JPH09123793A - 車速制御装置 - Google Patents
車速制御装置Info
- Publication number
- JPH09123793A JPH09123793A JP28284295A JP28284295A JPH09123793A JP H09123793 A JPH09123793 A JP H09123793A JP 28284295 A JP28284295 A JP 28284295A JP 28284295 A JP28284295 A JP 28284295A JP H09123793 A JPH09123793 A JP H09123793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- command value
- throttle
- throttle opening
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スロットルアクチュエータの応答性を補償し
てアクセラレートスイッチ開放直後の車速オーバーシュ
ートを抑制する。 【解決手段】 車速を検出する車速検出手段18と、所定
の加速操作がなされると車速指令値を増加し、加速操作
が解除されるとその時点の車速検出値を車速指令値に設
定する車速指令値設定手段14,22と、車速検出値から車
速指令値まで増速するためのスロットル開度の指令値を
演算する開度指令値演算手段14と、スロットル開度を検
出する開度検出手段17と、スロットル開度検出値がスロ
ットル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュ
エータ1を駆動制御する第1のスロットル駆動制御手段
8,10,14と、加速操作が解除されてから所定時間の
間、スロットル開度指令値とスロットル開度検出値との
偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロットル駆動制
御手段8,10,14による駆動制御と並行して、スロット
ル開度検出値がスロットル開度指令値に追従するように
スロットルアクチュエータ1を駆動制御する第2のスロ
ットル駆動制御手段12,14を備える。
てアクセラレートスイッチ開放直後の車速オーバーシュ
ートを抑制する。 【解決手段】 車速を検出する車速検出手段18と、所定
の加速操作がなされると車速指令値を増加し、加速操作
が解除されるとその時点の車速検出値を車速指令値に設
定する車速指令値設定手段14,22と、車速検出値から車
速指令値まで増速するためのスロットル開度の指令値を
演算する開度指令値演算手段14と、スロットル開度を検
出する開度検出手段17と、スロットル開度検出値がスロ
ットル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュ
エータ1を駆動制御する第1のスロットル駆動制御手段
8,10,14と、加速操作が解除されてから所定時間の
間、スロットル開度指令値とスロットル開度検出値との
偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロットル駆動制
御手段8,10,14による駆動制御と並行して、スロット
ル開度検出値がスロットル開度指令値に追従するように
スロットルアクチュエータ1を駆動制御する第2のスロ
ットル駆動制御手段12,14を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の走行速度を制
御する装置に関する。
御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定速走行を行なうためのセットスイッチ
が操作されると、その時点の車速を目標車速、すなわち
車速指令値として記憶するとととも、実車速が車速指令
値となるように定速走行制御する車速制御装置が知られ
ている(例えば、特開昭60−56639号公報参
照)。この種の車速制御装置では、図9に示すように、
定速走行制御中にアクセラレートスイッチ(加速スイッ
チ)が操作されると、操作されている間は車速指令値を
一定の割合で増加する。実車速が希望する速度に達して
アクセラレートスイッチが開放されると、その時の実車
速が車速指令値として記憶され、それ以後はその車速指
令値に実車速を追従させるようにスロットル開度をフィ
ードバック制御している。同様に、定速走行制御中にコ
ーストスイッチ(減速スイッチ)が操作されると、操作
されている間は車速指令値を一定の割合で減少する。実
車速が希望する速度に達してコーストスイッチが開放さ
れると、その時の実車速が車速指令値として記憶され、
それ以後はその車速指令値に実車速を追従させるように
スロットル開度をフィードバック制御している。
が操作されると、その時点の車速を目標車速、すなわち
車速指令値として記憶するとととも、実車速が車速指令
値となるように定速走行制御する車速制御装置が知られ
ている(例えば、特開昭60−56639号公報参
照)。この種の車速制御装置では、図9に示すように、
定速走行制御中にアクセラレートスイッチ(加速スイッ
チ)が操作されると、操作されている間は車速指令値を
一定の割合で増加する。実車速が希望する速度に達して
アクセラレートスイッチが開放されると、その時の実車
速が車速指令値として記憶され、それ以後はその車速指
令値に実車速を追従させるようにスロットル開度をフィ
ードバック制御している。同様に、定速走行制御中にコ
ーストスイッチ(減速スイッチ)が操作されると、操作
されている間は車速指令値を一定の割合で減少する。実
車速が希望する速度に達してコーストスイッチが開放さ
れると、その時の実車速が車速指令値として記憶され、
それ以後はその車速指令値に実車速を追従させるように
スロットル開度をフィードバック制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負圧式のア
クチュエータでスロットルを駆動する車両では、負圧式
アクチュエータの応答性が悪いので、スロットル開度指
令値の急激な変化に実スロットル開度が追従できず、応
答遅れが生じる。また、登坂時にアクセラレートスイッ
チが操作された場合には、登坂路における走行抵抗が大
きいために実車速が車速指令値に追従できず、車速指令
値と実車速との偏差が増大していく。
クチュエータでスロットルを駆動する車両では、負圧式
アクチュエータの応答性が悪いので、スロットル開度指
令値の急激な変化に実スロットル開度が追従できず、応
答遅れが生じる。また、登坂時にアクセラレートスイッ
チが操作された場合には、登坂路における走行抵抗が大
きいために実車速が車速指令値に追従できず、車速指令
値と実車速との偏差が増大していく。
【0004】そのような場合に、上述した従来の車速制
御装置では、実車速が希望する車速に達してアクセラレ
ートスイッチが開放されると(図9(c)の時刻t
1)、車速指令値にその時の実車速が設定されるので、
車速指令値が増大した偏差分だけ一気に低下し、それに
ともなってスロットル開度指令値が急激に低減される
(図9(b))。その結果、負圧式アクチュエータに応
答遅れが生じ、アクセラレートスイッチが開放された直
後に車速にオーバーシュートが発生する(図9
(a))。
御装置では、実車速が希望する車速に達してアクセラレ
ートスイッチが開放されると(図9(c)の時刻t
1)、車速指令値にその時の実車速が設定されるので、
車速指令値が増大した偏差分だけ一気に低下し、それに
ともなってスロットル開度指令値が急激に低減される
(図9(b))。その結果、負圧式アクチュエータに応
答遅れが生じ、アクセラレートスイッチが開放された直
後に車速にオーバーシュートが発生する(図9
(a))。
【0005】本発明の目的は、スロットルアクチュエー
タの応答性を補償してアクセラレートスイッチ開放直後
の車速オーバーシュートを抑制することにある。
タの応答性を補償してアクセラレートスイッチ開放直後
の車速オーバーシュートを抑制することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、 (1) 請求項1の発明は、車速を検出する車速検出手
段と、所定の加速操作がなされると車速指令値を増加
し、前記加速操作が解除されるとその時点の前記車速検
出値を前記車速指令値に設定する車速指令値設定手段
と、前記車速検出値から前記車速指令値まで増速するた
めのスロットル開度の指令値を演算する開度指令値演算
手段と、スロットル開度を検出する開度検出手段と、前
記スロットル開度検出値が前記スロットル開度指令値に
追従するようにスロットルアクチュエータを駆動制御す
る第1のスロットル駆動制御手段とを備えるとともに、
さらに、前記加速操作が解除されてから所定時間の間、
前記スロットル開度指令値と前記スロットル開度検出値
との偏差が所定値以上の場合のみ、前記第1のスロット
ル駆動制御手段による駆動制御と並行して、前記スロッ
トル開度検出値が前記スロットル開度指令値に追従する
ように前記スロットルアクチュエータを駆動制御する第
2のスロットル駆動制御手段を備える。所定の加速操作
がなされると車速指令値を増加し、加速操作が解除され
るとその時点の車速検出値を車速指令値に設定するとと
もに、車速検出値から車速指令値まで増速するためのス
ロットル開度指令値を演算し、第1のスロットル駆動制
御手段でスロットル開度検出値がスロットル開度指令値
に追従するようにスロットルアクチュエータを駆動制御
する。そして、加速操作が解除されてから所定時間の
間、スロットル開度指令値とスロットル開度検出値との
偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロットル駆動制
御手段による駆動制御と並行して、第2のスロットル駆
動制御手段でスロットル開度検出値がスロットル開度指
令値に追従するようにスロットルアクチュエータを駆動
制御する。 (2) 請求項2の車速制御装置の前記スロットルアク
チュエータは負圧式アクチュエータであり、前記第1の
スロットル駆動制御手段は前記負圧式アクチュエータに
負圧を蓄えるバキュームポンプと負圧を低減するバルブ
とを有し、前記第2のスロットル駆動制御手段は前記負
圧式アクチュエータの負圧を低減するバルブを有する。 (3) 請求項3の車速制御装置は、前記開度指令値演
算手段によって、前記車速検出値から前記車速指令値ま
で増速させるための目標エンジントルクを演算し、この
目標エンジントルクとエンジン回転速度とによりエンジ
ン非線形データマップを参照してスロットル開度指令値
を演算するようにしたものである。
に、 (1) 請求項1の発明は、車速を検出する車速検出手
段と、所定の加速操作がなされると車速指令値を増加
し、前記加速操作が解除されるとその時点の前記車速検
出値を前記車速指令値に設定する車速指令値設定手段
と、前記車速検出値から前記車速指令値まで増速するた
めのスロットル開度の指令値を演算する開度指令値演算
手段と、スロットル開度を検出する開度検出手段と、前
記スロットル開度検出値が前記スロットル開度指令値に
追従するようにスロットルアクチュエータを駆動制御す
る第1のスロットル駆動制御手段とを備えるとともに、
さらに、前記加速操作が解除されてから所定時間の間、
前記スロットル開度指令値と前記スロットル開度検出値
との偏差が所定値以上の場合のみ、前記第1のスロット
ル駆動制御手段による駆動制御と並行して、前記スロッ
トル開度検出値が前記スロットル開度指令値に追従する
ように前記スロットルアクチュエータを駆動制御する第
2のスロットル駆動制御手段を備える。所定の加速操作
がなされると車速指令値を増加し、加速操作が解除され
るとその時点の車速検出値を車速指令値に設定するとと
もに、車速検出値から車速指令値まで増速するためのス
ロットル開度指令値を演算し、第1のスロットル駆動制
御手段でスロットル開度検出値がスロットル開度指令値
に追従するようにスロットルアクチュエータを駆動制御
する。そして、加速操作が解除されてから所定時間の
間、スロットル開度指令値とスロットル開度検出値との
偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロットル駆動制
御手段による駆動制御と並行して、第2のスロットル駆
動制御手段でスロットル開度検出値がスロットル開度指
令値に追従するようにスロットルアクチュエータを駆動
制御する。 (2) 請求項2の車速制御装置の前記スロットルアク
チュエータは負圧式アクチュエータであり、前記第1の
スロットル駆動制御手段は前記負圧式アクチュエータに
負圧を蓄えるバキュームポンプと負圧を低減するバルブ
とを有し、前記第2のスロットル駆動制御手段は前記負
圧式アクチュエータの負圧を低減するバルブを有する。 (3) 請求項3の車速制御装置は、前記開度指令値演
算手段によって、前記車速検出値から前記車速指令値ま
で増速させるための目標エンジントルクを演算し、この
目標エンジントルクとエンジン回転速度とによりエンジ
ン非線形データマップを参照してスロットル開度指令値
を演算するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】一実施形態の説明に先だち、この
明細書で頻出する略号とその名称を表1に整理する。
明細書で頻出する略号とその名称を表1に整理する。
【表1】
【0008】図1は一実施形態の構成を示す図である。
負圧式スロットルアクチュエータ1は、ハウジング2内
にダイアフラム3が設置され、負圧室4の負圧に応じて
ダイアフラム3が移動する。ダイアフラム3はばね5に
より常時、図の左方向に付勢されるとともに、スロット
ルチャンバー6内のスロットルバルブ7に連結されてい
る。負圧室4の負圧が低下すると、ばね5の付勢力によ
りダイアフラム3が図の右方向に移動し、スロットルバ
ルブ7が閉方向に駆動される。逆に負圧室4の負圧が増
加すると、ダイアフラム3がばね5の付勢力にうちかっ
て図の左方向に移動し、スロットルバルブ7が開方向に
駆動される。スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧は、バキュームポンプ8、ベントバルブ10および
セーフティバルブ12により制御される。バキュームポ
ンプ8はモータ9により駆動され、負圧室4に負圧を蓄
える。ベントバルブ10はソレノイド11により開閉さ
れ、負圧室4の負圧を抜いて大気圧にする。また、セー
フティバルブ12はソレノイド13により開閉され、負
圧室4の負圧を抜いて大気圧にする。通常、セーフティ
バルブ12は定速走行制御終了時とアクセラレート制御
終了時に負圧室4の負圧を急速に抜くために用いられ
る。なお、定速走行制御とアクセラレート制御について
は後述する。
負圧式スロットルアクチュエータ1は、ハウジング2内
にダイアフラム3が設置され、負圧室4の負圧に応じて
ダイアフラム3が移動する。ダイアフラム3はばね5に
より常時、図の左方向に付勢されるとともに、スロット
ルチャンバー6内のスロットルバルブ7に連結されてい
る。負圧室4の負圧が低下すると、ばね5の付勢力によ
りダイアフラム3が図の右方向に移動し、スロットルバ
ルブ7が閉方向に駆動される。逆に負圧室4の負圧が増
加すると、ダイアフラム3がばね5の付勢力にうちかっ
て図の左方向に移動し、スロットルバルブ7が開方向に
駆動される。スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧は、バキュームポンプ8、ベントバルブ10および
セーフティバルブ12により制御される。バキュームポ
ンプ8はモータ9により駆動され、負圧室4に負圧を蓄
える。ベントバルブ10はソレノイド11により開閉さ
れ、負圧室4の負圧を抜いて大気圧にする。また、セー
フティバルブ12はソレノイド13により開閉され、負
圧室4の負圧を抜いて大気圧にする。通常、セーフティ
バルブ12は定速走行制御終了時とアクセラレート制御
終了時に負圧室4の負圧を急速に抜くために用いられ
る。なお、定速走行制御とアクセラレート制御について
は後述する。
【0009】コントローラ14は、マイクロコンピュー
タ15、メモリ16などを備え、バキュームポンプモー
タ9、ベントバルブソレノイド11、セーフティバルブ
ソレノイド13を駆動制御して負圧式スロットルアクチ
ュエータ1によりスロットルバルブ7の開度を調節す
る。このコントローラ14には、スロットルセンサ1
7、車速センサ18およびエンジン回転速度センサ19
が接続される。スロットルセンサ17はスロットルバル
ブ7の開度(以下、実スロットル開度Tvoと呼ぶ)を検
出するセンサであり、実スロットル開度Tvoに応じた直
流電圧を出力する。車速センサ18は車両の走行速度
(以下、実車速Vspと呼ぶ)を検出するためのセンサで
あり、例えばトランスミッションのスピードメーターピ
ニオンに連結され、同ピニオン1回転当たり所定数のパ
ルス信号を出力する。コントローラ14は、所定時間、
車速センサ18から出力されるパルス信号をカウント
し、実車速Vspに変換する。また、エンジン回転速度セ
ンサ19はエンジンの回転速度Neを検出するためのセ
ンサであり、クランクシャフトに連結され、クランクシ
ャフト1回転当たり所定数のパルス信号を出力する。コ
ントローラ14は、所定時間、エンジン回転速度センサ
19から出力されるパルス信号をカウントし、エンジン
回転速度Neに変換する。
タ15、メモリ16などを備え、バキュームポンプモー
タ9、ベントバルブソレノイド11、セーフティバルブ
ソレノイド13を駆動制御して負圧式スロットルアクチ
ュエータ1によりスロットルバルブ7の開度を調節す
る。このコントローラ14には、スロットルセンサ1
7、車速センサ18およびエンジン回転速度センサ19
が接続される。スロットルセンサ17はスロットルバル
ブ7の開度(以下、実スロットル開度Tvoと呼ぶ)を検
出するセンサであり、実スロットル開度Tvoに応じた直
流電圧を出力する。車速センサ18は車両の走行速度
(以下、実車速Vspと呼ぶ)を検出するためのセンサで
あり、例えばトランスミッションのスピードメーターピ
ニオンに連結され、同ピニオン1回転当たり所定数のパ
ルス信号を出力する。コントローラ14は、所定時間、
車速センサ18から出力されるパルス信号をカウント
し、実車速Vspに変換する。また、エンジン回転速度セ
ンサ19はエンジンの回転速度Neを検出するためのセ
ンサであり、クランクシャフトに連結され、クランクシ
ャフト1回転当たり所定数のパルス信号を出力する。コ
ントローラ14は、所定時間、エンジン回転速度センサ
19から出力されるパルス信号をカウントし、エンジン
回転速度Neに変換する。
【0010】コントローラ14にはまた、メインスイッ
チ20、セットスイッチ21、アクセラレートスイッチ
22、コーストスイッチ23、キャンセルスイッチ2
4、ブレーキスイッチ25が接続される。メインスイッ
チ20は車速制御装置を作動させるためのスイッチであ
り、セットスイッチ21は定速走行制御の開始と車速指
令値Vsprの設定を行なうためのスイッチである。ま
た、アクセラレートスイッチ22は定速走行制御におけ
る車速指令値Vsprを増加するためのスイッチ、コース
トスイッチ23は車速指令値Vsprを低減するためのス
イッチである。さらに、キャンセルスイッチ24は定速
走行制御を解除するためのスイッチ、ブレーキスイッチ
25はフットブレーキが操作されると閉路するスイッチ
である。コントローラ14は、センサ17〜19により
検出された実スロットル開度Tvo、実車速Vspおよびエ
ンジン回転速度Neと、スイッチ20〜25からの操作
指令とに基づいて、バキュームポンプモータ9とベント
バルブソレノイド11をPWM駆動してスロットルバル
ブ7の開度を調節するとともに、アクセラレート制御終
了時にセーフティバルブソレノイド13を駆動制御して
車速のオーバーシュートを抑制する。
チ20、セットスイッチ21、アクセラレートスイッチ
22、コーストスイッチ23、キャンセルスイッチ2
4、ブレーキスイッチ25が接続される。メインスイッ
チ20は車速制御装置を作動させるためのスイッチであ
り、セットスイッチ21は定速走行制御の開始と車速指
令値Vsprの設定を行なうためのスイッチである。ま
た、アクセラレートスイッチ22は定速走行制御におけ
る車速指令値Vsprを増加するためのスイッチ、コース
トスイッチ23は車速指令値Vsprを低減するためのス
イッチである。さらに、キャンセルスイッチ24は定速
走行制御を解除するためのスイッチ、ブレーキスイッチ
25はフットブレーキが操作されると閉路するスイッチ
である。コントローラ14は、センサ17〜19により
検出された実スロットル開度Tvo、実車速Vspおよびエ
ンジン回転速度Neと、スイッチ20〜25からの操作
指令とに基づいて、バキュームポンプモータ9とベント
バルブソレノイド11をPWM駆動してスロットルバル
ブ7の開度を調節するとともに、アクセラレート制御終
了時にセーフティバルブソレノイド13を駆動制御して
車速のオーバーシュートを抑制する。
【0011】図2はコントローラ14の車速制御を示す
フローチャートである。このフローチャートにより、こ
の実施形態の動作を説明する。コントローラ14はメイ
ンスイッチ20が投入されると、所定の時間間隔、例え
ば100msごとにこの制御プログラムを実行する。ま
ず、ステップ1で、スロットルセンサ17の出力電圧を
A/D変換してスロットル開度Tvoを演算する。また、
車速センサ18からの100ms間の入力パルス数に基
づいて平均実車速Vspを演算する。さらに、エンジン回
転速度センサ19からの100ms間の入力パルス数に
基づいて平均エンジン回転速度Neを演算する。ステッ
プ2で、キャンセルスイッチ24が操作されるか、また
はブレーキスイッチ25によりフットブレーキ操作が検
出されると、定速走行制御を中止する。すなわち、ステ
ップ14で定速走行制御中であることを示す定速走行制
御中フラグをクリヤし、続くステップ15でメモリ16
に記憶されているスロットル開度指令値Tvorをリセッ
トして車速制御を終了する。一方、キャンセルスイッチ
24もフットブレーキも操作されていない時は、ステッ
プ2から3へ進み、セットスイッチ21の操作を確認す
る。セットスイッチ21が操作されている時は、定速走
行制御を開始する。すなわち、ステップ4で車速指令値
Vsprに上記ステップで算出した平均実車速Vspを設定
し、メモリ16に記憶する。続くステップ5で、定速走
行制御中フラグをセットして車速制御を終了する。
フローチャートである。このフローチャートにより、こ
の実施形態の動作を説明する。コントローラ14はメイ
ンスイッチ20が投入されると、所定の時間間隔、例え
ば100msごとにこの制御プログラムを実行する。ま
ず、ステップ1で、スロットルセンサ17の出力電圧を
A/D変換してスロットル開度Tvoを演算する。また、
車速センサ18からの100ms間の入力パルス数に基
づいて平均実車速Vspを演算する。さらに、エンジン回
転速度センサ19からの100ms間の入力パルス数に
基づいて平均エンジン回転速度Neを演算する。ステッ
プ2で、キャンセルスイッチ24が操作されるか、また
はブレーキスイッチ25によりフットブレーキ操作が検
出されると、定速走行制御を中止する。すなわち、ステ
ップ14で定速走行制御中であることを示す定速走行制
御中フラグをクリヤし、続くステップ15でメモリ16
に記憶されているスロットル開度指令値Tvorをリセッ
トして車速制御を終了する。一方、キャンセルスイッチ
24もフットブレーキも操作されていない時は、ステッ
プ2から3へ進み、セットスイッチ21の操作を確認す
る。セットスイッチ21が操作されている時は、定速走
行制御を開始する。すなわち、ステップ4で車速指令値
Vsprに上記ステップで算出した平均実車速Vspを設定
し、メモリ16に記憶する。続くステップ5で、定速走
行制御中フラグをセットして車速制御を終了する。
【0012】キャンセルスイッチ24、フットブレー
キ、セットスイッチ21がいずれも操作されていない時
はステップ6へ進み、定速走行制御中フラグの状態を確
認する。定速走行制御中フラグがセットされていない時
はステップ15へ進み、メモリ16に記憶されているス
ロットル開度指令値Tvorをリセットして車速制御を終
了する。一方、定速走行制御中フラグがセットされてい
る時はステップ7以降へ進み、定速走行制御を行なう。
ステップ7において、図3に示すサブルーチンを実行し
てアクセラレート制御を行ない、続くステップ8で、図
4に示すサブルーチンを実行してコースト制御を行な
う。さらに、ステップ9で、図5に示すサブルーチンを
実行してセーフティバルブ13を駆動制御する。なお、
アクセラレート制御、コースト制御およびセーフティバ
ルブ制御については後述する。
キ、セットスイッチ21がいずれも操作されていない時
はステップ6へ進み、定速走行制御中フラグの状態を確
認する。定速走行制御中フラグがセットされていない時
はステップ15へ進み、メモリ16に記憶されているス
ロットル開度指令値Tvorをリセットして車速制御を終
了する。一方、定速走行制御中フラグがセットされてい
る時はステップ7以降へ進み、定速走行制御を行なう。
ステップ7において、図3に示すサブルーチンを実行し
てアクセラレート制御を行ない、続くステップ8で、図
4に示すサブルーチンを実行してコースト制御を行な
う。さらに、ステップ9で、図5に示すサブルーチンを
実行してセーフティバルブ13を駆動制御する。なお、
アクセラレート制御、コースト制御およびセーフティバ
ルブ制御については後述する。
【0013】ステップ10では、車速指令値Vsprと実
車速Vspとに基づいて両者を一致させるための目標駆動
力Forを演算する。この実施形態では、公知の線形制御
手法であるモデルマッチング手法と、近似ゼロイング手
法とを用いて目標駆動力Forを演算する。制御対象の伝
達特性をパルス伝達関数P(z-1)とおくと、補償器の
部分は図6の制御ブロック図に示すようになる。zは遅
延演算子であり、z-1を乗ずると1制御周期前の値とな
る。C1(z-1),C2(z-1)は、近似ゼロイング手法
による補償器であり、外乱やモデル化誤差による影響を
抑えるためのものである。C3(z-1)はモデルマッチ
ング手法による補償器であり、制御対象の応答特性を規
範モデルH(z-1)の特性に一致させるためのものであ
る。目標加速度を入力、実車速を出力とする部分を制御
対象とおくと、制御対象の伝達特性であるパルス伝達関
数P(z-1)は、積分要素P1(z-1)と、無駄時間要
素P2(z-1)=z-2との積で置換することができる。
積分要素P1(z-1)は、
車速Vspとに基づいて両者を一致させるための目標駆動
力Forを演算する。この実施形態では、公知の線形制御
手法であるモデルマッチング手法と、近似ゼロイング手
法とを用いて目標駆動力Forを演算する。制御対象の伝
達特性をパルス伝達関数P(z-1)とおくと、補償器の
部分は図6の制御ブロック図に示すようになる。zは遅
延演算子であり、z-1を乗ずると1制御周期前の値とな
る。C1(z-1),C2(z-1)は、近似ゼロイング手法
による補償器であり、外乱やモデル化誤差による影響を
抑えるためのものである。C3(z-1)はモデルマッチ
ング手法による補償器であり、制御対象の応答特性を規
範モデルH(z-1)の特性に一致させるためのものであ
る。目標加速度を入力、実車速を出力とする部分を制御
対象とおくと、制御対象の伝達特性であるパルス伝達関
数P(z-1)は、積分要素P1(z-1)と、無駄時間要
素P2(z-1)=z-2との積で置換することができる。
積分要素P1(z-1)は、
【数1】P1(z-1)=T・z-1/(1−z-1), T;サンプル周期(100ms) で表される。この時、C1(z-1),C2(z-1)は次式
で演算される。
で演算される。
【数2】 C1(z-1)=(1−γ)・z-1/(1−γ・z-1), C2(z-1)=(1−γ)・(1−z-1)/{T・(1
−γ・z-1)}, C2=C1/P1, γ=exp(−T/Tb), Tb;時定数 ここで、制御対象の無駄時間を無視して規範モデルを時
定数Taの一次ローパスフィルタとすると、C3は下記の
定数となる。
−γ・z-1)}, C2=C1/P1, γ=exp(−T/Tb), Tb;時定数 ここで、制御対象の無駄時間を無視して規範モデルを時
定数Taの一次ローパスフィルタとすると、C3は下記の
定数となる。
【数3】C3=K={1−exp(−T/Ta)}/T
【0014】次に、図6に示すy2,y3,y1の演算を
行う。なお、データy(k-1)は、y(k)に対する1サンプ
ル周期前のデータを表わす。
行う。なお、データy(k-1)は、y(k)に対する1サンプ
ル周期前のデータを表わす。
【数4】 y2(k)=γ・y2(k-1)+(1−γ)・y1(k-1), y3(k)=γ・y3(k-1)+(1−γ)/T・Vsp(k)−
(1−γ)/T・Vsp(k-1), y1(k)=K・(Vspr(k)−Vsp(k))−y3(k)+y2(k-
2), y1(k)は目標加速度であるから、この目標加速度y1(k)
に車重Mを乗じて目標駆動力Forを演算する。
(1−γ)/T・Vsp(k-1), y1(k)=K・(Vspr(k)−Vsp(k))−y3(k)+y2(k-
2), y1(k)は目標加速度であるから、この目標加速度y1(k)
に車重Mを乗じて目標駆動力Forを演算する。
【数5】For(k)=y1(k)・M
【0015】次に、ステップ11でスロットル開度指令
値Tvorを演算する。まず、目標エンジントルクTerを
次式により演算する。
値Tvorを演算する。まず、目標エンジントルクTerを
次式により演算する。
【数6】Ter=(For・Rt)/(Gm・Gf), Gm;ミッションギア比, Gf;ファイナルギア比, Rt;タイヤの有効半径 また、メモリ16に記憶されているエンジン非線形特性
データマップ(図7参照)を参照して、目標エンジント
ルクTerとエンジン回転速度Neとからスロットル開度
指令値Tvorを演算する。ステップ12において、PI
D演算などの制御手法により、スロットル開度偏差(実
開度Tvo−開度指令値Tvor)を求る。続くステップ1
3で、算出したスロットル開度偏差(Tvo−Tvor)に
基づいて、スロットルアクチュエータ1のバキュームポ
ンプ8およびベントバルブ10を駆動するためのPWM
デューティー比を演算する。そして、演算したPWMデ
ューティー比によりバキュームポンプモータ9およびベ
ントバルブソレノイド11を駆動する。
データマップ(図7参照)を参照して、目標エンジント
ルクTerとエンジン回転速度Neとからスロットル開度
指令値Tvorを演算する。ステップ12において、PI
D演算などの制御手法により、スロットル開度偏差(実
開度Tvo−開度指令値Tvor)を求る。続くステップ1
3で、算出したスロットル開度偏差(Tvo−Tvor)に
基づいて、スロットルアクチュエータ1のバキュームポ
ンプ8およびベントバルブ10を駆動するためのPWM
デューティー比を演算する。そして、演算したPWMデ
ューティー比によりバキュームポンプモータ9およびベ
ントバルブソレノイド11を駆動する。
【0016】次に、図3のサブルーチンを参照してアク
セラレート制御を説明する。ステップ21でアクセラレ
ートスイッチ22の操作を確認する。アクセラレートス
イッチ22が操作されていない時はステップ22へ進
み、アクセラレート制御中フラグの状態を確認する。ア
クセラレートスイッチ22が操作されておらず、且つア
クセラレート制御中フラグもセットされていない時は、
図2に示すメインルーチンへリターンする。アクセラレ
ートスイッチ22が操作されている時は、ステップ23
でアクセラレート制御中フラグをセットし、続くステッ
プ24で一制御周期前の車速指令値Vspr(old)に所定値
(この実施形態では、0.2km/hとする)を加算し
て車速指令値Vsprを更新する。ステップ25では、車
速指令値Vsprと実車速Vspとの偏差(Vspr−Vsp)が
所定値(この実施形態では、3km/hとする)を超え
ているかどうかを確認する。所定値を越えていない時
は、実車速Vspが車速指令値Vsprに充分追従している
のであるから、そのままメインルーチンへリターンす
る。一方、偏差(Vspr−Vsp)が所定値を越えている
時は、ステップ26で実車速Vspに所定値(この実施形
態では、3km/hとする)を加算した車速を車速指令
値Vsprに設定する。
セラレート制御を説明する。ステップ21でアクセラレ
ートスイッチ22の操作を確認する。アクセラレートス
イッチ22が操作されていない時はステップ22へ進
み、アクセラレート制御中フラグの状態を確認する。ア
クセラレートスイッチ22が操作されておらず、且つア
クセラレート制御中フラグもセットされていない時は、
図2に示すメインルーチンへリターンする。アクセラレ
ートスイッチ22が操作されている時は、ステップ23
でアクセラレート制御中フラグをセットし、続くステッ
プ24で一制御周期前の車速指令値Vspr(old)に所定値
(この実施形態では、0.2km/hとする)を加算し
て車速指令値Vsprを更新する。ステップ25では、車
速指令値Vsprと実車速Vspとの偏差(Vspr−Vsp)が
所定値(この実施形態では、3km/hとする)を超え
ているかどうかを確認する。所定値を越えていない時
は、実車速Vspが車速指令値Vsprに充分追従している
のであるから、そのままメインルーチンへリターンす
る。一方、偏差(Vspr−Vsp)が所定値を越えている
時は、ステップ26で実車速Vspに所定値(この実施形
態では、3km/hとする)を加算した車速を車速指令
値Vsprに設定する。
【0017】アクセラレートスイッチ22が開放され、
且つアクセラレート制御中フラグがセットされている時
は、アクセラレートスイッチ22が開放された直後であ
ると判断し、ステップ22から27へ進んでアクセラレ
ート制御終了時の処理を行なう。すなわち、ステップ2
7で実車速Vspを車速指令値Vsprに設定し、続くステ
ップ28でアクセラレート制御中フラグをクリヤする。
さらに、ステップ29で3秒タイマをスタートさせる。
このタイマーにより、アクセラレートスイッチ22を開
放した後の経過時間を計時する。その後、メインルーチ
ンへリターンする。このように、登坂路などのように走
行抵抗の大きな道路でアクセラレートスイッチ22を操
作し続けても、車速指令値Vsprと実車速Vsprとの偏差
が3km/hを超えることがなく、アクセラレートスイ
ッチ22を開放した直後の車速のオーバーシュートを抑
制できる。
且つアクセラレート制御中フラグがセットされている時
は、アクセラレートスイッチ22が開放された直後であ
ると判断し、ステップ22から27へ進んでアクセラレ
ート制御終了時の処理を行なう。すなわち、ステップ2
7で実車速Vspを車速指令値Vsprに設定し、続くステ
ップ28でアクセラレート制御中フラグをクリヤする。
さらに、ステップ29で3秒タイマをスタートさせる。
このタイマーにより、アクセラレートスイッチ22を開
放した後の経過時間を計時する。その後、メインルーチ
ンへリターンする。このように、登坂路などのように走
行抵抗の大きな道路でアクセラレートスイッチ22を操
作し続けても、車速指令値Vsprと実車速Vsprとの偏差
が3km/hを超えることがなく、アクセラレートスイ
ッチ22を開放した直後の車速のオーバーシュートを抑
制できる。
【0018】図4のサブルーチンを参照してコースト制
御を説明する。ステップ31でコーストスイッチ23の
操作を確認する。コーストスイッチ23が操作されてい
ない時はステップ32へ進み、コースト制御中フラグの
状態を確認する。コーストスイッチ23が操作されてお
らず、コースト制御中フラグもセットされていない時
は、図2に示すメインルーチンへリターンする。コース
トスイッチ23が操作されている時は、ステップ33で
コースト制御中フラグをセットし、続くステップ34で
一制御周期前の車速指令値Vspr(old)から所定値(この
実施形態では、0.2km/hとする)を減算して車速
指令値Vsprを更新する。ステップ35では、実車速Vs
pと車速指令値Vsprとの偏差(Vsp−Vspr)が所定値
(この実施形態では、3km/hとする)を超えている
かどうかを確認する。所定値を越えていない時は、実車
速Vspが車速指令値Vsprに充分追従しているのである
から、そのままメインルーチンへリターンする。一方、
偏差(Vsp−Vspr)が所定値を越えている時は、ステ
ップ36で実車速Vspから所定値(この実施形態では、
3km/hとする)を減算した車速を車速指令値Vspr
に設定する。
御を説明する。ステップ31でコーストスイッチ23の
操作を確認する。コーストスイッチ23が操作されてい
ない時はステップ32へ進み、コースト制御中フラグの
状態を確認する。コーストスイッチ23が操作されてお
らず、コースト制御中フラグもセットされていない時
は、図2に示すメインルーチンへリターンする。コース
トスイッチ23が操作されている時は、ステップ33で
コースト制御中フラグをセットし、続くステップ34で
一制御周期前の車速指令値Vspr(old)から所定値(この
実施形態では、0.2km/hとする)を減算して車速
指令値Vsprを更新する。ステップ35では、実車速Vs
pと車速指令値Vsprとの偏差(Vsp−Vspr)が所定値
(この実施形態では、3km/hとする)を超えている
かどうかを確認する。所定値を越えていない時は、実車
速Vspが車速指令値Vsprに充分追従しているのである
から、そのままメインルーチンへリターンする。一方、
偏差(Vsp−Vspr)が所定値を越えている時は、ステ
ップ36で実車速Vspから所定値(この実施形態では、
3km/hとする)を減算した車速を車速指令値Vspr
に設定する。
【0019】コーストスイッチ23が開放され、且つコ
ースト制御中フラグがセットされている時は、コースト
スイッチ23が開放された直後であると判断し、ステッ
プ32から37へ進んでコースト制御終了時の処理を行
なう。すなわち、ステップ37で実車速Vspを車速指令
値Vsprに設定し、続くステップ38でコース制御中フ
ラグをクリヤしてメインルーチンへリターンする。この
ように、降坂路などのように走行抵抗の小さな道路でコ
ーストスイッチ23を操作し続けても、車速指令値Vsp
rと実車速Vsprとの偏差が3km/hを超えることがな
く、コーストスイッチ23を開放した直後の車速のアン
ダーシュートを抑制できる。
ースト制御中フラグがセットされている時は、コースト
スイッチ23が開放された直後であると判断し、ステッ
プ32から37へ進んでコースト制御終了時の処理を行
なう。すなわち、ステップ37で実車速Vspを車速指令
値Vsprに設定し、続くステップ38でコース制御中フ
ラグをクリヤしてメインルーチンへリターンする。この
ように、降坂路などのように走行抵抗の小さな道路でコ
ーストスイッチ23を操作し続けても、車速指令値Vsp
rと実車速Vsprとの偏差が3km/hを超えることがな
く、コーストスイッチ23を開放した直後の車速のアン
ダーシュートを抑制できる。
【0020】次に、図5のサブルーチンを参照してセー
フティバルブ制御を説明する。ステップ41において、
アクセラレート制御中フラグのセット状態を確認する。
アクセラレート制御中の場合はセーフティバルブ12を
開放する必要はないので、ステップ45でセーフティバ
ルブ12を閉じたままとする。また、ステップ42で、
アクセラレート制御の終了直後にスタートしたタイマー
(図3のステップ29)により、アクセラレート制御を
終了してから3秒が経過したかどうかを確認する。3秒
以上経過している時にはセーフティバルブ12を開放す
る必要がないので、ステップ45でセーフティバルブモ
ータ13を駆動制御してセーフティバルブ12を閉じ
る。なお、タイマーの設定時間はこの実施形態に限定さ
れない。さらに、ステップ43において、スロットル開
度指令値Tvorと実スロットル開度Tvoとの偏差(Tvo
−Tvor)が所定開度(この実施形態では、5度とす
る)以上あるかどうかを確認し、偏差(Tvo−Tvor)
が所定開度以上あればステップ44へ進み、セーフティ
バルブモータ13を駆動制御してセーフティバルブ12
を開放する。なお、偏差(Tvo−Tvor)が所定開度以
下の時はセーフティバルブ12を閉じたままとする。
フティバルブ制御を説明する。ステップ41において、
アクセラレート制御中フラグのセット状態を確認する。
アクセラレート制御中の場合はセーフティバルブ12を
開放する必要はないので、ステップ45でセーフティバ
ルブ12を閉じたままとする。また、ステップ42で、
アクセラレート制御の終了直後にスタートしたタイマー
(図3のステップ29)により、アクセラレート制御を
終了してから3秒が経過したかどうかを確認する。3秒
以上経過している時にはセーフティバルブ12を開放す
る必要がないので、ステップ45でセーフティバルブモ
ータ13を駆動制御してセーフティバルブ12を閉じ
る。なお、タイマーの設定時間はこの実施形態に限定さ
れない。さらに、ステップ43において、スロットル開
度指令値Tvorと実スロットル開度Tvoとの偏差(Tvo
−Tvor)が所定開度(この実施形態では、5度とす
る)以上あるかどうかを確認し、偏差(Tvo−Tvor)
が所定開度以上あればステップ44へ進み、セーフティ
バルブモータ13を駆動制御してセーフティバルブ12
を開放する。なお、偏差(Tvo−Tvor)が所定開度以
下の時はセーフティバルブ12を閉じたままとする。
【0021】図8は、この実施形態によるセーフティバ
ルブ12の制御結果を示す図である。この実施形態で
は、アクセラレートスイッチ22が開放されてから3秒
間の間に、スロットル開度指令値Tvorと実スロットル
開度Tvoとの偏差(Tvo−Tvor)が所定開度以上にな
ると、セーフティバルブ12を開放するようにした。こ
の結果、時刻t1でアクセラレートスイッチ22が開放
されてから、スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧が急激に減少し、スロットルバルブ7が開度指令値
Tvorに追従して直ちに閉じられる。つまり、図8
(b)に示すように、実スロットル開度Tvoがスロット
ル開度指令値Tvorに充分に追従して速やかに減少す
る。その結果、図8(a)に示すように、アクセラレー
トスイッチ22の開放直後の車速のオーバーシュートが
充分に抑制される。これに対し、従来の車速制御装置で
は、アクセラレートスイッチの開放後にセーフティバル
ブの開閉制御を行なって負圧式スロットルアクチュエー
タの応答性を改善していないので、図9(b)に示すよ
うに実スロットル開度Tvoがスロットル開度指令値Tvo
rに充分に追従できず、図9(a)に示すようにアクセ
ラレートスイッチ開放直後に車速のオーバーシュートが
生じていた。
ルブ12の制御結果を示す図である。この実施形態で
は、アクセラレートスイッチ22が開放されてから3秒
間の間に、スロットル開度指令値Tvorと実スロットル
開度Tvoとの偏差(Tvo−Tvor)が所定開度以上にな
ると、セーフティバルブ12を開放するようにした。こ
の結果、時刻t1でアクセラレートスイッチ22が開放
されてから、スロットルアクチュエータ1の負圧室4の
負圧が急激に減少し、スロットルバルブ7が開度指令値
Tvorに追従して直ちに閉じられる。つまり、図8
(b)に示すように、実スロットル開度Tvoがスロット
ル開度指令値Tvorに充分に追従して速やかに減少す
る。その結果、図8(a)に示すように、アクセラレー
トスイッチ22の開放直後の車速のオーバーシュートが
充分に抑制される。これに対し、従来の車速制御装置で
は、アクセラレートスイッチの開放後にセーフティバル
ブの開閉制御を行なって負圧式スロットルアクチュエー
タの応答性を改善していないので、図9(b)に示すよ
うに実スロットル開度Tvoがスロットル開度指令値Tvo
rに充分に追従できず、図9(a)に示すようにアクセ
ラレートスイッチ開放直後に車速のオーバーシュートが
生じていた。
【0022】以上の一実施形態の構成において、車速セ
ンサ18が車速検出手段を、アクセラレートスイッチ2
2とコントローラ14が車速指令値設定手段を、コント
ローラ14が開度指令値演算手段を、スロットルセンサ
17が開度検出手段を、コントローラ14、バキューム
ポンプ8およびベントバルブ10が第1の駆動制御手段
を、負圧式スロットルアクチュエータ1がスロットルア
クチュエータを、コントローラ14およびセーフティバ
ルブ12が第2の駆動制御手段をそれぞれ構成する。な
お、上述した実施形態では、負圧式スロットルアクチュ
エータを例に上げて説明したが、スロットルアクチュエ
ータは負圧式に限定されない。
ンサ18が車速検出手段を、アクセラレートスイッチ2
2とコントローラ14が車速指令値設定手段を、コント
ローラ14が開度指令値演算手段を、スロットルセンサ
17が開度検出手段を、コントローラ14、バキューム
ポンプ8およびベントバルブ10が第1の駆動制御手段
を、負圧式スロットルアクチュエータ1がスロットルア
クチュエータを、コントローラ14およびセーフティバ
ルブ12が第2の駆動制御手段をそれぞれ構成する。な
お、上述した実施形態では、負圧式スロットルアクチュ
エータを例に上げて説明したが、スロットルアクチュエ
ータは負圧式に限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の加速操作がなされると車速指令値を増加し、加速操
作が解除されるとその時点の車速検出値を車速指令値に
設定するとともに、車速検出値から車速指令値まで増速
するためのスロットル開度指令値を演算し、第1のスロ
ットル駆動制御手段でスロットル開度検出値がスロット
ル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュエー
タを駆動制御する。そして、加速操作が解除されてから
所定時間の間、スロットル開度指令値とスロットル開度
検出値との偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロッ
トル駆動制御手段による駆動制御と並行して、第2のス
ロットル駆動制御手段でスロットル開度検出値がスロッ
トル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュエ
ータを駆動制御するようにしたので、スロットルアクチ
ュエータの応答性を補償して、所定の加速操作を解除し
た直後の車速のオーバーシュートを抑制することができ
る。特に、負圧式スロットルアクチュエータを用いた車
両に対しては、負圧式アクチュエータの応答性が悪いの
で、所定の加速操作を解除した直後の車速オーバーシュ
ートを抑制する効果が大きい。
定の加速操作がなされると車速指令値を増加し、加速操
作が解除されるとその時点の車速検出値を車速指令値に
設定するとともに、車速検出値から車速指令値まで増速
するためのスロットル開度指令値を演算し、第1のスロ
ットル駆動制御手段でスロットル開度検出値がスロット
ル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュエー
タを駆動制御する。そして、加速操作が解除されてから
所定時間の間、スロットル開度指令値とスロットル開度
検出値との偏差が所定値以上の場合のみ、第1のスロッ
トル駆動制御手段による駆動制御と並行して、第2のス
ロットル駆動制御手段でスロットル開度検出値がスロッ
トル開度指令値に追従するようにスロットルアクチュエ
ータを駆動制御するようにしたので、スロットルアクチ
ュエータの応答性を補償して、所定の加速操作を解除し
た直後の車速のオーバーシュートを抑制することができ
る。特に、負圧式スロットルアクチュエータを用いた車
両に対しては、負圧式アクチュエータの応答性が悪いの
で、所定の加速操作を解除した直後の車速オーバーシュ
ートを抑制する効果が大きい。
【図1】一実施形態の構成を示す図。
【図2】車速制御プログラムを示すフローチャート。
【図3】アクセラレート制御ルーチンを示すフローチャ
ート。
ート。
【図4】コースト制御ルーチンを示すフローチャート。
【図5】セーフティバルブ制御ルーチンを示すフローチ
ャート。
ャート。
【図6】車速フィードバック補償器の構成を示す図。
【図7】エンジン非線形特性データマップを示す図。
【図8】実施形態のセーフティバルブの制御結果を示す
図。
図。
【図9】従来の車速制御装置の制御結果を示す図。
1 負圧式スロットルアクチュエータ 2 ハウジング 3 ダイアフラム 4 負圧室 5 ばね 6 スロットルチャンバー 7 スロットルバルブ 8 バキュームポンプ 9 バキュームポンプモータ 10 ベントバルブ 11 ベントバルブソレノイド 12 セーフティバルブ 13 セーフティバルブソレノイド 14 コントローラ 15 マイクロコンピュータ(CPU) 16 メモリ 17 スロットルセンサ 18 車速センサ 19 エンジン回転速度センサ 20 メインスイッチ 21 セットスイッチ 22 アクセラレートスイッチ 23 コーストスイッチ 24 キャンセルスイッチ 25 ブレーキスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 車速を検出する車速検出手段と、 所定の加速操作がなされると車速指令値を増加し、前記
加速操作が解除されるとその時点の前記車速検出値を前
記車速指令値に設定する車速指令値設定手段と、 前記車速検出値から前記車速指令値まで増速するための
スロットル開度の指令値を演算する開度指令値演算手段
と、 スロットル開度を検出する開度検出手段と、 前記スロットル開度検出値が前記スロットル開度指令値
に追従するようにスロットルアクチュエータを駆動制御
する第1のスロットル駆動制御手段とを備えた車速制御
装置であって、 前記加速操作が解除されてから所定時間の間、前記スロ
ットル開度指令値と前記スロットル開度検出値との偏差
が所定値以上の場合のみ、前記第1のスロットル駆動制
御手段による駆動制御と並行して、前記スロットル開度
検出値が前記スロットル開度指令値に追従するように前
記スロットルアクチュエータを駆動制御する第2のスロ
ットル駆動制御手段を備えることを特徴とする車速制御
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車速制御装置におい
て、 前記スロットルアクチュエータは負圧式アクチュエータ
であり、前記第1のスロットル駆動制御手段は前記負圧
式アクチュエータに負圧を蓄えるバキュームポンプと負
圧を低減するバルブとを有し、前記第2のスロットル駆
動制御手段は前記負圧式アクチュエータの負圧を低減す
るバルブを有することを特徴とする車速制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車速制
御装置において、 前記開度指令値演算手段は、前記車速検出値から前記車
速指令値まで増速させるための目標エンジントルクを演
算し、この目標エンジントルクとエンジン回転速度とに
よりエンジン非線形データマップを参照してスロットル
開度指令値を演算することを特徴とする車速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28284295A JPH09123793A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 車速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28284295A JPH09123793A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 車速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09123793A true JPH09123793A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17657786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28284295A Pending JPH09123793A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 車速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09123793A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170004583A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 성능 보상을 위한 제어 장치 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28284295A patent/JPH09123793A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170004583A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 성능 보상을 위한 제어 장치 |
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