JPH09121364A - 色分解光学系 - Google Patents

色分解光学系

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Publication number
JPH09121364A
JPH09121364A JP7275722A JP27572295A JPH09121364A JP H09121364 A JPH09121364 A JP H09121364A JP 7275722 A JP7275722 A JP 7275722A JP 27572295 A JP27572295 A JP 27572295A JP H09121364 A JPH09121364 A JP H09121364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
optical system
light
color separation
separation optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP7275722A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kadoma
恒一郎 門間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP7275722A priority Critical patent/JPH09121364A/ja
Publication of JPH09121364A publication Critical patent/JPH09121364A/ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリズム射出面よりも大きなCCDハウジン
グを使用した場合にも、プリズム射出面の位置や角度設
定の際の自由度を増すことで、装置全体の小型化を図
る。 【解決手段】 第1プリズム101、第2プリズム10
2、第3プリズム103で3色色分解光学系を構成して
いるが、この光学系は、さらに第1プリズム101の射
出面にクサビガラス104を接合して構成している。こ
れにより、第2プリズム102、第3プリズム103
は、カメラハウジングの前面板201から離間する状態
となり、かつ、クサビガラス104のクサビ面の傾斜角
度を適宜設定し得る。これにより、第2プリズム102
の射出面の位置や角度を適宜変更でき、装置全体の小型
化にも寄与し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入射光を波長の異
なる3色の光に分割する色分解光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来の色分解光学系
は、青色光反射用のダイクロイックミラー12を備えた
第1プリズム10と、第2及び第3プリズム20、30
の接合プリズム40とで構成しており、接合プリズム4
0の接合面には赤色光反射用のダイクロイックミラー4
2を設けている。そして、このように構成する色分解光
学系によって、撮影レンズLを介して入射する光を、青
色光、赤色光及び緑色光に順に分解する。
【0003】また、図4に示すように、各プリズム1
0、20、30の射出面に対向して、保持基板等を含む
撮像素子であるCCD51、52、53を配置してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うに、第2プリズム20の射出面に位置するCCD52
の外縁部が、カメラハウジングの内壁面となる前面板6
0に当接してしまい(図4で円で囲む位置)、CCDを
所定の位置に配置できない場合があった。
【0005】この点、プリズム面の角度を適宜変更し、
各チャンネルの射出面の位置や向きを移動させることも
可能である。しかし、このような色分解光学系では、各
プリズム10、20のプリズム面で全反射条件を満た
し、かつ、各ダイクロイックミラー12、42において
ゴーストを生じさせないように、好適に入射光線を分解
し各チャンネル毎に出射させることが必要である。この
ように、入射光線を好適に分解して出射させるには、各
プリズム10、20、30のプリズム面の角度も、大き
く変更できないという、実用上の課題があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、プリズム射出面よりも大きな保持基
板を使用した場合にも、プリズム射出面の位置や角度設
定の自由度を増すことで、装置全体の小型化を図ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明にかかる
色分解光学系は、撮影レンズを介してカメラハウジング
内に入射した入射光線を青色光、赤色光、緑色光に順に
分解する、第1プリズム、第2プリズム及び第3プリズ
ムと、各プリズムの射出面に相対して配置され、この各
射出面から出射される各色光像を光電変換する撮像素子
とを備え、第2プリズムの射出面に対峙する撮像素子
は、対向する当該射出面に比べて大なる形状を有する色
分解光学系であって、この色分解光学系は、さらに、光
透過性を有する板状の光学部材を第1プリズムの青色光
反射面側に接合しており、第2プリズムに相対する光学
部材の面の傾斜角度は、撮像素子の外縁部がカメラハウ
ジングの内壁面及びこれら各プリズムの本体と非接触と
なる角度に設定して構成する。この位置に光学部材を設
けることで、第1プリズムに対して第2のプリズムが離
間し、結果的に、撮像素子がカメラハウジングの内壁面
から離間する状態となる。これにより、第2プリズムの
射出面側に撮像素子の設置スペースが広がる。なお、こ
の光学部材は、楔型プリズムで構成することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1に色分解光学系を拡大して
示す。色分解光学系100は、第1プリズム101、第
2プリズム102、第3プリズム103及びクサビガラ
ス104で構成している。
【0009】第1プリズム101は、その透過面側に青
色光反射用のダイクロイックミラー112を備えてお
り、この面にクサビガラス104が接合されている。な
お、このクサビガラス104の頂角は、ここでは4度に
設定している。また、第2プリズム102と第3プリズ
ム103とで接合プリスムが構成されており、その接合
面には、赤色光反射用のダイクロイックミラー142が
設けられている。この接合プリズムは、クサビガラス1
04との間に微小な間隙を隔てて配置されている。すな
わち、クサビガラス104の透過面と第2プリズム10
2の入射面と間には、微少なエアーギャップ105が設
けられている。
【0010】このように構成する色分解光学系に光が入
射すると、この入射光は、先ず第1プリズム101に入
射し、青色となる波長成分の光がダイクロイックミラー
112で反射され、これ以外の光は透過される。反射さ
れた光は、第1プリズム101のプリズム面101aで
全反射された後、射出面101bから出射される。この
光がBチャンネルの光として取り出される。
【0011】また、ダイクロイックミラー112を透過
した光は、クサビガラス104及びエアーギャップ10
5を透過して、第2プリズム102に入射する。入射し
た光はダイクロイックミラー142において、赤色の波
長成分の光のみが反射され、残る緑色の波長成分の光は
透過して、第3プリズム103の射出面103bから出
射される。この光がGチャンネルの光として取り出され
る。
【0012】一方、ダイクロイックミラー142で反射
した光は、第2プリズム102のプリズム面102aで
全反射され、第2プリズム102の射出面102bから
光が出射される。この光がRチャンネルの光として取り
出される。
【0013】色分解光学系100では、入射する光が、
このようにして青色光、赤色光及び緑色光に分解され
る。
【0014】図2に、色分解光学系100をカメラ内に
配設した状態を概略的に示す。色分解光学系100の各
射出面101b、102b、103bには、各チャンネ
ルから出射される光を光電変換するCCD151、15
2、153を相対向して配置しており、各CCD15
1、152、153は、各射出面101b、102b、
103bよりも大なる形状を呈している。なお、参照番
号200は、円筒形状を呈する、レンズ鏡胴の取付ネジ
部を示しており、この部位にレンズ鏡胴が螺着される。
【0015】前述した図4の場合と比較すると、この色
分解光学系は、クサビガラス104を設けているので、
第2プリズム102と第3プリズム103との接合プリ
スムが、第1プリズム101に対して離間して配置され
ている。このため、第2プリズム102が、カメラハウ
ジングの内壁面としての前面板201から遠ざかって配
置される状態となっており、この部位に設置したCCD
152のうち、前面板201側の外縁部135が、前面
板201と接触することが回避されている。また、各プ
リズム10、20のプリズム面で全反射条件を満たし、
かつ、各ダイクロイックミラー112、142において
ゴーストを生じさせることなく、好適に入射光線を分解
して各チャンネル毎に出射させることができる。
【0016】以上述べた実施形態では、第1プリズム1
01に頂角が4度の楔型のガラス板を接合する例を示し
たが、この角度に限定するものではない。他のプリズム
のプリズム面の設定角度(入射光に対する角度)との関
係で、クサビガラス104の厚み、頂角の大きさは、材
質の屈折率など考慮して適宜設計すればよい。なお、楔
型のガラス板以外にも、両面が平行なガラス板を使用す
ることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる色
分解光学系は、第1プリズムの射出面側に板状の光学部
材を接合して構成するので、この光学部材の厚みや傾斜
角度を適宜設定することで、第2プリズムの射出面の位
置や角度の設定を適宜変更することができる。このた
め、プリズム射出面よりも大きな撮像素子を使用した場
合にも、撮像素子がカメラハウジングの内壁面や各プリ
ズム本体に接触することを回避することも可能となる。
また、このようにプリズム射出面の位置や角度設定の際
の自由度が増すため、装置全体の小型化にも十分に寄与
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる色分解光学系の構成図であ
る。なお、目視を容易にするため、便宜上、エアーギャ
ップの間隔を拡大して示す。
【図2】図1にかかる色分解光学系を、カメラ内に配設
した状態を示す説明図である。
【図3】従来の色分解光学系の構成図である。
【図4】図3の色分解光学系の使用状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
100…色分解光学系、101…第1プリズム、102
…第2プリズム、103…第3プリズム、104…クサ
ビガラス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを介してカメラハウジング内
    に入射した入射光線を青色光、赤色光、緑色光に順に分
    解する、第1プリズム、第2プリズム及び第3プリズム
    と、 前記各プリズムの射出面に相対して配置され、この各射
    出面から出射される各色光像を光電変換する撮像素子と
    を備え、 前記第2プリズムの射出面に対峙する前記撮像素子は、
    対向する当該射出面に比べて大なる形状を有する色分解
    光学系であって、 この色分解光学系は、さらに、 光透過性を有する板状の光学部材を前記第1プリズムの
    青色光反射面側に接合しており、 前記第2プリズムに相対する前記光学部材の面の傾斜角
    度は、前記撮像素子の外縁部が前記カメラハウジングの
    内壁面及び前記各プリズムの本体と非接触となる角度に
    設定したことを特徴とする色分解光学系。
  2. 【請求項2】 前記光学部材は、楔型プリズムである請
    求項1記載の色分解光学系。
JP7275722A 1995-10-24 1995-10-24 色分解光学系 Pending JPH09121364A (ja)

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JP7275722A JPH09121364A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 色分解光学系

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JP7275722A JPH09121364A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 色分解光学系

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JP7275722A Pending JPH09121364A (ja) 1995-10-24 1995-10-24 色分解光学系

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JP (1) JPH09121364A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477392B2 (en) 2005-07-27 2009-01-13 Key Technology, Inc Electromagnetic energy measurement apparatus and method

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