取って、読み取った画像を
デジタル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用
の画像情報とし、この画像情報に応じて変調した記録光
によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録
し、現像してプリントとするデジタルフォトプリンタの
開発が進んでいる。
【0003】デジタルフォトプリンタでは、複数画像の
合成や画像分割、文字と画像との編集等のプリント画像
の編集レイアウトや、色/濃度調整、変倍率、輪郭強調
等の画像処理も自由に行うことができ、用途に応じて自
由に編集および画像処理したプリントを出力することが
できる。また、直接露光によるプリントでは、濃度分解
能、色/濃度再現性等の点で、フィルムに記録されてい
る画像をすべて再生することはできないが、デジタルフ
ォトプリンタによれば、フィルムに記録されている画像
をほぼ100%再生したプリントが出力可能である。さ
らに、デジタルフォトプリンタによれば、各フィルムに
記録された画像の画像情報やそれに対する画像処理条件
を、装置が有するメモリやフロッピーディスク等の外部
メモリに記憶(保存)しておくことが可能であるので、
焼き増し等を行う際に、原画となるフィルムが不要であ
り、また、再度処理条件を設定する必要がないので、迅
速かつ効率良く焼き増し等の作業を行うことができる。
合成や画像分割、文字と画像との編集等のプリント画像
の編集レイアウトや、色/濃度調整、変倍率、輪郭強調
等の画像処理も自由に行うことができ、用途に応じて自
由に編集および画像処理したプリントを出力することが
できる。また、直接露光によるプリントでは、濃度分解
能、色/濃度再現性等の点で、フィルムに記録されてい
る画像をすべて再生することはできないが、デジタルフ
ォトプリンタによれば、フィルムに記録されている画像
をほぼ100%再生したプリントが出力可能である。さ
らに、デジタルフォトプリンタによれば、各フィルムに
記録された画像の画像情報やそれに対する画像処理条件
を、装置が有するメモリやフロッピーディスク等の外部
メモリに記憶(保存)しておくことが可能であるので、
焼き増し等を行う際に、原画となるフィルムが不要であ
り、また、再度処理条件を設定する必要がないので、迅
速かつ効率良く焼き増し等の作業を行うことができる。
【0004】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルム等の原稿に記録された画像を読み取る
画像入力装置、読み取った画像を画像処理して画像記録
の露光条件を決定するセットアップ装置、および決定さ
れた露光条件に従って感光材料を走査露光して現像処理
を施す画像記録装置より構成されている。
本的に、フィルム等の原稿に記録された画像を読み取る
画像入力装置、読み取った画像を画像処理して画像記録
の露光条件を決定するセットアップ装置、および決定さ
れた露光条件に従って感光材料を走査露光して現像処理
を施す画像記録装置より構成されている。
【0005】ところで、このようなデジタルフォトプリ
ンタに利用される画像入力装置も含め、画像入力装置で
は、透過原稿や反射原稿に光源からの光を照射して、原
稿画像を担持する投影光あるいは反射光を得て、これを
CCDセンサ等の撮像素子に結像して光電変換し、原稿
画像を読み取っている。従って、高精度な画像読取を行
うためには、画像を担持する投影光や反射光を得るため
の光源となるランプの光量が一定でかつ安定しているこ
とが必要不可欠である。
ンタに利用される画像入力装置も含め、画像入力装置で
は、透過原稿や反射原稿に光源からの光を照射して、原
稿画像を担持する投影光あるいは反射光を得て、これを
CCDセンサ等の撮像素子に結像して光電変換し、原稿
画像を読み取っている。従って、高精度な画像読取を行
うためには、画像を担持する投影光や反射光を得るため
の光源となるランプの光量が一定でかつ安定しているこ
とが必要不可欠である。
【0006】ところがランプの光量は、寿命近くなると
短期的に変動を生じ、読取精度が低下し、出力画像の画
質が低下するが、撮像素子を用いて光電的に画像を読み
取る画像入力装置では、投影光や反射光で直接感光材料
を露光することはなく、また、投影画像を直接見られる
こともないので、光源の寿命を判断するのが困難であ
り、ランプの寿命による読取精度の低下を防止するのが
困難である。逆に、余りに頻繁なランプの交換は、ラン
ニングコストの向上を招く。また、寿命になったランプ
は点灯中に突然切れるが、作業中にランプが切れた場合
は、ランプ交換のために入力装置の作動を停止してラン
プの交換作業を行う必要があるため、入力装置の稼動効
率が大幅に低下するという問題点がある。さらに、ラン
プが切れた直後あるいは消灯直後は、予熱のため周辺は
高温になっており、作業に危険を伴うという問題点もあ
る。
短期的に変動を生じ、読取精度が低下し、出力画像の画
質が低下するが、撮像素子を用いて光電的に画像を読み
取る画像入力装置では、投影光や反射光で直接感光材料
を露光することはなく、また、投影画像を直接見られる
こともないので、光源の寿命を判断するのが困難であ
り、ランプの寿命による読取精度の低下を防止するのが
困難である。逆に、余りに頻繁なランプの交換は、ラン
ニングコストの向上を招く。また、寿命になったランプ
は点灯中に突然切れるが、作業中にランプが切れた場合
は、ランプ交換のために入力装置の作動を停止してラン
プの交換作業を行う必要があるため、入力装置の稼動効
率が大幅に低下するという問題点がある。さらに、ラン
プが切れた直後あるいは消灯直後は、予熱のため周辺は
高温になっており、作業に危険を伴うという問題点もあ
る。
【0007】特に、前述のようなデジタルフォトプリン
タに用いられる画像入力装置では、主に用いられる原稿
が135サイズのネガフィルムであるため、走査露光で
はなく面露光が利用され、さらに、十分なフィルムの透
過光量を得て適正な読み取りを行うためには大光量が必
要な露光オーバのフィルムも多数含まれるため、大光量
の光源を用いる必要があるので、ランプ交換時の予熱は
大きな問題となる。
タに用いられる画像入力装置では、主に用いられる原稿
が135サイズのネガフィルムであるため、走査露光で
はなく面露光が利用され、さらに、十分なフィルムの透
過光量を得て適正な読み取りを行うためには大光量が必
要な露光オーバのフィルムも多数含まれるため、大光量
の光源を用いる必要があるので、ランプ交換時の予熱は
大きな問題となる。
【0008】そのため、適正なタイミングでランプを交
換して、常に良好な状態のランプを用いて、高い作業効
率で、安定して高精度の画像読取を行うことができ、か
つ、ランプの交換を行う際には、作業を安全かつ正確に
行うことができる画像入力装置の出現が望まれている。
換して、常に良好な状態のランプを用いて、高い作業効
率で、安定して高精度の画像読取を行うことができ、か
つ、ランプの交換を行う際には、作業を安全かつ正確に
行うことができる画像入力装置の出現が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、使用可能なラ
ンプを無駄にすることなく、かつ寿命によるランプの光
量変動等が起きない状態で、適正なタイミングでランプ
の交換を行うことができ、これにより高精度な画像読取
を安定して行って高画質な出力画像を安定して得ること
を可能とし、かつ、ランプの交換を行う際には、安全
に、かつ手際良く交換を行うことができる画像入力装置
を提供することにある。
従来技術の問題点を解決することにあり、使用可能なラ
ンプを無駄にすることなく、かつ寿命によるランプの光
量変動等が起きない状態で、適正なタイミングでランプ
の交換を行うことができ、これにより高精度な画像読取
を安定して行って高画質な出力画像を安定して得ること
を可能とし、かつ、ランプの交換を行う際には、安全
に、かつ手際良く交換を行うことができる画像入力装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、光源から射出される読取光を原稿に照射
して、原稿画像を担持する光を得、この原稿画像を担持
する光を撮像素子に結像することによって、原稿画像を
読み取る画像入力装置であって、前記光源の寿命を検出
し、それを表示する手段と、前記光源寿命の表示に応じ
て光源交換を行うあるいは行わないを選択する手段と、
光源交換を行うことが選択された際に光源が冷却したこ
とを検出してそれを報知する手段と、前記光源の冷却が
終了した後に光源交換の手順を指示する手段とを有する
ことを特徴とする画像入力装置を提供する。
に、本発明は、光源から射出される読取光を原稿に照射
して、原稿画像を担持する光を得、この原稿画像を担持
する光を撮像素子に結像することによって、原稿画像を
読み取る画像入力装置であって、前記光源の寿命を検出
し、それを表示する手段と、前記光源寿命の表示に応じ
て光源交換を行うあるいは行わないを選択する手段と、
光源交換を行うことが選択された際に光源が冷却したこ
とを検出してそれを報知する手段と、前記光源の冷却が
終了した後に光源交換の手順を指示する手段とを有する
ことを特徴とする画像入力装置を提供する。
【0011】また、前記本発明の画像入力装置におい
て、さらに、光源位置調整手段と、光源からの光量を判
断する装置と、設定された光源の位置における光量デー
タに基づき更新される光量制御テーブルとを有するのが
好ましい。
て、さらに、光源位置調整手段と、光源からの光量を判
断する装置と、設定された光源の位置における光量デー
タに基づき更新される光量制御テーブルとを有するのが
好ましい。
【0012】さらに、前記本発明の画像入力装置におい
て、さらに、光源位置調整時に、画像照射面における光
量の分布を2次元情報として表示するモニタを有するの
が好ましい。
て、さらに、光源位置調整時に、画像照射面における光
量の分布を2次元情報として表示するモニタを有するの
が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像入力装置につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。図1に、本発明の画像入力装置の一例の概略斜
視図を示す。図1に示される画像入力装置10(以下、
入力装置10とする)は、長尺なネガもしくはリバーサ
ルフィルムに多数の画像が撮影されているストリップ
ス、1枚のフィルム(通常は、リバーサルフィルム)を
枠体に固定してなるスライド等の各種のフィルム原稿を
用い、これらのフィルムに撮影された画像を光電的に読
み取る装置であって、デジタル露光を用いるデジタルフ
ォトプリンタに利用される入力装置である。
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。図1に、本発明の画像入力装置の一例の概略斜
視図を示す。図1に示される画像入力装置10(以下、
入力装置10とする)は、長尺なネガもしくはリバーサ
ルフィルムに多数の画像が撮影されているストリップ
ス、1枚のフィルム(通常は、リバーサルフィルム)を
枠体に固定してなるスライド等の各種のフィルム原稿を
用い、これらのフィルムに撮影された画像を光電的に読
み取る装置であって、デジタル露光を用いるデジタルフ
ォトプリンタに利用される入力装置である。
【0014】なお、本発明の画像入力装置は、このよう
なデジタルフォトプリンタに利用される入力装置に限定
はされず、各種のプリンタや複写機の入力装置にも利用
可能であり、また、原稿も透過原稿のみならず反射原稿
であってもよく、また、図示例のような面露光のみなら
ず走査露光による画像読取であってもよい。すなわち、
原稿画像を担持する投影光や反射光を得て、これを撮像
素子で光電的に読み取ることにより原稿画像を読み取る
各種の画像入力装置に利用可能である。
なデジタルフォトプリンタに利用される入力装置に限定
はされず、各種のプリンタや複写機の入力装置にも利用
可能であり、また、原稿も透過原稿のみならず反射原稿
であってもよく、また、図示例のような面露光のみなら
ず走査露光による画像読取であってもよい。すなわち、
原稿画像を担持する投影光や反射光を得て、これを撮像
素子で光電的に読み取ることにより原稿画像を読み取る
各種の画像入力装置に利用可能である。
【0015】図1に示される入力装置10は、このよう
なデジタルフォトプリンタに用いられる装置であって、
基本的に、光学フレーム18、光源部20、キャリアベ
ース22、結像部24、エリアセンサであるイメージセ
ンサ26、イメージセンサ26からの出力信号の処理を
行い画像情報として画像記録装置P等に出力し、また、
入力装置10(あるいはデジタルフォトプリンタ)全体
の操作および制御を行う制御装置14、およびキャリア
ベース22に装着自在にされる各種の原稿に対応するキ
ャリアを有してなるものである。図示例は、ストリップ
スAを長手方向に搬送して、撮影されている画像を順次
所定の読取位置Zに搬送するフィルムキャリア28が装
着されている状態を示す。
なデジタルフォトプリンタに用いられる装置であって、
基本的に、光学フレーム18、光源部20、キャリアベ
ース22、結像部24、エリアセンサであるイメージセ
ンサ26、イメージセンサ26からの出力信号の処理を
行い画像情報として画像記録装置P等に出力し、また、
入力装置10(あるいはデジタルフォトプリンタ)全体
の操作および制御を行う制御装置14、およびキャリア
ベース22に装着自在にされる各種の原稿に対応するキ
ャリアを有してなるものである。図示例は、ストリップ
スAを長手方向に搬送して、撮影されている画像を順次
所定の読取位置Zに搬送するフィルムキャリア28が装
着されている状態を示す。
【0016】図示例の入力装置10においては、キャリ
アベース22に装着されたフィルムキャリア28によっ
て、図中矢印xにストリップスAを搬送して読取位置Z
で停止して、光源部20からの読取光を画像に照射して
ストリップスAに撮影された画像を担持する投影光を
得、結像部24によって投影光をイメージセンサ26に
結像して面露光で光電的に読み取り、制御装置14に出
力する。
アベース22に装着されたフィルムキャリア28によっ
て、図中矢印xにストリップスAを搬送して読取位置Z
で停止して、光源部20からの読取光を画像に照射して
ストリップスAに撮影された画像を担持する投影光を
得、結像部24によって投影光をイメージセンサ26に
結像して面露光で光電的に読み取り、制御装置14に出
力する。
【0017】光源部20は、ストリップスA(フィルム
原稿)下方から照射して、これ撮影された画像を担持す
る投影光を得るための読取光を射出するものであり、光
学フレーム18のキャリアベース22の下に位置してお
り、その前面には内部を開放する扉12が配置されてい
る。図2に光源部20の内部の概略図を示すが、光源部
20は、光源としてのランプ30、絞り32、色フィル
タ板34、および拡散ボックス36を有する。また、光
源部20には、これ以外にもランプ30等の各種の部材
を冷却する冷却ファンや、後述する色フィルタ板34の
切り替え時等に光源部20からストリップスAに至る読
取光を遮蔽するシャッタ等が配置されている。
原稿)下方から照射して、これ撮影された画像を担持す
る投影光を得るための読取光を射出するものであり、光
学フレーム18のキャリアベース22の下に位置してお
り、その前面には内部を開放する扉12が配置されてい
る。図2に光源部20の内部の概略図を示すが、光源部
20は、光源としてのランプ30、絞り32、色フィル
タ板34、および拡散ボックス36を有する。また、光
源部20には、これ以外にもランプ30等の各種の部材
を冷却する冷却ファンや、後述する色フィルタ板34の
切り替え時等に光源部20からストリップスAに至る読
取光を遮蔽するシャッタ等が配置されている。
【0018】ランプ30としては、イメージセンサ26
による画像読取に十分な光量の光を射出できる各種の公
知の光源が利用可能であり、例えば、ハロゲンランプ、
キセノンランプ、水銀灯などが例示される。また、ラン
プ30は、x−yステージ等に支持されており、公知の
手段でストリップスAの面方向(すなわち図中x−y方
向)に位置調整可能に構成されている。本発明の入力装
置10においては、このランプ30の寿命が来ると、制
御装置14から交換を行う旨の支持が出て、交換の要・
不要の選択の後、交換を行う際には、制御装置14から
出される支持に応じてランプ30の交換を行う。この点
については、後に詳述する。
による画像読取に十分な光量の光を射出できる各種の公
知の光源が利用可能であり、例えば、ハロゲンランプ、
キセノンランプ、水銀灯などが例示される。また、ラン
プ30は、x−yステージ等に支持されており、公知の
手段でストリップスAの面方向(すなわち図中x−y方
向)に位置調整可能に構成されている。本発明の入力装
置10においては、このランプ30の寿命が来ると、制
御装置14から交換を行う旨の支持が出て、交換の要・
不要の選択の後、交換を行う際には、制御装置14から
出される支持に応じてランプ30の交換を行う。この点
については、後に詳述する。
【0019】絞り32は、ランプ30からの光量を調節
するものである。図示例においては、遮光部分で対数曲
線が描かれた、光軸Lに直交する図中矢印a方向で通過
光量の異なる2枚のNDフィルタ32aおよび32bを
用い、このNDフィルタ32aおよび32bを矢印a方
向に互いに接離することにより、ランプ30からフィル
ムに至る光量を調節する。色フィルタ板34は、R
(赤)フィルタ34R、G(緑)フィルタ34G、およ
びB(青)フィルタ34Bの3枚の色フィルタを有する
円盤状の部材で、軸34aを中心にして、図示しない回
転手段によって回転可能に構成される。画像読取時に
は、Rフィルタ34R、Gフィルタ34G、およびBフ
ィルタ34Bは、順次光路Lに挿入されて読み取りが行
われ、これにより、ストリップスAに撮影された画像が
R、GおよびBの3原色に分解されて、順次イメージセ
ンサ26によって読み取られる。拡散ボックス36は、
ランプ30から射出され、絞り32によって光量を調整
されて、色フィルタを通過した読取光を分散して、フィ
ルムに入射する読取光の光量等をフィルム面方向すなわ
ち光軸Lと直交する面でムラなく均一にするためのもの
である。図示例において、拡散ボックス36は、内面が
鏡面である四角柱の上下面に拡散板を配置した構成を有
するものである。
するものである。図示例においては、遮光部分で対数曲
線が描かれた、光軸Lに直交する図中矢印a方向で通過
光量の異なる2枚のNDフィルタ32aおよび32bを
用い、このNDフィルタ32aおよび32bを矢印a方
向に互いに接離することにより、ランプ30からフィル
ムに至る光量を調節する。色フィルタ板34は、R
(赤)フィルタ34R、G(緑)フィルタ34G、およ
びB(青)フィルタ34Bの3枚の色フィルタを有する
円盤状の部材で、軸34aを中心にして、図示しない回
転手段によって回転可能に構成される。画像読取時に
は、Rフィルタ34R、Gフィルタ34G、およびBフ
ィルタ34Bは、順次光路Lに挿入されて読み取りが行
われ、これにより、ストリップスAに撮影された画像が
R、GおよびBの3原色に分解されて、順次イメージセ
ンサ26によって読み取られる。拡散ボックス36は、
ランプ30から射出され、絞り32によって光量を調整
されて、色フィルタを通過した読取光を分散して、フィ
ルムに入射する読取光の光量等をフィルム面方向すなわ
ち光軸Lと直交する面でムラなく均一にするためのもの
である。図示例において、拡散ボックス36は、内面が
鏡面である四角柱の上下面に拡散板を配置した構成を有
するものである。
【0020】光源部20の上方には、キャリアベース2
2が配置される。キャリアベース22は、その上面にフ
ィルムキャリア28等の各種のキャリアを載置して、所
定の位置に保持する部位であり、光学フレーム18に対
して垂直に固定されている。図3(b)に示されるよう
に、このキャリアベース22には、光軸Lに対応する部
分に、光源部20からの光が通過するための開口38が
形成されている。なお、開口38の大きさは、入力装置
10によって読み取るフィルムの最大サイズに応じて、
光源部20からの光によって、入力装置10で読み取る
画像の最大サイズの全面を十分に照射できる大きさとす
ればよい。
2が配置される。キャリアベース22は、その上面にフ
ィルムキャリア28等の各種のキャリアを載置して、所
定の位置に保持する部位であり、光学フレーム18に対
して垂直に固定されている。図3(b)に示されるよう
に、このキャリアベース22には、光軸Lに対応する部
分に、光源部20からの光が通過するための開口38が
形成されている。なお、開口38の大きさは、入力装置
10によって読み取るフィルムの最大サイズに応じて、
光源部20からの光によって、入力装置10で読み取る
画像の最大サイズの全面を十分に照射できる大きさとす
ればよい。
【0021】図3に示されるように、キャリアベース2
2の上面には、図中手前側から光学フレーム18に向か
う方向、すなわち前記搬送方向となる矢印x方向と直交
する矢印y方向に、案内レール40および42が形成さ
れている。また、フィルムキャリア28の底面には、案
内レール40および42に対応して溝44および46が
形成されている。従って、キャリアベース22の上面に
載置されたフィルムキャリア28等の各種のキャリア
は、案内レール40および42とそれに対応する溝44
および46とによって、矢印x方向の位置を規定され、
また、光学フレーム18と図中奥側の端面とが当接する
ことにより、矢印y方向の位置を規定され、キャリアベ
ース22上の所定位置に位置決めされて載置される。
2の上面には、図中手前側から光学フレーム18に向か
う方向、すなわち前記搬送方向となる矢印x方向と直交
する矢印y方向に、案内レール40および42が形成さ
れている。また、フィルムキャリア28の底面には、案
内レール40および42に対応して溝44および46が
形成されている。従って、キャリアベース22の上面に
載置されたフィルムキャリア28等の各種のキャリア
は、案内レール40および42とそれに対応する溝44
および46とによって、矢印x方向の位置を規定され、
また、光学フレーム18と図中奥側の端面とが当接する
ことにより、矢印y方向の位置を規定され、キャリアベ
ース22上の所定位置に位置決めされて載置される。
【0022】キャリアベース22上の所定位置に装着さ
れるフィルムキャリア28は、多数の画像が撮影された
長尺のネガフィルムもしくはリバーサルフィルム、いわ
ゆるストリップス(スリーブ)Aを長手方向を矢印x方
向に一致して搬送し、ストリップスAに撮影された各画
像を光軸L上の所定位置、すなわちキャリアベース22
の開口38に対応する読取位置Zに順次搬送して、読み
取りに供するものである。
れるフィルムキャリア28は、多数の画像が撮影された
長尺のネガフィルムもしくはリバーサルフィルム、いわ
ゆるストリップス(スリーブ)Aを長手方向を矢印x方
向に一致して搬送し、ストリップスAに撮影された各画
像を光軸L上の所定位置、すなわちキャリアベース22
の開口38に対応する読取位置Zに順次搬送して、読み
取りに供するものである。
【0023】フィルムキャリア28の本体48の底面に
は、前述のように、キャリアベース22の案内レール4
0に対応する溝44、ならびに案内レール42に対応す
る溝46が形成されている。また、本体48の上面に
は、矢印xで示される搬送方向でかつ光軸Lと交わる位
置に端部から端部まで延在して案内溝50が形成されて
いる。案内溝50は、ストリップスAとほぼ同じ幅を有
する溝であって、ストリップスAは、案内溝50に挿入
された状態で、長手方向を矢印x方向と一致して搬送さ
れ、各画像が順次、光軸L上の読取位置Zに搬送され
る。従って、この案内溝50の深さは、ストリップスA
の画像面(すなわち乳剤面)が光軸L方向(焦点深度方
向)の所定位置になるようにされる。
は、前述のように、キャリアベース22の案内レール4
0に対応する溝44、ならびに案内レール42に対応す
る溝46が形成されている。また、本体48の上面に
は、矢印xで示される搬送方向でかつ光軸Lと交わる位
置に端部から端部まで延在して案内溝50が形成されて
いる。案内溝50は、ストリップスAとほぼ同じ幅を有
する溝であって、ストリップスAは、案内溝50に挿入
された状態で、長手方向を矢印x方向と一致して搬送さ
れ、各画像が順次、光軸L上の読取位置Zに搬送され
る。従って、この案内溝50の深さは、ストリップスA
の画像面(すなわち乳剤面)が光軸L方向(焦点深度方
向)の所定位置になるようにされる。
【0024】さらに、フィルムキャリア28の本体48
の読取位置Zには、光源部20からの読取光が通過する
ための開口が形成されている。この開口は、ストリップ
スAの画像に入射する光(読取領域)を規定するマスク
も兼ねており、ストリップスAに応じたサイズおよび形
状を有している。なお、読取位置Zは、フィルムキャリ
ア28がキャリアベース22上の所定位置に配置された
際に、キャリアベース22の開口38に対応する光軸L
上の所定位置となるのは当然のことである。また、フィ
ルムキャリア28の本体48に形成する開口をキャリア
ベース22の開口38に対応するサイズとして、各種サ
イズのフィルムに対応するマスクを交換してフィルムキ
ャリア28に装着可能な構成としてもよい。
の読取位置Zには、光源部20からの読取光が通過する
ための開口が形成されている。この開口は、ストリップ
スAの画像に入射する光(読取領域)を規定するマスク
も兼ねており、ストリップスAに応じたサイズおよび形
状を有している。なお、読取位置Zは、フィルムキャリ
ア28がキャリアベース22上の所定位置に配置された
際に、キャリアベース22の開口38に対応する光軸L
上の所定位置となるのは当然のことである。また、フィ
ルムキャリア28の本体48に形成する開口をキャリア
ベース22の開口38に対応するサイズとして、各種サ
イズのフィルムに対応するマスクを交換してフィルムキ
ャリア28に装着可能な構成としてもよい。
【0025】案内溝50には、x方向の上流から下流に
向かって、ストリップスAの搬送手段52、フィルム圧
着ユニット54および画面検出センサ56が配置され
る。搬送手段52は、例えばモータと搬送ローラとから
構成され、ストリップスAを矢印x方向に搬送して画像
を順次読取位置Zに停止し、読み取り終了の信号を受け
たら再度搬送を開始し、次の画像を読取位置Zに搬送す
る。フィルム圧着ユニット54は、画像読取時に読取位
置ZにおいてストリップスAを画像周辺で案内溝50に
圧着することにより、ストリップスAのカール等を矯正
して画像全面の光軸L方向の位置を所定位置に保持する
ためのものである。このようなフィルム圧着ユニット5
4は、圧着部材58と、この圧着部材58を軸60を中
心に矢印b方向に回動させる回動手段とから構成され、
圧着部材58は、ストリップスAの搬送時には上方に回
動され、読取時には下方に回動して、読取位置Zでスト
リップスAを押圧する。画面検出センサ56は、公知の
光学的なセンサであって、ストリップスAの読取位置Z
よりx方向の下流側に撮影されている画像やDXコード
を検出することによって、読取位置Zにおける画像の位
置を規定するものである。図示例のフィルムキャリア2
8においては、画面検出センサ56による検出結果に応
じて、搬送手段52によるストリップスAの搬送を制御
して各画像を順次読取位置Zに停止させ、また、フィル
ム圧着ユニット54によるストリップスAの押圧および
開放を行う。
向かって、ストリップスAの搬送手段52、フィルム圧
着ユニット54および画面検出センサ56が配置され
る。搬送手段52は、例えばモータと搬送ローラとから
構成され、ストリップスAを矢印x方向に搬送して画像
を順次読取位置Zに停止し、読み取り終了の信号を受け
たら再度搬送を開始し、次の画像を読取位置Zに搬送す
る。フィルム圧着ユニット54は、画像読取時に読取位
置ZにおいてストリップスAを画像周辺で案内溝50に
圧着することにより、ストリップスAのカール等を矯正
して画像全面の光軸L方向の位置を所定位置に保持する
ためのものである。このようなフィルム圧着ユニット5
4は、圧着部材58と、この圧着部材58を軸60を中
心に矢印b方向に回動させる回動手段とから構成され、
圧着部材58は、ストリップスAの搬送時には上方に回
動され、読取時には下方に回動して、読取位置Zでスト
リップスAを押圧する。画面検出センサ56は、公知の
光学的なセンサであって、ストリップスAの読取位置Z
よりx方向の下流側に撮影されている画像やDXコード
を検出することによって、読取位置Zにおける画像の位
置を規定するものである。図示例のフィルムキャリア2
8においては、画面検出センサ56による検出結果に応
じて、搬送手段52によるストリップスAの搬送を制御
して各画像を順次読取位置Zに停止させ、また、フィル
ム圧着ユニット54によるストリップスAの押圧および
開放を行う。
【0026】なお、入力装置10は、このようなストリ
ップスAの各画像を読取位置Zに自動搬送するフィルム
キャリア28以外にも、キャリアベース22上の所定位
置に装着自在な各種のキャリアを有するものであっても
よい。例えば、画像が撮影されたフィルムを枠体で保持
してなる、いわゆるスライドを矢印x方向に搬送して読
取位置Zに停止して画像読取に供し、回収するスライド
キャリアや、オペレータがストリップスやスライドを所
定の読取位置Zに固定するマニュアルキャリアや、オペ
レータが任意の位置にフィルムやスライドを配置して読
み取りを行うトリミングキャリア等を有するものであっ
てもよい。
ップスAの各画像を読取位置Zに自動搬送するフィルム
キャリア28以外にも、キャリアベース22上の所定位
置に装着自在な各種のキャリアを有するものであっても
よい。例えば、画像が撮影されたフィルムを枠体で保持
してなる、いわゆるスライドを矢印x方向に搬送して読
取位置Zに停止して画像読取に供し、回収するスライド
キャリアや、オペレータがストリップスやスライドを所
定の読取位置Zに固定するマニュアルキャリアや、オペ
レータが任意の位置にフィルムやスライドを配置して読
み取りを行うトリミングキャリア等を有するものであっ
てもよい。
【0027】光学フレーム18の上部には、結像部24
が配置される。結像部24は、光学フレーム18に固定
される定盤62に垂設されるレンズユニット64ならび
に焦点調整モータ66を有するものであり、ストリップ
スAの投影光をイメージセンサ26に結像させる。レン
ズユニット64は、ストリップスAに撮影された画像の
サイズに応じて倍率を変更して、投影光をイメージセン
サ26で受光可能な最大サイズ(すなわち、必要な画像
領域の最長手部がイメージセンサ26の受光面に内接す
るサイズ)に調整してイメージセンサ26に結像するた
めの、公知のズームレンズが組み込まれたズームレンズ
部68と、その上方(光軸L方向下流側)に位置する、
投影光の焦点をイメージセンサ26の受光面上に調整す
る公知の焦点調整レンズが組み込まれた焦点調整レンズ
部70とを有して構成される。また、焦点調整レンズ部
70の調整ギヤ70aは、焦点調整モータ66によって
回転されるギヤ66aに噛合しており、焦点調整モータ
66によって焦点を調整される。焦点調整モータ66の
駆動は、制御装置14の焦点調整手段76によって制御
されており、例えば、TTL(Through The Lens)方式
により、イメージセンサ26で読み取った画像のコント
ラストを用いて自動焦点調整を行う。
が配置される。結像部24は、光学フレーム18に固定
される定盤62に垂設されるレンズユニット64ならび
に焦点調整モータ66を有するものであり、ストリップ
スAの投影光をイメージセンサ26に結像させる。レン
ズユニット64は、ストリップスAに撮影された画像の
サイズに応じて倍率を変更して、投影光をイメージセン
サ26で受光可能な最大サイズ(すなわち、必要な画像
領域の最長手部がイメージセンサ26の受光面に内接す
るサイズ)に調整してイメージセンサ26に結像するた
めの、公知のズームレンズが組み込まれたズームレンズ
部68と、その上方(光軸L方向下流側)に位置する、
投影光の焦点をイメージセンサ26の受光面上に調整す
る公知の焦点調整レンズが組み込まれた焦点調整レンズ
部70とを有して構成される。また、焦点調整レンズ部
70の調整ギヤ70aは、焦点調整モータ66によって
回転されるギヤ66aに噛合しており、焦点調整モータ
66によって焦点を調整される。焦点調整モータ66の
駆動は、制御装置14の焦点調整手段76によって制御
されており、例えば、TTL(Through The Lens)方式
により、イメージセンサ26で読み取った画像のコント
ラストを用いて自動焦点調整を行う。
【0028】ストリップスA等の投影光は、レンズユニ
ット64によってイメージセンサ26に結像され、光電
的に読み取られる。なお、レンズユニット64とイメー
ジセンサ26との間には、暗時補正等に用いられるシャ
ッタが配置される。面露光による画像読取を行う入力装
置10において、イメージセンサ26はエリアセンサで
あって、例えば、1380×920画素のCCDセンサ
である。また、図示例の装置では、イメージセンサ26
は半画素に対応する量だけx方向およびy方向に移動可
能に構成されており、これにより、読取画素数を見掛け
上で4倍まで増やすことができる。
ット64によってイメージセンサ26に結像され、光電
的に読み取られる。なお、レンズユニット64とイメー
ジセンサ26との間には、暗時補正等に用いられるシャ
ッタが配置される。面露光による画像読取を行う入力装
置10において、イメージセンサ26はエリアセンサで
あって、例えば、1380×920画素のCCDセンサ
である。また、図示例の装置では、イメージセンサ26
は半画素に対応する量だけx方向およびy方向に移動可
能に構成されており、これにより、読取画素数を見掛け
上で4倍まで増やすことができる。
【0029】イメージセンサ26からの信号は、制御装
置14に出力される。制御装置14は、画像処理手段7
2、焦点調整手段74、入力装置10(あるいはデジタ
ルフォトプリンタ)全体の制御および管理を行う制御部
76等を有しており、さらに、イメージセンサ26によ
って読み取られた画像や、プリントサイズ設定、色/濃
度設定、ランプ交換の指示などの操作指示等を表示する
ディスプレイ78、プリントサイズや主被写体の設定な
どの画像読取(出力)にかかる各種の設定や、ランプ交
換の要・不要の決定等の入力装置10の操作等を行うキ
ーボード80およびマウス82が接続される。すなわち
制御装置14は、入力装置10(あるいはデジタルフォ
トプリンタ)全体の操作および制御、イメージセンサ2
6からの出力信号の処理等を行うものである。
置14に出力される。制御装置14は、画像処理手段7
2、焦点調整手段74、入力装置10(あるいはデジタ
ルフォトプリンタ)全体の制御および管理を行う制御部
76等を有しており、さらに、イメージセンサ26によ
って読み取られた画像や、プリントサイズ設定、色/濃
度設定、ランプ交換の指示などの操作指示等を表示する
ディスプレイ78、プリントサイズや主被写体の設定な
どの画像読取(出力)にかかる各種の設定や、ランプ交
換の要・不要の決定等の入力装置10の操作等を行うキ
ーボード80およびマウス82が接続される。すなわち
制御装置14は、入力装置10(あるいはデジタルフォ
トプリンタ)全体の操作および制御、イメージセンサ2
6からの出力信号の処理等を行うものである。
【0030】イメージセンサ26からの信号は、基本的
に画像処理手段72に送られる。画像処理手段72は、
A/D変換、Log変換、シェーディング補正、暗時補
正、オフセット補正等の所定の処理を施して画像情報と
して、ディスプレイ78や記録装置16に出力するもの
であり、メモリやこれらの各種の画像処理を行う公知の
画像処理回路等を組み合わせてなるものである。また、
画像処理手段72は、これらの画像処理の条件設定も行
う。周知のように、各種の入力装置では、通常、画像出
力のための読み取り(本スキャン)に先立ち、画像処理
条件の設定等のために原稿画像を粗に読み取るプレスキ
ャンが行われるが、画像処理手段72は、プレスキャン
で得られた画像情報や必要に応じて設定される主被写体
や入力される処理条件から、本スキャン画像情報の画像
処理条件を設定し、これに応じて前記各種の画像処理を
行う。
に画像処理手段72に送られる。画像処理手段72は、
A/D変換、Log変換、シェーディング補正、暗時補
正、オフセット補正等の所定の処理を施して画像情報と
して、ディスプレイ78や記録装置16に出力するもの
であり、メモリやこれらの各種の画像処理を行う公知の
画像処理回路等を組み合わせてなるものである。また、
画像処理手段72は、これらの画像処理の条件設定も行
う。周知のように、各種の入力装置では、通常、画像出
力のための読み取り(本スキャン)に先立ち、画像処理
条件の設定等のために原稿画像を粗に読み取るプレスキ
ャンが行われるが、画像処理手段72は、プレスキャン
で得られた画像情報や必要に応じて設定される主被写体
や入力される処理条件から、本スキャン画像情報の画像
処理条件を設定し、これに応じて前記各種の画像処理を
行う。
【0031】画像処理手段72には、さらに、焦点調整
手段74が接続される。焦点調整手段74は、前述の焦
点調整モータ66を制御して、レンズユニット64の焦
点調整レンズ部70を調整して、本スキャンの際の投影
光の焦点をイメージセンサ26の受光面に合わせるもの
であり、図示例においては、TTL(Through The Len
s)方式により、イメージセンサ26によって読み取ら
れた画像(具体的には原稿のG画像)の画像コントラス
トを用いて自動焦点調整を行う。
手段74が接続される。焦点調整手段74は、前述の焦
点調整モータ66を制御して、レンズユニット64の焦
点調整レンズ部70を調整して、本スキャンの際の投影
光の焦点をイメージセンサ26の受光面に合わせるもの
であり、図示例においては、TTL(Through The Len
s)方式により、イメージセンサ26によって読み取ら
れた画像(具体的には原稿のG画像)の画像コントラス
トを用いて自動焦点調整を行う。
【0032】制御部76は、例えば、プレスキャンが終
わった後の本スキャン開始の指示、次ぎの画像読取開始
の指示、各種のトラブル発生の検出およびディスプレイ
78への表示等、入力装置10(あるいはデジタルフォ
トプリンタ)全体の制御および管理を行うものである。
また、この制御部76は、本発明の入力装置10の特徴
であるランプ交換の制御も行う。以下、図4のフローチ
ャートを例に、ランプ交換時の入力装置10の作用の一
例を説明する。
わった後の本スキャン開始の指示、次ぎの画像読取開始
の指示、各種のトラブル発生の検出およびディスプレイ
78への表示等、入力装置10(あるいはデジタルフォ
トプリンタ)全体の制御および管理を行うものである。
また、この制御部76は、本発明の入力装置10の特徴
であるランプ交換の制御も行う。以下、図4のフローチ
ャートを例に、ランプ交換時の入力装置10の作用の一
例を説明する。
【0033】制御部76には、ランプ30の寿命を検出
する手段が配置される。ランプ30の寿命の検出手段に
は特に限定はなく、タイマーによってランプ30の総点
灯時間を測定しておいて、所定の点灯時間たとえばラン
プ30が保証している総点灯時間が経過した時点を寿命
としてもよく、同様に点灯回数(on/off)もしく
は入力装置10の起動回数を測定して寿命を判断しても
よく、あるいは、ランプ30の照度や電圧を検出して寿
命を検出してもよい。また、フォトプリンタにおいて
は、通常、ランプは装置を起動してから操業を終了する
まで連続的に点灯しているので、タイマーによって装置
の稼動時間を測定し、これをランプの点灯時間としても
よい。通常の装置は、その稼動状態を把握するためにタ
イマーで総稼動時間を測定しているので、この方法によ
れば、ランプ交換用に専用のタイマーを設ける必要がな
く、コスト等の点で有利である。なお、ランプ交換毎に
稼動時間タイマーをリセットして、ランプ交換回数を記
憶することで、装置の稼動時間を検知可能にしてもよ
い。図示例の装置では、一例として、入力装置10の稼
動時間をランプの点灯時間として、所定時間稼動した時
点でランプ30が寿命であると判断する。
する手段が配置される。ランプ30の寿命の検出手段に
は特に限定はなく、タイマーによってランプ30の総点
灯時間を測定しておいて、所定の点灯時間たとえばラン
プ30が保証している総点灯時間が経過した時点を寿命
としてもよく、同様に点灯回数(on/off)もしく
は入力装置10の起動回数を測定して寿命を判断しても
よく、あるいは、ランプ30の照度や電圧を検出して寿
命を検出してもよい。また、フォトプリンタにおいて
は、通常、ランプは装置を起動してから操業を終了する
まで連続的に点灯しているので、タイマーによって装置
の稼動時間を測定し、これをランプの点灯時間としても
よい。通常の装置は、その稼動状態を把握するためにタ
イマーで総稼動時間を測定しているので、この方法によ
れば、ランプ交換用に専用のタイマーを設ける必要がな
く、コスト等の点で有利である。なお、ランプ交換毎に
稼動時間タイマーをリセットして、ランプ交換回数を記
憶することで、装置の稼動時間を検知可能にしてもよ
い。図示例の装置では、一例として、入力装置10の稼
動時間をランプの点灯時間として、所定時間稼動した時
点でランプ30が寿命であると判断する。
【0034】制御部76は、このようにしてランプ30
の寿命を検出すると、ディスプレイ78にランプ30の
交換を指示するメッセージ、および交換の要・不要を選
択するための表示をする。このメッセージ等は、所定時
間が経過した時点で表示してもよいが、操業中にランプ
の交換を行うのは作業性等の点で好ましくなく、また、
デジタルフォトプリンタによるプリントの生産性を低下
させる結果ともなるので、このメッセージは始業時もし
くは終業時に表示するのが好ましい。特に、通常の入力
装置は、装置の稼動終了時に終業点検を行うように構成
されているので、作業性や生産性等を考慮すると、この
終業点検の際に前記メッセージを表示するのが好まし
く、図示例の装置はこの構成を有する。
の寿命を検出すると、ディスプレイ78にランプ30の
交換を指示するメッセージ、および交換の要・不要を選
択するための表示をする。このメッセージ等は、所定時
間が経過した時点で表示してもよいが、操業中にランプ
の交換を行うのは作業性等の点で好ましくなく、また、
デジタルフォトプリンタによるプリントの生産性を低下
させる結果ともなるので、このメッセージは始業時もし
くは終業時に表示するのが好ましい。特に、通常の入力
装置は、装置の稼動終了時に終業点検を行うように構成
されているので、作業性や生産性等を考慮すると、この
終業点検の際に前記メッセージを表示するのが好まし
く、図示例の装置はこの構成を有する。
【0035】前述のように、本発明の入力装置10で
は、ランプ交換を指示するメッセージと共に、交換の要
・不要を選択するための表示をする。ユーザーはこの表
示を見て、ランプ30の交換の要・不要を判断して、キ
ーボード80やマウス82でいずれかを指示する。前述
のように、図示例の入力装置10では総稼動時間をラン
プ30の点灯時間と見なして寿命を検出するが、ランプ
30の寿命には個体差があり、また、保証時間は安全を
見込んで設定されているのが通常であるので、稼動(点
灯)時間が所定時間以上となっていても、場合によって
は、ランプ30はまだ寿命とはなっておらず、高精度な
画像読取を行える場合もある。また、照度等を計測する
態様であっても、これらの数値等が所定の状態以上に変
動しても、通常読み取るストリップスAに撮影された画
像の状態によっては、十分に高精度な読み取りを行うこ
とが可能である。本発明の入力装置10においては、装
置がランプ30の寿命を検出して交換の指示を出して
も、ユーザが交換の要・不要を判断して選択できるの
で、交換が不要であれば、ランプ30の交換サイクルを
より長くして、ランニングコストを低減することがで
き、また、ユーザはランプ30の交換が必要であること
は認識できるので、スケジュールに応じてランプ交換を
行うことができ、しかも、作業中等に不意にランプ30
が切れることも防止できるので、高効率で作業を行うこ
とができる。
は、ランプ交換を指示するメッセージと共に、交換の要
・不要を選択するための表示をする。ユーザーはこの表
示を見て、ランプ30の交換の要・不要を判断して、キ
ーボード80やマウス82でいずれかを指示する。前述
のように、図示例の入力装置10では総稼動時間をラン
プ30の点灯時間と見なして寿命を検出するが、ランプ
30の寿命には個体差があり、また、保証時間は安全を
見込んで設定されているのが通常であるので、稼動(点
灯)時間が所定時間以上となっていても、場合によって
は、ランプ30はまだ寿命とはなっておらず、高精度な
画像読取を行える場合もある。また、照度等を計測する
態様であっても、これらの数値等が所定の状態以上に変
動しても、通常読み取るストリップスAに撮影された画
像の状態によっては、十分に高精度な読み取りを行うこ
とが可能である。本発明の入力装置10においては、装
置がランプ30の寿命を検出して交換の指示を出して
も、ユーザが交換の要・不要を判断して選択できるの
で、交換が不要であれば、ランプ30の交換サイクルを
より長くして、ランニングコストを低減することがで
き、また、ユーザはランプ30の交換が必要であること
は認識できるので、スケジュールに応じてランプ交換を
行うことができ、しかも、作業中等に不意にランプ30
が切れることも防止できるので、高効率で作業を行うこ
とができる。
【0036】ユーザがランプ30の交換は不要であると
判断して、マウス82等でその旨を入力すると、ランプ
交換に関するメッセージは消え、入力装置10は終業点
検のモードに入り、あるいは通常の操業状態に入る。な
お、交換が不要であると判断した場合には、ランプ交換
のメッセージは所定のタイミングで連続して表示するよ
うに構成するのが好ましい。例えば、終業点検の際にラ
ンプ交換のメッセージを表示する装置であれば終業点検
を行う毎に、あるいは不要を選択した後にランプ30を
所定時間点灯した後に、ランプ交換のメッセージを表示
して交換の要・不要を選択するように構成する。これに
より、ユーザーがランプ30が寿命であることを忘れて
操業中に突然ランプが切れる等、各種のトラブルをより
確実に防ぐことができる。
判断して、マウス82等でその旨を入力すると、ランプ
交換に関するメッセージは消え、入力装置10は終業点
検のモードに入り、あるいは通常の操業状態に入る。な
お、交換が不要であると判断した場合には、ランプ交換
のメッセージは所定のタイミングで連続して表示するよ
うに構成するのが好ましい。例えば、終業点検の際にラ
ンプ交換のメッセージを表示する装置であれば終業点検
を行う毎に、あるいは不要を選択した後にランプ30を
所定時間点灯した後に、ランプ交換のメッセージを表示
して交換の要・不要を選択するように構成する。これに
より、ユーザーがランプ30が寿命であることを忘れて
操業中に突然ランプが切れる等、各種のトラブルをより
確実に防ぐことができる。
【0037】一方、ユーザがランプ30の交換を行うこ
とを選択した場合は、入力装置10はランプ交換のモー
ドに入り、制御装置14は、ディスプレイ78にランプ
交換の作業手順を順次指示する。なお、ランプ交換のモ
ードには、操業中であっても必要に応じて入れるように
なっているのはもちろんである。ランプ交換のモードに
入ると、制御装置14は、ランプ30が点灯していれば
消灯し、安全な温度になるまでランプ30を含む光源部
20が冷却され、冷却が終了した時点でランプ交換作業
を開始してもよい旨のメッセージを出す。なお、冷却は
光源部20が有しているファン等によって行われる。光
源部20が冷却されたことの判断は、ランプ30を消灯
した後、経験的に得られた所定時間が経過することによ
って冷却が終了したと判断してメッセージを出してもよ
く、あるいは、光源部20に温度測定手段を配置して実
際に温度を計測してもよい。なお、消灯後に所定時間を
経過したことによって冷却終了を判断する態様では、ラ
ンプ交換のモードに入った時点でランプ30が消灯する
場合には、そこから所定時間の冷却を行い、ランプ交換
のモードに入る以前にランプ30が消灯していれば、そ
の時間も加味して冷却時間を設定する。
とを選択した場合は、入力装置10はランプ交換のモー
ドに入り、制御装置14は、ディスプレイ78にランプ
交換の作業手順を順次指示する。なお、ランプ交換のモ
ードには、操業中であっても必要に応じて入れるように
なっているのはもちろんである。ランプ交換のモードに
入ると、制御装置14は、ランプ30が点灯していれば
消灯し、安全な温度になるまでランプ30を含む光源部
20が冷却され、冷却が終了した時点でランプ交換作業
を開始してもよい旨のメッセージを出す。なお、冷却は
光源部20が有しているファン等によって行われる。光
源部20が冷却されたことの判断は、ランプ30を消灯
した後、経験的に得られた所定時間が経過することによ
って冷却が終了したと判断してメッセージを出してもよ
く、あるいは、光源部20に温度測定手段を配置して実
際に温度を計測してもよい。なお、消灯後に所定時間を
経過したことによって冷却終了を判断する態様では、ラ
ンプ交換のモードに入った時点でランプ30が消灯する
場合には、そこから所定時間の冷却を行い、ランプ交換
のモードに入る以前にランプ30が消灯していれば、そ
の時間も加味して冷却時間を設定する。
【0038】制御装置14は、作業開始のメッセージを
出した後は、ランプ交換の作業手順を、順次ディスプレ
イ78に表示する。まず、ディスプレイ78には扉12
を開放してランプ30を交換する指示が表示される。ラ
ンプ30の交換は、バルブのみの交換であってもよく、
リフレクタ等を含めたユニット的な交換であってもよ
い。なお、前記冷却が終了する前に扉12が開放された
場合に、警告音等を発するように構成してもよい。ラン
プ30の交換が終了すると、ディスプレイ78には扉1
2を閉塞する指示が表示され、扉12が閉塞されると、
制御装置14はランプ30を点灯して、次いで、ディス
プレイ78に、ランプ30の位置調整を行う指示を表示
する。なお、ランプ30の点灯は、ディスプレイ78に
よる指示によってユーザがスイッチを入れて行うもので
あってもよい。
出した後は、ランプ交換の作業手順を、順次ディスプレ
イ78に表示する。まず、ディスプレイ78には扉12
を開放してランプ30を交換する指示が表示される。ラ
ンプ30の交換は、バルブのみの交換であってもよく、
リフレクタ等を含めたユニット的な交換であってもよ
い。なお、前記冷却が終了する前に扉12が開放された
場合に、警告音等を発するように構成してもよい。ラン
プ30の交換が終了すると、ディスプレイ78には扉1
2を閉塞する指示が表示され、扉12が閉塞されると、
制御装置14はランプ30を点灯して、次いで、ディス
プレイ78に、ランプ30の位置調整を行う指示を表示
する。なお、ランプ30の点灯は、ディスプレイ78に
よる指示によってユーザがスイッチを入れて行うもので
あってもよい。
【0039】周知のように、ランプ30の光量分布には
個体差があり、ランプソケット取付足に対し発光体であ
るフィラメントの位置にばらつきがあるため、ランプ交
換時にランプをソケットに差し込むだけでは、中心を光
軸Lに合わせても、必ずしも最良の位置であるとは限ら
ない。そのため、ランプ30のフィラメント位置を最適
位置にするように調整を行う。前述のように、ランプ3
0はx−yステージに保持されており、これによりラン
プの位置調整を行う。ここで、調整方法には特に限定は
なく、例えば、ランプ30を点灯して原稿のない状態の
画像をディスプレイ78に表示し、ユーザがディスプレ
イ78を見ながらランプ30の位置を移動して、最も光
量ムラがない状態になった位置を最適位置とする方法
や、ランプ30の位置を移動して光軸L上の光量が最も
明るくなる位置をユーザあるいは制御装置14が判断し
て、そこを最適位置にする方法等が例示される。
個体差があり、ランプソケット取付足に対し発光体であ
るフィラメントの位置にばらつきがあるため、ランプ交
換時にランプをソケットに差し込むだけでは、中心を光
軸Lに合わせても、必ずしも最良の位置であるとは限ら
ない。そのため、ランプ30のフィラメント位置を最適
位置にするように調整を行う。前述のように、ランプ3
0はx−yステージに保持されており、これによりラン
プの位置調整を行う。ここで、調整方法には特に限定は
なく、例えば、ランプ30を点灯して原稿のない状態の
画像をディスプレイ78に表示し、ユーザがディスプレ
イ78を見ながらランプ30の位置を移動して、最も光
量ムラがない状態になった位置を最適位置とする方法
や、ランプ30の位置を移動して光軸L上の光量が最も
明るくなる位置をユーザあるいは制御装置14が判断し
て、そこを最適位置にする方法等が例示される。
【0040】ランプ30の位置調整が終了すると、制御
装置14が新しいランプ30に応じて光量制御テーブル
を更新して、ランプの交換作業が終了し、図示例のよう
に、ランプ交換の指示が終業点検の際に出る入力装置1
0であれば、例えば、装置は終業点検のモードに入る。
なお、ランプ30位置調整の終了は、ユーザーによる終
了指示あるいは制御装置14による判断によって検知さ
れる。また、光量制御テーブルの更新は、絞り26を段
階的にあるいは連続的に変更して、その際の光量変化を
検出する、通常の方法によればよい。
装置14が新しいランプ30に応じて光量制御テーブル
を更新して、ランプの交換作業が終了し、図示例のよう
に、ランプ交換の指示が終業点検の際に出る入力装置1
0であれば、例えば、装置は終業点検のモードに入る。
なお、ランプ30位置調整の終了は、ユーザーによる終
了指示あるいは制御装置14による判断によって検知さ
れる。また、光量制御テーブルの更新は、絞り26を段
階的にあるいは連続的に変更して、その際の光量変化を
検出する、通常の方法によればよい。
【0041】このような本発明の入力装置10によれ
ば、常に良好な状態のランプ30で画像読取を行うこと
ができ、かつ突然のランプ切れも防止できるので、作業
効率を向上して、高精度の画像読取を安定して行い高画
質な出力画像を安定して得ることができる上に、ユーザ
の判断等も加味して、不要なランプの交換も避けること
ができ、ランニングコストも低減することができる。ま
た、ランプ30の交換を行う際には、十分に冷却して安
全な状態で作業を行うことができ、かつ作業も間違いな
く行うことができる。従って、このような本発明は、特
に、高光量のランプを用いる必要があるフォトプリンタ
の入力装置等において優れた効果を発揮する。
ば、常に良好な状態のランプ30で画像読取を行うこと
ができ、かつ突然のランプ切れも防止できるので、作業
効率を向上して、高精度の画像読取を安定して行い高画
質な出力画像を安定して得ることができる上に、ユーザ
の判断等も加味して、不要なランプの交換も避けること
ができ、ランニングコストも低減することができる。ま
た、ランプ30の交換を行う際には、十分に冷却して安
全な状態で作業を行うことができ、かつ作業も間違いな
く行うことができる。従って、このような本発明は、特
に、高光量のランプを用いる必要があるフォトプリンタ
の入力装置等において優れた効果を発揮する。
【0042】以上、本発明の画像入力装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
画像入力装置によれば、不要なランプ交換を防止すると
共に、寿命によるランプの光量変動等が起きない状態
で、適正なタイミングでランプの交換を行うことがで
き、高精度な画像読取を安定して行って高画質な出力画
像を安定して得ることができ、しかも、ランプの交換を
行う際には、安全に、かつ手際良く交換を行うことが可
能である。
画像入力装置によれば、不要なランプ交換を防止すると
共に、寿命によるランプの光量変動等が起きない状態
で、適正なタイミングでランプの交換を行うことがで
き、高精度な画像読取を安定して行って高画質な出力画
像を安定して得ることができ、しかも、ランプの交換を
行う際には、安全に、かつ手際良く交換を行うことが可
能である。
【図1】本発明の画像入力装置の一例の概略斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示される画像入力装置の光源部の概略斜
視図である。
視図である。
【図3】(a)および(b)は、図1に示される画像入
力装置のキャリア交換の作用を示す概略斜視図である。
力装置のキャリア交換の作用を示す概略斜視図である。
【図4】図1に示される画像入力装置におけるランプ交
換の作業を示すフローチャートである。
換の作業を示すフローチャートである。
10 (画像)入力装置 12 扉 14 制御装置 18 光学フレーム 20 光源部 22 キャリアベース 24 結像部 26 イメージセンサ 28 フィルムキャリア 30 光源 32 絞り 34 色フィルタ板 36 拡散ボックス 38 開口 40,42 案内レール 44,46 溝 48 本体 50 案内溝 52 搬送手段 54 フィルム圧着ユニット 56 画面検出センサ 58 圧着部材 60 軸 62 定盤 64 レンズユニット 66 焦点調整モータ 68 ズームレンズ部 70 焦点調整レンズ部 72 画像処理手段 74 焦点調整手段 76 制御部 78 ディスプレイ 80 キーボード 82 マウス
Claims (3)
- 【請求項1】光源から射出される読取光を原稿に照射し
て、原稿画像を担持する光を得、この原稿画像を担持す
る光を撮像素子に結像することによって、原稿画像を読
み取る画像入力装置であって、 前記光源の寿命を検出し、それを表示する手段と、前記
光源寿命の表示に応じて光源交換を行うあるいは行わな
いを選択する手段と、光源交換を行うことが選択された
際に光源が冷却したことを検出してそれを報知する手段
と、前記光源の冷却が終了した後に光源交換の手順を指
示する手段とを有することを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像入力装置において、
さらに、光源位置調整手段と、光源からの光量を判断す
る装置と、設定された光源の位置における光量データに
基づき更新される光量制御テーブルとを有する画像入力
装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の画像入力装置において、
さらに、光源位置調整時に、画像照射面における光量の
分布を2次元情報として表示するモニタを有する画像入
力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287346A JPH09130547A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287346A JPH09130547A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130547A true JPH09130547A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17716188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7287346A Withdrawn JPH09130547A (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09130547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060857A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nisca Corp | 画像読取装置 |
-
1995
- 1995-11-06 JP JP7287346A patent/JPH09130547A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060857A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nisca Corp | 画像読取装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |