JPH09122769A - 三又分流パイプの製造法 - Google Patents
三又分流パイプの製造法Info
- Publication number
- JPH09122769A JPH09122769A JP7314642A JP31464295A JPH09122769A JP H09122769 A JPH09122769 A JP H09122769A JP 7314642 A JP7314642 A JP 7314642A JP 31464295 A JP31464295 A JP 31464295A JP H09122769 A JPH09122769 A JP H09122769A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- projected
- strain
- pipe
- press rod
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/40—Fluid line arrangements
- F25B41/42—Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/028—Evaporators having distributing means
Abstract
(57)【要約】
【構成】 バルジ成形加工によって得られたＴ字管の脚
管方向から、前記バルジ成形時における対向押出し棒の
絞り加工により腕管内部中央に凝集された歪突起部をめ
がけて、所要圧のプレスロッドを降圧することにより前
記歪突起部を一時に外部へ突出除去し、その後三又成形
して得ることを特徴とする三又分流パイプの製造法。 【効果】 バルジ成形加工によって生じた内部の歪突起
部を、一工程で除去し、しかも内径形状にバラツキがな
く分流比率の画一な、加えて強度ある三又分流パイプが
得られる。
管方向から、前記バルジ成形時における対向押出し棒の
絞り加工により腕管内部中央に凝集された歪突起部をめ
がけて、所要圧のプレスロッドを降圧することにより前
記歪突起部を一時に外部へ突出除去し、その後三又成形
して得ることを特徴とする三又分流パイプの製造法。 【効果】 バルジ成形加工によって生じた内部の歪突起
部を、一工程で除去し、しかも内径形状にバラツキがな
く分流比率の画一な、加えて強度ある三又分流パイプが
得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機器、冷蔵・冷凍
機器等の分岐回路、分流回路に組込まれる三又分流パイ
プの製造法に関する。
機器等の分岐回路、分流回路に組込まれる三又分流パイ
プの製造法に関する。
【０００２】
【従来技術】このような三又分流パイプは、単純には三
本の屈曲管を溶接すれば製造でき、分流比率の画一性か
ら現実に生産され使用されている。しかし製作の手間、
製作費が大きなネックとなっている。これに対し、バル
ジ成形により一体加工したものが実施されているが、成
形時における対向押出し棒の絞り加工により腕管内部中
央に凝集された歪突起部が流体力学上の障害となり分流
比率も一定しないため、精緻を求める側からはそのまま
の使用は敬遠され、何らかの改善が求められている。そ
こで、バルジ成形時に上型に予め歪突起部の逃げ空間を
設けて内径側への歪形成を最小限に留める特開平１−２
５５７９２の技術が提案されている（図５）。しかし、
この工法は歪突起部を完全に除去するものではなく、製
品の内径形状にバラツキを生じて分流比率に変動が多い
という難点がある。
本の屈曲管を溶接すれば製造でき、分流比率の画一性か
ら現実に生産され使用されている。しかし製作の手間、
製作費が大きなネックとなっている。これに対し、バル
ジ成形により一体加工したものが実施されているが、成
形時における対向押出し棒の絞り加工により腕管内部中
央に凝集された歪突起部が流体力学上の障害となり分流
比率も一定しないため、精緻を求める側からはそのまま
の使用は敬遠され、何らかの改善が求められている。そ
こで、バルジ成形時に上型に予め歪突起部の逃げ空間を
設けて内径側への歪形成を最小限に留める特開平１−２
５５７９２の技術が提案されている（図５）。しかし、
この工法は歪突起部を完全に除去するものではなく、製
品の内径形状にバラツキを生じて分流比率に変動が多い
という難点がある。
【０００３】そこで一般にには、図６に示される脚管方
向及び腕管方向からのエンドミルによる再加工、ブラシ
仕上げにより歪突起部、返しバリを取除く方法が行われ
ているが、この技術にも、工程の手間がかかる、エンド
ミルの振れや逃げによる歪突起部の肉薄化、脆弱化（バ
ルジ成形時に歪突起部に相当する外径側に皺が生じるた
めこのことが一層促進される）の問題が未解決の状態に
ある。
向及び腕管方向からのエンドミルによる再加工、ブラシ
仕上げにより歪突起部、返しバリを取除く方法が行われ
ているが、この技術にも、工程の手間がかかる、エンド
ミルの振れや逃げによる歪突起部の肉薄化、脆弱化（バ
ルジ成形時に歪突起部に相当する外径側に皺が生じるた
めこのことが一層促進される）の問題が未解決の状態に
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、バルジ成形加工によっ
て生じた内部の歪突起部の除去に手間をかけることな
く、ロ−コストで、しかも形状にバラツキがなく分流比
率の画一な、加えて耐久性の高い三又分流パイプが得ら
れる製造法を提案するものである。
る実情に鑑みてなされたもので、バルジ成形加工によっ
て生じた内部の歪突起部の除去に手間をかけることな
く、ロ−コストで、しかも形状にバラツキがなく分流比
率の画一な、加えて耐久性の高い三又分流パイプが得ら
れる製造法を提案するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、バルジ成形加工によって得られたＴ字管
の脚管方向から、前記バルジ成形時における対向押出し
棒の絞り加工により腕管内部中央に凝集された歪突起部
をめがけて、所要圧のプレスロッドを降圧することによ
り前記歪突起部を一時に外部へ突出除去し、その後三又
成形して得ることを特徴とする三又分流パイプの製造法
である。
め、本発明は、バルジ成形加工によって得られたＴ字管
の脚管方向から、前記バルジ成形時における対向押出し
棒の絞り加工により腕管内部中央に凝集された歪突起部
をめがけて、所要圧のプレスロッドを降圧することによ
り前記歪突起部を一時に外部へ突出除去し、その後三又
成形して得ることを特徴とする三又分流パイプの製造法
である。
【０００６】また上記中、プレスロッドが円棒状で、そ
のヘッドがＴ字管の管方向に腕管の曲率に内接する小曲
率を成す三又分流パイプの製造法である。
のヘッドがＴ字管の管方向に腕管の曲率に内接する小曲
率を成す三又分流パイプの製造法である。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のようで、バルジ成形加工
によってＴ字管内部に生じた歪突起部を、プレスロッド
の所要圧による降圧作用により一工程で外部へ突出除去
するものであるから生産効率を著しく向上させ、コスト
面でも大幅に改善される。そして、内径形状にバラツキ
がなく分流比率の画一な製品が得られる。そしてさら
に、バルジ成形時に歪突起部に相当する外径側に生ずる
皺が、歪突起部の突出除去によりこの部分を肉厚に形成
することになるから、この部分の強度性をかえって強め
る結果となる。上記中、プレスロッドが円棒状で、その
ヘッドがＴ字管の管方向に腕管の曲率に内接する小曲率
を成す態様においては、プレスロッドの曲率内接により
降圧による歪突起部の除去がより効率的且つ円滑的に行
われる。
によってＴ字管内部に生じた歪突起部を、プレスロッド
の所要圧による降圧作用により一工程で外部へ突出除去
するものであるから生産効率を著しく向上させ、コスト
面でも大幅に改善される。そして、内径形状にバラツキ
がなく分流比率の画一な製品が得られる。そしてさら
に、バルジ成形時に歪突起部に相当する外径側に生ずる
皺が、歪突起部の突出除去によりこの部分を肉厚に形成
することになるから、この部分の強度性をかえって強め
る結果となる。上記中、プレスロッドが円棒状で、その
ヘッドがＴ字管の管方向に腕管の曲率に内接する小曲率
を成す態様においては、プレスロッドの曲率内接により
降圧による歪突起部の除去がより効率的且つ円滑的に行
われる。
【０００８】
【実施例】図面の実施例によって説明すると、図２に示
すように、バルジ成形加工によって得られたＴ字管１
を、前記バルジ成形加工によって生じた歪突起部１ｃの
突出し凹部２を設けた下型Ｃと両上型Ａ，Ｂにはめたう
え、図３、図４に示すように前記Ｔ字管１の脚管１ｂ方
向から、腕管１ａ内部中央に凝集された歪突起部２をめ
がけて、円棒状でヘッド３ａがＴ字管１の管方向に腕管
１ａの曲率に内接する小曲率３ｂを成すプレスロッド３
を１０００ｋｇ／ｃｍ2 の圧力で降圧することにより前
記歪突起部を一時に外部へ突出除去する。そして脱型
後、三又成形して、図１（イ）に示す三又分流パイプ４
を得る。同図（ニ）にも示すように上記歪突起部の突出
除去により、完成した三又分流パイプ４の外径にその分
肉厚部４ａとして露われる。
すように、バルジ成形加工によって得られたＴ字管１
を、前記バルジ成形加工によって生じた歪突起部１ｃの
突出し凹部２を設けた下型Ｃと両上型Ａ，Ｂにはめたう
え、図３、図４に示すように前記Ｔ字管１の脚管１ｂ方
向から、腕管１ａ内部中央に凝集された歪突起部２をめ
がけて、円棒状でヘッド３ａがＴ字管１の管方向に腕管
１ａの曲率に内接する小曲率３ｂを成すプレスロッド３
を１０００ｋｇ／ｃｍ2 の圧力で降圧することにより前
記歪突起部を一時に外部へ突出除去する。そして脱型
後、三又成形して、図１（イ）に示す三又分流パイプ４
を得る。同図（ニ）にも示すように上記歪突起部の突出
除去により、完成した三又分流パイプ４の外径にその分
肉厚部４ａとして露われる。
【図１】本発明によって得られた三又分流パイプを示
し、（イ）が斜視図、（ロ）縦断側面図
し、（イ）が斜視図、（ロ）縦断側面図
【図２】バルジ成形加工によって得られたＴ字管を、歪
突起部の突出し凹部を設けた下型Ｃと両上型Ａ，Ｂには
めた状態の縦断正面図
突起部の突出し凹部を設けた下型Ｃと両上型Ａ，Ｂには
めた状態の縦断正面図
【図３】プレスロッドを降圧することにより歪突起部を
一時に外部へ突出除去する状態の縦断正面図
一時に外部へ突出除去する状態の縦断正面図
【図４】プレスロッドのみの斜視図
【図５】従来法の一例（バルジ成形時における逃げ溝方
式）を示す縦断正面図
式）を示す縦断正面図
【図６】従来法の他の例（バルジ成形後のエンドミル、
ブラシ加工方式）を示す縦断正面図
ブラシ加工方式）を示す縦断正面図
１ バルジ成形したＴ字管 １ａ 腕管 １ｂ 脚管 １ｃ 内部の歪突起部 ２ 突出し凹部 ３ プレスロッド ３ａ ヘッド ３ｂ 小曲率 ４ 三又分流パイプ ４ａ 肉厚部 Ａ 上型 Ｂ 上型 Ｃ 下型小
Claims (2)
- 【請求項１】 バルジ成形加工によって得られたＴ字管
の脚管方向から、前記バルジ成形時における対向押出し
棒の絞り加工により腕管内部中央に凝集された歪突起部
をめがけて、所要圧のプレスロッドを降圧することによ
り前記歪突起部を一時に外部へ突出除去し、その後三又
成形して得ることを特徴とする三又分流パイプの製造
法。 - 【請求項２】 プレスロッドが円棒状で、そのヘッドが
Ｔ字管の管方向に腕管の曲率に内接する小曲率を成す請
求項１記載の三又分流パイプの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7314642A JPH09122769A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 三又分流パイプの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7314642A JPH09122769A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 三又分流パイプの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09122769A true JPH09122769A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18055790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7314642A Pending JPH09122769A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 三又分流パイプの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09122769A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209998A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Nippon Steel Corp | 金属管部材 |
| CN102699176A (zh) * | 2012-05-09 | 2012-10-03 | 佛山市顺德区燉煌五金塑料实业有限公司 | 三通成形支撑辅助设备 |
| CN104190798A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 中国石油天然气集团公司 | 一种三通复合成形模具、大直径三通的工艺制造方法 |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP7314642A patent/JPH09122769A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209998A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Nippon Steel Corp | 金属管部材 |
| CN102699176A (zh) * | 2012-05-09 | 2012-10-03 | 佛山市顺德区燉煌五金塑料实业有限公司 | 三通成形支撑辅助设备 |
| CN104190798A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 中国石油天然气集团公司 | 一种三通复合成形模具、大直径三通的工艺制造方法 |
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