JPH0869515A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0869515A
JPH0869515A JP6203676A JP20367694A JPH0869515A JP H0869515 A JPH0869515 A JP H0869515A JP 6203676 A JP6203676 A JP 6203676A JP 20367694 A JP20367694 A JP 20367694A JP H0869515 A JPH0869515 A JP H0869515A
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JP
Japan
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map
scale
screen
display device
time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6203676A
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English (en)
Inventor
Shoichi Tanada
昌一 棚田
Takeo Hashimoto
武夫 橋本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図画面表示装置において、地図を自動的に
縮尺変更することで、縮尺変更の操作により、運転業務
が妨げられることがないようにする。 【構成】 スクロールにより、画面の端にあった地図上
の地点が、画面の中央まで移動するのに要する時間が3
秒であるとする。この3秒をスクロールキーの連続押し
時間の目安とし、スクロールキーの連続押し時間が3秒
増加するごとに、最初の縮尺度である1/1.25万
が、1/2.5万になり、1/5万になり、以下同様に
して、段階的に、かつ自動的に縮尺度が大きくされてい
くので、地図が同一方向に連続してスクロールする速度
(スクロール速度)を速くするのと等価の働きをする。
したがって、目的地までのスクロール時間を短縮できる
ので、リモコンのスクロールキーを押す時間も短縮され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に関し、
特に、地図の縮尺変更が可能な画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置の1つであるカーナビゲー
ションシステムにおける地図画面表示装置は、地図の縮
尺変更が可能である。また、地図画面をスクロールさせ
る機能を有している。
【0003】従来の地図画面表示装置の地図画面のスク
ロールには、車両走行時の進行方向への自動スクロー
ル、および、主に登録地(目的地)を見たり、設定した
りするときなど、表示されている画面上にない地図上
(地図の先)にあるエリアを探索するときの、利用者の
操作による手動スクロールがある。
【0004】この利用者の操作の具体的方法としては、
リモコンのキー入力や音声入力がある。
【0005】図6は、リモコンのキー配列の具体例を示
す図である。図6において、リモコンのキーは、ジョイ
スティック101と、ジョイスティックのレバー103
と、その他の操作キー105とを含む。
【0006】地図探索時のスクロールでは、一般に、図
6のジョイスティックのレバー103をスクロール方向
を指示するスクロールキーとして用いている。希望する
方向に連続してスクロールする場合は、ジョイスティッ
クのレバー103をその対応する方向にスクロールが終
了するまで連続的に押し続ける。(このとき、地図の縮
尺は一定である。) リモコンのキー操作の代わりに、「右」、「左」、「停
止」などの音声による指示でスクロールしてもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動ス
クロールで、リモコンのジョイスティックのレバーをス
クロールが終るまで、つまり登録地(目的地)が地図画
面上に表示されるまで長い間連続して押し続けること
は、操作が煩わしく、また音声入力にしても指示を出し
て待ち続ける煩わしさは解消されないという問題点があ
った。
【0008】自動、および手動の両スクロールで、縮尺
が大きい地図を使用していた場合、都心部などのよう
に、画面に表示されている地図エリア内に、表示すべき
データ(たとえば道路、鉄道、地名、施設名など)がた
くさん記憶されていても、それらのデータの全部は表示
されないので、記憶されているデータを十分に利用する
ことができなかったり、また、登録地(目的地)(たと
えば、店、友人宅など)が近づいてもその登録地(目的
地)の名称は表示されず、予め登録しておいたにもかか
わらず気付かずに通り過ぎてしまうこともあり、登録が
無意味となることがあった。
【0009】そして、上記のようなことを避けるため
に、その都度、縮尺を小さくするためのリモコンのキー
操作や音声入力による指示(たとえば、「拡大」、「縮
小」など)を行なわなければならないのは、非常に煩わ
しいという問題点があった。
【0010】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためのなされたもので、地図を自動縮尺変更すること
で、縮尺変更のためのリモコンのキー操作や音声入力に
よる煩わしさをなくすと同時に、登録地(目的地)を見
逃すことなく迅速に地図の検索ができ、運転中にも見や
すくなるような画像表示装置を実現することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の画像
表示装置は、画面上に地図を含む画像を表示し、地図を
スクロールするスクロール手段と、地図を同一方向に連
続してスクロールするための上記スクロール手段におけ
る連続的な操作を判定する判定手段と、上記判定手段に
より判定された連続的な操作の程度により、地図の縮尺
を大きくする手段とを設けたものである。
【0012】本発明の請求項2の画像表示装置は、請求
項1の画像表示装置において、ある地点を登録する登録
手段と、上記登録された地点の位置を記憶する記憶手段
と、画面に表示されている地図内の一地点と登録された
地点との距離が所定距離になると地図の縮尺を変更する
第1変更手段とを設けたものである。
【0013】本発明の請求項3の画像表示装置は、画面
に地図を含む画像を表示し、現在位置を検出する検出手
段と、上記検出手段により検出された現在位置を表示す
る表示手段と、画面上に表示された現在位置を含む現在
位置付近の地図データの密度により地図の縮尺を変更す
る第2変更手段とを設けたものである。
【0014】
【作用】本発明の請求項1の画像表示装置においては、
スクロールキーの連続押し時間のような、地図を同一方
向に連続してスクロールするためのスクロール手段にお
ける連続的な操作が判定され、その判定された連続的な
操作の程度により、地図の縮尺が大きくされていくの
で、地図が同一方向に連続してスクロールする速度を速
くするのと等価な働きをする。したがって、登録地(目
的地)までのスクロールの時間を短縮できるので、スク
ロール手段の操作に要する時間も短縮される。
【0015】本発明の請求項2の画像表示装置において
は、ある地点が登録され、登録された地点の位置が記憶
され、車両の現在位置や画面の中心の位置などのよう
な、画面に表示されている地図内の一地点と上記登録さ
れた地点との距離が所定距離になると地図の縮尺が変更
されるので、縮尺変更の煩わしさがなくなると同時に、
登録地(目的地)を見逃すことがなく登録したデータは
有効に活用される。
【0016】本発明の請求項3の画像表示装置において
は、現在位置が検出され、検出された現在位置が表示さ
れ、地図データの密度が記憶され、画面上に表示された
現在位置を含む現在位置付近の地図データの密度による
地図の縮尺が変更されるので、現在位置を含む現在位置
付近の地図が地図データを表示するのに適当な縮尺に変
更されて表示され、縮尺変更の煩わしさがなく、運転中
にもデータが有効に表示された地図を得ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明による画像表示装置の実施例と
してカーナビゲーションシステムの地図画面表示装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0018】以下、リモコンのキー操作による自動縮尺
変更を例にとる。 (第1実施例)まず、リモコンのスクロールキーの連続
押し時間による自動縮尺変更機能について説明する。
【0019】図1は、リモコンのスクロールキー(図6
のジョイスティックのレバー103がよく使用される)
の押し時間の程度に応じて、地図の縮尺が大きくされて
いく様子の具体例を示した図である。
【0020】図1において、横軸は、スクロールキーの
押し時間である。縦軸は、地図の縮尺度である。
【0021】このとき、スクロールキーの押し時間を測
定してスクロールキーが連続して押されたかどうかを判
定しているが、「連続」と判定する押し時間の決め方の
一例を以下に説明する。
【0022】スクロール開始時点では出発点(車両の現
在位置)を中央にもってくることが多いので、「出発点
から次の画面まで(つまり画面の端を越えて)操作が続
くこと」をもって「利用者は出発点から離れたところま
でスクロールしたい」という意思があり、スクロールキ
ーが連続して押されているものと判定する。
【0023】つまり、画面の中央にあった地図上の地点
が画面の端まで移動するのに要する時間を目安とする。
スクロールにより、画面の中央にあった地図上の地点が
画面の端まで移動するのに要する時間は、一般に、2〜
3秒程度である。ただし、機種により、それより少し長
い4〜5秒程度かかるものもある。
【0024】音声入力の場合には、たとえば「右」の指
示が出てから別の指示(たとえば、「左」、「停止」な
ど)が出るまでの時間を目安とする。
【0025】以下、一例として、3秒をスクロールキー
の連続押し時間の目安として、説明を続ける。また、出
発点から予め登録した登録地(目的地)付近まで地図を
スクロールさせて登録地(目的地)付近の地図を確認す
る場合を例に挙げる。
【0026】図1では、最初の縮尺を1/1.25万と
している。(出発点では位置確認をしたいことが多いの
で、縮尺の小さい地図になっている場合が多い。)スク
ロールキーの押し時間が3秒経過すると、縮尺が1段階
大きくされて1/2.5万になり、さらに3秒経過する
と、さらに1段階大きくされて1/5万になり、以下同
様にして、スクロールキーの押し時間が3秒経過するご
とに、段階的に縮尺は大きくされていく。
【0027】地図の縮尺が大きくなっていけば、スクロ
ールの速さは同じであっても、スクロールされる地図上
の距離は長くなる。すなわち、連続スクロールの速さが
速くなっていく高速スクロールと等価の働きをする。し
たがって、登録地(目的地)までのスクロール時間が短
縮されて、ジョイスティックのレバーを押す時間が短く
てすみ、待ち時間も短くなる。
【0028】上記の例では、スクロールキーの連続押し
時間3秒を縮尺変更の目安としたが、上記目安の条件を
満たせば3秒に限らない。
【0029】また、スクロールキーの連続押し時間に対
応する縮尺も、縮尺の値そのものも、上記の例に限ら
ず、適当な対応、および値に代えることが可能である。
1度に2段階切換わる部分があってもよい。
【0030】(第2実施例)上記第1実施例のカーナビ
ゲーションシステムの地図画面表示装置において、スク
ロールにより予め登録した登録地(目的地)に近づいて
きた場合を考える。
【0031】画面上のある地点(たとえば、ちょうど画
面の中央にある地点)と登録地(目的地)との距離が所
定の数値になると、縮尺を何段階か小さくして登録地
(目的地)が表示される適当な縮尺に縮尺変更する。
【0032】やがて、登録地(目的地)から遠ざかり、
上記ある地点と登録地(目的地)との距離が所定の数値
になると、縮尺を元に戻す。その戻し方は、1回で戻し
てもよいし、段階的に戻していってもよい。
【0033】具体的数値を示すと、縮尺が1/5万の地
図でスクロールしているときに、画面の中央点と登録地
(目的地)が2.5km以内であれば縮尺を1/2.5
万にする。登録地(目的地)と画面の中央点との距離
は、登録地(目的地)が画面の中央部1/4の面積に入
ったかどうかで判定すればよい。(ただし、縮尺1/5
万の地図では、5インチ型画面で、画面の横幅の約1/
4が2.5kmに相当する。) 一方、運転中においては、地図上に車両の現在位置とそ
の付近の地図が同時に表示される。このとき、画面上の
地図のスクロールの速さは割合緩やかであるので、地図
データ密度により縮尺を変更するのが有効である。
【0034】地図データは、地図を10km×10km
の範囲に区切ったものを、1つの単位としてメモリに記
憶されている。これを「2次メッシュ」と呼んでいる。
個々の「2次メッシュ」は、メッシュ内の地図データの
サイズを付帯情報として持っている。地図データ密度と
は、この「2次メッシュ」における地図データのサイズ
のことである。
【0035】図2は、地図データ密度に応じて地図の縮
尺が変更されている様子の具体例を示す図である。
【0036】図2において、横軸は、画面に表示されて
いる地図エリア内の地図データ密度である。縦軸は、地
図の縮尺度である。
【0037】地図データ密度の実例を挙げると、地方部
として大阪と和歌山の県境では、10kbyte以下、
大阪府下の都市近郊では、20〜30kbyte、大都
市部として大阪市内では、40〜70kbyte(最
高)である。
【0038】そこで、地図データ密度に応じて、たとえ
ば、10kbyte以下の地域から10kbyte以上
の地域へ入ると、最初の縮尺である1/20万から、縮
尺を一段回階小さくして1/10万になるようにする。
さらに、10kbyteの地域から20kbyte以上
の地域へ入ると、縮尺をもう1段階小さくして1/5万
になるようにする。以下同様にして、地図データ密度が
10kbyte程度増加するごとに、段階的かつ自動的
に縮尺を小さくしていく。
【0039】地図データ密度が高くなるにつれ、段階的
かつ自動的に地図の縮尺は小さくなっていくので、運転
中に地図の縮尺を小さくするリモコンのキー操作をしな
くても、その地図エリア内の地図データ密度に適した縮
尺に変更され、地図データが地図上に表示される。した
がって、記憶されている地図データは見逃されることな
く有意義に利用される。
【0040】逆に、地図データ密度が低くなるにつれ段
階的かつ自動的に地図の縮尺を大きくして、運転中に地
図の縮尺を大きくするリモコンのキー操作をしなくて
も、その地図エリア内の地図データ密度に適した縮尺に
変更することもできる。
【0041】上記の例では、10kbyteを縮尺変更
の目安としたが、地図データ密度の状況に応じて、適当
な目安を定めればよい。また、地図データ密度に対応す
る縮尺も、縮尺の値そのものも、上記の例に限らず、適
当な対応、および値に代えることが可能である。
【0042】(第3実施例)運転者(利用者)が登録し
た登録地(目的地)は、地図上のある地点に関する地図
データとして、地図画面表示装置に記憶される。しか
し、縮尺がある程度(たとえば、1/1.25万程度)
小さくなければ、これらの登録地(目的地)の名称は表
示されない。
【0043】そこで、運転者(利用者)が、いくつかの
登録地(目的地)を登録している場合、車両が走行中で
あるなどで地図の縮尺が大きく設定されていても、上記
登録地(目的地)が近づくと、自動的に縮尺が小さくな
り、登録地(目的地)の名称がが表示されるようにす
る。
【0044】したがって、縮尺変更の操作による煩わし
さがなく、運転中にもデータが有効に表示された地図を
得ることができる。
【0045】最後に地図探索時の縮尺変更のプロセスを
まとめたものをフローチャートで示す。
【0046】図3は、手動スクロールによる地図探索時
の縮尺変更における第1実施例に対応する地図画面表示
装置の動作を示すフローチャートである。
【0047】図3において、ステップS11(以下、ス
テップを略す)では、スクロールキーが連続して押され
ているかどうかを判定する。S11でスクロールキーが
連続して押されていれば、S13で、登録地(目的地)
が地図画面中央部に入っていないかどうかを判断する。
【0048】図4は、地図画面中央部の定義を説明する
ための図である。図4において、地図画面は、地図画面
フレーム51と、地図画面中央部53とを含む。
【0049】地図画面フレーム51の縦の長さをb、横
の長さをaとすると、地図画面中央部53は、たとえば
縦の長さb/2、横の長さa/2の四角で囲まれた部分
で表わされる。
【0050】S11でスクロールキーが連続して押され
ていなければ、S23へ進む。S13で登録地(目的
地)が画面中央部に入っていなければ、S15で、地図
の縮尺が最大縮尺でないかどうかを判断する。S15で
地図の縮尺が最大縮尺でなければ、S17で、地図の縮
尺を大きくし、S23へ進む。S15で地図の縮尺が最
大縮尺であれば、S23へ進む。
【0051】S13で登録地(目的地)が地図画面中央
部に入っていれば、S19で、地図の縮尺が最小縮尺で
ないかどうかを判断する。S19で地図の縮尺が最小縮
尺でなければ、S21で、地図の縮尺を小さくし、S2
3へ進む。S19で地図の縮尺が最小縮尺であれば、S
23へ進む。
【0052】S23で、スクロールキーが押されていな
いかどうかを判断する。S23でスクロールキーが押さ
れていなければ終了する。S23でスクロールキーが押
されていれば、再びS11へ戻り、上記と同様のプロセ
スを繰り返す。
【0053】図5は、自動スクロールによる地図探索時
の縮尺変更における第2実施例の地図画面表示装置の動
作を示すフローチャートである。
【0054】図5において、S31では、車両が運転中
であるかどうかを判断する。S31で車両が運転中であ
れば、S33で、車両が2次メッシュの境界を越えたか
どうかを判断する。S31で車両が運転中でなければ、
S47へ進む。
【0055】S33で車両が2次メッシュの境界を越え
ていれば、S35で、Dが増加したかどうかを判断す
る。ここでDとは、地図の2次メッシュのデータbyt
e数(10桁の数字)である。S33で車両が2次メッ
シュの境界を越えていなければ、S47へ進む。
【0056】S35でDが増加していれば、S37で、
そのとき表示されている地図の縮尺が最小であるかどう
かを判断する。S35でDが増加していなければ、S4
1で、Dが減少したかどうかを判断する。S41でDが
減少していれば、S43で、そのとき表示されている地
図の縮尺が最大であるかどうかを判断する。S41でD
が減少していなければ、S47へ進む。
【0057】S43でそのとき表示されている地図の縮
尺が最大であれば、S47へ進む。S43でそのとき表
示されている地図の縮尺が最大でなければ、S45で地
図の縮尺を大きくし、S47へ進む。
【0058】S47で、車両が運転を終了したかどうか
を判断する。S47で車両が運転を終了していなけれ
ば、再びS31をもとに、上記と同様のプロセスを繰り
返す。S47で車両が運転を終了していれば、動作を終
了する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
の画像表示装置において、画面に地図を含む画像が表示
され、スクロールキーの連続押し時間のような、地図を
同一方向に連続してスクロールするためのスクロール手
段における連続的な操作が判定され、判定された連続的
な操作の程度により、地図の縮尺が大きくされていくの
で、地図が同一方向に連続してスクロールする速度を速
くするのと等価な働きをする。したがって、登録地(目
的地)までのスクロールの時間を短縮できるので、スク
ロール手段の操作に要する時間も短縮される。
【0060】請求項の2の画像表示装置において、ある
地点が登録され、登録された地点の位置が記憶され、車
両の現在位置や画面の中心の位置などのような、画面に
表示されている地図内の一地点と上記登録された地点と
の距離が所定距離になると地図の縮尺が変更されるの
で、縮尺変更の煩わしさがなくなると同時に、登録地
(目的地)を見逃すことがなく登録したデータが有効に
活用される。
【0061】請求項3の画像表示装置において、画面に
地図を含む画像が表示され、現在位置が検出され、検出
された現在位置が表示され、地図データの密度が記憶さ
れ、画面上に表示された現在位置を含む現在位置付近の
地図データの密度により地図の縮尺が変更されるので、
現在位置を含む現在位置付近の地図が地図データを表示
するのに適当な縮尺変更されて表示され、縮尺変更の煩
わしさがなく、運転中にもデータが有効に表示された地
図を得ることができる。
【0062】その結果、請求項1の画像表示装置におい
ては、地図を自動的に縮尺変更することで、地図の縮尺
変更の操作に煩わされることもなく、請求項2および3
の画像表示装置においては、さらに、データが有効に活
用された地図を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスクロールキーの連続押
し時間に対する地図の縮尺度の変更の様子の具体例を示
す図である。
【図2】本発明の第2実施例の地図データ密度に対する
地図の縮尺度の変更の様子の具体例を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の手動スクロールによる地
図探索時の縮尺変更の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明において地図画面の画面中央部の定義を
説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施例の自動スクロールによる地
図探索時の縮尺変更の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明および従来の地図画面表示装置に使用し
たリモコンのキー配列を説明するための図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 E 9377−5H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に地図を含む画像を表示する画像表
    示装置であって、 前記地図をスクロールするスクロール手段と、 前記地図を同一方向に連続してスクロールするための前
    記スクロール手段における連続的な操作を判定する判定
    手段と、 前記判定手段により判定された連続的な操作の程度によ
    り、前記地図の縮尺を大きくする手段とを含む画像表示
    装置。
  2. 【請求項2】 ある地点を登録する登録手段と、 前記登録された地点の位置を記憶する記憶手段と、 前記画面に表示されている前記地図内の一地点と前記登
    録された地点との距離が所定距離になると前記地図の縮
    尺を変更する第1変更手段とを含む請求項1に記載の画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 画面に地図を含む画像を表示する画像表
    示装置であって、 現在位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された現在位置を表示する表示
    手段と、 地図データの密度を記憶する記憶手段と、 前記画面上に表示された前記現在位置を含む現在位置付
    近の地図データの密度により地図の縮尺を変更する第2
    変更手段とを含む画像表示装置。
JP6203676A 1994-08-29 1994-08-29 画像表示装置 Withdrawn JPH0869515A (ja)

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