JPH09120339A - カラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法 - Google Patents

カラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法

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JPH09120339A
JPH09120339A JP27540595A JP27540595A JPH09120339A JP H09120339 A JPH09120339 A JP H09120339A JP 27540595 A JP27540595 A JP 27540595A JP 27540595 A JP27540595 A JP 27540595A JP H09120339 A JPH09120339 A JP H09120339A
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JP
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liquid crystal
crystal panel
row
matrix liquid
electrodes
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JP27540595A
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Takeshi Okuno
武志 奥野
Mika Nakamura
美香 中村
Masahito Matsunami
将仁 松浪
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示と座標検出を行うカラー表示用マトリク
ス液晶パネル一体型タブレット装置の座標検出時におけ
る、裏層電極の検出強度を大きくすることにより検出精
度の向上を図るとともに、DC電圧印加の生じない駆動
を行う。 【解決手段】 カラー表示用マトリクス液晶パネルのR
GBに対応した裏層電極(列電極)の検出に用いる座標
検出用の走査信号の同時駆動本数を表層電極(行電極)
の走査信号の整数倍の本数で駆動し、そのとき、裏層電
極の走査信号の駆動周波数を、表層電極の走査信号の駆
動周波数に対し、前記同時駆動本数と同じ整数倍の周波
数で駆動する。または、走査信号の交流化を行いDC電
圧成分を除去する。 【効果】 裏層電極を前記整数倍の同時駆動本数とする
ことにより、検出強度をあげ、精度を向上させるととも
に、周波数を同じ整数倍とすることにより、DC電圧成
分が除去できる。また、前記交流化を行うことによって
も、同様の効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示と座標
入力を行うカラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タ
ブレット装置を駆動するためのカラー表示用マトリクス
液晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】静電結合を用いた一般的なモノクロ表示
用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置は、例え
ば図9に示されている。図9において、1は同じピッチ
を有する直交した複数の行電極と列電極からなり、表示
および座標検出のタブレット装置として用いるモノクロ
表示用マトリクス液晶パネルである。12はモノクロ表
示用マトリクス液晶パネル1の行電極群を駆動する行電
極駆動回路である。13はモノクロ表示用マトリクス液
晶パネル1の列電極群を駆動する列電極駆動回路であ
る。14はモノクロ表示用マトリクス液晶パネル1の行
電極および列電極と静電結合容量によって電気的に結合
し、モノクロ表示用マトリクス液晶パネル1の行電極お
よび列電極に順次印加する座標検出用の走査信号を検出
する検出電極である。15は検出電極14の出力信号に
よって位置情報を得る座標検出回路である。16は行電
極駆動回路12,列電極駆動回路13および座標検出回
路15を制御する制御回路である。
【0003】図10は従来のモノクロ表示用マトリクス
液晶パネル一体型タブレット装置の動作原理を示す原理
図である。図10において、例えば、r1〜r10はモ
ノクロ表示用マトリクス液晶パネルの行電極である。e
1は行電極r1〜r10に対向するモノクロ表示用マト
リクス液晶パネルの列電極である。c1〜c10は検出
電極14と行電極r1〜r10との間の結合容量であ
る。caは検出電極14と列電極e1との間の結合容量
である。P1〜P7は行電極r1〜r10を走査する検
出用走査信号である。D1は検出電極14によって検出
される検出信号である。D2は検出信号D1の微分信号
である。
【0004】上記結合容量c1〜c10は行電極r1〜
r10と検出電極14との距離によって変化するため、
例えば行電極r1〜r10に検出用走査信号P1〜P7
を順次印加していくと、検出電極14に近い検出用走査
信号P1〜P7ほど、検出される検出信号D1の強度は
大きく、検出電極14に最も近い行電極r5を走査する
とき強度は最大となり、検出信号D1の微分信号D2を
得る。このとき検出信号D1は検出電極14に面した表
側の電極と裏側の電極では10倍〜20倍程度の強度差
が生じ、特に裏層側では検出信号が数mVと微弱である
ため、通常検出強度をかせぐ目的で、複数本の電極を同
時に選択して駆動する方法が特開平2−255911号
公報で知られている。
【0005】また、従来のモノクロ表示用マトリクス液
晶パネル一体型タブレット装置の駆動は、例えば、特開
平2ー255911号公報に示されているように、時分
割的に表示期間と座標検出期間とを繰り返し設け、表示
期間では行電極または列電極を1ライン走査する毎にそ
の対向電極に信号を加えて表示させる、線順次走査を行
う。一方、座標検出期間では、まず行電極r1〜r10
にそれぞれ検出用走査信号P1〜P7を1ラインまたは
複数ライン毎に順次走査し、モノクロ表示用マトリクス
液晶パネル1の任意の位置に接触している検出電極14
と行電極r1〜r10間の結合容量c1〜c10を介し
て生じた検出信号D1のピーク値に相当する時間(検出
用走査信号のスタート時刻からピーク時刻まで時間)の
カウント値より座標位置を決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のモノクロ表示用
マトリクス液晶パネルでは、行電極と列電極の電極幅が
基本的に等しく、座標検出時に順次駆動する走査パルス
の駆動本数は、表層側(行電極)と裏層側(列電極)と
で例えば同じ16電極本程度の駆動で、裏層の検出強度
がとれ、精度的にも充分なものが得られる。しかし、カ
ラー表示用マトリクス液晶パネルでは、基本的に列電極
の1本の電極はそれぞれR,G,Bの3色に対応し、3
本の電極が行電極の1ピッチに相当するため、電極幅は
3分の1になる。このため、従来のモノクロ表示用マト
リクス液晶パネルと同じ駆動本数で駆動したのでは明ら
かに裏層(列電極)でモノクロ表示用マトリクス液晶パ
ネルのような検出強度が得られない。また、検出精度は
S/N比に依存するため、検出強度が小さくなると検出
精度が悪化する。
【0007】またこれとは別に、カラー表示用マトリク
ス液晶パネル自体を反転させ検出電極に対して列電極を
表層側に配置し、行電極に対して列電極の検出強度を上
げることも可能であるが、現行のカラー表示用マトリク
ス液晶パネルで多く使用されている列電極が2連に分割
されたモジュールの場合、図11に示すように反転させ
ることによって分割している中央部分に検出波形の歪み
が生じるため、行座標を検出しようとする際、この部分
の精度が悪化する。
【0008】ここで、データ線が2連に分割されたモジ
ュールの場合、反転させることによって分割している中
央部分に検出波形の歪みが生じる理由について詳しく説
明する。通常(列電極が裏層)のとき、行方向の座標は
行電極の走査により得られ、この場合検出強度が非常に
大きいので、歪みは生じない。ところが、反転した場合
は、行電極からの検出信号が小さい上、検出電極は行電
極から輻射された列電極の信号をも検出するので、電極
が中央で分割されていると、歪を検出してしまう。歪が
出る理由は以下のとおりである。つまり、より大きな検
出信号を得るため、通常走査は、複数本、例えば16本
同時に走査される。中央部分では、複数本がそのまま走
査されるのに対し、電極端部では、複数本同時に走査で
きない領域が生じる。この場合、中央部分と比較して端
部では、検出強度が異なり、これが歪となって現れる。
【0009】このように、カラー表示用マトリクス液晶
パネルで従来のモノクロ表示用マトリクス液晶パネル相
当またはそれ以上の検出精度を得るためには、裏層(列
電極)駆動本数を表層(行電極)の駆動本数に対して大
きくすることが必要となるが、このようにすることでま
た別の問題が生じる。一般に、上記モノクロ表示用マト
リクス液晶パネルの駆動に対して、例えばその代表であ
るSTN型のカラー表示用マトリクス液晶パネルは、駆
動電圧の実効値に応答することが知られているが、DC
電圧の印加によるカラー表示用マトリクス液晶パネルの
劣化を防ぐため、通常は表示期間中にはある一定の期間
毎に駆動電圧を反転させる交流化駆動を行っている。
【0010】一方、座標検出期間においては、行電極の
検出、ついで列電極の検出というように順番に走査信号
を印加するので、例えばある1画素に関して考えれば、
電圧を印加している時間が同じであればDC電圧は残ら
ない。しかし、印加時間が行電極と列電極間で変化する
場合、すなわち駆動本数が変わることによって、DC電
圧が生じ、これは長時間使用することによって焼き付け
等の原因となる。
【0011】したがって、カラー表示用マトリクス液晶
パネルを使用する場合、駆動本数の設定とともに、DC
電圧の対策を行う必要がある。この発明は上記従来の問
題点を解決するもので、カラー表示用マトリクス液晶パ
ネル一体型タブレット装置の場合でも、従来のモノクロ
表示用マトリクス液晶パネルと同等の検出精度を確保す
るとともに、DC電圧による劣化が生じないカラー表示
用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の駆動方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の駆動
方法は、第1の所定方向に第1の所定ピッチで配列され
た行電極群と、それぞれR,G,Bの3色に対応した3
本ずつの電極により構成されR,G,Bの3色のカラー
フィルタ層および表示材料層を介して第1の所定方向に
直交する第2の所定方向に第2の所定ピッチで配列され
た列電極群とを有し、行電極群側を表層側とし、列電極
群側を裏層側としたカラー表示用マトリクス液晶パネル
と、カラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極を駆動
する行電極駆動回路と、カラー表示用マトリクス液晶パ
ネルの列電極を駆動する列電極駆動回路と、カラー表示
用マトリクス液晶パネルの行電極および列電極と静電結
合容量によって電気的に結合し、カラー表示用マトリク
ス液晶パネルの行電極および列電極に順次印加される座
標検出用の走査信号を検出する検出電極と、検出電極の
出力信号によって位置情報を得る座標検出回路と、通常
の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出期間とにそ
れぞれ対応して行電極駆動回路,列電極駆動回路および
座標検出回路を制御する制御回路とを備えたカラー表示
用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置を駆動す
る方法である。この駆動方法は、通常の表示を行う表示
期間と座標検出を行う検出期間とを時分割的に繰り返す
ことによって表示および座標検出を行い、かつ検出期間
を行座標検出期間と列座標検出期間とに分け、列座標検
出期間に列電極群に印加する列電極走査信号の同時駆動
本数を、行座標検出期間に行電極群に印加する行電極走
査信号の同時駆動本数の所定値倍とし、かつ列電極走査
信号の駆動周波数を、行電極走査信号の駆動周波数の同
時駆動本数の倍数と同じ所定値倍とする。
【0013】この構成によれば、検出期間における裏層
電極である列電極の同時駆動本数を、表層電極である行
電極の駆動本数の所定値倍とすることにより、裏層電極
の検出強度をあげることができ、モノクロ表示用マトリ
クス液晶パネルと同様の検出精度を得ることができる。
また、このとき同時駆動本数の倍率に応じて、駆動周波
数の倍率を設定することにより、同時駆動本数が変化し
ても各画素に印加される走査信号の印加時間を同じにす
ることができるので、各画素におけるDC電圧の印加を
除去することができる。
【0014】請求項2記載のカラー表示用マトリクス液
晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法は、請求項1
記載のカラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレ
ット装置と同様のカラー表示用マトリクス液晶パネル一
体型タブレット装置を駆動する方法である。この駆動方
法は、通常の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出
期間とを時分割的に繰り返すことによって表示および座
標検出を行い、かつ検出期間を行座標検出期間と列座標
検出期間とに分け、列座標検出期間における列電極走査
信号の同時駆動本数を、行座標検出期間における行電極
走査信号の同時駆動本数の所定値倍とし、かつ行座標検
出期間に行電極に印加する行電極走査信号および列座標
検出期間に列電極に印加する列電極走査信号の電圧極性
を検出期間毎に反転する。
【0015】この構成によれば、検出期間における裏層
電極である列電極の同時駆動本数を、表層電極である行
電極の駆動本数の所定値倍とすることにより、裏層電極
の検出強度をあげることができ、モノクロ表示用マトリ
クス液晶パネルと同様の検出精度を得ることができる。
また、行座標検出期間に行電極に印加する行電極走査信
号および列座標検出期間に列電極に印加する列電極走査
信号の電圧極性を検出期間毎に反転するので、各画素に
おけるDC電圧の印加を除去することができる。この場
合、同時駆動本数に応じたそれぞれの駆動周波数の設定
は必要ない。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明の第1の実施の形態におけるカラー表示用マトリクス
液晶パネル一体型タブレット装置の構成を示したもので
ある。図1において、例えば11は複数の行電極と列電
極からなり、表示と座標検出のタブレット装置として用
いる640×480ドットの2連のSTN型カラー表示
用マトリクス液晶パネルであり、行電極は0.30(m
m)ピッチ、列電極はそれぞれR,G,Bに対応する
0.10(mm)ピッチ×3からなり、行電極側を表層
とし、列電極側を裏層としている。12はSTN型カラ
ー表示用マトリクス液晶パネル11の行電極群を駆動す
る行電極駆動回路、13はSTN型カラー表示用マトリ
クス液晶パネル11の列電極群を駆動する列電極駆動回
路である。14はSTN型カラー表示用マトリクス液晶
パネル11の行電極側を表層として検出する検出電極で
ある。15は検出電極14の位置座標を検出する座標検
出回路である。16は行電極駆動回路12,列電極駆動
回路13および座標検出回路15を制御する制御回路で
ある。上記全体の構成については基本的に従来のモノク
ロ表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置と
同じである。
【0017】つぎに、この実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作
について説明する。図2はこの実施の形態におけるカラ
ー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の
動作を示すタイムチャートである。1つのフレームは表
示期間と座標検出期間に分かれ、両期間が時分割的に繰
り返され、座標検出期間についてはさらに、行座標検出
期間と列座標検出期間に時分割的に分割している。表示
期間の動作については従来技術と基本的に同じであり、
周知であるため、ここでは座標検出期間の動作について
のみ図2を参照しながら説明する。
【0018】図2において、CLK1,CLK2はそれ
ぞれ行座標の検出、列座標検出に用いるのシフトクロッ
クであり、表示への影響を防止するため、数MHzと高
速で等速に走査される。本例ではシフトクロックCLK
1は3MHz、シフトクロックCLK2は9MHzの周
波数を有する。また、r1〜r480は行電極、s1〜
s640は列電極、Drは行電極r1〜r480へ印加
する走査信号、Dsは列電極s1〜s640へ印加する
走査信号を示している。また、MODEは表示と座標検
出を切り換えるための表示/座標検出切換信号、M1は
表示期間に用いる交流化反転信号であり、表示期間中に
11HS〜15HS(1HSは線順次駆動における1電
極を走査する時間に相当する)程度で反転し、検出期間
は一定となる。
【0019】表示動作が終了すると、MODE信号が
“L”に反転し、座標検出の動作となる。まず最初に行
電極座標が検出され、その後、列電極座標が検出され
る。ここで、行電極の検出に用いる走査信号Drは16
電極分に相当する16×CLK1周期分のパルス幅を有
し、シフトクロックCLK1により、1電極毎に順次走
査される。また、列電極の検出に用いる走査信号Dsは
検出強度を上げるため、行電極(16本駆動)の3倍、
48電極分に相当する48×CLK2周期分のパルス幅
を有し、シフトクロックCLK2により、1電極毎に順
次走査される。各電極r1〜r480,s1〜s640
に印加した走査信号は検出電極14と静電結合によりカ
ップリングし、検出電極14には図中の各電極r1〜r
480,s1〜s640に対応して2つの検出信号(微
分波形)が現れる。その時間を別に用意したカウンタC
によりカウントすることによって、検出波形のカウント
値から1つの行座標値および列座標値が得られる。裏層
の列電極s1〜s640を3倍の48本同時駆動とする
ことにより、裏層の検出強度を大きくすることが可能と
なり、検出精度に関してもモノクロ表示用マトリクス液
晶パネルの16電極走査時と同程度の精度を得ることが
できた。
【0020】ここで、一つの画素における印加電圧を考
える。図3(a)はカラー表示用マトリクス液晶パネル
上のある画素(ri,sj)における印加電圧について
示したものであり、同図(b)は行電極riに印加され
る電圧波形を示し、同図(c)は列電極sjに印加され
る電圧波形を示している。画素(ri,sj)中のある
単位面積rsあたりの行電極および列電極に印加された
電圧実効値の比Vhは簡単に
【0021】
【数1】Vh=Vs・Ts/Vr・Tr で表すことができる。ここで、Tr,Tsはそれぞれ行
電極ri、列電極sjに印加されている走査信号の時間
で、それぞれ16CLK1,48CLK2である。V
r,Vsはその波高値である。この実施の形態において
は波高値VrとVsがともにV0−V5に相当する電圧
を印加しているので、時間TrとTsについてのみ考え
ると、行電極riからの印加時間Trは3MHz(1ク
ロックあたり約0.33μs)×16=5.28μs、
列電極sjからの印加時間Tsは9MHz(1クロック
あたり0.11μs)×48=5.28μsと等しく、
(数1)からVh=1となる。このことは検出期間にお
けるDC成分が1回の行電極、列電極の走査によって相
殺されていることを示すことから、上記駆動を行うこと
によって、裏層(列電極)電極の分解能を向上させるだ
けでなく、DC電圧の印加も生じないカラー表示用マト
リクス液晶パネル一体型タブレット装置を構成すること
ができる。
【0022】また、列電極の同時駆動本数を48本とし
たものの、もともとの電極ピッチが行電極と比較して3
分の1のであるため、端部の精度に関して、精度の劣化
も生じない。以上説明したように、検出期間における裏
層の列電極の同時駆動本数を、表層の行電極の駆動本数
の整数倍(実施の形態では3倍)とすることにより、裏
層電極の検出強度をあげることができ、モノクロ表示用
マトリクス液晶パネルと同様の検出精度を得ることがで
きる。また、このとき列電極の駆動周波数を行電極の駆
動周波数の整数倍(実施の形態では3倍)に設定するこ
とにより、同時駆動本数が変化しても各画素に印加され
る走査信号の印加時間を同じにすることができるので、
各画素におけるDC電圧の印加を除去することができ
る。
【0023】(第2の実施の形態)つぎに、この発明に
おける第2の実施の形態について図4を用いて説明す
る。なお、カラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タ
ブレット装置の構成については、第1の実施の形態とな
んら変わりはないので、ここではその動作について説明
する。
【0024】図4はこの実施の形態におけるカラー表示
用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作を
示すタイムチャートである。1つのフレームは、第1の
実施の形態と同様に、表示期間と座標検出期間に、ま
た、座標検出期間は行座標検出期間と列座標検出期間に
時分割的に分割している。表示期間の動作については従
来技術と同じである。
【0025】図4において、CLK3,CLK4はそれ
ぞれ行座標の検出、列座標検出に用いるのシフトクロッ
クであり、表示への影響を防止するため、数MHzと高
速で等速に走査される。本例ではシフトクロックCLK
3は1MHz、シフトクロックCLK4は3MHZの周
波数を有する。また、r1〜r480は行電極、s1〜
s640は列電極、Drは行電極r1〜r480へ印加
する走査信号、Dsは列電極s1〜s640へ印加する
走査信号を示している。また、MODEは表示と座標検
出を切り換えるための表示/座標検出切換信号、M1は
表示期間に用いる交流化反転信号であり、表示期間中に
11HS〜15HS(1HSは線順次駆動における1電
極を走査する時間に相当する。)程度で反転し、検出期
間は一定となる。
【0026】表示動作が終了すると、MODE信号が
“L”に反転し、座標検出の動作となる。まず最初に行
電極座標が検出され、その後、列電極座標が検出され
る。ここで、行電極の検出に用いる走査信号Drは16
電極分に相当する16×CLK3周期分のパルス幅を有
し、シフトクロックCLK3により、1電極毎に順次走
査される。また、列電極の検出に用いる走査信号Dsは
検出強度を上げるため、行電極(16本駆動)の3倍、
48電極分に相当する48×CLK4周期分のパルス幅
を有し、シフトクロックCLK4により、1電極毎に順
次走査される。各電極に印加した走査信号は検出電極1
4と静電結合によりカップリングし、検出電極14には
図中の各電極r1〜r480,s1〜s640に対応し
て2つの検出信号(微分波形)が現れる。その時間を別
に用意したカウンタCによりカウントすることによっ
て、検出波形のカウント値から1つの行座標値および列
座標値が得られる。ここでも、列電極を3倍の48本同
時駆動とすることにより、裏層の検出強度を大きくする
ことが可能となり、検出精度に関してもモノクロ表示用
マトリクス液晶パネルの16電極走査時と同程度の検出
精度を得ることができた。
【0027】ここで、第1の実施の形態と同様に一つの
画素における印加電圧を考える。図5(a)はカラー表
示用マトリクス液晶パネル上のある画素(ri,sj)
における印加電圧について示したものであり、同図
(b)は行電極riに印加される電圧波形を示し、同図
(c)は列電極sjに印加される電圧波形を示してい
る。画素(ri,sj)中のある単位面積rsあたりの
行電極および列電極に印加された電圧実効値の比Vh
は、(数1)で表すことができるので、Vr,Trをそ
れぞれ行電極riから印加される電圧波高値とその時
間、Vs,Tsを列電極sjから印加される電圧波高値
とその時間とし、VrとVsとしてともにV0−V5に
相当する電圧を印加した場合、Trは1MHz(1クロ
ックあたり1.0μs)×16=16μs、Tsは3M
Hz(1クロックあたり約0.33μs)×48=16
μsと等しく、Vh=1となる。これは、検出期間にお
けるDC成分が1回の行電極、列電極の走査によって相
殺されていることを示すことから、上記駆動を行うこと
によって、裏層(列電極)電極の分解能を向上させるだ
けでなく、DC電圧の印加も生じないカラー表示用マト
リクス液晶パネル一体型タブレット装置を構成すること
ができる。
【0028】また、列電極の同時駆動本数を48本とし
たものの、もともとの電極ピッチが行電極と比較して3
分の1のであるため、端部の精度に関して、精度の劣化
も生じない。以上説明したように、検出期間における裏
層の列電極の同時駆動本数を、表層の行電極の駆動本数
の整数倍(実施の形態では3倍)とすることにより、裏
層電極の検出強度をあげることができ、モノクロ表示用
マトリクス液晶パネルと同様の検出精度を得ることがで
きる。また、行電極および列電極の駆動周波数の値を変
化させても、このとき列電極の駆動周波数を行電極の駆
動周波数の前記同時駆動本数と同じ整数倍に設定するこ
とにより、各画素に印加される走査信号の印加時間を同
じにすることができるので、各画素におけるDC電圧の
印加を除去することができる。
【0029】(第3の実施の形態)つぎに、この発明の
第3の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。図6はこの発明の第3の実施の形態におけるカラー
表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の構
成を示したものである。図6において、例えば11は複
数の行電極と列電極からなり、表示と座標検出のタブレ
ット装置として用いる640×480ドットの2連のS
TN型カラー表示用マトリクス液晶パネルであり、行電
極は0.30(mm)ピッチ、列電極はそれぞれR,
G,Bに対応する0.10(mm)ピッチ×3からな
り、行電極側を表層とし、列電極側を裏層としている。
12はSTN型カラー表示用マトリクス液晶パネル11
の行電極群を駆動する行電極駆動回路、13はSTN型
カラー表示用マトリクス液晶パネル11の列電極群を駆
動する列電極駆動回路である。14はSTN型カラー表
示用マトリクス液晶パネル11の行電極側を表層として
検出する検出電極である。15は検出電極14の位置座
標を検出する座標検出回路である。16は行電極駆動回
路12,列電極駆動回路13および座標検出回路15を
制御する制御回路である。また、制御回路16からは、
それぞれ行電極駆動回路12および列電極駆動回路13
に対し、交流化信号M1および1フレーム毎に反転する
座標検出用交流化信号M2が入力されている。
【0030】ここで、座標検出用交流化信号M2の動作
について説明する。例えば、図7はこの実施の形態にお
ける行電極駆動回路12の内部ブロックを示したブロッ
ク図である。ここで、20は駆動信号を生成するロジッ
ク回路であり、ロジック回路20には、交流化信号M1
および座標検出用交流化信号M2が入力される。また、
各行電極r1〜r480へは駆動電圧レベルを選択する
マトリクス液晶ドライバ回路21を通じて接続されてい
る。R1〜R480はロジック出力である。ここでは行
電極駆動回路12の内部ブロックについてのみ示した
が、列電極駆動回路13についても同様な回路が形成さ
れている。
【0031】つぎに、この実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作
について説明する。図8はこの実施の形態におけるカラ
ー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の
動作を示すタイムチャートである。1フレームは第1の
実施の形態および第2の実施の形態と同様に、表示期間
と座標検出期間に、座標検出期間は行座標検出期間と列
座標検出期間に時分割的に分割している。表示期間の動
作については従来技術と基本的に同じであるため、ここ
では座標検出期間の動作について説明する。
【0032】まず、図8中に示した第1フレームにおけ
る動作について説明する。ここで、CLK5は行座標お
よび列座標の検出に用いる共通のシフトクロックであ
り、表示への影響を防止するため、本例ではCLK5は
3MHzの周波数で高速に走査される。また、r1〜r
480は行電極、s1〜s640は列電極、Drは行電
極r1〜r480へ印加する走査信号、Dsは列電極s
1〜s640へ印加する走査信号を示している。また、
MODEは表示と座標検出を切り換えるための表示/座
標検出切換信号、M1は表示期間に用いる交流化反転信
号で、表示期間中通常11HS〜15HS(1HSは線
順次駆動における1電極を走査する時間に相当する)程
度で反転し、検出期間は一定の値をとる。また、M2は
検出期間に用いる座標検出用交流化信号であり、座標検
出期間で1フレーム毎に反転する。
【0033】表示動作が終了すると、MODE信号が
“L”になり、座標検出の動作となる。まず最初に行電
極座標が検出され、その後、列電極座標が検出される。
ここで、行電極および列座標の検出に用いる走査信号D
rsは16電極分に相当する16×CLK5分のパルス
幅を有し、シフトクロックCLK5により1電極毎に順
次走査される。また、列電極の検出に用いる走査信号D
sは検出強度を上げるため、行電極(16本駆動)の3
倍、48電極分に相当する48×CLK5分のパルス幅
を有し、同様にシフトクロックCLK5により1電極毎
に順次走査される。このとき、各行電極への印加電圧
は、選択されているロジックと座標検出用交流化信号M
2から決定される。すなわち、座標検出用交流化信号M
2が“H”レベルの場合、各行電極へはV0レベルの電
圧が印加される。このとき、選択されていない他の電極
へはV5レベルの電圧が印加される。
【0034】つぎに、つぎの第2のフレームにおける動
作について説明する。この場合、座標検出用交流化信号
M2は“L”レベルとなるので、各行電極へはV5の電
圧が印加されるとともに、選択されていない他の電極へ
はV0電圧が印加される。なお、表示期間において座標
検出用交流化信号M2は一定となる。このようにして、
各電極に印加された走査信号は検出電極14と静電結合
によりカップリングし、検出電極14には図8中の各電
極r1〜r480,s1〜s640に対応して2つの検
出信号(微分波形)が現れる。その時間を別に用意した
カウンタCによりカウントすることによって、検出波形
のカウント値から1つの行座標値および列座標値が得ら
れる。
【0035】ここで、列電極を3倍の48本同時駆動と
することにより、裏層の検出強度を大きくすることが可
能となり、検出精度に関してもモノクロ表示用マトリク
ス液晶パネルの16電極走査時と同程度の精度を得るこ
とができる。また、第1の実施の形態または第2の実施
の形態と同様に、一つの画素における印加電圧を考えた
場合、座標検出期間における走査信号が1フレーム毎に
反転していることから、明らかにDC電圧印加は生じな
い。
【0036】また、列電極の同時駆動本数を48本とし
たものの、もともとの電極ピッチが行電極と比較して3
分の1のであるため、端部の精度に関して、精度の劣化
も生じない。以上説明したように、検出期間における裏
層(列電極)電極の同時駆動本数を、表層(行電極)電
極の駆動本数より、大きく(実施の形態では3倍)する
ことにより、裏層電極の検出強度をあげることができ、
モノクロ表示用マトリクス液晶パネルと同様の検出精度
を得ることができる。また、走査信号の交流化を行うこ
とにより、各電極の同時駆動本数が変化しても各画素に
印加される走査信号の印加時間を同じにすることができ
るので、各画素におけるDC電圧の印加を除去すること
ができる。この場合、シフトクロックは行座標および列
座標ともに共通とすることができる他、電極の同時駆動
本数に依存して、走査信号の駆動周波数を変更する必要
がなくなる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載のカラー表示用マトリクス
液晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法によれば、
検出期間における裏層電極である列電極の同時駆動本数
を、表層電極である行電極の駆動本数の所定値倍とする
ことにより、裏層電極の検出強度をあげることができ、
モノクロ表示用マトリクス液晶パネルと同様の検出精度
を得ることができる。また、このとき同時駆動本数の倍
率に応じて、駆動周波数の倍率を設定することにより、
同時駆動本数が変化しても各画素に印加される走査信号
の印加時間を同じにすることができるので、各画素にお
けるDC電圧の印加を除去することができる。
【0038】請求項2記載のカラー表示用マトリクス液
晶パネル一体型タブレット装置の駆動方法によれば、検
出期間における裏層電極である列電極の同時駆動本数
を、表層電極である行電極の駆動本数の所定値倍とする
ことにより、裏層電極の検出強度をあげることができ、
モノクロ表示用マトリクス液晶パネルと同様の検出精度
を得ることができる。また、行座標検出期間に行電極に
印加する行電極走査信号および列座標検出期間に列電極
に印加する列電極走査信号の電圧極性を検出期間毎に反
転するので、各画素におけるDC電圧の印加を除去する
ことができる。この場合、同時駆動本数に応じたそれぞ
れの駆動周波数の設定は必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作
を示すタイムチャートである。
【図3】(a)はこの発明の第1の実施の形態における
画素を示す概略図、(b)は同画素への行電極からの印
加電圧を示す波形図、(c)は同画素への列電極からの
印加電圧を示す波形図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作
を示すタイムチャートである。
【図5】(a)はこの発明の第2の実施の形態における
画素を示す概略図、(b)は同画素への行電極からの印
加電圧を示す波形図、(c)は同画素への列電極からの
印加電圧を示す波形図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態における行電極駆
動回路の内部の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態におけるカラー表
示用マトリクス液晶パネル一体型タブレット装置の動作
を示すタイムチャートである。
【図9】従来のモノクロ表示用マトリクス液晶パネル一
体型タブレット装置の構成を示すブロック図である。
【図10】モノクロ表示用マトリクス液晶パネル一体型
タブレット装置の原理を示す概略図である。
【図11】モノクロ表示用マトリクス液晶パネルを反転
したときの検出強度の分布を示す特性図である。
【符号の説明】
1 モノクロ表示用マトリクス液晶パネル 11 カラー表示用マトリクス液晶パネル 12 行電極駆動回路 13 列電極駆動回路 14 検出電極 15 座標検出回路 16 制御回路 CLK1〜CLK5 シフトクロック Dr 行電極走査信号 Ds 列電極走査信号 MODE 表示/座標検出切換信号 r1〜r480 行電極 s1〜s640 列電極 M1 交流化反転信号 M2 座標検出用交流化信号 R1〜R480 ロジック出力 P1〜P7 検出用走査信号 e1 列電極 D1 検出信号 D2 微分信号 C1〜C10 結合容量 Ca 結合容量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定方向に第1の所定ピッチで配
    列された行電極群と、それぞれR,G,Bの3色に対応
    した3本ずつの電極により構成され前記R,G,Bの3
    色のカラーフィルタ層および表示材料層を介して前記第
    1の所定方向に直交する第2の所定方向に第2の所定ピ
    ッチで配列された列電極群とを有し、前記行電極群側を
    表層側とし、前記列電極群側を裏層側としたカラー表示
    用マトリクス液晶パネルと、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極を駆動
    する行電極駆動回路と、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの列電極を駆動
    する列電極駆動回路と、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極および
    列電極と静電結合容量によって電気的に結合し、前記カ
    ラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極および列電極
    に順次印加される座標検出用の走査信号を検出する検出
    電極と、 前記検出電極の出力信号によって位置情報を得る座標検
    出回路と、 通常の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出期間と
    にそれぞれ対応して前記行電極駆動回路,前記列電極駆
    動回路および前記座標検出回路を制御する制御回路とを
    備えたカラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレ
    ット装置を駆動するカラー表示用マトリクス液晶パネル
    一体型タブレット装置の駆動方法であって、 通常の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出期間と
    を時分割的に繰り返すことによって表示および座標検出
    を行い、かつ前記検出期間を行座標検出期間と列座標検
    出期間とに分け、前記列座標検出期間に前記列電極群に
    印加する列電極走査信号の同時駆動本数を、前記行座標
    検出期間に前記行電極群に印加する行電極走査信号の同
    時駆動本数の所定値倍とし、かつ前記列電極走査信号の
    駆動周波数を、前記行電極走査信号の駆動周波数の前記
    同時駆動本数の倍数と同じ所定値倍とすることを特徴と
    するカラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレッ
    ト装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 第1の所定方向に第1の所定ピッチで配
    列された行電極群と、それぞれR,G,Bの3色に対応
    した3本ずつの電極により構成され前記R,G,Bの3
    色のカラーフィルタ層および表示材料層を介して前記第
    1の所定方向に直交する第2の所定方向に第2の所定ピ
    ッチで配列された列電極群とを有し、前記行電極群側を
    表層側とし、前記列電極群側を裏層側としたカラー表示
    用マトリクス液晶パネルと、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極を駆動
    する行電極駆動回路と、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの列電極を駆動
    する列電極駆動回路と、 前記カラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極および
    列電極と静電結合容量によって電気的に結合し、前記カ
    ラー表示用マトリクス液晶パネルの行電極および列電極
    に順次印加される座標検出用の走査信号を検出する検出
    電極と、 前記検出電極の出力信号によって位置情報を得る座標検
    出回路と、 通常の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出期間と
    にそれぞれ対応して前記行電極駆動回路,前記列電極駆
    動回路および前記座標検出回路を制御する制御回路とを
    備えたカラー表示用マトリクス液晶パネル一体型タブレ
    ット装置を駆動するカラー表示用マトリクス液晶パネル
    一体型タブレット装置の駆動方法であって、 通常の表示を行う表示期間と座標検出を行う検出期間と
    を時分割的に繰り返すことによって表示および座標検出
    を行い、かつ前記検出期間を行座標検出期間と列座標検
    出期間とに分け、前記列座標検出期間における列電極走
    査信号の同時駆動本数を、行座標検出期間における行電
    極走査信号の同時駆動本数の所定値倍とし、かつ前記行
    座標検出期間に前記行電極に印加する前記行電極走査信
    号および前記列座標検出期間に前記列電極に印加する前
    記列電極走査信号の電圧極性を前記検出期間毎に反転す
    ることを特徴とするカラー表示用マトリクス液晶パネル
    一体型タブレット装置の駆動方法。
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