JPH09126113A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JPH09126113A
JPH09126113A JP28976295A JP28976295A JPH09126113A JP H09126113 A JPH09126113 A JP H09126113A JP 28976295 A JP28976295 A JP 28976295A JP 28976295 A JP28976295 A JP 28976295A JP H09126113 A JPH09126113 A JP H09126113A
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coil
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千葉  朋成
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル本体の取付面積を減少させるとともに
エンジン装着後にコイル本体の周方向位置の調整が可能
な内燃機関用点火装置を提供する。 【解決手段】 内燃機関用点火装置10は、コイル本体
上部10a、コイル本体下部10b、コネクタ部12、
制御回路部、回転子4およびパッキン6から構成され
る。回転子4の上端部4aの端面側周縁には、複数の爪
部4dが全周に渡って位置しており、回転子4の上端面
をギザギザ状に形成している。このギザギザ状を形成す
る爪部4の一つひとつの形状は、縦断面形状が直角三角
形状に形成されており、コイル本体上部10aの爪部1
0cと左右上下とも反対の形状を有する。コイル本体上
部10aのねじ巻き方向の回転により所定の締付けトル
クが生するためエンジンヘッド1にコイル本体を固定で
き、さらに回転子4を回転させることなくコイル本体上
部10aの回転が可能になるためコイル本体の周方向位
置の微調整ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関(以下、「エンジ
ン」という。)のシリンダヘッドに形成されるプラグホ
ールに点火プラグが埋込まれ、この点火プラグに直接給
電する点火装置が知られている。この種の点火装置をエ
ンジンに固定する方法として、プラグホールに挿入した
点火装置の下端部を点火プラグに嵌合させた後、点火装
置の上端部に設けられた取付座をエンジンにボルト締め
により固定するのが一般的である。そして、この種の点
火装置の例として、実公平6−8299号公報に開示さ
れる「内燃機関の点火コイル」、特表昭60−5019
61号公報に開示される「内燃機関点火装置の点火器」
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−8299号公報に開示される「内燃機関の点火コイ
ル」によると、エンジンに点火コイルを固定するため点
火コイルの上部に取付フランジを設けこの取付フランジ
をシリンダヘッドの隔壁部にボルト締め固定しているこ
とから、取付フランジを固定する隔壁部またはスペース
がエンジン側に必須となる。そのため、次の〜に述
べる各問題を生ずる。
【0004】点火コイルの電源コネクタに接続される
複数本の信号線、電源線などがプラグホールの周囲に付
設されるため、点火コイルの電源コネクタを信号線、電
源線の布線方向に向くように取付フランジの位置を設定
しようとすると、プラグホールの周囲のスペース上の制
約から取付フランジを固定するスペースの確保が困難に
なり、布線方向に対して良好な位置に取付フランジを固
定できない。
【0005】エンジンに点火コイルを固定するためボ
ルトを用いることから、点火コイルの周方向位置を広範
囲に渡って調整することができない。そのため、例えば
点火コイルの電源コネクタに接続される信号線、電源線
などの布線方向が変動した場合、新たに取付フランジを
固定するスペースを確保する必要がある。 近年、ピストンのロングスロトーク化に伴いシリンダ
径が小径に形成さることから各気筒間の間隔が狭くなる
傾向があり、取付フランジを固定するスペースの確保を
さらに困難にしている。
【0006】点火コイルの固定には必ずボルトを用い
るため、このボルトが部品点数の削減を妨げるととも
に、ボルトの締付工数もコスト増大の要因となる。ま
た、特表昭60−501961号公報に開示される「内
燃機関点火装置の点火器」によると、気筒数分の各点火
器がレール状の搬送部分に取付けられ、この搬送部分が
エンジンにボルト締め固定される。そのため、特定の点
火器だけをエンジンから取外そうとしても、搬送部分ご
とにすべての点火器を取外す必要があるため、点火器の
取外しを困難にしている。したがって、点火器のメイン
テナンス性の悪化を招くという問題を生じている。
【0007】本発明の目的は、コイル本体の取付面積を
減少させる内燃機関用点火装置を提供することである。
また、本発明の別の目的は、エンジン装着後にコイル本
体の周方向位置の調整が可能な内燃機関用点火装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明は、請求項1記載の手段を採用する。この手
段によると、点火プラグに嵌合して機関本体の凹部に挿
入されたコイル本体をコイル本体の軸方向に機関本体に
固定する軸方向固定機構と、軸方向固定機構により固定
されるコイル本体をコイル本体の周方向に位置決めする
位置調整機構とを備えたことから、コイル本体を軸方向
に固定しながら周方向に位置決めすることができる。こ
れにより、例えば機関本体に装着した後、コイル本体に
接続される信号線、電源線などの布線方向に適した周方
向位置にコイル本体が向くように調整できる。したがっ
て、機関本体にコイル本体を組付けるとき、コイル本体
の周方向位置を機関本体の各種条件等に応じて任意に変
更できる効果がある。
【0009】また、請求項2記載の手段を採用すること
により、付勢手段により反ねじ巻き進行方向に付勢され
るコイル本体と機関本体の凹部とを回転子によってねじ
締結し(軸方向固定機構)、回転子のねじ巻き方向にコ
イル本体が回転するとき回転子に形成される第1の凸部
を乗越え、回転子の反ねじ巻き方向にコイル本体が回転
するときこの第1の凸部に嵌合する第2の凸部がコイル
本体に形成される(位置調整機構)ことから、コイル本
体の軸方向固定が回転子によって行われ、コイル本体の
周方向位置調整が回転子に形成される第1の凸部とコイ
ル本体に形成される第2の凸部とにより行われる。これ
により、取付座等を用いることなくして機関本体にコイ
ル本体を固定することができるため、機関本体に設ける
コイル本体の取付面積を減少させる効果がある。またコ
イル本体が軸方向に固定された後、回転子のねじ巻き方
向にコイル本体が回転によりコイル本体の第2の凸部が
回転子の第1の凸部を乗越えるため、この第1の凸部を
乗越える第2の凸部の周方向移動ごとにコイル本体の周
方向位置の調整できる効果がある。
【0010】さらに、請求項3記載の手段を採用するこ
とにより、コイル本体の外周壁に形成される突起部が反
点火プラグ側にコイル本体を付勢する付勢手段によって
機関本体に形成される係止部に当接し(軸方向固定機
構)、さらにこの係止部が周方向に延設されるガイド部
である(位置調整機構)ことから、コイル本体の軸方向
固定が係止部によって行われ、コイル本体の周方向位置
調整がガイド部により行われる。これにより、雌ねじ部
等が形成できない機関本体でも取付座等を用いることな
くして機関本体にコイル本体を固定することができ、ま
たコイル本体の周方向位置の調整ができる。したがっ
て、機関本体に設けるコイル本体の取付面積を減少させ
る効果およびコイル本体の周方向位置の調整できる効果
に加え、取付座、ねじ締結部材等を必要としないことか
ら、部品点数の削減に伴いコストを低減する効果があ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による内燃機関用点
火装置を図1〜図4に示す。図1に示すように、エンジ
ンの上側に位置する機関本体としてのエンジンヘッド1
には、凹部としてのプラグホール2が気筒数分形成さ
れ、その内周壁には雌ねじ部1aが形成されている。そ
して、このプラグホール2の底側には、気筒内に火花放
電可能な状態で図示しない点火プラグが組付けられてい
る。
【0012】内燃機関用点火装置(以下、「点火装置」
という。)10は、その一部がプラグホール2に収容さ
れており、コイル本体上部10a、コイル本体下部10
b、コネクタ部12、コイル本体上部10aに収容され
た図示しない制御回路部、回転子4およびパッキン6か
ら構成されている。そして、このうちコイル本体を構成
するのは、コイル本体上部10a、コイル本体下部10
b、コネクタ部12、コイル本体上部10aに収容され
た図示しない制御回路部である。
【0013】コイル本体上部10aは、プラグホール2
の開口を閉塞可能な外径を有する円筒状に形成され、ま
た一端部としてのコイル本体下部10bは、プラグホー
ル2内に収容可能な外径を有する細長の円筒状に形成さ
れている。そして、このコイル本体上部10aとコイル
本体下部10bとは、例えば樹脂により一体に成形され
る。
【0014】コイル本体上部10aの図1の下端には、
軸方向に延びる筒状の係止部10dがコイル本体上部1
0aと同心に形成されており、その端部には径方向外側
にいったん拡がった後、軸方向に延びながら縮径するテ
ーパ部10eが形成されている。このテーパ部10eよ
り後述するパッキン6がコイル本体上部10a側の係止
部10dの周囲に係止される。このテーパ部10eは、
全周に渡って形成される筒形状に限られることなく、複
数箇所に分割して円弧状に形成しても良い。
【0015】また図1および図2に示すように、係止部
10dの径方向内側に位置するコイル本体上部10aの
下端面には、後述する回転子4の複数の爪部4dに嵌合
可能な形状を有する第2の凸部としての複数の爪部10
cが形成されている。つまり、図4に示すように回転子
4の爪部4dと噛合うことができるような断面直角三角
形状を有する爪部10cが係止部10dの径方向内側全
周に渡って形成されている。
【0016】図1に示すように、コイル本体上部10a
に径方向外側に向かって形成されるコネクタ部12は、
コイル本体上部10aと一体成形されるコネクタハウジ
ング12aとこのコネクタハウジング12aにインサー
ト成形される図示しないコネクタピンとから構成されて
いる。このコネクタピンはコイル本体上部10a内に収
容される制御回路部に電気的に接続されている。そし
て、この制御回路部によって後述するトランス部の一次
コイルに流れる電流を断続させている。
【0017】一方、プラグホール2に収容されるコイル
本体下部10bの外周壁のうち、コイル本体上部10a
に近接する部分には、全周に渡って係合部としての雄ね
じ部10fが形成されており、この雄ねじ部10fによ
って回転子4との係合を可能にしている。またコイル本
体下部10b内には、点火プラグに供給する高電圧を発
生可能な図示しないトランス部が収容されている。この
トランス部は、図示しない棒状の鉄心の周囲に位置する
二次ボビンに巻付けられる二次コイルと、この二次コイ
ルの周囲に位置する一次ボビンに巻付けられる一次コイ
ルとから構成されており、高電圧を発生する二次コイル
の一端側が点火プラグに電気的に接続可能に構成されて
いる。
【0018】回転子4は筒形状に形成されており、この
回転子4の図1で上部に位置する上端部4aには、第1
の凸部としての複数の爪部4dが形成されている。また
回転子4の下部に位置する下端部4bには、前述したエ
ンジンヘッド1の雌ねじ部1aにねじ結合可能な雄ねじ
部4eが形成されている。さらに回転子4の内周壁には
前述したコイル本体下部10bの雄ねじ部10fにねじ
結合可能な係合部としての雌ねじ部4cが形成されてい
る。この雌ねじ部4cのねじピッチは、コイル本体下部
10bの雄ねじ部10fのねじピッチより広く形成され
ているため、コイル本体下部10bは回転子4に係合し
ながらも、僅かに軸方向に移動することができる。つま
り、この雌ねじ部4cのねじピッチは、図4に示す爪部
4dの高さhより大きく設定されている。
【0019】図3に示すように、回転子4の上端部4a
の端面側周縁には、複数の爪部4dが全周に渡って位置
しており、回転子4の上端面をギザギザ状に形成してい
る。このギザギザ状を形成する爪部4の一つひとつの形
状は、図4で縦断面形状が右下りの斜辺を有する直角三
角形状に形成されている。爪部4dをこのような直角三
角形状に形成したのは、前述したコイル本体上部10a
に形成され爪部4dと左右上下とも反対の形状を有する
爪部10cとこの爪部4dとを図4に示すように嵌合さ
せそれぞれの輪郭を形成する2辺同士をほぼ面接触させ
ることにより、コイル本体上部10aを時計回りに回転
させたとき回転子4を回転させることなくコイル本体上
部10aだけをその方向に回転させ、また反時計回りに
回転させたとき回転子4とコイル本体上部10aの双方
をその方向に回転させるためである。
【0020】これにより、コイル本体上部10aを時計
回りに回転させたときは、回転子4の爪部4dをコイル
本体上部10aの爪部10cが乗越える毎に「カチャ、
カチャ」と音を発しながらコイル本体上部10aを所定
間隔毎に位置決めすることができ、またコイル本体上部
10aを反時計回りに回転させたときは、エンジンヘッ
ド1からコイル本体と共に回転子4を取外すことができ
る。
【0021】一方、回転子4の下端部4bの外周壁に
は、時計回りにねじ巻き可能な雄ねじ部4eが形成され
ている。これにより、前述したエンジンヘッド1に形成
される雌ねじ部1aへの回転子4の雄ねじ部4eのねじ
結合は、回転子4を時計回りに回転させることにより行
われる。図1に示すように、ゴム、エラストマ等の弾性
体からなる付勢手段としてのパッキン6は、前述したコ
イル本体上部10aの係止部10dの筒体の外径より僅
かに大径の内径を有する鍔状の円板部6aと、この円板
部6aと同心に一体成形される筒部6bとから形成され
る。つまり、係止部10dのテーパ部10eからパッキ
ン6が脱落しないように締め代を考慮した孔部が有底の
筒体の底部に同心に設けられている。
【0022】そして、この円板部6aの上端面は、コイ
ル本体上部10aの下端面に当接可能に形成されてお
り、また筒部6bの下端には全周に渡って径方向内側に
回込むような形状に形成される当接部6cが位置してい
る。このようにパッキン6の当接部6cを径方向内側に
回り込むような形状に形成したのは、パッキン6をコイ
ル本体上部10aと共にエンジンヘッド1に組付けたと
き、エンジンヘッド1の上端面1bとこの当接部6cと
の接触面積を広く確保するためである。これにより、コ
イル本体上部10aとエンジンヘッド1の上端面1bと
の間に形成される隙間をこのパッキン6によって液密に
シールすることができ、エンジンヘッド1外からプラグ
ホール2内に水、異物等が侵入するのを防止できる。
【0023】また、パッキン6に筒部6bを設けたこと
により、コイル本体上部10aを回転子4の雄ねじ部4
eのねじ締結によりエンジンヘッド1に固定するとき、
点火プラグ方向に移動するコイル本体上部10aを反点
火プラグ方向側に付勢することができる。これは、エン
ジンヘッド1の雌ねじ部1aと回転子4の雄ねじ部4a
とがねじ締結されるに従いエンジンヘッド1とコイル本
体上部10aとの間に挟込まれるパッキン6の筒部6b
が軸方向に押縮められることによりに生ずる力によるも
のである。
【0024】次に、エンジンヘッド1に点火装置10を
取付ける手順を図1に基づいて説明する。点火装置10
の組付けは、次の(1) 〜(5) の手順により行われる。 (1) コイル本体上部10aの下端にパッキン6を組付け
る。つまり、円板部6aをコイル本体上部10a側に位
置させたパッキン6をコイル本体下部10bの図1で下
方からコイル本体上部10aの係止部10dに当接させ
た後、テーパ部10eの外径よりパッキン6の内径が大
径になるようにパッキン6を径方向外側に拡げながら係
止部10dの周囲に取付ける。
【0025】(2) 上端部4aがコイル本体上部10a側
に向くように位置させた回転子4をコイル本体下部10
bの周囲に取付ける。そして、コイル本体上部10a側
に回転子4を移動させコイル本体上部10aの爪部10
cと回転子4の爪部4dとを当接させる。 (3) 回転子4およびパッキン6を組付けたコイル本体を
プラグホール2に挿入し、回転子4とエンジンヘッド1
とをねじ結合させる。つまり、コイル本体下部10bを
プラグホール2に挿入した後、コイル本体上部10aを
ねじ巻き方向、本実施例では時計回りに回転させる。す
ると、コイル本体上部10aの爪部10cと回転子4の
爪部4dとが互いに嵌合しながら回転子4がコイル本体
上部10aと共に時計回りに回転するため、エンジンヘ
ッド1の雌ねじ部1aに回転子4の雄ねじ部4eがねじ
込まれる。
【0026】(4) 回転子4が点火プラグ方向に移動する
ことなくコイル本体上部10aが空回りするまでねじ結
合したコイル本体をねじ巻き方向に回転させる。ねじ締
めが進むに従い回転子4の下端部4bがプラグホール2
内を点火プラグ側に移動するため、回転子4に係合する
コイル本体が回転子4と共に点火プラグ側に移動する。
このとき、エンジンヘッド1の上端面1bとコイル本体
上部10aの下端面との間に位置するパッキン6が軸方
向に押縮められることから、このパッキン6によって反
点火プラグ方向側にコイル本体上部10aが付勢され
る。このコイル本体上部10aを付勢する付勢力が所定
値、つまり締付トルクが所定値に達すると、回転子4が
点火プラグ側に移動することなくコイル本体上部10a
が時計回りに回転する状態に達する。このような状態が
生ずるのは、前述したように回転子4の雌ねじ部4cと
コイル本体下部10bの雄ねじ部10fとが異なったね
じピッチにより形成されるため回転子4に係合しながら
もコイル本体下部10bが僅かに軸方向に移動可能であ
り、この軸方向移動が可能な範囲でコイル本体上部10
aが上下動しながらパッキン6の付勢力によって点火プ
ラグ方向側に移動できなくなった回転子4の爪部4dを
コイル本体上部10aの爪部10cが乗越えてコイル本
体上部10aが回転するからである。
【0027】(5) エンジンヘッド1にコイル本体を取付
けた後、コイル本体に配線されるワイヤハーネスの布線
方向にコネクタ部12が対向するようにコイル本体上部
10aの周方向位置を微調整する。この周方向位置の微
調整は、コイル本体上部10aを時計回りに回転させる
ことにより行われる。このとき、コイル本体上部10a
の回転に従いコイル本体上部10aの爪部10cが回転
子4の爪部4dを乗越えた後、爪部4dに爪部10cが
再び当接することから、「カチャカチャ」という当接音
や手などに伝わる振動によって爪部4dと爪部10cと
が嵌合したことを作業者が認識することができる。
【0028】なお、エンジンヘッド1からコイル本体を
取外すときには、コイル本体上部10aを反時計回りに
回転させることにより、図4に示すようにコイル本体上
部10aの爪部10cと回転子4の爪部4dとは反時計
回りの回転方向(図4では右方向)に対して垂直に交わ
る面によって双方の爪部10c、4dが当接することか
ら爪部同志が滑り合うことなく噛合った状態でコイル本
体上部10aの回転に伴い回転子4を反時計回りに回転
させることができる。これにより、回転子4が反時計回
りに回転するためエンジンヘッド1の雌ねじ部1aとの
ねじ結合を緩めることができる。
【0029】以上説明したように、第1実施例による
と、従来のコイル本体のようにエンジンに取付面を設け
この取付面にボルトなどによって取付座をコイル本体に
設ける必要がないため、コイル本体の取付面積を減少さ
せる効果がある。また、エンジンヘッド1に装着したコ
イル本体には、ボルトなどにより周方向所定位置に固定
する取付座などを設けていないことから、エンジンヘッ
ド1に組付けた後においても、コイル本体の周方向の位
置調整を可能にする効果がある。さらに、エンジンヘッ
ド1へのコイル本体の固定にはボルトなどを用いないこ
とから部品点数を削減する効果がある。
【0030】(第2実施例)本発明の第2実施例による
内燃機関用点火装置を図5〜図7に示す。第1実施例と
実質的に同一の構成部分には同一符号を付す。図5〜図
7に示す第2実施例は、プラグチューブ22を備えた図
示しないエンジンヘッドの上部にヘッドカバー21を取
付け、そのヘッドカバー21に点火装置20を取付ける
例である。
【0031】図5および図6に示すように、コイル本体
下部10bの外周壁には、径方向外側に突出する突起部
10hが、コイル本体下部10bの横断面形状の中心点
に対し点対象に複数箇所、例えば2箇所に設けられてい
る。この突起部10hが形成される位置は、コイル本体
上部10aの下端面から、ヘッドカバー21の板厚と後
述するパッキン23の板厚との和から締め代分を除いた
長さだけ離れた位置に形成されている。このように突起
部10hを形成する位置を設定することにより、ヘッド
カバー21とコイル本体上部10aとの間に位置するパ
ッキン23の反発力によって突起部10hをヘッドカバ
ー21に係止することができ、またヘッドカバー21と
突起部10hとの摩擦力によりコイル本体上部10aの
周方向の移動を抑制している。
【0032】この突起部10hの位置に対応してヘッド
カバー21に形成される孔部21aには、切欠部21b
が2箇所形成されている。このようにヘッドカバー21
に切欠部21bを形成することにより、コイル本体下部
10bを孔部21a内に挿入したとき、前述した突起部
10hが孔部21aの周縁に邪魔されることなく切欠部
21bを経由してヘッドカバー21内に挿入することが
できる。
【0033】また図5に示すように、ヘッドカバー21
内に組付けられるプラグチューブ22の軸方向長さは、
円柱状の突起部10hの直径より僅かに大きな隙間間隔
をヘッドカバー21とプラグチューブ22の上端部との
間に形成するように設定されている。コイル本体上部1
0aとヘッドカバー21との間には、鍔状のパッキン2
3が位置しており、このパッキン23によりヘッドカバ
ー21外からヘッドカバー21内に侵入しようとする水
などを防ぐとともに、コイル本体上部10aを反点火プ
ラグ側に付勢している。
【0034】ここで、ヘッドカバー21は、特許請求の
範囲記載に記載の「係止部」および「ガイド部」に相当
し、突起部10hおよびパッキン23は、特許請求の範
囲記載に記載の「位置調整機構」および「付勢手段」に
それぞれ相当する。点火装置20の組付けは次の(11)〜
(14)の手順により行われる。 (11)パッキン23にコイル本体下部10bを挿入し、パ
ッキン23をコイル本体上部10a方向に移動させコイ
ル本体上部10aの下端面と突起部10hとの間に位置
させる。
【0035】(12)コイル本体下部10bをプラグホール
22aに挿入し突起部10hがヘッドカバー21の内側
に入るまでコイル本体上部10aを点火プラグ方向に押
し付ける。このとき、突起部10hがヘッドカバー21
の切欠部21bを介してヘッドカバー21内に入るよう
に位置合わせする。 (13)突起部10hがヘッドカバー21の内側に位置する
ようにコイル本体上部10aを押付けながら任意の方向
に回転させる。すると、突起部10hの位置がヘッドカ
バー21の切欠部21bの位置からずれるためコイル本
体上部10aに加えていた点火プラグ方向の力を弱める
と、パッキン21の付勢力によりプラグホール22aか
ら抜け出ようとするコイル本体下部10bの突起部10
hがヘッドカバー21の内側に当接する。これによりプ
ラグホール22aからコイル本体が抜け出ることを防止
できる。
【0036】(14)ヘッドカバー21にコイル本体を取付
けた後、コイル本体に配線されるワイヤハーネスの布線
方向に図示しないコネクタ部が対向するようにコイル本
体上部10aの周方向位置を微調整する。このときヘッ
ドカバー21と突起部10hとの摩擦力によりコイル本
体の周方向の移動を抑制する。第2実施例によると、コ
イル本体のコイル本体下部10bに径方向外側に突出す
る突起部10hを複数箇所設け、この突起部10hの位
置に対応した切欠部21bをヘッドカバー21の孔部2
1aの周辺に設けることによりプラグホール22にコイ
ル本体下部10bを挿入した後、任意の方向にコイル本
体上部10aを回転させるだけでプラグホール22aか
らコイル本体が抜け出ることを防止できる。これによ
り、エンジンヘッドの上部にヘッドカバー21を取付る
タイプのエンジンにもボルトなどを用いることなく比較
的容易にコイル本体を固定できる効果がある。また、第
1実施例で説明した回転子4を用いることなくエンジン
にコイル本体を固定できるため、部品点数の削減に伴う
製造コストの低減を招来する効果がある。
【0037】なお、ヘッドカバー21に取付けたパッキ
ン23の周囲に環状または複数箇所に分割した円弧状の
凸部を形成することにより、ヘッドカバー21とコイル
本体上部10aとの間に挟込まれるパッキン21の径方
向外側への拡がりを抑制する。これにより、組付時に生
ずるパッキン21による付勢力を増加させ、ヘッドカバ
ー21とコイル本体上部10aとの間をより確実にシー
ルする効果がある。またパッキン21による付勢力を増
加によりヘッドカバー21と突起部10hとの摩擦力を
増大させコイル本体の周方向の移動をより抑制する効果
がある。
【0038】また、コイル本体上部10aのパッキンと
の当接面を波うつように形成し、かつこの波形状に適合
可能な形状を一端面側に有するパッキンをヘッドカバー
21とコイル本体上部10aとの間に位置するようにヘ
ッドカバー21側に接着する。このようにコイル本体上
部10aの下端面とパッキンとを形成することにより、
組付時のコイル本体上部10aを回転によりコイル本体
上部10a側の波形状とパッキン側の波形状とが互いに
ずれるため、周方向位置によってコイル本体が軸方向に
上下する。これにより、周方向に位置決め固定をさらに
容易にする効果がある。
【0039】(第3実施例)本発明の第3実施例による
内燃機関用点火装置を図8および図9に示す。第2実施
例と実質的に同一の構成部分には同一符号を付す。図8
および図9に示す第3実施例は、ヘッドカバー31から
プラグチューブ32が突出したエンジンに点火装置30
を取付ける例である。
【0040】図8に示すように、ヘッドカバー31に形
成される孔部31aからプラグチューブ32が突出して
いるため、このプラグチューブ32に第2実施例で説明
した突起部10hを有するコイル本体を固定するための
切欠溝32aおよびガイド溝32bを形成している。図
9に示すように、プラグチューブ32にはコイル本体下
部10bに形成される突起部10hの形成位置に合わせ
て軸方向に延びる切欠部32aが形成されており、さら
に切欠部32aが軸方向に延びた後、所定の周方向に延
びるガイド溝32bが形成されており、このガイド溝3
2bよりプラグチューブ32の開口側には係止部32c
が位置している。つまり、プラグチューブ32に形成さ
れる溝が平面形状L字形状を有している。そして、プラ
グチューブ32の上端面からガイド溝32bが形成され
る位置までの距離は、コイル本体上部10aの下端に位
置するパッキン33の板厚から締め代分を除いた長さに
設定されている。このようにガイド溝32を形成する位
置を設定したのは、プラグチューブ32内に挿入された
コイル本体をパッキン33の反発力によりプラグチュー
ブ32から抜け出る方向に付勢させるためである。
【0041】ここで、係止部32cは特許請求の範囲に
記載の「係止部」および「ガイド部」に相当し、パッキ
ン33は、特許請求の範囲記載に記載の「付勢手段」に
相当する。点火装置30の組付けは次の(21)〜(24)の手
順により行われる。 (21)パッキン33にコイル本体下部10bを挿入し、パ
ッキン33をコイル本体上部10a方向に移動させコイ
ル本体上部10aの下端面と突起部10hとの間に位置
させる。
【0042】(22)コイル本体下部10bをプラグチュー
ブ32内に挿入し突起部10hが係止部32cの内側に
入るまでコイル本体上部10aを点火プラグ方向に押付
ける。このとき、突起部10hがプラグチューブ32の
切欠部32aを介して係止部32cの内側に入るように
位置合わせする。 (23)切欠部32a内に突起部10hを挿入した後、突起
部10hがガイド溝32b内に位置するように所定方向
にコイル本体上部10aを回転させる。このとき、ガイ
ド溝32bの周方向長さは突起部10hの直径より長く
形成されているため、コイル本体上部10aの周方向位
置を微調整することができる。そして、コイル本体上部
10aを点火プラグ側に押付ける力を弱めることにより
パッキン33の付勢力によりプラグチューブ32からコ
イル本体が抜出る方向に移動する。すると、突起部10
hが係止部32cに当接することから、これによりプラ
グホール22aからコイル本体が抜け出ることを防止で
きる。
【0043】(24)プラグチューブ32にコイル本体を取
付けた後、コイル本体に配線されるワイヤハーネスの布
線方向に図示しないコネクタ部が対向するようにコイル
本体上部10aの周方向位置を微調整する。このときプ
ラグチューブ32の係止部32cと突起部10hとの摩
擦力によりコイル本体の周方向の移動を抑制する。第3
実施例によると、プラグチューブ32に切欠部32aお
よびガイド溝32bを形成することによりヘッドカバー
31に形成する孔部31aに切欠部を設ける必要はな
い。これにより、比較的加工が困難なヘッドカバー31
に切欠部を設けることなく比較的加工が容易なプラグチ
ューブ32に切欠部32aおよびガイド溝32bを形成
するため、製造コストを低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による内燃機関用点火装置
の組付状態を示す要部断面図である。
【図2】図1に示すII方向矢視図である。
【図3】第1実施例の内燃機関用点火装置を構成する回
転子の斜視図である。
【図4】第1実施例のコイル本体上部側の爪部と回転子
側の爪部とのそれぞれの形状を示す模式的説明図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例による内燃機関用点火装置
の組付状態を示す模式的構成図である。
【図6】第2実施例のコイル本体の突起部を示すコイル
本体の部分斜視図である。
【図7】第2実施例のヘッドカバーの孔部の形状を示す
模式的説明図である。
【図8】本発明の第3実施例による内燃機関用点火装置
の組付状態を示す模式的構成図である。
【図9】第3実施例のプラグチューブの切欠部等の形状
を示す模式的説明図である。
【符号の説明】
1 エンジンヘッド(機関本体) 1a 雌ねじ部 2、22a プラグホール (凹部) 4 回転子 4c 雌ねじ部 (係合手段) 4d 爪部 (第1の凸部) 4e 雄ねじ部 6 パッキン (付勢手段) 10、20、30 点火装置 10a コイル本体下部(一端部) 10c 爪部 (第2の凸部) 10h 突起部 10f 雄ねじ部 (係合手段) 21 ヘッドカバー (機関本体、係止部、ガ
イド部) 22 プラグチューブ 23、33 パッキン (付勢手段) 32 プラグチューブ(機関本体、軸方向固定
機構) 32a ガイド溝 (位置調整機構) 32c 係止部 (係止部、ガイド部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関本体の凹部に埋設された点火プラグ
    に嵌合可能な一端部を有するコイル本体と、 前記点火プラグに嵌合して前記凹部に挿入された前記コ
    イル本体を前記コイル本体の軸方向に前記機関本体に固
    定する軸方向固定機構と、 前記軸方向固定機構により固定される前記コイル本体を
    前記コイル本体の周方向に位置決めする位置調整機構
    と、 を備えたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】 前記軸方向固定機構は、前記凹部の内周
    壁に形成される雌ねじ部と、前記雌ねじ部に螺合可能な
    雄ねじ部および前記コイル本体に係合可能な係合部を有
    する回転子と、前記回転子の反ねじ巻き進行方向に前記
    コイル本体を付勢する付勢手段とを備え、 前記位置調整機構は、前記回転子に形成される第1の凸
    部と、前記コイル本体に形成され、前記回転子のねじ巻
    き方向に前記コイル本体が回転するとき前記第1の凸部
    を乗越え、前記回転子の反ねじ巻き方向に前記コイル本
    体が回転するとき前記第1の凸部に嵌合する第2の凸部
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用
    点火装置。
  3. 【請求項3】 前記軸方向固定機構は、前記コイル本体
    の外周壁に形成される突起部と、前記機関本体に形成さ
    れ前記突起部より反プラグ方向側に位置する係止部と、
    前記コイル本体を反点火プラグ側に付勢する付勢手段と
    を備え、 前記位置調整機構は、前記係止部が前記コイル本体の周
    方向に延設されるガイド部と、前記突起部と、前記付勢
    手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関用点火装置。
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