JPH09125559A - 建築物用材 - Google Patents
建築物用材Info
- Publication number
- JPH09125559A JPH09125559A JP31341095A JP31341095A JPH09125559A JP H09125559 A JPH09125559 A JP H09125559A JP 31341095 A JP31341095 A JP 31341095A JP 31341095 A JP31341095 A JP 31341095A JP H09125559 A JPH09125559 A JP H09125559A
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- JP
- Japan
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- carbon fiber
- heat
- woolly
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- property
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防火耐火性、耐熱性、保温性、吸音性等、残
響音吸収に優れ、かつ遮音効果と結露を充分防止、炭素
繊維を基材とすることにより電磁波を防止、制振性を有
し、かつ施工環境の安全と衛生環境を阻害しない優れた
特徴を併せもった複合機能を特徴とした複合建築物仕上
げ用材を提供す。 【構成】 炭素繊維ボード1と、この表面に化粧材2を
接合した耐熱性の接着層3と、1の裏側に裏打用材とし
て4と、接着層5と、を有している。
響音吸収に優れ、かつ遮音効果と結露を充分防止、炭素
繊維を基材とすることにより電磁波を防止、制振性を有
し、かつ施工環境の安全と衛生環境を阻害しない優れた
特徴を併せもった複合機能を特徴とした複合建築物仕上
げ用材を提供す。 【構成】 炭素繊維ボード1と、この表面に化粧材2を
接合した耐熱性の接着層3と、1の裏側に裏打用材とし
て4と、接着層5と、を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の、天井、壁、
の表面仕上材として、また、天井、壁の隔壁間の中に挿
入充填し、防火遮音断熱材、電磁波遮蔽材として使用材
料に供する。
の表面仕上材として、また、天井、壁の隔壁間の中に挿
入充填し、防火遮音断熱材、電磁波遮蔽材として使用材
料に供する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の建築物用板材として
ガラスウール、または発砲ウレタン等の基材に塩ビシー
トを接着、塗装してなるものが知られている。
ガラスウール、または発砲ウレタン等の基材に塩ビシー
トを接着、塗装してなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の建築物
用材は、防火断熱、吸音、等を目的とした用材であるが
ガラスウールを基材にした用材は作業時、施工後ともガ
ラス繊維の微細な破片が空中に飛散して日常の衛生と健
康上の問題があり、また樹脂発泡等の基材は防火耐火性
に劣り火災時着火し易く有毒ガスが発生するため二次災
害の原因となる危険があり充分に安全を保持することが
できないという問題がある。
用材は、防火断熱、吸音、等を目的とした用材であるが
ガラスウールを基材にした用材は作業時、施工後ともガ
ラス繊維の微細な破片が空中に飛散して日常の衛生と健
康上の問題があり、また樹脂発泡等の基材は防火耐火性
に劣り火災時着火し易く有毒ガスが発生するため二次災
害の原因となる危険があり充分に安全を保持することが
できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、防火耐火性、保温性、吸
音性、結露防止、緩衝性、制振効果等と炭素繊維が併せ
持つ電磁波防止の機能、を充分果たし、且つ健康上安全
と衛生環境を阻害しない多機能的特徴を有する複合建築
物用材を提供することにある。
音性、結露防止、緩衝性、制振効果等と炭素繊維が併せ
持つ電磁波防止の機能、を充分果たし、且つ健康上安全
と衛生環境を阻害しない多機能的特徴を有する複合建築
物用材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段】本発明は、上記
課題を解決するために,前記炭素繊維ボードの基材の表
面と化粧材となる前記材料を、ラミネート機械に装着し
張り合わす面へ一面に接着剤を塗布した接着層と、同じ
く裏面となる裏打用材の1面にも接着剤を塗布し張り合
わせ接合をする、接合するバインダーは耐熱性の液状接
着剤を使用する湿式方法と、樹脂シートの場合は乾式方
法、表面材となる樹脂をラミネート機械に装備したペレ
ットホッパーと加熱装置により熱溶着する、ラミネート
機械装備は前記の湿式方法、乾式方法、いずれとも機械
に装備してある。
課題を解決するために,前記炭素繊維ボードの基材の表
面と化粧材となる前記材料を、ラミネート機械に装着し
張り合わす面へ一面に接着剤を塗布した接着層と、同じ
く裏面となる裏打用材の1面にも接着剤を塗布し張り合
わせ接合をする、接合するバインダーは耐熱性の液状接
着剤を使用する湿式方法と、樹脂シートの場合は乾式方
法、表面材となる樹脂をラミネート機械に装備したペレ
ットホッパーと加熱装置により熱溶着する、ラミネート
機械装備は前記の湿式方法、乾式方法、いずれとも機械
に装備してある。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基ずいて湿式
方法を詳細に説明する。1図は、本発明の実施例を示す
略斜視図である。第2図は、本発明の1実施例の要部を
拡大して示す略断面図である。(塗装は図示せず) 本発明の建築物用材は、前記の通り多数の炭素繊維ボー
ドの基材(1)と、樹脂シート、布クロス、塗装紙等の
表面化粧材(2)と、その1面に塗布されている耐熱性
の接着材層(3)とを(1)の基材へ接着、裏側になる
裏打用材(4)の1面に塗布した耐熱性の接着材層
(5)を(1)の基材裏側に接着さしたとを有してい
る。
方法を詳細に説明する。1図は、本発明の実施例を示す
略斜視図である。第2図は、本発明の1実施例の要部を
拡大して示す略断面図である。(塗装は図示せず) 本発明の建築物用材は、前記の通り多数の炭素繊維ボー
ドの基材(1)と、樹脂シート、布クロス、塗装紙等の
表面化粧材(2)と、その1面に塗布されている耐熱性
の接着材層(3)とを(1)の基材へ接着、裏側になる
裏打用材(4)の1面に塗布した耐熱性の接着材層
(5)を(1)の基材裏側に接着さしたとを有してい
る。
【0007】前記(1)の基材は、炭素繊維ウールの繊
維の直径が10〜22μmmの集合したウール状体で,
厚さは3mm〜100mm、密度が6〜120kg/m
3、巾150mm〜1200mm、長さは約150mm
〜20mの長尺の基材である。(2)の、表面化粧材は
樹脂シート,布クロス、塗装紙等で張り合わせする
(1)の基材の巾、長さ,に充分な巾と長さの寸法を有
している。(3)(5)の接合に使用する接着剤は耐熱
性の液状か熱可塑性接着剤好ましい(4)の,裏側に使
用する裏打用材は紙,不織布、亜鉛メッキペーパ、アル
ミ箔遮音シート等を用いる。
維の直径が10〜22μmmの集合したウール状体で,
厚さは3mm〜100mm、密度が6〜120kg/m
3、巾150mm〜1200mm、長さは約150mm
〜20mの長尺の基材である。(2)の、表面化粧材は
樹脂シート,布クロス、塗装紙等で張り合わせする
(1)の基材の巾、長さ,に充分な巾と長さの寸法を有
している。(3)(5)の接合に使用する接着剤は耐熱
性の液状か熱可塑性接着剤好ましい(4)の,裏側に使
用する裏打用材は紙,不織布、亜鉛メッキペーパ、アル
ミ箔遮音シート等を用いる。
【0008】本発明の建築用材の製造方法を次に説明す
る。まず、(1)の基材となる炭素繊維ボード、に成形
加工した基材に表面化粧材となる(2)と裏打用材とな
る(4)との接着剤塗布面がそれそれ対向するよう所定
の装置に装着し表面化粧材(2)のシートと、裏打用材
となる(4)のシートの裏側一面に接着剤をナイフコー
ターで接着剤が均一になるよう接着量を調整した接着層
をもつ(2)(4)を各、ロールに所定の加圧を通し1
の基材にに張り合わせ一体になるよう接合する。
る。まず、(1)の基材となる炭素繊維ボード、に成形
加工した基材に表面化粧材となる(2)と裏打用材とな
る(4)との接着剤塗布面がそれそれ対向するよう所定
の装置に装着し表面化粧材(2)のシートと、裏打用材
となる(4)のシートの裏側一面に接着剤をナイフコー
ターで接着剤が均一になるよう接着量を調整した接着層
をもつ(2)(4)を各、ロールに所定の加圧を通し1
の基材にに張り合わせ一体になるよう接合する。
【0009】また、本発明の建築物用材を製造する場合
に、2の表面材が樹脂の場合にはラミネート機械に樹脂
ペレットホッパーと加熱装置により樹脂温度150℃〜
300℃まで加熱し液状化した樹脂を基材表面1に5μ
m〜100μmの範囲で一定の塗布量を設定し、1の基
材にラミネートする、その後裏打用材となる(4)の裏
側一面に接材となる着剤を塗布しナイフで接着剤が均一
なるよう接着の量を調整した接着層をもつ2,4、を各
くロールに所定の加圧を通し(1)に張り合わせ一体に
なるよう接合固着させる。その後、所定時間大気による
自然乾燥か、乾燥炉等の強制乾燥により乾燥冷却,養生
をし、所定の寸法にカット成形する。
に、2の表面材が樹脂の場合にはラミネート機械に樹脂
ペレットホッパーと加熱装置により樹脂温度150℃〜
300℃まで加熱し液状化した樹脂を基材表面1に5μ
m〜100μmの範囲で一定の塗布量を設定し、1の基
材にラミネートする、その後裏打用材となる(4)の裏
側一面に接材となる着剤を塗布しナイフで接着剤が均一
なるよう接着の量を調整した接着層をもつ2,4、を各
くロールに所定の加圧を通し(1)に張り合わせ一体に
なるよう接合固着させる。その後、所定時間大気による
自然乾燥か、乾燥炉等の強制乾燥により乾燥冷却,養生
をし、所定の寸法にカット成形する。
【0010】また、本発明の建築物用材に吸音効果、を
向上をさせるために,本発明の建築物用材の製造後に冷
却硬化乾燥養生完了後、(2)の表面化粧材に吸音用孔
を直径1mm〜6mm、孔の間隔ピッチ2mm〜5mm
間隔で孔を開けることにより吸音効果残響音吸収の効果
を向上さす。
向上をさせるために,本発明の建築物用材の製造後に冷
却硬化乾燥養生完了後、(2)の表面化粧材に吸音用孔
を直径1mm〜6mm、孔の間隔ピッチ2mm〜5mm
間隔で孔を開けることにより吸音効果残響音吸収の効果
を向上さす。
【0011】
【発明の効果】本発明の建築用材は防火耐熱性、保温
性、吸音性、残響室音吸収、遮音、結露を防止、緩衝
性、制振効果等、と炭素繊維が併せ持つ電磁波防止の機
能を充分果し、かつ施工環境の改善、衛生と安全に優れ
た特徴を持った複合建築物用材を提供することにある。
性、吸音性、残響室音吸収、遮音、結露を防止、緩衝
性、制振効果等、と炭素繊維が併せ持つ電磁波防止の機
能を充分果し、かつ施工環境の改善、衛生と安全に優れ
た特徴を持った複合建築物用材を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す略斜視図である。
【図2】図1の実施例の要部を拡大して示す略断面図で
ある。 1 炭素繊維ボード 2 表面化粧材 3 接着層 4 裏打ち用材 5 接着層
ある。 1 炭素繊維ボード 2 表面化粧材 3 接着層 4 裏打ち用材 5 接着層
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の炭素繊維をウール状に成形し、更
にボード状に積層成形し密度を向上させた(以下、炭素
繊維ボードと称す)この基材の表面に樹脂シート、布ク
ロス、塗装紙、等の極薄の表面化粧材をラミネートし、
その裏側には下地に接着さすための、紙、不織布、亜鉛
メッキペーパ、アルミ箔、遮音シート等を裏打ちし一体
化した建築物用材。 - 【請求項2】 請求事項1に記載の建築用材において、
前記炭素繊維ウール基材の繊維の直径は10〜22μm
の集合したウール状態で,厚さは3mm〜100mm、
密度kg/m3 6〜120、巾150〜1200m
m、長さは150mm〜50mの長尺基材表面に、前記
表面化粧材をラミネートし、裏側には上記シート状材を
裏打ちして一体化した建築仕上げ用材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31341095A JPH09125559A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 建築物用材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31341095A JPH09125559A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 建築物用材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125559A true JPH09125559A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18040952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31341095A Pending JPH09125559A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 建築物用材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09125559A (ja) |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP31341095A patent/JPH09125559A/ja active Pending
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