JPH09127864A - 地図データ表示方法 - Google Patents

地図データ表示方法

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JPH09127864A
JPH09127864A JP8278260A JP27826096A JPH09127864A JP H09127864 A JPH09127864 A JP H09127864A JP 8278260 A JP8278260 A JP 8278260A JP 27826096 A JP27826096 A JP 27826096A JP H09127864 A JPH09127864 A JP H09127864A
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淳 栗林
Tadanaka Ogaki
忠央 大垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体から読み出した情報を基にして表示
画面の一定領域に記録媒体が有する階層の数だけ縮尺バ
ーを表示させ、上記縮尺バーの一つが選択されることに
より対応する縮尺率の地図データを表示画面に表示され
る地図データ表示方法を提供する。 【解決手段】 表示画面15上の一定領域16にソフト
ウェアによって記録媒体の所有する縮尺の階層の数だけ
縮尺バーを表示させ、選択された縮尺バーS3をハイラ
イト表示する。また、縮尺レベル選択キーをカーソル的
に移動させることによって縮尺レベルの階層を上下の方
向に操作し、その階層に対応する地図データを表示画面
15に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の縮尺率に対
応した地図データが記録された記録媒体から選択された
地図データを読み出して表示する地図データ表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムは、例えば記録
媒体であるCD−ROMに記録された地図データを読み
出し、例えば車速及び進行方向等の位置情報を車載した
ハードウェア機器を介して検出し、これらの情報を合成
して表示装置に表示させている。上記ハードウェア機器
を用いて現在の位置に関する情報を得る方法も各種検討
され、実施されている。
【0003】このナビゲーションシステムのようなハー
ドウェアを通して見る地図は、ハードウェアに依存する
表示分解能しか持っていない。従って、一画面内で同時
に見ることが可能な範囲とこの範囲内に表現可能な対象
物等との関係はかなり限定されてしまう。
【0004】一方、ユーザは地図の用途に応じた地図の
分解能を要求する。この要求に答えるため単に縮尺を可
変させて表示することは、例えば始めから詳細な地図デ
ータを記録媒体に記録しておきハードウェア側を工夫し
て表示させるだけで可能である。しかしながら、ユーザ
のさらに高い要求に答えるため、ソフトウェア側の対応
が必要である。ソフトウェアの必要性を加味してハード
ウェアを通して見る地図は、一画面に表示される範囲の
広さに対応した同じ地域を記述した地図データを複数組
持つようにしている。このように複数組の地図データを
持つことを地図の階層化と呼んでいる。この地図の階層
化に対応して地図の縮尺も複数の種類が存在する。
【0005】ある地域の地図を表示する場合、現在の表
示している地図が階層化した地図においてどの縮尺レベ
ルを表示しているか示す必要が生じる。この縮尺レベル
の階層を示す方法がいくつか提案されている。
【0006】第1の方法は、記録媒体に記録された粗い
記述ながらより広い地域を一望するための縮尺レベルの
階層の地図データから狭い地域を詳細に記述した地図デ
ータの階層への縮尺レベルの表示を相対的なものとして
扱って画面上に表示する方法である。例えば、ある階層
を境界にしてこの階層より上の階層を表示している場
合、画面上に“広域”と表示し、この階層以下の階層を
表示している場合、画面上に“詳細”と表示する。
【0007】第2の方法には、特に画面上に地図データ
を表示している縮尺レベル(階層レベル)を表示せずに
操作上で指定した縮尺が存在しなければ、単にエラーメ
ッセージを表示するものがある。
【0008】また、第3の方法は、画面の外に専用の表
示装置を設けて表示している地図の階層をハイライト表
示して示している。図6に示す専用の表示装置は、例え
ば最大30個の縮尺レベルの階層の内現在使用している
CD−ROMが6つの階層を有し、さらにこれらの6つ
の階層中で表示装置が現在表示している階層レベルがど
こか示すことができる。このようにハードウェアで固定
した数の階層を表示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1の方法及び第2の方法は記録媒体が有する全階層中に
おける現在の階層がどこか正確に知ることができない。
また、階層を1ステップ以上移動させたり、あるいは選
択した階層に現在の階層から直接的にジャンプする等の
操作が困難である。
【0010】また、第3の方法は専用のハードウェアを
用いていることにより、表示できる階層数が限定されて
しまう。
【0011】ところが、地図データを記録するCD−R
OM等は階層が数多く有しているものから2、3の階層
しか有していない廉価なものまで各種のCD−ROMが
ある。これらの各種のCD−ROMすべてに対応させて
現在の階層を示す場合、固定ユニットに各CD−ROM
の中の最大の階層数を考慮して階層レベルを示す階層レ
ベルバーを設けると、使用しない階層レベルバーの領域
が生じてしまい、無駄になってしまう。
【0012】実際、図6に示すように最大階層数は、上
述したようにフォーマットの設定によって30層と決ま
っている。ハードウェアとして固定ユニットに30層を
設けても例えば6つの階層しか有していないCD−RO
Mの現在の階層を示すと、使用される階層は下から6番
目の階層までの領域Aしか使用されず、使用しない階層
レベルバーが領域Bで示す24層も生じてしまう。この
ような固定ユニットによる階層の表示では、フォーマッ
トに加えて縮尺レベルの階層数まで規定する必要が生じ
ることによってCD−ROMの互換性が損なわれてしま
う。そこで、本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、それぞれの記録媒体に記録されている情
報を表示する際に柔軟に対応して上記情報の表示の互換
性が損なわれないように読み出した情報を表示させるこ
とができる地図データ表示方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地図データ
表示方法は、複数の縮尺率に対応した地図データが記録
された記録媒体から地図データを読み出して表示する地
図データ表示方法において、上記記録媒体に記録されて
いる上記地図データの上記複数種類の縮尺率の尺度の順
に表示の要素となるシンボルを配列することにより、上
述の課題を解決する。
【0014】ここで、地図データ表示方法は、読み出し
た情報をデータ処理するデータ処理手段を介したデータ
をグラフィック表示手段による表示制御を行うことによ
り、2次元的に表示画面内にシンボルを表示する。ま
た、地図データ表示方法は、この表示で選択する階層の
位置を明確に表示するため選択するシンボルの位置を移
動させると共に、他のシンボルと区別するため選択する
シンボルをハイライト表示させる。このハイライト表示
はカーソル的に移動させることができる。この表示によ
り、ユーザは記録媒体中の階層における相対的なシンボ
ルの位置を知る。なお、上記ハイライト表示のカーソル
的な移動は、例えば縮尺レベル選択キーのユーザの操作
が縮尺レベルの階層を上げる方向に操作されたものか下
げる方向に操作されたかのキー操作に応じて行わせるこ
とができる。
【0015】本発明の地図データ表示方法は、シンボル
の表示領域として予め一定の領域内に上記記録媒体に記
録された縮尺率の個数に応じてシンボルの大きさをソフ
トウェア的に可変させながら縮尺率を尺度の順に表示の
要素となるシンボルを配列し、選択する縮尺率のシンボ
ルを他のシンボルと区別して表示するとともに、上記選
択する縮尺率のシンボルに対応する縮尺率の地図データ
を表示する。また、縮尺レベル選択キーをカーソル的に
操作することにより縮尺レベルの階層を上げる方向又は
下げる方向に移動し、上記縮尺レベルに対応する縮尺率
の地図データを表示する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る地図データ表
示方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明
する。
【0017】本発明に係る地図データ表示方法につい
て、図1に示す概略的な機能ブロック構成を参照しなが
ら説明する。ここで、地図データは大量のディジタルデ
ータとして有することのできる光ディスク、例えばCD
−ROM10に書き込まれている。
【0018】地図データ表示方法は、記録媒体に記録し
ている情報を読み出すデータ読出手段であるデータ読出
部11と、該データ読出部11からの情報を基にして処
理を施すデータ処理手段であるデータ処理部12と、該
データ処理部12からの表示データを制御する表示制御
手段であるグラフィック制御部13と、該グラフィク制
御部13からの出力信号を表示する表示手段である表示
装置14とで構成している。
【0019】この回路構成に基づく動作は、以下に説明
する通りである。図1に示すCD−ROM10に記録さ
れているディジタルデータは、データ読出部11を介し
てデータ処理部12に供給している。上記データ読出部
11は、概略的に説明すると光ピックアップ11a及び
信号処理回路11bで構成している。この光ピックアッ
プ11aは、後述するMPU(マイクロ処理ユニット:
以下MPUと略す)12aからの制御信号に応じて駆動
されて目標位置に移動する。この目標位置でレーザ光を
照射し、CD−ROM10で反射する戻り光を電気信号
に変換し信号処理回路11bに供給する。このようにし
て読み出された情報は信号処理回路11bからデータ処
理部12内のMPU12aに送る。
【0020】上記データ処理部12は、地図データ表示
装置を制御するMPU12aと、読み出された情報を一
時的に格納しておくRAM12bと、画像データを作成
するデータ処理手順等が書き込まれたROM12cとで
構成している。
【0021】このMPU12aは、入力情報をRAM1
2bに供給して書き込むように制御している。また、R
AM12bは、MPU12bからの読出信号に応じて再
び読み出される。MPU12bは、ROM12cに制御
信号を供給して例えばこの地図データ表示方法の表示動
作の制御処理プログラムが書き込まれているから、処理
プログラムに応じた表示データの作成等を行っている。
この他ROM12cは地図データ表示方法の全般にわた
る制御手順が書き込まれている。
【0022】このROM12cのプログラム及びMPU
12aの制御に応じてCD−ROM10から読み出して
地図の表示を行う上で必要なデータ処理が施された地図
データは、グラフィック制御部13に送る。このグラフ
ィック制御部13は、GDC(グラフィック表示コント
ローラ:以下GDCと略す)13a及びV−RAM(ビ
デオRAM :以下V−RAMと略す)13bで構成してい
る。グラフィック制御部13に供給された地図データ
は、GDC13aの制御に応じてV−RAM13bに送
られて一時的にこの地図データが格納される。このよう
にV−RAM13bに地図データを格納することにより
表示装置14への表示がより容易に行うことができるよ
うになる。
【0023】読み出した画像データ等の情報は、図示し
ない操作部の操作に応じて表示装置14の2次元的表示
画面上に表示される。
【0024】また、この地図データ表示方法は、地図デ
ータ表示方法を開始した後、またはCD−ROM10の
交換後に各種の情報の読み取りを行っている。地図デー
タ表示方法は、このとき例えばCD−ROM10のTO
C(目次テーブル:以下TOCと略す)領域を読む。こ
のTOC情報には記録媒体に書き込まれている複数種類
の地図の縮尺総数が記録されている。この地図の縮尺総
数をNmax としてRAM12bに記憶する。
【0025】このRAM12bに記憶した地図の縮尺の
総数Nmax は、ROM12cに内蔵する画面表示プログ
ラムのデータとして用いる。MPU12aは、画面表示
プログラムに応じた縮尺率のレベルを示す、いわゆる
「縮尺バー」を予め設定した領域内に表示するためのパ
ラメータを演算処理している。また、地図データ表示方
法は実際の縮尺バーが示している縮尺レベルがどこの縮
尺レベルにあるか容易に視認するため、現在表示中に対
応する縮尺レベルをハイライト表示している。このハイ
ライト表示させるため、現在表示中すなわち選択された
縮尺レベルは、変数nを用いて表す。
【0026】地図データ表示方法において、動作開始時
の地図データ表示は例えば最も広い領域を表示させる。
ここで、広域を表示できる縮尺レベルほど変数nの値は
大きい。このため、上記変数nの初期値はNmax に設定
されている。この初期画面の表示後、ユーザは操作パネ
ル上の縮尺レベルを選択する縮尺レベル選択キーを例え
ばアップダウンさせて変数nを変更する。このようにC
D−ROM10に含まれる縮尺総数を表示すると共に、
縮尺レベル選択キーの操作に応じて表示中の縮尺レベル
を知ることができるとユーザの操作性を著しく向上させ
ることができる。
【0027】上述した地図データの階層、すなわち縮尺
レベルを表示させる手順を図2に示すフローチャートを
参照しながら説明する。また必要に応じて図1を参照す
る。この縮尺レベルを表示は、地図データ表示するルー
チンの一部である。地図データ表示方法を起動してCD
−ROM10をセットする。
【0028】ステップS10でセットしたCD−ROM
10からディジタルデータを読み出す。
【0029】ステップS11でCD−ROM10に書き
込まれているTOC情報も読み出しRAM12bに書き
込んで記憶しておく。このステップでCD−ROM10
が有する総縮尺レベルの階層数をNmax として読み出し
てステップS12に進む。
【0030】ステップS12では初期における画像表示
する縮尺レベルを変数Ninitを用いて表し、例えば変数
Ninitを階層の総数値であるNmax に設定する。また、
実際に表示する階層を示す変数nにNinitの値を代入し
て図示しないが画面表示ルーチンを経て初期画面を表示
する。
【0031】次に、ステップS13で縮尺レベル選択キ
ーが押圧操作されたかどうかに応じて以降の表示動作を
変更する。この縮尺レベル選択キーの押圧操作が行われ
なかった(No)場合、ステップS13に戻る。また、
縮尺レベル選択キーの押圧操作が行われた(Yes)場
合、ステップS14に進む。このステップS13は、縮
尺レベル選択キーが押圧操作に応じて割込がかけられる
ようにさせてステップS14に進ませてもよい。
【0032】ステップS14で縮尺レベル選択キーのユ
ーザの操作が縮尺レベルの階層を上げる方向に操作され
たものか、下げる方向に操作されたものかの判別を行っ
ている。この操作は、上述したハイライト表示をカーソ
ル的に移動することにより行う。表示する階層を上げる
方向に操作したと判別したとき、ステップS15に進
む。一方、表示する階層を下げる方向に操作したと判別
したとき、ステップS17に進む。
【0033】ステップS15では、階層を上げる前の変
数nの値が総数Nmax より小さいかどうかの判別を行っ
ている。変数nの値が総数Nmax 以上の大きな値になっ
ている場合、例えば表示可能な最大の広域を表示するよ
うに制御すると共に、この表示及び縮尺レベル表示につ
いて何らの変更も行わずにステップS13に戻す。ま
た、変数nの値が総数Nmax より小さい場合ステップS
16に進む。
【0034】ステップS16では上記変数nの値を+1
だけ歩進させて変数nの値を入れ換えてサブルーチンS
UBに進む。
【0035】表示する階層を下げる方向に操作したステ
ップS17では、階層を下げる前の変数nの値がCD−
ROM10の最下層(n=1)以下の小さな値になって
いる場合、例えば表示中のCD−ROM10において最
も詳細な地図データを表示するように制御すると共に、
この表示及び縮尺レベル表示について何らの変更も行わ
ずにステップS13に戻す。また、変数nの値が1より
大きい場合ステップS18に進む。
【0036】ステップS18では上記変数nの値を−1
だけ減小させて変数nの値を入れ換えてサブルーチンS
UBに進む。
【0037】サブルーチンSUBは、変更された変数n
の値に応じた表示変更を行う。この表示変更に応じて縮
尺レベルの表示におけるハイライト表示位置を変更して
表示するとともに、上記変数nの値に対応する縮尺レベ
ルの地図データを表示する。この表示が終了したならば
ステップS13に戻って次の縮尺レベル選択キーの操作
が行われるまで待機する。
【0038】この表示画面上に縮尺レベルの表示を行っ
た一例を図3に示す。図3に示す表示画面15は、画面
右下に予め一定の確保した領域16を設けている。この
領域16内にCD−ROM10に記録されている階層数
に応じた表示の要素となるシンボルが表示される。現
在、地図データ表示方法に従って読んでいるCD−RO
M10は縮尺レベルを8階層有するものであることが容
易に判る。また、この階層の位置を表示するモードで
は、現在ハイライト表示している最下位の階層から2つ
上の階層S3 を選択中、または、選択しようとしている
階層をカーソル的に表示している。このように表示する
と、上述したように8階層中の相対位置を知ることが視
覚的に容易に判別することができる。また、最下位の階
層の縮尺レベルの具体的な縮尺率が既知のとき、例えば
上記階層S3 の縮尺率も知ることができる。
【0039】この地図データ表示方法におけるシンボル
表示を制御する手順について図4に示すフローチャート
を参照しながら説明する。また、これらのシンボル表示
制御を説明するために図5に示す模式図を参照する。
【0040】この地図データ表示方法におけるシンボル
表示領域は、予め領域を設定している。この表示領域が
図5に示す表示領域20である。この表示領域20内に
階層を示すいわゆる縮尺レベルバーを表示する。
【0041】表示処理の開始と共に、ステップS20に
進み、CD−ROM10に記録している縮尺レベルの階
層総数Nmax を読み出す。この階層表示に用いられる縮
尺レベルバーは1つのユニット(以下ユニットと呼ぶ)
として扱う。
【0042】ステップS20では読み出した階層総数N
max から各ユニット間のピッチPを計算する。この計算
において図4に示す階層表示する領域の一方の全長をL
とする。また、再生しているCD−ROM10の階層表
示領域20の上端20aからの最上位の階層、すなわち
最も広い領域を表示するレベルのユニットまでの幅21
を上端マージンMU が設定される。同様に、階層表示領
域20の下端20bからの最下位の階層、すなわち最も
詳細な領域を表示するレベルのユニットまでの幅22を
下端マージンMD が設定される。
【0043】階層総数Nmax から各ユニット間のピッチ
Pの個数が、Nmax −1で表されることは明らかであ
る。従って、上記マージン分を引いた有効長を(Nmax
−1)分割することにより、ピッチPは、 P={L−(MU +MD )}/(Nmax −1) ・・・(1) で求めることができる。このピッチPを求めてステップ
S21に進む。
【0044】ステップS21では有効長におけるピッチ
Pから図5に示すユニットサイズhを求める。このユニ
ットサイズhの条件は、少なくとも上記ピッチPより小
さいもの(h<P)が好ましい。
【0045】例えばユニットサイズhは、 h=P/2 ・・・(2) に設定してユニットの幅を表す。このユニットサイズh
を設定してステップS22に進む。
【0046】ステップS22ではステップS20及びス
テップS21で求めたパラメータを基にして表示領域2
0内に各階層を示すユニット表示のための描画データを
作成する。図5に示すように表示領域20内に例えば最
下位のユニット1から最上位のユニットNmax までの描
画データを作成し、この作成終了後、ステップS23に
進む。
【0047】ステップS23では、縮尺レベル選択キー
で指定された縮尺に対応するユニット21を前述した手
順から求める。
【0048】ステップS24ではステップS23で指定
されたユニットの描画データに対してハイライト表示さ
せるためのデータを追加する。
【0049】ステップS25では、前述までの手順で作
成された描画データを例えば図1に示したV−RAM1
3bに供給し、描画処理を行う。また、V−RAM13
bからのデータを表示装置14に供給して表示する。
【0050】表示装置14への描画データを出力させて
この表示処理の手順を終了する。
【0051】このように構成することにより、表示して
いる地図の縮尺レベルが使用している記録媒体の有する
総数の中で相対的な縮尺レベルとしてどこのレベルにあ
るかを視覚的に瞬時にとらえることができ、大幅な縮尺
レベルの変更を行うことも容易になる。この縮尺レベル
の最上位、あるいは最下位のレベルの縮尺が明らかな場
合、絶対的な縮尺レベルも知ることができる。
【0052】また、いわゆる縮尺レベルバーの表示がユ
ニット数が変化しても対応して表示領域内に表示させる
ことができる。このことにより、ハードウェアによる固
定ユニットを使用した際に情報の表示においてこの情報
の互換性を保つために生じた無駄な表示領域をなくして
記録媒体が有する縮尺を有効にシンボル表示することが
できる。換言すれば、画面の有効な利用を図ることがで
き、記録媒体が代わっても柔軟に対応してすぐに縮尺率
の数及び表示している縮尺レベルも知ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の地図データ表示方法によれば、複数の縮尺率に対応
した地図データが記録された記録媒体から地図データを
読み出して表示する地図データ表示方法において、上記
記録媒体に記録されている上記地図データの上記複数種
類の縮尺率の尺度の順に表示の要素となるシンボルを配
列し、選択した縮尺率のシンボルに対応する地図データ
を表示すると共に上記シンボルを他のシンボルと区別し
て表示することにより、表示している地図の縮尺レベル
が使用している記録媒体の有する総数の中で相対的な縮
尺レベルとしてどこのレベルにあるかを視覚的に瞬時に
とらえることができ、大幅な縮尺レベルの変更を行うこ
とも容易になる。また、縮尺レベルの最上位、あるいは
最下位のレベルの縮尺が明らかな場合、絶対的な縮尺レ
ベルも知ることができる。すなわち、目的の場所の検索
時にユーザが要求する情報の階層レベルに進むことが簡
単にでき、検索等の作業を効率的に行うことができる。
【0054】また、縮尺率を変更する操作のときには縮
尺レベル操作キーによって上記区別して表示された縮尺
率のシンボルに対応する地図データの縮尺レベルの移動
をカーソル的に上げる方向又は下げる方向に操作するこ
とができるので、地図データの縮尺レベルの総体の中で
の絶対的な位置及び相対的な位置を視覚的に確認しなが
ら操作を軽快に進めることができ、操作の負担を軽減す
ると共に操作の能率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地図データ表示方法の概略的なブロック構成を
示す図である。
【図2】図1に示した概略的なブロック構成を用いて縮
尺レベルの表示を変更するための手順を説明するフロー
チャートである。
【図3】図2に示したフローチャートに沿って表示制御
を行った場合の表示画面の一例を示す模式図である。
【図4】予め設定された表示領域にソフトウェア的に階
層を示すユニットを表示するための手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】図3に示す手順に沿って予め設定された表示領
域にソフトウェア的に階層を示すユニットを表示させる
ために必要な各パラメータの関係を示す模式図である。
【図6】従来の縮尺レベル表示をハードウェアによって
構成した固定ユニットによる表示の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・・CD−ROM 11・・・・・・・・・・・・データ読出部 12・・・・・・・・・・・・データ処理部 13・・・・・・・・・・・・グラフィック制御部 14・・・・・・・・・・・・表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 G06F 15/62 335

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の縮尺率に対応した地図データが記
    録された記録媒体から地図データを読み出して表示する
    地図データ表示方法において、 上記記録媒体に記録されている上記地図データの上記複
    数の縮尺率の尺度の順に表示の要素となる複数のシンボ
    ルを配列し、上記シンボルにより表示されている縮尺率
    の内の一つを選択することにより対応する縮尺率の地図
    データを表示することを特徴とする地図データ表示方
    法。
  2. 【請求項2】 上記選択された縮尺率のシンボルが他の
    シンボルと区別して表示されることを特徴とする請求項
    1記載の地図データ表示方法。
  3. 【請求項3】 縮尺レベル選択キーにより上記シンボル
    により表示されている縮尺率の階層を上げる方向又は下
    げる方向に操作することを特徴とする請求項1記載の地
    図データ表示方法。
JP8278260A 1996-10-21 1996-10-21 地図データ表示方法 Expired - Lifetime JP2805684B2 (ja)

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JPH01102593A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Sony Corp 電子地図装置
JPH0287264U (ja) * 1988-12-23 1990-07-10
JPH02219083A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Mitsubishi Electric Corp 車載用ナビゲーション装置

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