JPH0912782A - 低発熱性ゴム組成物 - Google Patents
低発熱性ゴム組成物Info
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- JPH0912782A JPH0912782A JP16609595A JP16609595A JPH0912782A JP H0912782 A JPH0912782 A JP H0912782A JP 16609595 A JP16609595 A JP 16609595A JP 16609595 A JP16609595 A JP 16609595A JP H0912782 A JPH0912782 A JP H0912782A
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- dimethyl
- sulfenimide
- butyl
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Abstract
(57)【要約】
【目的】優れた低発熱化効果を持つチアジアゾール化合
物を配合したゴム組成物のやけ性を維持しつつ、作業性
と低発熱性を両立する。 【構成】天然ゴム及び、ジエン系の合成ゴムからなる群
から選ばれた少なくとも一種のゴム100重量部に対
し、補強性充填剤を20〜200重量部と、チアジアゾ
ール化合物のうち少なくとも一種を0.05〜2.0重
量部と、ピリミジンスルフェンイミド、ピリミジンスル
フェンアミドのうちから選ばれるピリミジン類の少なく
とも一種を0.1〜5.0重量部含むことを特徴とする
低発熱性ゴム組成物。
物を配合したゴム組成物のやけ性を維持しつつ、作業性
と低発熱性を両立する。 【構成】天然ゴム及び、ジエン系の合成ゴムからなる群
から選ばれた少なくとも一種のゴム100重量部に対
し、補強性充填剤を20〜200重量部と、チアジアゾ
ール化合物のうち少なくとも一種を0.05〜2.0重
量部と、ピリミジンスルフェンイミド、ピリミジンスル
フェンアミドのうちから選ばれるピリミジン類の少なく
とも一種を0.1〜5.0重量部含むことを特徴とする
低発熱性ゴム組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低発熱性のゴム組成物
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来、ゴム業界においては、省資
源、省エネルギーの社会的要求に対応するため、低燃費
タイヤの開発が盛んに行われるようになってきた。この
ような低燃費タイヤの開発にあたり、種々の低発熱化剤
を配合した、低発熱性ゴム組成物が検討されてきた。例
えば、特公平4−68338号公報では、低発熱化剤と
してチアジアゾール化合物を配合したゴム組成物が開示
されている。これらの組成物は、確かに、改良された低
発熱性を示すが、従来の加硫促進剤とチアジアゾール化
合物(一般式(1)で表される化合物)とを同時に含ん
だゴム組成物は、やけが速く、作業性が悪いものであっ
た。また、米国特許3、839、303号公報には、早
期加硫を防止する加硫促進剤として、アミノチオピリミ
ジンを配合したゴム組成物が開示されている。しかし、
これらのゴム組成物は、早期加硫は抑さえられるが同じ
ような加硫特性は、通常の配合においては、従来の加硫
促進剤に加硫遅延剤を加えることでも達成可能であり、
ピリミジン化合物を用いるメリットはあまりなかった。
源、省エネルギーの社会的要求に対応するため、低燃費
タイヤの開発が盛んに行われるようになってきた。この
ような低燃費タイヤの開発にあたり、種々の低発熱化剤
を配合した、低発熱性ゴム組成物が検討されてきた。例
えば、特公平4−68338号公報では、低発熱化剤と
してチアジアゾール化合物を配合したゴム組成物が開示
されている。これらの組成物は、確かに、改良された低
発熱性を示すが、従来の加硫促進剤とチアジアゾール化
合物(一般式(1)で表される化合物)とを同時に含ん
だゴム組成物は、やけが速く、作業性が悪いものであっ
た。また、米国特許3、839、303号公報には、早
期加硫を防止する加硫促進剤として、アミノチオピリミ
ジンを配合したゴム組成物が開示されている。しかし、
これらのゴム組成物は、早期加硫は抑さえられるが同じ
ような加硫特性は、通常の配合においては、従来の加硫
促進剤に加硫遅延剤を加えることでも達成可能であり、
ピリミジン化合物を用いるメリットはあまりなかった。
【0003】例えば、表1に示すように、Nーtーブチ
ルー(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェン
イミドが30分のムーニースコーチタイム(以下、MS
Tと略す)を示すのに対して、Nーtーブチルーベンゾ
チアゾールスルフェンアミドのみでは14.5分である
が、これに、加硫遅延剤として、Nーシクロヘキシルチ
オフタルイミドを加えていくと、ほぼ同じMSTを示す
のである。ところが、ここに、2、5ージメルカプトー
1、3、4ーチアジアゾールをゴム100重量部にたい
し0.25重量部配合すると、ベンゾチアゾリルスルフ
ェンアミドのみではブランク配合の45%のMSTとな
り、これに、Nーシクロヘキシルチオフタルイミドを加
えても、通常のような加硫遅延効果が得られず、充分な
作業性を保つことができなかった。
ルー(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェン
イミドが30分のムーニースコーチタイム(以下、MS
Tと略す)を示すのに対して、Nーtーブチルーベンゾ
チアゾールスルフェンアミドのみでは14.5分である
が、これに、加硫遅延剤として、Nーシクロヘキシルチ
オフタルイミドを加えていくと、ほぼ同じMSTを示す
のである。ところが、ここに、2、5ージメルカプトー
1、3、4ーチアジアゾールをゴム100重量部にたい
し0.25重量部配合すると、ベンゾチアゾリルスルフ
ェンアミドのみではブランク配合の45%のMSTとな
り、これに、Nーシクロヘキシルチオフタルイミドを加
えても、通常のような加硫遅延効果が得られず、充分な
作業性を保つことができなかった。
【0004】
【表1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た低発熱化効果をもつチアジアゾール化合物を配合した
ゴム組成物のやけ性を維持しつつ、作業性と低発熱性を
両立することである。
た低発熱化効果をもつチアジアゾール化合物を配合した
ゴム組成物のやけ性を維持しつつ、作業性と低発熱性を
両立することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、チアジア
ゾール化合物によるスコーチ(やけ)促進作用を解明す
るために、2、5ージメルカプトー1、3、4ーチアジ
アゾール(MTD)と加硫促進剤との反応を解析した。
分析の結果、TBBSはMTDと76℃で反応し、メル
カプトベンゾチアゾールとtーブチルアミンに分解する
ことが判った。MTDを配合した場合、TBBSは、分
解物である、メルカプトベンゾチアゾールとほぼ同じM
STを示す(表2)。このことより、チアジアゾール化
合物によるスコーチ促進作用は、ベンゾチアゾリルスル
フェンアミドが低温で、チアジアゾール化合物と反応
し、スコーチの早いメルカプトベンゾチアゾールに分解
するために起こると考えられる。
ゾール化合物によるスコーチ(やけ)促進作用を解明す
るために、2、5ージメルカプトー1、3、4ーチアジ
アゾール(MTD)と加硫促進剤との反応を解析した。
分析の結果、TBBSはMTDと76℃で反応し、メル
カプトベンゾチアゾールとtーブチルアミンに分解する
ことが判った。MTDを配合した場合、TBBSは、分
解物である、メルカプトベンゾチアゾールとほぼ同じM
STを示す(表2)。このことより、チアジアゾール化
合物によるスコーチ促進作用は、ベンゾチアゾリルスル
フェンアミドが低温で、チアジアゾール化合物と反応
し、スコーチの早いメルカプトベンゾチアゾールに分解
するために起こると考えられる。
【0007】
【表2】
【0008】チアジアゾール化合物によるスコーチ促進
作用を防止する為には、チアジアゾール化合物との反応
温度の高い加硫促進剤を使用すればよい。種々の検討の
結果、本発明者は、ピリミジンスルフェンイミドがチア
ジアゾール化合物との反応温度が高く、かつ、チアジア
ゾール化合物配合系においても、長いMSTを保持する
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
作用を防止する為には、チアジアゾール化合物との反応
温度の高い加硫促進剤を使用すればよい。種々の検討の
結果、本発明者は、ピリミジンスルフェンイミドがチア
ジアゾール化合物との反応温度が高く、かつ、チアジア
ゾール化合物配合系においても、長いMSTを保持する
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、天然ゴム及び、ジエン系
の合成ゴムからなる群から選ばれた少なくとも一種のゴ
ム100重量部に対し、補強充填剤(カーボンブラッ
ク)を20〜200重量部と、前記一般式(1)で表さ
れるチアジアゾール化合物のうち少なくとも一種を0.
05〜2.0重量部と、前記一般式(2)又は前記一般
式(3)で表されるピリミジンスルフェンイミド、ピリ
ミジンスルフェンアミドのうち少なくとも一種から選ば
れる、ピリミジン類を0.1〜5.0重量部を含むこと
を特徴とする低発熱性ゴム組成物である。
の合成ゴムからなる群から選ばれた少なくとも一種のゴ
ム100重量部に対し、補強充填剤(カーボンブラッ
ク)を20〜200重量部と、前記一般式(1)で表さ
れるチアジアゾール化合物のうち少なくとも一種を0.
05〜2.0重量部と、前記一般式(2)又は前記一般
式(3)で表されるピリミジンスルフェンイミド、ピリ
ミジンスルフェンアミドのうち少なくとも一種から選ば
れる、ピリミジン類を0.1〜5.0重量部を含むこと
を特徴とする低発熱性ゴム組成物である。
【0010】この発明において使用するゴムは特に制限
されず、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴム、スチレン
ーブタジエン共重合ゴム、ポリブタジエンゴムなどが使
用でき、これらのゴムを単独で使用、もしくは二種以上
併用することができる。本発明において使用するチアジ
アゾール化合物は、低発熱性改良剤として配合するもの
で、その具体例としては、2、5ージメルカプトー1、
3、4ーチアジアゾール、2ーアミノー5ーメルカプト
ー1、3、4ーチアジアゾール、2ーアミノー5ートリ
フルオロメチルー1、3、4ーチアジアゾール等があ
り、これらは単独であっても二種以上併用してもよい。
チアジアゾール化合物の配合量は、ゴム100重量部当
り、0.1〜2.0重量部、好ましくは、0.1〜1.
0重量部である。
されず、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴム、スチレン
ーブタジエン共重合ゴム、ポリブタジエンゴムなどが使
用でき、これらのゴムを単独で使用、もしくは二種以上
併用することができる。本発明において使用するチアジ
アゾール化合物は、低発熱性改良剤として配合するもの
で、その具体例としては、2、5ージメルカプトー1、
3、4ーチアジアゾール、2ーアミノー5ーメルカプト
ー1、3、4ーチアジアゾール、2ーアミノー5ートリ
フルオロメチルー1、3、4ーチアジアゾール等があ
り、これらは単独であっても二種以上併用してもよい。
チアジアゾール化合物の配合量は、ゴム100重量部当
り、0.1〜2.0重量部、好ましくは、0.1〜1.
0重量部である。
【0011】配合量が0.1重量部未満ではゴム組成物
の低発熱性改良効果が認められず、2.0重量部を越え
ると、低ロス化効果が増加しないばかりでなく、MST
が非常に短くなる。
の低発熱性改良効果が認められず、2.0重量部を越え
ると、低ロス化効果が増加しないばかりでなく、MST
が非常に短くなる。
【0012】本発明において使用するピリミジンスルフ
ェンアミドとしては、Nーtーブチル(4、6ージメチ
ルー2ーピリミジン)スルフェンアミド、Nーシクロヘ
キシル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェ
ンアミド、Nーtーブチル(4ーメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンアミド、Nーtーブチルー2ーピリミジ
ンスルフェンアミド等が挙げられ、ピリミジンスルフェ
ンイミドとしては、Nーtーブチル(4、6ージメチル
ー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーtーブチル
(4ーメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、N
ーtーブチルー2ーピリミジンスルフェンイミド、Nー
フェニル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nーシクロヘキシル(4、6ージメチルー
2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーメチル(4、
6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、N
ーエチル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nープロピル(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nーnーブチル(4、6
ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nー
ペンチル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nーヘキシル(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nーベンジル(4、6ー
ジメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nー
(2ーメトキシエチル)ー(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nー(3ーメトキシプロ
ピル)ー(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nードデカオクチルー(4、6ージメチル
ー2ーピリミジン)スルフェンイミド等が挙げられる。
これらは単独で用いても二種以上併用してもよい。
ェンアミドとしては、Nーtーブチル(4、6ージメチ
ルー2ーピリミジン)スルフェンアミド、Nーシクロヘ
キシル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェ
ンアミド、Nーtーブチル(4ーメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンアミド、Nーtーブチルー2ーピリミジ
ンスルフェンアミド等が挙げられ、ピリミジンスルフェ
ンイミドとしては、Nーtーブチル(4、6ージメチル
ー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーtーブチル
(4ーメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、N
ーtーブチルー2ーピリミジンスルフェンイミド、Nー
フェニル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nーシクロヘキシル(4、6ージメチルー
2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーメチル(4、
6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、N
ーエチル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nープロピル(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nーnーブチル(4、6
ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nー
ペンチル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nーヘキシル(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nーベンジル(4、6ー
ジメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nー
(2ーメトキシエチル)ー(4、6ージメチルー2ーピ
リミジン)スルフェンイミド、Nー(3ーメトキシプロ
ピル)ー(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフ
ェンイミド、Nードデカオクチルー(4、6ージメチル
ー2ーピリミジン)スルフェンイミド等が挙げられる。
これらは単独で用いても二種以上併用してもよい。
【0013】ピリミジンスルフェンアミド又はピリミジ
ンスルフェンイミドの配合量は、ゴム成分100重量部
当り0.1〜5.0重量部、好ましくは、0.3〜3.
0重量部である。ピリミジンスルフェンアミド又はピリ
ミジンスルフェンイミドの配合量が、0.1重量部以下
だと加硫促進剤の効果が少なく、5.0重量部を越える
と、熱老化性が低下する。
ンスルフェンイミドの配合量は、ゴム成分100重量部
当り0.1〜5.0重量部、好ましくは、0.3〜3.
0重量部である。ピリミジンスルフェンアミド又はピリ
ミジンスルフェンイミドの配合量が、0.1重量部以下
だと加硫促進剤の効果が少なく、5.0重量部を越える
と、熱老化性が低下する。
【0014】本発明において使用する補強性充填剤とし
ては、カーボンブラックが好ましく、その配合量は、ゴ
ム100重量部当り、20〜200重量部、好ましくは
25〜100重量部である。カーボンブラックの量が本
発明の範囲に外れると、低発熱効果が充分でなくなるば
かりでなく、作業性も大きく損なわれる。カーボンブラ
ックの種類は、特に制限されず、FEF、HAF、IS
AF、SAFなど、一般に使われるものを使用できる。
補強性充填剤としては、カーボンブラック以外のもの、
例えば、シリカ等も使用しうる。
ては、カーボンブラックが好ましく、その配合量は、ゴ
ム100重量部当り、20〜200重量部、好ましくは
25〜100重量部である。カーボンブラックの量が本
発明の範囲に外れると、低発熱効果が充分でなくなるば
かりでなく、作業性も大きく損なわれる。カーボンブラ
ックの種類は、特に制限されず、FEF、HAF、IS
AF、SAFなど、一般に使われるものを使用できる。
補強性充填剤としては、カーボンブラック以外のもの、
例えば、シリカ等も使用しうる。
【0015】本発明に於ては、これら以外にも、必要に
応じて、ゴム工業で通常使用されている老化防止剤、他
の加硫促進剤、炭酸カルシウム、酸化チタン等の充填
剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化防止剤、オゾン劣化
防止剤、硫黄、プロセスオイルなどを配合することがで
きる。
応じて、ゴム工業で通常使用されている老化防止剤、他
の加硫促進剤、炭酸カルシウム、酸化チタン等の充填
剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化防止剤、オゾン劣化
防止剤、硫黄、プロセスオイルなどを配合することがで
きる。
【0016】本発明のゴム組成物は、ロール、インター
ナルミキサーなどの混練り機を用いて混練りすることに
よって得られ、成形加工後、加硫を行い、タイヤトレッ
ド、アンダートレッド、サイドウォール、ビード部分等
のタイヤ用途を始め、防振ゴム、ベルト、ホースその
他、工業品などの用途にも用いることができるが、特
に、タイヤトレッド用ゴムとして好適に使用される。
ナルミキサーなどの混練り機を用いて混練りすることに
よって得られ、成形加工後、加硫を行い、タイヤトレッ
ド、アンダートレッド、サイドウォール、ビード部分等
のタイヤ用途を始め、防振ゴム、ベルト、ホースその
他、工業品などの用途にも用いることができるが、特
に、タイヤトレッド用ゴムとして好適に使用される。
【0017】
【作用】本発明の作用を以下に説明する。低発熱化剤と
してチアジアゾールを用いる理由は、天然ゴムにも応用
することができ、スチレンーブタジエン共重合体ゴムや
ポリブタジエンゴムに加えても、充分な発熱性の改良効
果をもつためであり、たとえば、タイヤトレッド用ゴム
として適用した場合にはタイヤの転がり抵抗を低減さ
せ、自動車の低燃費性を向上させることができる。
してチアジアゾールを用いる理由は、天然ゴムにも応用
することができ、スチレンーブタジエン共重合体ゴムや
ポリブタジエンゴムに加えても、充分な発熱性の改良効
果をもつためであり、たとえば、タイヤトレッド用ゴム
として適用した場合にはタイヤの転がり抵抗を低減さ
せ、自動車の低燃費性を向上させることができる。
【0018】加硫促進剤として、ピリミジン系の化合物
を用いる理由は以下のとおりである。Nーtーブチルー
ベンゾチアゾリルスルフェンアミドは2、5ージメルカ
プトー1、3、4ージアジアゾールと76℃で反応し、
メルカプトベンゾチアゾールとtーブチルアミンに分解
する。2、5ージメルカプトー1、3、4ーチアジアゾ
ールを配合した場合、Nーtーブチルーベンゾチアゾリ
ルスルフェンアミドは、分解物である、メルカプトベン
ゾチアゾールとほぼ同じMSTを示す。このことより、
チアジアゾール化合物によるスコーチ促進作用は、ベン
ゾチアゾリルスルフェンアミドが低温で、チアジアゾー
ル化合物と反応し、スコーチの早いメルカプトベンゾチ
アゾールに分解するために起こると考えられる。一方、
ピリミジンスルフェンイミド類はチアジアゾール化合物
との反応温度が高く、スコーチ促進作用をもつ分解物を
生成しにくいため、チアジアゾール化合物配合系におい
ても、長いMSTを保持することができる。
を用いる理由は以下のとおりである。Nーtーブチルー
ベンゾチアゾリルスルフェンアミドは2、5ージメルカ
プトー1、3、4ージアジアゾールと76℃で反応し、
メルカプトベンゾチアゾールとtーブチルアミンに分解
する。2、5ージメルカプトー1、3、4ーチアジアゾ
ールを配合した場合、Nーtーブチルーベンゾチアゾリ
ルスルフェンアミドは、分解物である、メルカプトベン
ゾチアゾールとほぼ同じMSTを示す。このことより、
チアジアゾール化合物によるスコーチ促進作用は、ベン
ゾチアゾリルスルフェンアミドが低温で、チアジアゾー
ル化合物と反応し、スコーチの早いメルカプトベンゾチ
アゾールに分解するために起こると考えられる。一方、
ピリミジンスルフェンイミド類はチアジアゾール化合物
との反応温度が高く、スコーチ促進作用をもつ分解物を
生成しにくいため、チアジアゾール化合物配合系におい
ても、長いMSTを保持することができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の主旨を越えないかぎり、本実施例に限
定されることはない。また、実施例中の部及び%は、特
に断らないかぎり、重量基準である。各種の測定は、下
記の方法によった。
するが、本発明の主旨を越えないかぎり、本実施例に限
定されることはない。また、実施例中の部及び%は、特
に断らないかぎり、重量基準である。各種の測定は、下
記の方法によった。
【0020】(1)未加硫ゴムが早期加硫をして作業性
を悪化させるに至る時間の指標としてムーニースコーチ
試験を下記の要領で行った。東洋精機製ロータレスムー
ニー測定機を用いて、130℃にて未加硫ゴムの粘度を
測定し、粘度が5ムーニー(M)上がったときの経過時
間をムーニー・スコーチタイム(MST)とした。 (2)粘弾性試験 レオメトリクス社製粘弾性測定装置で、60℃、振動数
15.0Hz、歪1.0%の条件にて測定した。
を悪化させるに至る時間の指標としてムーニースコーチ
試験を下記の要領で行った。東洋精機製ロータレスムー
ニー測定機を用いて、130℃にて未加硫ゴムの粘度を
測定し、粘度が5ムーニー(M)上がったときの経過時
間をムーニー・スコーチタイム(MST)とした。 (2)粘弾性試験 レオメトリクス社製粘弾性測定装置で、60℃、振動数
15.0Hz、歪1.0%の条件にて測定した。
【0021】実施例1〜21 表3の配合にしたがって、ゴム組成物を調製した。その
他のゴム薬品は、表4にしたがって配合した。未加硫ゴ
ムを145℃で、45分加硫し、加硫ゴム組成物を得
た。おのおのの加硫ゴム組成物の物性を表3に示す。
他のゴム薬品は、表4にしたがって配合した。未加硫ゴ
ムを145℃で、45分加硫し、加硫ゴム組成物を得
た。おのおのの加硫ゴム組成物の物性を表3に示す。
【0022】
【表3−1】
【0023】
【表3−2】
【0024】
【表3−3】
【0025】
【表4】
【0026】比較例1〜12 表3の配合にしたがって、ゴム組成物を調製した。その
他のゴム約は、表4にしたがって配合した。未加硫ゴム
を145℃で、45分加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
おのおのの加硫ゴム組成物の物性を表3に示す。
他のゴム約は、表4にしたがって配合した。未加硫ゴム
を145℃で、45分加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
おのおのの加硫ゴム組成物の物性を表3に示す。
【0027】
【表5−1】
【0028】
【表5−2】
【0029】SBR 配合ゴム(加硫促進剤 Nーt ーブチ
ルベンゾチアゾリルスルフェンアミド:TBBS)に、2、
5ージメルカプトー1、3、4ーチアジアゾール(MT
D)を加えていくと、60℃の tand が低下するととも
に、ムーニースコーチタイム(MST)も著しく減少す
る(比較例1〜5)この系に、加硫遅延剤としてNーシ
クロヘキシルチオフタルイミドを加えてもほとんど効果
はない(比較例4)。NR配合、BRあるいは、SBR
ーNR、SBRーBR、BRーNR配合でも同様にMT
DによりMSTはほとんど5〜6分となり、十分な作業
性を確保できない(比較例7〜13)。これに対し、加
硫促進剤としてNーt ーブチルー(4、6ージメチルー
2ーピリミジン)スルフェンイミドを用いると、MTD
を加えてもムーニースコーチタイムは大きく減少せず、
かつ、60℃の tand も低下し、低ロス性と作業性を両
立する方向であった(実施例1〜7)。ピリミジンスル
フェンアミド、ピリミジンスルフェンイミドはいずれも
長いMSTを示した(実施例8〜10)。また、Nーシ
クロヘキシルチオフタルイミドもピリミジンスルフェン
イイミドとの併用では加硫遅延効果が認められ(実施例
11)、カーボンの量や種類には、全く影響されなかっ
た(実施例12〜14)。ピリミジンスルフェンアミド
とピリミジンスルフェンイミドの併用(実施例15)、
あるいはピリミジンスルフェンイミドとTBBSの併用
も可能であり(実施例16)、種々のポリマー系でも同
様な結果を示した(実施例17〜21)。
ルベンゾチアゾリルスルフェンアミド:TBBS)に、2、
5ージメルカプトー1、3、4ーチアジアゾール(MT
D)を加えていくと、60℃の tand が低下するととも
に、ムーニースコーチタイム(MST)も著しく減少す
る(比較例1〜5)この系に、加硫遅延剤としてNーシ
クロヘキシルチオフタルイミドを加えてもほとんど効果
はない(比較例4)。NR配合、BRあるいは、SBR
ーNR、SBRーBR、BRーNR配合でも同様にMT
DによりMSTはほとんど5〜6分となり、十分な作業
性を確保できない(比較例7〜13)。これに対し、加
硫促進剤としてNーt ーブチルー(4、6ージメチルー
2ーピリミジン)スルフェンイミドを用いると、MTD
を加えてもムーニースコーチタイムは大きく減少せず、
かつ、60℃の tand も低下し、低ロス性と作業性を両
立する方向であった(実施例1〜7)。ピリミジンスル
フェンアミド、ピリミジンスルフェンイミドはいずれも
長いMSTを示した(実施例8〜10)。また、Nーシ
クロヘキシルチオフタルイミドもピリミジンスルフェン
イイミドとの併用では加硫遅延効果が認められ(実施例
11)、カーボンの量や種類には、全く影響されなかっ
た(実施例12〜14)。ピリミジンスルフェンアミド
とピリミジンスルフェンイミドの併用(実施例15)、
あるいはピリミジンスルフェンイミドとTBBSの併用
も可能であり(実施例16)、種々のポリマー系でも同
様な結果を示した(実施例17〜21)。
【0030】
【効果】本発明のゴム組成物は、低発熱性と作業性を両
立することができる。
立することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、R1 はメルカプト基、R2はメルカプト基、ア
ミノ基、トリフロロメチル基から選ばれる) 一般式(2)
ミノ基、トリフロロメチル基から選ばれる) 一般式(2)
【化2】 式中、R3 、R4 は水素原子または炭素数1〜8のアル
キル基から選ばれ、同一でも異なっていてもよい。ま
た、R5 は水素原子又は炭素数1〜18の、脂肪族、脂
環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、酸素原子、窒素
原子を含んでもよい。) 一般式(3)
キル基から選ばれ、同一でも異なっていてもよい。ま
た、R5 は水素原子又は炭素数1〜18の、脂肪族、脂
環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、酸素原子、窒素
原子を含んでもよい。) 一般式(3)
【化3】 (式中、R3 、R4 、R6 、R7 は水素原子または炭素
数1〜8のアルキル基から選ばれ、同一でも異なってい
てもよい。また、R5 は水素原子又は炭素数1〜18
の、脂肪族、脂環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、
酸素原子、窒素原子を含んでもよい。)
数1〜8のアルキル基から選ばれ、同一でも異なってい
てもよい。また、R5 は水素原子又は炭素数1〜18
の、脂肪族、脂環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、
酸素原子、窒素原子を含んでもよい。)
Claims (6)
- 【請求項1】 天然ゴム及び、ジエン系の合成ゴムから
なる群から選ばれた少なくとも一種のゴム100重量部
に対し、補強性充填剤を20〜200重量部と、一般式
(1)で表されるチアジアゾール化合物のうち少なくと
も一種を0.05〜2.0重量部と、一般式(2)又は
一般式(3)で表されるピリミジンスルフェンイミド、
ピリミジンスルフェンアミドのうちから選ばれるピリミ
ジン類の少なくとも一種を0.1〜5.0重量部含むこ
とを特徴とする低発熱性ゴム組成物。 一般式(1) 【化1】 (式中、R1はメルカプト基、R2はメルカプト基、ア
ミノ基、トリフロロメチル基から選ばれる) 一般式(2) 【化2】 式中、R3、R4は水素原子または炭素数1〜8のアル
キル基から選ばれ、同一でも異なっていてもよい。ま
た、R5は水素原子又は炭素数1〜18の、脂肪族、脂
環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、酸素原子、窒素
原子を含んでもよい。) 一般式(3) 【化3】 (式中、R3、R4、R6、R7は水素原子または炭素
数1〜8のアルキル基から選ばれ、同一でも異なってい
てもよい。また、R5は水素原子又は炭素数1〜18
の、脂肪族、脂環族、芳香族の炭化水素基から選ばれ、
酸素原子、窒素原子を含んでもよい。) - 【請求項2】 補強性充填剤がカーボンブラックであ
る、特許請求項1記載のゴム組成物。 - 【請求項3】 一般式(1)で表されるチアジアゾール
化合物が2、5ージメルカプトー1、3、4ーチアジア
ゾールである、特許請求項1記載のゴム組成物。 - 【請求項4】 一般式(2)で表されるピリミジンアミ
ドがNーtーブチル(4、6ージメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンアミド、Nーシクロヘキシル(4、6ー
ジメチルー2ーピリミジン)スルフェンアミド、Nーt
ーブチル(4ーメチルー2ーピリミジン)スルフェンア
ミド、Nーtーブチルー2ーピリミジンスルフェンアミ
ドからなる群から選ばれる化合物の少なくとも一種であ
る、特許請求項1記載のゴム組成物。 - 【請求項5】 一般式(3)で表されるピリミジンイミ
ドが、Nーtーブチル(4、6ージメチルー2ーピリミ
ジン)スルフェンイミド、Nーtーブチル(4ーメチル
ー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーtーブチル
ー2ーピリミジンスルフェンイミド、Nーフェニル
(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミ
ド、Nーシクロヘキシル(4、6ージメチルー2ーピリ
ミジン)スルフェンイミド、Nーメチル(4、6ージメ
チルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーエチル
(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミ
ド、Nープロピル(4、6ージメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンイミド、Nーnーブチル(4、6ージメ
チルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nーペンチ
ル(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイ
ミド、Nーヘキシル(4、6ージメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンイミド、Nーベンジル(4、6ージメチ
ルー2ーピリミジン)スルフェンイミド、Nー(2ーメ
トキシエチル)ー(4、6ージメチルー2ーピリミジ
ン)スルフェンイミド、Nー(3ーメトキシプロピル)
ー(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイ
ミド、Nードデカオクチルー(4、6ージメチルー2ー
ピリミジン)スルフェンイミドからなる群から選ばれる
化合物の少なくとも一種である、特許請求項1記載のゴ
ム組成物。 - 【請求項6】 補強性充填剤がカーボンブラック、チア
ジアゾール化合物が、2、5ージメルカプトー1、3、
4ーチアジアゾール、ピリミジン類がNーtーブチルー
(4、6ージメチルー2ーピリミジン)スルフェンイミ
ドである、特許請求項1記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16609595A JPH0912782A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 低発熱性ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16609595A JPH0912782A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 低発熱性ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912782A true JPH0912782A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15824914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16609595A Pending JPH0912782A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 低発熱性ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0912782A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004500471A (ja) * | 2000-03-21 | 2004-01-08 | フレクシス アメリカ エル. ピー. | 硬さ安定剤としてのピリミジン誘導体 |
JP2006213819A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物およびそれからなるタイヤ |
WO2011042525A1 (fr) * | 2009-10-08 | 2011-04-14 | Societe De Technologie Michelin | Composition de caoutchouc comprenant un thiadiazole |
JP2017088789A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びその製造方法、並びに加硫ゴム及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16609595A patent/JPH0912782A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004500471A (ja) * | 2000-03-21 | 2004-01-08 | フレクシス アメリカ エル. ピー. | 硬さ安定剤としてのピリミジン誘導体 |
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JP4676775B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2011-04-27 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物およびそれからなるタイヤ |
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FR2951181A1 (fr) * | 2009-10-08 | 2011-04-15 | Michelin Soc Tech | Composition de caoutchouc comprenant un thiadiazole |
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US9187620B2 (en) | 2009-10-08 | 2015-11-17 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Rubber composition comprising a thiadiazole |
JP2017088789A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びその製造方法、並びに加硫ゴム及びその製造方法 |
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