JP3674170B2 - データ表示装置およびデータ表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナルコンピュータやオフィスコンピュータ等において選択された表示フォーマットに従ってデータを表示するデータ表示装置およびデータ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィスコンピュータ等のように事務処理を行うデータ処理装置においては、個々の表の入力処理に対応させて個別の表フォーマットが設定されており、この表フォーマットにしたがって表データを入力するようにしている。
ところで、近年、縦横比が異なる表示画面を縦長状態に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画面として使用可能なデータ処理装置が知られている。この種のデータ処理装置において、伝票データを入力したり、あるいは入力されている伝票データを呼び出して表示出力させる際に、ユーザは予め定義されている伝票フォームが縦型形式か横型形式かを意識し、表示画面を縦長画面あるいは横長画面に切り換えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表フォーマットがどのような形式かを確認するためには表フォーマットを一旦表示させる必要があるが、その都度、表フォーマットを表示させることは極めて不合理であり、ユーザに大きな負担をかけるという欠点があった。
ところで、表全体を1画面内に収めて表示することができないような場合に、画面スクロールや画面切り替えによって残りのデータを表示させることもできるが、このような方法では一覧性が悪くなり、入力ミスや視読ミスの要因ともなる。
この発明の課題は、ウインドウの形状や表示フォーマットを意識することなく、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウの形状特性を活かした表示フォーマットでデータを表示できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示するデータ表示装置であって、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示する表示手段とを具備し、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明は、表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示するデータ表示装置であって、データを記憶するデータ記憶手段と、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、この表示フォーマット記憶手段に記憶された前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、各表示フォーマットに応じたデータを取り込むための取込情報を夫々記憶する取込情報記憶手段と、前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに対応する前記取込情報に基づいて前記データ記憶手段からデータを取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表示フォーマットに従って表示する表示手段とを具備し、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とする。
【0006】
請求項3記載の発明は、縦横比が異なる表示画面を縦長状態に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画面として使用可能なデータ表示装置において、縦長画面に適した表示形式として横長画面よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長画面に適した表示形式として縦長画面よりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定されると、指定された画面の向きに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示する表示手段とを具備し、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とする。
【0007】
請求項5記載の発明は、表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとが夫々定義されている場合に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示し、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とする。
【0008】
請求項6記載の発明は、表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々定義され、且つ前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、データを取り込むための取込情報が夫々定義されている場合に、前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択すると共に、この選択された表示フォーマットに対応する前記取込情報に基づいてデータを取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表示フォーマットに従って表示し、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図1〜図5を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。
図1はパーソナルコンピュータやオフィスコンピュータ等のデータ処理装置を示したブロック構成図である。この図1において、データ処理装置は、CPU1、RAM2、入力部3、表示部4、印字部5、記憶装置6、記憶媒体制御部7、記憶媒体8により構成されている。
CPU(Central Processing Unit)1は、記憶装置6に記憶されているプログラムにしたがってこのデータ処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。
【0010】
記憶装置6は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体を有しており、この記憶媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体は記憶装置6に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体にはウインドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種アプリケーションプログラム、メニュー表示プログラム、印刷処理プログラム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
また、この記憶媒体に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
記憶媒体制御部7は、図中に示す記憶媒体8(例えば、フロッピーディスク)を駆動制御する記憶媒体駆動装置としての機能を有し、CPU1からの指示により記憶媒体8を駆動して、書き込み指示が入力された場合は指定されたデータを記憶媒体8内の指定された記憶領域に書き込み、読み出し指示が入力された場合は指定されたデータを記憶媒体8から読み出し、RAM2あるいは記憶装置6内の指定された記憶領域に書き込む。
【0011】
入力部3は伝票データを入力したり、各種コマンドを入力するキー入力装置やマウス等のポインティングデバイスを有し、入力部3から入力された表データはCPU1に取り込まれて表示部4に表示出力されたり、RAM2内の伝票データメモリ2−1に格納される。
表示部4は液晶表示装置やCRT表示装置等で、縦横比が異なる表示画面を有している。ここで、表示画面の有効表示域内において、その横方向に表示可能な最大ドット数と、縦方向に表示可能な最大ドット数とを相違させることにより縦横比を異ならしめている。
【0012】
RAM2はデータメモリ2−1、表示フォーマットメモリ2−2、ワークメモリ2−3、縦横切換情報テーブル2−4等を有し、データメモリ2−1は入力作成されたデータを記憶する。表示フォーマットメモリ2−2はデータを表示出力させる際の複数の表示フォーマットを記憶するもので、表示画面が縦長状態に設置されている際に、この縦長画面に適した縦型表示フォーマットと、表示画面が横長状態に設置されている際に、この横長画面に適した横型表示フォーマットとが個々の伝票に対応付けられて記憶されている。すなわち、図2はこの表示フォーマットメモリ2−2の内容を示したもので、表示フォーマットメモリ2−2は各名称に対応付けて縦型表示フォーマット情報と、横型表示フォーマット情報とを複数記憶する。つまり、1つの伝票(同一の伝票名で示される伝票)に対応して縦型および横型の表示フォーマットがそれぞれ記憶されている。ここで、表示画面が縦長画面に設置されている場合には縦型表示フォーマットが呼び出されて表示され、また、横長画面に設置されている場合には横型表示フォーマットが呼び出されて表示出力される。なお、表示フォーマットメモリ2−2の内容は表示用のフォーマットであり、データメモリ2−1の内容を印字部5に印字出力させる際には印刷用のフォーマットが使用されるが、表示フォーマットメモリ2−2内の縦型/横型表示フォーマットに応じて印字を行うようにしてもよい。
なお、表示フォーマットメモリ2−2は1つの伝票名称に対して縦型表示フォーマットと横型表示フォーマットの両方を記憶するものに限らず、1つの伝票名称に対して、どちらか一方の表示フォーマットだけを記憶してもよい。
また、表示フォーマットメモリ2−2は、縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットについて、表示領域の大きさが異なる複数の表示フォーマットを記憶するようにしてもよい。
【0013】
図3は縦型表示フォーマット、横型表示フォーマットの一例を例示したもので、各表示フォーマットは複数項目から成るレコードを複数レコード分表示可能な表示フォーマットであり、図3(A)は縦型表示フォーマット、また図3(B)は横型表示フォーマットを示している。ここで、縦型表示フォーマットは横型表示フォーマットよりもレコード数を多く表示可能であり、また、横型表示フォーマットは縦型表示フォーマットよりも項目数を多く表示可能な構成となっている。つまり、表示画面の横方向を列、縦方向を行とすると、縦型表示フォーマットは行数が多く、横型表示フォーマットよりも多くのレコードを表示することができ、横型表示フォーマットは列数が多く、縦型表示フォーマットよりも多くの項目を表示することができる。この場合、横型表示フォーマットでは表示されるが、縦型表示フォーマットでは表示されない項目としては、「行No」、「単価」であり、これらの項目データはキー入力によってデータを入力する入力項目ではなく、自動生成される生成項目であるため、伝票入力時において縦型表示フォーマットにこれらの項目が表示されなくても特に問題となることはない。なお、縦型表示フォーマット、横型表示フォーマットはユーザが自己の業務内容に応じて予め任意に設定したものである。
【0014】
図4は、表示フォーマットに応じたレコードデータを取り込むための取込情報を記憶した縦横切換情報テーブル2−4の内容を示したものである。この縦横切換情報テーブル2−4は、縦横切り換え用項目情報と縦横切り換え用レコード情報とを有する。この縦横切り換え用項目情報は、図4(A)に示すように、横型表示フォーマットにおいてのみ表示される項目を示す横固有項目情報、縦横いずれの表示フォーマットにおいても表示される項目を示す共通項目情報、および、縦型表示フォーマットにおいてのみ表示される項目を示す縦固有項目情報とから構成される。また、縦横切り換え用レコード情報は、図4(B)に示すように、横型表示フォーマットにおけるレコード数を示す横表示レコード数と、縦型表示フォーマットにおけるレコード数を示す縦表示レコード数とから構成される。
【0015】
次に、伝票入力処理時の表示動作を図5ないし図7に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、このフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプログラムコードの形態で、記憶装置6に固定的に記憶されているか、記憶媒体制御部7の制御により記憶媒体8から記憶装置6にロードされている。
先ず、入力対象の伝票名を入力指定してその伝票の入力処理を起動させると、CPU1はRAM2のワークメモリ2−3からウインドウ指定情報を取り込み(ステップA1)、縦長ウインドウが指定されているか横長ウインドウが指定されているかを判別する(ステップA2)。そして、この判別結果と入力指定された伝票名とに基づいてCPU1は表示フォーマットメモリ2−2を検索する。つまり横長ウインドウが指定されていれば、当該伝票名に対応する横型表示フォーマットを選択的に読み出し(ステップA3)、縦長ウインドウが指定されていれば、当該名称に対応する縦型表示フォーマットを選択的に読み出す(ステップA5)。そして、現在のウインドウ選択状態を示す状態を記憶保持するために、ワークメモリ2−3にウインドウ選択状態を示すフラグをセットすると共に(ステップA4、A6)、選択された表示フォーマットを表示画面上に表示出力させる(ステップA7)。
【0016】
このようにして指定された縦長あるいは横長ウインドウに応じて横型表示フォーマットあるいは縦型表示フォーマットが表示出力されている状態において、入力部3から伝票データが入力されると、図6のステップA8に進み、伝票データ入力処理が実行され、入力された伝票データはデータメモリ2−1に書き込まれる。そして、CPU1は入力部3において指定ウインドウを変更する指示操作がなされたかどうかを調べる(ステップA9)。ここで、指定ウインドウが伝票データ入力処理の途中で変更された場合には後述する処理で表示フォーマットもそれに応じて変更されるが、指定ウインドウが変更されなければ、現在の表示フォーマットがそのまま継続表示され、当該表示フォーマット内の対応する項目位置に伝票データが配置表示される(ステップA10)。
このステップA10の詳細な動作を図7を参照して説明する。ステップA10は、選択された表示フォーマットに対応する取込情報として項目情報およびレコード数情報を縦横切換情報テーブル2−4から参照し、表示フォーマットに対応する項目情報およびレコード数情報に基づいてデータメモリ2−1からデータを取り込み、この取り込んだデータを選択された表示フォーマットに従って表示するものである。まず、選択された表示フォーマットが縦型表示フォーマットであるか横型表示フォーマットであるかを判別する(ステップA101)。
縦型表示フォーマットが選択されている場合は、ステップA102に進み、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦表示レコード数情報を参照して、縦表示レコード数に応じたレコード数のレコードデータをデータメモリ2−1から読み込む。次のステップA103では、縦横切換情報テーブル2−4から縦固有項目情報および共通項目情報を参照し、ステップA101で読み込んだレコードデータから縦固有項目および共通項目に対応するレコードデータを抽出する。この場合、縦固有項目情報は何も設定されていないので、共通項目情報「日付」「伝票No」「商品名」「数量」「金額」に対応するレコードデータが抽出される。続くステップA104では、この抽出されたレコードデータを縦型表示フォーマットに従って配置して表示する。ステップA104の処理が終ると、図6のステップA8に戻る。
また、縦型表示フォーマットが選択されている場合は、ステップA101からステップA105に進む。ステップA105では、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された横表示レコード数情報を参照して、縦表示レコード数に応じたレコード数のレコードデータをデータメモリ2−1から読み込む。次のステップA106では、縦横切換情報テーブル2−4から横固有項目情報および共通項目情報を参照し、ステップA105で読み込んだレコードデータから横固有項目および共通項目に対応するレコードデータを抽出する。この場合、横固有項目情報に対応する「行No」「単価」に対応するレコードデータと、共通項目情報「日付」「伝票No」「商品名」「数量」「金額」に対応するレコードデータとが抽出される。続くステップA107では、この抽出されたレコードデータを横型表示フォーマットに従って配置して表示する。ステップA107の処理が終ると、図6のステップA8に戻る。以下、伝票データ入力が終了するまでステップA8〜A10が繰り返される。
【0017】
ここで、伝票データ入力処理の途中において、指定ウインドウが入力部3の指定操作に応じて縦長ウインドウから横長ウインドウに、あるいは横長ウインドウから縦長ウインドウに変更されたものとすると、変更された指定ウインドウが縦長であるか横長であるかを調べ(ステップA11)、横長ウインドウに変更された場合には横型表示フォーマットを選択し(ステップA12)、縦長ウインドウに変更された場合には縦型表示フォーマットを選択する(ステップA14)。そして、表示画面が縦長、横長のいずれに設置されているかを示すためにワークメモリ2−3にウインドウ選択状態を示すフラグをセットすると共に(ステップA13、A15)、選択された表示フォーマットに合致するように伝票データを再配置する(ステップA16)。
このステップA16の詳細な動作を図8を参照して説明する。まず、指定ウインドウが横長ウインドウから縦長ウインドウに変更されたのか、縦長ウインドウから横長ウインドウに変更されたのかを判別する(ステップA18)。
指定ウインドウが横長ウインドウから縦長ウインドウに変更された場合は、ステップA19に進み、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用レコード情報を参照して、横表示レコード数と縦表示レコード数とを比較する。ここで、横表示レコード数が縦表示レコード数よりも大きい場合はステップA20に進んで、横型表示フォーマットでデータ表示する際に余分なレコードに対応するレコードデータを表示されたレコードデータから削除して、ステップA22に進む。横表示レコード数と縦表示レコード数とが等しい場合は、そのままステップA22に進む。
【0018】
また、縦表示レコード数が横表示レコード数よりも大きい場合は、ステップA21に進み、縦型表示フォーマットでデータ表示する際に不足するレコードに対応するレコードデータをデータメモリをデータメモリ2−1から新たに読み込んで、ステップA22に進む。ステップA22では、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照して、横固有項目に対応する項目のデータをレコードデータから削除する。この場合、図4(A)に示すように横固有項目は「行No」および「単価」という項目であるから、「行No」および「単価」に対応する項目のデータを表示されたレコードデータから削除する。次に、ステップA23に進み、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照し、縦固有項目情報に対応する項目のレコードデータをデータメモリ2−1から新たに読み込む。この場合、縦固有項目情報は何も設定記憶されていないので読み込む項目はない。もし縦固有項目情報が設定されている場合はそれに対応する項目のデータを読み込む。そして、ステップA23からはステップA24に進む。ステップA24においては、元のレコードデータから不要なデータが削除されたり、あるいは新たなレコードデータが読み込まれたりして増減されたレコードデータが縦型表示フォーマットに従って再配置される。このステップA24が終了すると、ステップA16の処理をすべて終了してステップA8に戻る。
次に、指定ウインドウが縦長ウインドウから横長ウインドウに変更された場合は、ステップA18からステップA25に進み、ステップA19と同様に、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用レコード情報を参照して、横表示レコード数と縦表示レコード数とを比較する。ここで、横表示レコード数が縦表示レコード数よりも大きい場合はステップA26に進んで、横型表示フォーマットでデータ表示する際に不足するレコードに対応するレコードデータをデータメモリ2−1から新たに読み込んで、ステップA28に進む。横表示レコード数と縦表示レコード数とが等しい場合は、そのままステップA28に進む。また、縦表示レコード数が横表示レコード数よりも大きい場合は、ステップA27に進み、横型表示フォーマットでデータ表示する際にに余分なレコードに対応するレコードデータを表示されたレコードデータから削除して、ステップA28に進む。
【0019】
ステップA28では、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照して、縦固有項目に対応する項目データを削除する。この場合、図4(A)に示す例では縦固有項目情報は何も記憶されていないので、削除される項目のデータはない。次に、ステップA29に進み、縦横切換情報テーブル2−4に記憶された縦横切り換え用項目情報を参照し、横固有項目情報に対応する項目のレコードデータをデータメモリ2−1から新たに読み込む。この場合、図4(A)に示すように横固有項目は「行No」および「単価」という項目であるから、「行No」および「単価」に対応する項目のレコードデータをデータメモリ2−1からあらたに読み込んでステップA30に進む。ステップA30においては、元のレコードデータから不要なデータが削除されたり、あるいは新たなレコードデータが読み込まれたりして増減されたレコードデータが横型表示フォーマットに従って再配置される。このステップA30が終了すると、ステップA16の処理をすべて終了してステップSA17に進む。そして、選択された表示フォーマットと共に伝票データを表示出力させたのち(ステップA17)、伝票データ入力処理(ステップA8)に戻り、以下、同様の動作が伝票入力の終了まで繰り返される。
なお、図5、図6は伝票データ入力処理時の表示動作を説明したが、既に入力済みのデータを任意に呼び出して表示出力させる場合においても、基本的には図5、図6のフローチャートと同様の処理によって伝票表示が行われる。
【0020】
以上のように伝票データを表示出力させる際に、表示画面が現在、縦長画面に設置されているのか横長画面に設置されているのかに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットが自動的に選択されると共に選択された表示フォーマットにしたがってデータを表示出力させることができる。つまり、表示画面の設置状態に適した表示フォーマットに自動的に切り換えられるので、ユーザは単に表示画面の向きを変更するだけでよく、表示フォーマットの選択を意識することなく、データを縦長画面、横長画面の形状特性を生かした表示フォーマットで表示出力させることが可能となる。
この場合、縦型表示フォーマットは横型表示フォーマットよりも行数が多く、横型表示フォーマットでは表示されない多くのレコードを表示することができ、また横型表示フォーマットは縦型表示フォーマットよりも項目数が多く、縦型表示フォーマットでは表示されない多くの項目を表示することができる。したがって、一覧性を重視する場合には縦長画面に設置し、詳細データまで確認したいときには横長画面に設置すればよく、表示画面の向きを単に変更するだけで一覧性を重視した概要表示か詳細表示かを切り換えることができ、表示されるデータ内容を目的に応じて簡単に変更することが可能となる。
【0021】
また、データ入力処理の起動時に表示画面の設置状態に応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットを選択することができる他に、データ入力処理の実行中においても、データが入力される毎に表示画面の設置状態を検出し、設置状態がデータ入力処理の途中で変更された場合には縦型表示フォーマットから横型表示フォーマットへ、あるいは横型表示フォーマットから縦型表示フォーマットへ自動的に切り換えることができる。この際、既に入力されたデータは新たに切り換えられた表示フォーマットにしたがって再配置表示される。このようにデータ入力処理の実行時においても、必要に応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットに切り換えることができるので、例えば、縦長画面から横長画面に切り換えれば、縦長画面では表示されない項目内容を確認することが可能となる。このことはデータ入力処理に限らず、データを任意に呼び出して表示出力させるデータ呼び出し処理の実行中においても同様である。
なお、上述した第1実施形態においては伝票Noや商品名を表示するための表示フォーマットを例に挙げたが、表示形式は、住所録やスケジュール表等の表示フォーマットであってもよい。
また、表示回転検出部9によって表示画面の設置状態を自動的に検出するようにしたが、表示画面の切り換えをキー操作によって指示するようにしてもよい。
【0022】
(第2実施形態)
以下、図9を参照してこの発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態においては1つの階層で表示される表示フォーマットを例に挙げたが、第2実施形態は表示フォーマット上に更に表示されるサブウインドウ用の表示ウォーマットに適用したものである。
すなわち、商品テーブルや得意先テーブル等の各索引テーブルの内容を一覧表示する各サブウインドウに対応付けて縦型サブウインドウフォーマット、横型サブウインドウフォーマットがそれぞれ定義されている。この縦型/横型のサブウインドウフォーマットは、上述の縦型表示フォーマット、横型表示フォーマットと同様に、縦型サブウインドウフォーマットは横型サブウインドウフォーマットよりも縦方向に多くのデータを表示可能であり、また横型サブウインドウフォーマットは縦型サブウインドウフォーマットよりも横方向に多くの項目を表示可能な構成となっている。
【0023】
いま、横長ウインドウに横型表示フォーマットが表示されている状態において(図8(1)参照)、商品テーブルの内容をサブウインドウ表示すべきことが指示されると、CPU1は指定ウインドウが縦長であるか横長であるかを判別する。この場合、横長ウインドウが指定されているので、CPU1は横型サブウインドウフォーマットを選択し、このサブウインドウフォーマットにしたがって商品テーブルの内容を一覧表示させる(図8(2)参照)。この場合、横型サブウインドウは表示項目は多いが、表示件数が少ないため、表示件数を増やしたい場合、ユーザは入力部3でウインドウ切換の指示操作を行なって縦長ウインドウに変更する。すると、図8(3)に示すように縦長ウインドウが表示されると共に、さらに縦型サブウインドウフォーマットが選択されるため、このサブウインドウフォーマットにしたがって商品テーブルの内容が縦長ウインドウ上に一覧表示される。この場合、表示項目数は少ないが、一度に多くの件数(レコード)が表示される。
【0024】
このようにメインウインドウの変更に応じてサブウインドウ用の表示フォーマットが変更されるので、ウインドウ内容を確認する際に、一覧性を重視する場合には縦長ウインドウに切り換え、詳細な内容を知りたいときには横長ウインドウに切り換えればよく、ウインドウ表示される内容を目的に応じて簡単に変更することができる。
【0025】
(第3実施形態)
以下、図10および図11を参照してこの発明の第3実施形態を説明する。なお、上述した第1および第2実施形態は縦型表示フォーマット、横型表示フォーマットをそれぞれ定義するようにしたが、この第3実施形態においては、縦長ウインドウ、横長ウインドウに共用される共用表示フォーマットを各伝票に1:1に対応付けて定義しておき、表示画面から横長から縦長に切り換えられた場合に、この共用表示フォーマットを縦長画面に適した表示形式に加工するようにしたものである。ここで、共用表示フォーマットは図10に示すように、ヘッダー部、明細部、フッタ部の3ブロックに分割された構成となっている。
【0026】
図11はフォーマット表示処理を示したフローチャートである。なお、このフォーム表示処理は、伝票データ入力処理の起動時および伝票データ入力処理の実行途中において行われることは上述した第1実施形態と同様である。
先ず、伝票データ入力処理の起動時に指定された伝票名に基づいて当該伝票に対応する表示フォーマット(共用表示フォーマット)を読み出す(ステップB1)。そして、CPU1は入力部3の指示操作により指定されているウインドウが縦長であるか横長であるかを判別する(ステップB2)。ここで、横長ウインドウが指定されていれば、共用表示フォーマットをそのまま横型表示フォーマットとして表示出力させるが(ステップB3)、縦長ウインドウが指定されていれば、共用表示フォーマットを加工して縦型表示フォーマットを生成表示する(ステップB4〜B7)。
すなわち、共用表示フォーマットからヘッダー部を抽出し、縦長ウインドウの上端を基準とし、その位置からヘッダー部を同一サイズで配置すると共に(ステップB4)、共用表示フォーマットからフッタ部を抽出し、縦長ウインドウの下端を基準としてフッタ部を同一サイズで配置する(ステップB5)。そして、ヘッダー部とフッタ部との間に明細部を生成配置する(ステップB6)。このようにして加工生成したフォーマットを縦型表示フォーマットとして表示する(ステップB7)。
【0027】
図10は指定されたウインドウに応じた横型表示フォーマット、縦型表示フォーマットを示している。ここで、横長ウインドウの場合には共用表示フォーマットがそのまま横型表示フォーマットとして表示されるが、縦長ウインドウの場合には横型表示フォーマットよりも明細部が拡張されたフォーマットが縦型表示フォーマットとして表示されることになり、それだけ多くのレコードを一覧表示することができる。
なお、図10、図11においては共用表示フォーマットをそのまま横型表示フォーマットとして表示するようにしたが、横長ウインドウに設置された場合、共用表示フォーマットのヘッダー部、フッタ部および明細部をそれぞれ横方向に拡張するようにしてもよい。また、逆に共用表示フォーマットを縦長ウインドウに対応させておき、横長ウインドウに設置された場合に共用表示フォーマットの明細部を縮小するようにしてもよい。
【0028】
(第4実施形態)
以下、図12を参照してこの発明の第4実施形態を説明する。この第4実施形態は、予め個々の処理プログラムに1:1に対応させて定義されている表示フォーマットが縦型か横型かによって定義されている表示フォーマットを読み出すと共に、表示画面の向きをそれに合うように自動的に変更するようにしたものである。
ここで、表示部4は回転可能に構成されると共に、この表示部4を回転駆動させるモータ等の回転機構が備えられており、この回転機構の駆動によって表示画面の設置状態を切り換え、縦長画面から横長画面あるいは横長画面から縦長画面への切り換えを自動的に行うことができるように構成されている。また、表示部4の設置状態を検出する回転検出部を具備している。
【0029】
図12は伝票データ入力処理時の動作を示したフローチャートである。
先ず、伝票データ入力処理が起動されると、その伝票に対応する表示フォーマットを解析し、縦型か横型かを判別する(ステップC1)。この場合の判断基準としては表示フォーマットの縦横比をチェックしてもよいし、表示フォーマットの設定時に予め縦型か横型かを示す識別子を設定し、この識別子を参照することによって判断するようにしてもよい。次に、表示回転検出部からの検出信号にしたがって表示画面の設置状態を検出する(ステップC2、C3)。
ここで、横長画面で、表示フォーマットが横型の場合には(ステップC4でYESと判別)、横型表示フォーマットを読み出して横長画面に表示させるが(ステップC9)、横長画面で表示フォーマットが縦型の場合には(ステップC4でNOと判別)、回転機構を駆動させて表示部4を回転させ、その表示画面を縦長状態に切り換える(ステップC5)。同様に、縦長画面で、表示フォーマットが縦型の場合には(ステップC7でYESと判別)、縦型表示フォーマットを読み出して縦長画面に表示させるが(ステップC6)、縦長画面で表示フォーマットが横型の場合には(ステップC7でNOと判別)、回転機構を駆動させて表示画面を横長状態に切り換える(ステップC8)。このようにして表示フォーマットが横型か縦型かに応じて表示画面の向きを切り換えた状態において、伝票データ入力処理が行われる(ステップC10)。
以上のように、この第4実施形態においては処理プログラムに対して予め定義されている表示フォーマットが縦型表示フォーマットか横型表示フォーマットかに応じて定義された表示フォーマットを読み出すと共に、表示部を回転駆動させるので、表示画面の向きや表示フォーマットを意識することなく表示画面の向きと表示フォーマットとを常に対応させることができる。
【0030】
(第5実施形態)
以下、図13、図14を参照して第5実施形態を説明する。なお、この第5実施形態においては、表示画面の向きに応じてガイダンス表示域の大きさを制御するようにしたものである。
図12はデータ入力処理時の動作を示したフローチャートである。また図13は表示画面の向きに応じてガイダンス表示域がどのように制御されるかを説明するための図である。
ここで、操作説明ガイダンスファイルは図14に示すようにその各レコードは、レコードキーに対応付けて操作説明ガイダンスを記憶する構成となっている。なお、レコードキーとしては縦長画面/横長画面を区分する“縦横区分”と、“処理ID”、“項目No”等を有し、“縦横区分”として横長がセットされている場合には当該レコードに必要最低限のガイダンスデータが格納されているが、縦長がセットされている場合には情報量が多い詳細なガイダンスデータが格納されている。
【0031】
先ず、伝票データ入力処理の起動時に、表示画面の設置状態を検出し(ステップD1)、横長画面であれば、その画面下部に1〜2行分のガイダンス表示域を確保し、これを除く領域を入力表示域として決定して表示させる(ステップD2)。この場合、入力表示域には表示フォーマットが表示される。一方、縦長画面に設置されていれば、入力表示域を決定して表示させる(ステップD4)。この場合、横長画面の入力表示域に基づいて縦長画面の入力表示域を決定する。つまり、縦長画面の横方向の長さ÷横長画面の横方向の長さで求めた比率で横長画面の入力表示域を圧縮したものを縦長画面の入力表示域として決定し表示出力させる。このようにして縦長画面の入力表示域が決定されると、残りの画面下部全体をガイダンス表示域として確保し、表示出力させる(ステップD5)。この場合においても入力表示域には表示フォーマットが表示される。したがって、図13に示すように横長画面のガイダンス表示域は1〜2行程度であるが、縦長画面のガイダンス表示域は大幅に拡張されたものとなる。
【0032】
このようにして入力表示域およびガイダンス表示域を求めて表示出力されている状態において、横長画面に設置されている場合には、入力項目に対応する横用ガイダンスデータを操作説明ガイダンスファイルから索引し(ステップD3)、これを横長画面のガイダンス表示域に出力させる(ステップD7)。また、縦長画面に設置されている場合には、入力項目に対応する縦用ガイダンスデータを操作説明ガイダンスファイルから索引し(ステップD6)、これを縦長画面のガイダンス表示域に出力させる(ステップD7)。
そして、入力項目に対するデータ入力を受け付ける入力可能状態となる(ステップD8)。ここで項目データが入力されたかをチェックすると共に(ステップD9)、画面が横長から縦長あるいは横長から縦長に切り換えられたかをチェックし(ステップD10)、項目データが入力されるまであるいは画面の切り換えが行われるまでステップD8に戻る待機状態となる。
【0033】
ここで、横長画面の場合、ガイダンス表示域は1〜2行程度であり、その操作説明ガイダンスからでは操作手順を十分理解することができない場合、オペレータは横長画面から縦長画面に切り換える。すると、ステップD1に戻り、以下、ステップD4〜D7が実行されるので、縦長画面には横長画面よりも多くのガイダンス情報が表示されることになる。ここで、この操作説明にしたがって項目データを入力すると(ステップD9)、伝票データ入力処理が行われると共に(ステップD11)、次の入力項目が指定される(ステップD12)。そして、伝票データ入力の終了が指示されなければ(ステップD13)、現在のスピントップ状態を検出し(ステップD14)、横長画面であればステップD3に戻り、縦長画面であればステップD6に戻り、以下、同様の動作が伝票データ入力の終了まで繰り返される。
【0034】
以上のように縦長画面ではガイダンス表示域を横長画面よりも広くとることができるので、より詳細な操作説明ガイダンスを表示することができる。したがって、操作に慣れないうちは、縦長画面で詳細なガイダンスを見ながら入力操作を行い、操作に慣れてきたら横長画面で操作するという使い分けが可能となる。また、詳細なガイダンス表示を可能とするため、マニュアル書の記述を簡素化することができる。
なお、縦長画面の場合にガイダンス表示域を広くするようにしたが、表示画面上のデータ入力域が縦型の場合には、表示画面が横長のときにガイダンス表示域が広くなるようにしてもよい。
なお、この発明は、上述した実施の形態に示すように表示画面に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示する実施形態と、縦横比が異なる表示画面を縦長状態に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画面として使用する実施形態のどちらの実施形態にも適用できるものである。
また、上述した実施の形態では伝票データを入力して表示するものとしたが、これに限らず、文書データ、表データ、図形データ等を表示するデータ表示装置にも適用できるものである。さらに、表示フォーマットは実施の形態に示すような伝票データ入力の際に表示される表示フォーマットに限定されるものではなく、文書データ、表データ等に用いられる表示フォーマットを含むものである。
【0035】
【発明の効果】
この発明によれば、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方が自動的に選択され、選択された表示フォーマットに従ってデータが表示されるので、ウインドウの形状や表示フォーマットを意識することなく、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウの形状特性を活かした表示フォーマットでデータを表示することができる。
また、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方が自動的に選択され、選択された表示フォーマットに対応する取込情報に基づいてデータが取り込まれ、この取り込まれたデータが、選択された表示フォーマットに従って表示されるので、ウインドウの形状や表示フォーマットを意識することなく、選択された表示フォーマットに応じて必要なデータを自動的に取り込み、この取り込んだデータを縦長ウインドウあるいは横長ウインドウの形状特性を活かした表示フォーマットで表示することができる。
更に、縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定されると、指定された画面の向きに応じて縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方が自動的に選択され、選択された表示フォーマットに従ってデータが表示されるので、表示画面の向きや表示フォーマットを意識することなく、縦長画面あるいは横長画面の形状特性を活かした表示フォーマットで表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ処理装置を示したブロック構成図。
【図2】表示フォーマットメモリ2−2の内容を説明するための図。
【図3】(A)は縦型表示フォーマットを例示した図、(B)は横型表示フォーマットを例示した図。
【図4】縦横切換情報テーブル2−4の内容を説明するための図。
【図5】表データ入力処理時の表示動作を示したフローチャート。
【図6】図5に続く表示動作を示したフローチャート。
【図7】図6におけるデータの配置表示処理を示したフローチャート。
【図8】図6におけるデータの再配置処理を示したフローチャート。
【図9】第2実施形態を説明するための図で、表示画面を縦長/横長に切り換えることによってサブウインドウもそれに応じたフォーマットに変更されることを示した図。
【図10】第3実施形態を説明するための図で、表示画面を縦長/横長に切り換えることにより表示フォーマットの主要部(明細部)が増減されることを示した図。
【図11】第3実施形態の動作を示したフローチャート。
【図12】第4実施形態を説明するための図で、表示フォーマットが横型か縦型かに応じて表示部を自動回転させて縦長画面、横長画面に切り換える場合の動作を示したフローチャート。
【図13】第5実施形態を説明するための図で、表示画面が縦長/横長に切り換えられることによりガイダンス表示域の大きさを変更する場合の動作を示したフローチャート。
【図14】第5実施形態を具体的に説明するための図。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
2−1 データメモリ
2−2 表示フォーマット
2−3 ワークメモリ
2−4 縦横切換情報テーブル
3 入力部
4 表示部
5 印字部
6 記憶装置
7 記憶媒体制御部
8 記憶媒体

Claims (7)

  1. 表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示するデータ表示装置であって、
    縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、
    縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示する表示手段と
    を具備し、
    前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とするデータ表示装置。
  2. 表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示するデータ表示装置であって、
    データを記憶するデータ記憶手段と、
    縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、
    この表示フォーマット記憶手段に記憶された前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、各表示フォーマットに応じたデータを取り込むための取込情報を夫々記憶する取込情報記憶手段と、
    前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに対応する前記取込情報に基づいて前記データ記憶手段からデータを取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表示フォーマットに従って表示する表示手段と
    を具備し、
    前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とするデータ表示装置。
  3. 縦横比が異なる表示画面を縦長状態に設置した縦長画面あるいは横長状態に設置した横長画面として使用可能なデータ表示装置において、
    縦長画面に適した表示形式として横長画面よりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長画面に適した表示形式として縦長画面よりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々記憶する表示フォーマット記憶手段と、
    縦長画面あるいは横長画面のいずれか一方が指定されると、指定された画面の向きに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示する表示手段と
    を具備し、
    前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とするデータ表示装置。
  4. 前記取込情報記憶手段に記憶する取込情報は、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する各表示フォーマットに応じてレコードを取り込むための項目情報およびレコード数情報からなることを特徴とする請求項2記載のデータ表示装置。
  5. 表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとが夫々定義されている場合に、縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択し、選択された表示フォーマットに従ってデータを表示し、
    前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とするデータ表示方法。
  6. 表示画面上に縦長ウインドウあるいは横長ウインドウを表示可能なデータ処理装置において、縦長ウインドウに適した表示形式として横長ウインドウよりも縦方向に多くのデータを表示可能な縦型表示フォーマットと、横長ウインドウに適した表示形式として縦長ウインドウよりも横方向に多くのデータを表示可能な横型表示フォーマットとを夫々定義され、且つ前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、データを取り込むための取込情報が夫々定義されている場合に、前記縦長ウインドウあるいは横長ウインドウのいずれか一方が指定されると、指定されたウインドウに応じて前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方を選択すると共に、この選択された表示フォーマットに対応する前記取込情報に基づいてデータを取り込み、この取り込んだデータを前記選択された表示フォーマットに従って表示し、
    前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットは、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する表示フォーマットであり、かつ前記縦型表示フォーマットあるいは横型表示フォーマットのいずれか一方の表示フォーマットは他方の表示フォーマットよりもレコード数が多く、また、当該他方の表示フォーマットは前記一方の表示フォーマットよりも項目数が多い表示フォーマットであることを特徴とするデータ表示方法。
  7. 前記取込情報は、前記縦型表示フォーマットおよび横型表示フォーマットに対応して、複数項目からなるレコードを複数レコード分表示する各表示フォーマットに応じてレコードを取り込むための項目情報およびレコード数情報からなることを特徴とする請求項6記載のデータ表示方法。
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