JP2007311692A - 部品保持方法及び部品実装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着に不向きな上面形状を有する部品であっても、安定してバランスのよい姿勢で保持させることができる部品保持方法及び部品実装機を提供する。
【解決手段】部品保持部材28がヘッドに対して固定された固定爪部52とこの固定爪部52に対して相対的に移動可能な可動爪部53とを備え、この固定爪部52と可動爪部53とで部品Wを挟持するように構成されており、挟持対象となる部品Wに対応する位置に前記部品保持部材28を移動させる移動工程と、固定爪部52と可動爪部53との間に部品Wが位置する状態に部品保持部材28を下降させる下降工程と、固定爪部52が部品Wに近づく方向に所定量変位するように部品保持部材28を移動させる位置決め工程と、可動爪部53を固定爪部側に移動させて部品Wを挟持する挟持工程によって構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子部品を基板に精度よく搭載する部品実装機における電子部品の保持方法、及びその方法を用いた部品実装機に関するものである。
従来から移動可能なヘッドユニットによりIC等の電子部品(以下、部品と称す)を部品供給部から取り出してプリント基板上の所定位置に実装する部品実装機(以下、実装機と称す)が一般的に知られている。
この種の実装機は、フィーダ等の部品供給部によって供給された部品の上面部分を、ヘッドユニットに設けられたノズル部材で吸引することにより吸着保持し、このヘッドユニットを移動させて吸着された部品を基板の所定位置に搭載することが行われる。
また、部品の上面部分の形状がノズル部材による吸着に不向きな形状である場合には、部品が挟持されることにより保持される。具体的には、図8(a)に示されるように、ノズル部材100の先端部分には、固定片101とこの固定片101側に移動可能に構成される可動片102とが取り付けられており、この固定片101及び可動片102によって部品の側面部分を挟持することにより保持される。具体的には、部品103の中心位置とノズル部材100の中心とが一致するように、部品103の上方にノズル部材100を移動させる。その後、固定片101と可動片102との間に部品が位置するまでノズル部材100を下降させ、可動片102を固定片101側に移動させることにより部品103が狭圧されることによって保持される(例えば特許文献1参照)。
特開平4−164396号公報
近年、上記部品実装機では、部品103の基板への搭載精度が厳しく要求される。そのため、基板への搭載前における部品103が保持された状態では、搭載に適した姿勢に保たれることが好ましい。すなわち、ヘッドユニットのノズル部材100に吸着(挟持)される部品103がバランスのよい姿勢を保った状態で保持されていることが好ましい。
しかし、上述のように単に固定片101と可動片102とによって部品103を挟持する構成では、バランスのよい姿勢で安定して保持されることが困難となる問題がある。すなわち、部品103の中心位置とノズル部材100の中心とが一致するように部品103の上方にノズル部材100を移動させ、固定片101と可動片102との間に部品103が位置するまでノズル部材100を下降させた状態(図8(a)の状態)では、固定片101と部品103との間には隙間が形成される。この状態から、可動片102を固定片101側に移動させると、図8(b)に示すように、前記隙間の存在により、可動片102によって押された部品103が固定片101側に傾きバランスを崩した状態(傾斜した状態)で挟持される虞がある。したがって、単に部品103を固定片101と可動片102とによって挟持させる構成では、部品103をバランスのよい姿勢で保持しにくく、部品の保持精度の向上及び保持精度を安定させることが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、上面部分の形状がノズル部材による吸着に不向きな形状を有する部品であっても、安定してバランスのよい姿勢で保持させることができる部品保持方法及び部品実装機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の部品保持方法は、移動可能なヘッドに設けられた部品保持部材に部品を保持させて、この保持された部品を基板の所定個所に搭載する部品実装機の部品保持方法であって、前記部品保持部材は、前記ヘッドに対して固定された固定爪部と、この固定爪部に対して移動可能な可動爪部とを備え、この可動爪部が固定爪部側に移動させることにより部品を挟持するように構成されており、挟持対象となる部品に対応する位置に前記部品保持部材を移動させる移動工程と、前記固定爪部と前記可動爪部との間に前記部品が位置する状態に前記部品保持部材を下降させる下降工程と、前記固定爪部が前記部品に近づく方向に前記部品保持部材を所定量変位させる位置決め工程と、前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させて前記部品を挟持する挟持工程と、をこの順に実行することを特徴としている。
この部品保持方法によれば、前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させて前記部品を挟持する挟持工程を行う前に、前記固定爪部が前記部品に近づく方向に前記部品保持部材を所定量変位させる位置決め工程を行っているため、部品をバランスのよい姿勢で保持させることができる。すなわち、前記移動工程及び下降工程を行うことにより固定爪部材と部品との間には隙間が形成されるが、前記位置決め工程を行うことによってその隙間をほぼ無くした状態で前記可動爪部を固定爪部側に移動させて部品を挟持することができる。したがって、固定爪部材と部品との間の隙間により部品が傾斜した状態で固定爪部と可動爪部とに挟持される虞があった従来の保持方法に比べて、部品をバランスのよい姿勢で保持させることができ、部品の保持精度の向上及び保持精度を安定させることができる。
また、前記位置決め工程では、前記可動爪部が前記部品と当接するように前記部品保持部材を変位させることが好ましい。
この構成によれば、固定爪部材と部品との間に形成される隙間を無くした状態で前記可動爪部を固定爪部側に移動させて部品を挟持することができるため、さらに部品の保持精度の向上及び保持精度を安定させることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の部品実装機は、供給された部品に対して相対的に移動可能に構成されるヘッドと、このヘッドに設けられ、前記ヘッドに対して固定される固定爪部とこの固定爪部に対して移動可能な可動爪部とを有する部品保持部材と、を備え、前記供給された部品を前記部品保持部材に挟持させて保持するとともに、この保持された部品を基板の所定個所に搭載する部品実装機であって、前記ヘッドを移動させる駆動手段と、前記部品に対して前記部品保持部材を昇降動作させる昇降駆動手段と、前記可動爪部を固定爪部側に相対的に移動させる爪部材駆動手段と、前記駆動手段、昇降駆動手段及び爪部材駆動手段を制御する制御手段と、を有しており、前記制御手段は、前記部品保持部材の軸中心が挟持されるべき部品の中心位置に一致するように前記部品保持部材を移動させて前記固定爪部と前記可動爪部との間に前記部品が位置する状態に前記部品保持部材を下降させた後、前記固定爪部を前記部品に近づく方向に前記部品保持部材を所定量変位させて前記固定爪部を位置決めしてから、前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させることにより前記部品を挟持させることを特徴としている。
この部品実装機によれば、前記制御手段により、前記部品保持部材の軸中心が挟持対象となる部品の中心位置に一致する位置に前記部品保持部材を移動させ、前記固定爪部と前記可動爪部との間に部品が位置する状態に前記部品保持部材を下降させることにより、固定爪部材と部品との間には隙間が形成されるが、前記固定爪部を前記部品に近づく方向に所定量変位させて、前記固定爪部を位置決めしてから前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させることにより、その隙間をほぼ無くした状態で前記可動爪部を固定爪部側に移動させて部品を挟持することができる。したがって、固定爪部材と部品との間に形成される隙間により部品が傾斜した状態で固定爪部と可動爪部とに挟持される虞があった従来の保持構造に比べて、部品をバランスのよい姿勢で保持させることができ、部品の保持精度の向上及び保持精度を安定させることができる。
また、前記爪部材駆動手段は、前記固定爪部の基部と可動爪部の基部との間に形成される負圧作動室に収容されるばね部材と、前記負圧作動室内の圧力を調節する圧力調節手段とによって構成されており、前記圧力調節手段により負圧作動室内に所定の負圧を与えることで前記ばね部材を収縮させつつ固定爪部と可動爪部とを互いに接近させて部品を挟持させるように構成してもよい。
この構成によれば、吸引することにより部品を吸着保持する部品保持部材と共通の駆動源を用いて、吸着に不向きな上面形状を有する部品を挟持できる部品実装機とすることができる。
また、前記ヘッドを保持するヘッドユニットを有しており、このヘッドユニットには撮像手段が備えられ、前記部品の中心位置は、前記撮像手段により前記部品保持部材の挟持対象となる部品の撮像データに基づいて補正され、この補正後の部品の中心位置に前記部品保持部材の中心位置が一致するように前記部品保持部材を移動させる構成としてもよい。
この構成によれば、供給される部品の供給位置が一定でない場合であっても、部品の中心位置を検出してから当該部品を挟持することができるため、部品の保持精度をさらに向上させることができる。
また、前記ヘッドを保持するヘッドユニットを有しており、このヘッドユニットには前記部品保持部材が複数設けられる構成としてもよい。
この構成によれば、複数の部品を一括してバランスのよい姿勢で精度よく保持することができる。
本発明の部品保持方法及び部品実装機によれば、上面部分の形状が吸着に不向きな形状を有する部品であっても、安定してバランスのよい姿勢で保持させることができる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2は、本発明に係る部品実装機を概略的に示しており、図1は斜視図で、図2は正面図でそれぞれ部品実装機を示している。
これらの図において、部品実装機(以下、実装機と略す)の基台1上には基板搬送用のコンベア2が配置されており、このコンベア2上をプリント基板P(以下、基板Pと略す)が搬送されて所定の実装作業位置で停止され、図外の基板保持手段により保持されるようになっている。なお、以下の説明では、コンベア2の搬送方向をX軸方向、水平面上でこれと直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸に直交する方向をZ軸方向として説明を進めることにする。
コンベア2の両側には、基板Pに実装する部品Wを供給するための部品供給部4,5が設けられている。これらの部品供給部4,5のうち実装機のフロント側(図1において手前側)に位置する部品供給部4にはX軸方向に多数列のテープフィーダ4aが配置されている。各テープフィーダ4aには、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品Wを収納、保持したテープがリールに巻回されて装着されており、このリールからフィーダ先端の部品取出部に前記テープを間欠的に繰り出しながら、後述するヘッドユニット6により部品Wをピックアップさせるように構成されている。
一方、実装機のリア側に位置する部品供給部5にはトレイフィーダ5aが配置されている。トレイフィーダ5aには、QFP、BGA等のパッケージ型電子部品、あるいは実装型コネクタ等の大型部品をマトリクス状に収納した複数のトレイが上下多段に収納されており、ヘッドユニット6によりトレイ内に収納された部品Wをピックアップさせるように構成されている。
前記基台1の上方には、さらに部品実装用のヘッドユニット6が設けられている。
このヘッドユニット6は、部品供給部4,5から部品Wを保持して基板P上に実装し得るように、一定の領域内でX軸方向およびY軸方向にそれぞれ移動可能に構成されている。すなわち、基台1上には、ヘッドユニット6の支持部材11がY軸方向のレール7に移動可能に配置され、ヘッドユニット6がこの支持部材11に搭載されるとともにX軸方向のガイド部材14に沿って移動可能に支持されている。そして、Y軸サーボモータ9により駆動されるボールねじ(不図示)に支持部材11が螺合装着され、これによって支持部材11のY軸方向の移動が行われる。また、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ13にヘッドユニット6が螺合装着されており、これによってヘッドユニット6のX軸方向の移動が行われるように構成されている。
前記ヘッドユニット6には部品Wを保持して基板Pに実装するための複数の実装用ヘッド20が搭載されており、当実施形態では、6本の軸状の実装用ヘッド20がX軸方向に一列に並べられた状態で搭載されている。
これらの実装用ヘッド20は、Z軸サーボモータ22(本実施形態における昇降駆動手段。図4参照)を駆動源とする昇降機構に連結されるとともにR軸サーボモータ24(図4参照)を駆動源とする回転機構にそれぞれ連結されており、これらの機構によりヘッドユニット6に対してそれぞれ上下方向(Z軸方向)および軸回り(R軸方向)に駆動されるようになっている。
また、各実装用ヘッド20の先端には部品保持用のノズル部材21(部品保持部材)が設けられている。各ノズル部材21はそれぞれ図外のバルブ等を介して負圧供給装置29に接続されており、前記各フィーダ4a,5aからの部品取出し時には、ノズル部材21の先端に負圧が供給されることにより部品Wの保持が行われるようになっている。なお、この負圧供給装置29は、大気圧よりも小さい圧力に適宜調節できるようになっており、本実施形態では負圧が供給されるように設定されているものとする。
前記ノズル部材21は、実装用ヘッド20に対して着脱可能に装着されており、必要に応じて基台1上の図外のノズルステーションに収納された先端形状や大きさの異なる他のノズル部材21と自動交換されるようになっている。
このノズル部材21として、保持対象となる部品Wの上面部分を吸着することにより部品Wを保持するための吸着用ノズル27と、部品Wの上面部分の形状が吸着するのに不向きな形状を有する部品Wを保持する挟持用ノズル28とが用意されている。なお、本実施形態では、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド20に取り付けられた複数のノズル部材21のうちの1本が挟持用ノズル28となっている。
前記吸着用ノズル27は、略円筒形状を有しており、上記負圧供給装置29により吸着用ノズル27の先端に負圧が供給されることにより、吸着用ノズル27の先端部分に吸引力が発生し、その吸引力で部品Wを吸着させることにより、吸着用ノズル27の先端部分で部品Wを保持できるようになっている。
また、挟持用ノズル28は、図3に示すような形状を有している。ここで、図3は、挟持用ノズル28の先端部分を示す断面図であり、図3(a)は挟持用ノズル28の開状態を示す図であり、図3(b)は挟持用ノズル28の閉状態を示す図である。この図3(a)、(b)に示されるように、挟持用ノズル28は、吸引ノズル51とこの吸引ノズル51に固定される固定爪部52と可動爪部53とを有している。そして、この固定爪部52に対して可動爪部53が接近又は離間することにより、この固定爪部52と可動爪部53とによって部品Wが挟持されるように構成されている。
前記吸引ノズル51は、略円筒形状を有しているとともに、上記負圧供給装置29によって負圧が供給されることにより吸引ノズル51の先端部分に吸引力が発生するように構成されている。
前記固定爪部52は、吸引ノズル51の先端部分に取り付けられる固定爪部本体52a(固定爪部の基部)と、部品Wを挟持するための固定爪52bとを有している。
前記固定爪部本体52aは、吸引ノズル51の軸方向(図3において上下方向)とほぼ直交する方向(図3において左右方向)に延びる形状を有しており、その上方部分が吸引ノズル51の先端部分を外嵌するように取り付けられて固定されている。また固定爪部本体52aは、左右方向に延びて形成されるとともに一方側(図3では右側)に開口する嵌合部52cが形成されており、この嵌合部52cと吸引ノズル51の先端部分とが連通溝52dによって連通して形成されている。この嵌合部52cは、後述するように、可動爪部53が嵌合するように形成されている。
前記固定爪52bは、固定爪部本体52aから下方に向かって延びる形状を有しており、後述の可動爪53b側の表面は平坦状に形成されている。
また、前記可動爪部53は、可動爪部本体53a(可動爪部の基部)と上下方向に延びる可動爪53bとを有している。
前記可動爪部本体53aは、左右方向に延びて形成されており、固定爪部52の嵌合部52cに嵌合される形状を有しており、固定爪部52の嵌合部52cに可動爪部本体53aが嵌合された状態では、可動爪部53が嵌合部52cの延びる方向(左右方向)に沿って摺動可能となっている。この可動爪部本体53aには、一方側(図3では左側)に開口する開口部53cが形成されている。そして、固定爪部52の嵌合部52cに可動爪部本体53aが嵌合された状態では、開口部53cと嵌合部52cとによって左右方向に延びる形状の負圧作動室40が形成される。この負圧作動室40には、左右方向に伸縮可能なコイルばね41が収納されている。具体的には、コイルばね41の伸縮方向端部の一方が固定爪部52に連結され、他方が可動爪部53に連結されており、コイルばね41が所定長さ分だけ圧縮された状態で収納されている。
また、可動爪部本体53aの上面部分には左右方向に延びるとともに開口部53cに貫通する長孔53dが形成されている。具体的には、この長孔53dは、可動爪部53が左右方向に摺動した場合であっても連通溝52dが長孔53dの開口領域に含まれるような形状に形成されている。したがって、この長孔53d及び連通溝52dを介して、負圧作動室40と吸引ノズル51の先端部分とが常に連通するようになっている。
前記可動爪53bは、可動爪部本体53aから下方に向かって延びる形状を有しており、上記固定爪52b側の表面は平坦状に形成されている。すなわち、固定爪部52の嵌合部52cに可動爪部本体53aが嵌合された状態では、可動爪53bと、固定爪52bとが互いに対向するようになっており、この可動爪53bと、固定爪52bとが部品Wの側面部分を狭圧することによって部品Wを挟持できるようになっている。
このような挟持用ノズル28は、自然状態では図3(a)に示す開状態となっている。すなわち、前記コイルばね41が負圧作動室40内で所定長さ分収縮した状態で収納されており、自然状態では、可動爪部53がコイルばね41から、図3において右方向に付勢力を受けている。また、可動爪部本体53aから上方に突出するピン部材53eが、固定爪部本体52aに形成される左右方向に延びる形状のガイド孔52eに挿通されており、ガイド孔52eに挿通されたピン部材53eがガイド孔52eを形成する固定爪部本体52aの右側端部に当接することにより、可動爪部53は固定爪部52に対して相対的に右側に位置した状態で停止している。すなわち、挟持用ノズル28は、自然状態において、固定爪52bと可動爪53bとが互いに離反した位置で静止する開状態となるように構成されている。
また、吸引ノズル51の先端部分が負圧に設定されると、挟持用ノズル28は、図3(b)に示す閉状態となる。すなわち、固定爪部52と可動爪部53とによって部品Wを挟持できる状態となる。具体的に説明すると、負圧供給装置29により吸引ノズル51の先端部分が負圧に設定されると、連通溝52d及び長孔53dを通じて負圧作動室40内が負圧になり吸引力が発生する。すなわち、可動爪部53にこの吸引力が作用し、可動爪部53は左側(図3において左側)に力を受ける。そして、可動爪部53はコイルばね41の付勢力に抗して、ピン部材53eがガイド孔52eにガイドされつつ、嵌合部52cに沿って移動する。すなわち、図3(b)に示すように、可動爪53bが固定爪52b側に移動し、固定爪52bと可動爪53bとが閉状態となり、固定爪52bと可動爪53bとによって固定爪52bと可動爪53bとの間に位置する部品Wを挟持できるようになっている。
また、ヘッドユニット6には、位置認識カメラ26(撮像手段)が設けられている(図1参照)。この位置認識カメラ26は、基板P上に形成される各種マークを認識するために用いられるとともに、供給された部品Wを撮像することにより、上記ノズル部材21の保持対象となる部品Wの中心位置を認識するために用いられるものである。この位置認識カメラ26は、CCDエリアセンサ等をもつカメラ本体と照明装置とから構成されており、撮像方向が下向きに指向するようにヘッドユニット6に取付けられている。
一方、基台1上には、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド20により吸着された部品Wを認識するための部品認識カメラ17が設けられている。この部品認識カメラ17は、CCDリニアセンサ等をもつカメラ本体と照明装置とからなり、それぞれ撮像方向が上向きに指向する状態で部品供給部4,5のコンベア2側方の位置に設けられている。これにより部品吸着後、部品認識カメラ17に対してヘッドユニット6を移動させることにより当該移動に伴い各実装用ヘッド21により保持された部品Wをその下側から撮像するようになっている。
図4は、この実装機を制御するコントローラ30の構成をブロック図で示している。コントローラ30は、論理演算を実行するCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを記憶するROM、作業中に種々のデータを一時的に記憶するRAMおよびHDD等から構成されており、主な機能構成として、主制御手段31、実装プログラム記憶手段32、各種データ記憶手段33、モータ制御手段34、外部装置制御手段35および画像処理手段36等を含んでいる。
主制御手段31は、実装プログラム記憶手段32に記憶されている実装プログラムに従って一連の実装作業、つまり基板Pの装置内への搬入から搬出までの全ての作業を進めるべく前記ヘッドユニット6等の駆動を統括的に制御するとともに、その作業に伴う各種演算処理を行うものである。
実装プログラム記憶手段32は、上記の通り一連の実装動作に関する実装プログラムを記憶するものである。
各種データ記憶手段33は、実装動作の制御に必要な各種情報を記憶するものである。具体的には、部品Wの種類、形状、寸法等の部品関連情報、各ノズル部材21に関する位置情報といった各種情報を記憶するものである。本実施形態では、挟持用ノズル28の軸中心が部品Wの吸着位置に一致させた状態における特定の部品Wと固定爪52bとのクリアランスデータ(図7における隙間tに関するデータ)についても各部品W毎の情報として記憶している。
モータ制御手段34は、X−Y座標平面上でヘッドユニット6を二次元的に移動させるべく前記X軸およびY軸の各サーボモータ9,15を駆動制御するとともに、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド20を作動させるべくR軸およびZ軸の各サーボモータ22,24を駆動制御するものである。なお、図示を省略しているが各モータ9,15,22,24にはそれぞれエンコーダ等の回転位置情報検出手段が組み込まれており、モータ制御手段34はこの回転位置情報検出手段による検出情報に基づいて各モータを制御するようになっている。
外部装置制御手段35は、外部装置の動作を制御するものであり、本実施形態では負圧供給装置29の動作を制御する。具体的には、負圧供給装置29に連通するバルブの開閉を制御することにより、ノズル部材21に供給される圧力(負圧)を調節するものである(圧力調節手段)。すなわち、この外部装置制御手段35により負圧供給装置29が制御されることにより、コイルばね41で連結された固定爪部52、可動爪部53の開閉動作が制御されるようになっている。すなわち、本実施形態では、この外部装置制御手段35及びコイルばね41によって爪部材駆動手段が構成されている。
画像処理手段36は、位置認識カメラ26および部品認識カメラ17から出力される画像データに所定の画像処理を施すものである。前記主制御手段31は、位置認識カメラ26からの画像データに基づいて供給された保持対象となる部品Wの中心位置を認識し、必要に応じて部品中心位置に関する補正量等を演算する。
次に、このコントローラ30による部品Wの実装動作制御について図5〜図7を用いて説明する。ここで、図5は実装機全体の実装動作を示すフローチャートであり、図6は、部品保持動作を示すフローチャートである。また、図7は、挟持用ノズル28によって部品Wが挟持される態様を示す概略図である。
基板Pの生産が開始されると、実装プログラム記憶手段32から実装プログラムが読み込まれ、この実装プログラムに基づいて部品Wの実装が行われる。まず、コンベア2を駆動して図外のローダから基板Pを装置内に搬入し、前記実装作業位置に位置決めする(ステップS1)。
そして、ヘッドユニット6を部品供給部4,5に移動させて各実装用ヘッド20により部品Wの取り出しが行われる(ステップS2)。具体的には、ヘッドユニット6を部品供給部4,5の上方に移動させ、部品Wを吸着又は挟持すべき所定の実装用ヘッド20を昇降させることによりテープフィーダ4a又はトレイフィーダ5aから部品Wを吸着又は挟持してノズル部材21の先端部分に部品Wを保持させる。
なお、以下の説明では、保持対象となる部品Wの上面部分の形状がノズル部材による吸着に適さない形状である場合、すなわち、挟持用ノズル28によって部品Wを挟持して保持する場合について詳細に説明する。
具体的には、図6に示すようにステップS11〜S17までの処理が行われる。まず、保持対象となる部品W(対象部品W)の挟持位置に位置認識カメラ26を移動させる(ステップS11)。ここで、挟持位置とは、対象部品Wの供給位置であり、精度よく対象部品Wが供給された場合には、この挟持位置は対象部品の中心位置と一致している。すなわち、予め設定された対象部品Wの挟持位置に位置認識カメラ26を移動させる。具体的には、X軸およびY軸の各サーボモータ9,15を駆動制御することによりヘッドユニット6を移動させ、位置認識カメラ26を対象部品Wの挟持位置に移動させる。そして、位置認識カメラ26により対象部品Wを上方から撮像し、撮像された対象部品Wの画像データから対象部品Wの部品認識を行うとともに、供給された状態における対象部品Wの中心位置を算出する(ステップS12)。このとき、算出された中心位置が予め設定されている挟持位置と異なる場合には、予め設定された挟持位置が算出された中心位置に補正される。
次に、挟持用ノズル28を補正後の挟持位置に移動させる(ステップS13)。具体的には、X軸およびY軸の各サーボモータ9,15を駆動制御することにより、対象となる挟持用ノズル28の軸中心が補正後の挟持位置に一致するようにヘッドユニット6を移動させる(移動工程)。そして、その位置において、前記挟持用ノズル28を下降させる(ステップS14)。すなわち、挟持用ノズル28の固定爪52bと可動爪53bとの間に対象部品Wが位置する状態まで挟持用ノズル28を下降させる(下降工程)。この状態において、図7(a)に示すように、固定爪52bと対象部品Wとの間にはクリアランス(図7(a)における隙間t)が存在している。
次に、この隙間tを無くすように挟持用ノズル28を位置決め移動させる(ステップS15)。すなわち、固定爪52bが対象部品Wの側面と当接するまで挟持用ノズル28を移動させる。具体的には、上述のように位置認識カメラ26で撮像された対象部品Wの画像データに基づき部品認識結果から対象部品Wが特定されているため、各種データ記憶手段33からこの特定の対象部品Wに応じたクリアランスデータが読み込まれ、このクリアランス(隙間t)分だけ前記固定爪部52bが前記部品W側に変位するように挟持用ノズル28(ヘッドユニット6)を移動させる(図7(b)参照)。すなわち、この挟持用ノズル28をクリアランス分だけ移動させることにより、固定爪52bが対象部品Wの側面と当接するまで移動し、固定爪52bと可動爪53bとによって対象部品Wを狭圧するための位置決め移動が行われる(位置決め工程)。
そして、負圧供給装置29を作動させることにより、固定爪52bと可動爪53bとによって対象部品Wを狭圧する(ステップS16)。すなわち、負圧供給装置29を作動させることにより、可動爪部53がコイルばね41の付勢力に抗して嵌合部52cに沿って移動し、固定爪52bと可動爪53bとによって対象部品Wが狭圧される(挟持工程。図7(c)参照)。そして、この状態から、挟持用ノズル28を上昇させることにより(ステップS17)、対象部品Wを部品供給部4,5からピックアップさせて部品保持動作が完了する。
このようにして、挟持すべき部品については挟持用ノズル28で挟持し、それ以外の部品については吸着用ノズル27により吸着し、こうして全てのノズル部材21によるそれぞれの対象部品Wの保持が完了すると、ヘッドユニット6を部品認識カメラ17の上方に移動させて各実装用ヘッド20による保持部品Wの撮像を行い、その撮像結果に基づき各部品Wの保持状態を認識する(ステップS3)。
次いで、ヘッドユニット6を基板P上に移動させて最初の部品搭載位置の上方に配置した後、実装用ヘッド20を昇降させることにより対象部品Wを基板P上に実装する(ステップS4)。こうして最初の部品Wを実装したら、次の搭載位置にヘッドユニット6を移動させることにより、各実装用ヘッド20に吸着された部品Wを順次基板P上に実装する。
こうして各実装用ヘッド20の保持部品Wを実装し終わると、当該基板Pに対して全ての部品Wを実装したか否かを判断する(ステップS5)。ここでNOと判断した場合には、ステップS2にリターンし、ヘッドユニット6を部品供給部4,5に移動させて部品W吸着、部品認識、部品実装の各処理を繰り返し実行する。
これに対してステップS5でYESと判断した場合には、コンベア2を駆動して基板Pを装置外に搬出する(ステップS6)。これにより基板Pに対する一連の部品実装処理が終了する。
以上説明した通りの本実施形態における部品実装機によれば、挟持用ノズル28の軸中心が対象部品Wの中心位置に一致するように挟持用ノズル28を移動させて前記挟持用ノズル28を下降させることにより、固定爪部52と部品Wとの間にはクリアランス(隙間t)が形成されるが、前記固定爪部52が対象部品Wに当接するように挟持用ノズル28を移動させ、クリアランスをほぼ無くした状態で可動爪部53を固定爪部52側に移動させて対象部品Wを挟持するため、この対象部品Wをバランスのよい姿勢で保持することができる。したがって、固定爪部52と対象部品Wとの間に形成されるクリアランスにより部品Wが傾斜した状態で固定爪部52と可動爪部53とに挟持される虞があった従来の保持方法に比べて、部品Wの保持精度の向上及び保持精度を安定させることができる。
上記実施形態では、固定爪部52が対象部品Wの側面に当接するように挟持用ノズル28を移動させる例について説明したが、固定爪部52が対象部品Wの側面に近接するように挟持用ノズル28を移動させるものであってもよい。すなわち、挟持用ノズル28の軸中心が対象部品Wの中心位置に一致するように挟持用ノズル28を移動させて前記挟持用ノズル28を下降させることにより、固定爪部52と部品Wとの間にはクリアランスが形成されるが、この状態から固定爪部52が対象部品Wの側面に近接するように挟持用ノズル28を移動させることにより、前記クリアランスを極力無くすことができるため、従来の保持方法に比べて、部品Wの保持精度の向上及び保持精度を安定させることができる。
また、上記実施形態では、爪部材駆動手段として、コイルばね41と負圧供給装置29とを備える例について説明したが、対象部品Wの側面を挟持できるように構成されているものであればよい。例えば、爪部材駆動手段としてアクチュエータ等が用いられることにより機械的に挟持できるように構成されているものであってもよい。
なお、上述したように挟持用ノズル28と吸着用ノズル27とが交換可能に構成されており、挟持用ノズル28及び吸着用ノズル27いずれも共通の負圧供給装置29を用いて対象部品Wを吸着又は挟持できるようになっている。すなわち、上述の挟持用ノズル28の構成とすることにより、吸着用ノズル27と共通の駆動源を用いて対象部品Wを保持することができる。したがって、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド20に吸着用ノズル27が着脱可能に取り付けられるように構成されている部品実装機であっても、大幅な設計変更を要することなく、吸着用ノズル27を挟持用ノズル28に取り替えて、吸着に不向きな上面形状を有する対象部品Wを保持することができる部品実装機とすることができる。
また、上記実施形態では、位置認識カメラ26により対象部品Wの中心位置を算出することにより挟持位置を補正する例について説明したが、部品供給部4,5により対象部品Wが精度よく供給されるように構成されていることにより、挟持位置の補正を省いた構成であってもよい。これにより対象部品Wを位置認識カメラ26により認識する時間を省くことができるため、タクトタイムの向上を図ることが可能となる。
また、上記実施形態では、ヘッドユニット6に複数のノズル部材21のうち、1本のみが挟持用ノズル28である例について説明したが、ノズル部材21のうち、挟持用ノズル28を複数備えるものであってもよく、また、すべてのノズル部材21が挟持用ノズル28で構成されるものであってもよい。また、単一のノズル部材21を備えたヘッドユニット6であって、このノズル部材21が挟持用ノズル28であるものであってもよい。
本発明に係る部品実装機を示す斜視図である。 主にヘッドユニットの構成を示す部品実装機の正面図である。 挟持用ノズルを示す断面図であり、(a)は、挟持用ノズルの開状態を示す図であり、(b)は挟持用ノズルの閉状態を示す図である。 部品実装機のコントローラの構成を示すブロック図である。 実装動作全体を示すフローチャートである。 部品保持動作を示すフローチャートである。 挟持用ノズルによって部品が挟持される態様を示す概略図であり、(a)は、下降工程の態様を示す図であり、(b)は、位置決め工程の態様を示す図であり、(c)は、挟持工程の態様を示す図である。 従来の部品保持方法を説明するための概略図であり、(a)は、ノズル部材を下降させた態様を示す図であり、(b)は、部品を挟持した態様を示す図である。
符号の説明
5 部品供給部
6 ヘッドユニット
21 ノズル部材
27 吸着用ノズル
28 挟持用ノズル
30 コントローラ
34 モータ制御手段
40 負圧作動室
51 吸引ノズル
52 固定爪部
52b 固定爪
53 可動爪部
53b 可動爪

Claims (6)

  1. 移動可能なヘッドに設けられた部品保持部材に部品を保持させて、この保持された部品を基板の所定個所に搭載する部品実装機の部品保持方法であって、
    前記部品保持部材は、前記ヘッドに対して固定された固定爪部と、この固定爪部に対して移動可能な可動爪部とを備え、この可動爪部が固定爪部側に移動させることにより部品を挟持するように構成されており、
    挟持対象となる部品に対応する位置に前記部品保持部材を移動させる移動工程と、
    前記固定爪部と前記可動爪部との間に前記部品が位置する状態に前記部品保持部材を下降させる下降工程と、
    前記固定爪部が前記部品に近づく方向に前記部品保持部材を所定量変位させる位置決め工程と、
    前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させて前記部品を挟持する挟持工程と、
    をこの順に実行することを特徴とする部品保持方法。
  2. 前記位置決め工程では、前記固定爪部が前記部品と当接するように前記部品保持部材を変位させることを特徴とする請求項1に記載の部品保持方法。
  3. 供給された部品に対して相対的に移動可能に構成されるヘッドと、
    このヘッドに設けられ、前記ヘッドに対して固定される固定爪部とこの固定爪部に対して移動可能な可動爪部とを有する部品保持部材と、
    を備え、前記供給された部品を前記部品保持部材に挟持させて保持するとともに、この保持された部品を基板の所定個所に搭載する部品実装機であって、
    前記ヘッドを移動させる駆動手段と、
    前記部品に対して前記部品保持部材を昇降動作させる昇降駆動手段と、
    前記可動爪部を固定爪部側に相対的に移動させる爪部材駆動手段と、
    前記駆動手段、昇降駆動手段及び爪部材駆動手段を制御する制御手段と、
    を有しており、
    前記制御手段は、前記部品保持部材の軸中心が挟持されるべき部品の中心位置に一致するように前記部品保持部材を移動させて前記固定爪部と前記可動爪部との間に前記部品が位置する状態に前記部品保持部材を下降させた後、前記固定爪部を前記部品に近づく方向に前記部品保持部材を所定量変位させて前記固定爪部を位置決めしてから、前記可動爪部を前記固定爪部側に移動させることにより前記部品を挟持させることを特徴とする部品実装機。
  4. 前記爪部材駆動手段は、前記固定爪部の基部と可動爪部の基部との間に形成される負圧作動室に収容されるばね部材と、前記負圧作動室内の圧力を調節する圧力調節手段とによって構成されており、前記圧力調節手段により負圧作動室内に所定の負圧を与えることで前記ばね部材を収縮させつつ固定爪部と可動爪部とを互いに接近させて部品を挟持させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の部品実装機。
  5. 前記ヘッドを保持するヘッドユニットを有しており、このヘッドユニットには撮像手段が備えられ、前記部品の中心位置は前記撮像手段により前記部品保持部材の挟持対象となる部品の撮像データに基づいて補正され、この補正後の部品の中心位置に前記部品保持部材の中心位置が一致するように前記部品保持部材を移動させることを特徴とする請求項3又は4に記載の部品実装機。
  6. 前記ヘッドを保持するヘッドユニットを有しており、このヘッドユニットには前記部品保持部材が複数設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の部品実装機。
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