JPH09128046A - 無人車制御用マーク - Google Patents

無人車制御用マーク

Info

Publication number
JPH09128046A
JPH09128046A JP7283377A JP28337795A JPH09128046A JP H09128046 A JPH09128046 A JP H09128046A JP 7283377 A JP7283377 A JP 7283377A JP 28337795 A JP28337795 A JP 28337795A JP H09128046 A JPH09128046 A JP H09128046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
unmanned vehicle
road surface
mark
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7283377A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Arakawa
秀治 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7283377A priority Critical patent/JPH09128046A/ja
Publication of JPH09128046A publication Critical patent/JPH09128046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無人車における制御用信号源としての制御マ
ークの耐久性及び設置費用の低減、さらに設置位置の修
正の容易化を図る。 【解決手段】 走行路面にカッティングした溝内に埋設
した走行誘導線からの誘導信号を車載の走行誘導センサ
にて検出してこの走行誘導線に沿って走行すると共に、
走行路面に設置した制御用マークを車載のマークセンサ
にて検出することにより、動作部を制御するようにした
無人車において、上記制御用マークを、走行誘導線を埋
設する溝幅内に埋め込み、あるいは表面が露出するよう
にすると共に、表面が走行路面より低くなるようにして
設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行路面にカッテ
ィングした溝内にて埋設した走行誘導線からの誘導信号
を車載の走行誘導センサにて検出して走行誘導線に沿っ
て走行すると共に、走行路面に設置した制御用マークを
車載のマークセンサにて検出することにより無人車にお
ける動作部を制御するようにした無人車制御用マークに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】無人車の誘導走行方式として電磁誘導式
が周知であり、これは、無人車が走行する路面に走行誘
導線を埋設し、この走行誘導線に電流を流すことにより
発生する交番磁界を無人車に搭載されているピックアッ
プコイル等の交番磁界センサで横ズレ変位量を検出しな
がら誘導走行させるようにしたものである。
【0003】また、走行における加速、減速、停止とい
う動作や、無人車に備えた作業機の動作の開始、終了を
制御させるための制御用信号源として、磁石、反射テー
プ、電流を流す制御線等が制御用マークとして上記走行
誘導線に沿わせて設置されており、これを各信号源に適
した車載のマークセンサで検出して無人車の様々な動作
を行うようになっている。
【0004】特公平3−6521号公報には、無人車の
誘導方法の説明、及び誘導以外の情報(制御用信号源)
を得るために、路面に制御用マークを設置する方法が記
載されている。
【0005】また特開平5−173631号公報には、
磁性体(磁石)を走行誘導用として走行路面に埋設する
方法が記載されている。ただし、この方法は、走行誘導
用としての設置方法であり、従来から提案実施されてい
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】無人車制御用の信号源
としての制御用マークは上述したように、磁石、反射テ
ープや制御線等が一般に使用されており、これらは走行
誘導線に沿わせて設置されているが、その設置方法及び
場所にそれぞれ問題があった。
【0007】すなわち、磁石にあっては、磁気テープを
路面に接着する方法があり、これは工事費が安いこと
や、位置修正が容易に行えることが長所であるが、無人
車自身及び共存している有人車のタイヤによって踏まれ
てしまうことが多々あり、その上磁気テープ上でステア
リングを切られるに至ってはこの磁気テープは早期に摩
耗してしまい、耐久性に乏しいという問題があった。
【0008】これの対策として、磁気テープをステンレ
ス板にてカバーする対処も採られているがコスト高とな
る上、設置箇所が多い現場ではカバー材による路面の凹
凸が各種搬送車の走行に影響がでてしまうという問題が
ある。
【0009】一方、棒状磁石を用いる場合には、これが
路面より突出しないようにして通常の路面に埋設して使
用され、その設置方向は走行コースズレによる見逃しを
避けるために、棒状磁石の長手方向と誘導線の長手方向
とが直交するよう配置している。
【0010】この棒状磁石の設置方法では、所定の長さ
の棒状磁石を数百個埋設するための走行路面のカッティ
ング工事はコスト高となるのはもちろんのこと、その手
間は走行誘導用の誘導線のための連続した溝のカッティ
ングと比べてかなり面倒となる。そしてこれの設置位置
の修正は改めてカッティングしなおさなければならな
い。
【0011】また、反射テープはタイヤ等によって表面
が汚されて反射機能が著しく劣化し、耐久性に問題があ
る。また、制御線の場合は、路面のカッティング工事が
必要なことはもとより、その引き回しレイアウトの設計
に多大な時間とノウハウを要している。
【0012】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、制御用信号源としての制御用マークが無人車のタ
イヤによって踏みつけられることがなくなってこれの耐
久性が良くなり、また制御用マーク設置に伴うカッティ
ング工事費が全く不要となり、さらに設置位置の修正も
容易に行うことができるようにした無人車制御用マーク
を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記課題を
解決するために、本発明に係る無人車制御用マークは、
走行路面にカッティングした溝内に埋設した走行誘導線
からの誘導信号を車載の走行誘導センサにて検出してこ
の走行誘導線に沿って走行すると共に、走行路面に設置
した制御用マークを車載のマークセンサにて検出するこ
とにより、動作部を制御するようにした無人車におい
て、上記制御用マークを、走行誘導線を埋設する溝幅内
に埋め込み設置した構成となっている。
【0014】また、本発明に係る無人車制御用マーク
は、走行路面にカッティングした溝内に埋設した走行誘
導線からの誘導信号を車載の走行誘導センサにて検出し
てこの走行誘導線に沿って走行すると共に、走行路面に
設置した制御用マークを車載のマークセンサにて検出す
ることにより、動作部を制御するようにした無人車にお
いて、上記制御用マークを、走行誘導線を埋設する溝幅
内に、表面が露出するように、かつ、表面が走行路面よ
り低くなるようにして設置した構成となっている。
【0015】制御用マークは、走行誘導線を埋設するた
めに走行路面にカッティングされた溝を利用して、この
走行誘導線と共に設置される。
【0016】そしてこの制御用マークは走行誘導線と共
に地中に埋設されること、あるいは溝内で走行路面より
低くい位置に設置されることにより、走行誘導線と同一
位置に設置される制御用マークは、走行路面より突出し
ないため、無人車のタイヤに踏付けられることがなくな
り、これの耐久性がよくなる。また制御用マークを設置
するための溝をあらたにカッティングする必要がなくな
って、制御用マークの設置に伴うカッティング工事費が
全く不要となり、さらに走行方向への設置位置の修正も
容易に行うことができるため、無人車の加減速や停止、
作業機の動作開始、終了位置を容易に変更、修正が可能
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図中1は無人車、2は無人車1が走行す
る走行路面であり、この走行路面2には無人車1の走行
経路に沿わせて走行誘導線3が走行路面2にカッティン
グした溝4内に埋設してある。
【0018】上記無人車1は上記走行誘導線3から発生
する交番磁界をピックアップコイル等の交番磁界センサ
5で走行誘導線3に対する横ズレ変位量を検出しながら
誘導走行されるようになっている。
【0019】一方、無人車1における加速、減速、停止
等の動作、及び無人車1に備えた作業機の動作の開始、
終了等を制御するための制御用信号源となる制御用マー
クにはその一例として棒状磁石6を用いるものとする。
【0020】そしてこの棒状磁石6は上記走行誘導線埋
設用として走行路面2にカッティングされた溝4内に、
走行誘導線3と共に、かつ走行誘導線3の長手方向と一
致する姿勢で、走行誘導線3の上側に位置させて埋設し
てある。
【0021】上記棒状磁石6を検出するマークセンサに
は磁気センサ7が用いられ、この磁気センサ7は上記走
行誘導線3を検出する交番磁界センサ5と走行方向に位
置をずらせた位置に設けて無人車1に搭載されている。
【0022】この磁気センサ7は、無人車1に走行コー
スのズレがあっても検出見逃しがないように、走行誘導
線の長手方向と直交する方向に複数の磁気検出素子をア
レイ状に配置した構成のものが用いられる。
【0023】無人車1の1つの車輪8に対向する位置
に、この車輪8の回転数を検出して走行距離を計測する
ためのエンコーダ9が装備されている。
【0024】図4は棒状磁石6の長さ情報から制御内容
を設定するためのブロック図であり、10は計数部、1
1は無人車コントローラ、12はメモリである。磁気セ
ンサ7にて棒状磁石6を検出すると、これが計数実行信
号として計数部10へ入力される。計数部10ではこの
計数実行信号とエンコーダ9からの信号に基づいて棒状
磁石6の長さ情報を計測し、その結果を無人車コントロ
ーラ11へ送る。
【0025】無人車コントローラ11では上記棒状磁石
6の長さ情報とメモリ12の制御マップの複数の制御項
目とを対応させ、これに応じて動作をするように無人車
1を制御する。
【0026】なお、走行誘導線3と制御用マークとして
の棒状磁石6とを同一の溝4内に極めて近接した状態で
配置させることによる、誘導線方式における棒状磁石6
に及ぼす影響が懸念されるところであるが以下の理由に
よりその影響は全くなかった。
【0027】すなわち、棒状磁石6から発生する磁界は
直流であるのに対して、走行誘導線3から発生する磁界
は交流であり、しかも無人車1に搭載した走行誘導磁界
を検出するピックアップコイル等の磁気検出素子は交流
しか信号として検出しない。
【0028】ただし、ピックアップコイルのコアが、棒
状磁石6の磁界によって飽和してしまうことが心配され
るが、実験によると全くその影響はみられなかった。
【0029】一方、走行誘導線3が棒状磁石6に及ぼす
影響について考察すると、考えられる影響は減磁効果の
みであるが、計算によると、走行誘導線3から発生する
磁力は、これに流れる電流が、例えば350mAである
場合で、かつ走行誘導線3から棒状磁石6の中心までの
距離を5mmとしたときに0.14エルステッドである
のに対して、棒状磁石6が保持する磁力は約2000エ
ルステッドで、桁違いに大きく、全く影響しないことは
明らかである。
【0030】なおこの発明の実施の形態では、走行誘導
線3が1本である場を図示したが、この走行誘導線3は
必要に応じて複数となり、これを埋設する溝4も、この
走行誘導線3の本数に応じた大きさとなる。
【0031】なお上記第1の実施の形態として、制御用
マークに棒状磁石6を用いた例を示したが、第2の実施
の形態として、この制御用マークに棒状の鉄片等、棒状
強磁体を用いて、これを溝4内に設置してもよい。この
場合、無人車1側に搭載するマークセンサには近接セン
サを用いて磁性体の有無を検出する。
【0032】第3の実施の形態として、図5に示すよう
に、制御用マークに光反射体13を溝4内に、これの上
面を露出させて設置してもよい。この場合、無人車1側
に、光反射体13に光を投光する投光器14とこれから
の反射光を検出するカメラ等の光検出手段15を搭載す
る。また上記光反射体13に代えて、音の反射体を用
い、投光器14の代りに特定の音波を出す音波源を用
い、光検出手段15に代えて集音器を用いてもよい。し
かし無人車走行現場の騒音を考えると、光を用いる方が
優れている。
【0033】さらに第4の実施例として、図6,図7に
示すように、溝4内に、走行誘導線3と共に、電流供給
線16を設置すると共に、これに接続したLED等の小
光源17を所定数ずつ溝4内に設置し、この小光源17
を光検出手段15にて検出してこれの設置長さ、または
個数をもって制御マークの長さとするようにしてもよ
い。
【0034】この第3,第4,第5の実施の形態では、
各制御用マークは溝4内に設置され、かつその上面が露
出されているが、このそれぞれの制御用マークは溝4内
にあって、走行路面より低くなるように設置されてい
る。
【0035】なお上記第1,第2,第3の実施の形態で
示した制御用マークは必ずしも全長が一体のものでなく
てもよく、第4の実施の形態で示したように、球状、立
方体状のものを走行誘導線の長手方向に所定の長さにわ
たって連続して設置するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人車の概略的な平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態における制御ブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…無人車 2…走行路面 3…走行誘導線 4…溝 5…交番磁界センサ 6…棒状磁石 7…磁気センサ 8…車輪 9…エンコーダ 10…計数部 11…無人車コントローラ 12…制御マップ 13…光反射体 14…投光器 15…光検出手段 16…電流供給線 17…小光源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路面にカッティングした溝内に埋設
    した走行誘導線からの誘導信号を車載の走行誘導センサ
    にて検出してこの走行誘導線に沿って走行すると共に、
    走行路面に設置した制御用マークを車載のマークセンサ
    にて検出することにより、動作部を制御するようにした
    無人車において、上記制御用マークを、走行誘導線を埋
    設する溝幅内に埋め込み設置したことを特徴とする無人
    車制御用マーク。
  2. 【請求項2】 走行路面にカッティングした溝内に埋設
    した走行誘導線からの誘導信号を車載の走行誘導センサ
    にて検出してこの走行誘導線に沿って走行すると共に、
    走行路面に設置した制御用マークを車載のマークセンサ
    にて検出することにより、動作部を制御するようにした
    無人車において、上記制御用マークを、走行誘導線を埋
    設する溝幅内に、表面が露出するように、かつ、表面が
    走行路面より低くなるようにして設置したことを特徴と
    する無人車制御用マーク。
JP7283377A 1995-10-31 1995-10-31 無人車制御用マーク Pending JPH09128046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283377A JPH09128046A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 無人車制御用マーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283377A JPH09128046A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 無人車制御用マーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128046A true JPH09128046A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17664725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7283377A Pending JPH09128046A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 無人車制御用マーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09128046A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716202U (ja) * 1993-08-20 1995-03-17 株式会社明電舎 無人搬送車

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716202U (ja) * 1993-08-20 1995-03-17 株式会社明電舎 無人搬送車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8406949B2 (en) Travel control device for unmanned conveyance vehicle
JP2895000B2 (ja) 無人搬送車の誘導制御装置
KR900008065B1 (ko) 무인차의 주행 유도장치
US20110153135A1 (en) Travel control device for unmanned conveyance vehicle
JP2014137710A (ja) 無人搬送車の制御方法
JPH09128046A (ja) 無人車制御用マーク
JPH0962347A (ja) 無人車制御用マークの設置方法
JPH035607B2 (ja)
JP2673458B2 (ja) 移動体用の制御情報指示装置
JP2814713B2 (ja) 無人車の停止方法
JPH0749522Y2 (ja) 無人車の誘導信号検出器
JPH0527830A (ja) 無人搬送車の誘導停止方法
US20230271630A1 (en) Operation system and operation system control method
JPH01200416A (ja) 無人車の誘導方法
JPH07306716A (ja) 移動体の走行制御方法及びその走行制御装置
JPH036521B2 (ja)
JPH02236707A (ja) 無人車の走行制御装置
JP2582655B2 (ja) 移動体のコースずれ検出装置
JPH10283030A (ja) 無人搬送車用走行設備
JPS63273111A (ja) 移動車の誘導設備
JPH0962348A (ja) 無人車制御用アドレスの認識装置
JP3362154B2 (ja) 誘導式走行車両
JPH08339226A (ja) 無人搬送車の制御装置
JPH10116114A (ja) 無人搬送車の運行制御機構
JP2001109991A (ja) レーンマーカシステム及びレーンマーカ検出・車両走行制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041201