JPH09126212A - ケース部材の組付構造 - Google Patents

ケース部材の組付構造

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JPH09126212A
JPH09126212A JP7304977A JP30497795A JPH09126212A JP H09126212 A JPH09126212 A JP H09126212A JP 7304977 A JP7304977 A JP 7304977A JP 30497795 A JP30497795 A JP 30497795A JP H09126212 A JPH09126212 A JP H09126212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case member
staple
case
joint
joint flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7304977A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Watanabe
聡 渡辺
Kenji Iijima
健次 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP7304977A priority Critical patent/JPH09126212A/ja
Publication of JPH09126212A publication Critical patent/JPH09126212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00528Connections between housing parts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数分割されたケ−ス部材を固定する際に、
ステ−プルを用いることで省スペ−ス化、組付け時間の
短縮、および、低コストを可能とする。 【解決手段】 複数分割されたケ−ス部材を構成すると
きにできる突き合わせ部分を、ステ−プルで固定するこ
とを特徴とする。また、突き合わせ部分から部分的に外
方に突出した接合フランジ6を設け、さらに、接合フラ
ンジ6に絞り部8を形成し、その絞り部8に沿うように
ステ−プル7を回し止めるものや、接合フランジに挿通
孔を設けて、その孔にステ−プル7を通すようにしても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ケース部材の組
付構造、更に詳しくは複数分割されたケース部材をステ
ープルを利用して組付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数分割されたケース部材を突き
合わせてその部分を固定する構造としては、図5に示さ
れるように、ケース部材2、3の突き合わせ部分4、5
に外方へ突出する接合フランジ15、15を設け、互い
の接合フランジ15、15をカールクリップ14で挟持
することにより、突き合わせたケース部材2、3を固定
するようにしたものが公知となっている。
【0003】また、図6に示されるように、突き合わせ
られた接合フランジ17、17に互いに整合する螺子穴
を形成し、この螺子穴にタッピングスクリュー16を螺
合させてケース部材2、3を固定する組付構造も広く利
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
おいては、カールクリップ14を拡げて接合フランジ1
5、15に係止すればよいことから、接合フランジ1
5、15の突出量はさほど大きくする必要がなく、突出
量を抑えることができる分、突き合わせ部分の省スペー
ス化を図ることができるものであるが、かかるカールク
ッリプ14にあっては、自動組付けができないという欠
点を有していた。
【0005】自動組付けの点を考慮し、近年にあっては
後者の組付構造が広く用いられているが、このような構
成にあっては、タッピングスクリュー16の座面を確
保する必要があるので接合フランジ17、17のスペー
スを大きくとってしまう、タッピングスクリュー16
の自動締め付け工具がケース部材2と干渉しないように
接合フランジ17、17の突出量やケース部材2の形状
等を考慮する必要がある、タッピングスクリュー16
の締め付け時間がかかる、タッピングスクリュー自体
のコストがかかる等の不都合がある。
【0006】そこで、この発明においては、接合フラン
ジの突出量を抑えて省スペース化を図ると共に、組付工
具の動きを考慮したケース部材の設計を不要とし、さら
には、組付け時間の短縮化、低コスト化を実現すること
ができるケース部材の組付構造を提供することを課題と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を達成する
ために、本願にかかるケース部材の組付構造は、複数分
割されたケース部材を突き合わせ、各ケース部材の突き
合わせ部分に外方へ突出する接合フランジを設け、互い
に突き合う接合フランジをステープルで相互に固定した
ことを特徴としている(請求項1)。
【0008】ステープルによる組付構造のより具体的態
様としては、接合フランジをケース部材の突き合わせ部
分より部分的に外方へ突出させ、この突出した部分の先
端より手前の部分に断面形状を小さくした絞り部を形成
し、この絞り部でステープルを回し止める組付構造が考
えられる(請求項2)。
【0009】また、他の例としては、接合フランジにス
テープルを挿通する挿通孔を形成し、この挿通孔にステ
ープルを通し止めて互いに突き合う接合フランジを固定
するものであってもよい(請求項3)。
【0010】したがって、ケース部材を突き合わせて固
定するには、突き合わせ部分に設けられた接合フランジ
にステープラーをあてがい、ステープラーを操作して、
ステープルを接合フランジに取り付ければよい。特に請
求項2にかかる組付構造によれば、接合フランジの絞り
部にステープラーをあてがい、ステープルを絞り部の周
囲に回し止めれば、ステープルは接合フランジから脱落
することなく、突き合わせたケース部材を固定する。
【0011】また、請求項3にかかる組付構造によれ
ば、挿通孔にステープルが挿入されるよう接合フランジ
にステープラーをあてがい、ステープルを挿通孔に通し
て接合フランジに止め付ければ、ステープルは接合フラ
ンジから脱落することなく突き合わせたケース部材を固
定する。
【0012】尚、ここで、ステープルとは、「コ」字型
若しくは「U」字型等の一端が開口した止め金具であ
り、外力にて開口部分が折り曲げられて接合フランジに
止め付けられるもので、通常用いられるステープラーの
針で代用してもよい。また、従来からあるように、一方
のケースの突き合わせ部分には嵌合溝を、他方のケース
の突き合わせ部にはその嵌合溝に合う嵌合突起を設け、
ケースを組合せる際にケースが前後、左右にずれないよ
うにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0014】図1において、ユニットケース1は、例え
ば空調装置のエバボレータを収納するためのもので、上
ケース部材2と下ケース部材3とが突き合わされて構成
されている。また、突き合わせ部分4、5からは外方へ
向かって部分的に突出する接合フランジ6が設けられ、
その接合フランジ6にステープル7が回し止められるこ
とによって、上ケース部材2と下ケース部材3とが相互
に固定されている。
【0015】図2において、接合フランジ6の具体的形
態が示され、接合フランジ6は、突き合わせ部分4、5
から一体に突出形成され、先端より手前の部分に断面形
状を小さくした絞り部8が形成されている。この絞り部
8は、接合フランジ6の基部に左右から溝を形成するこ
とにより構成されており、絞り部8の幅は、ステープル
7の両端辺7a、7aの間隔に等しいか、幾分小さくな
るように形成されている。そして、絞り部8にステープ
ル7がその両端辺7a、7aの端部を直角に折り曲げて
回し止められている。
【0016】上記構成において、ステープル7を用いて
上ケース部材2と下ケース部材3とを組付けるには、図
2(c)に示されるように、ステープラー9をケース部
材2、3の壁部に対して垂直方向から近づけると共に、
接合フランジ6の絞り部8を挟み込むようにあてがい、
しかる後に、上下からステープラー9を圧縮すればよ
い。これにより、ステープル7が図2(b)に示される
ように絞り部8に回し止められ、上ケース部材2と下ケ
ース部材3とが外れることなく組付けられる。
【0017】従って、ステープル7を用いてケース部材
2、3を組付けるようにしたので、接合フランジ6の突
出量を少なくでき、このため省スペース化を図ることが
できる。また、ステープラー9を上記のように使用する
ため、ステープラー9のスペースを考慮しなくてもよ
く、従来のように組付工具とケースが干渉しないように
ケースの構造を工夫する必要もなくなる。さらに、ステ
ープラー9によってステープル7をワンタッチで接合フ
ランジ6に回し止めることができるので、組付け時間の
短縮化も実現できる。特に、この形態においては、ステ
−プル7を絞り部8に回し止めるようにしているので、
ステ−プル7の脱落を防止できる。
【0018】図3において、接合フランジの変形例が示
され、この接合フランジ10は、先端より手前の部分に
断面形状を小さくした絞り部8が左右に形成されている
点で図2の形態と同様であるが、絞り部8が左右のみな
らず上下にも溝状のものとして形成されている点で図2
の構成と異なっている。尚、図3に示されているよう
に、突き合わせ部分4、5の一方に嵌合溝11aを、他
方にその嵌合溝11aに嵌合する嵌合突起11bを設
け、上ケース部材2と下ケース部材3とを突き合わせた
ときにケース部材が前後、左右にずれないようにしても
よい。この例においても、ステープラーを用いたステー
プルの取り付け手順は、上記と同様である。
【0019】図4において、挿通孔12、12が設けら
れている接合フランジ13の形態が示されている。この
接合フランジ13は、突き合わせ部分4、5より外方に
突出している点で、図2又は図3の形態と同様である
が、上記の接合フランジ6、10のように絞り部を有し
ておらず、ケース部材2、3の壁面と平行に、ステープ
ルの両端辺にほぼ等しい間隔で挿通孔12、12が二つ
設けられている。このような構成にあっては、ケース部
材2、3の壁面に対して垂直方向からステープラーを近
づけ、ステープルの両端辺が接合フランジ13に設けた
挿通孔12、12を通るようにあてがう。そして、ステ
ープラーを上下に圧縮することによって、ステープルの
両端辺を接合フランジ13に設けた挿通孔12、12に
挿通させ、両端辺の端部を直角に折り曲げることによっ
て、上ケース部材2と下ケース部材3との固定を行う。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数分
割されたケース部材を固定するためにステープルを用い
るので、突き合わせ部分から部分的に外方へ突出させる
接合フランジの突出量を少なくすることができ、省スペ
ース化を図ることができる。また、ステープラーを用い
た自動組付けにおいては、従来と比較して、組付工具と
ケースとが干渉しないようにすることができ、ワンタッ
チでステ−プルによるケースの組付けが実現できるので
組付時間の短縮化も併せて可能となる。さらに、ステー
プルを用いるため、低コスト化も実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、上ケース部材と下ケース部材を組付け
て構成したユニットケ−スの全体を示す斜視図である。
【図2】図2は、接合フランジが形成された部分を表
し、図2(a)はステープルと絞り部を有する接合フラ
ンジとを示す斜視図、図2(b)はステープルにより固
定されている接合フランジを示す正面図、図2(c)は
図2(b)を上方から見た図である。
【図3】図3は、絞り部を有する異なる形態の接合フラ
ンジを表し、図3(a)はその斜視図、図3(b)はそ
の断面図である。
【図4】図4は、挿通孔を有する接合フランジを示す斜
視図である。
【図5】図5は、従来のカールクリップタイプによる組
付構造を示す斜視図である。
【図6】図6は、従来のタッピングスクリュータイプに
よる組付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
2、3 ケース部材 4、5 突き合わせ部分 6、10、13、15、17 接合フランジ 7 ステ−プル 8 絞り部 12 挿通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数分割されたケース部材を突き合わ
    せ、各ケース部材の突き合わせ部分に外方へ突出する接
    合フランジを設け、互いに突き合う接合フランジをステ
    ープルで相互に固定したことを特徴とするケース部材の
    組付構造。
  2. 【請求項2】 前記接合フランジは、前記ケース部材の
    突き合わせ部分より部分的に外方へ突出し、この突出し
    た部分の先端より手前の部分に断面形状を小さくした絞
    り部を有し、この絞り部でステープルを回し止めること
    ができるようにしたことを特徴とする請求項1記載のケ
    ース部材の組付構造。
  3. 【請求項3】 前記接合フランジにステープルを挿通す
    る挿通孔を形成し、この挿通孔にステープルを通し止め
    て互いに突き合う接合フランジを固定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のケース部材の組付構造。
JP7304977A 1995-10-30 1995-10-30 ケース部材の組付構造 Pending JPH09126212A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020031441A1 (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品の取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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