JPH09129491A - 積層コンデンサ - Google Patents
積層コンデンサInfo
- Publication number
- JPH09129491A JPH09129491A JP28005795A JP28005795A JPH09129491A JP H09129491 A JPH09129491 A JP H09129491A JP 28005795 A JP28005795 A JP 28005795A JP 28005795 A JP28005795 A JP 28005795A JP H09129491 A JPH09129491 A JP H09129491A
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- JP
- Japan
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- internal electrode
- electrostatic capacitance
- capacitance
- multilayer capacitor
- laminated capacitor
- Prior art date
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- Pending
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型にしてより大きな静電容量を有する積層
コンデンサを提供する。 【解決手段】 積層コンデンサ２０の最外層に形成され
た内部電極片２２ａの先端部平面が該内部電極片２２ａ
に接続されていない外部電極２４に対向するように内部
電極片２２ａ及び外部電極２４を形成する。 【効果】 対向する内部電極片２２ａ間に生じた静電容
量と、最外層の内部電極片２２ａの先端部平面と該平面
に対向する外部電極２４のと間に生じた静電容量との合
成容量が積層コンデンサ２０の有する静電容量となるの
で、同形状において得られる静電容量を増加させること
ができ、同じ静電容量を有する積層コンデンサを従来よ
りも小型に形成することができる。
コンデンサを提供する。 【解決手段】 積層コンデンサ２０の最外層に形成され
た内部電極片２２ａの先端部平面が該内部電極片２２ａ
に接続されていない外部電極２４に対向するように内部
電極片２２ａ及び外部電極２４を形成する。 【効果】 対向する内部電極片２２ａ間に生じた静電容
量と、最外層の内部電極片２２ａの先端部平面と該平面
に対向する外部電極２４のと間に生じた静電容量との合
成容量が積層コンデンサ２０の有する静電容量となるの
で、同形状において得られる静電容量を増加させること
ができ、同じ静電容量を有する積層コンデンサを従来よ
りも小型に形成することができる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、積層コンデンサに
関し、特に静電容量の小さな高周波用の積層コンデンサ
に関するものである。
関し、特に静電容量の小さな高周波用の積層コンデンサ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２乃至図４に従来例の積層コンデンサ
を示す。図２は分解斜視図、図３は平断面図、図４は図
３のＡ−Ａ線矢視方向断面図である。
を示す。図２は分解斜視図、図３は平断面図、図４は図
３のＡ−Ａ線矢視方向断面図である。
【０００３】図において、１０は積層コンデンサで、誘
電体層１１と内部電極１２とを交互に積層してなる素体
１３と、素体１３の両端部において内部電極を交互に並
列に接続している一対の外部電極１４とから構成されて
いる。
電体層１１と内部電極１２とを交互に積層してなる素体
１３と、素体１３の両端部において内部電極を交互に並
列に接続している一対の外部電極１４とから構成されて
いる。
【０００４】内部電極１２は、誘電体層１１の中央領域
付近に設けられた内部電極片１２ａと、外部電極１４に
沿って外部電極１４に接続した状態で設けられた内部電
極引出部１２ｂとから成り、内部電極片１２ａは内部電
極引出部１２ｂを介して外部電極１４に接続されてい
る。
付近に設けられた内部電極片１２ａと、外部電極１４に
沿って外部電極１４に接続した状態で設けられた内部電
極引出部１２ｂとから成り、内部電極片１２ａは内部電
極引出部１２ｂを介して外部電極１４に接続されてい
る。
【０００５】誘電体層１１は矩形のシート上のセラミッ
ク焼結体からなり、セラミック焼結体は、例えばチタン
酸バリウム等を主成分とする誘電体磁器材料から形成さ
れている。内部電極１２は金属ペーストを焼結させた金
属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばＰｄや
Ａｇ−Ｐｄのような貴金属材料を主成分とするものが使
用されている。外部電極１４も内部電極１２と同様の材
料により形成され、表面には半田濡れ性をよくするため
に半田メッキが施されている。
ク焼結体からなり、セラミック焼結体は、例えばチタン
酸バリウム等を主成分とする誘電体磁器材料から形成さ
れている。内部電極１２は金属ペーストを焼結させた金
属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばＰｄや
Ａｇ−Ｐｄのような貴金属材料を主成分とするものが使
用されている。外部電極１４も内部電極１２と同様の材
料により形成され、表面には半田濡れ性をよくするため
に半田メッキが施されている。
【０００６】ところで、近年、移動通信機機等の小型化
が進み、これに伴って移動体通信機等に使用される積層
コンデンサの小型化が要求されている。
が進み、これに伴って移動体通信機等に使用される積層
コンデンサの小型化が要求されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層コ
ンデンサの小型化にも限界があり、小型にしてもより大
きな静電容量を得られる積層コンデンサの開発が望まれ
ている。
ンデンサの小型化にも限界があり、小型にしてもより大
きな静電容量を得られる積層コンデンサの開発が望まれ
ている。
【０００８】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、小型
にしてより大きな静電容量を有する積層コンデンサを提
供することにある。
にしてより大きな静電容量を有する積層コンデンサを提
供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、誘電体層と内部電極とを交互に積層して
なる素体と、該素体の両端部において該内部電極を交互
に並列に接続している一対の外部電極とを有する積層コ
ンデンサにおいて、少なくとも最外層に形成された内部
電極の先端部平面が該内部電極に接続されていない外部
電極に対向するように形成されている積層コンデンサを
提案する。
成するために、誘電体層と内部電極とを交互に積層して
なる素体と、該素体の両端部において該内部電極を交互
に並列に接続している一対の外部電極とを有する積層コ
ンデンサにおいて、少なくとも最外層に形成された内部
電極の先端部平面が該内部電極に接続されていない外部
電極に対向するように形成されている積層コンデンサを
提案する。
【００１０】該積層コンデンサによれば、対向する内部
電極面間に静電容量が生ずると共に、最外層の内部電極
の先端部平面と該平面に対向する外部電極のと間に静電
容量が生じ、これらの静電容量の合成容量が該積層コン
デンサの有する静電容量となる。
電極面間に静電容量が生ずると共に、最外層の内部電極
の先端部平面と該平面に対向する外部電極のと間に静電
容量が生じ、これらの静電容量の合成容量が該積層コン
デンサの有する静電容量となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図１は本発明の一実施形態におけ
る積層コンデンサを示す分解斜視図、図５は平面図、図
６は図５のＢ−Ｂ線矢視方向断面図である。
実施形態を説明する。図１は本発明の一実施形態におけ
る積層コンデンサを示す分解斜視図、図５は平面図、図
６は図５のＢ−Ｂ線矢視方向断面図である。
【００１２】これらの図において、２０は積層コンデン
サで、誘電体層２１と内部電極２２とを交互に積層して
なる素体２３と、素体２３の両端部において内部電極を
交互に並列に接続している一対の外部電極２４とから構
成されている。
サで、誘電体層２１と内部電極２２とを交互に積層して
なる素体２３と、素体２３の両端部において内部電極を
交互に並列に接続している一対の外部電極２４とから構
成されている。
【００１３】内部電極２２は、誘電体層２１の中央領域
付近に設けられた内部電極片２２ａと、外部電極２４に
沿って外部電極２４に接続した状態で設けられた内部電
極引出部２２ｂとから成り、内部電極片２２ａは内部電
極引出部２２ｂを介して外部電極２４に接続されてい
る。
付近に設けられた内部電極片２２ａと、外部電極２４に
沿って外部電極２４に接続した状態で設けられた内部電
極引出部２２ｂとから成り、内部電極片２２ａは内部電
極引出部２２ｂを介して外部電極２４に接続されてい
る。
【００１４】また、外部電極２４は、素体２３の両端面
と周面両端部の所定位置に形成されている。さらに、最
外層に位置する内部電極片２２ａの先端部平面は、周面
に形成された外部電極２４に対向する位置まで延ばして
形成されている。
と周面両端部の所定位置に形成されている。さらに、最
外層に位置する内部電極片２２ａの先端部平面は、周面
に形成された外部電極２４に対向する位置まで延ばして
形成されている。
【００１５】ここで、誘電体層２１は矩形のシート上の
セラミック焼結体からなり、セラミック焼結体は、例え
ばチタン酸バリウム等を主成分とする誘電体磁器材料か
ら形成されている。
セラミック焼結体からなり、セラミック焼結体は、例え
ばチタン酸バリウム等を主成分とする誘電体磁器材料か
ら形成されている。
【００１６】また、内部電極２２は金属ペーストを焼結
させた金属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例え
ばＰｄやＡｇ−Ｐｄのような貴金属材料を主成分とする
ものが使用されている。外部電極２４も内部電極２２と
同様の材料により形成され、表面には半田濡れ性をよく
するために半田メッキが施されている。
させた金属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例え
ばＰｄやＡｇ−Ｐｄのような貴金属材料を主成分とする
ものが使用されている。外部電極２４も内部電極２２と
同様の材料により形成され、表面には半田濡れ性をよく
するために半田メッキが施されている。
【００１７】前述の構成よりなる積層コンデンサによれ
ば、対向する内部電極片２２ａ間に生じた静電容量と、
最外層の内部電極片２２ａの先端部平面とこの平面に対
向する外部電極２４のと間に生じた静電容量との合成容
量が積層コンデンサ２０の有する静電容量となる。これ
により、同形状において得られる静電容量を増加させる
ことができる。
ば、対向する内部電極片２２ａ間に生じた静電容量と、
最外層の内部電極片２２ａの先端部平面とこの平面に対
向する外部電極２４のと間に生じた静電容量との合成容
量が積層コンデンサ２０の有する静電容量となる。これ
により、同形状において得られる静電容量を増加させる
ことができる。
【００１８】従って、同じ静電容量を有する積層コンデ
ンサを従来よりも小型に形成することができる。
ンサを従来よりも小型に形成することができる。
【００１９】尚、本実施形態は一例でありこれに限定さ
れることはない。
れることはない。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
向する内部電極間に生じた静電容量と、最外層の内部電
極の先端部平面と該平面に対向する外部電極のと間に生
じた静電容量との合成容量が積層コンデンサの有する静
電容量となるので、同形状において得られる静電容量を
増加させることができる。これにより、同じ静電容量を
有する積層コンデンサを従来よりも小型に形成すること
ができる。
向する内部電極間に生じた静電容量と、最外層の内部電
極の先端部平面と該平面に対向する外部電極のと間に生
じた静電容量との合成容量が積層コンデンサの有する静
電容量となるので、同形状において得られる静電容量を
増加させることができる。これにより、同じ静電容量を
有する積層コンデンサを従来よりも小型に形成すること
ができる。
【図１】本発明の一実施形態における積層コンデンサを
示す分解斜視図
示す分解斜視図
【図２】従来例の積層コンデンサを示す分解斜視図
【図３】従来例の積層コンデンサを示す平断面図
【図４】図３におけるＡ−Ａ線矢視方向の断面図
【図５】本発明の一実施形態における積層コンデンサを
示す平面図
示す平面図
【図６】図５におけるＢ−Ｂ線矢視方向の断面図
２０…積層コンデンサ、２１…誘電体層、２２…内部電
極、２２ａ…内部電極片、２２ｂ…内部電極引出部、２
３…素体、２４…外部電極。
極、２２ａ…内部電極片、２２ｂ…内部電極引出部、２
３…素体、２４…外部電極。
Claims (1)
- 【請求項１】 誘電体層と内部電極とを交互に積層して
なる素体と、該素体の両端部において該内部電極を交互
に並列に接続している一対の外部電極とを有する積層コ
ンデンサにおいて、 少なくとも最外層に形成された内部電極の先端部平面が
該内部電極に接続されていない外部電極に対向するよう
に形成されていることを特徴とする積層コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28005795A JPH09129491A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 積層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28005795A JPH09129491A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 積層コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09129491A true JPH09129491A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17619710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28005795A Pending JPH09129491A (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 積層コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09129491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016213214A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-15 | 日亜化学工業株式会社 | 発光素子 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28005795A patent/JPH09129491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016213214A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-15 | 日亜化学工業株式会社 | 発光素子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |