JP2811310B2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JP2811310B2
JP2811310B2 JP63202900A JP20290088A JP2811310B2 JP 2811310 B2 JP2811310 B2 JP 2811310B2 JP 63202900 A JP63202900 A JP 63202900A JP 20290088 A JP20290088 A JP 20290088A JP 2811310 B2 JP2811310 B2 JP 2811310B2
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清二 善最
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東洋通信機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマルチシンセサイザや無線機、レーダー、IF
F等で使用される発振回路に関する。
(従来の技術) マルチ周波数方式の無線機等においては複数の周波数
を選択的に出力することができる発振回路によって予め
設定されている周波数の信号を得ている。
第7図はこのような無線機等に搭載される従来のマル
チ周波数発振回路の一例を示すブロック図である。
この図に示すマルチ周波数発振回路は例えば数百MHz
から数GHz程度の極めて高い周波数を得るためのもので
あり、水晶振動子を振動させて予め設定されている周波
数の信号を発生する複数の発振回路本体101と、これら
発振回路本体101によってえられた信号を逓倍する複数
の逓倍回路102と、これら逓倍回路102によって逓倍され
た信号をフィルタリングして高調波やスプリアス等を除
去する複数のバンドパスフィルタ(BPF)103と、スイッ
チ回路104からの制御信号に基づいて前記各バンドパス
フィルタ103から出力される信号の1つを選択するRFス
イッチ回路105とを備え、各発振回路101を発振させて得
られた各周波数の信号を1つ選択してこれを次段回路
(図示は省略)するに供給する。
しかしながらこのような従来のマルチ周波数発振回路
においては次に述べるような問題があった。
(1)複数の発振回路本体101等を同時に発振させてい
るため回路全体の消費電力が大きい。
(2)スプリアス等を除くためにバンドパスフィルタ10
3を必要とするため回路全体の形状を小さくすることが
できない。
(3)部品点数が多いからMTBF(信頼性)が悪い。
(発明の目的) 本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、
回路全体の消費電力を低減させることができるとともに
回路全体の形状を小さくすることができ、またスプリア
ス等が発生するのを防止することができる発振回路を提
供することを目的としている。
(発明の概要) 上記の問題点を解決するために本発明による発振回路
においては、複数のSAW素子と、これらSAW素子のうちい
ずれか1つを選択する為に前記SAW素子の入力側と出力
側にそれぞれ設けられた2つの高速スイッチング回路
と、これら高速スイッチング回路によって選択されたSA
W素子を用いて発振動作を行う1つの増幅回路とを備え
たことを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明による発振回路の第1実施例を示すブ
ロック図である。
この図に示す発振回路は、発振動作を行なう発振回路
本体1と、この発振回路本体1を共振させて発振動作を
継続させるSAW回路2と、このSAW回路2の選択動作を制
御するスイッチ回路3とを備えている。
発振回路本体1は、発振動作を行なうトランジスタ14
と、このトランジスタ14のベース側に設けられるバイア
ス回路6と、前記トランジスタ14のコレクタ側に設けら
れるコレクタ回路9と、このコレクタ回路9から出力さ
れる信号を次段回路(図示は省略する)に伝達するコン
デンサ13と、前記トランジスタ14のエミッタ側に設けら
れるエミッタ回路12とを備えている。
この場合、前記バイアス回路6はバイアス電圧を決め
る抵抗4、5によって構成されている。
またコレクタ回路9はタンク回路を形成するためのコ
ンデンサ7とコイル8とによって構成されている。
またエミッタ回路12はエミッタ電流の電流経路となる
抵抗10と、発振安定用のコンデンサ11とによって構成さ
れている。
そして発振回路本体1は、スイッチ回路3から出力さ
れる選択信号に基づいてSAW回路2の共振周波数を切り
替えて必要な周波数の信号を発生しこれを次段回路(図
示は省略する)に供給する。
また、SAW回路2は第2図に示す如く前記スイッチ回
路3の出力に基づいて選択信号を発生するRFスイッチド
ライバ回路16と、このRFスイッチドライバ回路16の出力
に基づいて1つの共通端子と複数の選択端子のいずれか
とを接続させるRFスイッチ回路17、18と、これらRFスイ
ッチ回路17の各選択端子間に各々接続される複数のSAW
共振回路19a〜19nとを備えている。
この場合、各SAW共振回路19a〜19nは各々、共振周波
数が互いに異なるように設定されている。
そして、前記スイッチ回路3から供給される選択信号
に基づいてSAW共振回路19a〜19nの1つが選択され、こ
の選択されたSAW共振回路によって前記トランジスタ14
のコレクタ側とベース側と接続して前記発振回路1を発
振させる。
この場合、前記RFスイッチ回路17は第3図に示す如く
入力端子と接地点との間に介挿されるコイル21と、前記
共通端子と各選択端子との間に各々介挿される複数のス
イッチ部22a〜22nとを備えている。
各スイッチ部22a〜22nは各々2つのコイル23、24と、
これらコイル23、24の接続点と選択端子との間に介挿さ
れるピンダイオード25と、前記コイル24のバイアス信号
入力側(選択信号入力側)に介挿される貫通コンデンサ
26とを備えており、各々前記RFスイッチドライバ回路16
から選択信号が供給されたときオン状態となって前記共
通端子と選択端子とを導通させる。
またRFスイッチ回路18も上述したRFスイッチ回路17と
同様に構成されている。
このようにこの実施例においてはスイッチ回路3が選
択信号を出力すれは、SAW回路2のRFスイッチドライバ
回路16がRFスイッチ回路17、18を制御して複数のSAW共
振回路19a〜19nから1つを選択し、これをトランジスタ
14のコレクタ・ベース間に介挿させて発振回路本体1を
発振させるようにしたので、発振素子数(増幅回路数)
を少なくした分だけ従来のものと比べて回路全体の消費
電力を低減させることができる。
またSAW共振器19a〜19nを使用して必要な周波数の信
号を直接発振させるようにしているので、逓倍を行なう
ことなく直接高い周波数の発振が可能になり、これによ
ってスプリアス等が発生するのを防止することができ
る。
またスプリアスが発生しないので従来必要とされてた
バンドパスフィルタを不要にすることができこれによっ
て回路全体の形状を小さくすることができる。
第4図は本発明による発振回路の第2実施例を示すブ
ロック図である。
この図に示す発振回路は、発振動作を行なう発振回路
本体30と、この発振回路本体30の出力側に得られた信号
を入力側に帰還して前記発振回路本体30に発振動作を継
続させるSAW回路33と、このSAW回路33の信号遅延時間を
制御するスイッチ回路34とを備えている。
発振回路本体30は、抵抗35、36によって構成されるバ
イアス回路37と、2つのコイル38、39とコンデンサ40と
によって構成されるコレクタ回路41と、このコレクタ回
路41から出力される信号を次段回路(図示は省略する)
に伝達するコンデンサ42と、抵抗43とコンデンサ44とに
よって構成されるエミッタ回路45と、発振動作を行なう
トランジスタ46と、コレクタ回路41で得られた信号を前
記SAW回路33に供給するコイル47と、2つのコンデンサ4
8、49とコイル50とから構成され前記SAW回路33から出力
される信号を前記トランジスタ46のベースに供給する信
号伝達回路51とを備えている。
またSAW回路33は第5図に示すようにRFスイッチドラ
イバ回路16と、RFスイッチ回路17、18と、複数のSAWデ
ィレーライン55a〜55nとを備えている。
この場合、各SAWディレーライン55a〜55nの遅延時間
は互いに異なるように設定されている。
そして、スイッチ回路34から選択信号が出力されたと
きSAW回路33のRFスイッチドライバ回路16がRFスイッチ
回路17、18を制御して複数のSAWディレーライン55a〜55
nのうちから1つを選択する。
これによってトランジスタ46のコレクタが出力する信
号が今選択されたSAWディレーラインを通って同トラン
ジスタ46のベースに帰還しそのSAWディレーラインに対
応した周波数にて発振回路本体30が発振する。
このようにトランジスタ46の出力を入力側に帰還する
ように構成しても、上述した第1実施例と同様な効果を
得ることができる。
また上述した各実施例においてはピンダイオード25に
よって構成したRFスイッチ回路17、18を使用している
が、第6図に示すようにガリウムひ素FET(GAASFET)5
6、57と、2つのコイル58、59とによって構成されるス
イッチ部60a〜60nを使用したRFスイッチ回路17aを用い
るようにしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、回路全体の消費
電力を低減させることができるとともに回路全体の形状
を小さくすることができ、またスプリアス等が発生する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による発振回路の第1実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図に示すSAW回路の詳細なブロッ
ク図、第3図は第2図に示すRFスイッチ回路の詳細を示
す回路図、第4図は本発明による発振回路の第2実施例
を示すブロック図、第5図は第4図に示すSAW回路の詳
細なブロック図、第6図は本発明による発振回路で使用
することができる他のRFスイッチ回路例を示す回路図、
第7図は従来からある発振回路の一例を示すブロック図
である。 14……増幅回路(トランジスタ)、17、18……高速スイ
ッチング回路(RFスイッチ回路)、19a〜19n……SAW素
子(SAW共振回路)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のSAW素子と、これらSAW素子のうちい
    ずれか1つを選択する為に前記SAW素子の入力側と出力
    側にそれぞれ設けられた2つの高速スイッチング回路
    と、これら高速スイッチング回路によって選択されたSA
    W素子を用いて発振動作を行う1つの増幅回路とを備え
    たことを特徴とする発振回路。
JP63202900A 1988-08-15 1988-08-15 発振回路 Expired - Lifetime JP2811310B2 (ja)

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JP63202900A JP2811310B2 (ja) 1988-08-15 1988-08-15 発振回路

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JPH0251903A JPH0251903A (ja) 1990-02-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040216B2 (ja) * 1977-03-31 1985-09-10 株式会社村田製作所 テレビジヨンチユ−ナ
AT368702B (de) * 1979-11-30 1982-11-10 Tyrolia Freizeitgeraete Skibremse

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JPH0251903A (ja) 1990-02-21

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