JPH09124551A - (メタ)アクリル酸のc1〜c4−アルキルエステルの製法 - Google Patents

(メタ)アクリル酸のc1〜c4−アルキルエステルの製法

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JPH09124551A
JPH09124551A JP8251790A JP25179096A JPH09124551A JP H09124551 A JPH09124551 A JP H09124551A JP 8251790 A JP8251790 A JP 8251790A JP 25179096 A JP25179096 A JP 25179096A JP H09124551 A JPH09124551 A JP H09124551A
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acid
meth
alkyl
acrylic acid
compound
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JP8251790A
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ゲルハルト バウル カール
Ulrich Annen
アネン ウルリッヒ
Herbert Exner
エクスナー ヘルベルト
Michael Fried
フリート ミヒャエル
Ulrich Rauh
ラウ ウルリッヒ
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C67/327Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups by elimination of functional groups containing oxygen only in singly bound form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
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    • C07C69/653Acrylic acid esters; Methacrylic acid esters; Haloacrylic acid esters; Halomethacrylic acid esters

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 (メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキルエ
ステルの製法。 【解決手段】 下記一般式(I)のエステル及び場合に
よっては下記一般式(II)のエステルから、液相中で酸
の存在下に減圧下で、分解生成物を連続的に除去しなが
ら(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキルエステルを
製造する。 〔R1は水素又は−CH3であり、R2及びR3はそれぞれ
1〜C4−アルキルであり、nは0以上の整数である〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、β−アクリルオキ
シプロピオン酸若しくはβ−アルコキシプロピオン酸又
はβ−アクリルオキシ酪酸若しくはβ−アルコキシ酪酸
のアルキルエステルからアルコールを除去することによ
る、(メタ)アクリル酸のアルキルエステルの製法に関
する。
【0002】(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキル
エステルを酸触媒作用により製造する過程において、一
般式(I)の化合物及び場合によっては一般式(II)の
化合物が副産物として形成される。
【0003】本発明は、特に、一般式(I):
【0004】
【化3】
【0005】[式中、R1は水素又は-CH3であり、R2
及びR3はそれぞれC1〜C4−アルキルである]のエス
テルから、液相中で酸の存在下に下記の反応式:
【0006】
【化4】
【0007】に従ってアルコールR2-OHを除去するこ
と及び場合によっては、一般式(II):
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1は水素又は-CH3であり、R2
はC1〜C4−アルキルであり、nは0以上の整数であ
る]のエステルから(メタ)アクリル酸を相当して除去
することにより、(メタ)アクリル酸((メタ)アクリ
ル酸は、アクリル酸又はメタクリル酸である))のC1
〜C4−アルキルエステルを製造する方法に関する。
【0010】このことは、未変換のアルコール及び未変
換の(メタ)アクリル酸も、既に形成されているアルキ
ル(メタ)アクリレートの二重結合の所に付加すること
が可能であり、本発明により上記の反応に従って除去さ
れるということを意味する。
【0011】(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキル
エステルは一般に公知である。これらは、例えば分散水
溶液の形で、結合剤として広範な用途で使用されるポリ
マーの製造用の重要な出発モノマーである。
【0012】(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキル
エステルは、通常、液相中でかつ触媒としての酸の存在
下に、C1〜C4−アルカノールを用いて(メタ)アクリ
ル酸をエステル化することにより製造される(例えばド
イツ特許(DE−A)第2339519号明細書を参
照)。この製法の欠点は、上記のエステル化条件下での
副反応として、未変換の出発アルコールが既に生成され
ているアルキル(メタ)アクリレートの二重結合の所に
付加(マイケル付加)し、一般式(I)の化合物の形成
を伴い、所望の生成物の形成が減少されるという結果を
伴うことである。
【0013】ヨーロッパ特許(EP−A)第37969
1号明細書及びヨーロッパ特許(EP−A)第4298
00号明細書は、アルキル(メタ)アクリレートが、結
晶ゼオライト上の気相中でβ−アルコキシアルカンカル
ボン酸のアルキルエステルからアルコールを除去するこ
とにより生成されることを開示している。この方法の欠
点は、それを気相中で実施しなければならないことであ
る。後者は、例えば比較的複雑な管反応器又は管束反応
器(tube bundle reactor)の使用を必要としている。
同様に、ドイツ特許出願公告(DE−AS)第1126
378号、同第1124481号、同第1124482
号及び同第1124483号は、気相中での非常に広範
な酸性触媒の使用を伴うβ−アルコキシモノカルボキシ
レートの分解に関する。
【0014】ドイツ特許出願公告(DE−AS)第23
39519号明細書、特開平05−25086号公報、
特公昭47−38419号公報及び中国特許出願公開
(CN−A)第1058390号明細書は、触媒として
の酸、例えばp−トルエンスルホン酸、硫酸又はリン酸
の存在下でかつ1気圧以上の圧力の使用を伴う液相中で
のアルキルβ−アルキルプロピオネートの再分解に関す
る。この方法の欠点は、除去された多量のアルコールが
更に反応して相応するジアルキルエーテルを形成し、そ
の結果、一方で分解生成物混合物をそのエステル化に再
利用する際にもエステル化されるべきアルコールが除去
され、他方でアルキル(メタ)アクリレートの製造がジ
アルキルエーテルにより汚染されることである。従っ
て、精留によりエステル化生成混合物からジアルキルエ
ーテルを分離する際に、通常、少なからぬ量のアルキル
アクリレート、即ち所望のエステルが同伴される。対照
的に、新規方法は、減少されたジアルキルエーテル形成
をもたらす。
【0015】米国特許(US−A)第4814492号
明細書は、固定層中の塩基処理されたゼオライト上での
かつ液状の凝集を維持するための過圧の使用を伴う、メ
トキシプロピオン酸のC1〜C5−アルキルエステルの再
分解により相応するアルキルアクリレートにすることを
開示している。米国特許第4814492号明細書の具
体例としての実施態様によると、除去されたアルコール
は、固定層触媒中に吸収される。
【0016】この方法の欠点は、例えば副反応として起
こるポリマーの形成により往々にしてブロックされ、交
換しなければならない固定層触媒の煩雑な取り扱いであ
る。
【0017】上記の分解過程のそれらと同様な欠点を有
する分解過程が、中国特許出願公開(CN−A)第10
63678号明細書、英国特許第923595号明細
書、特開昭57−6229号公報、特開昭47−159
36号公報及び特開平06−65149号公報中に開示
されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、公知の方法の欠点を回避し、特に、所望のアルキル
(メタ)アクリレート及び出発アルコールの再形成と共
にマイケル付加を逆転させる方法を提供することであ
る。この目的は、特に、その生成混合物自体を、アルキ
ル(メタ)アクリレートの収率を増加させるために、実
質的に上記の工程及び生成混合物の後処理を損なうこと
なく、エステル化工程に直接再利用することができる分
解工程を提供することであった。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の先行技術の背景に
反して、この目的は、本発明により、一般式(I):
【0020】
【化6】
【0021】のエステル及び場合によっては一般式(I
I):
【0022】
【化7】
【0023】[式中、R1は水素又は−CH3であり、R
2及びR3はそれぞれC1〜C4−アルキルであり、nは0
以上の整数である]のエステルから、液相中で酸の存在
下に減圧(<1気圧)下で、かつ分解生成物を連続的に
除去しながら(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキル
エステルを製造する方法により達成されることを見出し
た。
【0024】R2とR3は、同じであるのが有利である。
【0025】この新規方法の使用は、R2及びR3がそれ
ぞれC4−アルキル、特にn−ブチルである化合物
(I)の場合に特に重要である。前記の前提条件の下
に、R1は同時にHであるのが有利である。
【0026】化合物(I)としてのn−ブチルβ−n−
ブトキシプロピオネート及び化合物(II)としてのn−
ブチルβ−アクリルオキシプロピオネートの場合に、こ
の新規方法を使用するのが非常に特に有利である。
【0027】本発明により好適な、触媒として活性な酸
は、ルイス酸及びブレンステッド酸の両方である。後者
は、陽子をブレンステッド塩基に供与することができる
化合物である。前者は、電子対に対する1受容体部位を
有する化合物である。ルイス酸の例は、第3主族のトリ
ハロゲン化物、例えばBF3又はAlCl3である。触媒
として活性な酸は、使用されるべき量で、反応条件下の
化合物中に可溶であるのが有利である。しかしながら、
微粉固体酸も好適である。これらの例は、アルミナ及び
二酸化ジルコニウムである。特に好適なブレンステッド
酸は、強プロトン性鉱酸である。例は、硫酸、リン酸、
メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸である。僅
かな揮発性の鉱酸を使用するのが有利である。酸性イオ
ン交換樹脂、例えばスルホ含有樹脂を触媒として反応混
合物中に分散された形で使用することもできる。
【0028】触媒として活性な酸の使用されるべき量
は、当業者に自体公知のように、その酸のタイプ及び強
さに依存する。p−トルエンスルホン酸の場合には、分
解されるべき化合物(I)及び場合によっては化合物
(II)の量に対して、有利に1〜20重量%、好適には
5〜15重量%、特に好適には5〜10重量%を使用す
る。他の強酸は相当する量で使用することができる。こ
の新規方法を不活性溶剤の不存在で実施するのが有利で
ある。
【0029】この新規方法の作業圧力は、100〜90
0ミリバール、好適には200〜<500ミリバール、
特に好適には200〜400ミリバールである。作業温
度は、通常、120〜220℃、好適には160〜22
0℃、特に好適には180〜200℃である。選択され
た作業圧力での反応混合物の沸点Tbを下回るのが有利
である。下記のことを、この新規方法の作業温度To
適用するのが有利である: Tb−10℃ < To < Tb
【0030】この新規方法は、単純な撹拌釜中で実施す
るのが有利である。分解生成物の沸点は、分解されるべ
き出発化合物の沸点よりも実質的に低いので、分解生成
物(アルコール及び(メタ)アクリレート、場合によっ
ては(メタ)アクリル酸)は、気相中に液相と平衡し
て、この液相と比べてより高い濃度で存在する。従っ
て、気相を連続的に分離することにより、分解生成物を
簡単な方法で反応系から除去することができる。
【0031】分離効率は、撹拌釜と除去点との間に、そ
の還流比が既定されている精留装置を、当業者に自体公
知の方法で接続することにより簡単な方法で高めること
ができ、その結果、実質的に分解生成物のみが除去され
る。このタイプの好適な精留装置の例は、自体公知の精
留塔、例えば充填塔又はプレート塔である。
【0032】この新規方法は連続的に実施する、即ち、
分解されるべき一般式(I)及び場合によっては一般式
(II)の化合物を、分解生成物が連続的に除去される速
度で、撹拌釜に連続的に供給するのが有利である。強制
循環蒸発器(例えば、流下薄膜型蒸発器又はフラッシュ
蒸発器)に連結された保留容器(dwell container)を
使用するのが有利である。注目すべきことは、この新規
方法は副反応で、除去されたアルコールから形成される
ジアルキルエーテルの量を減少させるだけではないとい
うことである。むしろ、それは、もう一つの副反応で脱
水素により、除去されたアルコールから形成されるアル
ケンの量を減少させる。
【0033】この方法により連続的に除去される分解生
成物を、エステル化に直接再利用することができる。
【0034】本発明による方法は、アクリル酸を用いて
n−ブタノールを酸触媒によりエステル化する場合に特
に有利である。これは、大気圧又は減圧で、80〜13
5℃の温度及び小過剰量のn−ブタノールを使用しなが
ら実施するのが好適である。通常、n−ブタノールとア
クリル酸のモル比は、1.1:1である。このエステル
化は、反応成分に対して1〜5重量%の触媒としての例
えば硫酸の存在下に、かつ慣用の低沸点の共沸共留剤
を、撹拌釜カスケード中に反応の結果として生じる反応
水を除去するために使用しながら実施する。往々にし
て、このエステル化において得られる生成混合物は、化
合物(I)及び化合物(II)を10重量%まで含有す
る。典型的に、化合物(II)も、化合物(I)の場合の
ように、エステル化混合物の他の成分と比べてより高い
沸点を有する。従って通常、このエステル化の生成混合
物は、水を用いる抽出により、触媒として活性な酸を除
去して、次いで未変換の(メタ)アクリル酸をアルカリ
水溶液を用いて抽出し、次いで精留により共留剤を除去
することにより後処理される。次いで、アルキル(メ
タ)アクリレートよりも低い沸点を有する副生成物(例
えばジアルキルエーテル)を精留により除去し、その後
に、実際に所望の生成物であるアルキル(メタ)アクリ
レートを精留により分離して、主として化合物(I)及
び(II)から成る塔底生成物を除去する。
【0035】塔底生成物自体を新規の分解工程に供給す
ることができることは注目に値する。それというのも、
このことは、化合物(I)がアルキル(メタ)アクリレ
ート及びアルコールに再変換させる結果をもたらすだけ
でなく、化合物(II)を(メタ)アクリル酸、アルキル
(メタ)アクリレート及び場合によってはアルコールに
逆に変換するからである。
【0036】この新規方法の利点は、n−ブチルアクリ
レートの製造において特に明らかにされ、その際、得ら
れる典型的な塔底液は、ブチルブトキシプロピオネート
を50重量%以上(通常、50〜60重量%)及びブチ
ルアクリルオキシプロピオネートを20重量%以上(通
常、20〜30重量%)含有しており、それらは、この
新規方法を使用する場合には、所望の生成物であるn−
ブタノール、アクリル酸及びn−ブチルアクリレート
に、副反応による重大な損失無しに逆に変換することが
でき、それ自体エステル化に再利用することができる。
【0037】この新規方法は、実際のエステル化反応の
場合と同様に、通常の量の慣用の重合阻止剤、例えばフ
ェノチアジン、ヒドロキノンモノメチルエーテル又はヒ
ドロキノンの存在下に使用される。
【0038】最後に記載すべきことは、この新規方法
は、反応混合物の重量に対して、水を30重量%まで、
通常0.5〜25重量%まで、この反応混合物に添加す
ることにより改良することができることである。このこ
とは、特に分解生成物の高められた空−時収率をもたら
す。
【0039】本発明は、反応混合物から副産物として形
成される化合物(I)及び化合物(II)を分離し、それ
らの混合物を本発明による工程にかけかつ除去されるべ
き分解生成物を連続的にエステル化に再利用することか
ら成る、(メタ)アクリル酸を用いてC1〜C4−アルカ
ノールを酸触媒作用によりエステル化することによる
(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキルエステルの製
法にも関する。
【0040】例により、下記に本発明の詳細及び利点を
記述した。
【0041】
【実施例】2リットルの撹拌2重ジャケット容器に、n
−ブチルアクリレートの製造時に得られ、下記の組成を
有する塔底液を半分まで充填した:n−ブタノール0.
5重量%、n−ブチルアクリレート6.5重量%、n−
ブチルn−ブトキシプロピオネート56.2重量%、n
−ブチルアクリルオキシプロピオネート21.6重量
%、エステル形成の高濃縮副産物及び少量の遊離基オリ
ゴマーと重合阻止剤としてのフェノチアジンから成る残
分。
【0042】不活性雰囲気を得るために、窒素5リット
ル/hを2リットル容器中に送入した。ズルツァー(Su
lzer)からのBX充填剤を含有する50×350mm充
填精留塔を2リットルの撹拌2重ジャケット容器上に取
り付けた。分解温度は、195℃であった。反応混合物
に対して9重量%のp−トルエンスルホン酸を酸性触媒
として添加した。精留塔の上部で得られた凝縮液の一部
分(約60重量%)を精留塔に戻した。他の部分を、排
出容器中に集めた。安定化のために、重合阻止剤として
のフェノチアジンを、精留塔に戻された凝集液に、その
凝集液の重量に対して800ppmの量で添加した。撹
拌容器中の液面を、塔底液の連続的添加により一定に保
った。
【0043】120時間の作業時間の後に、排出容器の
内容物をガスクロマトグラフィーにより分析した。下記
の表は、5種の異なる作業圧力に関する分析結果を示し
ている(総量に対する重量%で)。
【0044】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ アネン ドイツ連邦共和国 ハスロッホ エドゥア ルト−ヨスト−シュトラーセ 4 (72)発明者 ヘルベルト エクスナー ドイツ連邦共和国 ヴァルトゼー テーオ ドール−フォンターネ シュトラーセ 7 (72)発明者 ミヒャエル フリート ドイツ連邦共和国 ハイデルベルク ハン トシューシャイマー ラントシュトラーセ 64 (72)発明者 ウルリッヒ ラウ ドイツ連邦共和国 リムブルガーホーフ アルバート−アインシュタイン−アレー 37

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 のエステル及び場合によっては一般式(II): 【化2】 [式中、R1は水素又は-CH3であり、R2及びR3はそ
    れぞれC1〜C4−アルキルであり、nは0以上の整数で
    ある]のエステルから(メタ)アクリル酸のC1〜C4
    アルキルエステルを製造する方法において、液相中で酸
    の存在下に減圧下で、分解生成物を連続的に除去するこ
    とを特徴とする、(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アル
    キルエステルの製法。
  2. 【請求項2】 C1〜C4−アルカノールを(メタ)アク
    リル酸を用いて、酸触媒作用によりエステル化すること
    により、(メタ)アクリル酸のC1〜C4−アルキルエス
    テルを製造する方法において、生成混合物から副産物と
    して形成される一般式(I)及び一般式(II)の化合物
    を除去すること、これらの混合物を請求項1に記載の工
    程にかけること及び除去されるべき分解生成物を連続的
    にエステル化に再利用することから成る、(メタ)アク
    リル酸のC1〜C4−アルキルエステルの製法。
JP8251790A 1995-09-28 1996-09-24 (メタ)アクリル酸のc1〜c4−アルキルエステルの製法 Withdrawn JPH09124551A (ja)

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DE19536183.0 1995-09-28

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DE (2) DE19536183A1 (ja)
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