JPH09128376A - 中国語文書処理装置 - Google Patents

中国語文書処理装置

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JPH09128376A
JPH09128376A JP7281955A JP28195595A JPH09128376A JP H09128376 A JPH09128376 A JP H09128376A JP 7281955 A JP7281955 A JP 7281955A JP 28195595 A JP28195595 A JP 28195595A JP H09128376 A JPH09128376 A JP H09128376A
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JP
Japan
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input
pinyin
kanji
chinese
candidate
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JP7281955A
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English (en)
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Hirotsune Nakada
尋経 中田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二通りのピンイン変換方法を備えているの
で、ユーザはその状況に応じて入力しやすいピンイン変
換方法を選択できる。少ないキー操作でピンイン入力か
ら中国語に変換できる中国語文書処理装置を提供するも
のでる。 【解決手段】 ピンインと呼ばれる中国語発音のアルフ
ァベット入力のできる入力部と、入力されたアルファベ
ットに基づいて漢字変換等の処理を行う漢字変換処理部
と、文書や文字を表示する表示部と、前記漢字変換処理
部や表示部を制御する制御部と、を備えた中国語入力機
能を持つ文書処理装置において、ピンインの先頭の一部
のアルファベットのみを入力することによって、この入
力したアルファベットを頭文字に持つピンイン候補群を
表示部上に表示させる手段を併せ備えた構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中国語ワードプロセ
ッサ、中国語携帯端末、コンピュータの中国語入力シス
テムなどの中国語入力機能を持つ中国語文書処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中国語の発音(ピンイン)から入
力するには、主に「全ピン入力」または「双ピン入力」
の二つの入力方法がある。「全ピン入力」は、ピンイン
を構成しているアルファベットをキーボードから入力し
た後、変換キーを押すことによって、候補の漢字を入力
する方式である。「双ピン入力」は、ピンインを構成し
ている成分を「声母」と「韻母」に分け、それぞれに対
応するキーを入力することにより、発音を入力、その後
変換を行うことによって候補の漢字を入力する方式であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワード
プロセッサやコンピュータの文字入力で、発音(ピンイ
ン)から中国語を入力しようとする時に、正しいピンイ
ンを覚えている漢字は「全ピン入力」で入力できるが、
うろ覚えでしかないピンインの漢字は、思い当たるピン
インをアルファベットで入力し、その都度、変換操作を
行い、希望する漢字が現れるまでくり返さなければなら
ないという問題があった。
【0004】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、少ないキー操作でピンイン入力から中国語
に変換できる中国語文書処理装置を提供するものでる。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示すブロック図である。図1に示すように、本発明
は、ピンインと呼ばれる中国語発音のアルファベット入
力のできる入力部101と、入力されたアルファベット
に基づいて漢字変換等の処理を行う漢字変換処理部10
2と、文書や文字を表示する表示部103と、前記漢字
変換処理部102や表示部103を制御する制御部10
4と、を備えた中国語入力機能を持つ文書処理装置にお
いて、ピンインの先頭の一部のアルファベットのみを入
力することによって、この入力したアルファベットを頭
文字に持つピンイン候補群を表示部103上に表示させ
る手段を併せ備えたことを特徴とする中国語文書処理装
置である。
【0006】前記入力部101により入力されたピンイ
ンのアルファベットの全てを漢字変換するための全ピン
入力モードと、ピンインの先頭アルファベットを対象に
ピンイン候補群に変換する選ピン入力モードの二つの入
力モードを切り替え設定する設定部105をさらに備え
た構成にすることが好ましい。
【0007】なお、本発明の構成において、入力部10
1はアルファベットを入力するタイプ式キーボードと、
変換するための[全ピン変換]キー、[選ピン変換]キ
ーを備えている。入力部101は透明タッチパネル(透
明タブレット)で構成してもよい。「全ピン入力」は、
ピンインを構成しているアルファベットをキーボードか
ら入力した後、変換キーを押すことによって、候補の漢
字を入力する方式である。また、「選ピン入力」は、ピ
ンインの先頭アルファベットを入力した後、選ピン変換
キーを押すことによって、ピンイン候補群を表示して、
選択されたピンイン候補を漢字に変換して入力する方式
をいう。表示部103はCRTディスプレイ、LCD
(液晶)ディスプレイ等で構成され、入力文字や候補を
表示する。本体が携帯型の中国語文書処理装置であれば
LCD(液晶)ディスプレイで構成される。
【0008】漢字変換処理部102、制御部104、設
定部105はCPU、ROM、RAM、I/Oポートか
らなるマイクロコンピュータで構成される。このCPU
は入力部101、表示部103を制御するともに本発明
のピンイン入力から漢字変換処理を行う。また、ROM
には変換処理プログラムや、ピンイン候補辞書データ、
漢字変換辞書データが記憶されている。RAMは変換処
理に必要なワークエリア、ユーザ辞書データを記憶する
メモリエリアとして機能する。
【0009】本発明によれば、二通りのピンイン変換方
法を備えているので、ユーザはその状況に応じて入力し
やすいピンイン変換方法を選択できる。即ち、入力した
い漢字のピンインがわかっている場合、正しいピンイン
をアルファベット入力してから行う「全ピン入力」を選
択することにより、少ないキー操作で入力できる。そし
て、ピンインが正確にわからない場合、ピンインの一部
を入力した後「選ピン入力」を選択することにより、う
ろ覚えの発音のピンインの漢字も変換候補にすることが
できる。
【0010】前記入力部101はピンイン変換後の次候
補に変換するための[次候補]キーをさらに備え、[次
候補]キーが操作された際に、類似発音のピンインとそ
の漢字候補を表示部103上に表示させる手段をさらに
備えた構成にすることが好ましい。このように構成すれ
ば、似たような発音と間違えてアルファベット入力して
も、予め設定した類似発音の漢字は次候補キー操作によ
り同一候補として扱うことによって、一度入力したピン
インから目的の漢字が得られる。
【0011】前記入力部101はピンイン変換後の漢字
候補をキャンセルするための[キャンセル]キーをさら
に備え、全ピン入力モードにおいて[キャンセル]キー
が入力された際、全ピン入力モードから選ピン入力モー
ドに自動的に切り替える手段をさらに備えた構成にする
ことが好ましい。このように構成すれば、「全ピン入
力」を使用して目的とする漢字を候補として得られない
時でも、変換中にキャンセル動作を行うことによって、
自動的に「選ピン入力」に切り替わるのでキー操作が単
純となる。
【0012】前記入力部101は表示部103と一体形
成された透明タッチパネル106を備え、透明タッチパ
ネル104への入力情報に従い、表示部103上に、ピ
ンイン入力用のアルファベットキー画面、漢字候補画
面、ピンイン候補画面、全ピン変換キー、及び選ピン変
換キーを切り替え表示する手段をさらに備えた構成にす
ることが好ましい。このように構成すれば、入力するキ
ーは、必要に応じて画面上に切り替え表示されるので、
スペースをとらず、また自由な配置、表現ができるた
め、あらゆる携帯情報機器等に適用することができる。
即ち、限られた大きさの筐体で、表示と入力を同時に実
現することができるので、携帯端末などの小型機に適用
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
て本発明を詳述する。なお、これによって、本発明は限
定されるものではない。
【0014】図2は本発明の中国語文書処理装置の構成
例1を示すブロック図である。図2において、1はアル
ファベットの入力できるタイプ式キーボードであり、1
aは[全ピン入力]キー、1bは[選ピン入力]キーで
ある。2はCRTディスプレイ、LCD(液晶)ディス
プレイ等で構成される表示装置である。3はマイクロコ
ンピュータの中央処理装置であるCPUであり、タイプ
式キーボード1や表示装置2を制御するとともにピンイ
ン変換の処理等を行う。
【0015】4は変換処理プログラム、制御プログラム
や辞書データを記憶したROM、5は変換処理エリアと
して使用したり、ユーザ辞書データ、表示データを一時
的に記憶するRAMでる。また、マイクロコンピュータ
はCPU3、ROM4、RAM5から構成され、図1の
漢字変換処理部、制御部、設定部として機能する。6は
各構成部に必要な電力を供給する電源ユニットである。
【0016】図3は本発明の国語文書処理装置のピンイ
ン入力の変換動作1を示すフローチャートである。図4
は「全ピン入力」時の変換動作例1を示す説明図であ
る。図5は「選ピン入力」時の変換動作例1を示す説明
図である。
【0017】図3のフローチャートについて、図4及び
図5を用いて説明する。ピンイン入力画面において、R
OM4内の制御プログラムにより、CPU3が入力待ち
状態になる。目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っている場合のピンイン入力の変換動作について説明す
る。 ステップS101:タイプ式キーボード1から、中国語
漢字の発音をピンインと呼ばれるアルファベットで入力
する(図4のA1参照)。 ステップS102:ピンインを正しく入力し終えると
[全ピン入力]キーを押す(図4のA2参照)。
【0018】ステップS103〜S104:入力したア
ルファベットに該等する中国語漢字(データ)が全ピン
辞書データ中に有るか無いかを検索する。 ステップS105:データが有ると、その漢字群を候補
として番号を付加して表示画面に表示する(図4のA3
参照)。 ステップS107:その候補の中から入力しようとする
文字の候補番号を目的の漢字(例えば、4番の漢字)を
選択して入力する(図4のA4参照)。 ステップS108:目的の漢字(例えば、4番の漢字)
を文書中に挿入し入力を完了する(図4のA5参照)。 ステップS109:ピンイン入力があればステップS1
01に戻る。
【0019】目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っていない場合のピンイン変換動作について説明する。 ステップS101:目的の漢字のピンインの先頭アルフ
ァベットのみを入力する(図5のB1参照)。 ステップS110:その後、[選ピン入力]キーを押す
(図5のB2参照)。 ステップS111〜S112:入力したアルファベット
を頭文字に持つピンイン候補(データ)を選ピン辞書デ
ータ中に有るか無いかを検索する。 ステップS113:データが有ると、そのピンイン候補
に番号を付加して表示画面に表示する(図5のB3参
照)。 ステップS114:表示されたピンイン候補の中から、
正しいと思われるピンインの番号(例えば、2番)を選
択する(図5のB4参照)。 ステップS105:選択されたピンインの番号(例え
ば、2番)の漢字群を候補として番号を付加して表示画
面に表示する(図5のB5参照)。
【0020】ステップS106:表示された漢字候補の
中に目的の漢字が無かったら、[キャンセル]キー(通
常のJISキーボード等では[ESC]キー等を割り当
ててもよい)を押すことにより(図5のB6参照)、
「選ピン入力」のピンイン候補画面に戻る(図5のB7
参照)。その中から異なるピンインを選択し(図5のB
8参照)、新たな漢字候補が表示されるので目的の漢字
候補を選び(図5のB9、B10参照)、目的の漢字候
補を入力する(図5のB11参照)。
【0021】図6は本発明の中国語文書処理装置の構成
例2を示すブロック図である。図6において、表示装置
2、CPU3、ROM4、RAM5、電源ユニット6に
ついては、図2に示す構成と同じなので説明を省略す
る。7は表示装置1の画面上に重ねられた透明タッチパ
ネルである。通常、キーボード1の替わりに設けられる
が、キーボード1と併設してもよい。7aは漢字入力状
態に配置される[全ピン入力]キー、7bは同じく[選
ピン入力]キーである。また、透明タッチパネル7は、
マトリクス式のキースキャン、または静電検知式やアナ
ログ抵抗膜式等の位置検知方法により、画面に表示され
るキーのどれが入力されたかをCPU3に伝える機能を
持つとする。
【0022】図7は本発明の国語文書処理装置のピンイ
ン入力の変換動作2を示すフローチャートである。図8
は「全ピン入力」時の変換動作例2を示す説明図であ
る。図9は「選ピン入力」時の変換動作例2を示す説明
図である。
【0023】図7のフローチャートについて、図8及び
図9を用いて説明する。 ステップS200:ROM4内の制御プログラムによ
り、ピンイン入力画面が設定され、CPU3が入力待ち
状態になる。目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っている場合のピンイン入力の変換動作について説明す
る。
【0024】ステップS201:表示装置2に表示され
たキーから透明タッチパネル7によって、中国語漢字の
発音をピンインと呼ばれるアルファベットで入力する
(図8のC1参照)。この時、表示装置2にはピンイン
入力用のアルファベットキーが表示され、透明タッチパ
ネル7にはそのアルファベット各々に対応したキー割り
当てがなされている。 ステップS202:ピンインを正しく入力し終えると
[全ピン入力]キーをタッチする(図8のC2参照)。
【0025】 ステップS203〜S204:入力したアルファベット
に該等する中国語漢字(データ)が全ピン辞書データ中
に有るか無いかを検索する。 ステップS205:データが有ると、その漢字群を候補
として表示画面に表示する(図8のC3参照)。 ステップS207:その候補の中から入力しようとする
文字の直接タッチ入力して、目的の漢字候補を選択する
(図8のC4参照)。 ステップS208:目的の漢字を文書中に挿入し入力を
完了する(図8のC5参照)。 ステップS209:ピンイン入力があればステップS2
00に戻る。
【0026】目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っていない場合のピンイン変換動作について説明する。 ステップS201:目的の漢字のピンインの第1文字、
またはわかるところまでピンインアルファベットを入力
する(図9のD1参照)。 ステップS210:その後画面に配置された[選ピン入
力]キーをタッチする(図9のD2参照)。 ステップS211〜S212:入力したアルファベット
を先頭部分文字に持つピンイン候補(データ)が選ピン
辞書データ中に有るか無いかを検索する。 ステップS213:データが有ると、そのピンイン候補
を表示画面に表示する(図9のD3参照)。
【0027】ステップS214:表示されたピンイン候
補の中から、正しいと思われるピンインを直接タッチ入
力して選択する(図9のD4参照)。 ステップS205:選択されたピンインの漢字群を候補
として表示画面に表示する(図9のD5参照)。 ステップS206:表示された漢字候補の中に目的の漢
字が無かったら、画面上に配置した[キャンセル]キー
をタッチすることにより(図9のD6参照)、「選ピン
入力」のピンイン候補画面に戻る(図9のD7参照)。
その中から異なるピンインをタッチして選択し(図9の
D8参照)、新たな漢字候補が表示されるので目的の漢
字候補をタッチして選び(図9のD9、D10参照)、
目的の漢字候補を入力する(図9のD11参照)。
【0028】図10は本発明の国語文書処理装置のピン
イン入力の変換動作3を示すフローチャートである。図
11は「全ピン入力」時の変換動作例3を示す説明図で
ある。図12は「選ピン入力」時の変換動作例3を示す
説明図である。
【0029】図10のフローチャートについて、図11
及び図12を用いて説明する。ここでは、図2に示す中
国語文書処理装置の構成例1が適用される。ピンイン入
力画面において、ROM4内の制御プログラムにより、
CPU3が入力待ち状態になる。目的の中国語漢字のピ
ンイン(発音)が判っている場合のピンイン入力の変換
動作について説明する。 ステップS301:タイプキーボード1から、中国語漢
字の発音をピンインと呼ばれるアルファベットで入力す
る(図11のE1参照)。 ステップS302:ピンインを正しく入力し終えると
[全ピン入力]キーを押す(図11のE2参照)。
【0030】ステップS303〜S304:入力したア
ルファベットに該等する中国語漢字(データ)が全ピン
辞書データ中に有るか無いかを検索する。 ステップS305:データが有ると、その漢字群を候補
として番号を付加して表示画面に表示する(図11のE
3参照)。 ステップS306:表示された漢字候補の中に目的の漢
字が無かったら、[次候補]キーを押す(図11のE4
参照)。
【0031】 ステップS315:類似発音ピンインの漢字候補が検索
される。 ステップS316:類似発音ピンインの漢字候補が表示
される(図11のE5参照)。 ステップS307:表示された漢字候補の中に目的の漢
字が有れば、入力しようとする文字の候補番号を目的の
漢字を選択して入力する(図11のE6参照)。 ステップS308:目的の漢字(例えば、2番の漢字)
を文書中に挿入し入力を完了する(図11のE7参
照)。 ステップS309:ピンイン入力があればステップS3
01に戻る。
【0032】目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っていない場合のピンイン変換動作について説明する。 ステップS301:目的の漢字のピンインの先頭アルフ
ァベットのみを入力する(図12のF1参照)。 ステップS310:その後[選ピン入力]キーを押す
(図12のF2参照)。 ステップS311〜S312:入力したアルファベット
を頭文字に持つピンイン候補(データ)が選ピン辞書デ
ータ中に有るか無いかを検索する。
【0033】 ステップS313:データが有ると、そのピンイン候補
に番号を付加して表示画面に表示する(図12のF3参
照)。 ステップS314:表示されたピンイン候補の中から、
正しいと思われるピンインの番号(例えば、2番)を選
択する(図12のF4参照)。 ステップS305:選択されたピンインの番号(例え
ば、2番)の漢字群を候補として番号を付加して表示画
面に表示する(図12のF5参照)。
【0034】ステップS306:表示された漢字候補の
中に目的の漢字が無かったら、[次候補]キーを押す。
類似発音ピンインの漢字候補が無ければ(ステップS3
15)、[キャンセル]キーを押すことにより(図12
のF6参照)、「選ピン入力」のピンイン候補画面に戻
る(図12のF7参照)。その中から異なるピンインを
選択し(図12のF8参照)、新たな漢字候補が表示さ
れるがそれでも目的の漢字が無かったら、[次候補]キ
ーを押す(図12のF9、F10参照)。目的の漢字候
補が表示されたらその番号を選び(図12のF11、F
12参照)、目的の漢字候補を入力する(図12のF1
3参照)。
【0035】漢字候補表示中に目的の漢字が無かった
ら、一度[キャンセル]キーで「選ピン入力」のピンイ
ン候補画面状態に戻し、その中から異なるピンインを選
択し、新たな漢字候補を選ぶことができる。また、ピン
インを曖昧にしか覚えていない時のために、似たような
発音の漢字候補を予め登録しておき、変換時にその対象
ピンインが指定された時は、入力ピンインだけでなく類
似ピンイン漢字も含めて漢字変換候補として表示するこ
とができる。
【0036】図13は本発明の国語文書処理装置のピン
イン入力の変換動作4を示すフローチャートである。図
14は「全ピン入力」時の変換動作例4を示す説明図で
ある。図15は「選ピン入力」時の変換動作例4を示す
説明図である。
【0037】図13のフローチャートについて、図14
及び図15を用いて説明する。ここでは、図3に示す中
国語文書処理装置の構成例2が適用される。 ステップS400:ROM4内の制御プログラムによ
り、ピンイン入力画面が設定され、CPU3が入力待ち
状態になる。目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っている場合のピンイン入力の変換動作について説明す
る。
【0038】 ステップS401:表示装置2に表示されたキーから透
明タッチパネル7によって、中国語漢字の発音をピンイ
ンと呼ばれるアルファベットで入力する(図14のG1
参照)。この時、表示装置2にはピンイン入力用のアル
ファベットキーが表示され、透明タッチパネル7にはそ
のアルファベット各々に対応したキー割り当てがなされ
ている。 ステップS402:ピンインを正しく入力し終えると
「全ピン入力」キーをタッチする(図14のG2参
照)。
【0039】 ステップS403〜S404:入力したアルファベット
に該等する中国語漢字(データ)が全ピン辞書データ中
に有るか無いかを検索する。 ステップS405:データが有ると、その漢字群を候補
として表示画面に表示する(図14のG3参照)。 ステップS406:表示された漢字候補の中に目的の漢
字が無かったら、[変換/次候補]キーをタッチする
(図14のG4参照)。
【0040】 ステップS415:類似発音ピンインの漢字候補が検索
される。 ステップS416:類似発音ピンインの漢字候補が表示
される(図14のG5参照)。 ステップS407:その候補の中から入力しようとする
文字を直接タッチ入力して、目的の漢字候補を選択する
(図14のG6参照)。 ステップS408:目的の漢字を文書中に挿入し入力を
完了する(図14のG7参照)。 ステップS409:ピンイン入力があればステップS4
00に戻る。
【0041】目的の中国語漢字のピンイン(発音)が判
っていない場合のピンイン変換動作について説明する。 ステップS401:目的の漢字のピンインの第1アルフ
ァベットのみを入力する(図15のH1参照)。 ステップS410:その後画面に配置された[選ピン入
力]キーをタッチする(図15のH2参照)。 ステップS411〜S412:入力したアルファベット
を頭文字に持つピンイン候補を選ピン辞書データからデ
ータが有るか無いか検索する。 ステップS413:データが有ると、そのピンイン候補
を表示画面に表示する(図15のH3参照)。
【0042】 ステップS414:表示されたピンイン候補の中から、
正しいと思われるピンインを直接タッチ入力して選択す
る(図15のH4参照)。 ステップS405:選択されたピンインの漢字群を候補
として表示画面に表示する(図15のH5参照)。
【0043】ステップS406:表示された漢字候補の
中に目的の漢字が無かったら、画面上に配置した[キャ
ンセル]キーをタッチすることにより(図15のH6参
照)、「選ピン入力」のピンイン候補画面に戻る(図1
5のH7参照)。その中から異なるピンインをタッチし
て選択し(図15のH8参照)、新たな漢字候補が表示
されるがそれでも目的の漢字が無かったら、[次候補]
キーをタッチする(図15のH9、H10参照)。目的
の漢字候補が表示されたらタッチして選び(図12のH
11、H12参照)、目的の漢字候補を入力する(図1
5のH13参照)。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。 (1)二通りのピンイン変換方法を備えているので、ユ
ーザはその状況に応じて入力しやすいピンイン変換方法
を選択できる。即ち、入力したい漢字のピンインがわか
っている場合、正しいピンインをアルファベット入力し
てから行う「全ピン入力」を選択することにより、少な
いキー操作で入力できる。そして、ピンインが正確にわ
からない場合、ピンインの一部を入力した後「選ピン入
力」を選択することにより、ピンイン候補が表示される
ので、うろ覚えの発音のピンインも漢字に変換して入力
することができる。 (2)[次候補]キーが操作された際に、類似発音のピ
ンインとその漢字候補を表示部上に表示させる構成にし
たことにより、似たような発音と間違えてアルファベッ
ト入力しても、予め設定した類似発音の漢字は次候補キ
ー操作により同一候補として扱われ、一度入力したピン
インから目的の漢字が得られる。 (3)全ピン入力モードにおいて、[キャンセル]キー
が入力された際、全ピン入力モードから選ピン入力モー
ドに切り替えるよう構成したことにより、「全ピン入
力」を選択して目的とする漢字を候補として得られない
時でも、変換中にキャンセル動作を行うことによって、
「選ピン入力」に切り替えて入力することができる。 (4)透明タッチパネルへの入力情報に従い、表示部上
に、ピンイン入力用のアルファベットキー画面、漢字候
補画面、ピンイン候補画面、全ピン変換キー、及び選ピ
ン変換キーを切り替え表示するよう構成したことによ
り、入力するキーは、必要に応じて画面上に切り替え表
示されるので、スペースをとらず、また自由な配置、表
現ができるため、あらゆる携帯情報機器等に適用するこ
とができる。即ち、限られた大きさの筐体で、キー数等
の制限を受けず、表示と入力を同時に実現することがで
きるので、携帯端末などの小型機に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の中国語文書処理装置の構成例1を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の国語文書処理装置のピンイン入力の変
換動作1を示すフローチャートである。
【図4】「全ピン入力」時の変換動作例1を示す説明図
である。
【図5】「選ピン入力」時の変換動作例1を示す説明図
である。
【図6】本発明の中国語文書処理装置の構成例2を示す
ブロック図である。
【図7】本発明の国語文書処理装置のピンイン入力の変
換動作2を示すフローチャートである。
【図8】「全ピン入力」時の変換動作例2を示す説明図
である。
【図9】「選ピン入力」時の変換動作例2を示す説明図
である。
【図10】本発明の国語文書処理装置のピンイン入力の
変換動作3を示すフローチャートである。
【図11】「全ピン入力」時の変換動作例3を示す説明
図である。
【図12】「選ピン入力」時の変換動作例3を示す説明
図である。
【図13】本発明の国語文書処理装置のピンイン入力の
変換動作4を示すフローチャートである。
【図14】「全ピン入力」時の変換動作例4を示す説明
図である。
【図15】「選ピン入力」時の変換動作例4を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 タイプ式キーボード 2 表示装置 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 電源ユニット 7 透明タッチパネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンインと呼ばれる中国語発音のアルフ
    ァベット入力のできる入力部と、入力されたアルファベ
    ットに基づいて漢字変換等の処理を行う漢字変換処理部
    と、文書や文字を表示する表示部と、前記漢字変換処理
    部や表示部を制御する制御部と、を備えた中国語入力機
    能を持つ文書処理装置において、 ピンインの先頭の一部のアルファベットのみを入力する
    ことによって、この入力したアルファベットを頭文字に
    持つピンイン候補群を表示部上に表示させる手段を併せ
    備えたことを特徴とする中国語文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力部により入力されたピンインの
    アルファベットの全てを漢字変換するための全ピン入力
    モードと、ピンインの先頭アルファベットを対象にピン
    イン候補群に変換する選ピン入力モードの二つの入力モ
    ードを切り替え設定する設定部をさらに備えてなる請求
    項1記載の中国語文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力部はピンイン変換後の次候補に
    変換するための[次候補]キーをさらに備え、[次候
    補]キーが操作された際に、類似発音のピンインとその
    漢字候補を表示部上に表示させる手段をさらに備えてな
    る請求項1記載の中国語文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力部はピンイン変換後の漢字候補
    をキャンセルするための[キャンセル]キーをさらに備
    え、全ピン入力モードにおいて[キャンセルキ]ーが入
    力された際、全ピン入力モードから選ピン入力モードに
    自動的に切り替える手段をさらに備えてなる請求項2記
    載の中国語文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力部は表示部と一体形成された透
    明タッチパネルを備え、透明タッチパネルへの入力情報
    に従い、表示部上に、ピンイン入力用のアルファベット
    キー画面、漢字候補画面、ピンイン候補画面、全ピン変
    換キー、及び選ピン変換キーを切り替え表示する手段を
    さらに備えてなる請求項1から4のいずれか一つに記載
    の中国語文書処理装置。
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