JP2013173843A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

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Yumi Suzuki
祐美 鈴木
Takayuki Nagase
隆行 永瀬
Masanobu Nakamura
匡伸 中村
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Abstract

【課題】良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性を改善できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有するタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのベーストレッド用ゴム組成物には、接着性能、破壊特性、低発熱性等、種々の性能が要求され、これらの性能を確保するため、従来より様々な工夫がなされている。
その中で、低発熱性の向上には、フィラーの配合量を減らしたり、硫黄を増やすことによる効果が広く知られている。しかし、このような低発熱性に特化したゴム組成物は、接着性能や破壊特性が低下してしまい、タイヤの成形工程での接着不良によるトラブルや、最悪の場合、走行中のタイヤの破壊につながる恐れがある。
また、特許文献1には、ジアミン化合物の添加によりカーボンブラックの分散性を向上し、低発熱性を改善する技術が提案されている。しかしながら、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性を改善するという点については、未だに改善の余地を残している。
特許第2912845号
本発明は、上記課題を解決し、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性を改善できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有するタイヤ用ゴム組成物に関する。
上記両性化合物が下記式(I)で表される化合物であることが好ましい。
Figure 2013173843
(式(I)中、Rは、炭素数2〜30のアルキレン基、アルケニレン基又はアルキニレン基を表す。Aは、酸性官能基を表す。R及びRは、同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基若しくはアルキニル基、又は炭素数1〜20のアルコキシシリル基を表す。式(I)で表される化合物は、該化合物の金属塩でもよい。)
上記両性化合物が下記式(I−1)及び/又は下記式(I−2)で表される化合物であることが好ましい。
Figure 2013173843
(式(I−1)中、pは2〜8の整数を表す。式(I−2)中、qは2〜8の整数を表す。Mr+は金属イオンを表し、rはその価数を表す。)
上記式(I−2)中のMr+で表される金属イオンは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、コバルトイオン、銅イオン、又は亜鉛イオンであることが好ましい。
上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)が、カーボンブラック100質量部に対して、0.3〜3.0質量部の上記両性化合物を処理して得られたものであることが好ましい。
上記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)及び/又はシリカを含むことが好ましい。
上記ゴム組成物は、160℃以上で混練する工程を含む製法により得られることが好ましい。
上記ゴム組成物は、ベーストレッド用ゴム組成物として用いられることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。
上記空気入りタイヤは、高性能タイヤであることが好ましい。
本発明によれば、天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有するタイヤ用ゴム組成物であるので、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、天然ゴム(NR)及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有する。
天然ゴムやジエン系合成ゴムに、カーボンブラックと、酸性官能基及び塩基性官能基の両官能基を有する両性化合物とを配合すると、該両性化合物の酸性官能基がゴムと反応し、塩基性官能基がカーボンブラック表面と反応するため、カーボンブラックの分散性が向上するとともに、カーボンブラックの拘束により発熱を抑制でき、低発熱性を向上できることが分かった。しかし、破壊特性については、ほとんど改善効果が得られず、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性を改善するという点では改善の余地があった。
一方、本発明では、上記両性化合物とカーボンブラックをそれぞれ単独で配合するのではなく、上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)を配合する。酸性官能基及び塩基性官能基の両官能基を有する両性化合物によりカーボンブラックを処理すると、該両性化合物の塩基性官能基がカーボンブラック表面と反応するため、カーボンブラックの表面に上記両性化合物が被覆される。天然ゴムやジエン系合成ゴムに、両性化合物により処理されたカーボンブラックを配合すると、該両性化合物の酸性官能基がゴムと反応するため、カーボンブラックの分散性がより向上するとともに、カーボンブラックの拘束により発熱を適度に抑制できる。従って、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できる。また、上記両性化合物により処理されたカーボンブラックを用いると、スコーチタイムが短くなることも充分に抑制され、良好な加工性も得られる。
本発明では、ゴム成分として、NR、ジエン系合成ゴム(イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)など)が使用される。ゴム成分は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、接着性能、低発熱性、破壊特性がバランスよく得られるという理由から、NR、BR、SBRが好ましく、NR、BR、SBRを併用することがより好ましい。
SBRとしては特に限定されず、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
SBRのスチレン含量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。スチレン含量が10質量%未満であると、充分な破壊特性が得られないおそれがある。該スチレン含量は、好ましくは35質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。スチレン含量が35質量%を超えると、充分な低発熱性が得られないおそれがある。
なお、本発明において、SBRのスチレン含量は、H−NMR測定により算出される。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。5質量%未満であると、充分な接着性能が得られない傾向がある。また、SBRの含有量は、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。40質量%を超えると、充分な破壊特性が得られない傾向がある。
NRとしては特に限定されず、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
ゴム成分100質量%中のNRの含有量は、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上である。40質量%未満であると、充分な破壊特性が得られない傾向がある。また、NRの含有量は、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。80質量%を超えると、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。
BRとしては特に限定されず、例えば、高シス含有量のBR、シンジオタクチックポリブタジエン結晶を含有するBRなどを使用できる。なかでも、シス含有量が95質量%以上のBRが好ましい。
ゴム成分100質量%中のBRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。5質量%未満であると、充分な破壊特性が得られない傾向がある。また、BRの含有量は、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。40質量%を超えると、充分な低発熱性、グリップ性能が得られないおそれがある。
本発明では、酸性官能基と塩基性官能基とを有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)(以下においては、両性化合物処理カーボンブラックともいう)が使用される。これにより、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できる。
処理されるカーボンブラックとしては、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAFなどが挙げられる。
処理されるカーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、30m/g以上が好ましく、50m/g以上がより好ましい。30m/g未満では、破壊特性、グリップ性能が低下する傾向にある。また、カーボンブラックのNSAは120m/g以下が好ましく、90m/g以下がより好ましい。120m/gを超えると、低発熱性が悪化するおそれがある。
なお、カーボンブラックのチッ素吸着比表面積は、JIS K6217−2:2001に準拠して測定される。
処理されるカーボンブラックのオイル吸収量(OAN)は、充分な破壊特性が得られる点から、50ml/100g以上が好ましく、80ml/100g以上がより好ましい。また、カーボンブラックのOANは、加工性に優れる点から、200ml/100g以下が好ましく、140ml/100g以下がより好ましい。
なお、カーボンブラックのOANは、JIS K6217−4:2008に準拠して測定される。
上記両性化合物の酸性官能基としては、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸基、チオスルホン酸基(−SSOH)、ジチオカルボン酸基(−CSSH)、炭素数1〜20のアルキル基を有するチオアルキルカルボン酸基(−SRCOOH:Rは直鎖状又は分岐状のアルキル基)、フェノール性水酸基などが挙げられ、なかでも、チオスルホン酸基が好ましい。上記両性化合物の塩基性官能基としては、第1級アミノ基、第2級アミノ基、第3級アミノ基などが挙げられる。両性化合物は、該化合物の金属塩でもよい。
上記両性化合物として、下記式(I)で表される化合物を好適に使用できる。
Figure 2013173843
(式(I)中、Rは、炭素数2〜30のアルキレン基、アルケニレン基又はアルキニレン基を表す。Aは、酸性官能基を表す。R及びRは、同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基若しくはアルキニル基、又は炭素数1〜20のアルコキシシリル基を表す。式(I)で表される化合物は、該化合物の金属塩でもよい。)
式(I)の窒素を含む官能基部分は、カーボンブラック表面に存在するカルボキシル基などの官能基と反応することでカーボンブラックと結合し、酸性官能基部分は、ポリマーの二重結合と反応する。そのため、式(I)で表される化合物により処理されたカーボンブラックの分散性が向上し、かつその分散状態を維持できる。また、反応によりカーボンブラックが拘束されているため、発熱性を抑えることも可能となる。よって、式(I)で表される化合物により処理されたカーボンブラックをゴム組成物に配合することにより、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できる。
のアルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基の炭素数は、好ましくは2〜18、より好ましくは2〜12である。Rは直鎖状、分岐状のいずれでも良く、アルキレン基の具体例としては、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基など、アルケニレン基の具体例としては、ビニレン基、プロペニレン基、ブテニレン基など、アルキニレン基の具体例としては、エチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基などが挙げられる。
Aの酸性官能基としては、上述の同様のものが挙げられる。R及びRの炭素数1〜20のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基など、アルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基など、アルキニル基としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基などが挙げられ、炭素数1〜20のアルコキシシリル基としては、トリエトキシシリル基、トリメトキシシリル基などが挙げられる。
本発明では、両性化合物として、下記式(I−1)で表される化合物及び/又は下記式(I−2)で表される化合物を使用することが好ましい。
Figure 2013173843
(式(I−1)中、pは2〜8の整数を表す。式(I−2)中、qは2〜8の整数を表す。Mr+は金属イオンを表し、rはその価数を表す。)
上記式(I−2)で表される化合物は任意の公知の方法により製造できる。例えば、ハロアルキルアミンとチオ硫酸ナトリウムとを反応させる方法、フタルイミドのカリウム塩及びジハロアルカンを反応させて得られた化合物と、チオ硫酸ナトリウムとを反応させ、得られた化合物を加水分解する方法などが挙げられる。
具体的には、qが6の化合物の場合、6−ハロヘキシルアミンとチオ硫酸ナトリウムとを反応させる方法、フタルイミドのカリウム塩及び1,6−ジハロヘキサンを反応させて得られた化合物と、チオ硫酸ナトリウムとを反応させ、得られた化合物を加水分解する方法などが挙げられる。
また、qが3の化合物の場合、3−ハロプロピルアミンとチオ硫酸ナトリウムとを反応させる方法、フタルイミドのカリウム塩及び1,3―ジハロプロパンを反応させて得られた化合物と、チオ硫酸ナトリウムとを反応させ、得られた化合物を加水分解する方法などが挙げられる。
上記式(I−1)で表される化合物は、例えば、上記式(I−2)で表される化合物とプロトン酸とを反応させることにより製造できる。
本発明では、式(I−1)及び(I−2)で表される化合物の混合物も使用できる。該混合物は、式(I−1)で表される化合物と式(I−2)で表される化合物とを混合する方法、上記Mで示される金属を含有する水酸化物、炭酸塩及び炭酸水素塩などを用いて式(I−1)で表される化合物の一部を金属塩化する方法、プロトン酸を用いて式(I−2)で表される化合物の一部を中和する方法により製造できる。このようにして製造した式(I−1)、(I−2)で表される化合物は、濃縮、晶析などの操作により、反応混合物から取り出すことができ、取り出された式(I−1)、(I−2)で表される化合物は、通常0.1〜5%程度の水分を含む。また、本発明では、式(I−1)で表される化合物のみ、又は式(I−2)で表される化合物のみを用いることもできる。更に、複数種の式(I−1)で表される化合物、式(I−2)で表される化合物を併用することもできる。
式(I−1)中、pは2〜8の整数を表し、2〜5が好ましい。式(I−2)中、qは2〜8の整数を表し、2〜5が好ましい。
r+で示される金属イオンとしては、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、コバルトイオン、銅イオン及び亜鉛イオンが好ましく、リチウムイオン、ナトリウムイオン及びカリウムイオンがより好ましく、ナトリウムイオンが更に好ましい。rは金属イオンの価数を表し、当該金属において可能な範囲であれば、限定されない。通常rは、金属イオンがアルカリ金属イオンの場合は1、コバルトイオンの場合は2又は3、銅イオンの場合は1〜3の整数、亜鉛イオンの場合は2である。上記製法によれば、通常、式(I−1)で表される化合物のナトリウム塩が得られるが、カチオン交換反応を行うことで他の金属塩に変換できる。
上記式(I−1)、(I−2)で表される化合物のメディアン径は、好ましくは0.05〜100μmの範囲であり、より好ましくは1〜100μmの範囲である。メディアン径は、レーザー回折法にて測定できる。
上記処理の際には、上記両性化合物として、該化合物の溶液を特に好適に使用できる。一般的に、両性化合物は分子内塩を形成することがあり、融点が高くなる傾向がある。高融点でも反応は界面で進行するが、溶液状態の両性化合物を用いることで、ミクロなレベルで両性化合物を分散できるため、溶液状態の両性化合物により処理されたカーボンブラックをゴム組成物に配合することにより、より好適に良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できる。
両性化合物を溶解する溶媒は、該化合物の溶解が可能であれば特に限定されないが、極性溶媒が好ましい。極性溶媒としては、水、エタノール、メタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリルなどが挙げられる。なかでも、溶解性や得られるゴム組成物の性能の点から、水が好ましい。これらは単独、又は混合して使用しても良い。
また、使用する両性化合物溶液の濃度(該化合物の溶解量)は、両性化合物の溶解性や得られる両性化合物処理カーボンブラックの性能の点から、好ましくは1〜10質量%、より好ましくは3〜7質量%である。
なお、両性化合物溶液は、両性化合物だけでなく、他の配合剤を溶解させても良い。
上記両性化合物によりカーボンブラックを処理する方法としては、上記両性化合物とカーボンブラックとを接触させることができればよく、例えば、カーボンブラックをミキサー中で攪拌しながら、両性化合物の溶液を滴下したり、両性化合物の溶液をスプレー噴霧したりする方法や両性化合物の溶液にカーボンブラックを加えて混合攪拌し、分離、乾燥する方法などが挙げられる。
ミキサーとしては、特に限定されず、高圧ホモジナイザー、超音波ホモジナイザー、コロイドミル、ヘンシェルミキサー等を使用できる。
上記両性化合物とカーボンブラックとを接触させて反応させる際の温度は特に限定されないが、10〜100℃が好ましく、20〜90℃がより好ましい。
上記処理において、使用する上記両性化合物の量は、使用するカーボンブラック100質量部に対して、好ましくは0.3〜3.0質量部、より好ましくは0.4〜0.9質量部である。0.3質量部未満では、低発熱性、破壊特性の改善効果が充分に得られなくなるおそれがある。一方3.0質量部を超えると、充分な低発熱性、グリップ性能が得られないおそれがある。
上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは10質量部以上である。5質量部未満であると、低発熱性、破壊特性の改善効果が充分に得られなくなるおそれがある。該含有量は、好ましくは50質量部以下、より好ましくは40質量部以下、更に好ましくは35質量部以下である。50質量部を超えると、充分な低発熱性が得られないおそれがある。
本発明では、上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)と共に、上記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)を配合することが好ましい。これにより、接着性能、低発熱性、破壊特性を好適に改善することができる。カーボンブラック(B)としては、上述の上記両性化合物により処理されるカーボンブラックと同様のものを好適に使用できる。
上記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは20質量部以上、より好ましくは25質量部以上である。該含有量は、好ましくは100質量部以下、より好ましくは75質量部以下、更に好ましくは50質量部以下である。上記カーボンブラック(B)の含有量が上記範囲内であると、本発明の効果がより好適に得られる。
上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)、上記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)の合計含有量は、好ましくは30〜120質量部、より好ましくは40〜80質量部である。上記合計含有量が上記範囲内であると、本発明の効果がより好適に得られる。
本発明のゴム組成物に含まれる上記両性化合物の量は、カーボンブラック100質量部に対して、好ましくは0.05質量部以上、より好ましくは0.1質量部以上である。また、該含有量は、好ましくは0.6質量部以下、より好ましくは0.5質量部以下である。なお、ここで、カーボンブラックの量は、上記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)と共に、上記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)が配合されている場合には、両者の合計量を意味する。0.05質量部未満では、低発熱性、破壊特性の改善効果が充分に得られなくなるおそれがある。一方、0.6質量部を超えると、充分な低発熱性、グリップ性能が得られないおそれがある。
また、本発明のゴム組成物は、シリカを含むことも好ましい。
本発明のゴム組成物には、上記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、炭酸カルシウム、アルミナ、クレー、タルクなどの補強用充填剤、シランカップリング剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、加工助剤、各種老化防止剤、オイルなどの軟化剤、芳香族系石油樹脂、ワックス、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合できる。
本発明で使用できる軟化剤としては、特に限定するものではないが、例えば、オイルであればアロマチックオイル、プロセスオイル、パラフィンオイル等の鉱物油が挙げられる。これら軟化剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、低発熱性と工程通過性がバランスよく得られるという理由から、プロセスオイルを用いることが好ましい。
本発明では、本発明の効果が好適に得られるという理由から、オイルの配合量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは3〜30質量部、より好ましくは5〜20質量部である。
加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系若しくはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、又はキサンテート系加硫促進剤が挙げられる。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで上記各成分を混練りし(混練工程)、その後加硫する方法等により製造できる。なお、上記両性化合物と、ゴム成分との反応を充分に進行させるため、混練工程では、160℃以上で混練することが好ましい。
本発明のゴム組成物は、タイヤのベーストレッドに好適に使用できる。ベーストレッドとは、多層構造を有するトレッドの内層部であり、2層構造〔表面層(キャップトレッド)及び内面層(ベーストレッド)〕からなるトレッドでは内面層である。具体的には、当該ベーストレッドは、特開2008−285628号公報の図1、特開2008−303360号公報の図1などに示される部材である。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。
すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でベーストレッドなどの各タイヤ部材の形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することによりタイヤを得る。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、二輪車用タイヤ、高性能タイヤ等として用いられ、特に、高性能タイヤとして好適に用いられる。なお、本明細書における高性能タイヤとは、グリップ性能に特に優れたタイヤであり、競技車両に使用する競技用タイヤをも含む概念である。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、製造例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
3−ブロモプロピルアミン臭化水素酸塩:関東化学(株)製
チオ硫酸ナトリウム・五水和物:関東化学(株)製
フタルイミドカリウム:関東化学(株)製
ジメチルホルムアミド:関東化学(株)製
1,6−ジブロモヘキサン:関東化学(株)製
ヒドラジン・一水和物:関東化学(株)製
(製造例1 S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸(両性化合物A))
窒素ガスで置換した反応容器に3−ブロモプロピルアミン臭化水素酸塩75g、チオ硫酸ナトリウム・五水和物85.26g、メタノール375ml、水375mlを加え、これらの混合物を70℃、5時間還流した。放冷した後、減圧下でメタノールを除去した。残渣に水酸化ナトリウム13.68gを加え、室温で1時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去した。得られた残渣にエタノール600mlを加えて1.5時間還流した。熱ろ過を行い、ろ液を減圧下で濃縮し結晶を得た。結晶をろ過により取り出し、エタノールで洗浄し、更にヘキサンでの洗浄を行った。得られた結晶を真空乾燥し、S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸ナトリウムを得た。
窒素ガスで置換した反応容器にS−(3−アミノプロピル)チオ硫酸ナトリウム52g、水90ml、5mol/l塩酸を加え、得られた溶液を減圧下で濃縮し、ろ過により結晶を取り出した。得られた結晶を真空乾燥し、S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸を得た。
Figure 2013173843
(製造例2 S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸(両性化合物B))
反応容器に、フタルイミドカリウム99.2g及びジメチルホルムアミド480mlを加えた。この混合物に1,6−ジブロモヘキサン200gとジメチルホルムアミド200mlとの混合物を室温で滴下した。滴下終了後、得られた混合物を120℃まで昇温して5時間還流し、放冷後、反応混合物から溶媒を留去した。酢酸エチルと水とを加えて分液した後、有機層を濃縮した。得られた残渣にヘキサンと酢酸エチルを加え、結晶を析出させた。結晶を取り出し、真空乾燥して、N−(6−ブロモヘキシル)フタルイミドを得た。
反応容器に、N−(6−ブロモヘキシル)フタルイミド40g、チオ硫酸ナトリウム・五水和物32.0g、メタノール200ml、水200mlを加え、これらの混合物を5時間還流させ、放冷後、反応混合物から溶媒を留去した。得られた残渣に、エタノール200mlを加えて1.5時間還流した。熱ろ過を行い、ろ液を減圧下で濃縮し結晶を得た後、静置した。結晶をろ過により取り出し、エタノールで洗浄し、更にヘキサンでの洗浄を行った。得られた結晶を真空乾燥し、6−フタルイミドヘキシルチオ硫酸ナトリウム塩を得た。
窒素置換した反応容器に、6−フタルイミドヘキシルチオ硫酸のナトリウム塩20.0g(54.7mmol)及びエタノール200mlを仕込み、得られた混合物にヒドラジン・一水和物4.25g(84.8mmol)を滴下した。滴下終了後、得られた混合物を70℃で5時間攪拌した後、減圧下でエタノールを留去した。残渣にメタノール100mlを加えて1時間還流させた。熱ろ過により結晶を取得し、これをメタノールで洗浄し、真空乾燥することにより、S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸ナトリウム塩を得た。
窒素ガスで置換した反応容器に、S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸ナトリウム26g、水45ml、5mol/l塩酸を加え、得られた溶液を減圧下で濃縮し、ろ過により結晶を取り出した。得られた結晶を真空乾燥し、S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸を得た。
Figure 2013173843
上記製造例1〜2で得られた両性化合物A〜Bのメディアン径(50%D)を、(株)島津製作所製SALD−2000J型を用い、レーザー回折法(測定操作は下記のとおり)により測定したところ、メディアン径(50%D)は66.7μmであった。得られた両性化合物A〜Bを粉砕し、そのメディアン径(50%D)を14.6μmに調製し、以下の実施例で使用した。
<測定操作>
両性化合物A〜Bを分散溶媒(トルエン)と分散剤(10質量%スルホこはく酸ジー2−エチルヘキシルナトリウム/トルエン溶液)との混合溶液に室温で分散させ、得られた分散液に超音波を照射しながら、該分散液を5分間撹拌して試験液を得た。該試験液を回分セルに移し、1分後に測定した。(屈折率:1.70−0.20i)
(製造例3 両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)の調製)
6gのS−(3−アミノプロピル)チオ硫酸(両性化合物A)と、100gの蒸留水をビーカーに入れて攪拌し、処理液を調製した。容量20Lのヘンシェルミキサーにカーボンブラック(キャボットジャパン(株)製のN330)1000gを入れて攪拌しながら上記の処理液を噴霧器を用いて噴霧し、更に80℃で20分間攪拌を続けた。混合物を取り出し、乾燥を行い、0.6%処理カーボンブラック(両性化合物A)を得た。
0.8%処理カーボンブラック(両性化合物A)も同様に表1に示す処方量で調製した。また、両性化合物Aを両性化合物Bに変更し、両性化合物Aの場合と同様に表1に示す処方量で0.6%処理カーボンブラック(両性化合物B)、0.8%処理カーボンブラック(両性化合物B)を調製した。
Figure 2013173843
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
SBR:住友化学(株)製のSBR1502(スチレン含量:23.5質量%)
NR:RSS#3
BR:宇部興産(株)製のBR130B(シス含有量:97質量%)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のN330(NSA:75m/g、OAN:102ml/100g)
両性化合物A:S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸(製造例1で調製)
両性化合物B:S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸(製造例2で調製)
0.6%処理カーボンブラック(両性化合物A):両性化合物A(S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸)により処理されたカーボンブラック(製造例3で調製)
0.8%処理カーボンブラック(両性化合物A):両性化合物A(S−(3−アミノプロピル)チオ硫酸)により処理されたカーボンブラック(製造例3で調製)
0.6%処理カーボンブラック(両性化合物B):両性化合物B(S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸)により処理されたカーボンブラック(製造例3で調製)
0.8%処理カーボンブラック(両性化合物B):両性化合物B(S−(6−アミノヘキシル)チオ硫酸)により処理されたカーボンブラック(製造例3で調製)
オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスAH−24
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
実施例及び比較例
表2に示す配合処方に従い、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を160℃の条件下で5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、80℃の条件下で3分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
得られた加硫ゴム組成物を使用して、下記の評価を行った。それぞれの試験結果を表2に示す。
(低発熱性)
粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度70℃、初期歪み10%、動歪み2%の条件下で各配合のtanδを測定し、比較例1のtanδを100として、下記計算式により指数表示した。指数が大きいほど転がり抵抗性(低発熱性)に優れる。
(転がり抵抗指数)=(各配合のtanδ)/(比較例1のtanδ)×100
(破壊特性)
JIS K6251:2010に基づいて、得られた加硫ゴム組成物からダンベル状6号形試験片を作製し、該試験片を用いて25℃雰囲気下において引張試験を実施して破断強度TB(MPa)、破断時伸びEB(%)を測定した。そして、TB×EB/2(MPa・%)を算出した。結果は、比較例1の結果を100として指数表示した。指数が大きいほど、破壊特性に優れることを示す。
(接着性能)
得られた加硫ゴム組成物について、JIS−T 9233にもとづいて製作されたタックテスト装置を用いて、タックテスト(粘着力測定)を行った。比較例1の測定値を100として、下記計算式により指数表示した。指数が大きいほど接着性能に優れる。
(接着性能指数)=(各配合のタックテスト測定値)/(比較例1のタックテスト測定値)×100
Figure 2013173843
表2の結果より、天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有する実施例は、良好な接着性能を維持しつつ、低発熱性、破壊特性(特に、低発熱性)を改善できた。

Claims (10)

  1. 天然ゴム及びジエン系合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種と、酸性及び塩基性官能基を有する両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)とを含有するタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記両性化合物が下記式(I)で表される化合物である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2013173843
    (式(I)中、Rは、炭素数2〜30のアルキレン基、アルケニレン基又はアルキニレン基を表す。Aは、酸性官能基を表す。R及びRは、同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基若しくはアルキニル基、又は炭素数1〜20のアルコキシシリル基を表す。式(I)で表される化合物は、該化合物の金属塩でもよい。)
  3. 前記両性化合物が下記式(I−1)及び/又は下記式(I−2)で表される化合物である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2013173843
    (式(I−1)中、pは2〜8の整数を表す。式(I−2)中、qは2〜8の整数を表す。Mr+は金属イオンを表し、rはその価数を表す。)
  4. 前記式(I−2)中のMr+で表される金属イオンは、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、セシウムイオン、コバルトイオン、銅イオン、又は亜鉛イオンである請求項3記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記両性化合物により処理されたカーボンブラック(A)が、カーボンブラック100質量部に対して、0.3〜3.0質量部の前記両性化合物を処理して得られたものである請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. 前記両性化合物により処理されていないカーボンブラック(B)及び/又はシリカを含む請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  7. 160℃以上で混練する工程を含む製法により得られる請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  8. ベーストレッド用ゴム組成物として用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
  10. 高性能タイヤである請求項9記載の空気入りタイヤ。
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