JPH09121231A - 変調器 - Google Patents

変調器

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JPH09121231A
JPH09121231A JP27791595A JP27791595A JPH09121231A JP H09121231 A JPH09121231 A JP H09121231A JP 27791595 A JP27791595 A JP 27791595A JP 27791595 A JP27791595 A JP 27791595A JP H09121231 A JPH09121231 A JP H09121231A
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JP
Japan
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oscillation
circuit
modulator
modulation switch
loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP27791595A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hirano
康彦 平野
Tsutomu Iegi
勉 家木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変調スイッチを発振ループに設けることによ
り、低電圧駆動を可能とし、かつ、変調器回路を簡略に
することにより集積化を容易にした変調器を提供する。 【解決手段】発振回路の発振ループに変調スイッチを接
続してなる変調器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小電力無線機器な
どに使用されるディジタル振幅変調(以下、ASKとい
う)型変調器若しくはディジタル周波数変調(以下、F
SKという)型変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移相発振回路を使用したASK型
変調器の一つの回路例を図6に示す。このASK型変調
器の回路は、発振用増幅トランジスタTR1とSAW共
振子10とにより発振ループが構成され、この発振ルー
プの一部にインダクタL9およびコンデンサC9の並列
回路よりなる位相調整回路9が接続されている。
【0003】また、発振用増幅トランジスタTR1のコ
レクタは、スイッチングトランジスタTR2を介して電
源電圧Vccに接続されている。このスイッチングトラ
ンジスタTR2のベースには変調信号が印加される。
【0004】この従来のASK型変調器の回路は、概略
以上のような構成よりなり、発振用増幅トランジスタT
R1とSAW共振子10とにより継続発振を行わせて、
スイッチングトランジスタTR2のベースに変調信号を
印加して、このスイッチングトランジスタTR2をオ
ン、オフさせてASK変調を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ASK型変調器の回路は、電源電圧Vccと発振用増幅
トランジスタTR1との間に、スイッチングトランジス
タTR2が介在しているので、低電圧駆動時には、この
スイッチングトランジスタTR2による電圧降下のた
め、発振用増幅トランジスタTR1にかかる電圧が低減
して、発振動作がしにくくなり、また、発振出力レベル
が低下していた。
【0006】そこで、本発明は、変調スイッチを発振ル
ープに設けることにより、低電圧駆動を可能とし、か
つ、変調器回路を簡略にすることにより集積化を容易に
した変調器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、下記手段を採ることを特徴とする。 1.発振回路の発振ループに変調スイッチを接続してな
る変調器。
【0008】2.少なくとも発振用増幅回路、遅延線回
路および位相調整回路を有してなる発振ループに変調ス
イッチを接続してなる変調器。
【0009】3.前記増幅回路が電界効果トランジスタ
よりなり、前記位相調整回路がインダクタ、コンデンサ
のうち少なくとも一つよりなり、前記遅延線回路がSA
W共振子よりなり、前記変調スイッチが発振ループに直
列に接続され若しくは発振ループからグランドに接続さ
れているFETスイッチよりなる上記1記載の変調器。
【0010】4.発振用増幅回路、位相調整回路および
変調スイッチが集積化されたICよりなる変調器。
【0011】5.上記4記載のICと、SAW共振子と
を一つのパッケージに収納してなる変調器。
【0012】6.前記変調スイッチに並列にリアクタン
ス素子が接続されてなる上記1から上記5のいずれかに
記載の変調器。
【0013】以上のように、本発明は、帰還型発振回路
もしくは移相型発振回路の発振ループに変調スイッチを
接続しているので、電源電圧が発振回路もしくは発振用
増幅回路に直接供給されることになり、電源電圧の低下
により低電圧駆動になっても発振停止に至ることはな
い。また、発振ループに変調スイッチを接続することに
より、発振回路が簡略化され、IC化が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の変調器の第1実
施例回路について、図1を参照して説明する。本実施例
回路は、電源電圧Vccに接続された発振回路1の発振
ループに変調スイッチ2を有している。この発振回路1
は、帰還型の発振回路で、コルピッツ発振回路、ハート
レー発振回路、ベース同調発振回路、コレクタ同調発振
回路、ウィーンブリッジ発振回路、負性抵抗型発振回路
などの従来既知の発振回路よりなる。また、変調スイッ
チ2は、トランジスタ、ダイオード等の半導体スイッチ
により構成される。変調スイッチ2は、発振ループを直
列的にオン・オフするようになっているが、破線2aで
示すように、発振ループの一端とグランドとの間に介在
して、前記発振ループの一端とグランドとの間をオン・
オフするようにしてもよい。
【0015】本実施例回路は、変調スイッチ2を変調信
号によりオン・オフすることにより、発振周波数を断続
してASK変調を行う。その被変調波は出力端子から取
り出される。また、破線2aの接続の場合は、変調信号
のオンで発振ループの発振が停止し、オフで発振ループ
の発振が開始することになる。つぎに、本発明の変調器
の第2実施例回路について、図2を参照して説明する。
本実施例回路は、移相型発振回路で、電源電圧Vccに
接続された発振用増幅回路3、位相調整回路4、遅延線
回路5および変調スイッチ6により発振ループが形成さ
れる。そして、破線7で囲った発振用増幅回路3、位相
調整回路4および変調スイッチ6が、集積化されてIC
を構成することになる。
【0016】本実施例回路は、発振用増幅回路3が入出
力180゜の位相差を有するので、この発振用増幅回路
3の出力を遅延線回路5および位相調整回路4により1
80゜その位相を遅延させて、発振用増幅回路3の入力
に帰還させてやると発振ループを介して継続して発振す
ることになる。この発振ループの途中にある変調スイッ
チ6を変調信号によりオン・オフさせると、前記継続発
振周波数が断続されてASK変調され、その発振出力は
出力端子より取り出される。なお、この変調スイッチ6
は、第1実施例と同様に、破線6aで示すように、発振
ループの一端とグランドとの間に設けてもよい。この場
合は、変調信号のオンで発振ループの発振が停止し、オ
フで発振ループの発振が開始することになる。
【0017】つぎに、本発明の変調器の第3実施例回路
について、図3を参照して説明する。本実施例回路は、
図2に示す回路ブロックを具体化したものである。即
ち、図2に示す発振用増幅回路3が、図3に示す電界効
果トランジスタQに代表される発振用増幅回路3aに該
当する。同様に、位相調整回路4が、インダクタL1と
コンデンサC1との並列回路の位相調整回路4aに該当
する。また、遅延線回路5は、SAW共振子5aに該当
する。そして、変調スイッチ6が、FETスイッチ6a
に該当する。
【0018】この図3に示す第3実施例回路は、発振用
増幅回路3a、SAW共振子5a、FETスイッチ6a
よりなる発振ループの一端に位相調整回路4aを接続し
た回路構成となっている。発振用増幅回路3a(電界効
果トランジスタQ)の入出力は180°の位相差がある
ので、SAW共振子5aおよび位相調整回路4aによ
り、180°位相を遅延させて、増幅回路3a(電界効
果トランジスタQ)の入力に帰還させてやると、本実施
例回路は継続して発振することになる。この継続発振周
波数を、変調信号によりFETスイッチ6aをオン・オ
フさせるとASK変調を行うことができ、その被変調波
は出力端子より取り出される。なお、図3に示す第3実
施例回路において、FETスイッチ6aは、図4に示す
第4実施例回路において、FETスイッチ6bのよう
に、発振ループの一端とグランドとの間に接続してもよ
い。この図4に示す第4実施例回路は、図3に示す第3
実施例回路と比べて、変調信号に対し発振ループのオン
・オフが逆動作となる。
【0019】つぎに、本発明の変調器の第5実施例回路
としてFSK型変調器回路について、図3を用いて説明
する。FETスイッチ6aのドレインとソース間に、破
線で示すコンデンサC若しくはインダクタLのリアクタ
ンス素子を接続することによって、ASK型変調器回路
をFSK型変調器回路に兼用することができる。即ち、
図3に示すFSK型変調器回路は、変調信号によりFE
Tスイッチ6aがオンしているときには、前記接続のコ
ンデンサC若しくはインダクタLは短絡されて、発振ル
ープ固有の第1の発振周波数で発振する。一方、FET
スイッチ6aがオフすると、このFETスイッチ6aの
内臓している固有のリアクタンスと前記接続のコンデン
サC若しくはインダクタLとの合成リアクタンスにより
発振ループの発振周波数が推移して第2の発振周波数で
発振することになる。
【0020】したがって、変調信号により変化する第1
の発振周波数と第2の発振周波数を用いれば、FSK変
調が行えることになる。
【0021】また、本発明の変調器の第6実施例回路と
してFSK型変調器回路について、図4を用いて説明す
る。FETスイッチ6bに、図3とほぼ同様に、破線で
示すコンデンサC若しくはコンデンサCとインダクタL
の直列回路を並列接続しても、同様のFSK型変調器回
路を構成することができる。動作についても、前記とほ
ぼ同様なので省略する。
【0022】つぎに、本発明の変調器のうちその回路要
素が一つのパッケージに収納された変調器の第7実施例
について、図5を参照して説明する。同図において、5
aは図3および図4において同一符号で示されるSAW
共振子である。ICは図2において破線で示されるブロ
ック7を集積化したものである。図5に示す変調器は、
パッケージ8に前記SAW共振子5aおよびIC7を収
納して、小型かつコンパクトにしたものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、帰還型発振回路、移相型発振
回路などの発振ループに変調スイッチを接続しているの
で、電源電圧が発振回路もしくは発振用増幅回路に直接
供給されることになり、電源電圧の低下により低電圧駆
動になっても発振停止に至ることはない、また、発振回
路が簡略化され、IC化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の変調器の第1実施例回路図
【図2】 本発明の変調器の第2実施例回路図
【図3】 本発明の変調器の第3および第5実施例回路
【図4】 本発明の変調器の第4および第6実施例回路
【図5】 本発明の変調器の第7実施例の平面図
【図6】 従来のASK型変調器の回路図
【符号の説明】
1 発振回路 2、6 変調スイッチ 3、3a 増幅回路 4、4a 位相調整回路 5 遅延線回路 5a SAW共振子 6a、6b FETスイッチ 7 IC 8 パッケージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路の発振ループに変調スイッチを
    接続してなる変調器。
  2. 【請求項2】 少なくとも発振用増幅回路、遅延線回路
    および位相調整回路を有してなる発振ループに変調スイ
    ッチを接続してなる変調器。
  3. 【請求項3】 前記増幅回路が電界効果トランジスタよ
    りなり、前記位相調整回路がインダクタ、コンデンサの
    うち少なくとも一つよりなり、前記遅延線回路がSAW
    共振子よりなり、前記変調スイッチが発振ループに直列
    に接続され若しくは発振ループからグランドに接続され
    ているFETスイッチよりなる請求項1記載の変調器。
  4. 【請求項4】 発振用増幅回路、位相調整回路および変
    調スイッチが集積化されたICよりなる変調器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のICと、SAW共振子と
    を一つのパッケージに収納してなる変調器。
  6. 【請求項6】 前記変調スイッチに並列にリアクタンス
    素子が接続されてなる請求項1から請求項5のいずれか
    に記載の変調器。
JP27791595A 1995-10-25 1995-10-25 変調器 Pending JPH09121231A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208217B1 (en) 1997-08-05 2001-03-27 Alps Electric Co., Ltd. Ask modulator with frequency dependent voltage divider
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