JP2008004677A - 表面実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクルタイムを短縮して生産効率を向上させる表面実装機を提供する。
【解決手段】エアシリンダの駆動に応じて部品を部品取出し位置まで送り出すテープフィーダと、このテープフィーダから供給された部品を吸着ノズルにより取り出してプリント基板まで搬送する移動可能なヘッドユニットとを備えた表面実装機において、エアシリンダの非駆動時間tに基づいてテープフィーダの駆動所要時間Tを求めるとともに、このテープフィーダの駆動所要時間Tに応じて、部品取出し位置に吸着ノズルを接近させるタイミングを変化させるように制御する。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子部品等の小片状の部品を供給するためのフィーダと、このフィーダから供給された部品を吸着用のノズルにより取り出して基板まで搬送する移動可能なヘッドユニットとを備えた表面実装機に関する。
従来から、上記表面実装機に用いられるフィーダ(部品供給装置)として、いわゆるテープフィーダが広く知られている。このテープフィーダは、部品が所定間隔おきに収容されたテープと、このテープが巻き掛けられたスプロケット等を備えており、このスプロケットの回転駆動に伴って上記テープが間欠的に巻き回されることにより、このテープに収容された部品が所定の部品取出し位置まで送り出されるようになっている。そして、上記スプロケットを回転駆動するための駆動源としては、エア式アクチュエータのひとつであるエアシリンダが用いられることが多い(例えば下記特許文献1参照)。
特開2005−72075号公報
ところで、上記のようにテープフィーダの駆動源としてエアシリンダを用いた表面実装機において、このエアシリンダに駆動信号が送られてから実際にエアシリンダのロッドが圧縮空気によって押動されてテープが所定量導出されるまでの時間(テープフィーダの駆動所要時間)は、エアシリンダの直近の駆動時刻からの経過時間(エアシリンダの非駆動時間)によって変化する。このため、上記テープフィーダの部品取出し位置に上記ヘッドユニットの吸着ノズルを接近させるタイミングを適正に制御しないと、上記吸着ノズルによる部品の吸着動作が適正に行われないおそれがある。そこで、このような部品の吸着不良を確実に防止するための措置として、上記吸着ノズルを接近させるタイミングを、上記テープフィーダの駆動所要時間が最も長い場合を想定した遅めのタイミングに定常的に設定することが考えられる。
しかしながら、吸着ノズルの移動開始タイミングを上記のように設定してしまうと、例えば連続運転時のように、テープフィーダの駆動所要時間が短いために部品が比較的早く部品取出し位置に到着できる場合でも、吸着ノズルは依然として一定の遅めのタイミングで到着するため、上記部品取出し位置に部品が到着してから吸着ノズルに吸着されるまでの間に余計な待ち時間が発生し、その分だけサイクルタイムが増大してしまう。
なお、このような問題点は、上記テープフィーダに限らず、エア式アクチュエータの駆動に応じて部品を送り出す各種フィーダにも同様に生じ得るものである。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、フィーダから供給された部品を吸着ノズルにより取り出して搬送する表面実装機において、部品取出し位置に部品が到着してから吸着ノズルに吸着されるまでの間の待ち時間を短縮することにより、サイクルタイムをより短縮して生産効率を効果的に向上させることを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、部品を搬送して基板に実装する表面実装機であって、上記部品をエア式アクチュエータの駆動に応じて所定の部品取出し位置まで送り出すフィーダと、このフィーダから供給された部品を吸着用のノズルにより取り出して上記基板まで搬送する移動可能なヘッドユニットと、上記フィーダとヘッドユニットとを連動的に駆動制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記フィーダ駆動用のエア式アクチュエータに駆動命令を与えてから実際にフィーダに部品の送出動作を完了させるまでの所要時間であるフィーダの駆動所要時間を、上記エア式アクチュエータを直近に駆動させた時刻からの経過時間であるエア式アクチュエータの非駆動時間に基づいて求めるとともに、上記部品取出し位置に上記ヘッドユニットの吸着ノズルを接近させるタイミングを、上記フィーダの駆動所要時間に応じて可変的に設定することを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、エア式アクチュエータを駆動源とするフィーダによって所定の部品取出し位置まで送り出された部品を、ヘッドユニットの吸着ノズルにより取り出して搬送する表面実装機において、上記エア式アクチュエータの非駆動時間に基づいて上記フィーダの駆動所要時間を求めるとともに、このフィーダの駆動所要時間に応じて、上記部品取出し位置にヘッドユニットの吸着ノズルを接近させるタイミングを変化させるようにしたため、例えば連続運転時のように、エア式アクチュエータの非駆動時間が短いためにフィーダの駆動所要時間が相対的に短くなる場合に、その分を考慮した早めのタイミングで上記吸着ノズルを部品取出し位置に接近させることが可能になる。これにより、部品取出し位置に部品が到着してから吸着ノズルに吸着されるまでの間の待ち時間を短縮することができるため、サイクルタイムをより短縮して生産効率を効果的に向上させることができる。
上記のような構成は、例えば上記フィーダが、所定間隔おきに部品が収容されたテープを、エア式アクチュエータを駆動源としたテープ繰り出し機構によって間欠送りするテープフィーダである場合に好適に適用することができる(請求項2)。
上記構成においては、上記エア式アクチュエータの直近の駆動時刻である最終駆動時刻を記憶する駆動実績記憶手段をさらに備え、上記制御手段は、この駆動実績記憶手段から読み出された最終駆動時刻に基づいて上記エア式アクチュエータの非駆動時間を算出することが好ましい(請求項3)。
このようにすれば、駆動実績記憶手段から読み出したエア式アクチュエータの最終駆動時刻と現時刻との時間差から容易かつ正確に上記エア式アクチュエータの非駆動時間を算出することができ、この非駆動時間に応じたフィーダの正確な駆動所要時間を容易に求めることができる。
上記フィーダが、実装機本体に対して着脱可能に取り付けられている場合、上記駆動実績記憶手段は、上記フィーダに設けられていることが好ましい(請求項4)。
このようにすれば、フィーダが実装機本体に対して交換されたとしても、この交換後のフィーダの駆動実績記憶手段からエア式アクチュエータの最終駆動時刻を確実に読み出すことができるため、これに基づいたエア式アクチュエータの正確な非駆動時間をフィーダの交換にかかわらず容易に算出できるという利点がある。
また、上記フィーダが同じく実装機本体に対して着脱可能に取り付けられている場合に、上記フィーダにエア式アクチュエータ識別用のIDタグを設けておけば、上記駆動実績記憶手段を上記フィーダの外部に設けることも可能である。この場合、上記駆動実績記憶手段は、上記エア式アクチュエータの最終駆動時刻を上記IDタグから読み出された識別情報と対応付けて記憶することが好ましい(請求項5)。
このようにすれば、フィーダに設けられたIDタグの識別情報と照合しながら上記エア式アクチュエータの最終駆動時刻を読み出すことができるため、上記構成と同様に、フィーダの交換にかかわらずエア式アクチュエータの正確な非駆動時間を算出することができる。
上記制御手段は、上記エア式アクチュエータの非駆動時間とフィーダの駆動所要時間との関係を特定するためにあらかじめ測定された実測データに基づいて上記フィーダの駆動所要時間を求めることが好ましい(請求項6)。
このように、あらかじめ測定された実測データに基づいて上記フィーダの駆動所要時間を求めるようにした場合には、実機に即したより正確な駆動所要時間を求めることができ、これに応じて上記吸着ノズルを接近させるタイミングをより適正に設定できるという利点がある。
以上説明したように、本発明によれば、フィーダから供給された部品を吸着ノズルにより取り出して搬送する表面実装機において、部品取出し位置に部品が到着してから吸着ノズルに吸着されるまでの間の待ち時間を短縮することができるため、サイクルタイムをより短縮して生産効率を効果的に向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1および図2は本発明の一実施形態にかかる表面実装機1を概略的に示している。同図に示すように、実装機本体10の基台30上には、プリント基板P搬送用のコンベア32が配置され、プリント基板Pがこのコンベア32に沿って搬送されて所定の実装作業用位置で停止されるようになっている。
上記コンベア32を挟んだ両側には、それぞれ部品供給ユニット12,12が設けられている。各部品供給ユニット12は多数列のテープフィーダ20,20・・をそれぞれ有しており、各テープフィーダ20は、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の部品を所定間隔(供給ピッチ)おきに収納、保持したテープがリールから導出されるようになっているとともに、後述するヘッドユニット35により部品がピックアップされるにつれてテープが間欠的に繰り出されるようになっている。なお、このテープフィーダ20の構成については後に詳述する。
上記基台30の上方には、部品装着用のヘッドユニット35が装備され、このヘッドユニット35がX軸方向(コンベア32の搬送方向)およびY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動するようになっている。
すなわち、上記基台30上には、Y軸方向に延びる一対の固定レール37と、Y軸サーボモータ39により回転駆動されるボールねじ軸38とが配設され、上記固定レール37上にヘッドユニット支持部材41が配置されて、この支持部材41に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸38に螺合している。また、上記支持部材41には、X軸方向に延びるガイド部材43と、X軸サーボモータ45により駆動されるボールねじ軸44とが配設され、上記ガイド部材43にヘッドユニット35が移動可能に保持され、このヘッドユニット35に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸44に螺合している。そして、Y軸サーボモータ39の作動によりボールねじ軸38が回転して上記支持部材41がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ45の作動によりボールねじ軸44が回転して、ヘッドユニット35が支持部材41に対してX軸方向に移動するようになっている。
上記ヘッドユニット35には、部品吸着用の複数の吸着ヘッド36が設けられており、当実施の形態では、図2に示すように8本の吸着ヘッド36がX軸方向に一列に並べて設けられている。各吸着ヘッド36は、ヘッドユニット35本体に対して昇降移動(Z軸方向の移動)および中心軸(R軸)回りの回転が可能とされ、Z軸サーボモータ46およびR軸サーボモータ47(図4参照)によってそれぞれ各方向に駆動されるようになっている。また、各吸着ヘッド36の下端には部品吸着用の吸着ノズル36aが設けられており、部品吸着時に図外の負圧供給手段から吸着ノズル36aの先端に負圧が供給されることにより、この負圧による吸引力で部品が吸着されるようになっている。
図3は、上記テープフィーダ20の具体的構成を示している。本図に示すように、テープフィーダ20は、実装機本体10側にあたる前側(図3にて左側)に配されたフィーダ本体20aと、その後側のリール保持部20bとを有し、多数の部品を収納したテープ21がリール22に巻回された状態で上記リール保持部20bに保持されている。上記テープ21は、その詳細の図示は省略するが、上方に開口した部品収納部を所定間隔おきに配設したテープ本体と、その上面に接着されて各部品収納部を覆うカバーテープとから構成されている。そして、このテープ21は、後述するテープ繰り出し機構14により間欠的に一定量ずつ繰り出されることにより、上記リール保持部22からフィーダ本体20a前方の部品取出し位置23まで導出されるとともに、この部品取出し位置23で上記カバーテープが剥がされるようになっている。
上記テープ繰り出し機構14は、部品取出し位置23の下方に設置されたスプロケット24と、リンク26およびラチェット(図示せず)を介してこのスプロケット24を駆動するエアシリンダ25とを備えている。上記スプロケット24は、テープ21に設けられた係合孔に係合しており、このスプロケット24がエアシリンダ25の作動により一定方向に所定量だけ回転駆動されるのに応じて、上記テープ21が間欠的に繰り出されるようになっている。
上記エアシリンダ25は、筒状のシリンダ25aと、このシリンダ25aの内周面に周接しつつ往復移動するピストン25bと、このピストン25bからシリンダ25aの外部に延びるピストンロッド25cとを備えており、上記ピストン25bを境とした2つのシリンダ内室のいずれか一方に選択的に圧縮空気が送り込まれることによって上記ピストン25bおよびピストンロッド25cが進退し、これに応じて当該ピストンロッド25cにリンク26等を介して連結された上記スプロケット24を回転駆動するように構成されている。上記ピストン25bの外周面には、不図示のゴム製のOリングが設けられており、ピストン25bの外周面とシリンダ25aの内周面との隙間が上記Oリングによってシールされるようになっている。また、上記シリンダ内室に送り込まれる圧縮空気には僅かなミスト状の潤滑油が混入しており、この潤滑油は、上記ピストン25b外周のOリングとシリンダ25a内壁との間に介在してピストン25bの摺動抵抗を低減させる役割を果たしている。
また、テープフィーダ20には、上記エアシリンダ25の最終駆動時刻、すなわちエアシリンダ25が直近に駆動された時刻を記憶する駆動実績記憶手段29(図4参照)が設けられている。具体的に、この駆動実績記憶手段29は、エアシリンダ25が駆動されるごとにそのときの時刻を記憶することにより、エアシリンダ25の最終駆動時刻を順次更新しながら記憶するように構成されている。
以上のように構成されたテープフィーダ20は、互いに並び合う状態で図略の交換用台車の上に支持され、この交換用台車ごと上記実装機本体10の基台30に着脱自在に取り付けられるようになっている。図3において符号48で表わされる部材は、上記交換用台車に設置されたフィーダ支持プレートであり、各テープフィーダ20がこのフィーダ支持プレート48に取付け金具28や位置決めピン27を介して着脱自在に取り付けられている。すなわち、テープフィーダ20は、1つずつ個別に交換できるようになっているとともに、テープフィーダ20を支持する交換用台車ごと取り替えることにより、部品供給ユニット12に含まれる全てのテープフィーダ20をまとめて交換することも可能となっている。
図4に示すように、上記実装機本体10には、上記テープフィーダ20内のエアシリンダ25に圧縮空気を供給するコンプレッサ等からなるエア供給手段54が設けられているとともに、このエア供給手段54から供給されるエアを上記エアシリンダ25に導入するためのエア配管56が、実装機本体10とテープフィーダ20とにわたって配設されている。そして、実装機本体10側のエア配管56の途中部には、電磁弁からなるフィーダ駆動バルブ16が設けられており、このフィーダ駆動バルブ16の切替動作に応じて、上記エアシリンダ25のピストン25b(図3)を境とした2つのシリンダ内室のいずれか一方に選択的に圧縮空気が送り込まれるようになっている。すなわち、フィーダ駆動バルブ16は、上記2つのシリンダ内室の一方のシリンダ内室が加圧されるとともに他方のシリンダ内室が大気開放とされる状態と、他方のシリンダ内室が加圧されるとともに一方のシリンダ内室が大気開放とされる状態との間で上記エアシリンダ25へのエア供給状態を切り替えることにより、上記エアシリンダ25におけるピストン25bおよびピスピストンロッド25aを進退させるように構成されている。なお、エアシリンダ25の最終駆動時刻を記憶する上記駆動実績記憶手段29は、上記フィーダ駆動バルブ16と電気的に接続され、このフィーダ駆動バルブ16に切替操作信号が入力されるのを読み取ってそのときの時刻を順次記憶するように構成されている。
次に、表面実装機1の制御系について図4を用いて説明する。本図に示すように、実装機本体10には、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラム等を予め記憶するROM、プログラム実行中等に種々のデータを一時的に記憶するRAM、各種データやソフトを記憶するHDD等から構成された制御手段50が設けられている。この制御手段50は、内蔵された記憶部52にあらかじめ記憶されている生産プログラムに従って一連の実装作業、つまり実装機本体10へのプリント基板Pの搬入から搬出までの間に実行される一連の作業を進めるべく、実装機本体10におけるコンベア32およびヘッドユニット35や、部品供給ユニット12における各テープフィーダ20等の動作を統括的に制御するとともに、その作業に伴う各種演算処理等を行うものである。
具体的に、上記制御手段50は、X軸,Y軸,Z軸,R軸の各サーボモータ45,39,46,47の駆動を制御することにより上記ヘッドユニット35の動作制御を行うとともに、フィーダ駆動バルブ16,16・・の切替動作を制御することにより各テープフィーダ20内のエアシリンダ25に適宜圧縮空気を送り込み、これに応じて各テープフィーダ20のテープ繰り出し動作を制御する。そして、このようにして各部が制御手段50に制御されることにより、表面実装機1は、例えば以下のようにして実装作業を行う。
実装作業が開始されてプリント基板Pがコンベア32に沿って図1に示した実装作業位置に搬入されると、表面実装機1は、まず部品の吸着動作を開始する。この部品の吸着動作では、まずヘッドユニット35がX軸およびY軸サーボモータ45,39の駆動に応じて部品供給ユニット12上方の所定位置に水平移動することにより、ヘッドユニット35の吸着ノズル36a,36a・・のうちの一つが、特定のテープフィーダ20の部品取出し位置23(図3)の上方に位置決めされる。このとき、テープフィーダ20では、上記吸着ノズル36aが位置決めを完了する前の所定のタイミングでテープ21の繰り出し動作が開始され、このテープ21に収容されている部品が上記部品取出し位置23に送り出されるとともに、上記部品の収容部の上面を覆っていたカバーテープが剥がされる。これにより、上記吸着ノズル36aによってテープ21内の部品を吸着して取り出すことが可能な状態になる。
そして、上記部品取出し位置23の上方に位置決めされた吸着ノズル36aは、Z軸サーボモータ46の駆動に応じて下方に移動することにより、上記部品取出し位置23に送出された部品を先端に吸着してテープ21から取り出す。このような部品吸着動作は他の吸着ノズル36aにおいても次々に行われ、これによりヘッドユニット35に設けられた複数の吸着ノズル36a,36a・・にそれぞれ部品が吸着される。
このようにして部品の吸着動作が完了した後は、ヘッドユニット35がプリント基板P上に移動し、当該プリント基板P上の適宜の箇所で各吸着ヘッド36が昇降駆動されることにより、各吸着ノズル36aに吸着されていた部品がプリント基板P上の所定位置にそれぞれ実装される。
ここで、上述したようなヘッドユニット35による部品の吸着動作に関し、より具体的な制御内容を説明する。上記テープフィーダ20の部品取出し位置23上に位置決めされた吸着ノズル36aは、その時点で既にテープフィーダ20の繰り出し動作が完了している場合(つまりテープ21内の部品が上記部品取出し位置23に既に到着している場合)には、上記のように部品取出し位置23の上方に位置決めされた後直ちに下降を開始するが、上記位置決め時にテープフィーダ20の繰り出し動作がまだ完了していない場合には、その繰り出し動作が完了するのを待ってから下降を開始する。このときの待ち時間の増大を抑制することがサイクルタイムの短縮につながるため、制御手段50は、テープフィーダ20の繰り出し動作が完了してすぐに吸着ノズル36aが下降を開始するようにZ軸サーボモータ46の駆動を制御する。ただし、図5に示すように、テープフィーダ20の駆動所要時間T、つまり、フィーダ駆動バルブ16に切替操作信号が入力されてから実際にエアシリンダ25に圧縮空気が送られてテープ21がスプロケット24を介して所定量巻回される(テープ21内の部品の送出が完了する)までの時間は、エアシリンダ25の非駆動時間t(エアシリンダ25の最終駆動時刻からの経過時間)に応じて変化するため、上記吸着ノズル36aの下降開始タイミングは、このようなテープフィーダ20の駆動所要時間Tの変化を考慮して決定される必要がある。すなわち、エアシリンダ25では、上述したように、エアに混入された潤滑油をピストン25b外周のOリングとシリンダ25a内壁との間に介在させてピストン25bの摺動抵抗を低減させるようにしているが、エアシリンダ25の非駆動時間tが長いと、上記ピストン25b外周のOリングが潤滑油を介してシリンダ25a内壁に貼り付く現象が発生してしまうため、その分だけエアシリンダ25の応答時間が長くなり、これに応じて上記駆動所要時間Tが長くなる。一方、エアシリンダ25の非駆動時間tが短い場合には、上記のようなピストン25bの貼り付き現象が発生しにくいので、上記駆動所要時間Tは相対的に短くなる。したがって、このようなテープフィーダ20の駆動所要時間Tの変化に合わせて上記吸着ノズル36aの下降開始タイミングを決定することが、この吸着ノズル36aの待ち時間を抑制する上で必要である。そこで、制御手段50は、対象となるテープフィーダ20に設けられた駆動実績記憶手段29からエアシリンダ25の最終駆動時刻を読み出し、当該時刻に基づいてそのエアシリンダ25の非駆動時間tを算出するとともに、この算出された非駆動時間tに応じたテープフィーダ20の駆動所要時間Tを、記憶部52にあらかじめ記憶された実測データに照らして求める。そして、このようにして求められたテープフィーダ20の駆動所要時間Tに基づいて、上記吸着ノズル36aの下降開始タイミングを決定する。具体的には、テープフィーダ20の駆動所要時間Tが短いほど(つまりエアシリンダ25の非駆動時間tが短いほど)吸着ノズル36aの下降開始タイミングを早め、テープフィーダ20の駆動所要時間Tが長いほど(つまりエアシリンダ25の非駆動時間tが長いほど)吸着ノズル36aの下降開始タイミングを遅らせるようにする。これにより、テープフィーダ20の駆動所要時間Tの変化にかかわらず、テープフィーダ20の繰り出し動作が完了した直後に吸着ノズル36aの下降を開始させることが可能になる。
上記記憶部52に記憶された実測データ、すなわち、上記エアシリンダ25の非駆動時間tからテープフィーダ20の駆動所要時間Tを求める際の基準となる実測データは、代表的なテープフィーダ20に対してあらかじめ測定された実測値に基づいて作成されている。具体的に、上記記憶部52には、図6に示すように、エアシリンダ25における複数の異なる非駆動時間t(α,β,γ・・)と、これら各非駆動時間tに対応して測定されたテープフィーダ20の駆動所要時間Tの実測値(x,y,z・・)とからなるテーブル状のデータが記憶されている。そして、制御手段50は、上記駆動実績記憶手段29に記憶されたエアシリンダ25の最終駆動時刻を基にそのエアシリンダ25の非駆動時間tを算出すると、この値と上記図6のテーブルデータとから、上記非駆動時間tに対応するテープフィーダ20の駆動所要時間Tを求める。この駆動所要時間Tの値は、図5からも導かれるとおり、エアシリンダ25の非駆動時間tが短いほど短くされ、非駆動時間tが長いほど長くされる。なお、上記非駆動時間tが図6のテーブルデータに存在しない場合でも、補完法等によってこれに対応する駆動所要時間Tが求められる。
次に、以上のような制御手段50による部品吸着時の制御動作を、図7および図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
図7は、部品吸着時の制御動作の内容を示すメインフローチャートである。この制御動作がスタートすると、制御手段50は、まず、内部の記憶部52に記憶された生産プログラムから、吸着すべき部品の位置や順番等の各種データを読み出す制御を実行する(ステップS1)。
次いで、制御手段50は、ヘッドユニット35の吸着ノズル36aの現在位置と、吸着すべき部品が収容されたテープフィーダ20の部品取出し位置23との位置関係等から、上記吸着ノズル36aが部品取出し位置23の上方まで水平移動するのに要する時間(XY方向の移動所要時間)Tnを算出する制御を実行するとともに(ステップS3)、対象となるテープフィーダ20の駆動所要時間Tを算出する制御を実行する(ステップS5)。
図8は、上記ステップS5において実行される駆動所要時間Tの算出制御の具体的内容を示すサブルーチンである。このサブルーチンがスタートすると、制御手段50は、上記テープフィーダ20を駆動するエアシリンダ25の最終駆動時刻を、テープフィーダ20に設けられた駆動実績記憶手段29から読み出すとともに(ステップS51)、この最終駆動時刻と現時刻との時間差から上記エアシリンダ25の非駆動時間tを算出する制御を実行する(ステップS53)。
そして、制御手段50は、上記ステップS53で求めた非駆動時間tと、記憶部52に記憶された図6のデータベースとから、上記非駆動時間tに対応するテープフィーダ20の駆動所要時間Tを算出する(ステップS55)。
以上のような手順でテープフィーダ20の駆動所要時間Tが求められると、制御手段50は、再び図7のメインフローに戻って、吸着ノズル36aを水平移動(XY方向に移動)させる制御を開始する(ステップS7)。すなわち、X軸およびY軸サーボモータ45,39を駆動してヘッドユニット35を移動させ始めることにより、吸着ノズル36aを上記テープフィーダ20の部品取出し位置23上に位置決めする動作を開始する。また、制御手段50は、上記ステップS7で吸着ノズル36aの移動を開始するのと同時に、タイマーのカウント値tm1をリセットする(ステップS9)。
次いで、制御手段50は、上記テープフィーダ20内のエアシリンダ25に駆動命令を出力する制御を実行する(ステップS11)。すなわち、フィーダ駆動バルブ16に操作信号を出力し、これに応じて圧縮空気が送り込まれる先のシリンダ内室を切り替えてエアシリンダ25のピストン25bおよびピストンロッド25cを駆動することにより、テープフィーダ20にテープ21の繰り出し動作を開始させる。また、制御手段50は、上記ステップS11でエアシリンダ25に駆動命令を出力するのと同時に、タイマーのカウント値tm2をリセットする(ステップS13)。
次いで、制御手段50は、上記タイマーのカウント値tm1≧吸着ノズル36aの移動所要時間Tnであるか否かを判定するとともに(ステップS15)、上記タイマーのカウント値tm2≧テープフィーダ20の駆動所要時間Tであるか否かを判定する(ステップS17)。すなわち、吸着ノズル36aがXY方向の移動を開始してから移動所要時間Tn以上が経過したかどうか、および、エアシリンダ25に駆動命令が与えられてからテープフィーダ20の駆動所要時間T以上が経過したかどうかを判定する。そして、制御手段50は、これら両ステップにおいてYESと判定されたとき、すなわち、吸着ノズル36aが部品取出し位置23の上方に位置決めされかつテープ21内の部品が同位置23に到着した(テープフィーダ20の繰り出し動作が完了した)ことが確認されたときに、吸着ノズル36aを下降させる制御を開始する(ステップS19)。具体的には、Z軸サーボモータ46を駆動して吸着ヘッド36を下方に移動させ始めることにより、上記部品取出し位置23に送出された部品に吸着ノズル36aを接近させる。そして、これに合わせて吸着ノズル36aの先端に負圧を供給することにより、この吸着ノズル36aに上記部品を吸着させる制御を実行する(ステップS21)。
このフローから分かるように、上記テープフィーダ20の繰り出し動作が完了する(ステップS17でYESとなる)タイミングの方が、吸着ノズル36aが部品取出し位置23上方に位置決めされる(ステップS15でYESとなる)タイミングよりも早いか同時である場合には、ステップS17での待ち時間がゼロになり、上記位置決め後直ちに吸着ノズル36aの下降が開始されることになる。これに対し、例えば吸着ノズル36aとテープフィーダ20との位置関係等の諸条件によっては、吸着ノズル36aが位置決めされるよりも遅いタイミングでテープフィーダ20の繰り出し動作が完了することがあり、このような場合には、ステップS17でテープフィーダ20の繰り出し動作が完了するまで待ってから、上記吸着ノズル36aの下降が開始されることになる。ただしこの場合でも、上記のようにエアシリンダ25の非駆動時間tに応じて変化するテープフィーダ20の正確な駆動所要時間Tが分かっており、この駆動所要時間Tの変化に応じて上記吸着ノズル36aの下降開始タイミングも変化するようになっていることから、上記テープフィーダ20の駆動所要時間Tが相対的に短くなれば、その分だけ上記ステップS17での待ち時間も短くなる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、エアシリンダ25を駆動源とするテープフィーダ20によって部品取出し位置23まで送り出された部品を、ヘッドユニット35の吸着ノズル36aにより取り出して搬送する表面実装機1において、上記エアシリンダ25の非駆動時間tに基づいてテープフィーダ20の駆動所要時間Tを求めるとともに、このテープフィーダ20の駆動所要時間Tに応じて、上記部品取出し位置23上方に位置決めされた吸着ノズル36aを下降させてテープ21内の部品に接近させるタイミングを変化させるようにしたため、例えば連続運転時のように、エアシリンダ25の非駆動時間tが短いためにテープフィーダ20の駆動所要時間Tが相対的に短くなる場合に、その分を考慮した早めのタイミングで上記吸着ノズル36aを部品に接近させることが可能になる。これにより、部品取出し位置23に部品が到着してから吸着ノズル36aに吸着されるまでの間の待ち時間を短縮することができるため、サイクルタイムをより短縮して生産効率を効果的に向上させることができる。
また、上記実施形態のように、各テープフィーダ20に設けられた駆動実績記憶手段29にエアシリンダ25の最終駆動時刻を記憶させるようにした場合には、この最終駆動時刻と現時刻との時間差から容易かつ正確に上記エアシリンダ25の非駆動時間tを算出することができ、この非駆動時間tに応じたテープフィーダ20の正確な駆動所要時間Tを容易に求めることができるという利点がある。
特に、上記実施形態のように、実装機本体10に対してテープフィーダ20を着脱可能に設け、このうちのテープフィーダ20側に上記駆動実績記憶手段29を設けるようにした場合には、テープフィーダ20が実装機本体10に対して交換されたとしても、この交換後のテープフィーダ20の駆動実績記憶手段29からエアシリンダ25の最終駆動時刻を確実に読み出すことができるため、これに基づいたエアシリンダ25の正確な非駆動時間tをテープフィーダ20の交換にかかわらず容易に算出できるという利点がある。
また、上記実施形態のように、エアシリンダ25の非駆動時間tとテープフィーダ20の駆動所要時間Tとの関係を代表的なテープフィーダ20に対してあらかじめ測定しておき、この実測データに基づいて上記テープフィーダ20の駆動所要時間Tを求めるようにした場合には、実機に即したより正確な駆動所要時間Tを求めることができ、これに応じて上記吸着ノズル36aの下降タイミングをより適正に設定できるという利点がある。
なお、上記実施形態では、ヘッドユニット35を水平方向に(XY方向に)移動させてテープフィーダ20の部品取出し位置23の上方に吸着ノズル36aを一旦位置決めした後で、この吸着ノズル36aを下降させてテープ21内の部品に接近させるようにしたが、この吸着ノズル36aの下降を上記吸着ノズル36aの水平移動中に開始するようにしてもよい。このようにすれば、部品が部品取出し位置23に到着してから吸着ノズル36aに吸着されるまでの待ち時間をさらに短縮することができる。
また、上記実施形態では、エアシリンダ25の最終駆動時刻を記憶する駆動実績記憶手段29をテープフィーダ20側に設けることにより、このテープフィーダ20の交換にかかわらずエアシリンダ25の正確な非駆動時間tを算出できるようにしたが、上記駆動実績記憶手段29を各テープフィーダ20(部品供給ユニット12)の外部に、例えばネットワーク等を介して集約的に設けることも可能である。この場合、各テープフィーダ20にそれぞれエアシリンダ25識別用のIDタグを取り付けておき、外部に設けられた上記駆動実績記憶手段29に、このIDタグから読み出された識別情報と対応付けてエアシリンダ25の最終駆動時刻を記憶させるようにすることが好ましい。このようにすれば、上記IDタグの識別情報と照合しながらエアシリンダ25の最終駆動時刻を読み出すことができるため、上記実施形態と同様に、テープフィーダ20の交換にかかわらずエアシリンダ25の正確な非駆動時間tを算出することができる。
また、上記実施形態では、テープフィーダ20に設けられた駆動実績記憶手段29からエアシリンダ25の最終駆動時刻をその都度読み出し、この最終駆動時刻から算出された非駆動時間tに基づいてテープフィーダ20の駆動所要時間Tを求めるようにしたが、制御手段50の記憶部52に記憶される生産プログラムに、各テープフィーダ20の使用計画等から予想される各時点でのエアシリンダ25の非駆動時間tおよびこれに基づいたテープフィーダ20の駆動所要時間Tをあらかじめ含ませるようにしてもよい。このようにすれば、エアシリンダ25の最終駆動時刻を記憶する上記駆動実績記憶手段29を省略できるため、装置の低コスト化を図ることができる。
また、上記実施形態では、部品供給用のフィーダ(部品供給装置)としてテープフィーダ20を用いたが、本発明の構成は、このようなテープフィーダ20に限らず、エアシリンダ等のエア式アクチュエータを駆動源とするフィーダが搭載された表面実装機に好適に適用することができる。例えば、多数の部品を収容するトレイと、このトレイから自重等に応じて移送されてくる部品の通路となる部品搬送路と、この部品搬送路から出てきた部品を押し出して所定の部品取出し位置まで送出する押動機構とを備えたフィーダ(いわゆるパーツフィーダ)において、上記押動機構の駆動源としてエアシリンダが用いられることがある。このようなパーツフィーダでは、上記実施形態のテープフィーダ20と同様に、エアシリンダの非駆動時間に応じてフィーダの駆動所要時間(エアシリンダに駆動命令が出されてから上記押動機構が部品の押し出しを完了するまでに要する時間)が変化するため、この駆動所要時間の変化に応じて吸着ノズルの接近タイミングを制御すれば、サイクルタイムを効果的に短縮することができる。
本発明の一実施形態にかかる表面実装機を概略的に示す平面図である。 上記表面実装機の正面図である。 テープフィーダの概略構成を示す図である。 上記表面実装機の制御系を示すブロック図である。 エアシリンダの非駆動時間とテープフィーダの駆動所要時間との関係を説明するための図である。 上記関係を特定するために測定された実測データの内容を示す図である。 上記表面実装機における部品吸着動作の一例を示すメインフローチャートである。 図7に示すフローチャートにおいて実行されるテープフィーダの駆動所要時間算出制御の内容を示すサブルーチンである。
符号の説明
1 表面実装機
10 実装機本体
14 テープ繰り出し機構
20 テープフィーダ
21 テープ
25 エアシリンダ(エア式アクチュエータ)
29 駆動実績記憶手段
35 ヘッドユニット
36a 吸着ノズル
50 制御手段
T (テープフィーダの)駆動所要時間
t (エアシリンダの)非駆動時間
P プリント基板(基板)

Claims (6)

  1. 部品を搬送して基板に実装する表面実装機であって、
    上記部品をエア式アクチュエータの駆動に応じて所定の部品取出し位置まで送り出すフィーダと、
    このフィーダから供給された部品を吸着用のノズルにより取り出して上記基板まで搬送する移動可能なヘッドユニットと、
    上記フィーダとヘッドユニットとを連動的に駆動制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記フィーダ駆動用のエア式アクチュエータに駆動命令を与えてから実際にフィーダに部品の送出動作を完了させるまでの所要時間であるフィーダの駆動所要時間を、上記エア式アクチュエータを直近に駆動させた時刻からの経過時間であるエア式アクチュエータの非駆動時間に基づいて求めるとともに、上記部品取出し位置に上記ヘッドユニットの吸着ノズルを接近させるタイミングを、上記フィーダの駆動所要時間に応じて可変的に設定することを特徴とする表面実装機。
  2. 請求項1記載の表面実装機において、
    上記フィーダは、所定間隔おきに部品が収容されたテープを、エア式アクチュエータを駆動源としたテープ繰り出し機構によって間欠送りするテープフィーダであることを特徴とする表面実装機。
  3. 請求項1または2記載の表面実装機において、
    上記エア式アクチュエータの直近の駆動時刻である最終駆動時刻を記憶する駆動実績記憶手段をさらに備え、
    上記制御手段は、この駆動実績記憶手段から読み出された最終駆動時刻に基づいて上記エア式アクチュエータの非駆動時間を算出することを特徴とする表面実装機。
  4. 請求項3記載の表面実装機において、
    上記フィーダは、実装機本体に対して着脱可能に取り付けられており、
    上記駆動実績記憶手段は、上記フィーダに設けられていることを特徴とする表面実装機。
  5. 請求項3記載の表面実装機において、
    上記フィーダは、エア式アクチュエータ識別用のIDタグを有するとともに、実装機本体に対して着脱可能に取り付けられており、
    上記駆動実績記憶手段は、上記フィーダの外部に設けられているとともに、上記エア式アクチュエータの最終駆動時刻を上記IDタグから読み出された識別情報と対応付けて記憶するように構成されていることを特徴とする表面実装機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の表面実装機において、
    上記制御手段は、上記エア式アクチュエータの非駆動時間とフィーダの駆動所要時間との関係を特定するためにあらかじめ測定された実測データに基づいて上記フィーダの駆動所要時間を求めることを特徴とする表面実装機。
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