JP2003296225A - データ取得表示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方法、及びデータ取得表示プログラム - Google Patents
データ取得表示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方法、及びデータ取得表示プログラムInfo
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- JP2003296225A JP2003296225A JP2002096239A JP2002096239A JP2003296225A JP 2003296225 A JP2003296225 A JP 2003296225A JP 2002096239 A JP2002096239 A JP 2002096239A JP 2002096239 A JP2002096239 A JP 2002096239A JP 2003296225 A JP2003296225 A JP 2003296225A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のデータを短時間で表示可能なデータ取
得表示システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るデータ取得表示システム
は、サーバ1と、サーバ1が保有するデータを取得して
表示するデータ取得表示装置2とを備え、データ取得表
示装置2は、通信部11と、データ総数検知部12と、
表示範囲指定部13と、取得順序決定部14と、データ
記憶部15と、取得制御部16と、表示制御部18と、
入力選択部19とを有する。画面の表示範囲を検知し
て、検知された表示範囲に対応する画像プロパティを最
優先でサーバ1から取得するため、画像プロパティの取
得最中にユーザがスクロール操作を行っても、スクロー
ル位置の画像プロパティを即座に表示でき、表示待ち時
間を短くできる。
得表示システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るデータ取得表示システム
は、サーバ1と、サーバ1が保有するデータを取得して
表示するデータ取得表示装置2とを備え、データ取得表
示装置2は、通信部11と、データ総数検知部12と、
表示範囲指定部13と、取得順序決定部14と、データ
記憶部15と、取得制御部16と、表示制御部18と、
入力選択部19とを有する。画面の表示範囲を検知し
て、検知された表示範囲に対応する画像プロパティを最
優先でサーバ1から取得するため、画像プロパティの取
得最中にユーザがスクロール操作を行っても、スクロー
ル位置の画像プロパティを即座に表示でき、表示待ち時
間を短くできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータを保
有するサーバから通信回線を介してデータ取得表示装置
にデータを伝送するデータ取得表示システムに関する。
特に、本発明は、Bluetooth等の通信速度が低速な通信
回線を利用する場合に有効な技術である。
有するサーバから通信回線を介してデータ取得表示装置
にデータを伝送するデータ取得表示システムに関する。
特に、本発明は、Bluetooth等の通信速度が低速な通信
回線を利用する場合に有効な技術である。
【0002】
【従来の技術】最近、通信技術の進歩発展により、複数
の電子機器(デジタルカメラや、パーソナルコンピュー
タなど)同士で、通信回線を介して手軽にデータをやり
取りできるようになってきた。
の電子機器(デジタルカメラや、パーソナルコンピュー
タなど)同士で、通信回線を介して手軽にデータをやり
取りできるようになってきた。
【0003】主に小型の電子機器同士でデータをやり取
りする通信規格に、Bluetoothと呼ばれるものがある。B
luetoothは、2.4GHz帯の無線信号を用いるものであり、
部品コストが安くて小型化が可能なため、携帯電話やノ
ート型PC等の携帯機器での利用が期待されている。
りする通信規格に、Bluetoothと呼ばれるものがある。B
luetoothは、2.4GHz帯の無線信号を用いるものであり、
部品コストが安くて小型化が可能なため、携帯電話やノ
ート型PC等の携帯機器での利用が期待されている。
【0004】ところが、Bluetoothは通信速度がそれほ
ど速くないため、例えば、デジタルカメラからノート型
PCにBluetoothで画像データを送信しようとすると、
すべての画像データをノート型PCに伝送するのに時間
がかかってしまう。通常、すべての画像データをノート
型PCに伝送し終わるまでは、ノート型PCで画像デー
タを表示できないため、伝送すべき画像データの枚数が
多い場合には、ユーザの待ち時間が長くなり、使い勝手
が悪くなる。
ど速くないため、例えば、デジタルカメラからノート型
PCにBluetoothで画像データを送信しようとすると、
すべての画像データをノート型PCに伝送するのに時間
がかかってしまう。通常、すべての画像データをノート
型PCに伝送し終わるまでは、ノート型PCで画像デー
タを表示できないため、伝送すべき画像データの枚数が
多い場合には、ユーザの待ち時間が長くなり、使い勝手
が悪くなる。
【0005】このような不具合を解決する従来の手法と
して二つの手法が知られている。一つ目は、検索ウェブ
ページ(例えば、http://www.google.com)での検索結
果の表示に代表される手法である。この種の検索ウェブ
ページでは、ユーザが指定した検索語を含む世界中(あ
るいは指定国内)のウェブページを検索する。このた
め、検索結果を示すURLページは膨大な数になる。そ
こで、この種の検索ウェブページでは、検索結果を例え
ば10件ずつ各ページに表示できるようにし、表示すべ
きページをユーザに選択させている。すなわち、この手
法では、ユーザが閲覧を希望する部分のデータだけを取
得する。
して二つの手法が知られている。一つ目は、検索ウェブ
ページ(例えば、http://www.google.com)での検索結
果の表示に代表される手法である。この種の検索ウェブ
ページでは、ユーザが指定した検索語を含む世界中(あ
るいは指定国内)のウェブページを検索する。このた
め、検索結果を示すURLページは膨大な数になる。そ
こで、この種の検索ウェブページでは、検索結果を例え
ば10件ずつ各ページに表示できるようにし、表示すべ
きページをユーザに選択させている。すなわち、この手
法では、ユーザが閲覧を希望する部分のデータだけを取
得する。
【0006】この一つ目の手法に関連して、例えば、特
開平10-31732号公報には、文書をサーバから取得して表
示する際、すべての文書を取得して表示するのではな
く、ユーザが指定したページの内容だけをその都度取得
して表示する手法が開示されている。
開平10-31732号公報には、文書をサーバから取得して表
示する際、すべての文書を取得して表示するのではな
く、ユーザが指定したページの内容だけをその都度取得
して表示する手法が開示されている。
【0007】二つ目は、データの取得と表示をバックグ
ラウンドで動作させるものであり、コンピュータにおけ
るファイルリストや画像のサムネイルリストの表示など
でよく見られる手法である。ユーザは、次々と取得され
て追加表示されていく画像のサムネイルを見ることがで
き、その間もスクロール等が可能で、ユーザの操作が阻
害されなくなる。すなわち、この手法は、データを取得
している間もユーザを待たせないという利点がある。
ラウンドで動作させるものであり、コンピュータにおけ
るファイルリストや画像のサムネイルリストの表示など
でよく見られる手法である。ユーザは、次々と取得され
て追加表示されていく画像のサムネイルを見ることがで
き、その間もスクロール等が可能で、ユーザの操作が阻
害されなくなる。すなわち、この手法は、データを取得
している間もユーザを待たせないという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した一つ目の手法
では、ユーザが選択したページ内の検索結果だけをサー
バから取得するため、ユーザが新しいページを選択する
たびに、ページ内の検索結果をその都度所得しなければ
ならず、ユーザの待ち時間が長くなる。
では、ユーザが選択したページ内の検索結果だけをサー
バから取得するため、ユーザが新しいページを選択する
たびに、ページ内の検索結果をその都度所得しなければ
ならず、ユーザの待ち時間が長くなる。
【0009】一方、上述した二つ目の手法は、ユーザの
待ち時間は短くなるが、常に同じ位置からデータの取得
を開始するため、その位置から遠く離れた位置をユーザ
が閲覧しようとしても、その位置のデータまでデータを
取得し終わるまで、その位置の閲覧はできず、結局、ユ
ーザの待ち時間が長くなる。
待ち時間は短くなるが、常に同じ位置からデータの取得
を開始するため、その位置から遠く離れた位置をユーザ
が閲覧しようとしても、その位置のデータまでデータを
取得し終わるまで、その位置の閲覧はできず、結局、ユ
ーザの待ち時間が長くなる。
【0010】このように、上述した二つの手法のいずれ
も、ユーザが閲覧したいデータが実際に表示されるまで
の時間が長くなるおそれがある。
も、ユーザが閲覧したいデータが実際に表示されるまで
の時間が長くなるおそれがある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、所望のデータを短時間で取得
して表示可能なデータ取得表示システムを提供すること
にある。
ものであり、その目的は、所望のデータを短時間で取得
して表示可能なデータ取得表示システムを提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、個別に提供可能な複数のデータを保
有するデータ提供装置と通信回線にて接続され、前記デ
ータ提供装置が保有しているデータを取得して表示部に
表示させるデータ取得表示装置において、前記データ提
供装置が保有しているデータの総数を検知するデータ総
数検知部と、前記データ提供装置から取得したデータの
表示範囲を指定する表示範囲指定部と、前記表示範囲指
定部で指定された表示範囲のデータを取得した後に、前
記表示部に将来表示される可能性のある範囲のデータも
取得するように、前記データ提供装置からデータを取得
する順序を決定する取得順序決定部と、前記データ提供
装置から取得したデータを記憶するデータ記憶部と、既
に取得済みのデータを再取得しないように、前記取得順
序決定部で決定された順序に基づいて、前記表示部に現
在表示されているデータ以外のデータも順次前記データ
提供装置から取得して前記データ記憶部に記憶する取得
制御部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記
表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
ために、本発明は、個別に提供可能な複数のデータを保
有するデータ提供装置と通信回線にて接続され、前記デ
ータ提供装置が保有しているデータを取得して表示部に
表示させるデータ取得表示装置において、前記データ提
供装置が保有しているデータの総数を検知するデータ総
数検知部と、前記データ提供装置から取得したデータの
表示範囲を指定する表示範囲指定部と、前記表示範囲指
定部で指定された表示範囲のデータを取得した後に、前
記表示部に将来表示される可能性のある範囲のデータも
取得するように、前記データ提供装置からデータを取得
する順序を決定する取得順序決定部と、前記データ提供
装置から取得したデータを記憶するデータ記憶部と、既
に取得済みのデータを再取得しないように、前記取得順
序決定部で決定された順序に基づいて、前記表示部に現
在表示されているデータ以外のデータも順次前記データ
提供装置から取得して前記データ記憶部に記憶する取得
制御部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記
表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
【0013】本発明では、ユーザが表示させたい範囲を
表示範囲指定部にて指定し、その指定された表示範囲に
基づいてデータ提供装置からデータを取得する順序を決
定して、その順序に従ってデータを取得するため、ユー
ザが表示させたいデータをすばやく表示でき、ユーザの
表示待ち時間を短縮できる。
表示範囲指定部にて指定し、その指定された表示範囲に
基づいてデータ提供装置からデータを取得する順序を決
定して、その順序に従ってデータを取得するため、ユー
ザが表示させたいデータをすばやく表示でき、ユーザの
表示待ち時間を短縮できる。
【0014】また、本発明は、個別に提供可能な複数の
データを保有するデータ提供装置と、前記データ提供装
置と通信回線にて接続され、前記データ提供装置が保有
しているデータを取得して表示部に表示させるデータ取
得表示装置と、を備えたデータ通信システムにおいて、
前記データ取得表示装置は、前記データ提供装置から取
得したデータの表示範囲を指定する表示範囲指定部と、
前記表示範囲指定部で指定された表示範囲のデータを取
得した後に、前記表示部に将来表示される可能性のある
範囲のデータも取得するように、前記データ提供装置か
らデータを取得する順序を決定する取得順序決定部と、
前記データ提供装置から取得したデータを記憶するデー
タ記憶部と、既に取得済みのデータを再取得しないよう
に、前記取得順序決定部で決定された順序に基づいて、
前記表示部に現在表示されているデータ以外のデータも
順次前記データ提供装置から取得して前記データ記憶部
に記憶する取得制御部と、前記データ記憶部に記憶され
たデータを前記表示部に表示させる表示制御部と、を備
える。
データを保有するデータ提供装置と、前記データ提供装
置と通信回線にて接続され、前記データ提供装置が保有
しているデータを取得して表示部に表示させるデータ取
得表示装置と、を備えたデータ通信システムにおいて、
前記データ取得表示装置は、前記データ提供装置から取
得したデータの表示範囲を指定する表示範囲指定部と、
前記表示範囲指定部で指定された表示範囲のデータを取
得した後に、前記表示部に将来表示される可能性のある
範囲のデータも取得するように、前記データ提供装置か
らデータを取得する順序を決定する取得順序決定部と、
前記データ提供装置から取得したデータを記憶するデー
タ記憶部と、既に取得済みのデータを再取得しないよう
に、前記取得順序決定部で決定された順序に基づいて、
前記表示部に現在表示されているデータ以外のデータも
順次前記データ提供装置から取得して前記データ記憶部
に記憶する取得制御部と、前記データ記憶部に記憶され
たデータを前記表示部に表示させる表示制御部と、を備
える。
【0015】また、個別に提供可能な複数のデータを保
有するデータ提供装置から通信回線を介して前記データ
を取得して表示部に表示させるデータ取得表示方法にお
いて、前記データ提供装置から取得したデータの表示範
囲を指定するステップと、前記指定された表示範囲のデ
ータを取得した後に、前記表示部に将来表示される可能
性のある範囲のデータも取得するように、前記データ提
供装置からデータを取得する順序を決定するステップ
と、既に取得済みのデータを再取得しないように、前記
決定された順序に基づいて、前記表示部に現在表示され
ているデータ以外のデータも順次前記データ提供装置か
ら取得して記憶するステップと、前記記憶されたデータ
を前記表示部に表示させるステップと、を備える。
有するデータ提供装置から通信回線を介して前記データ
を取得して表示部に表示させるデータ取得表示方法にお
いて、前記データ提供装置から取得したデータの表示範
囲を指定するステップと、前記指定された表示範囲のデ
ータを取得した後に、前記表示部に将来表示される可能
性のある範囲のデータも取得するように、前記データ提
供装置からデータを取得する順序を決定するステップ
と、既に取得済みのデータを再取得しないように、前記
決定された順序に基づいて、前記表示部に現在表示され
ているデータ以外のデータも順次前記データ提供装置か
ら取得して記憶するステップと、前記記憶されたデータ
を前記表示部に表示させるステップと、を備える。
【0016】また、個別に提供可能な複数のデータを保
有するデータ提供装置から通信回線を介して前記データ
を取得して表示部に表示させるデータ取得表示プログラ
ムにおいて、前記データ提供装置が保有しているデータ
の総数を検知するステップと、前記データ提供装置から
取得したデータの表示範囲を指定するステップと、前記
指定された表示範囲のデータを取得した後に、前記表示
部に将来表示される可能性のある範囲のデータも取得す
るように、前記データ提供装置からデータを取得する順
序を決定するステップと、既に取得済みのデータを再取
得しないように、前記決定された順序に基づいて、前記
表示部に現在表示されているデータ以外のデータも順次
前記データ提供装置から取得して記憶するステップと、
前記記憶されたデータを前記表示部に表示させるステッ
プと、を実行させる。
有するデータ提供装置から通信回線を介して前記データ
を取得して表示部に表示させるデータ取得表示プログラ
ムにおいて、前記データ提供装置が保有しているデータ
の総数を検知するステップと、前記データ提供装置から
取得したデータの表示範囲を指定するステップと、前記
指定された表示範囲のデータを取得した後に、前記表示
部に将来表示される可能性のある範囲のデータも取得す
るように、前記データ提供装置からデータを取得する順
序を決定するステップと、既に取得済みのデータを再取
得しないように、前記決定された順序に基づいて、前記
表示部に現在表示されているデータ以外のデータも順次
前記データ提供装置から取得して記憶するステップと、
前記記憶されたデータを前記表示部に表示させるステッ
プと、を実行させる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ取得表
示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方
法、及びデータ取得表示プログラムについて、図面を参
照しながら具体的に説明する。
示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方
法、及びデータ取得表示プログラムについて、図面を参
照しながら具体的に説明する。
【0018】(第1の実施形態)図1は本発明に係るデ
ータ取得表示システムの第1の実施形態の概略構成を示
すブロック図である。図1のデータ取得表示システム
は、個別に提供可能な複数のデータを保有するサーバ1
と、サーバ1が保有するデータを取得して表示するデー
タ取得表示装置2とを備えている。データ取得表示装置
2は、例えばBluetooth等の通信回線L1を介してサー
バ1からデータを取得する。なお、通信回線L1の種類
は特に問わないが、本実施形態は比較的低速の通信回線
を利用した場合に特に有効である。
ータ取得表示システムの第1の実施形態の概略構成を示
すブロック図である。図1のデータ取得表示システム
は、個別に提供可能な複数のデータを保有するサーバ1
と、サーバ1が保有するデータを取得して表示するデー
タ取得表示装置2とを備えている。データ取得表示装置
2は、例えばBluetooth等の通信回線L1を介してサー
バ1からデータを取得する。なお、通信回線L1の種類
は特に問わないが、本実施形態は比較的低速の通信回線
を利用した場合に特に有効である。
【0019】データ取得表示装置2は、サーバ1との間
でデータの送受を行う通信部11と、サーバ1が保有す
るデータの総数を検知するデータ総数検知部12と、サ
ーバ1から取得したデータの表示範囲を指定する表示範
囲指定部13と、指定された表示範囲に基づいてサーバ
1からデータを取得する順序を決定する取得順序決定部
14と、サーバ1から取得したデータを記憶するデータ
記憶部15と、取得順序決定部14で決定された順序に
基づいてサーバ1からデータを取得してデータ記憶部1
5に記憶する取得制御部16と、データ記憶部15に記
憶されたデータを表示部17に表示させる表示制御部1
8と、ユーザからの指示を受け付ける入力選択部19と
を有する。
でデータの送受を行う通信部11と、サーバ1が保有す
るデータの総数を検知するデータ総数検知部12と、サ
ーバ1から取得したデータの表示範囲を指定する表示範
囲指定部13と、指定された表示範囲に基づいてサーバ
1からデータを取得する順序を決定する取得順序決定部
14と、サーバ1から取得したデータを記憶するデータ
記憶部15と、取得順序決定部14で決定された順序に
基づいてサーバ1からデータを取得してデータ記憶部1
5に記憶する取得制御部16と、データ記憶部15に記
憶されたデータを表示部17に表示させる表示制御部1
8と、ユーザからの指示を受け付ける入力選択部19と
を有する。
【0020】図2は図1のデータ取得表示システムの処
理動作の一例を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートを参照して本実施形態の処理動作を説明
する。ここでは、デジタルカメラに記憶されている各画
像データの画像プロパティ(特性情報)を順次取得して
表示部17にリスト形式で表示する例を説明する。表示
部17には、例えば図3に示すように、画像データの画
像番号、サイズ、作成日、ファイル形式及びピクセル数
などの画像プロパティがリスト形式で表示される。
理動作の一例を示すフローチャートである。以下、この
フローチャートを参照して本実施形態の処理動作を説明
する。ここでは、デジタルカメラに記憶されている各画
像データの画像プロパティ(特性情報)を順次取得して
表示部17にリスト形式で表示する例を説明する。表示
部17には、例えば図3に示すように、画像データの画
像番号、サイズ、作成日、ファイル形式及びピクセル数
などの画像プロパティがリスト形式で表示される。
【0021】なお、図3に示した画像プロパティの各項
目は一例にすぎず、図3に示した以外の項目を表示して
もよいし、図3に示した項目の一部のみを表示してもよ
い。
目は一例にすぎず、図3に示した以外の項目を表示して
もよいし、図3に示した項目の一部のみを表示してもよ
い。
【0022】まず、データ総数検知部12により、サー
バ1が保有している画像データの総数を取得する(ステ
ップS1)。続いて、表示部17に画像プロパティ表示
領域を表示する(ステップS2)。画像プロパティ表示
領域は、画像データの総数分の領域をもっているが、こ
の段階では、画像データはまだ選択されていないので、
図4に示すように、画像プロパティ表示領域内には何も
表示されない。
バ1が保有している画像データの総数を取得する(ステ
ップS1)。続いて、表示部17に画像プロパティ表示
領域を表示する(ステップS2)。画像プロパティ表示
領域は、画像データの総数分の領域をもっているが、こ
の段階では、画像データはまだ選択されていないので、
図4に示すように、画像プロパティ表示領域内には何も
表示されない。
【0023】画像データの総数が多い場合には、表示部
17の画面に画像プロパティ表示領域全体を表示できな
くなるが、その場合、画面の右側にスクロールバーが表
示される。このスクロールバーをユーザがマウス等で操
作することで、画像プロパティ表示領域内の任意の箇所
を表示することができる。
17の画面に画像プロパティ表示領域全体を表示できな
くなるが、その場合、画面の右側にスクロールバーが表
示される。このスクロールバーをユーザがマウス等で操
作することで、画像プロパティ表示領域内の任意の箇所
を表示することができる。
【0024】続いて、現在のスクロール位置から表示部
17に表示されている画像プロパティの範囲を検知する
(ステップS3)。なお、初期状態では、画像プロパテ
ィ表示領域の先頭範囲を検知する。また、ユーザがまだ
スクロールしていない状態では、デフォルトのスクロー
ル方向(例えば画面下方向)を選択する。
17に表示されている画像プロパティの範囲を検知する
(ステップS3)。なお、初期状態では、画像プロパテ
ィ表示領域の先頭範囲を検知する。また、ユーザがまだ
スクロールしていない状態では、デフォルトのスクロー
ル方向(例えば画面下方向)を選択する。
【0025】続いて、検知した表示範囲に基づいて画像
プロパティの取得順序を決定する(ステップS4)。ユ
ーザがスクロール操作をしていない状態では、画像プロ
パティ表示領域の先頭に表示されるべき画像プロパティ
を最優先にして順に取得順序を決定する。
プロパティの取得順序を決定する(ステップS4)。ユ
ーザがスクロール操作をしていない状態では、画像プロ
パティ表示領域の先頭に表示されるべき画像プロパティ
を最優先にして順に取得順序を決定する。
【0026】続いて、取得制御部16は、取得順序決定
部14が決定した取得順序から既に取得済みの画像プロ
パティを除去する(ステップS5)。これにより、既に
取得済みの画像プロパティを重複して取得するおそれが
なくなり、無駄なく画像プロパティを取得できる。
部14が決定した取得順序から既に取得済みの画像プロ
パティを除去する(ステップS5)。これにより、既に
取得済みの画像プロパティを重複して取得するおそれが
なくなり、無駄なく画像プロパティを取得できる。
【0027】続いて、上述したステップS4,S5で決
定された取得順序に従って、サーバ1から画像プロパテ
ィを一つだけバックグラウンドで取得する(ステップS
6)。上述したように、初期状態では、画像プロパティ
表示領域の先頭範囲が表示されているため、先頭データ
から順に取得される。
定された取得順序に従って、サーバ1から画像プロパテ
ィを一つだけバックグラウンドで取得する(ステップS
6)。上述したように、初期状態では、画像プロパティ
表示領域の先頭範囲が表示されているため、先頭データ
から順に取得される。
【0028】データ取得表示装置は、上述したステップ
S6の画像プロパティの取得と並行して、ユーザによる
スクロールバーの移動を受け付ける。ユーザがスクロー
ルバーを移動させると(ステップS7でYESの場
合)、ステップS3に戻って、バックグラウンドで画像
プロパティの取得を継続させながら、スクロール位置を
検知する。
S6の画像プロパティの取得と並行して、ユーザによる
スクロールバーの移動を受け付ける。ユーザがスクロー
ルバーを移動させると(ステップS7でYESの場
合)、ステップS3に戻って、バックグラウンドで画像
プロパティの取得を継続させながら、スクロール位置を
検知する。
【0029】例えば、ユーザが、図5に示すように、先
頭から1/4の位置にスクロールバーを移動させたとす
る。この場合、上述したステップS8では、画像プロパ
ティの200×1/4=50番目のデータをスクロール
位置として検知する。
頭から1/4の位置にスクロールバーを移動させたとす
る。この場合、上述したステップS8では、画像プロパ
ティの200×1/4=50番目のデータをスクロール
位置として検知する。
【0030】スクロール位置が検知されると、ステップ
S4にて、そのスクロール位置を基準として画像プロパ
ティの取得順序を決定し、その後、ステップS5以降の
処理を繰り返す。
S4にて、そのスクロール位置を基準として画像プロパ
ティの取得順序を決定し、その後、ステップS5以降の
処理を繰り返す。
【0031】具体的には、検知されたスクロール位置を
起点として、取得順序決定部14により画像プロパティ
の取得順序を決定し、画像番号が大きくなる方向に一つ
ずつ順に画像プロパティを取得する。この場合、画像番
号50、51、52…199まで取得すると、0、1…
49の順に画像データを取得し、取得した順に図6のよ
うに画面に表示する。
起点として、取得順序決定部14により画像プロパティ
の取得順序を決定し、画像番号が大きくなる方向に一つ
ずつ順に画像プロパティを取得する。この場合、画像番
号50、51、52…199まで取得すると、0、1…
49の順に画像データを取得し、取得した順に図6のよ
うに画面に表示する。
【0032】ステップS7でユーザがスクロールバーを
移動させなかったと判断されると、すべての画像プロパ
ティをサーバ1から取得したか否かを判断し(ステップ
S8)、まだ取得していない画像プロパティがあればス
テップS6以降の処理を繰り返す。すべての画像プロパ
ティを取得すると、処理を終了する。
移動させなかったと判断されると、すべての画像プロパ
ティをサーバ1から取得したか否かを判断し(ステップ
S8)、まだ取得していない画像プロパティがあればス
テップS6以降の処理を繰り返す。すべての画像プロパ
ティを取得すると、処理を終了する。
【0033】上述した図2のフローチャートでは、スク
ロール位置の変化、すなわち画面表示範囲の変化を起点
として画像プロパティの取得順序を決定しているが、サ
ーバ1から画像プロパティを所得するたびに、次に表示
すべき画像プロパティを検知して、画像プロパティの所
得順序を決定してもよい。この場合のフローチャートは
例えば図7のようになる。
ロール位置の変化、すなわち画面表示範囲の変化を起点
として画像プロパティの取得順序を決定しているが、サ
ーバ1から画像プロパティを所得するたびに、次に表示
すべき画像プロパティを検知して、画像プロパティの所
得順序を決定してもよい。この場合のフローチャートは
例えば図7のようになる。
【0034】まず、画像データの総数を取得した後(ス
テップS21)、総数に応じた画像プロパティ表示領域
を画面に表示する(ステップS22)。続いて、画像プ
ロパティ表示領域の中で、今現在表示部17に表示され
ている範囲を検知し(ステップS23)、画像プロパテ
ィの取得順序を決定する(ステップS24)。
テップS21)、総数に応じた画像プロパティ表示領域
を画面に表示する(ステップS22)。続いて、画像プ
ロパティ表示領域の中で、今現在表示部17に表示され
ている範囲を検知し(ステップS23)、画像プロパテ
ィの取得順序を決定する(ステップS24)。
【0035】続いて、決定した取得順序の中から、既に
取得済みの画像プロパティを除去した後(ステップS2
5)、取得順序に従ってサーバ1から画像プロパティを
一つだけバックグラウンドで取得する(ステップS2
6)。
取得済みの画像プロパティを除去した後(ステップS2
5)、取得順序に従ってサーバ1から画像プロパティを
一つだけバックグラウンドで取得する(ステップS2
6)。
【0036】続いて、すべての画像プロパティを取得し
たか否かを判断し(ステップS27)、まだ取得してい
ない画像プロパティがあればステップS23以降の処理
を繰り返し、すべての画像プロパティを取得すると、処
理を終了する。
たか否かを判断し(ステップS27)、まだ取得してい
ない画像プロパティがあればステップS23以降の処理
を繰り返し、すべての画像プロパティを取得すると、処
理を終了する。
【0037】上述した図2及び図7のフローチャートで
は、画面の一番上に表示される画像プロパティから下向
きに一つずつ順に取得していく例を説明したが、画像プ
ロパティの取得順序はこの例に限定されない。
は、画面の一番上に表示される画像プロパティから下向
きに一つずつ順に取得していく例を説明したが、画像プ
ロパティの取得順序はこの例に限定されない。
【0038】一例として、画面の中央付近に表示される
画像プロパティを優先して取得してもよい。例えば、画
面に画像番号50〜59までの10個の画像プロパティ
を表示する際、図8に示すように、画像番号54,5
5,53,56,52,57,51,58,50,59
…の順に取得してもよい。
画像プロパティを優先して取得してもよい。例えば、画
面に画像番号50〜59までの10個の画像プロパティ
を表示する際、図8に示すように、画像番号54,5
5,53,56,52,57,51,58,50,59
…の順に取得してもよい。
【0039】図2及び図7のいずれの場合も、現在の画
面に表示すべき画像プロパティ(例えば、画像番号50
〜59)を、現在の画面に表示されない画像プロパティ
(画像番号50〜59以外)よりも優先して取得してい
る。
面に表示すべき画像プロパティ(例えば、画像番号50
〜59)を、現在の画面に表示されない画像プロパティ
(画像番号50〜59以外)よりも優先して取得してい
る。
【0040】なお、サーバ1から画像プロパティを取得
する際、複数個の画像プロパティを一括して取得しても
よい。例えば、表示部17の一画面に表示される画像プ
ロパティを一括して取得してもよい。また、スクロール
も、複数行または一画面単位で行ってもよい。
する際、複数個の画像プロパティを一括して取得しても
よい。例えば、表示部17の一画面に表示される画像プ
ロパティを一括して取得してもよい。また、スクロール
も、複数行または一画面単位で行ってもよい。
【0041】取得した画像プロパティを記憶するデータ
記憶部15の容量に制限があって、取得最中に満杯にな
ってしまう場合は、最も古い画像プロパティから順に上
書き削除すればよい。ただし、データ記憶部15は、表
示部17の一画面分より大きな容量を持っている必要が
ある。
記憶部15の容量に制限があって、取得最中に満杯にな
ってしまう場合は、最も古い画像プロパティから順に上
書き削除すればよい。ただし、データ記憶部15は、表
示部17の一画面分より大きな容量を持っている必要が
ある。
【0042】図9はデジタルカメラ内の画像データを取
得してサムネイル表示を行う例を示している。サムネイ
ル表示を行うには、画像データ自体を取得する必要があ
るが、高画質の画像データはデータサイズが大きいた
め、一枚分の画像データを取得するのに時間がかかって
しまう。例えば、データサイズの大きい画像データを取
得している最中にユーザがスクロール位置を変更する
と、現在取得中の画像データを取得し終わるまでは、ユ
ーザのスクロール位置に対応する画像データを表示でき
ない。そこで、このような場合は、現在取得している画
像データの取得処理を途中で中断して、ユーザのスクロ
ール位置に応じた画像データの取得を行ってもよい。
得してサムネイル表示を行う例を示している。サムネイ
ル表示を行うには、画像データ自体を取得する必要があ
るが、高画質の画像データはデータサイズが大きいた
め、一枚分の画像データを取得するのに時間がかかって
しまう。例えば、データサイズの大きい画像データを取
得している最中にユーザがスクロール位置を変更する
と、現在取得中の画像データを取得し終わるまでは、ユ
ーザのスクロール位置に対応する画像データを表示でき
ない。そこで、このような場合は、現在取得している画
像データの取得処理を途中で中断して、ユーザのスクロ
ール位置に応じた画像データの取得を行ってもよい。
【0043】一方、図10は、携帯端末等のデータ取得
表示装置2が、地図データを提供するサーバ1から地図
の部分画像データを順次取得して画面に表示する例を示
している。この例は、地図が縦18個で横18個の部分
画像データに分割提供される場合を示している。左から
X番目、上からy番目の部分画像データを、(x,y)
と表すことにする。x,yはともに1〜18である。
表示装置2が、地図データを提供するサーバ1から地図
の部分画像データを順次取得して画面に表示する例を示
している。この例は、地図が縦18個で横18個の部分
画像データに分割提供される場合を示している。左から
X番目、上からy番目の部分画像データを、(x,y)
と表すことにする。x,yはともに1〜18である。
【0044】まず、データ総数検知部12は、部分画像
データの総数18×18を取得する。このとき、地図全
体のサムネイル画像も取得する。
データの総数18×18を取得する。このとき、地図全
体のサムネイル画像も取得する。
【0045】次に、取得した情報に基づいて、図11に
示すような地図全体のサムネイル画像を画面に表示す
る。このサムネイル画像中の黒色部分は、現在位置を表
している。この段階では、部分画像データはまだ一つも
取得していないため、画面には地図の部分画像は表示さ
れておらず、スクロール可能な18×18個の表示領域
と、この表示領域内を上下左右にスクロールさせる水平
・垂直スクロールバーだけが表示される。
示すような地図全体のサムネイル画像を画面に表示す
る。このサムネイル画像中の黒色部分は、現在位置を表
している。この段階では、部分画像データはまだ一つも
取得していないため、画面には地図の部分画像は表示さ
れておらず、スクロール可能な18×18個の表示領域
と、この表示領域内を上下左右にスクロールさせる水平
・垂直スクロールバーだけが表示される。
【0046】地図全体のサムネイル画像は常に画面の右
上隅に表示され、画面には4つの部分画像が表示される
ものとする。
上隅に表示され、画面には4つの部分画像が表示される
ものとする。
【0047】この状態で、ユーザが水平・垂直スクロー
ルバーを操作して任意の位置にスクロールさせると、ス
クロール位置に合わせて地図の表示範囲が変化し、画面
右上隅の地図全体のサムネイル画像中における黒色部分
も変化する。
ルバーを操作して任意の位置にスクロールさせると、ス
クロール位置に合わせて地図の表示範囲が変化し、画面
右上隅の地図全体のサムネイル画像中における黒色部分
も変化する。
【0048】例えば、図12に示すように、ユーザが左
端から1/3の位置に、上端から2/3の位置にスクロ
ールさせたとする。表示範囲指定部13は、ユーザのス
クロール位置に基づいて、左端から1/3で上端から2
/3の位置の部分画像データ(6,12)が画面の左上
隅に表示され、そのデータと、そのデータの右、右下、
下の併せて4つの部分画像データが画面に表示されるべ
きと判断する。
端から1/3の位置に、上端から2/3の位置にスクロ
ールさせたとする。表示範囲指定部13は、ユーザのス
クロール位置に基づいて、左端から1/3で上端から2
/3の位置の部分画像データ(6,12)が画面の左上
隅に表示され、そのデータと、そのデータの右、右下、
下の併せて4つの部分画像データが画面に表示されるべ
きと判断する。
【0049】そして、取得順序決定部14は、これら4
つの部分画像データを図13に示すように時計回りに順
に取得するよう、取得順序を決定する。
つの部分画像データを図13に示すように時計回りに順
に取得するよう、取得順序を決定する。
【0050】取得制御部16は、決定された取得順序決
定部14に従って順次部分画像データを取得する。この
結果、図14に示すように、スクロール位置に対応する
4つの部分画像データが画面に表示される。
定部14に従って順次部分画像データを取得する。この
結果、図14に示すように、スクロール位置に対応する
4つの部分画像データが画面に表示される。
【0051】このように、第1の実施形態では、画面の
表示範囲を検知して、検知された表示範囲に対応する画
像プロパティを最優先でサーバ1から取得するため、画
像プロパティの取得最中にユーザがスクロール操作を行
っても、スクロール位置の画像プロパティを即座に表示
でき、表示待ち時間を短縮できる。本実施形態の場合、
ユーザが必要とするデータを最優先で取得するため、サ
ーバ1とデータ取得表示装置2との間の通信回線が遅く
ても、ユーザを長い間待たせなくて済み、使い勝手が向
上する。
表示範囲を検知して、検知された表示範囲に対応する画
像プロパティを最優先でサーバ1から取得するため、画
像プロパティの取得最中にユーザがスクロール操作を行
っても、スクロール位置の画像プロパティを即座に表示
でき、表示待ち時間を短縮できる。本実施形態の場合、
ユーザが必要とするデータを最優先で取得するため、サ
ーバ1とデータ取得表示装置2との間の通信回線が遅く
ても、ユーザを長い間待たせなくて済み、使い勝手が向
上する。
【0052】上述した第1の実施形態において、サーバ
1が各画像データをIDで管理する場合には、データ取
得表示装置2が画像プロパティの取得を開始する前にI
Dリストを入手し、入手したIDリストに基づいてデー
タの総数を検知したり、次に取得すべき画像プロパティ
を指定してもよい。
1が各画像データをIDで管理する場合には、データ取
得表示装置2が画像プロパティの取得を開始する前にI
Dリストを入手し、入手したIDリストに基づいてデー
タの総数を検知したり、次に取得すべき画像プロパティ
を指定してもよい。
【0053】また、上述した実施形態では、データの取
得を開始する前に、まずデータの総数を検知するように
したが、データの総数が随時変化する場合等は、データ
の総数を検知することなく、データの取得処理を開始し
てもよい。
得を開始する前に、まずデータの総数を検知するように
したが、データの総数が随時変化する場合等は、データ
の総数を検知することなく、データの取得処理を開始し
てもよい。
【0054】(第2の実施形態)第2の実施形態は、ユ
ーザによるスクロール方向を考慮に入れて画像プロパテ
ィの取得順序を決定するものである。第2の実施形態
は、図1と同様に構成されているが、処理動作が第1の
実施形態と異なっている。
ーザによるスクロール方向を考慮に入れて画像プロパテ
ィの取得順序を決定するものである。第2の実施形態
は、図1と同様に構成されているが、処理動作が第1の
実施形態と異なっている。
【0055】図15は本発明に係るデータ取得表示シス
テムの第2の実施形態の処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートは、第1の実施形態と同様
に、サーバ1から画像データの画像プロパティを取得す
る場合の処理手順を示している。
テムの第2の実施形態の処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートは、第1の実施形態と同様
に、サーバ1から画像データの画像プロパティを取得す
る場合の処理手順を示している。
【0056】図15のステップS41〜S43とS45
〜S48では、図2のステップS1〜S3とS5〜S8
と同様の処理を行う。ステップS44では、検知した表
示範囲と現在のスクロール方向に基づいて画像プロパテ
ィの取得順序を決定する。
〜S48では、図2のステップS1〜S3とS5〜S8
と同様の処理を行う。ステップS44では、検知した表
示範囲と現在のスクロール方向に基づいて画像プロパテ
ィの取得順序を決定する。
【0057】例えば、図6に示すように、画像データの
総数が200で、最初のスクロール位置が画像プロパテ
ィ表示領域の1/4であったとする。この場合の画像プ
ロパティの取得順序は、画像番号50,51,52…1
99,0,1…49である。
総数が200で、最初のスクロール位置が画像プロパテ
ィ表示領域の1/4であったとする。この場合の画像プ
ロパティの取得順序は、画像番号50,51,52…1
99,0,1…49である。
【0058】ここで、図16に示すように、ユーザが上
方向にスクロールさせて、スクロール位置が画像プロパ
ティ表示領域の6/25になったとする。この場合、ス
クロール位置は、画像番号200×6/25=48にな
り、図17に示すように画面には画像番号48〜57の
画像プロパティが表示される。上述したステップS48
では、ユーザが上方向にスクロールさせたことから、画
像番号57,56,55…0,199,198…58の
順に画像プロパティを取得する。
方向にスクロールさせて、スクロール位置が画像プロパ
ティ表示領域の6/25になったとする。この場合、ス
クロール位置は、画像番号200×6/25=48にな
り、図17に示すように画面には画像番号48〜57の
画像プロパティが表示される。上述したステップS48
では、ユーザが上方向にスクロールさせたことから、画
像番号57,56,55…0,199,198…58の
順に画像プロパティを取得する。
【0059】ステップS49の処理が終わると、続い
て、ステップS45以降の処理を行う。
て、ステップS45以降の処理を行う。
【0060】例えば、ユーザが上方向にスクロールさせ
た後に、下方向にスクロールさせた場合、画像プロパテ
ィの取得順序は、初期状態は下方向で、次が上方向で、
その次が下方向に戻る。
た後に、下方向にスクロールさせた場合、画像プロパテ
ィの取得順序は、初期状態は下方向で、次が上方向で、
その次が下方向に戻る。
【0061】このように、画像プロパティの取得順序が
変化しても、既に取得した画像プロパティの再取得は行
わないため、画像プロパティが不連続に順次取得される
ことになる。
変化しても、既に取得した画像プロパティの再取得は行
わないため、画像プロパティが不連続に順次取得される
ことになる。
【0062】第2の実施形態では、図10のようにスク
ロール位置に応じた部分画像データを取得する場合に、
スクロール方向も考慮に入れるため、例えば、図11の
画面でユーザが右方向にスクロールさせると、スクロー
ル位置から右側に図18に示すように計8個分の部分画
像データを取得する。その後、図13に示すように、時
計周り方向に順に部分画像データを取得する。このと
き、重複したデータは取得しないようにする。
ロール位置に応じた部分画像データを取得する場合に、
スクロール方向も考慮に入れるため、例えば、図11の
画面でユーザが右方向にスクロールさせると、スクロー
ル位置から右側に図18に示すように計8個分の部分画
像データを取得する。その後、図13に示すように、時
計周り方向に順に部分画像データを取得する。このと
き、重複したデータは取得しないようにする。
【0063】他の方向にスクロールさせたときも、スク
ロールさせた方向の部分画像データを優先して取得した
後、時計回りに残りの部分画像データを取得していく。
ロールさせた方向の部分画像データを優先して取得した
後、時計回りに残りの部分画像データを取得していく。
【0064】このように、第2の実施形態では、スクロ
ール位置だけでなく、スクロール方向も考慮に入れて画
像プロパティの取得順序を決定するため、ユーザが見た
い方向の画像プロパティをよりすばやく表示できる。
ール位置だけでなく、スクロール方向も考慮に入れて画
像プロパティの取得順序を決定するため、ユーザが見た
い方向の画像プロパティをよりすばやく表示できる。
【0065】(第3の実施形態)第3の実施形態は、ユ
ーザが過去にスクロール位置をどのように変更させたか
を記録しておき、その記録に基づいてデータの取得順序
を決定するものである。
ーザが過去にスクロール位置をどのように変更させたか
を記録しておき、その記録に基づいてデータの取得順序
を決定するものである。
【0066】図19は本発明に係るデータ取得表示シス
テムの第3の実施形態の全体構成を示すブロック図であ
る。図19のデータ取得表示システムは、図1に履歴情
報記録部21を追加した構成になっている。
テムの第3の実施形態の全体構成を示すブロック図であ
る。図19のデータ取得表示システムは、図1に履歴情
報記録部21を追加した構成になっている。
【0067】履歴情報記録部21は、ユーザが過去に指
定したスクロール位置の履歴情報を記録するものであ
る。取得順序決定部14は、履歴情報記録部21に記録
された履歴情報に基づいてデータの取得順序を決定す
る。
定したスクロール位置の履歴情報を記録するものであ
る。取得順序決定部14は、履歴情報記録部21に記録
された履歴情報に基づいてデータの取得順序を決定す
る。
【0068】図20は本発明に係るデータ取得表示シス
テムの第3の実施形態の処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートも、第1及び第2の実施形
態と同様に、サーバ1から画像データの画像プロパティ
を取得する場合の処理手順を示している。
テムの第3の実施形態の処理動作を示すフローチャート
である。このフローチャートも、第1及び第2の実施形
態と同様に、サーバ1から画像データの画像プロパティ
を取得する場合の処理手順を示している。
【0069】まず、図19のステップS61〜S66で
は、図2のステップS1〜S6と同様の処理を行う。
は、図2のステップS1〜S6と同様の処理を行う。
【0070】ステップS66で画像プロパティを一つバ
ックグラウンドで取得した後、現在のスクロール位置で
所定数だけ画像プロパティを取得したか否かを判断する
(ステップS67)。
ックグラウンドで取得した後、現在のスクロール位置で
所定数だけ画像プロパティを取得したか否かを判断する
(ステップS67)。
【0071】所定数の画像プロパティを取得すると、履
歴情報記録部21に記録されているすべてのスクロール
位置について、既に所定数ずつ画像プロパティを取得し
たか否かを判断する(ステップS68)。
歴情報記録部21に記録されているすべてのスクロール
位置について、既に所定数ずつ画像プロパティを取得し
たか否かを判断する(ステップS68)。
【0072】まだ所定数分の画像プロパティを取得して
いないスクロール位置があれば、履歴情報記録部21に
記録されているスクロール位置の履歴情報を参照して、
新たな画像プロパティの取得順序を決定する(ステップ
S69)。
いないスクロール位置があれば、履歴情報記録部21に
記録されているスクロール位置の履歴情報を参照して、
新たな画像プロパティの取得順序を決定する(ステップ
S69)。
【0073】履歴情報を参照する際は、新しい履歴情報
を優先させる。すなわち、履歴情報記録部21にユーザ
が過去に操作した複数のスクロール位置が記録されてい
る場合は、より新しいスクロール位置を優先的に選択し
て、画像プロパティの取得順序を決定する。
を優先させる。すなわち、履歴情報記録部21にユーザ
が過去に操作した複数のスクロール位置が記録されてい
る場合は、より新しいスクロール位置を優先的に選択し
て、画像プロパティの取得順序を決定する。
【0074】ステップS69の処理が終了した場合、あ
るいはステップS67で所定数分の画像プロパティを取
得していないと判断された場合は、ユーザが画面をスク
ロールしたか否かを判断し(ステップS70)、スクロ
ールした場合には、ステップS63以降の処理を行う。
また、ステップS68で履歴情報記録部に記録されてい
るすべてのスクロール位置について所定数ずつ画像プロ
パティを取得したと判断された場合も、ステップS63
以降の処理を行う。
るいはステップS67で所定数分の画像プロパティを取
得していないと判断された場合は、ユーザが画面をスク
ロールしたか否かを判断し(ステップS70)、スクロ
ールした場合には、ステップS63以降の処理を行う。
また、ステップS68で履歴情報記録部に記録されてい
るすべてのスクロール位置について所定数ずつ画像プロ
パティを取得したと判断された場合も、ステップS63
以降の処理を行う。
【0075】一方、ステップS70でユーザがスクロー
ルしなかったと判断された場合は、すべての画像プロパ
ティを取得したか否かを判断し(ステップS71)、ま
だ取得していない画像プロパティがあれば、ステップS
66以降の処理を行う。
ルしなかったと判断された場合は、すべての画像プロパ
ティを取得したか否かを判断し(ステップS71)、ま
だ取得していない画像プロパティがあれば、ステップS
66以降の処理を行う。
【0076】例えば、全体で1000個の画像プロパティが
ある場合、初期状態では、データ取得表示装置2は、先
頭(0番目)の画像プロパティから順に取得する。
ある場合、初期状態では、データ取得表示装置2は、先
頭(0番目)の画像プロパティから順に取得する。
【0077】画像プロパティを取得している最中に、ユ
ーザがスクロール操作を行うと、スクロール位置はすべ
て履歴情報記録部21に記録される。ここでは、ユーザ
が、100番目、500番目、200番目の位置に順に
スクロールさせたとする。この場合に、どのような順序
で画像プロパティが取得されるかを以下に説明する。
ーザがスクロール操作を行うと、スクロール位置はすべ
て履歴情報記録部21に記録される。ここでは、ユーザ
が、100番目、500番目、200番目の位置に順に
スクロールさせたとする。この場合に、どのような順序
で画像プロパティが取得されるかを以下に説明する。
【0078】仮に、ユーザがデータの0番目から100
番目、200番目、500番目の順にスクロールさせた
とする。このとき、0番目のスクロール位置でデータを
23個取得し、100番目で8個、200番目で14
個、それぞれデータを取得し、その後、500番目のス
クロール位置にしばらく留まっていたとする。
番目、200番目、500番目の順にスクロールさせた
とする。このとき、0番目のスクロール位置でデータを
23個取得し、100番目で8個、200番目で14
個、それぞれデータを取得し、その後、500番目のス
クロール位置にしばらく留まっていたとする。
【0079】上述したステップS67の所定数が例えば
50個だとすると、最新のスクロール位置である500
番目周辺で50個取得した後、200番目周辺で50−
14=36個、100番目周辺で50−42=8個、0
番目周辺で50−23=27個という具合に、履歴情報
記録部21に記録されているスクロール位置を過去に遡
って各スクロール位置で所定数(50個)に達するまで
順にデータを取得し、すべての履歴についてのデータ取
得が終了したら、最新のスクロール位置である500番
目を中心として51番目のデータから順に取得してい
く。
50個だとすると、最新のスクロール位置である500
番目周辺で50個取得した後、200番目周辺で50−
14=36個、100番目周辺で50−42=8個、0
番目周辺で50−23=27個という具合に、履歴情報
記録部21に記録されているスクロール位置を過去に遡
って各スクロール位置で所定数(50個)に達するまで
順にデータを取得し、すべての履歴についてのデータ取
得が終了したら、最新のスクロール位置である500番
目を中心として51番目のデータから順に取得してい
く。
【0080】このように、各スクロール位置で、所定数
の画像プロパティを取得し終わらないうちに、ユーザが
次のスクロールを行った場合は、新しいスクロール位置
での画像プロパティの取得を優先して行い、その位置で
の取得が終了すると、履歴情報記録部21に記録されて
いる最も新しいスクロール位置での画像プロパティの取
得を継続して行う。
の画像プロパティを取得し終わらないうちに、ユーザが
次のスクロールを行った場合は、新しいスクロール位置
での画像プロパティの取得を優先して行い、その位置で
の取得が終了すると、履歴情報記録部21に記録されて
いる最も新しいスクロール位置での画像プロパティの取
得を継続して行う。
【0081】また、画像プロパティの取得を行っている
間は、既に取得済みの画像プロパティを重複して取得し
ないようにする。
間は、既に取得済みの画像プロパティを重複して取得し
ないようにする。
【0082】上述したように、第3の実施形態では、ユ
ーザのスクロール位置を履歴情報記録部21に記録して
おき、各スクロール位置周辺の画像プロパティを所定数
ずつ取得するため、ユーザが興味を持っている箇所を優
先的に表示できる。
ーザのスクロール位置を履歴情報記録部21に記録して
おき、各スクロール位置周辺の画像プロパティを所定数
ずつ取得するため、ユーザが興味を持っている箇所を優
先的に表示できる。
【0083】上述した各実施形態では、画像データの画
像プロパティをサーバ1から取得する例を説明したが、
取得するデータの種類には特に制限はない。
像プロパティをサーバ1から取得する例を説明したが、
取得するデータの種類には特に制限はない。
【0084】上述した各実施形態で説明したデータ取得
表示装置は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフト
ウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合
には、データ取得表示装置の機能を実現するプログラム
をフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等の
記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行さ
せてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等
の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置や
メモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
表示装置は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフト
ウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合
には、データ取得表示装置の機能を実現するプログラム
をフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等の
記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行さ
せてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等
の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置や
メモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
【0085】また、データ取得表示装置の機能を実現す
るプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通
信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログ
ラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態
で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、
あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
るプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通
信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログ
ラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態
で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、
あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ユーザが見たいと思うデータを優先してデータ提
供装置から取得するため、仮に通信速度が低速であって
も、ユーザの表示待ち時間を短縮できる。
れば、ユーザが見たいと思うデータを優先してデータ提
供装置から取得するため、仮に通信速度が低速であって
も、ユーザの表示待ち時間を短縮できる。
【図1】本発明に係るデータ取得表示システムの第1の
実施形態の概略構成を示すブロック図。
実施形態の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1のデータ取得表示システムの処理動作の一
例を示すフローチャート。
例を示すフローチャート。
【図3】画像プロパティの画面表示例を示す図。
【図4】初期状態における画像プロパティ表示領域の表
示例を示す図。
示例を示す図。
【図5】画面を1/4の位置にスクロールさせた直後の
画面表示例を示す図。
画面表示例を示す図。
【図6】図5のスクロール位置での画像プロパティの表
示例を示す図。
示例を示す図。
【図7】図1のデータ処理表示システムの他の処理動作
の一例を示すフローチャート。
の一例を示すフローチャート。
【図8】画面の中央付近の画像プロパティを優先して取
得する例を説明する図。
得する例を説明する図。
【図9】デジタルカメラ内の画像データを取得してサム
ネイル表示を行う場合の画面表示例を示す図。
ネイル表示を行う場合の画面表示例を示す図。
【図10】地図データを提供するサーバから地図の部分
画像データを順次取得して画面に表示する例を示す図。
画像データを順次取得して画面に表示する例を示す図。
【図11】地図全体のサムネイル画像の画面表示例を示
す図。
す図。
【図12】上下方向に2/3、左右方向に1/3の位置
にスクロールさせた場合の画面表示例を示す図。
にスクロールさせた場合の画面表示例を示す図。
【図13】時計回りにサムネイル画像を取り込む例を説
明する図。
明する図。
【図14】スクロール位置に対応する4つの部分画像デ
ータの画面表示例を示す図。
ータの画面表示例を示す図。
【図15】本発明に係るデータ取得表示システムの第2
の実施形態の処理動作を示すフローチャート。
の実施形態の処理動作を示すフローチャート。
【図16】6/25の位置にスクロールさせた状態を示
す図。
す図。
【図17】6/25の位置にスクロールさせた場合の画
面表示例を示す図。
面表示例を示す図。
【図18】スクロール位置から右側に計8個分の部分画
像データを取得する例を示す図。
像データを取得する例を示す図。
【図19】本発明に係るデータ取得表示システムの第3
の実施形態の全体構成を示すブロック図。
の実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図20】本発明に係るデータ取得表示システムの第3
の実施形態の処理動作を示すフローチャート。
の実施形態の処理動作を示すフローチャート。
1 サーバ
2 データ取得表示装置
11 通信部
12 データ総数検知部
13 表示範囲指定部
14 取得順序決定部
15 データ記憶部
16 取得制御部
17 表示部
18 表示制御部
19 入力選択部
21 履歴情報記録部
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B069 AA01 CA07
5B082 GC04
5C082 AA01 AA22 BA02 BA12 BB01
BB25 CA54 CA72 CB05 DA61
MM02 MM09
Claims (13)
- 【請求項1】個別に提供可能な複数のデータを保有する
データ提供装置と通信回線にて接続され、前記データ提
供装置が保有しているデータを取得して表示部に表示さ
せるデータ取得表示装置において、 前記データ提供装置から取得するデータの表示範囲を指
定する表示範囲指定部と、 前記表示範囲指定部で指定された表示範囲のデータを取
得した後に、前記表示部に将来表示される可能性のある
範囲のデータも取得するように、前記データ提供装置か
らデータを取得する順序を決定する取得順序決定部と、 前記データ提供装置から取得したデータを記憶するデー
タ記憶部と、 既に取得済みのデータを再取得しないように、前記取得
順序決定部で決定された順序に基づいて、前記表示部に
現在表示されているデータ以外のデータも順次前記デー
タ提供装置から取得して前記データ記憶部に記憶する取
得制御部と、 前記データ記憶部に記憶されたデータを前記表示部に表
示させる表示制御部と、を備えることを特徴とするデー
タ取得表示装置。 - 【請求項2】前記取得制御部は、前記表示制御部が前記
表示部への表示処理を行っている間に、並行して前記デ
ータ提供装置からのデータの取得を行うことを特徴とす
る請求項1に記載のデータ取得表示装置。 - 【請求項3】前記表示部のスクロール位置を検知するス
クロール位置検知部を備え、 前記表示範囲指定部は、前記検知されたスクロール位置
に基づいてデータの表示範囲を指定し、 前記取得順序決定部は、前記検知されたスクロール位置
周辺のデータを優先して取得するようデータの取得順序
を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の
データ取得表示装置。 - 【請求項4】前記表示部のスクロール位置の履歴情報を
記録するスクロール履歴記録部を備え、 前記取得順序決定部は、前記スクロール履歴記録部に記
録されている各スクロール位置周辺のデータを所定個ず
つ順に取得するようデータの取得順序を決定することを
特徴とする請求項3に記載のデータ取得表示装置。 - 【請求項5】前記取得順序決定部は、前記スクロール履
歴記録部に記録されている履歴情報のうち、新しいスク
ロール位置を優先して選択して、その優先順位順に各ス
クロール位置周辺のデータを所定個ずつ順に取得するよ
うデータの取得順序を決定することを特徴とする請求項
4に記載のデータ取得表示装置。 - 【請求項6】前記表示部のスクロール方向を検知するス
クロール方向検知部を備え、 前記取得順序決定部は、前記検知されたスクロール方向
に沿って順に前記データ提供装置からデータを取得する
ことを特徴とする請求項1及至5のいずれかに記載のデ
ータ取得表示装置。 - 【請求項7】前記表示制御部は、前記データ提供装置か
ら取得したデータの特性情報、該データの概要を示すサ
ムネイル情報、及び前記データ提供装置から取得したデ
ータ本体の少なくとも一つを前記表示部に表示させるこ
とを特徴とする請求項1及至6のいずれかに記載のデー
タ取得表示装置。 - 【請求項8】前記データ提供装置が保有しているデータ
の総数を検知するデータ総数検知部を備えることを特徴
とする請求項1及至7のいずれかに記載のデータ取得表
示装置。 - 【請求項9】前記複数のデータそれぞれを識別する識別
コードを前記データ提供装置から取得するコード取得部
を備え、 前記データ総数検知部は、前記取得した識別コードに基
づいてデータの総数を検知することを特徴とする請求項
1及至8のいずれかに記載のデータ取得表示装置。 - 【請求項10】前記データ取得表示装置は、小規模無線
通信システムによる無線通信により前記データ提供装置
からデータを取得することを特徴とする請求項1及至9
のいずれかに記載のデータ取得表示装置。 - 【請求項11】個別に提供可能な複数のデータを保有す
るデータ提供装置と、 前記データ提供装置と通信回線にて接続され、前記デー
タ提供装置が保有しているデータを取得して表示部に表
示させるデータ取得表示装置と、を備えたデータ通信シ
ステムにおいて、 前記データ取得表示装置は、 前記データ提供装置から取得したデータの表示範囲を指
定する表示範囲指定部と、 前記表示範囲指定部で指定された表示範囲のデータを取
得した後に、前記表示部に将来表示される可能性のある
範囲のデータも取得するように、前記データ提供装置か
らデータを取得する順序を決定する取得順序決定部と、 前記データ提供装置から取得したデータを記憶するデー
タ記憶部と、 既に取得済みのデータを再取得しないように、前記取得
順序決定部で決定された順序に基づいて、前記表示部に
現在表示されているデータ以外のデータも順次前記デー
タ提供装置から取得して前記データ記憶部に記憶する取
得制御部と、 前記データ記憶部に記憶されたデータを前記表示部に表
示させる表示制御部と、を備えることを特徴とするデー
タ取得表示システム。 - 【請求項12】個別に提供可能な複数のデータを保有す
るデータ提供装置から通信回線を介して前記データを取
得して表示部に表示させるデータ取得表示方法におい
て、 前記データ提供装置から取得したデータの表示範囲を指
定するステップと、 前記指定された表示範囲のデータを取得した後に、前記
表示部に将来表示される可能性のある範囲のデータも取
得するように、前記データ提供装置からデータを取得す
る順序を決定するステップと、 既に取得済みのデータを再取得しないように、前記決定
された順序に基づいて、前記表示部に現在表示されてい
るデータ以外のデータも順次前記データ提供装置から取
得して記憶するステップと、 前記記憶されたデータを前記表示部に表示させるステッ
プと、を備えることを特徴とするデータ取得表示方法。 - 【請求項13】個別に提供可能な複数のデータを保有す
るデータ提供装置から通信回線を介して前記データを取
得して表示部に表示させるデータ取得表示プログラムに
おいて、 前記データ提供装置から取得したデータの表示範囲を指
定するステップと、 前記指定された表示範囲のデータを取得した後に、前記
表示部に将来表示される可能性のある範囲のデータも取
得するように、前記データ提供装置からデータを取得す
る順序を決定するステップと、 既に取得済みのデータを再取得しないように、前記決定
された順序に基づいて、前記表示部に現在表示されてい
るデータ以外のデータも順次前記データ提供装置から取
得して記憶するステップと、 前記記憶されたデータを前記表示部に表示させるステッ
プと、を実行させるためのデータ処理表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096239A JP2003296225A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | データ取得表示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方法、及びデータ取得表示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096239A JP2003296225A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | データ取得表示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方法、及びデータ取得表示プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003296225A true JP2003296225A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002096239A Pending JP2003296225A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | データ取得表示装置、データ取得表示システム、データ取得表示方法、及びデータ取得表示プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003296225A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108805A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-04-26 | Sony Corp | 電子機器、電子機器の表示制御方法、グラフィカル・ユーザ・インターフェースおよび表示制御プログラム |
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-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096239A patent/JP2003296225A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060228 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060502 |
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