JPH09122428A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
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- JPH09122428A JPH09122428A JP7286188A JP28618895A JPH09122428A JP H09122428 A JPH09122428 A JP H09122428A JP 7286188 A JP7286188 A JP 7286188A JP 28618895 A JP28618895 A JP 28618895A JP H09122428 A JPH09122428 A JP H09122428A
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- suction port
- ceiling surface
- outlet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】喫煙コーナ用のエアーカーテンを形成する空気
清浄機では、喫煙空間から空気を吸い込む吸込口に、エ
アーカーテンも吸い込まれ、エアーカーテンを確実に形
成できないことがあった。 【解決手段】本空気清浄機では、喫煙空間Sの空気を第
1吸込口13から、本体1の上方の空気を第2吸込口1
4からファン装置3によって吸入し、通気路を通じて吹
出口12から強く吹き出す。吹出口12の短辺部分12
2への通気路にパンチングメタルからなる空気流通制限
部材8を設けて、長辺部分121への風量を相対的に増
やした。また、長辺部分121の縁に沿って仕切板9を
天井面11から下方に突設して、吹き出された空気の第
1吸込口13への移動を制限した。
清浄機では、喫煙空間から空気を吸い込む吸込口に、エ
アーカーテンも吸い込まれ、エアーカーテンを確実に形
成できないことがあった。 【解決手段】本空気清浄機では、喫煙空間Sの空気を第
1吸込口13から、本体1の上方の空気を第2吸込口1
4からファン装置3によって吸入し、通気路を通じて吹
出口12から強く吹き出す。吹出口12の短辺部分12
2への通気路にパンチングメタルからなる空気流通制限
部材8を設けて、長辺部分121への風量を相対的に増
やした。また、長辺部分121の縁に沿って仕切板9を
天井面11から下方に突設して、吹き出された空気の第
1吸込口13への移動を制限した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙空間とその周
囲の空間とをエアーカーテンで区画することのできる喫
煙コーナー用の空気清浄機(以下「空気清浄機」とい
う)に関する。
囲の空間とをエアーカーテンで区画することのできる喫
煙コーナー用の空気清浄機(以下「空気清浄機」とい
う)に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の空気清浄機は、下面部に喫煙コー
ナーの天井面を形成する本体と、本体内に送風機とを備
えている。送風機を用いて、天井面の中央部に形成され
た吸込口を通じて空気を吸い込み、塵埃を除去した後に
吸い込んだ空気を、天井面の周縁部に形成された吹出口
から吹き出すことによって、天井面の下方の空間である
喫煙コーナーとその周囲の空間を区画するエアーカーテ
ンを生成するようにしている。
ナーの天井面を形成する本体と、本体内に送風機とを備
えている。送風機を用いて、天井面の中央部に形成され
た吸込口を通じて空気を吸い込み、塵埃を除去した後に
吸い込んだ空気を、天井面の周縁部に形成された吹出口
から吹き出すことによって、天井面の下方の空間である
喫煙コーナーとその周囲の空間を区画するエアーカーテ
ンを生成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
エアーカーテンが床面まで完全に生成されず、エアーカ
ーテンの内側の空気がエアーカーテンの下方から外側へ
漏れ出てしまうことがあった。この原因として以下の事
実が判明した。すなわち、例えば、平面形状が長方形の
エアーカーテンを生成する場合、長辺に沿う吹出口の部
分は、短辺に沿う吹出口の部分よりも吸込口に接近して
形成されることになる。この吸込口に近い、吹出口の部
分から吹き出された空気は、床面に達するまでに吸込口
に引き寄せられてしまっていた(いわゆるショートサー
キットが起こっていた)。従って、エアーカーテンは、
本体の吹出口から床面にまで完全に形成されないことと
なり、その結果、エアーカーテンの内側の喫煙者のタバ
コの煙が周囲に流出してしまうことになっていた。
エアーカーテンが床面まで完全に生成されず、エアーカ
ーテンの内側の空気がエアーカーテンの下方から外側へ
漏れ出てしまうことがあった。この原因として以下の事
実が判明した。すなわち、例えば、平面形状が長方形の
エアーカーテンを生成する場合、長辺に沿う吹出口の部
分は、短辺に沿う吹出口の部分よりも吸込口に接近して
形成されることになる。この吸込口に近い、吹出口の部
分から吹き出された空気は、床面に達するまでに吸込口
に引き寄せられてしまっていた(いわゆるショートサー
キットが起こっていた)。従って、エアーカーテンは、
本体の吹出口から床面にまで完全に形成されないことと
なり、その結果、エアーカーテンの内側の喫煙者のタバ
コの煙が周囲に流出してしまうことになっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、エアーカーテン
を確実に生成することのできる空気清浄機を提供するこ
とである。
を確実に生成することのできる空気清浄機を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 (1) 請求項1に係る発明の空気清浄機は、本体の下面部
に天井面が形成され、天井面の中央部に形成された吸込
口を通じて空気を吸い込み、塵埃を除去した後に吸い込
んだ空気を、天井面の周縁部に形成された吹出口を通じ
て吹き出すことによって、天井面の下方の喫煙空間とそ
の周囲の空間を区画するエアーカーテンを生成する空気
清浄機において、上記吹出口から吸込口への空気の移動
を制限するように、天井面から下方に突出して設けら
れ、且つ吹出口と吸込口との間を仕切る仕切板を備えた
ことを特徴とするものである。
め、 (1) 請求項1に係る発明の空気清浄機は、本体の下面部
に天井面が形成され、天井面の中央部に形成された吸込
口を通じて空気を吸い込み、塵埃を除去した後に吸い込
んだ空気を、天井面の周縁部に形成された吹出口を通じ
て吹き出すことによって、天井面の下方の喫煙空間とそ
の周囲の空間を区画するエアーカーテンを生成する空気
清浄機において、上記吹出口から吸込口への空気の移動
を制限するように、天井面から下方に突出して設けら
れ、且つ吹出口と吸込口との間を仕切る仕切板を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】上記構成によれば、吹出口から下方に吹き
出される空気は、仕切板によって吸込口へ移動すること
を制限されるので、吸込口へ吸引されにくく、エアーカ
ーテンを効果的に生成することができる。 (2) 請求項2に係る発明の空気清浄機は、下面部に形成
された天井面、天井面の下方の喫煙空間とその周囲の空
間を区画するエアーカーテンを生成するために下方へ空
気を吹き出すように天井面の周縁部に形成された吹出
口、及び空気を吸い込むことのできる吸込口を有する本
体と、吸込口と吹出口とを連通する通気路と、通気路の
途中に設けられ、吸込口から空気を吸い込み、吹出口か
ら空気を吹き出すための送風手段と、通気路内の空気の
塵埃を補集する集塵部とを備えた空気清浄機において、
上記吸込口は、喫煙空間内から空気を吸い込む第1吸込
口と、喫煙空間外から空気を吸い込む第2吸込口とから
なることを特徴とするものである。
出される空気は、仕切板によって吸込口へ移動すること
を制限されるので、吸込口へ吸引されにくく、エアーカ
ーテンを効果的に生成することができる。 (2) 請求項2に係る発明の空気清浄機は、下面部に形成
された天井面、天井面の下方の喫煙空間とその周囲の空
間を区画するエアーカーテンを生成するために下方へ空
気を吹き出すように天井面の周縁部に形成された吹出
口、及び空気を吸い込むことのできる吸込口を有する本
体と、吸込口と吹出口とを連通する通気路と、通気路の
途中に設けられ、吸込口から空気を吸い込み、吹出口か
ら空気を吹き出すための送風手段と、通気路内の空気の
塵埃を補集する集塵部とを備えた空気清浄機において、
上記吸込口は、喫煙空間内から空気を吸い込む第1吸込
口と、喫煙空間外から空気を吸い込む第2吸込口とから
なることを特徴とするものである。
【0007】上記構成によれば、第1吸込口から吸入さ
れる空気に加えて、第2吸込口から吸入される空気が、
吹出口から下方に吹き出されるので、第1吸込口から吸
入される空気のみが吹出口から吹き出される場合に比較
して、吹出口からの空気の吹き出しを強くすることがで
きる。従って、エアーカーテンをより下方にまで至らせ
ることができ、エアーカーテンを確実に生成することが
できる。
れる空気に加えて、第2吸込口から吸入される空気が、
吹出口から下方に吹き出されるので、第1吸込口から吸
入される空気のみが吹出口から吹き出される場合に比較
して、吹出口からの空気の吹き出しを強くすることがで
きる。従って、エアーカーテンをより下方にまで至らせ
ることができ、エアーカーテンを確実に生成することが
できる。
【0008】(3) 請求項3に係る発明の空気清浄機は、
請求項2記載の空気清浄機において、上記送風手段は、
第1吸込口から空気を吸入する第1ファンと、第2吸込
口から空気を吸入する第2ファンとを有し、両ファンは
同軸に連結され、単一のモータによって駆動されること
を特徴とするものである。上記構成によれば、請求項2
にかかる発明の作用に加えて、両ファンの駆動を単一の
モータで兼用することができるので、各ファンに別々の
モータが設けられる場合に比較して、空気清浄機の構造
を簡単にすることができる。また、両ファンは、同軸に
連結されているので、単一のモータで駆動する場合の構
造を簡単にすることができる。
請求項2記載の空気清浄機において、上記送風手段は、
第1吸込口から空気を吸入する第1ファンと、第2吸込
口から空気を吸入する第2ファンとを有し、両ファンは
同軸に連結され、単一のモータによって駆動されること
を特徴とするものである。上記構成によれば、請求項2
にかかる発明の作用に加えて、両ファンの駆動を単一の
モータで兼用することができるので、各ファンに別々の
モータが設けられる場合に比較して、空気清浄機の構造
を簡単にすることができる。また、両ファンは、同軸に
連結されているので、単一のモータで駆動する場合の構
造を簡単にすることができる。
【0009】(4) 請求項4に係る発明の空気清浄機は、
下面部に形成された天井面、天井面の下方の喫煙空間と
その周囲の空間を区画するエアーカーテンを生成するた
めに下方へ空気を吹き出すように天井面の周縁部に形成
された吹出口、及び空気を吸い込むべく天井面の中央部
に設けられた吸込口を有する本体と、吸込口と吹出口と
を連通する通気路と、通気路の途中に設けられ、吸込口
から空気を吸い込み、吹出口から空気を吹き出すための
送風手段と、通気路内の空気の塵埃を補集する集塵部と
を備えた空気清浄機において、上記吹出口は、吸込口に
近い第1の部分と、吸込口から遠い第2の部分とを含
み、上記第1の部分からの風量を、第2の部分からの風
量よりも多くする風量調整手段を備えたことを特徴とす
るものである。
下面部に形成された天井面、天井面の下方の喫煙空間と
その周囲の空間を区画するエアーカーテンを生成するた
めに下方へ空気を吹き出すように天井面の周縁部に形成
された吹出口、及び空気を吸い込むべく天井面の中央部
に設けられた吸込口を有する本体と、吸込口と吹出口と
を連通する通気路と、通気路の途中に設けられ、吸込口
から空気を吸い込み、吹出口から空気を吹き出すための
送風手段と、通気路内の空気の塵埃を補集する集塵部と
を備えた空気清浄機において、上記吹出口は、吸込口に
近い第1の部分と、吸込口から遠い第2の部分とを含
み、上記第1の部分からの風量を、第2の部分からの風
量よりも多くする風量調整手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】上記構成によれば、吹出口の第1の部分か
らの吹き出し空気は、第2の部分からのものよりも、吸
込口に吸い込まれ易い傾向にある。このため、第1の部
分からのエアーカーテンが不十分になる虞があった。こ
れに対して、第1の部分からの吹き出し風量を相対的に
多くしたので、より均一なエアーカーテンを生成するこ
とができる。
らの吹き出し空気は、第2の部分からのものよりも、吸
込口に吸い込まれ易い傾向にある。このため、第1の部
分からのエアーカーテンが不十分になる虞があった。こ
れに対して、第1の部分からの吹き出し風量を相対的に
多くしたので、より均一なエアーカーテンを生成するこ
とができる。
【0011】(5) 請求項5に係る発明の空気清浄機は、
請求項4記載の空気清浄機において、上記風量調整手段
は、通気路内に配置され、送風手段から吹出口の第2の
部分への空気の流通を制限する空気流通制限部材を含む
ことを特徴とするものである。上記構成によれば、第2
の部分に至る空気の風量が、空気流通制限部材によって
制限されるので、第1の部分からの風量が相対的に多く
なる。従って、請求項4に記載の作用と同様の作用を得
ることができる。また、この作用を空気流通制限部材を
設けるだけの簡単な構造で実現することができる。
請求項4記載の空気清浄機において、上記風量調整手段
は、通気路内に配置され、送風手段から吹出口の第2の
部分への空気の流通を制限する空気流通制限部材を含む
ことを特徴とするものである。上記構成によれば、第2
の部分に至る空気の風量が、空気流通制限部材によって
制限されるので、第1の部分からの風量が相対的に多く
なる。従って、請求項4に記載の作用と同様の作用を得
ることができる。また、この作用を空気流通制限部材を
設けるだけの簡単な構造で実現することができる。
【0012】(6) 請求項6に係る発明の空気清浄機は、
請求項5記載の空気清浄機において、上記空気流通制限
部材は、多数の孔を有するパンチングメタルからなるこ
とを特徴とするものである。上記構成によれば、請求項
5にかかる発明の作用に加えて、所定形状の多数の孔が
規則的に形成された薄板材、いわゆるパンチングメタル
は、一般に市販されており、空気流通制限部材として安
価に用いることができる。また、多数の孔による空気の
流れを整流する効果によって、より均一なエアーカーテ
ンを形成するのに好ましい。
請求項5記載の空気清浄機において、上記空気流通制限
部材は、多数の孔を有するパンチングメタルからなるこ
とを特徴とするものである。上記構成によれば、請求項
5にかかる発明の作用に加えて、所定形状の多数の孔が
規則的に形成された薄板材、いわゆるパンチングメタル
は、一般に市販されており、空気流通制限部材として安
価に用いることができる。また、多数の孔による空気の
流れを整流する効果によって、より均一なエアーカーテ
ンを形成するのに好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気清浄機の実施
の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
1は、第1の実施の形態の空気清浄機の概略構成の一部
断面正面図である。この空気清浄機は、平面形状が長方
形(長手方向を左右方向とする。)の箱状に形成された
本体1と、本体1を所定の高さに支持する複数の脚部2
とを備えている。脚部2によって支持された本体1の下
方には、後述するように、本体1の周縁から下方に形成
するエアーカーテンに囲まれた喫煙空間Sを形成するこ
とができる。
の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
1は、第1の実施の形態の空気清浄機の概略構成の一部
断面正面図である。この空気清浄機は、平面形状が長方
形(長手方向を左右方向とする。)の箱状に形成された
本体1と、本体1を所定の高さに支持する複数の脚部2
とを備えている。脚部2によって支持された本体1の下
方には、後述するように、本体1の周縁から下方に形成
するエアーカーテンに囲まれた喫煙空間Sを形成するこ
とができる。
【0014】本体1には、本体1の下面部の中央部に形
成される天井面11と、天井面11の周縁部に形成され
て、天井面11の下方の喫煙空間Sとその周囲の空間を
区画するエアーカーテンを生成するために下方へ空気を
吹き出す吹出口12と、本体1の周囲から空気を吸い込
む吸込口とが備えられている。吸込口は、天井面11中
央部に形成され、喫煙空間S内から空気を吸い込む第1
吸込口13と、本体1の上面中央部に形成され、喫煙空
間S外から空気を吸い込む第2吸込口14とからなって
いる。
成される天井面11と、天井面11の周縁部に形成され
て、天井面11の下方の喫煙空間Sとその周囲の空間を
区画するエアーカーテンを生成するために下方へ空気を
吹き出す吹出口12と、本体1の周囲から空気を吸い込
む吸込口とが備えられている。吸込口は、天井面11中
央部に形成され、喫煙空間S内から空気を吸い込む第1
吸込口13と、本体1の上面中央部に形成され、喫煙空
間S外から空気を吸い込む第2吸込口14とからなって
いる。
【0015】図2に示すように、第1吸込口13は、略
正方形に形成され、各辺を本体1の下面部の端縁と平行
にして配置されている。また、吹出口12は、本体1の
下面部の端縁と平行に、所定の幅で帯状に形成され、本
体1の長辺に沿った部分121(長辺部分という)と、
本体1の短辺に沿った部分122(短辺部分という)と
からなり、各部分の連結されることによって無端状に天
井面11を囲んだ4角形状に形成されている。なお、上
記の吹出口12は、無端状で単一の開口であるが、有端
状や、複数の開口からなっていても構わない。第1吸込
口13と第2吸込口14も同様である。
正方形に形成され、各辺を本体1の下面部の端縁と平行
にして配置されている。また、吹出口12は、本体1の
下面部の端縁と平行に、所定の幅で帯状に形成され、本
体1の長辺に沿った部分121(長辺部分という)と、
本体1の短辺に沿った部分122(短辺部分という)と
からなり、各部分の連結されることによって無端状に天
井面11を囲んだ4角形状に形成されている。なお、上
記の吹出口12は、無端状で単一の開口であるが、有端
状や、複数の開口からなっていても構わない。第1吸込
口13と第2吸込口14も同様である。
【0016】本体1は、その内部に、吸込口と吹出口1
2とを連通する通気路と、通気路内の空気を移動させる
ことのできるファン装置3と、通気路内の空気の塵埃を
補集する集塵部4とを備えている。通気路は、本体1の
内部空間15として形成され、本体1の外部表面に形成
された上記吹出口12、第1吸込口13及び第2吸込口
14と連通している。なお、後述するように、上記ファ
ン装置3の流路室及び集塵部4の内部空間も通気路の一
部となっている。
2とを連通する通気路と、通気路内の空気を移動させる
ことのできるファン装置3と、通気路内の空気の塵埃を
補集する集塵部4とを備えている。通気路は、本体1の
内部空間15として形成され、本体1の外部表面に形成
された上記吹出口12、第1吸込口13及び第2吸込口
14と連通している。なお、後述するように、上記ファ
ン装置3の流路室及び集塵部4の内部空間も通気路の一
部となっている。
【0017】ファン装置3は、上記通気路の一部となる
流路室を内部に形成するケーシング33と、第1吸込口
13から空気を吸い込み、且つ吹出口12から空気を吹
き出すための送風手段として流路室の途中に設けられた
斜流ファンからなる第1ファン31と、第2吸込口14
から空気を吸い込み、且つ吹出口12から空気を吹き出
すための送風手段として流路室の途中に設けられ、第1
ファン31と同軸に連結されたシロッコファンからなる
第2ファン32と、第2ファン32及び第1ファン31
を駆動する単一のモータ34とを備えており、一つのユ
ニット体として構成されている。ケーシング33内の流
路室は、互いに区画された第1ファン31を収容する部
分と、第2ファン32を収容する部分とからなってい
る。第2ファン32を収容する部分は、第2吸込口14
及び本体1の内部空間15と連通している。また、第1
ファン31を収容する部分は、内部空間15及び、上記
の集塵部4を介して第1吸込口13と連通している。モ
ータ34が、第1ファン31及び第2ファン32を駆動
すると、第1ファン31が第1吸込口13から空気を吸
入し、第2ファン32が第2吸込口14から空気を吸入
する。吸入された空気は、本体1内に吹き出され、吹出
口12からエアーカーテンを生成するのに十分な速さの
風速(1m/秒以上)で吹き出される。
流路室を内部に形成するケーシング33と、第1吸込口
13から空気を吸い込み、且つ吹出口12から空気を吹
き出すための送風手段として流路室の途中に設けられた
斜流ファンからなる第1ファン31と、第2吸込口14
から空気を吸い込み、且つ吹出口12から空気を吹き出
すための送風手段として流路室の途中に設けられ、第1
ファン31と同軸に連結されたシロッコファンからなる
第2ファン32と、第2ファン32及び第1ファン31
を駆動する単一のモータ34とを備えており、一つのユ
ニット体として構成されている。ケーシング33内の流
路室は、互いに区画された第1ファン31を収容する部
分と、第2ファン32を収容する部分とからなってい
る。第2ファン32を収容する部分は、第2吸込口14
及び本体1の内部空間15と連通している。また、第1
ファン31を収容する部分は、内部空間15及び、上記
の集塵部4を介して第1吸込口13と連通している。モ
ータ34が、第1ファン31及び第2ファン32を駆動
すると、第1ファン31が第1吸込口13から空気を吸
入し、第2ファン32が第2吸込口14から空気を吸入
する。吸入された空気は、本体1内に吹き出され、吹出
口12からエアーカーテンを生成するのに十分な速さの
風速(1m/秒以上)で吹き出される。
【0018】上記集塵部4は、吸込グリル41と、プレ
フィルタ42と、集塵エレメント43と、脱臭フィルタ
44とを下方より順次配置して、一つのユニット体とし
て構成されたものであり、公知の構成である。集塵部4
内部は、上下方向に空気の流通ができ、上面から、ファ
ン装置3の流路室の第1ファン31を収容する部分と連
通している。ファン装置3が駆動されると、集塵部4内
部を空気が上方へと流通する。空気は、第1吸込口13
に臨んで配置された吸込グリル41から集塵部4内に流
入し、プレフィルタ42と、集塵エレメント43と、脱
臭フィルタ44とを通過する間に、塵埃が補集される。
このように、喫煙空間S内のタバコの煙は第1吸込口1
3から吸い込まれ、集塵部4で浄化される。
フィルタ42と、集塵エレメント43と、脱臭フィルタ
44とを下方より順次配置して、一つのユニット体とし
て構成されたものであり、公知の構成である。集塵部4
内部は、上下方向に空気の流通ができ、上面から、ファ
ン装置3の流路室の第1ファン31を収容する部分と連
通している。ファン装置3が駆動されると、集塵部4内
部を空気が上方へと流通する。空気は、第1吸込口13
に臨んで配置された吸込グリル41から集塵部4内に流
入し、プレフィルタ42と、集塵エレメント43と、脱
臭フィルタ44とを通過する間に、塵埃が補集される。
このように、喫煙空間S内のタバコの煙は第1吸込口1
3から吸い込まれ、集塵部4で浄化される。
【0019】なお、脚部2には、この空気清浄機の操作
のための操作表示部51が設けられ、また、天井面11
には、照明ライト52と、下方の人の存在を検知する人
検知センサ53とを備えている。人検知センサ53は、
喫煙空間S内に人がいることを検知すると検知信号を出
力する。この検知信号に応じて、ファン装置3を駆動、
停止することによって、自動的にエアーカーテンの形成
開始、及び停止を行なうことができる。
のための操作表示部51が設けられ、また、天井面11
には、照明ライト52と、下方の人の存在を検知する人
検知センサ53とを備えている。人検知センサ53は、
喫煙空間S内に人がいることを検知すると検知信号を出
力する。この検知信号に応じて、ファン装置3を駆動、
停止することによって、自動的にエアーカーテンの形成
開始、及び停止を行なうことができる。
【0020】また、本体1の通気路に臨む部分、例え
ば、上面部の内下面には、下方に立設された空気流通制
限部材8が備えられている。空気流通制限部材8は、フ
ァン装置3のケーシング33の吐出用開口から、第1吸
込口13から遠い側の、吹出口12の短辺部分122ま
での間の通気路内の空気の流通を制限する風量調整手段
として、一対で設けられている。例えば、空気流通制限
部材8は、所定形状の多数の孔が規則的に開けられた薄
板材、いわゆるパンチングメタルからなり、短辺部分1
22よりも、ファン装置3のある、本体1の中央部寄り
の位置に、短辺部分122の延びる方向に板面を平行に
して配置されている。このパンチングメタルは、その大
きさや開けられた孔の大きさ、形状、配置等を所定値に
設定することによって、所望の空気の風量を得ることが
できる。
ば、上面部の内下面には、下方に立設された空気流通制
限部材8が備えられている。空気流通制限部材8は、フ
ァン装置3のケーシング33の吐出用開口から、第1吸
込口13から遠い側の、吹出口12の短辺部分122ま
での間の通気路内の空気の流通を制限する風量調整手段
として、一対で設けられている。例えば、空気流通制限
部材8は、所定形状の多数の孔が規則的に開けられた薄
板材、いわゆるパンチングメタルからなり、短辺部分1
22よりも、ファン装置3のある、本体1の中央部寄り
の位置に、短辺部分122の延びる方向に板面を平行に
して配置されている。このパンチングメタルは、その大
きさや開けられた孔の大きさ、形状、配置等を所定値に
設定することによって、所望の空気の風量を得ることが
できる。
【0021】また、空気流通制限部材8は、上記のよう
に流通を制限された空気を、第1吸込口13に近い側
の、吹出口12の長辺部分121の中央部に導き易いよ
うに、例えば、この中央部の近傍に設けられている。ま
た、空気流通制限部材8は、空気の流れを変えやすいよ
うに、ファン装置3のケーシング33の吐出用開口の近
傍に設けられている。
に流通を制限された空気を、第1吸込口13に近い側
の、吹出口12の長辺部分121の中央部に導き易いよ
うに、例えば、この中央部の近傍に設けられている。ま
た、空気流通制限部材8は、空気の流れを変えやすいよ
うに、ファン装置3のケーシング33の吐出用開口の近
傍に設けられている。
【0022】上記の実施の形態によれば、第1吸込口1
3から吸入される空気に加えて、第2吸込口14から吸
入される空気が、吹出口12から下方に吹き出されるの
で、第1吸込口13から吸入される空気のみが吹出口1
2から吹き出される場合に比較して、吹出口12からの
空気の吹き出しを強くすることができる。従って、エア
ーカーテンをより下方にまで至らせることができ、エア
ーカーテンを確実に生成することができる。
3から吸入される空気に加えて、第2吸込口14から吸
入される空気が、吹出口12から下方に吹き出されるの
で、第1吸込口13から吸入される空気のみが吹出口1
2から吹き出される場合に比較して、吹出口12からの
空気の吹き出しを強くすることができる。従って、エア
ーカーテンをより下方にまで至らせることができ、エア
ーカーテンを確実に生成することができる。
【0023】また、第2吸込口14は、本体1の上面に
設けられたので、エアーカーテンを吸い込み難く、特
に、上面中央部に設けられたので、一層、エアーカーテ
ンを吸い込み難くすることができる。その結果、エアー
カーテンをより一層確実に生成することができる。ま
た、短辺部分122は、長辺部分121よりもファン装
置3から遠くにあるので、短辺部分122への通気路の
流路抵抗も大きくなる結果、短辺部分122の吹出量を
抑制することができて、長辺部分121の風量を相対的
に増加させることができる。
設けられたので、エアーカーテンを吸い込み難く、特
に、上面中央部に設けられたので、一層、エアーカーテ
ンを吸い込み難くすることができる。その結果、エアー
カーテンをより一層確実に生成することができる。ま
た、短辺部分122は、長辺部分121よりもファン装
置3から遠くにあるので、短辺部分122への通気路の
流路抵抗も大きくなる結果、短辺部分122の吹出量を
抑制することができて、長辺部分121の風量を相対的
に増加させることができる。
【0024】また、空気流通制限部材8は、通気路内の
空気の流通を制限することによって、第1吸込口13か
ら遠い側の、吹出口12の短辺部分122からの風量を
制限することができるので、第1吸込口13に近い側の
長辺部分121からの風量を相対的に増加させることが
できる。ところで、吹出口12から吹き出した空気の一
部は、第1吸込口13から吸い込まれ、吹出口12と第
1吸込口13との間隔が狭いほど、吸い込まれる空気の
量は多くなる。空気流通制限部材8によって、第1吸込
口13に近い長辺部分121からの空気を相対的に多く
したので、より均一なエアーカーテンを生成することが
できる。また、空気流通制限部材8によって、長辺部分
121から多くの空気を吹き出すことができるので、第
1吸込口13へ多少空気が吸い込まれることがあって
も、十分なエアーカーテンを生成することができる。さ
らに、これらの作用を空気流通制限部材8を設けるだけ
の簡単な構造で実現することができる。
空気の流通を制限することによって、第1吸込口13か
ら遠い側の、吹出口12の短辺部分122からの風量を
制限することができるので、第1吸込口13に近い側の
長辺部分121からの風量を相対的に増加させることが
できる。ところで、吹出口12から吹き出した空気の一
部は、第1吸込口13から吸い込まれ、吹出口12と第
1吸込口13との間隔が狭いほど、吸い込まれる空気の
量は多くなる。空気流通制限部材8によって、第1吸込
口13に近い長辺部分121からの空気を相対的に多く
したので、より均一なエアーカーテンを生成することが
できる。また、空気流通制限部材8によって、長辺部分
121から多くの空気を吹き出すことができるので、第
1吸込口13へ多少空気が吸い込まれることがあって
も、十分なエアーカーテンを生成することができる。さ
らに、これらの作用を空気流通制限部材8を設けるだけ
の簡単な構造で実現することができる。
【0025】また、空気流通制限部材8は、ファン装置
3のケーシング33の吐出用開口の近傍に設けられてお
り、内部空間15に吹き出される空気の流通する向き
を、吹出口12の長辺部分121側に促す風向板として
も機能する結果、より効果的に風量調整を実現すること
ができる。また、パンチングメタルの空気流通制限部材
8は、空気の流れを整流する効果があるので、より均一
なエアーカーテンを形成するのに好ましい。また、パン
チングメタルは、一般に市販されているものを安価に使
用することができる。
3のケーシング33の吐出用開口の近傍に設けられてお
り、内部空間15に吹き出される空気の流通する向き
を、吹出口12の長辺部分121側に促す風向板として
も機能する結果、より効果的に風量調整を実現すること
ができる。また、パンチングメタルの空気流通制限部材
8は、空気の流れを整流する効果があるので、より均一
なエアーカーテンを形成するのに好ましい。また、パン
チングメタルは、一般に市販されているものを安価に使
用することができる。
【0026】また、第1ファン31及び第2ファン32
の駆動を単一のモータ34で兼用することによって、各
ファンに別々のモータが設けられる場合に比較して、空
気清浄機の構造を簡単にすることができる。また、両フ
ァン31,32は、同軸に連結されているので、単一の
モータ34で駆動する場合の構造を簡単にすることがで
きる。
の駆動を単一のモータ34で兼用することによって、各
ファンに別々のモータが設けられる場合に比較して、空
気清浄機の構造を簡単にすることができる。また、両フ
ァン31,32は、同軸に連結されているので、単一の
モータ34で駆動する場合の構造を簡単にすることがで
きる。
【0027】次に第2の実施の形態の空気清浄機につい
て説明する。図3は、上記の空気清浄機の概略構成の一
部断面側面図である。本実施の形態では、上記のファン
装置3に代えて、ファン装置6及び7が用いられてい
る。それに伴い、通気路、第2吸込口14も異なってい
るが、他の構成は同じである。
て説明する。図3は、上記の空気清浄機の概略構成の一
部断面側面図である。本実施の形態では、上記のファン
装置3に代えて、ファン装置6及び7が用いられてい
る。それに伴い、通気路、第2吸込口14も異なってい
るが、他の構成は同じである。
【0028】すなわち、ファン装置6は、第1の実施の
形態で説明したファン装置3の第2ファン32部分が設
けられていない構成である。ファン装置7は、上記の第
2ファン32に代わる送風手段として、円筒形状の一方
向に面した周面から空気を吸い込み、他方向に面した周
面から吐出する、いわゆるクロスフローファンからなる
第2ファン71と、第2ファン71を駆動するモータ
(図示せず)と、第2ファン71を収容し、空気の流通
路を形成し、本体1と一体的に形成されたケーシング7
2とを備えている。また、吸込口は、上記の第1吸込口
13と、本体1の長辺に沿う側面に形成された第2吸込
口14とからなっている。吹出口12は、上記の長辺部
分121と短辺部分122とが区画されて形成されてい
る。短辺部分122は、本体1の内部空間15内に連通
し、長辺部分121は、ケーシング72の流通路を通じ
て、第2吸込口14に連通する。なお、空気流通制限部
材8は、本実施の形態では設けられていない。
形態で説明したファン装置3の第2ファン32部分が設
けられていない構成である。ファン装置7は、上記の第
2ファン32に代わる送風手段として、円筒形状の一方
向に面した周面から空気を吸い込み、他方向に面した周
面から吐出する、いわゆるクロスフローファンからなる
第2ファン71と、第2ファン71を駆動するモータ
(図示せず)と、第2ファン71を収容し、空気の流通
路を形成し、本体1と一体的に形成されたケーシング7
2とを備えている。また、吸込口は、上記の第1吸込口
13と、本体1の長辺に沿う側面に形成された第2吸込
口14とからなっている。吹出口12は、上記の長辺部
分121と短辺部分122とが区画されて形成されてい
る。短辺部分122は、本体1の内部空間15内に連通
し、長辺部分121は、ケーシング72の流通路を通じ
て、第2吸込口14に連通する。なお、空気流通制限部
材8は、本実施の形態では設けられていない。
【0029】上記の構成によって、ファン装置6は、第
1吸込口13から空気を吸い込み、内部空間15を通じ
て、吹出口12の短辺部分122から吹き出す。ファン
装置7は、第2吸込口14から空気を吸い込み、ケーシ
ング72の流通路を通じて、吹出口12の長辺部分12
1から吹き出す。上記の実施の形態によれば、送風手段
を長辺部分121と短辺部分122とで別々に設けたの
で、長辺部分121で吹き出し能力を強くしても、第1
吸込口13からの吸い込み能力は強くならない。従っ
て、長辺部分121での吹き出しを容易に強くすること
ができ、エアーカーテンを確実に生成することができ
る。
1吸込口13から空気を吸い込み、内部空間15を通じ
て、吹出口12の短辺部分122から吹き出す。ファン
装置7は、第2吸込口14から空気を吸い込み、ケーシ
ング72の流通路を通じて、吹出口12の長辺部分12
1から吹き出す。上記の実施の形態によれば、送風手段
を長辺部分121と短辺部分122とで別々に設けたの
で、長辺部分121で吹き出し能力を強くしても、第1
吸込口13からの吸い込み能力は強くならない。従っ
て、長辺部分121での吹き出しを容易に強くすること
ができ、エアーカーテンを確実に生成することができ
る。
【0030】次に第3の実施の形態の空気清浄機につい
て説明する。図4は、上記の空気清浄機の概略構成の一
部断面側面図である。本実施の形態の特徴は、上記吹出
口12から吹き出された空気の第1吸込口13への移動
を制限するように、天井面11から下方、例えば垂直方
向に突出して設けられ、且つ吹出口12と第1吸込口1
3との間を仕切る仕切板9を備えていることである。特
に、仕切板9は、第1吸込口13に近い側の、吹出口1
2の長辺部分121の縁に沿って設けられている。な
お、本実施の形態では、空気清浄機としては、第1の実
施の形態の空気清浄機において、第2吸込口14は形成
されず、上記のファン装置3に代えて、上記ファン装置
6を用いている。従って、吹出口12は、長辺部分12
1及び短辺部分122がともに内部空間15に連通して
いるので、ファン装置6は、第1吸込口13から空気を
吸い込み、内部空間15を通じて、吹出口12から吹き
出す。なお、空気を吹き出すためのファン装置や通気路
の構成は限定されず、例えば、上記第1及び第2の実施
の形態で仕切板9が設けられると、上記各実施の形態の
作用効果に加えて、後述する仕切板9の作用効果が得ら
れ、より一層効果的にエアーカーテンを生成することが
できる。また、仕切板9は、吹出口12から吸込口への
空気の移動を制限できればよく、開口部等があってもよ
く、形状や大きさは限定されない。また、仕切板9は、
吹出口12と吸込口との間を仕切ることができればよ
く、位置は限定されない。
て説明する。図4は、上記の空気清浄機の概略構成の一
部断面側面図である。本実施の形態の特徴は、上記吹出
口12から吹き出された空気の第1吸込口13への移動
を制限するように、天井面11から下方、例えば垂直方
向に突出して設けられ、且つ吹出口12と第1吸込口1
3との間を仕切る仕切板9を備えていることである。特
に、仕切板9は、第1吸込口13に近い側の、吹出口1
2の長辺部分121の縁に沿って設けられている。な
お、本実施の形態では、空気清浄機としては、第1の実
施の形態の空気清浄機において、第2吸込口14は形成
されず、上記のファン装置3に代えて、上記ファン装置
6を用いている。従って、吹出口12は、長辺部分12
1及び短辺部分122がともに内部空間15に連通して
いるので、ファン装置6は、第1吸込口13から空気を
吸い込み、内部空間15を通じて、吹出口12から吹き
出す。なお、空気を吹き出すためのファン装置や通気路
の構成は限定されず、例えば、上記第1及び第2の実施
の形態で仕切板9が設けられると、上記各実施の形態の
作用効果に加えて、後述する仕切板9の作用効果が得ら
れ、より一層効果的にエアーカーテンを生成することが
できる。また、仕切板9は、吹出口12から吸込口への
空気の移動を制限できればよく、開口部等があってもよ
く、形状や大きさは限定されない。また、仕切板9は、
吹出口12と吸込口との間を仕切ることができればよ
く、位置は限定されない。
【0031】このように、吹出口12と第1吸込口13
との間を仕切り、天井面11から下方に突出した仕切板
9によって、吹出口12から下方に吹き出される空気
は、第1吸込口13へ移動することを制限されるので、
第1吸込口13へ吸引されにくく、エアーカーテンを効
果的に生成することができる。特に、仕切板9は、吹出
口12の長辺部分121に設けられたので、長辺部分1
21でのショートサーキットを防止でき、より一層効果
的である。また、仕切板9は、吹出口12の縁に沿って
垂直方向に設けられたので、エアーカーテンが真下へ伸
びるように作用する案内板としても機能することがで
き、エアーカーテンをさらに効果的に生成することがで
きる。
との間を仕切り、天井面11から下方に突出した仕切板
9によって、吹出口12から下方に吹き出される空気
は、第1吸込口13へ移動することを制限されるので、
第1吸込口13へ吸引されにくく、エアーカーテンを効
果的に生成することができる。特に、仕切板9は、吹出
口12の長辺部分121に設けられたので、長辺部分1
21でのショートサーキットを防止でき、より一層効果
的である。また、仕切板9は、吹出口12の縁に沿って
垂直方向に設けられたので、エアーカーテンが真下へ伸
びるように作用する案内板としても機能することがで
き、エアーカーテンをさらに効果的に生成することがで
きる。
【0032】なお、第1の実施の形態では、空気流通制
限部材8は、パンチングメタルとしたが、これには限定
されず、例えば、開口のない部材であっても構わない。
また、配置される位置も、通気路における第1吸込口1
3から遠い、吹出口12の長辺部分121からファン装
置3の吐出用開口までの間であればよい。また、本体1
を形成するための部材、例えば、補強リブ等を兼用して
いてもよく、この場合には、構造を簡単にすることがで
きる。
限部材8は、パンチングメタルとしたが、これには限定
されず、例えば、開口のない部材であっても構わない。
また、配置される位置も、通気路における第1吸込口1
3から遠い、吹出口12の長辺部分121からファン装
置3の吐出用開口までの間であればよい。また、本体1
を形成するための部材、例えば、補強リブ等を兼用して
いてもよく、この場合には、構造を簡単にすることがで
きる。
【0033】また、空気流通制限部材8は、複数の部材
からなっていても構わない。例えば、ファン装置3のケ
ーシング33の吐出用開口の近傍に風向板として設けら
れるものと、長辺部分121の近傍にあって、長辺部分
121への空気の流通を制限するものとが、設けられて
いてもよい。この場合には、風向板としても、空気の流
通を制限するものとしても、効果的に配置することがで
き、より均一なエアーカーテンを形成するのに好まし
い。
からなっていても構わない。例えば、ファン装置3のケ
ーシング33の吐出用開口の近傍に風向板として設けら
れるものと、長辺部分121の近傍にあって、長辺部分
121への空気の流通を制限するものとが、設けられて
いてもよい。この場合には、風向板としても、空気の流
通を制限するものとしても、効果的に配置することがで
き、より均一なエアーカーテンを形成するのに好まし
い。
【0034】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0035】
【実施例】上記した第1の実施の形態に基づく実施例
と、これに対する比較例を作成し、試験を行なった。ま
ず、実施例を具体的に説明する。実施例では、第1吸込
口13と吹出口12は、以下の通りである。図2を参照
して、本体1の下面部の長辺寸法Aは2750mm。下
面部の短辺寸法Bは1190mmである。第1吸込口1
3は、下面部の中央にあり、一辺の長さCが612mm
の正方形である。吹出口12の長辺部分121は、幅D
が60mm、長さEが2630mmの帯状である。ま
た、吹出口12の短辺部分122は、幅Fが60mm、
長さGが1070mmの帯状である。また、吹出口12
の長辺部分121と、第1吸込口13との最小間隔Hは
169mmで、吹出口12の短辺部分122と、第1吸
込口13との最小間隔Iは949mmである。よって、
本体1の端縁と、吹出口12との間の間隔Jは、60m
mとなる。また、吹出口12の長辺部分121と、短辺
部分122との面積の比は、 (長辺部分121の面積):(短辺部分122の面積)
≒2.3:1 となる。
と、これに対する比較例を作成し、試験を行なった。ま
ず、実施例を具体的に説明する。実施例では、第1吸込
口13と吹出口12は、以下の通りである。図2を参照
して、本体1の下面部の長辺寸法Aは2750mm。下
面部の短辺寸法Bは1190mmである。第1吸込口1
3は、下面部の中央にあり、一辺の長さCが612mm
の正方形である。吹出口12の長辺部分121は、幅D
が60mm、長さEが2630mmの帯状である。ま
た、吹出口12の短辺部分122は、幅Fが60mm、
長さGが1070mmの帯状である。また、吹出口12
の長辺部分121と、第1吸込口13との最小間隔Hは
169mmで、吹出口12の短辺部分122と、第1吸
込口13との最小間隔Iは949mmである。よって、
本体1の端縁と、吹出口12との間の間隔Jは、60m
mとなる。また、吹出口12の長辺部分121と、短辺
部分122との面積の比は、 (長辺部分121の面積):(短辺部分122の面積)
≒2.3:1 となる。
【0036】風量は、次の通りである。すなわち、吹出
口12の短辺部分122(両側)での吹出風量は、5.
75m3/分、長辺部分121(両側)では、31.5m
3/分。第1吸込口13からの吸込風量は、13.0m3/
分、第2吸込口14からの吸込風量は、25.25m3/
分である。このように、実施例の吹出風量は、長辺部分
121と短辺部分122との風量の比が面積比通りでな
く、後述する比較例に比べて、長辺部分121で単位面
積当たりの風量を大きくしてある。
口12の短辺部分122(両側)での吹出風量は、5.
75m3/分、長辺部分121(両側)では、31.5m
3/分。第1吸込口13からの吸込風量は、13.0m3/
分、第2吸込口14からの吸込風量は、25.25m3/
分である。このように、実施例の吹出風量は、長辺部分
121と短辺部分122との風量の比が面積比通りでな
く、後述する比較例に比べて、長辺部分121で単位面
積当たりの風量を大きくしてある。
【0037】また、風速は、1m/秒とした。上記の実
施例の結果、領域外リーク率は、9.4%が得られ、十
分なエアーカーテンを形成することができた。次に、比
較例について説明する。上記の実施例と異なるのは、吸
込口が第1吸込口13のみであること、及び吹出風量は
下記のように吹出口12の面積比に略等しいことであ
る。すなわち、吹出口12の短辺部分122(両側)で
の吹出風量は、12.1m3/分、長辺部分121(両
側)では、27.9m3/分。第1吸込口13からの吸込
風量は、40.0m3/分である。
施例の結果、領域外リーク率は、9.4%が得られ、十
分なエアーカーテンを形成することができた。次に、比
較例について説明する。上記の実施例と異なるのは、吸
込口が第1吸込口13のみであること、及び吹出風量は
下記のように吹出口12の面積比に略等しいことであ
る。すなわち、吹出口12の短辺部分122(両側)で
の吹出風量は、12.1m3/分、長辺部分121(両
側)では、27.9m3/分。第1吸込口13からの吸込
風量は、40.0m3/分である。
【0038】上記の比較例の結果、領域外リーク率は2
8.8%となり、十分なエアーカーテンが形成されな
い。なお、上記の領域外リーク率は、以下のようにして
求められる。すなわち、領域外リーク率は、領域内で発
生する粉塵量(濃度)T1と、その一部が領域外へ流出
する場合の流出する粉塵量(濃度)T2の割合であり、
(T2/T1)×100(%)で表される。従って、領
域外リーク率の値が小さい程、良好な結果である。な
お、流出する粉塵量は、領域内で発生する粉塵の一部が
空気清浄機を通過せずに領域外へ流出する量と、集塵部
での未処理粉塵の一部が領域外へ流出する量との和であ
る。上記の実施例及び比較例は、図5に示すように、本
体1を下面部の高さKが2mに位置するように設置し、
粉塵発生物Tを本体1の直下方の中央部に、高さLが1
mの位置に、間隔Mが500mmで3か所に配置した場
合の値である。
8.8%となり、十分なエアーカーテンが形成されな
い。なお、上記の領域外リーク率は、以下のようにして
求められる。すなわち、領域外リーク率は、領域内で発
生する粉塵量(濃度)T1と、その一部が領域外へ流出
する場合の流出する粉塵量(濃度)T2の割合であり、
(T2/T1)×100(%)で表される。従って、領
域外リーク率の値が小さい程、良好な結果である。な
お、流出する粉塵量は、領域内で発生する粉塵の一部が
空気清浄機を通過せずに領域外へ流出する量と、集塵部
での未処理粉塵の一部が領域外へ流出する量との和であ
る。上記の実施例及び比較例は、図5に示すように、本
体1を下面部の高さKが2mに位置するように設置し、
粉塵発生物Tを本体1の直下方の中央部に、高さLが1
mの位置に、間隔Mが500mmで3か所に配置した場
合の値である。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、吹き出さ
れる空気は、仕切板によって吸込口へ吸引され難いの
で、エアーカーテンを効果的に生成することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1吸込口に加えて第2
吸込口から空気を吸入することによって、第1吸込口の
みから吸入される場合に比較して、吹出口からの空気の
吹き出しを強くすることができるので、エアーカーテン
をより下方にまで、確実に生成することができる。
れる空気は、仕切板によって吸込口へ吸引され難いの
で、エアーカーテンを効果的に生成することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1吸込口に加えて第2
吸込口から空気を吸入することによって、第1吸込口の
みから吸入される場合に比較して、吹出口からの空気の
吹き出しを強くすることができるので、エアーカーテン
をより下方にまで、確実に生成することができる。
【0040】請求項3に係る発明によれば、請求項2に
係る発明の効果に加えて、第1ファン及び第2ファンを
単一のモータで駆動することによって、空気清浄機の構
造を簡単にすることができる。また、同軸に連結された
両ファンは、単一のモータで駆動する場合の構造を簡単
にすることができる。請求項4に係る発明によれば、吸
込口に近い、吹出口の第1の部分からの風量を、第2の
部分からの風量よりも相対的に多くすることによって、
より均一なエアーカーテンを生成することができる。
係る発明の効果に加えて、第1ファン及び第2ファンを
単一のモータで駆動することによって、空気清浄機の構
造を簡単にすることができる。また、同軸に連結された
両ファンは、単一のモータで駆動する場合の構造を簡単
にすることができる。請求項4に係る発明によれば、吸
込口に近い、吹出口の第1の部分からの風量を、第2の
部分からの風量よりも相対的に多くすることによって、
より均一なエアーカーテンを生成することができる。
【0041】請求項5に係る発明によれば、空気流通制
限部材によって、吹出口の第2の部分に至る空気の風量
が制限され、第1の部分からの風量が相対的に多くなる
ので、請求項4に記載の効果と同様の効果を得ることが
できる。また、構造も簡単にできる。請求項6に係る発
明によれば、請求項5に係る発明の効果に加えて、パン
チングメタルであれば、市販品を適用することができ、
安価にすることができる。また、パンチングメタルは、
空気の整流効果によって、より均一なエアーカーテンを
形成するのに好ましい。
限部材によって、吹出口の第2の部分に至る空気の風量
が制限され、第1の部分からの風量が相対的に多くなる
ので、請求項4に記載の効果と同様の効果を得ることが
できる。また、構造も簡単にできる。請求項6に係る発
明によれば、請求項5に係る発明の効果に加えて、パン
チングメタルであれば、市販品を適用することができ、
安価にすることができる。また、パンチングメタルは、
空気の整流効果によって、より均一なエアーカーテンを
形成するのに好ましい。
【図1】本発明の第1の実施の形態の空気清浄機の概略
構成の正面断面図である。
構成の正面断面図である。
【図2】図1に示す空気清浄機の本体の下面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の空気清浄機の概略
構成の側面断面図である。
構成の側面断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の空気清浄機の概略
構成の側面断面図である。
構成の側面断面図である。
【図5】実施例の試験条件の説明図であり、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
面図、(b)は側面図である。
1 本体 4 集塵部 8 空気流通制限部材 9 仕切板 11 天井面 12 吹出口 13 第1吸込口 14 第2吸込口 15 内部空間(通気路) 31 第1ファン 32 第2ファン 34 モータ 71 第2ファン 121 長辺部分(吹出口の第1の部分) 122 短辺部分(吹出口の第2の部分)
Claims (6)
- 【請求項1】本体(1) の下面部に天井面(11)が形成さ
れ、天井面(11)の中央部に形成された吸込口(13)を通じ
て空気を吸い込み、塵埃を除去した後に吸い込んだ空気
を、天井面(11)の周縁部に形成された吹出口(12)を通じ
て吹き出すことによって、天井面(11)の下方の喫煙空間
(S) とその周囲の空間を区画するエアーカーテンを生成
する空気清浄機において、 上記吹出口(12)から吸込口(13)への空気の移動を制限す
るように、天井面(11)から下方に突出して設けられ、且
つ吹出口(12)と吸込口(13)との間を仕切る仕切板(9) を
備えたことを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項2】下面部に形成された天井面(11)、天井面(1
1)の下方の喫煙空間(S) とその周囲の空間を区画するエ
アーカーテンを生成するために下方へ空気を吹き出すよ
うに天井面(11)の周縁部に形成された吹出口(12)、及び
空気を吸い込むことのできる吸込口を有する本体(1)
と、 吸込口と吹出口(12)とを連通する通気路(15)と、 通気路(15)の途中に設けられ、吸込口から空気を吸い込
み、吹出口(12)から空気を吹き出すための送風手段(31,
32) と、 通気路(15)内の空気の塵埃を補集する集塵部(4) と、を
備えた空気清浄機において、 上記吸込口は、喫煙空間(S) 内から空気を吸い込む第1
吸込口(13)と、喫煙空間(S) 外から空気を吸い込む第2
吸込口(14)とからなることを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項3】請求項2記載の空気清浄機において、 上記送風手段(31,32) は、第1吸込口(13)から空気を吸
入する第1ファン(31)と、第2吸込口(14)から空気を吸
入する第2ファン(32)とを有し、両ファン(31,32) は同
軸に連結され、単一のモータ(34)によって駆動されるこ
とを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項4】下面部に形成された天井面(11)、天井面(1
1)の下方の喫煙空間(S) とその周囲の空間を区画するエ
アーカーテンを生成するために下方へ空気を吹き出すよ
うに天井面(11)の周縁部に形成された吹出口(12)、及び
空気を吸い込むべく天井面(11)の中央部に設けられた吸
込口(13)を有する本体(1) と、 吸込口(13)と吹出口(12)とを連通する通気路(15)と、 通気路(15)の途中に設けられ、吸込口(13)から空気を吸
い込み、吹出口(12)から空気を吹き出すための送風手段
(31,32) と、 通気路(15)内の空気の塵埃を補集する集塵部(4) と、を
備えた空気清浄機において、 上記吹出口(12)は、吸込口(13)に近い第1の部分(121)
と、吸込口(13)から遠い第2の部分(122) とを含み、上
記第1の部分(121) からの風量を、第2の部分(122) か
らの風量よりも多くする風量調整手段(8) を備えたこと
を特徴とする空気清浄機。 - 【請求項5】請求項4記載の空気清浄機において、 上記風量調整手段(8) は、通気路(15)内に配置され、送
風手段(31,32) から吹出口(12)の第2の部分(122) への
空気の流通を制限する空気流通制限部材(8) を含むこと
を特徴とする空気清浄機。 - 【請求項6】請求項5記載の空気清浄機において、 上記空気流通制限部材(8) は、多数の孔を有するパンチ
ングメタルからなることを特徴とする空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286188A JPH09122428A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286188A JPH09122428A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 空気清浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09122428A true JPH09122428A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17701096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7286188A Pending JPH09122428A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09122428A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220073208A1 (en) * | 2020-09-09 | 2022-03-10 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
EP4082909A1 (en) * | 2021-04-28 | 2022-11-02 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
US11884403B2 (en) | 2020-09-09 | 2024-01-30 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
US12006043B2 (en) | 2020-12-03 | 2024-06-11 | The Boeing Company | Aircraft environmental control systems including airflow interleavers and methods for controlling airflow within aircraft |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP7286188A patent/JPH09122428A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220073208A1 (en) * | 2020-09-09 | 2022-03-10 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
US11884403B2 (en) | 2020-09-09 | 2024-01-30 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
US11958616B2 (en) | 2020-09-09 | 2024-04-16 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
US12006043B2 (en) | 2020-12-03 | 2024-06-11 | The Boeing Company | Aircraft environmental control systems including airflow interleavers and methods for controlling airflow within aircraft |
EP4082909A1 (en) * | 2021-04-28 | 2022-11-02 | The Boeing Company | Air distribution nozzles, aircraft that include air distribution nozzles, and methods of utilizing air distribution nozzles |
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