JPH09121934A - パ フ - Google Patents

パ フ

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JPH09121934A
JPH09121934A JP28493695A JP28493695A JPH09121934A JP H09121934 A JPH09121934 A JP H09121934A JP 28493695 A JP28493695 A JP 28493695A JP 28493695 A JP28493695 A JP 28493695A JP H09121934 A JPH09121934 A JP H09121934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
puff
heating element
coating surface
sheet
puff body
Prior art date
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Pending
Application number
JP28493695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Matsumura
元 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN GIYARUZU KK
Original Assignee
JAPAN GIYARUZU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の化粧用パフでは、外気温度程度のまま
で使用されるので、化粧料の塗布効率が悪く、又外気温
度の低いときにはパフ自体も冷たくて顔肌接触時に不快
感を感じる。又、使用時にパフを同じ場所に何度も押し
当てる必要があって、塗布作業が面倒である。 【解決手段】 パフ本体1内に通電することによって発
熱する面状発熱体2を組み込むことにより、該面状発熱
体2でパフ本体1の塗布面11を加温することができ
る。又、面状発熱体2の基板21として不織布を使用す
ると、面状発熱体2をパフ本体1中に組み込んだもので
も違和感なく撓ませることができる。さらに、パフ本体
1内に振動体3を組み込んでおくと、使用時にパフ本体
1の塗布面11を微振動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、主として化粧用
に使用され、又パウダー塗布用にも適用し得るパフに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている化粧用パフは、
一般にスポンジを主体にして形成されている。そして、
使用時には、パフに粉末化粧料(ファンデーション等)
を付着させ、そのパフに付着させた粉末化粧料を顔肌に
塗布するようにして行う。又、粉末化粧料を顔肌に塗布
する際には、パフを何度も顔肌に押し当てる(パフで顔
肌を叩く)ようにして行う。
【0003】ところで、この種の粉末化粧料は、温度を
高くした方が顔肌への塗布がし易くなる(いわゆる、の
りが良くなる)という性質がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の化粧
用パフは、通常、外気温度程度のままで使用されるの
で、該パフを使用して化粧料を顔肌に塗布する場合に、
化粧料の塗布効率が悪く(いわゆる、のりが悪い)、し
かもパフを同じ場所に何度も押し当てる必要があって、
塗布作業が面倒であった。又、従来の化粧用パフでは、
冬季等で外気温度の低いときにはパフ自体も冷たくな
り、それを顔肌に当てたときに冷たくて不快感を感じる
という問題もあった。
【0005】本願発明は、上記のような従来の問題点に
鑑み、化粧料の塗布効率を良好にし得るようにするとと
もに、顔肌に当てたときの感触を良くすることができる
ようにしたパフを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として、次の構成を有している。即
ち、本願発明のパフは、パフ本体の塗布面の裏側に、通
電することによって発熱する面状発熱体を組み込んで形
成している。
【0007】パフ本体は、スポンジやコットン等の汎用
の材料が使用可能である。又、該パフ本体は、円形、楕
円形、矩形等の適宜の形状に成形可能である。
【0008】面状発熱体としては、シート状の基板上に
導極線を印刷し、その上から特殊カーボンあるいは半導
体樹脂等を混入した発熱材(発熱インク)を印刷したも
のを使用している。又、面状発熱体の基板としては、可
撓性のあるものが好ましく、さらにその中でも不織布を
使用することが好ましい。又、面状発熱体に使用されて
いる発熱材は、加熱されたときに遠赤外線(波長が8〜
12ミクロン程度の遠赤外線)を発する性質のものを採
用してもよい。
【0009】面状発熱体に対する電源としては、商業電
源でもバッテリーでもよい。面状発熱体の発熱温度は、
40〜50℃程度が適当である。又、面状発熱体の発熱
温度は、コントローラで切換可能(例えば強、中、弱に
切換可能)に制御し得るようにしてもよい。
【0010】又、本願発明では、パフ本体の塗布面の裏
側に、通電することによって微振動する振動体を組み込
むことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本願
発明の実施形態を説明すると、この実施形態のパフZ
は、主として顔肌化粧用に使用されるものである。
【0012】図1〜図3に示す実施形態のパフZは、パ
フ本体1の塗布面11の裏側に面状発熱体2と振動体3
とを組み込んで形成している。
【0013】パフ本体1は、この実施形態ではスポンジ
製で円形に成形している。尚、他の実施形態では、パフ
本体1の材料として、コットン等の汎用材料を使用する
ことができ、又、形状も円形のほかに、楕円形、矩形等
の適宜の形状に成形することができる。
【0014】面状発熱体2は、図3に示すように、パフ
本体1の外形より僅かに小さい程度の面積を有してい
る。この面状発熱体2は、不織布からなる薄手の基板2
1上に導極線22,22を印刷し、その上から特殊カー
ボンあるいは半導体樹脂等を混入した発熱材(発熱イン
ク)23を基板21のほぼ全面に印刷し、さらにその上
から絶縁被覆材をコーティングしたものを使用してい
る。このように、面状発熱体2の基板21として薄手の
不織布を使用すると、該面状発熱体2を自由に撓曲させ
ることができ、パフ本体1の塗布面11を顔肌に当てた
ときに違和感がなくなる。尚、面状発熱体2の基板21
として、プラスチックシートを使用することも可能であ
るが、その場合には使用時にパフ本体1の塗布面11が
多少ゴワゴワすることが考えられる。
【0015】又、この面状発熱体2に使用されている発
熱材23は、加熱されたときに、例えば波長が8〜12
ミクロン程度の遠赤外線を発する性質のものが採用され
ている。このような遠赤外線(波長が8〜12ミクロン
程度)は、顔肌の所定深さ(0.1mm程度の深さ)付近の
細胞及び毛細血管を刺激して、顔肌部分の血行促進や組
織の活性化に寄与する特性を有している。
【0016】又、パフ本体1の塗布面11の裏側には、
通電することによって微振動する振動体3を組み込んで
いる。この振動体3は、面状発熱体2の裏面上部寄り位
置に接着等の手段で固定している。
【0017】パフの裏側には、面状発熱体2及び振動体
3を被覆する裏布12が設けられている。さらに、該裏
布12の外面には、パフZを保持するための指差し込み
用の袋13が取付けられている。
【0018】面状発熱体2の導極線22,22は、リー
ド線24を介してプラグ(アダプター)5に接続してい
る。又、振動体3もリード線31を介してプラグ5に接
続している。尚、この実施形態では、電源として商業電
源が採用されるが、バッテリーを使用することも可能で
ある。面状発熱体2の発熱温度は、40〜50℃程度が
適当である。又、面状発熱体2の発熱温度は、コントロ
ーラ4によって例えば強(50℃)、中(45℃)、弱
(40℃)等に切換可能とするとよい。又、振動体3の
振動強さもコントローラ4で調整し得るようにするとよ
い。
【0019】この実施形態のパフZは、次のようにして
使用される。即ち、このパフZは、使用する前に面状発
熱体2に通電して、パフ本体1の塗布面11を加温して
おき、その状態で、該塗布面11に粉末化粧料(ファン
デーション)を付着させる。尚、他の使用例では、パフ
本体1の塗布面11に粉末化粧料を付着させた後に面状
発熱体2に通電してもよい。そして、塗布面11が適度
に加温され且つ振動体3に通電して微振動させた状態
で、該塗布面11を顔肌に押し当てると、塗布面11の
粉末化粧料が顔肌に塗布されるが、そのとき、塗布面1
1が暖められているので、顔肌への化粧料の塗布効率が
良好となる(いわゆる、のりが良くなる)。又、振動体
3によって塗布面11を微振動させることにより、該塗
布面11が小刻みに顔肌を叩くようになり、パフを顔肌
に押し当てているだけで化粧料を塗布できる(従来のよ
うにパフを何度も顔肌に繰り返して押し当てるという作
業が不要となる)。さらに、パフ本体1が面状発熱体2
で加温されて塗布面11が暖かくなっているので、例え
ば冬季などの低温時に使用する場合には、接触感覚が良
好となる。又、パフの塗布面11を顔肌に押し当てる
と、顔肌の形状に沿ってパフ本体1が撓むようになる
が、そのとき面状発熱体2の基板21を不織布で形成し
ていると、該基板21がパフ本体1とともに抵抗なく撓
むようになり、面状発熱体2を内蔵したものであっても
使用時の違和感がない。
【0020】尚、この実施形態では、パフZを化粧用パ
フに適用しているが、例えばベビーパウダー塗布用など
の他の用途のパフに適用することもできる。
【0021】
【発明の効果】本願発明のパフでは、パフ本体1内に面
状発熱体2を組み込んでいるので、パフ本体1の塗布面
11を加温した状態で使用でき、顔肌への粉末化粧料の
塗布効率が良好となる。又、パフ本体1の塗布面11を
加温できるので、例えば冬季などの低温時に顔肌に接触
させたときに暖かさがあり、気持ちよく使用できるとい
う効果がある。
【0022】又、面状発熱体2の基板21として不織布
を使用すると、パフ本体1とともに該基板21を抵抗な
く撓ませることができ、面状発熱体2を内蔵したもので
あっても使用時の違和感を感じないという効果がある。
【0023】さらに、パフ本体1内に振動体3を組み込
んでおくと、該振動体3によってパフ本体1の塗布面1
1を微振動させることができるので、使用時に塗布面1
1を単に顔肌に押し当てるだけで化粧料を顔肌に塗布さ
せることができる。従って、その塗布作業が簡単となる
とともに、塗布効率が一層良好となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態にかかるパフの正面図であ
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のパフに使用されている面状発熱体の平面
図である。
【符号の説明】
1はパフ本体、2は面状発熱体、3は振動体、11は塗
布面、21は基板、22は導極線、23は発熱材であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パフ本体(1)の塗布面(11)の裏側
    に、通電することによって発熱する面状発熱体(2)を
    組み込むとともに、面状発熱体(2)として、可撓性を
    有するシート状の基板(21)上に導極線(22)と発
    熱材(23)を印刷したものを使用したことを特徴とす
    るパフ。
  2. 【請求項2】 面状発熱体(2)の基板(21)として
    不織布を使用したことを特徴とする請求項1に記載のパ
    フ。
  3. 【請求項3】 パフ本体(1)の塗布面(11)の裏側
    に、通電することによって微振動を発生する振動体
    (3)を組み込んだことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のパフ。
JP28493695A 1995-11-01 1995-11-01 パ フ Pending JPH09121934A (ja)

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