JPH09130087A - 部品供給方法およびその装置 - Google Patents

部品供給方法およびその装置

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JPH09130087A
JPH09130087A JP7286967A JP28696795A JPH09130087A JP H09130087 A JPH09130087 A JP H09130087A JP 7286967 A JP7286967 A JP 7286967A JP 28696795 A JP28696795 A JP 28696795A JP H09130087 A JPH09130087 A JP H09130087A
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air
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cassette
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JP7286967A
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Kazuyuki Nakano
和幸 中野
Shigeki Imafuku
茂樹 今福
Takashi Ando
孝 安藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーにて部品の整列、供給を行う部品供給
カセットから、部品を迅速かつ確実に安定して供給でき
るようにする。 【解決手段】 部品給送カセットBを用いて部品102
を供給する際、部品供給の開始に先立って、部品供給カ
セットBにエアーを予備的に供給して部品102を整列
状態にて部品給送路113の最終位置114まで予め送
り着けておき、部品102の供給のために限られた一定
の時間だけエアーを供給するのでは、部品102を部品
給送路113の最終位置114まで確実に送り着けられ
ないような場合でも、部品102を予め整列状態で送り
着け、部品供給のためのエアーの供給にて、部品102
を迅速かつ確実に安定して供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品供給方法および
その装置に関し、例えば、電子回路基板に実装される微
細な電子部品等の各種の部品を、エアーにて攪乱させな
がら部品給送路へ送り出しこれを整列状態にしながらエ
アーにて部品給送路の最終位置まで送り着ける部品供給
カセットを用い、部品を実装機に供給して電子回路基板
に部品が実装されるようにすると云った各種の用途に利
用される部品供給方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品を電子回路基板に実装するよう
な場合、多数の電子部品を高速で供給することが要求さ
れている。
【0003】このため従来、電子部品、特に微細な電子
部品多数を高速度で供給する一方法として、一方向に配
列されかつ一面側に開放された多数の部品収納部内に部
品を収納した収納テープに被覆テープを貼り合わせて形
成した、いわゆるテーピング部品として微細な部品を取
扱い、このテーピング部品を一定ピッチずつ送り出しな
がら、部品供給位置で被覆テープを剥がして各部品収納
部を開放し、収納している部品が吸着ノズル等によって
取出され使用されるようにしている。
【0004】一方、これに代わる簡易な方法として、微
細な電子部品等の各種の部品を、エアーにて攪乱させな
がら部品給送路へ送り出しこれを一列状態にしながらエ
アーにて部品給送路の最終位置まで送り着ける部品供給
カセットを用いた部品供給装置も知られている。
【0005】本発明の実施の形態を示す図1を参照して
この種の部品供給カセットBにつき説明すると、部品1
02をバラ状で収容したバルクカセット112が攪乱室
111の後部に着脱できるように装着され、バルクカセ
ット112から攪乱室111に部品102が補給され
る。攪乱室111内ではエアーの供給によって部品10
2を攪乱させて、所定の向きとなった部品102を攪乱
室111に続く部品給送路113に送り出し、この部品
給送路113にて整列させる。部品給送路113にもエ
アーが供給されて部品給送路113に送り出される部品
を整列状態にて部品給送路113の最終位置114まで
送り着けて対象作業機である実装機Aに対し供給する。
実装機Aは例えば自身に備える部品装着ヘッドの吸着ノ
ズル105によって前記供給される部品102を吸着し
てピックアップし、例えば回路基板の所定の位置に装着
する。
【0006】このような部品供給カセットBは、部品の
給送機構が合理的かつ簡素なため微細な電子部品を取り
扱うのに好都合であり、コストやメンテナンスの面で有
利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、部品供給カセ
ットBは部品切れによるバルクカセット112の交換、
あるいは品種替えによる部品供給カセットBの交換と云
ったときに、部品供給カセットBは部品供給がまだ一度
も行われていない状態であることが多い。
【0008】したがって、部品給送路113に部品が整
列していないので、部品供給カセットBが実装機Aによ
る作業位置での実装機Aと内向する部品供給位置に位置
してから部品供給のためにエアーを供給するのでは、部
品102が部品給送路113に整列し最終位置114ま
で送り着けられるのに時間が掛かる。このような時間は
実装機Aの作業サイクルを狂わせ、高速化の妨げにな
る。
【0009】また、近時の実装機Aには部品102を所
定の回数吸着できないときに部品切れと判断し対処する
ものがあり、前記のように部品の到着が遅れているだけ
であるのに部品切れと判断してしまうと、部品補給のた
めの休止や補給動作が無駄に行われるので問題である。
部品の到着の遅れや不良は部品の種類や大きさ、形状に
対してエアー圧が不足していることによっても生じる。
【0010】部品供給カセットBは本発明の実施の形態
を示す図3に見られるように移動台121に複数並べて
装備し、実装機Aによる作業位置としての基板の生産位
置にて、その時々に必要な部品を収容している部品供給
カセットBが実装機Aに対向する部品供給位置に移動さ
れる。いわゆる頭出しである。
【0011】しかし、部品供給カセットBの部品給送路
113は図1に見られるように、後部の攪乱室111か
ら前方へ延び、先端部では本発明の実施の形態を示す図
2の(a)に見られるように平面上で湾曲して最終位置
114が部品供給カセットBの一側に直角に向く状態に
なっている。
【0012】このため、前記頭出しにより部品供給カセ
ットBは幅方向に移動されるときの移動が、図2の
(a)に示す矢印Cの方向であると、部品給送路113
の最終位置114まで送り着けられていた部品102で
も部品供給カセットBの移動時の慣性によって、最終位
置114から部品給送路113の上流側に少し戻ってし
まうことがある。これも、部品供給の遅れや不良となっ
て問題になることがある。
【0013】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、部品を迅速かつ確実に安定して供給
できる部品供給装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の部品供
給方法は、部品をエアーにて攪乱させながら部品給送路
へ送り出しこれを整列状態にしながらエアーにて部品給
送路の最終位置まで送り着ける部品給送カセットを用い
て部品を対象作業機に供給する際、部品供給を開始する
のに先立って、部品供給カセットにエアーを予備的に供
給して部品を整列状態にて部品給送路の最終位置にまで
予め送り着けておくことを特徴とするものであり、前記
の部品供給カセットにエアーを供給して、部品をエアー
にて攪乱させながら部品給送路へ送り出しこを整列状態
にしながらエアーにて部品給送路の最終位置まで送り着
け、対象作業機に部品を供給する際に、部品の供給のた
めに限られた一定の時間だけエアーを供給するのでは、
部品切れや部品の品種替え等によって部品供給カセット
での部品の供給が初めての場合は、部品を供給し終える
までの時間が長く掛かるし、初めての部品供給でなくて
も部品供給カセットが部品供給位置に移動されるときに
部品給送路の最終位置まで送り着けられていた部品が慣
性により少し戻ってしまうことがあって、部品を部品給
送路の最終位置まで確実に送り着けられないような場合
でも、前記部品の供給の開始に先立って、部品供給カセ
ットにエアーを予備的に供給することにより、予め部品
を部品給送路の最終位置まで予め送り着けるとともにこ
れに後続の部品を整列させておくので、この状態で部品
供給が開始されて部品供給のためのエアーの供給が行わ
れると、部品給送路の最終位置に予め送り着けている部
品をこの最終位置にさらに確実に送り着けて保持し、か
つこれに後続の部品を確実に整列させた状態とすること
になり、部品を迅速かつ確実に安定して供給することが
できる。
【0015】請求項2の発明の部品供給方法は、請求項
1の発明においてさらに、エアーの予備供給を、選択使
用される部品供給カセットにつき必要に応じて行うもの
であり、エアーの予備供給を無駄に行わずに、部品切れ
により部品が新しく補給された、あるいは部品の種類替
えにより交換された、あるいは部品の供給が不安定な、
特定の部品供給カセットについてだけ行って、部品の迅
速かつ確実で安定した供給を保証することができる。
【0016】請求項3の発明の部品供給方法は、請求項
1、2の発明のいずれか1つにおいてさらに、エアーの
予備供給を、部品供給カセットが待機位置から対象作業
機による作業位置に移動される途中にて行うものであ
り、作業位置での部品供給のサイクルに余分な時間を採
ることなしにエアーの予備供給を行えるので、エアーの
必要かつ十分な予備供給によってどんな場合でも部品を
部品給送路の最終位置まで確実に送り着け、かつ後続部
品を確実に整列状態にしておくことができ、部品の品種
替えによって複数の部品供給カセット全数につきエアー
の予備供給を行うような場合に有利である。
【0017】請求項4の発明の部品供給方法は、請求項
1、2の発明のいずれか1つにおいてさらに、エアーの
予備供給を、対象作業機による作業位置にある部品供給
カセットについて行うものであり、部品供給カセットが
作業位置に移動された後で、しかも作業位置にて部品の
供給が開始される前にエアーを予備供給して、作業位置
に移動された部品供給カセットの部品が、部品供給カセ
ットの移動の際の慣性によって部品給送路の最終位置か
ら戻っているような場合、あるいはエアーの供給による
部品給送機能のバラツキによって部品が最終位置に届い
ていないような部品の給送不良があるような場合にも、
部品を最終位置まで予備的に確実に送り着け、かつ後続
の部品を確実に整列させることができ、部品供給時に部
品の送り着け不良が生じているような場合に有効であ
る。
【0018】請求項5の発明の部品供給装置は、部品を
エアーにて攪乱させながら部品給送路へ送り出しこれを
整列状態にしながらエアーにて部品給送路の最終位置ま
で送り着けて対象作業機に供給する部品給送カセット
と、この部品供給カセットを待機位置にて装備し、対象
作業機による作業位置との間で移動する移動台と、この
移動台を移動させる駆動機構と、作業位置にある移動台
上の部品供給カセットにエアーを供給するエアー供給手
段と、待機位置と作業位置との間の中間位置で移動台上
の部品供給カセットにエアーを供給する予備エアー供給
手段と、エアー供給手段および予備エアー供給手段を適
時に働かせる制御手段とを備えたことを特徴とするもの
であり、移動台に待機位置で部品供給カセットを装備
し、これが対象作業機による作業位置に移動したとき、
制御手段がエアー供給手段を働かせて、対象作業機と対
向する部品供給位置となる部品供給カセットにエアーを
供給することにより、従来通りに部品給送路の最終位置
まで部品を送り着けるとともに後続の部品を整列状態と
し、最終位置まで送り着けた部品を対象作業機に供給す
ることができる。
【0019】特に、移動台が待機位置と作業位置との間
の中間位置にあるときに、制御手段が予備エアー供給手
段を働かせることによって部品供給カセットにエアーを
予備供給することができ、請求項3の発明の部品供給方
法を自動的に達成することができる。
【0020】また、制御手段がエアー供給手段を必要に
応じて、作業位置での部品の供給の開始にに先立って予
備的に働かせることもでき、請求項4の発明の部品供給
方法を自動的に達成することができる。
【0021】請求項6の発明の部品供給装置は、請求項
5の発明においてさらに、エアー供給源からのエアー供
給路にエアー圧を調整するエアー圧調整手段を有したも
のであり、エアー供給源から供給されるエアー圧に変動
や違いがあっても、エアー圧調整手段により部品の種類
や大きさ、形状に応じた所定圧に制御して、部品に最適
なエアー圧を保ち、エアーの供給による部品の供給をさ
らに安定に行わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態としての
部品供給方法およびその装置につき、図1〜図9を参照
しながら説明する。
【0023】本実施の形態は図3に示すように電子部品
を部品供給カセットBによって実装機Aに供給して電子
回路基板を生産する場合について示している。部品供給
カセットBは、図1の(a)、図2の(a)に示すよう
に部品102をエアー1aにて攪乱させる攪乱室111
と、攪乱室111の前方へ繋がり攪乱される部品102
の所定の向きのものを送り込まれてこれを整列状態にし
ながらエアー1bにて部品給送路113の最終位置11
4まで送り着ける部品給送路113とを備え、実装機A
による生産位置にてエアー供給手段4と接続されて攪乱
室111および部品給送路113にエアー1a、1bが
吹き出される。
【0024】これによって、攪乱室111内で部品10
2をエアー1aにて攪乱させながら、所定の向きの部品
102を部品給送路113に送出し、これを部品給送路
113にて一列状態にしながらエアー1bにて前記最終
位置114まで送り着け、吸着ノズル105によるピッ
クアップに供して使用されるようにすることができる。
攪乱室111には例えば図1の(a)、図2の(a)に
示すようにバルクカセット112が着脱できるように接
続され部品102の補給を受ける。
【0025】バルクカセット112は図1の(a)、図
2の(c)に示すように口部112aが、装置本体11
8の攪乱室111の後部に形成しているアリ溝部119
に上方から着脱できるように嵌め付けられて攪乱室11
1に図2の(c)に示すように通じ、このときの自身の
傾斜姿勢によって、あるいは図示しない倒立姿勢によっ
て、収容している部品102を攪乱室111内に自然に
流入させて補給する。
【0026】攪乱室111はどのような形状とすること
もできるが、バルクカセット112が接続される後部側
から部品給送路113が繋がる前方側に向け大きさが順
次に数段回に小さくなるように形成され、攪乱される部
品102を、大きな後部攪乱室111aから中間攪乱室
111bを経て小さな攪乱室111cへと捌きながら部
品数を少量化してゆき、最小の攪乱室111cから部品
給送路113へスムーズに送り出されるようにしてい
る。
【0027】通常、攪乱室111へのエアー通路121
aは、攪乱室111の各大きさの攪乱室111a〜11
1cに対応する底面にやや後ろ向きに斜め上方に向けエ
アー1aを吹き上げるように図1に示すように設けられ
るが、本実施の形態ではさらに、攪乱室111の部品給
送路113が開口している前壁部分111dの上部に後
方に向け開口した補助通路121cを形成してある。
【0028】これにより、攪乱室111内の部品102
は底面に開口するエアー通路121aからの斜め後方へ
の吹き上げエアーによって従来通りに攪乱されるのに加
え、この吹き上げエアーが従来及ばなかった攪乱室11
1の部品給送路113が開口している前壁部分111d
の上部に、前壁部分111dに後方に向け開口した補助
通路121cからのエアー1cの吹出しを行って、この
部分に滞留しようとする部品102を十分に攪乱して拡
散させるので、所定の向きとなって部品給送路113に
送り出される確率を増大させるとともに、この部分に部
品102が滞留して部品給送路113への部品102の
送り出しを妨げたり、詰まりを起こしてしまうようなこ
とを回避し、部品102を従来よりも迅速に安定して供
給することができる。
【0029】また図2の(b)に示すように、部品給送
路113の底面113a〜113cおよび天面113d
のうちの少なくとも一方の幅方向中央位置に、図2に示
すような部品給送路113の通路幅よりも小さな幅のエ
アー溝113eを最終位置114まで形成してある。
【0030】このように、部品給送路113の底面11
3aおよび天面113dのうちの少なくとも一方の幅方
向中央位置に、最終位置114まで達するようにした部
品給送路113の通路幅よりも小さな幅で部品102が
入り込みようのないエアー溝113eがあると、この溝
113e内を部品給送路113に吹き出されて部品10
2を最終位置114まで送り着けるエアー1bが最終位
置114まで通り抜けながら、部品給送路113内を最
終位置114まで送り着けられようとする部品102に
接して随伴させようとすることにより、部品給送路11
3内の部品102の最終位置114への移動をさらにス
ムーズにし、かつ最終位置114への送り着けを着実に
達成させやすく、部品102を迅速に安定して供給する
のに役立つ。底面113aおよび天面113dの双方に
エアー溝113eを形成するとより好都合である。
【0031】また、エアー供給手段4は、図1の(a)
に示すように装置本体118に設けた共通した基本通路
121から攪乱室111にエアー1a、1cを供給する
攪乱室側エアー通路121aおよび補助通路121c
と、部品給送路113にエアー1bを供給する部品給送
路側通路121bとに装置本体118内で分岐して、攪
乱室111および部品給送路113にエアーを供給する
ようにしてあり、複数各部にエアー1a〜1cを供給す
るにもそのために必要な配管構造が、装置本体118に
穿孔や刻設等した孔や溝を利用して簡易に形成すること
ができ、コストの低減を図れる。溝を利用する場合はこ
れにシール材を介して蓋を施すことにより密閉通路とし
て利用できるようになる。
【0032】さらに、部品給送路113の最終位置11
4にて上方に開放される部分には、図1の(a)、図2
の(a)に示すような従来通りのシャッタ115が設け
られ、前記上方開放部を開閉するようにしているが、こ
のシャッタ115は特に部品取出し時期を除く少なくと
もエアー供給時には閉じられるように、図1に示す制御
装置122により制御する。
【0033】これによって、部品取り出し時以外の部品
102の不用意な飛びだしや姿勢および位置が変化する
のを防止するものであるが、特にエアー供給時にシャッ
タ115が開いていて最終位置114に送り着けた部品
102を供給エアーによって飛び出させたり、姿勢や位
置が変化したりするようなことを防止することができ、
前記エアー溝113eを設けたことによりエアーの部品
102への影響が強くなることにも十分に対応すること
ができ、部品102を迅速に安定して供給するのに役立
つ。
【0034】このような部品供給カセットBを用いて実
装機Aに部品を供給する部品供給装置としては、図3に
示すように部品供給カセットBを待機位置Dにて装備
し、対象とする実装機Aによる作業位置としての生産位
置Eとの間で移動する移動台101と、ネジ軸とこれに
回転軸が螺合するサーボモータ等よりなる移動台101
を移動させるための駆動機構100とを備えるととも
に、前記エアー供給手段4を生産位置Eに設け、ここに
位置する移動台101上の複数の部品供給カセットBの
うちの実装機Aに対向する部品供給位置にあるもののエ
アー供給口121gと接続状態となって、その部品供給
カセットBにエアーを供給できるようになっている。
【0035】また、待機位置Dと生産位置Eとの間の中
間位置Fには別の予備エアー供給手段123が設けら
れ、この中間位置Fにある移動台101上の部品供給カ
セットBのうちの対向するもののエアー供給口121g
と接続状態となって、その部品供給カセットBにエアー
を予備的に供給できるようにしてある。
【0036】駆動機構100は、移動台101を前記待
機位置Dと生産位置Eとの間で移動させるほか、生産位
置Eでは移動台101を移動させてこれが装備している
部品供給カセットBのうちの所定のものが実装機Aと対
向する部品供給位置に位置するように移動させる。また
中間位置Fでも移動台101を移動させてこれが装備し
ている部品供給カセットBのうちの所定のものが予備エ
アー供給手段123と対向するように移動させる。
【0037】移動台101は待機位置Dで必要数の部品
供給カセットBを装備し、または、必要なものと交換
し、またはバルクカセット112を交換することができ
る。これにより必要な部品を収容した部品供給カセット
Bを移動台101に装備し、これを実装機Aによる生産
位置Eに移動させて、実装機Aと対向させて部品供給位
置にある部品供給カセットBにエアー供給手段4からエ
アーを供給することにより、部品給送路113の最終位
置114まで部品102を送り着けるとともに後続の部
品102を整列状態とし、従来通りに最終位置114の
部品102を実装機Aに供給することができる。
【0038】実装機Aは供給される部品102を部品装
着ヘッド124に装備した吸着ノズル105によって吸
着してピックアップし、実装機Aに位置決めされている
図示しない電子回路基板の所定位置に装着する。なお、
実装機Aは電子回路基板に電子部品を装着するものに限
られない。組み立て作業やその他の部品を用いる各種の
作業を行うものであればよい。
【0039】ここで本実施の形態では特に、部品給送カ
セットBを用いて部品102を対象作業機である実装機
Aに供給する際、部品供給を開始するのに先立って、部
品供給カセットBに予備エアー供給手段123やエアー
供給手段4によってエアーを予備的に供給して部品を整
列状態にて部品給送路の最終位置にまで予め送り着けて
おくようにする。
【0040】部品切れや部品の品種替え等によって部品
供給カセットBでの部品の供給が初めての場合は、部品
102を供給し終えるまでの時間が長く掛かるし、初め
ての部品供給でなくても部品供給カセットBが生産位置
Eに移動されるときに部品給送路113の最終位置11
4まで送り着けられていた部品102が慣性により少し
戻ってしまっていたり、エアーによる部品102の給送
が不安定で最終位置114まで送り着けられていない給
送不良があったりして、部品の供給開始に際して初めて
部品102の供給のために限られた一定の時間だけエア
ーを供給するのでは、部品102を部品給送路113の
最終位置114まで確実に送り着けられないような場合
でも、前記部品の供給を開始するのに先立って、部品供
給カセットBにエアーを予備的に供給することにより、
部品供給のための作業サイクルに余分な時間を採ること
なしに、部品102を部品給送路113の最終位置11
4まで予め送り着けるとともにこれに後続の部品102
を整列させておくので、おくので、この状態で部品供給
が開始されて部品供給のためのエアーの供給が行われる
と、部品給送路113の最終位置114に予め送り着け
ている部品102をこの最終位置114にさらに確実に
送り着けて保持し、かつこれに後続の部品102を確実
に整列させた状態とすることになり、部品102を迅速
かつ確実に安定して供給することができる。
【0041】エアーの予備供給を、選択使用される部品
供給カセットBにつき必要に応じて行うと、エアーの予
備供給を無駄に行わずに、部品切れにより部品102が
新しく補給された、あるいは部品102の種類替えによ
り交換された、あるいは部品102の供給が不安定な、
特定の部品供給カセットBについてだけ行って、部品1
02の迅速かつ確実で安定した供給を達成することがで
きる。
【0042】しかも、エアーの予備供給を、部品供給カ
セットBが待機位置Dから実装機Aによる生産位置Eに
移動される途中の中間位置Fにて、予備エアー供給手段
123により行う場合は、生産位置Eでの部品供給のサ
イクルに余分な時間を採ることなしにエアーの予備供給
を行えるので、エアーの必要かつ十分な予備供給によっ
てどんな場合でも部品102を部品給送路113の最終
位置114まで確実に送り着け、かつ後続部品102を
確実に整列状態にしておくことができ、部品102の品
種替えによって複数の部品供給カセットBの全数につき
エアーの予備供給を行うような場合に有利である。
【0043】また、エアーの予備供給を、生産位置Eに
ある部品供給カセットBについてエアー供給手段4によ
って行うと、部品供給カセットBが生産位置Eに移動さ
れた後で、しかも生産位置Eにて部品の供給が開始され
る前にエアーを予備供給して、生産位置Eに移動された
部品供給カセットBの部品が、部品供給カセットBの移
動の際の慣性によって部品給送路113の最終位置11
4から戻っているような場合、あるいはエアーの供給に
よる部品給送機能のバラツキによって部品102が最終
位置に届いていないような部品102の給送不良がある
ような場合にも、部品102を最終位置まで予備的に確
実に送り着け、かつ後続の部品102を確実に整列させ
ることができ、部品供給時に部品102の送り着け不良
が生じているような場合に有効である。
【0044】エアー供給手段4および予備エアー供給手
段123は、エアー供給源としてのメインコンプレッサ
6からレギュレータ7、それぞれの電磁弁8、126お
よびエアー圧調整手段としてのそれぞれのエアー圧調整
器(電空ハイレグ:SMC社製)9、127を介して部
品供給装置Bにこれの装置本体118に備える1つの基
本通路121を通じてエアーを供給する。電磁弁8はエ
アー1a、1bの吹出しタイミングと吹出し時間を規制
し、エアー圧調整器9はエアー1a、1b吹出しのため
のエアー供給圧およびエアー量を設定通りに安定させ
る。また、電磁弁126は予備エアー供給手段123に
よるエアーの予備供給タイミッグとエアー供給時間を規
制し、エアー圧調整機127は予備エアー供給手段12
3により予備供給するエアー圧およびエアー量を設定通
りに安定させる。
【0045】したがってメインコンプレッサ6から供給
されるエアー圧に変動や違いがあっても、エアー圧調整
器9により所定量に制御して、部品102に最適なエア
ー圧、エアー量の条件を保ち、エアーの供給による部品
102の供給をさらに安定に行わせることができる。
【0046】このため、エアー圧調整器9、127は図
4に示すように電磁弁8、126から基本通路121、
123aへのエアー供給管路の途中に位置する電磁弁9
a、127aと、電磁弁9a、127aを境にした一次
エアーと二次エアーとの二次エアーの圧力を検出するセ
ンサ9b、127bと、これら電磁弁9a、127aお
よび圧力センサ9b、127bとが接続された制御回路
9c、127cとを有し、制御回路9c、127cは前
記制御装置122からの指令信号と、圧力センサ9b、
127bからの検出信号とを受け、圧力センサ9b、1
27bからの検出信号が制御装置122等からの指令信
号に対し大きいか、小さいかによって電磁弁9a、12
7bを供給側と排気側とに切換えることによって、一次
側のエアー圧が変動しても、二次側のエアー圧が一定と
なり、部品供給装置Bへの供給エアーの圧力および量が
設定通りに常に一定になるようにしている。これによ
り、部品供給装置Bでは電磁弁8の開閉によるエアーの
供給、供給停止の制御だけで、設定通りに部品102を
供給し、またその際の必要に応じた予備エアーの供給に
よる部品の供給の安定化を図ることができる。また、電
磁弁126の開閉によるエアーの供給、供給停止の制御
にて、中間位置Fにある移動台101上の部品供給カセ
ットBについての必要に応じたエアーの予備供給によ
り、部品102を予備的に部品給送路113の最終位置
114に送り着け、また後続の部品102を整列させて
おいて部品の供給の安定化を図ることができる。
【0047】また、図1の(a)に示すように作業機A
での部品実装動作と部品供給装置Bでの部品の供給動作
とが、図1の(b)に示すような0°〜360°を一周
期として互いに同期するように前記制御装置122で動
作制御する。制御装置122は電磁弁8をも同時に制御
する。
【0048】部品供給のための電磁弁8の制御は、前記
部品供給のためのエアー供給を図1の(b)に示すよう
に、最終位置114に送り付けた部品102が吸着ノズ
ル105等によって吸着し取り出される時点の前後G、
Hで行うように電磁弁8を開閉させるとともに、さらに
これら部品供給のためのエアー供給に先立つJの時点で
の予備的なエアー供給を必要に応じて行うように制御す
る。また、図3に示すように予備エアー供給手段123
へのエアー供給路の途中にエアー圧調整器9とともに設
けられる電磁弁126についても、必要な時点で予備的
なエアー供給を行うための開閉制御を行う。
【0049】以上のように、部品供給のためにG、Hの
時点、つまり図1の(b)に示す180°〜220°の
範囲の前後で、例えば12secと5secずつエアー
1a、1bの供給を行うように制御すると、部品取出し
時の部品102にエアー供給の影響がなく吸着ノズル1
05等によって確実に取り出されるようにしながら、エ
アー1a、1bの供給回数を多くして部品102の攪乱
による部品102の部品給送路113への送出し確率
と、部品給送路113に送り出された部品102の最終
位置114への送り着けの確度とを高めるのに併せ、部
品取出し時の部品102をこれの取り出し直前のエアー
供給によって部品給送路113の部品102を最終位置
114に確実かつ正確に送り着けた状態で即時に部品1
02が吸着ノズル105等によって適正な向きおよび位
置の関係で取り出されるようにするので、部品102を
従来よりも迅速に安定して供給することができる。
【0050】なお、従来は図1の(c)に示すように、
部品取り出し時点に対し本実施の形態の場合よりもさら
に前の時点となる140°〜170°の範囲のタイミン
グでエアー1a、1bを一回だけ15sec程度供給す
るようにしているので、本実施の形態の部品供給のため
のエアー共有と予備的なエアー供給による上記のような
作用効果は発揮できない。
【0051】制御装置122は図5に示すように、マイ
クロコンピュータ131と部品を電子回路に装着するた
めの各種機能や機器の動作を制御するための制御プログ
ラム132との組み合わせから構成されている。この制
御のために前記実装機Aの動作サイクルを制御するサイ
クルタイマ133から常にサイクル信号を受け、これを
基準に各種の制御の同期をとる。サイクルタイマ133
は実装機Aにおける部品装着ヘッド124のヘッド軸1
24aの位相を出力するアブソリュートエンコーダであ
る。
【0052】また、マイクロコンピュータ131には、
実装機Aの動作プログラムに格納されている供給する各
種の部品102に関した部品データ134と、動作制御
のデータであるNCプログラム135とからのデータに
よって、移動台101の移動情報と、供給する部品10
2の種類や形状、大きさの部品情報を受け、電磁弁8、
126やエアー圧調整器9、127を制御し、部品供給
のためのエアー供給と、これに先立った予備的なエアー
供給とのタイミングおよび供給時間を最適に設定し、ま
たエアー供給時のエアー圧を最適に設定する。NCプロ
グラム135は例えば図6に示すようなもので、Zのデ
ータは移動台101上にある部品供給カセットBのうち
の所定ものを次の部品供給のために部品供給位置に移動
させる方向を示し、1から2への変化は移動台101が
左へ移動することを意味し、2から1への変化は移動台
101が右へ移動することを意味する。
【0053】図7〜図9は以上のような制御の具体例を
示すフローチャートである。図では移動台101をZテ
ーブルとしている。図7は予備エアー供給手段123に
よりエアーを予備供給して部品102を部品給送路11
3の最終位置に位置させるいわゆる部品頭出しを行う場
合の具体例を示し、電源のON、あるいはNCプログラ
ムの変更があったことを判別すると、移動台101の上
の部品供給カセットBの全てにつき部品頭出しを行うよ
うに設定する。各部品供給カセットBにはZ番号が付さ
れ、このZ番号にて部品頭出しの要否、未、済の区別を
管理する。全数につき部品頭出しを行う場合は全Z番号
を指定する。
【0054】また部品切れが有ったことが判別される
と、部品切れが有った部品供給カセットBについてのZ
番号を指定する。
【0055】また、上記いずれの場合も判別されないと
きは部品頭出しが不要でありZ番号の指定は行わない。
【0056】Z番号の指定の後、部品頭出しを行う。ま
ず、中間位置FにてZテーブル上の部品供給カセットB
のZ番号を順次に読みだし、部品頭出しの必要な部品供
給カセットBかどうかを判別し、そうである部品供給カ
セットBについてだけその都度予備エアー供給手段12
3に対向する位置に移動させて、部品頭出しを行う。
【0057】このような操作が全部品供給カセットBに
ついて終了したとき、移動台101を生産位置Eに移動
させて部品102の供給を行い生産を開始する。
【0058】図8は生産位置EにてZテーブル上の各部
品供給カセットBが部品の供給を開始する前に部品頭出
しを行う場合の具体例を示している。前記生産開始によ
って部品の供給に使用するZ番号の部品供給カセットB
を実装機Aと対向する部品供給位置に移動させる。
【0059】この移動させた部品供給カセットBのZ番
号が部品頭出しの対象になっているかどうかを判別し、
そうであるときだけエアー供給手段4によってエアーを
予備供給して部品頭出しを行って後、部品頭出しを終え
た部品供給カセットBについてのZ番号を部品頭出し対
象から外す。これは次回の部品供給時以降部品頭出しを
行わない処理である。必要な場合は毎回行うこともでき
る。
【0060】このような処理を経てエアー供給手段4に
部品供給のためのエアー供給を実行し、部品供給位置に
ある部品供給カセットBによる部品の供給を行う。次い
で、実装機Aによる部品の供給を行い、生産の続行なら
以上の操作を繰り返し、必要なければ生産を終了する。
【0061】図9はエアーの供給タイミングや時間、お
よび圧力を設定するための制御の具体例を示している。
部品供給カセットBがバルクカセットを用いるものであ
ることを条件にプログラムを進行し、まず部品の形状を
判別する。角チップ部品の場合と、円筒部品である場合
とで、部品サイズに応じたエアー供給タイミングおよび
時間、圧力を個別に設定する。
【0062】そしてZテーブルの移動があるときだけ、
移動方向、移動量に応じて先に求めたタイミング、時
間、圧力を調整する。
【0063】次いで圧力調整器に圧力信号を出力し、指
定タイミングになると電磁バルブに設定時間の間オン信
号を出力し、エアーの供給を行う。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明の部品供給方法によれ
ば、部品供給カセットにエアーを供給して、部品を整列
状態で部品給送路の最終位置まで送り着けて供給するの
に、前記した種々な理由で部品の供給のために限られた
一定の時間だけエアーを供給するのでは、部品を部品給
送路の最終位置まで確実に送り着けられないような場合
でも、予め部品を部品給送路の最終位置に確実に送り着
けて保持し、かつこれに後続の部品を確実に整列させた
状態としておくことにより、部品を迅速かつ確実に安定
して供給することができる。
【0065】請求項2の発明の部品供給方法によれば、
エアーの予備供給を無駄に行わずに、部品切れにより部
品が新しく補給された、あるいは部品の種類替えにより
交換された、あるいは部品の供給が不安定な、特定の部
品供給カセットについてだけ行って、部品の迅速かつ確
実で安定した供給を達成することができる。
【0066】請求項3の発明の部品供給方法によれば、
作業位置での部品供給のサイクルに余分な時間を採るこ
となしにエアーの予備供給を行えるので、エアーの必要
かつ十分な予備供給によってどんな場合でも部品を部品
給送路の最終位置まで確実に送り着け、かつ後続部品を
確実に整列状態にしておくことができ、部品の品種替え
によって複数の部品供給カセット全数につきエアーの予
備供給を行うような場合に有利である。そして、請求項
5の発明の部品供給装置はこの方法を自動的に達成す
る。
【0067】請求項4の発明の部品供給方法によれば、
部品供給タイミングの直前にてエアーを予備供給して、
部品供給位置に移動された部品供給カセットの部品が、
部品供給カセットの移動の際の慣性によって部品給送路
の最終位置から戻っているような場合、あるいはエアー
の供給による部品給送機能のバラツキによって部品が最
終位置に届いていないような場合にも、部品を最終位置
まで予備的に確実に送り着け、かつ後続の部品を確実に
整列させることができ、部品供給時に部品の送り着け不
良が生じているような場合に有効である。そして、請求
項5の発明の部品供給装置はこの方法を自動的に達成す
ることができる。
【0068】請求項6の発明の部品供給装置によれば、
エアー供給源から供給されるエアー圧に変動や違いがあ
っても、エアー圧調整手段により所定量に制御して、部
品に最適なエアー供給条件を保ち、エアーの供給による
部品の供給をさらに安定に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての部品供給方法およ
びその装置に用いられる部品供給カセットを示す正面図
およびエアー供給タイミングの従来との比較タイムチャ
ートである。
【図2】図1の部品供給カセットの部分を示す平面図で
ある。
【図3】図1、図2の部品供給カセットを用いた部品供
給装置の模式図である。
【図4】図3の部品供給装置のエアー供給手段に用いら
れたエアー圧調整器の概略構成図である。
【図5】図3の部品供給装置の制御装置のブロック構成
図である。
【図6】NCプログラムの具体例を示す説明図である。
【図7】移動台の中間位置での部品供給カセットに対す
る予備エアー供給を、選択されたものについて行う場合
のフローチャートである。
【図8】移動台の生産位置での部品供給カセットに対す
る予備エアー供給を、選択されたものにつきて行う場合
のフローチャートである。
【図9】エアー供給のタイミング、時間、およびエアー
圧の設定を行うフローチャートである。
【符号の説明】
A 実装機 B 部品供給装置 D 待機位置 E 生産位置 F 中間位置 1a、1b、1c エアー 4 エアー供給手段 8、126 電磁弁 9、127 圧力調整器 100 駆動機構 101 移動台 102 部品 105 吸着ノズル 111 攪乱室 113 部品給送路 114 部品供給位置 122 制御装置 123 予備エアー供給手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品をエアーにて攪乱させながら部品給
    送路へ送り出しこれを整列状態にしながらエアーにて部
    品給送路の最終位置まで送り着ける部品給送カセットを
    用いて部品を対象作業機に供給する際、部品供給を開始
    するのに先立って、部品供給カセットにエアーを予備的
    に供給して部品を整列状態にて部品給送路の最終位置に
    まで予め送り着けておくことを特徴とする部品供給方
    法。
  2. 【請求項2】 エアーの予備供給は、選択使用される部
    品供給カセットにつき必要に応じて行う請求項1に記載
    の部品供給方法。
  3. 【請求項3】 エアーの予備供給は、部品供給カセット
    が待機位置から対象作業機による作業位置に移動される
    途中にて行う請求項1、2のいずれか一項に記載の部品
    供給方法。
  4. 【請求項4】 エアーの予備供給は、対象作業機による
    作業位置にある部品供給カセットについて行う請求項
    1、2のいずれか一項に記載の部品供給方法。
  5. 【請求項5】 部品をエアーにて攪乱させながら部品給
    送路へ送り出しこれを整列状態にしながらエアーにて部
    品給送路の最終位置まで送り着けて対象作業機に供給す
    る部品供給カセットと、この部品供給カセットを待機位
    置にて装備し、対象作業機による作業位置との間で移動
    する移動台と、この移動台を移動させる駆動機構と、作
    業位置にある移動台上の部品供給カセットにエアーを供
    給するエアー供給手段と、待機位置と作業位置との間の
    中間位置で移動台上の部品供給カセットにエアーを供給
    する予備エアー供給手段と、エアー供給手段および予備
    エアー供給手段を適時に働かせる制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする部品供給装置。
  6. 【請求項6】 エアー供給源からのエアー供給路にエア
    ー圧を調整するエアー圧調整手段を有している請求項5
    に記載の部品供給装置。
JP7286967A 1995-08-21 1995-11-06 部品供給方法およびその装置 Pending JPH09130087A (ja)

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JP7286967A JPH09130087A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 部品供給方法およびその装置
US08/698,736 US5853108A (en) 1995-08-21 1996-08-16 Parts feed apparatus and parts feed method
EP99115268A EP0951210B1 (en) 1995-08-21 1996-08-20 Parts feed apparatus
DE69637549T DE69637549D1 (de) 1995-08-21 1996-08-20 Vorrichtung zum Zuführen von Bauteilen
EP96113337A EP0762823B1 (en) 1995-08-21 1996-08-20 Parts feed apparatus and parts feed method
DE69610889T DE69610889T2 (de) 1995-08-21 1996-08-20 Vorrichtung zum Zuführen von Bauteilen und Verfahren zum Zuführen von Bauteilen

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