JPH09126493A - 全熱交換換気装置 - Google Patents

全熱交換換気装置

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JPH09126493A
JPH09126493A JP30637995A JP30637995A JPH09126493A JP H09126493 A JPH09126493 A JP H09126493A JP 30637995 A JP30637995 A JP 30637995A JP 30637995 A JP30637995 A JP 30637995A JP H09126493 A JPH09126493 A JP H09126493A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 全熱交換換気機能と除加湿機能を有する全熱
交換換気装置を簡単な構成で提供する。 【解決手段】 本体1内に設置され,かつ室内気及び室
外気を夫々本体1内へ吸入後,室内及び室外へ夫々排出
する少なくとも2ヶの送風手段12,13と,該手段1
12,13により本体内に吸入された室内気を加湿の際
に加熱し,室外気を除湿の際に加熱する手段2,3と,
本体内に吸入された室内気と室外気が通過する部分4
a,4bを有し,かつ全熱交換換気時には手段13より
送風の動圧で回転され,また除加湿時には水分含有量の
差により回転されるロータ4と,ロータ4で換気または
除加湿された室内気と室外気流路を切換え,全熱交換換
気時には室内気を室外へ,室外気を室内に排出し,除加
湿の時には室内気を室内へ,室外気を室外へ排出する流
路切換手段7,9,10,11を具備したことにより1
ヶのロータ4で全熱交換換気と除加湿機能とが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は除加湿機能と全熱
交換換気機能を有する全熱交換換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来除加湿機能と全熱交換換気機能を有
する換気装置としては、例えば特開昭61−29184
5号公報や、特開平5−346253号公報に記載され
たものが公知である。
【0003】前者公報の換気装置は、回転駆動される除
湿ロータと、2個の電気ヒータ、2個のファン、該2個
のファンの内の1個により室内側から吸い込んだ空気を
該2個の電気ヒータの内の1個及び該除湿ロータの通気
部を通過して室内側に送り出す空気通路部及び該2個の
ファンの内の1個により室外側から吸い込んだ空気を該
2個の電気ヒータの内の他の1個及び該除湿ロータの通
気部を通して前記室内側空気通過部とは異なる部分を通
過して室外側に送り出すための空気通路とからなり、電
気ヒータの入切切換で加湿器及び除湿器として機能させ
ると共に、室内へ給気され室外空気と、室外へ排出され
る室内空気の間で熱交換を行わせるための顕熱交換器を
備え、空気通路を切換えることにより、顕熱と潜熱の全
熱交換器として機能するように構成されている。
【0004】また後者公報の換気装置は、室外、室内空
気をそれぞれ吸い込む送風手段と、空気中の湿気を吸脱
着し、回転駆動する固体吸着材ロータと、室内外の空気
通路に跨がって前記固体吸着材ロータの空気通路上流に
配置される加熱手段と、前記加熱手段の上流で、室外、
室内空気との間に、潜熱と顕熱を同時に交換する全熱交
換器を設け、室外空気と室内空気の通路が異なるように
構成し、加熱手段及び固体吸着材ロータの作動または停
止により、除湿、加湿兼用の換気装置、または全熱交換
器となり、全熱交換器の上流に、室内、室外の空気通路
切換手段を設けて、除湿器と加湿器が兼用可能になって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者公報の換気
装置では、除湿ロータと顕熱交換器の2種類の熱交換器
と、これらを駆動するための駆動機構が必要なため、構
造が複雑で、かつ高価となる不具合があった。
【0006】また後者公報の換気装置も、上記公報の換
気装置と同様2種類の熱交換器を必要とするため、構造
が複雑で、かつ高価となる不具合があった。この発明は
かかる従来の不具合を改善するためになされたもので、
1個の熱交換ロータにより除加湿と、全熱交換換気を可
能にした全熱交換換気装置を簡単な構成で安価に提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、本体内に設置され、かつ室内空気及び室
外空気をそれぞれ本体内へ吸入後、室内及び室外へそれ
ぞれ排出する少なくとも2基の送風手段と、上記送風手
段により本体内に吸入された室内空気を加湿の際に加熱
し、室外空気を除湿の際に加熱する手段と、本体内に吸
入された室内空気と室外空気が通過する空気通過部分を
有し、かつ全熱交換換気時には上記送風手段より送風さ
れる空気の動圧により回転され、また除加湿時には水分
の含有量の差により回転される全熱交換ロータと、上記
全熱交換ロータで全熱交換換気または除加湿された室内
空気と室外空気の流路を切換え全熱交換換気の際は室内
空気を室外へ室外空気を室内へ排出し、除加湿の際は室
内空気を室内へ室外空気を室外へ排出する流路切換え手
段とより構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成により、全熱交換ロータを回転させな
がら室内空気と室外空気を全熱交換ロータ内を通過させ
て、ロータ内で顕熱交換と潜熱交換を行うことにより、
全熱交換換気を行うことができると共に、全熱交換ロー
タへ流入する室外空気を加熱することにより、全熱交換
ロータを通過する室内空気を除湿することができ、かつ
全熱交換ロータへ流入する室内空気を加熱することによ
り、室内空気の加湿が行える。
【0009】また全熱交換換気時には空気の動圧を利用
し、除加湿時には水分の含有量の差により全熱交換ロー
タを回転させるようにしたことから、全熱交換ロータに
駆動源を設ける必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面を参照
して詳述する。図1は全熱交換換気時の全熱交換換気装
置の一部切欠斜視図、図2は除加湿時の全熱交換換気装
置の一部切欠斜視図、図3は全熱交換換気時の流路を示
す作用説明図、図4は除加湿時の流路を示す作用説明図
である。
【0011】これら図において1は換気装置本体で、一
端側に室外空気取入口1aと室内空気取入口1bが設け
られ、他端側には図示しない室外側排気ダクトに接続さ
れた室外側空気排気口1c及び図示しない室内側給気ダ
クトに接続された室内側空気排出口1dが設けられてい
る。
【0012】上記本体1内は隔壁1eにより複数の室1
1 〜18 に区割され、さらに室11は室11aと、室11b
に、そして室14 は室14aと室14bに区割されていて、
室11b内と室14b内にそれぞれヒータ2、3が設けられ
ていると共に、左側の室11、12 と右側の室13 、1
4 の間に円盤状の全熱交換ロータ4が軸受け5を介して
回転自在に支承されている。
【0013】また室17 の室外空気取入口1aの対面側
の隔壁1eに、室15 に通じる開口部6aと室16 に通
じる開口部6bがそれぞれ設けられていて、左右にスラ
イドする切換板7により開閉自在となっていると共に、
室18 の室内空気取入口1bの対面側に、室15 に通じ
る開口部8aと室16 に通じる開口部8bがそれぞれ設
けられていて、左右にスライドする切換板9により開閉
自在となっている。上記切換板7の両端には形状記憶合
金よりなるばね10a、10bが、また上記切換板9の
両端には形状記憶合金よりなるばね11a、11bが取
付けられていて、図示しない制御装置により開口部6a
と8bが開いた時には開口部6bと8aが閉じ、開口部
6aと8bが閉じた時には開口部6bと8aが開くよう
になっている。なお、本実施例では1枚の切換板を2本
の形状記憶合金よりなるばねで動作させているが2本の
うち1本はバイアスばねであっても良いし、切換板をソ
レノイド,モータ等の作動装置で作動させても良い。ま
た切換板はスライド式ではなく回転式であっても良い。
【0014】一方上記室15 及び室16 内には送風ファ
ン12、13がそれぞれ設けられている。室15 内に設
けられた送風ファン12の吹出し口12aは室11 に開
口され、室16 内に設けられた送風ファン13の吹出し
口13aは室14 に開口されていて、送風ファン13の
吹出し口13aの全熱交換ロータ4側には吹出された空
気の向きを変える切換板14が設けられている。この切
換板14を回動自在に支承する軸14aにはつる巻ばね
15が取付けられていると共に、切換板14の開放端側
には、形状記憶合金よりなるばね16が取付けられてい
て、形状記憶合金よりなるばね16が伸長しているとき
にはつる巻ばね15の作用により切換板14は折畳まれ
て、吹出し口13aより吹出される空気の風向を変えな
いようになっており、形状記憶合金よりなるばね16が
収縮したときには、全熱交換ロータ4側への空気の流れ
を遮断するよう切換板14が起立するようになってい
る。
【0015】そして図示しない制御装置により開口部6
aと8bが開いた時には切換板14は折畳まれ、開口部
6bと8aが開いた時には切換板14は起立するように
なっている。なお、切換板14の位置大きさ,作動角
は、全熱交換換気時に送風ファンの動圧を全熱交換ロー
タに伝達しこれを回転させ、除加湿時に2つの送風ファ
ンの全熱交換ロータへ作用する動圧をバランスさせ、こ
れを回転させないものであればなんでも良い。また切換
板をソレノイド,モータ等の作動装置で作動させても良
い。
【0016】次に作用を説明すると、いま全熱交換換気
をすべく、切換板7、9、14を図1に示す位置にし
て、室17 と室15 及び室18 と室16 を連通させた状
態で運転を開始すると、送風ファン12の回転に伴い、
室外空気取入口1aより吸入された室外空気は、開口部
6a、送風ファン12を順に通過し、室11 に達する。
ここで流れは二分され、一部は室11aに入り、残りは室
1bに入る。このときヒータ2は加熱されておらず、二
分された空気は全熱交換ロータ4の上側の部分4aを通
過して室13 に流入後、室内側空気排出口1dから室内
へ給気される。
【0017】また送風ファン13の回転に伴い、室内空
気取入口1bより吸入された室内空気は、開口部8b、
送風ファン13を順に通過し、室14 に達する。ここで
流れは二分され、一部は室14aに入り、残りは室14b
入る。このときヒータ3は加熱されておらず、二分され
た空気は全熱交換ロータ4の下側の部分4bを通過し室
2 に流入後、室外側空気排気口1cから室外へ排気さ
れる。
【0018】一方全熱交換換気時には、切換板14は畳
まれているので、送風ファン13の吹出し口13aより
吹出された空気は、全熱交換ロータ4の外周へと向けら
れる。これによって送風ファン13の動圧が送風ファン
12の動圧より強く全熱交換ロータ4へ作用するため、
全熱交換ロータ4は図1の矢印方向へ回転される。そし
て全熱交換ロータ4の回転は、室内空気と室外空気の持
つ全熱量の差分を十分運搬できる速度に達するので、室
内空気と室外空気の間で全熱交換が行われ、室外空気の
温湿度は室内空気の温湿度に近付き、室内空気の温湿度
は室外空気の温湿度に近付くようになる。なお全熱交換
換気時の切換板7、9の位置及び空気の流れを図3に示
す。
【0019】次に除湿をすべく切換板7、9、14を図
2に示す位置にして、室17 と室16 及び室18 と室1
5 を連通させた状態で運転を開始すると、送風ファン1
3の回転に伴い、室外空気取入口1aより吸入された室
外空気は、開口部6b、送風ファン13を順に通過し、
室14 に達する。この時切換板14は起立しているの
で、全熱交換ロータ4が受ける送風ファン13からの動
圧と、送風ファン12からの動圧が等しくなり、全熱交
換ロータ4は動圧では回転しない。室14 に達した空気
は二分され、一部は室14aに入り、残りは室14bに入
る。
【0020】このときヒータ3は加熱されているので、
室外空気はヒータ3により加熱された後全熱交換ロータ
4を通過し、このとき全熱交換ロータ4に含まれている
水分を奪って室12 へ達し、室外側空気排気口1cから
室外へ還気される。また全熱交換ロータ4は室14bに露
出している部分のみ水分を奪われるため、全熱交換ロー
タ4の回転軸受5を中心とするバランスが崩れて、全熱
交換ロータ4は図2の矢印方向へ回転する。
【0021】一方、送風ファン12の回転に伴い、室内
空気取入口1bより吸入された室内空気は、開口部8
a、送風ファン12を順に通過し、室11 に達する。こ
こで流れは二分され、一部は室11aに入り、残りは室1
1bに入る。このときヒータ2は加熱されておらず、二分
された空気は、全熱交換ロータ4の上側の部分4aを通
過し、この際全熱交換ロータ4に水分を奪われて乾燥空
気となり、室13 に流入後、室内側空気排出口1dから
室内へ還気される。このように、全熱交換ロータ4の上
側部4aでは、常に水分が室内空気から奪われ、室14b
に露出した部分では、常に水分が室外空気に奪われ、か
つ軸受5を中心としたバランスが崩れるので、連続して
室内空気の除湿ができるようになる。なお除湿時の切換
え板7、9の位置及び空気の流れを図4に示す。
【0022】また加湿時は室内空気の流れ及び室外空気
の流れは上記除湿時と同様であるが、室内空気がヒータ
2により加熱され、室外空気は加熱されない点が異な
る。すなわち室内空気は室内空気取入口1bより吸入さ
れてヒータ2により加熱され、全熱交換ロータ4の室1
1bに露出した部分を通過して全熱交換ロータ4から水分
を奪い、室内側空気排出口1dより室内に還気される。
全熱交換ロータ4は室11bに露出している部分のみ水分
を奪われ軽くなるため、図2の矢印方向へ回転する。
【0023】一方、室外空気は室外空気取入口1aより
吸入され、ヒータ3により加熱されずに全熱交換ロータ
4の下側部4bを通過し、全熱交換ロータ4に水分を奪
われ、室外側空気排気口1cより室外に還気される。こ
のように、全熱交換ロータ4の下側部分4bでは、常に
水分が室外空気から奪われ、室11bに露出した部分で
は、常に水分が室内空気に奪われるため、全熱交換ロー
タ4の回転軸受5を中心とするバランスが崩れて、全熱
交換ロータ4は回転を続け、これによって連続して室内
空気の加湿が行えるようになる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、回転
自在な1個の全熱交換ロータと、室内空気及び室外空気
を加熱する加熱手段とを設けることにより、全熱交換換
気と除湿及び加湿機能が得られるようにしたことから、
従来の2種類の熱交換器とこれを駆動するための駆動機
構を設けたものに比べて構造を大幅に簡素化することが
できる。これによって制作が容易となるため安価に提供
することができるようになると共に、熱交換器の数の削
減により小型化ができるため、少ないスペースにも容易
に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる全熱交換換気装置の
全熱交換換気時の一部切欠斜視図である。
【図2】この発明の一実施例になる全熱交換換気装置の
除加湿時の一部切欠斜視図である。
【図3】この発明の一実施例になる全熱交換換気装置の
全熱交換換気時の空気流路を示す作用説明図である。
【図4】この発明の一実施例になる全熱交換換気装置の
除加湿時の空気流路を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 加熱手段 3 加熱手段 4 全熱交換ロータ 7 流路切換え手段 9 流路切換え手段 10 流路切換え手段 11 流路切換え手段 12 送風手段 13 送風手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1) 内に設置され、かつ室内空気及
    び室外空気をそれぞれ本体(1) 内へ吸入後、室内及び室
    外へそれぞれ排出する少なくとも2基の送風手段(12)、
    (13)と、上記送風手段(12)、(13)により本体(1) 内に吸
    入された室内空気を加湿の際に加熱し、室外空気を除湿
    の際に加熱する手段(2) 、(3) と、本体(1) 内に吸入さ
    れた室内空気と室外空気が通過する空気通過部分(4a)、
    (4b)を有し、かつ全熱交換換気時には上記送風手段(13)
    より送風される空気の動圧により回転され、また除加湿
    時には水分の含有量の差により回転される全熱交換ロー
    タ(4) と、上記全熱交換ロータ(4) で全熱交換換気また
    は除加湿された室内空気と室外空気の流路を切換え全熱
    交換換気の際は室内空気を室外へ室外空気を室内へ排出
    し、除加湿の際は室内空気を室内へ室外空気を室外へ排
    出する流路切換え手段(7) 、(9) 、(10)、(11)とを具備
    したことを特徴とする全熱交換換気装置。
JP7306379A 1995-11-01 1995-11-01 全熱交換換気装置 Expired - Lifetime JP2779386B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999024763A1 (fr) * 1997-11-12 1999-05-20 Daikin Industries, Ltd. Appareil d'alimentation en air de deshumidification/d'humidification
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JP2779386B2 (ja) 1998-07-23

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