JPH09122517A - 粉砕機の制御装置 - Google Patents

粉砕機の制御装置

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JPH09122517A
JPH09122517A JP28533595A JP28533595A JPH09122517A JP H09122517 A JPH09122517 A JP H09122517A JP 28533595 A JP28533595 A JP 28533595A JP 28533595 A JP28533595 A JP 28533595A JP H09122517 A JPH09122517 A JP H09122517A
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JP
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crusher
differential pressure
crushing
crushed
amount
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JP28533595A
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Yukio Miyama
幸穂 深山
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被粉砕物の生産量、粒径分布の良好な制御応
答性を実現し、かつ、粉砕機の振動や故障発生を防止す
ることができる粉砕機の制御装置を提供する。 【解決手段】 ターンテーブル6と、フィーダ2と、粉
砕ローラ8と、分級機12と、ターンテーブル6の外周
を吹き上げ、粉砕された被粉砕物を分級機へ搬送すると
ともに、分級された微粒分を生産物11として需要先に
搬送する空気9の供給手段20、21と、空気9がター
ンテーブルの外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧測
定手段23と、需要先の要求量に応じてフィーダの原料
供給量を制御する手段3と、フィーダの供給量に応じて
ローラ8の加圧力と分級機の分級力を制御する手段1
8、19を備えた粉砕機50の制御装置において、フィ
ーダの原料供給量に基づき粉砕機差圧目標値35を求め
る手段34と、この目標値と差圧測定値26の偏差を求
める手段37と、この偏差に基づき加圧力制御手段18
の制御量を補正する手段40、42と、この偏差が所定
範囲を越えた場合に分級機の分級特性制御手段19の制
御量を補正する手段38、43を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉砕機の制御装置
に係り、ことに、被粉砕物の生産量、粒径分布の良好な
制御応答性を実現し、かつ、粉砕機の振動や、故障発生
を防止するに好適な粉砕機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の適用対象たる粉砕機5
0と、従来技術による制御装置を図示している。被粉砕
原料1を供給するフィーダー2は指令信号3に従って被
粉砕原料運搬速度を加減され、信号3に比例する原料を
粉砕機のホッパ4に与える。原料炭は電動機5により回
転され、被粉砕物の保有手段6をなすターンテーブル上
に落下し、後述する分級手段により捕集された粗粒被粉
砕物11、13と混合され保有被粉砕物7となる。保有
被粉砕物7は遠心力により、粉砕手段8をなす前述のタ
ーンテーブルの外周に置かれた粉砕用ローラーにより粉
砕され、該外周を吹き上げる搬送空気9に乗り、粉砕機
生産物10となって需要先へと輸送される。
【0003】次に、搬送空気9に乗った被粉砕物は、重
力とのバランスにより大粒径の粒子が前述の保有手段6
へと再循環する重力分級捕集被粉砕物11の流れを、さ
らに、比較的に粒径が小さく、該重力分級を通過した被
粉砕物はベーン12により旋回を受けて遠心力により、
粒径が大なる粒子が再循環する遠心力分級捕集被粉砕物
13の流れを生じる。昨今では、遠心力分級において鋭
敏な特性を得るため、該ベーンに換えて、遠心力を与え
るための回転羽根を電動機で駆動する回転式分級機が採
用される場合もあるが、基本的な機能としては同等に考
えればよい。
【0004】従来技術の制御装置は被粉砕原料の供給量
に応じて加圧力指令信号16、分級特性指令信号17を
加減する構成である。ここで、フィーダー指令信号3
は、通例、粉砕機生産物10の流量が過不足のないよう
に加減され、当該生産物流量がオンライン計測可能な場
合は、該流量計測値と目標値の偏差のPI調節により与
えればよい。しかしながら、多くの場合、該流量はオン
ライン計測が困難であるから、該流量と因果関係にある
状態量で同様の目的を達する。例えば、被粉砕原料が石
炭で、需要先がドラムボイラであれば、該ドラムの蒸気
圧力は、バーナに供給される微粉炭流量と直接的な因果
関係を有するから、該ドラム圧力が目標値となるよう、
該偏差のPI調節により、フィーダー指令信号3を加減
すればよい。
【0005】そして、このとき加圧力指令信号16は関
数要素18により、粉砕機の粉砕能力は、該加圧力とと
もに増加することに基づき、被粉砕原料の供給量に応じ
て、加圧力を増加する方向で与えられる。また、分級特
性指令信号17は関数要素19により、一般に粉砕機は
高負荷運転で粉砕機生産物10の粒径分布が悪化(粗粒
分が増加)する傾向にあるため、被粉砕原料の供給量に
応じて分級設定を絞る(旋回力を増して粗粒の捕集効率
を上げる)方向で与えられる。
【0006】ただし、需要先の事情により、低負荷運転
時にいっそうの粒度の向上を要求される場合もあり、関
数要素18、19の設定法について、上述のごとく画一
的に論じにくい場合もあるが、指令信号16、17が被
粉砕原料の供給量の関数となる点は従来技術において共
通している。一方、粉体の搬送空気9は、ダンパ21に
より、基本的には関数要素31により、原料供給量にみ
あう量とする。加えて、当該空気の過不足は、粉砕機レ
シオと呼ばれる差圧信号の比(当該空気流量の自乗に比
例する搬送空気差圧信号25と、粉砕手段近傍の粉体の
なす流動層の差圧で粉砕機差圧と呼ばれる信号26の
比)に反映するため、これを信号除算器33で得た後、
信号設定機29による目標値に合致させるように、比例
積分調節器30により補正信号を求め、前述の関数要素
31の出力に信号加算器32を用いて加え合わせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来技術の
制御回路は、上述したように、当該粉砕機の負荷が一
定、または、低負荷変化率(当該粉砕機の被粉砕原料1
供給量のスッテップ変化を施した際、該粉砕機生産物1
0の応答時定数をT〔分〕とすれば1/(10T)〔%
/分〕程度以下の変化率が運用可能な最大値となること
が、経験則としてTの関数で求まる。具体的には、通例
T=1〜2〔分〕だから0.05〜0.1〔%/分〕以
下を指す)であれば、実用上十分な性能を発揮する。
【0008】しかしながら、昨今は5〜10〔%/分〕
(50〔%〕負荷から100〔%〕に到達するのに5〜
10〔分〕を要する負荷変化率)の高速負荷変化が必要
になっており、この場合、次のような問題が起こる。 1)高速負荷変化領域では被粉砕原料1の供給量の関数
として保有被粉砕物7の量が一義的に決まらない。(本
来、保有被粉砕物7の増加、減少は粉砕機生産物10の
量を加減し、原料1供給量と生産物10の量の偏差が保
有被粉砕物7の量の増減をもたらすから、自己平衡性に
より、十分に時間が経過すれば、保有被粉砕物7の量は
原料1供給量にみあう値に収束する。しかし、高速負荷
変化領域では、この作用が追いつかない。)従って、粉
砕手段8の通過被粉砕物流量は常に保有被粉砕物7の量
に比例するとみなせるに対し、これを処理する能力を支
配する加圧力指令信号16は被粉砕原料1供給量の関数
として関数要素18で与えられ、望ましい粉砕手段8の
通過被粉砕物流量の関数でないため、アンバランスが生
じる。
【0009】すなわち、前述の自己平衡時の収束値を基
準として、被粉砕原料1の供給量に比して保有被粉砕物
7の保有量が多すぎるときは通過被粉砕物流量に対し、
加圧力指令信号16が小さすぎて粉砕後の粒径分布の悪
化を招く。また、逆の場合は不必要な粉砕加圧力によ
り、「粉砕動力の低減、粉砕部の摩耗低減、粉砕部メタ
ルタッチによる振動回避」という工学的要求に反する。
典型的には、高速負荷上昇時、フィーダー指令信号3
は、上位の制御装置からPI制御で与えられるのが一般
的であるから、その変化にはオーバーシュート分を含む
場合が多い。また、いわゆる加速信号と称して、意識的
にオーバーシュートをさせることもある。このような場
合、被粉砕原料1の供給量のオーバーシュートに伴い、
保有被粉砕物7の量は急増するが、オーバーシュートの
下降局面以降は、減少したフィーダー指令信号3により
加圧力指令信号16も低下するため、上述のアンバラン
スを招き、粉砕機出口生産物10の粒度分布悪化、該流
量の増加遅れ(当該粉砕機は分級手段を有するため、粒
度分布の悪化は分級手段通過流量の伸び悩みとなる。)
をもたらす。 2) 1)項に述べた議論は、同様に分級特性指令信号
17にあてはまる。すなわち、負荷変化率が小さい領域
では、当該粉砕機の運転状態は被粉砕原料1の供給量の
みで決まるため、図2による従来技術の制御方式で問題
はない。しかし、負荷変化率が高いとき、1)項に述べ
た状況で保有被粉砕物7が多く、これに比例して、多量
でかつ粗粒の粉砕手段8通過の被粉砕物が分級手段に搬
送され、かつ、このとき、分級特性指令信号17はオー
バーシュートの下降局面にある場合は粉砕機生産物10
の粒度分布を良好に維持できなくなる。さらに、このよ
うな状態は極めて典型的に発生し得るのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)粉砕機内で回転する被粉砕物保有手段と、該保有
手段へ所要量の原料を供給するフィーダーと、該保有手
段に所要加圧力にて押圧されつつ回転し保有手段ととも
に被粉砕物の粉砕手段を構成する複数個の粉砕ローラ
と、該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段
に再循環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として需
要先へ送るための分級手段と、保有手段外周を吹き上げ
粉砕手段で粉砕された被粉砕物を分級手段に搬送すると
ともに、分級手段で分級された微粒分を需要先へ搬送す
る粉体搬送用空気の供給手段と、粉体搬送空気が前記保
有手段外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧を測定す
る手段と、フィーダーの前記原料供給量に応じて前記粉
砕手段の加圧力を制御する手段とを備えた粉砕機の制御
装置において、前記フィーダーの原料供給量に基づき粉
砕機差圧目標値を求める手段と、この目標値と該差圧の
前記測定手段による測定差圧との偏差を求める手段と、
この偏差に基づき前記粉砕手段の加圧力制御手段の制御
量を補正する手段とを設けたことを特徴とする粉砕機の
制御装置。
【0011】(2)粉砕機内で回転する被粉砕物保有手
段と、該保有手段に所要量の原料を供給する手段と、該
保有手段に所要加圧力にて押圧されつつ回転し保有手段
とともに被粉砕物の粉砕手段を構成する粉砕ローラと、
該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段に再
循環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として需要先
へ送るための分級手段と、保有手段外周を吹き上げ粉砕
手段で粉砕された被粉砕物を分級手段に搬送するととも
に分級手段で分級された微粒分を需要先へ搬送する粉体
搬送用空気の供給手段と、粉体搬送用空気が前記保有手
段外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧を測定する手
段と、前記フィーダーの原料供給量に応じて分級手段の
分級特性を制御する手段とを備えた粉砕機の制御装置に
おいて、前記フィーダーの原料供給量に基づき粉砕機差
圧目標値を求める手段と、この目標値と、該差圧の前記
測定手段による測定差圧との偏差を求める手段と、この
偏差が所定範囲をこえた場合に分級特性補正信号を算出
し、この補正信号に基づき前記分級特性制御手段の制御
量を補正する手段を設けたことを特徴とする粉砕機の制
御装置。
【0012】(3)粉砕機内で回転する被粉砕物保有手
段と、該保有手段に所要量の原料を供給するフィーダー
と、該保有手段に所要加圧力で押圧されつつ回転し保有
手段とともに被粉砕物の粉砕手段を構成する粉砕ローラ
と、該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段
に再循環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として需
要先へ送るための分級手段と、保有手段外周を吹き上げ
粉砕手段で粉砕された被粉砕物を分級手段に搬送すると
ともに、分級手段で分級された微粒分を需要先へ搬送す
る粉体搬送用空気の供給手段と、粉体搬送用空気が前記
保有手段の外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧を測
定する手段と、需要先の要求量に応じて前記フィーダー
の原料供給量を調整する手段と、フィーダーの前記原料
供給量に応じて、前記粉砕手段の加圧力を制御する手段
および前記分級手段の分級特性を制御する手段を備えた
粉砕機の制御装置において、前記フィーダーの原料供給
量に基づき粉砕機差圧目標値を求める手段と、この目標
値と該差圧の前記測定手段による測定差圧との偏差を求
める手段と、この偏差に基づき前記粉砕手段の加圧力制
御手段の制御量を補正する手段と、前記偏差が所定範囲
をこえた場合に分級特性補正信号を求め、この補正信号
に基づき前記分級特性制御手段の制御量を補正する手段
とを設けたことを特徴とする粉砕機の制御装置。
【0013】本発明のポイントは、粉砕機の加圧力指令
信号16が妥当であれば、粉砕機差圧信号26の値は、
高速負荷変化時も含めて、給炭量にみあう適正な値(す
なわち、保有被粉砕物7の量も適正)にすみやかに収束
することに着目し、該加圧力を粉砕機差圧の適正な値か
らの偏差により制御することにある。当該偏差から加圧
力の補正信号を得る処理にPI(比例積分式)調節器を
用いれば、簡単に当該目的を達し、かつ、定常偏差や過
渡的な逆応答、オーバーシュートにも満足できる性能が
得られる。
【0014】当該差圧信号26が適正な値に収束するま
での期間は、上述の加圧力補正を行なえば長時間は要し
ない(本発明では通常1〜2分と考えられる、加圧力を
給炭量のみで決める従来技術では10〜20分必要であ
った)が、さらに一層の特性改善を望むなら、分級器設
定の補正を併用する。すなわち、保有被粉砕物7の量が
大のときは、一般に粉砕手段出口の粒度が低下するか
ら、粉砕機生産物10の粒度の維持に主眼をおくなら
ば、偏差が正方向(実差圧が上回る)のときは、分級手
段を絞める方向とする必要がある。ただし、分級手段を
絞めると粗粒の循環量が増加して、保有被粉砕物7の量
の低下を遅らせるから、該保有量の低下を優先する場合
は、逆に偏差が正方向のときは、分級手段を緩める必要
がある。従って、該保有量の適正化は加圧力による粉砕
手段の処理能力の加減で行ない、該作用が収束するまで
の、補助的な特性改善策として、目的に応じて分級手段
の設定を調節すればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例を示す。
従来技術による図2の構成にあって、関数要素18、1
9を図1の構成に置き換えれば、他の部分は図2の構成
と全く同一で本発明を実施することができる。従って、
信号16、17を発生する部分以外は図への記述も説明
も省略した。
【0016】本例では、給炭量信号3を受け、粉砕機差
圧目標値35を作成し、これを、実測信号26と比較
し、偏差信号37のPI制御(比例積分調節器)40で
加圧力補正信号41を、関数要素38で、偏差信号37
が大の領域で、分級設定補正信号39をそれぞれ得てい
る。両信号は従来技術と同様に関数要素18、19で与
えられる基本信号に加え合わせられ、目的とする加圧力
指令信号16、分級設定指令信号17とする。
【0017】
【発明の効果】本発明には、次の効果がある。 1) 粉砕機の加圧力が、該粉砕機内の被粉砕物の保有
量および粒度分布に応じて調節され、高速負荷変化時に
あっても、粉砕機内の過度な被粉砕物保有で出口粒径分
布の低下、出炭量の伸び悩み、運転動力の増加が防止で
きる。また、不必要な加圧力による摩耗や、被粉砕物保
有の過小による振動も予防できる。 2) 粉砕機の分級設定が、該粉砕機内の被粉砕物の保
有量および粒度分布に応じて調節され、高速負荷変化時
にあっても、粉砕機生産物の良好な粒度分布が維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例説明図。
【図2】従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…被粉砕物原料、2…フィーダー、3…フィーダー指
令信号、4…ホッパ、5…電動機、6…被粉砕物保有手
段(ターンテーブル)、7…保有被粉砕物、8…粉砕手
段(ローラ)、9…搬送空気、10…粉砕機生産物、1
2…ベーン(分級羽根)、14…加圧力調整手段、15
…分級特性調整手段、16…加圧力指令信号、17…分
級特性指令信号、18、19…関数要素、20…搬送空
気ファン、21…搬送空気ダンパ、22…搬送空気差圧
発信器、23…粉砕機差圧発信器、24…空気ダンパ駆
動信号、25…搬送空気差圧信号、26…粉砕機差圧信
号、27…差圧比信号、29…差圧比信号設定器、30
…比例積分調節器、31…関数要素、32…信号加算
器、33…信号除算器、34…関数要素、35…粉砕機
差圧目標値、36…信号減算器、37…差圧偏差信号、
38…関数要素、39…分級設定補正信号、40…比例
積分調節器、41…加圧力補正信号、42、43…信号
加算器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕機内で回転する被粉砕物保有手段
    と、該保有手段へ所要量の原料を供給するフィーダー
    と、該保有手段に所要加圧力にて押圧されつつ回転し保
    有手段とともに被粉砕物の粉砕手段を構成する複数個の
    粉砕ローラと、該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分
    を保有手段に再循環させるとともに微粒分を粉砕機生産
    物として需要先へ送るための分級手段と、保有手段外周
    を吹き上げ粉砕手段で粉砕された被粉砕物を分級手段に
    搬送するとともに、分級手段で分級された微粒分を需要
    先へ搬送する粉体搬送用空気の供給手段と、粉体搬送空
    気が前記保有手段外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差
    圧を測定する手段と、フィーダーの前記原料供給量に応
    じて前記粉砕手段の加圧力を制御する手段とを備えた粉
    砕機の制御装置において、前記フィーダーの原料供給量
    に基づき粉砕機差圧目標値を求める手段と、この目標値
    と該差圧の前記測定手段による測定差圧との偏差を求め
    る手段と、この偏差に基づき前記粉砕手段の加圧力制御
    手段の制御量を補正する手段とを設けたことを特徴とす
    る粉砕機の制御装置。
  2. 【請求項2】 粉砕機内で回転する被粉砕物保有手段
    と、該保有手段に所要量の原料を供給する手段と、該保
    有手段に所要加圧力にて押圧されつつ回転し保有手段と
    ともに被粉砕物の粉砕手段を構成する粉砕ローラと、該
    粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段に再循
    環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として需要先へ
    送るための分級手段と、保有手段外周を吹き上げ粉砕手
    段で粉砕された被粉砕物を分級手段に搬送するとともに
    分級手段で分級された微粒分を需要先へ搬送する粉体搬
    送用空気の供給手段と、粉体搬送用空気が前記保有手段
    外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧を測定する手段
    と、前記フィーダーの原料供給量に応じて分級手段の分
    級特性を制御する手段とを備えた粉砕機の制御装置にお
    いて、前記フィーダーの原料供給量に基づき粉砕機差圧
    目標値を求める手段と、この目標値と、該差圧の前記測
    定手段による測定差圧との偏差を求める手段と、この偏
    差が所定範囲をこえた場合に分級特性補正信号を算出
    し、この補正信号に基づき前記分級特性制御手段の制御
    量を補正する手段を設けたことを特徴とする粉砕機の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 粉砕機内で回転する被粉砕物保有手段
    と、該保有手段に所要量の原料を供給するフィーダー
    と、該保有手段に所要加圧力で押圧されつつ回転し保有
    手段とともに被粉砕物の粉砕手段を構成する粉砕ローラ
    と、該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段
    に再循環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として需
    要先へ送るための分級手段と、保有手段外周を吹き上げ
    粉砕手段で粉砕された被粉砕物を分級手段に搬送すると
    ともに、分級手段で分級された微粒分を需要先へ搬送す
    る粉体搬送用空気の供給手段と、粉体搬送用空気が前記
    保有手段の外周通過時の圧力損失を含む粉砕機差圧を測
    定する手段と、需要先の要求量に応じて前記フィーダー
    の原料供給量を調整する手段と、フィーダーの前記原料
    供給量に応じて、前記粉砕手段の加圧力を制御する手段
    および前記分級手段の分級特性を制御する手段を備えた
    粉砕機の制御装置において、前記フィーダーの原料供給
    量に基づき粉砕機差圧目標値を求める手段と、この目標
    値と該差圧の前記測定手段による測定差圧との偏差を求
    める手段と、この偏差に基づき前記粉砕手段の加圧力制
    御手段の制御量を補正する手段と、前記偏差が所定範囲
    をこえた場合に分級特性補正信号を求め、この補正信号
    に基づき前記分級特性制御手段の制御量を補正する手段
    とを設けたことを特徴とする粉砕機の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467713B1 (ko) * 2000-09-09 2005-01-24 주식회사 포스코 파쇄기의 미분탄 입도제어장치
JP2007127370A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機
WO2019221302A1 (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉砕装置及び粉砕装置の制御方法

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