JP2812602B2 - 表示一体型タブレット - Google Patents

表示一体型タブレット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサなどに使用される表示一体型タ
ブレットに関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字や図形をコンピュータやワー
ドプロセッサなどに入力する手段として、例えば、液晶
ディスプレーと静電誘導型タブレットを組み合わせて、
静電誘導型タブレットへの入力文字や図形が、我々が紙
に筆記用具で書いた感覚で入力され、液晶ディスプレー
に表示されるようにしたものが実用化されている。しか
し、この静電誘導型タブレットは、電極のある部分とな
い部分とでは反射率や透過率が異なるため、表示画面上
で格子状に電極が見え、液晶表示の質を落とす原因とな
っている。
【0003】そこで、本発明者は、このような欠点をな
くしたタブレットとして、最近、図7に示すような表示
一体型タブレットを提案した。この表示一体型タブレッ
トは、液晶表示の表示電極が座標検出(位置検出ともい
う)電極を兼ねたもので、図8に示すように1フレーム
内において座標検出と表示を時分割で行うようにしたも
のである。図7において、液晶パネル1は互いに交差す
る方向に配列したコモン電極Y(Y1〜Yn)とセグメント
電極X(X1〜Xm)との間に液晶層を介在させて構成され
ており、各コモン電極Yとセグメント電極Xが交差する
部分の液晶層が各画素となっている。つまり、ここでは
n×mドットの画素がマトリクス状に配列されているこ
とになる。この表示一体型タブレットは、上述の液晶デ
ィスプレー上にタブレットを置いたものに比べて、格子
状の電極パターンがなくなり見易くなるといった利点の
ほかに、電極やドライブ回路を兼用しているためコスト
ダウンや小型軽量化が容易になるといった利点がある。
上記コモン電極Yを駆動するためのコモン駆動回路2
と、上記セグメント電極Xを駆動するためのセグメント
駆動回路3は、切り替え回路4を介して表示制御回路5
と位置検出制御回路6に接続されている。この切り替え
回路4は制御回路7により制御され、表示期間には表示
制御回路5からの出力を駆動回路2,3に出力し、座標
検出期間には位置検出制御回路6からの出力を駆動回路
2,3に出力する。
【0004】表示期間には、上記表示制御回路5が、出
力端子SからシフトデータSを、出力端子FRから反転
信号FRを、クロック出力端子CP1からクロックCP
1を、クロック出力端子CP2からクロックCP2を、
データ出力端子D0〜D3から表示データD0〜D3を
それぞれ出力する。クロックCP1は1行分の画素を走
査する走査期間を周期とするクロックであり、切り替え
回路4の出力端子CP10からコモン駆動回路2のクロ
ック入力端子CKとセグメント駆動回路3のラッチパル
ス入力端子LPに入力される。また、シフトデータS
は、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号であ
り、切り替え回路4の出力端子S0から出力され、コモ
ン駆動回路2のシフトデータ入力端子D101より上記
クロックCP1と同期して入力される。上記シフトデー
タSのシフトに応じて、そのシフト位置に対応するコモ
ン駆動回路2の出力端子01〜nからコモン電極Yに駆
動信号が出力される。この駆動信号は直流電源回路12
から供給されるバイアスV0〜V5に基づいて生成され
る。クロックCP2は1列分の画素を走査する走査期間
を数分割した期間を周期とするクロックであり、切り替
え回路4の出力端子CP20から出力され、セグメント
駆動回路3のクロック入力端子XCKに入力される。表
示データD0〜D3は切り替え回路4の出力端子Dou
tから出力されセグメント駆動回路3の入力端子D0〜
D3に入力され、セグメント駆動回路3内のレジスタに
順次取り込まれる。そして、1行分の画素に対応する表
示データが取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子
LPに入力されるクロックCP1のタイミングでこれら
の表示データがラッチされ、各表示データに対応する駆
動信号がセグメント駆動回路3の出力端子01〜mから
セグメント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電
源回路12から供給されるバイアスV0〜V5に基づい
て作成される。なお、反転信号FRは液晶に印加する電
圧の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣
化を防止するための信号である。上記コモン駆動回路2
およびセグメント駆動回路3の動作によって、液晶パネ
ル1の画素はその行順序に従って駆動され、表示データ
に対応する画像が液晶パネル1に表示される。
【0005】一方、座標検出期間には、位置検出制御回
路6が、出力端子SdからシフトデータSdを、出力端子
FRdから反転信号FRdを、クロック出力端子CP1d
からクロックCP1dを、クロック出力端子CP2dから
クロックCP2dを、データ出力端子D0〜D3から駆
動データD0d〜D3dをそれぞれ出力する。クロックC
P1dは1行分のコモン電極を走査する走査期間を周期
とするクロックであり、切り替え回路4の出力端子CP
10からコモン駆動回路2のクロック入力端子CKとセ
グメント駆動回路3のラッチパルス入力端子LPに入力
される。また、シフトデータSdは、各コモン電極Yを
指定するためのパルス信号であり、切り替え回路4の出
力端子S0から出力され、コモン駆動回路2のシフトデ
ータ入力端子D101より上記クロックCP1dと同期
して入力される。上記シフトデータSdのシフトに応じ
て、そのシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力
端子01〜nからコモン電極Yに駆動信号が出力され
る。この駆動信号は直流電源回路12から供給されるバ
イアスV0〜V5に基づいて生成される。クロックCP
2dはD0d〜D3dをセグメント駆動回路3に転送する
クロックであり、切り替え回路4の出力端子CP20d
から出力され、セグメント駆動回路3のクロック入力端
子XCKに入力される。駆動データD0〜D3は切り替
え回路4の出力端子Doutから出力されセグメント駆動
回路3の入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆
動回路3内のデータラッチに順次取り込まれる。そし
て、1行分のセグメント電極Xに対応する駆動データが
取り込まれると、上記ラッチパルス入力端子LPに入力
されるクロックCP1dのタイミングでこれらの駆動デ
ータがラインラッチにラッチされ、各駆動データに対応
する駆動信号がセグメント駆動回路3の出力端子01〜
mからセグメント電極Xに出力される。この駆動信号も
直流電源回路12から供給されるバイアスV0〜V5に
基づいて作成される。なお、反転信号FRdは液晶に印
加する電圧の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解
による劣化を防止するための信号であるが、座標検出期
間はまたはHに固定している。
【0006】図9は上記表示一体型タブレットの座標検
出期間における駆動タイミングを示す図である。座標検
出期間はX座標検出期間とそれに続くY座標検出期間に
分かれており、X座標検出期間にはセグメント電極X
に、Y座標検出期間にはコモン電極Yに、それぞれ順
次、パルス電圧信号を印加する。上記パルス電圧信号の
印加により、電極X,Yと位置検出ペン(以下、検出ペ
ンという)8との間の浮遊容量によって検出ペン8に電
圧が誘起される。この検出ペン8の誘起電圧はアンプ9
で増幅され、X座標検出回路10およびY座標検出回路
11に入力される。このX座標検出回路10とY座標検
出回路11は上記アンプ9からの出力信号と制御回路7
からのタイミング信号とに基づいて、上記誘起電圧が最
高値になる迄の時間を検出することにより、それぞれ上
記検出ペン8の指示する位置のX座標とY座標を検出す
る。X座標とY座標の検出順序は逆でもよい。
【0007】次に座標検出期間のX座標検出走査、即ち
セグメント駆動回路の動作を詳細に説明する。図7に於
いて、セグメント駆動回路3は単体のブロック図で示し
ているが、実際の装置では、例えば図10のようなセグ
メント駆動LSI3が図11の31、32、33…3nの様
にカスケードに接続した形で構成され、XCK,FR,L
P.D0〜D3,V0〜V5等は総てのLSIに接続され信
号が供給される。各LSIへの入力データD0〜D3に対
してはチップセレクト端子となるシリアル入出力端子E
IO11、EIO12、…で順次チップセレクトされる。
【0008】図10のLSIを少し詳しく述べると、シ
リアル入出力端子EIO1とEIO2は、L/Rの入力
レベルによりシフト方向を切り換えるもので、入出力い
ずれかに設定される。例えばEIO1はL/R=Lの
時、入力となり、Hの時はカスケード出力となる。又E
IO2はEIO1の逆になる。シフトレジスター21の
各ビットは並列出力機能を持ち、この出力が4ビット単
位で1ゲートを持つ4×20ビットのデータラッチ22
の各ゲートにそれぞれ接続されている。したがって、ク
ロックXCKで転送される表示データは順次データラッ
チ22に収納され、20回のクロックで80ビットの全
データがデータラッチ22に収納され、同時にこのLS
Iは非セレクト状態になる。又この状態で同時にチップ
セレクトEIO2にEIO1からのシフトデータが出力
され、カスケードに接続の次ぎのLSIのチップセレク
トEIO1により次ぎのLSIをセレクトする。ライン
ラッチ23がビットバスでレベルシフター24に接続さ
れている。LPはラッチパルスの入力端子でデータラッ
チ22のデータを立ち下がりエッジでラインラッチ23
にラッチし、ラインラッチ23の内容は、ラインラッチ
の内容とFR信号でレベルシフター24により出力電圧
を決定しLCDドライバー25より出力端子OUT1…
OUT80より同時に出力する。同時にLPのたち下が
りで、コントロル回路26によりチップセレクトはクリ
ヤーされる。
【0009】図11の101,102,…はマルチプレク
サーで表示期間中は図の様に、101はLに接続され、
102以降は前段のLSIのEIO2に接続されてい
る。ラッチパルスLPにより初期状態となり、すべての
チップセレクト出力端子EIO21、EIO22…はHに
なり、それに接続のEIO12、EIO13…もHで、31
のみがセレクト状態になる。出力端子群1に対応するデ
ータD0〜D3がXCKにより、チップセレクトされた3
1のデータラッチ22に転送され、1チップの出力数(図
10のLSIでは80チャンネル)が20個のデータラ
ッチ22にシフトレジスター21により順次収納され、
すべて(80ビット)入り終わると、シフトレジスター2
1の出力であるEIO21がLになりそれに接続された
次段のEIO12もLになり、2段目のLSI32がセレ
クトされ、その後のデータは2段目のLSI32に転送
され内部のデータラッチに納められる。このような操作
を順次繰り返し、最終段LSI3nのデータラッチにデ
ータが収納されると、LPが印加され、すべてのLSI
のデータラッチのデータはラインラッチに移され、FR
信号と表示データに対応した電圧をレベルシフターによ
り選定し、その電圧をLCDドライバーにより、出力端
子群OUT1〜OUT80より同時に、出力され、それ
に接続の電極群に印加される。
【0010】座標検出期間には、図11のマルチプレク
サー101,102,…は、前段のEIO2でなく、別に
設けられたチップセレクト設定回路50に接続され、E
IO1はチップセレクト設定回路の出力によりチップセ
レクトされる。図11による座標検出期間に於ける、セ
グメント電極の走査、即ちX方向の走査タイミングを図
12に示す。座標検出走査は初期処理としてシフトレジ
スター21、ラインラッチ23の内容をクリヤーし、表
示期間の交流化によるスパイクノイズの影響が及ぼさな
い期間を置いて、図12に示す走査に入る。図12のE
IO11がLの期間T01は1段目のLSIがセレクトさ
れ、図示していないが以下2段目3段目…のLSIが順
次セレクトされて行く。ここでは図9のaが4で、同時
に4本のセレクト電極に電圧が印加される場合を例に説
明する。実際の応用ではaを8〜16程度に設定してい
る。したがって、D0d〜D3dは図12の様に、同一信号
が印加される。このデータはCP2dにより、チップセ
レクトされた最初のセグメント駆動LSI31のデータ
ラッチ22に順次転送し、T1間の全データD0d〜D3d
がデータラッチ22に転送されたら、LP端子にCP1
dを印加することによりデータラッチの内容はラインラ
ッチに移され、同時に最初の4電極X1234に駆動
回路よりT2の期間電圧が印加され、同時にデータラッ
チ22の内容はクリヤーされる。次のステップT2では
引き続きチップセレクト設定回路よりEIO11をLに
し、31をチップセレクトして、データはやはりCP2d
によりデータラッチに転送されるが図12の様にCP2
dの期間だけ遅れて転送され、転送が終了したらCP1d
により4電極X5678に駆動回路よりT3の期間電
圧が印加される。以下順次この走査を繰り返し、T01
の最初のLSIに接続されたすべてのX電極に走査電圧
を印加したら、次の段32のセレクト駆動LSIをチッ
プセレクトし、T02の期間に同様な走査を行う。総ての
セグメント駆動LSI(3123…3n)により、総ての
セグメント電極に電圧を印加することにより、X座標検
出期間が終了する。
【0011】チップセレクトの入力信号を前段のEIO
2でなくチップセレクト設定回路より供給しているの
は、先の表示期間の説明の様に、T1の終わりで、データ
ーラッチにすべてのデータが入るとEIO21がLにな
り、EIO12もLとなりT2でLSI32が選択されて
しまうからである。従って、座標検出期間においては、チ
ップセレクト設定回路を設け、EIO11、EIO12
を制御するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記説明から明らかな
ように、従来のセグメント駆動回路に使用されているL
SIは、座標検出期間における動作が、表示期間におけ
る動作と同じように、入力データD0〜D3をデータラ
ッチに収納したのちラインラッチに移し、そのラインラ
ッチに移したデータに基づいて電圧を印加するようにな
っているので、X座標検出走査時間が長くなるという欠
点がある。例えば、コモン駆動回路は表示走査と座標検
出走査が殆ど同じで走査が極めて単純な為座標検出期間
が100μS以下であるのに対し、従来方式によるセグ
メント駆動回路の座標検出期間は上記のような複雑なプ
ロセスを必要とするため400μSにも達する。座標検
出期間が図8の様に表示期間の間に割り込む方式の為、
座標検出期間はなるべく短いことが望ましいが、X座標
検出期間がそれを阻害している。通常1フレーム周波数
は72HZ程度に選ばれるから、その周期はほぼ13.
9mSとなりX座標検出期間はほぼ3.0%を占める。
また、上記従来のセグメント駆動回路は、図11に示す
ように各LSI毎にマルチプレクサ101,102,..を
必要とし、更にチップセレクト設定回路50を必要とす
るため、回路が複雑になるという欠点がある。また、X
座標の検出精度が低いという欠点がある。図4(a)は図
12及び図9のX座標検出でのステップ状走査の場合の
誘導電圧の波形を誇張したものであり、実際には高周波
成分が除去され、図4(b)のようになっているが実際に
は更に肩がなだらかである。検出ペンが、電圧を同時に
印加する電極群のほぼ中心位置にある場合には、誘導電
圧の波形は左右対称になるが、それを外れると図のよう
に非対称になる。誘導電圧は増幅後、スライス電圧gで
2値化され、図4(c)の様になる。ペンの座標は基準点
からの時間T1,T2をカウンターにより計測し、その平
均値より中心値を求めるものである。図4(b)の場合
に、スライスレベルg−g'が肩の近辺にある場合は、図
4(c)の様にT1が不安定になり、ΔTのふらつきを生
じ、検出座標も不安定になり、検出精度が落ちる。そこ
で、この発明の目的は、X座標検出期間が短く、回路が
簡単で、X座標の検出精度が高い表示一体型タブレット
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、セグメント電極群とコモン電極群を有
する表示パネルと、上記セグメント電極群に電圧を印加
するセグメント駆動回路と、上記コモン電極群に電圧を
印加するコモン駆動回路と、上記電極群と静電的に結合
する検出ペンと、上記検出ペンの静電誘導電圧を増幅す
る手段を備え、上記表示パネルによる画像の表示と、上
記表示パネル面に接触させた上記検出ペンに誘起する電
圧により上記検出ペンの位置を確定する座標検出とを時
分割で行うようにした表示一体型タブレットにおいて、
上記セグメント駆動回路はシリアル入出力端子によりカ
スケードに接続された複数個の駆動用集積回路を備え、
上記駆動用集積回路は、その駆動用集積回路の走査モー
ドを、表示期間は第1モードに、座標検出期間は第2モ
ードに設定する走査モード設定手段と、上記シリアル入
出力端子と、表示期間に表示データが入力されるデータ
入力端子と、上記データ入力端子から入力されたデータ
をラッチするデータラッチと、ラインラッチと、シフトレ
ジスタと、駆動信号出力手段と、制御手段を備え、上記
制御手段は、第1モードにおいては、上記シリアル入出
力端子をチップセレクト端子として作用させ、上記デー
タ入力端子から入力された表示データをデータラッチで
ラッチさせ、上記データラッチがラッチした1行分のデ
ータをラインラッチに移し、上記ラインラッチに移した
データに基づく駆動信号を上記駆動信号出力手段により
同時にパラレルに出力させ、第2モードにおいては、上
記シリアル入出力端子をシフトデータ入出力端子として
作用させ、上記シリアル入力端子から入力されたシフト
データを上記シフトレジスタによりシリアルに上記シリ
アル出力端子に出力しつつシフトさせ、上記シフトレジ
スタによりシフトさせたシフトデータに基づく駆動信号
を上記駆動信号出力手段により順次シリアルに出力させ
るようになっていることを特徴としている。
【0014】また、この発明は、上記シフトデータのパ
ルス幅は、上記シフトデータを転送するクロック信号の
周期よりも大きいことが望ましい。また、この発明は、
座標検出期間に上記セグメント駆動回路の走査と上記コ
モン駆動回路の走査を時分割で行う場合において、シフ
トデータを、先に走査する駆動回路の最終段から出力さ
せて、次に走査する駆動回路の第1段に入力させるシフ
トデータ制御手段を備えるようにすることができる。ま
た、上記シフトデータ制御手段は、上記先に走査する駆
動回路の最終段から出力させたシフトデータを一定時間
遅延させたのち上記次に走査する駆動回路の第1段に入
力させるようにすることもできる。また、この発明は、
上記コモン駆動回路は、上記セグメント駆動回路を構成
する上記駆動用集積回路と同一構成の集積回路であっ
て、走査モード設定手段が走査モードを常時第2モード
に設定するようになっている集積回路を複数個カスケー
ドに接続してなるようにすることができる。
【0015】
【作用】上記構成において、表示期間においては、走査
モード設定手段が走査モードを第1モードに設定する。
そして、制御手段が、上記シリアル入出力端子をチップ
セレクト端子として作用させ、表示データ入力端子から
入力された表示データをデータラッチでラッチさせ、上
記データラッチがラッチした1行分のデータをラインラ
ッチに移し、上記ラインラッチに移したデータに基づく
駆動信号を駆動信号出力手段により同時にパラレルに出
力させる。一方、座標検出期間においては、走査モード設
定手段が走査モードを第2モードに設定する。そして、
制御手段が、上記シリアル入出力端子をシフトデータ入
出力端子として作用させ、上記シリアル入力端子から入
力されたシフトデータをシフトレジスタによりシリアル
に上記シリアル出力端子に出力しつつシフトさせ、上記
シフトレジスタによりシフトさせたシフトデータに基づ
く駆動信号を上記駆動信号出力手段により順次シリアル
に出力させる。従って、座標検出期間におけるデータ転
送動作は表示期間におけるデータ転送動作に比べてはる
かに簡単であり、従って、X座標検出期間は従来例に比
べて非常に短くなる。また、上記シリアル入力端子から
入力したシフトデータをシリアル出力端子から出力して
次段の駆動用集積回路のシリアル入力端子に入力するよ
うにしているので、従来例におけるような各LSIに対
するマルチプレクサ101,102,..やチップセレクト
設定回路50を必要とせず、回路が簡単となる。
【0016】また、上記シフトデータのパルス幅を、上
記シフトデータを転送するクロック信号の周期よりも大
きくした場合、すなわち、図3に例示するように、シフ
トデータ(SD)のパルス幅をクロック信号(DST)の周
期よりも大きい場合、DSTの立下りでセグメント電極
X1,X2,..に印加される駆動信号は4電極分ずつオー
バーラップしており、検出ペンに誘導される電圧の波形
は図5に例示するように滑らかになり、X座標の検出精
度が高くなる。また、図6に例示するように、シフトデ
ータをコモン駆動回路の最終段2pから出力させて、直
接あるいは遅延回路200により一定時間遅延させた
後、セグメント駆動回路の第1段31に入力させるか、
あるいは、シフトデータをセグメント駆動回路の最終段
3nから出力させて、直接あるいは一定時間遅延させた
後、コモン駆動回路の第1段21に入力させることによ
り、コモン駆動回路とセグメント駆動回路の両方に別々
にシフトデータを印加する必要がなく、全体の回路構成
を簡単にすることができる。また、コモン駆動回路の駆
動用集積回路にセグメント駆動回路の駆動用集積回路と
同じ構成の集積回路を使用することにより、部品の在庫
管理が容易となる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1はこの発明の一実施例に使用されるセグ
メント駆動回路を構成するLSIのブロック図、図2は
このLSIを複数個カスケードに接続してなるセグメン
ト駆動回路の回路図、図3は本実施例におけるX座標検
出のタイミングチャートである。図1に示すLSI3
は、図10に示すLSIにMODE端子とバイ・ディレ
クショナル・シフトレジスタ27を追加した構成になっ
ている。上記MODE端子には図7に示す制御回路7に
よって、表示期間はH(ハイ)に、座標検出期間はL(ロ
ー)に設定される。制御手段および走査モード設定手段
としてのコントロール回路26は、MODE端子がHに
なると、走査モードを第1のモードである「表示モード」
に設定し、Lになると、走査モードを第2のモードであ
る「検出モード」に設定する。そして、表示モードで
は、E101,E102を図10に於けるEIO1、E
IO2と全く同じくチップセレクト用入出力端子の働き
をさせ、検出モードでは、E101,E102を新たな
機能としてシフトデータ入出力端子の働きをさせる。ま
た、検出モードの場合、EIO1はL/R=Hの時、シ
リアル入力となり、Lの時はシリアル出力となる。又E
IO2はEIO1の逆になる。XCKは、表示モードで
はデータD0〜D3の転送に使われシフトレジスター21
の転送クロックとなるが、検出モードの場合には使われ
ない。DSTは、表示モードではLPの入力端子として
動作し、検出モードではシフトデータのクロックとして
動作する。D0〜D3の端子は表示モードでは表示データ
の入力端子となるが、検出モードでは使用されない。
【0018】次にこのLSI3の動作を説明する。走査
モードが表示モードの場合、EIO1とEIO2は図1
0に於けるEIO1、EIO2と全く同じくチップセレ
クト用入出力端子の働きをし、共にシフトレジスター2
1の直列入出力に設定され、表示データD1〜D3は転送
クロックXCKにより転送される。シフトレジスター2
1の各ビットは並列出力機能を持ち、この出力が4ビッ
ト(図1は4ビットの場合を示すが8または16ビット
も可能である)単位で1ゲートを持つ4×20ビットの
データラッチ22の各ゲートにそれぞれ接続されてい
る。したがって、クロックXCKで転送される表示デー
タは順次データラッチ22に収納され、20回のクロッ
クで全データがデータラッチ22に収納され、同時にこ
のLSIは非セレクト状態になる。シフトレジスター2
1の入出力はそれぞれEIO1、EIO2に接続されて
いるので、この状態で同時にチップセレクトEIO2に
EIO1からのシフトデータが出力され、カスケードに
接続の次ぎのLSIのチップセレクトEIO1により次
ぎのLSIをセレクトする。この表示モードにおいて
は、ラインラッチ23がビットバスでレベルシフター2
4に接続されている。DSTはデータストローブ(ラッ
チパルス)の入力端子でデータラッチ22のデータを立
ち下がりエッジでラインラッチ23にラッチし、ライン
ラッチの内容とFR信号によりレベルシフター24で、
0〜V5より走査に必要な電圧を選定し、LCDドライ
バー25より出力端子OUT1…OUT80より同時に
出力する。同時に(DSTのたち下がり)コントロル回路
26によりチップセレクトはクリヤーされる。
【0019】走査モードが検出モードの場合、EIO
1、EIO2はシフトデータ入出力端子となり、R1,R
2,...,R80の80個のレジスタからなるバイ・ディレク
ショナル・シフトレジスター27の入出力になる。又、
レベルシフター24はバイ・ディレクショナル・シフト
レジスター27の並列出力に接続され、ラインラッチ2
3とは切り離される。従って、EIO1(L/Rにより
EIO2)に与えられたシフトデータは、バイ・ディレ
クショナル・シフトレジスター27の並列出力として、
順次レベルシフター24を介してLCDドライバー25
よりOUT1…OUT80を介して電極群に出力され
る。この検出モードにおいては、EIO1はシフトデー
タ入力端子となり、このEI01に入力されたシフトデ
ータは、DSTに印加されるクロックパルスによりバイ
・ディレクショナル・シフトレジスター27に転送され
たのちEI02から出力される。すなわち、LSI31
に入力されたデータは、EIO11→R1→R2→R3…→
80→EIO21の順に転送され、次段のLSI32のE
IO12に入力され、以下同様の処理により最終段のL
SI3nまで転送される。
【0020】図2に示すように、初段のLSI31のE
IO11はマルチプレクサ100の出力に接続されてお
り、このマルチプレクサ100の入力は、MODE信号
によりY1またはY2のいずれかが選択される。表示モ
ードの場合、MODE信号はHであり、マルチプレクサ
100の入力はL(Vss)に設定されたY1が選択され、
EIO11はLになる。MODE、XCK,FR,DST,
0〜D3,V0〜V5等は総てのLSIに接続され、各L
SIはチップセレクト端子EIO11、EIO12、…で
順次チップセレクトされる。この表示モードの場合、E
IO11はマルチプレクサ100を介してLに固定され
ているが、DST端子にラッチパルスが印加された後の
初期状態では、他のすべてのチップセレクト出力端子E
1021,E1022…はHになっており、それに接続の
EIO12、EIO13…もHになっており、31のみが
セレクトされている。出力端子群1に対応するデータD
0〜D3がXCKにより31に転送され、1チップの出力
数(図1では80チャンネル)が4ビットで構成される2
0組のデータラッチに(20ビット・シフトレジスター
により)順次収納され、すべて(4×20ビット)入り終
わると、EIO21がLになりそれに接続されたEIO
2もLになり、初段のLSIが非セレクト状態にな
り、2段目のLSI32がセレクトされる。その後、デ
ータの2段目のLSI32に転送され内部のデータラッ
チに納められる。データD0〜D3を収納するデータラッ
チの選択は20ビットのシフトレジスター21により行
われる。このような操作を順次繰り返し、最終段LSI
3nのデータラッチにデータが収納されると、DSTよ
りLPが印加され、すべてのLSIのデータラッチのデ
ータはラインラッチに移され、FR信号に対応した電圧
をLCDドライバーにより、出力端子群OUT1〜OU
T80より同時に、出力され、それに接続の電極群に印
加される。この様に、表示モードでは、図10に示す従
来のLSIを用いた場合と全く同様な働きをする。
【0021】検出モードの場合は、MODE信号はLで
あり、マルチプレクサ100の入力はY2が選択され、
EIO11にはシフトデータSDが印加される。EIO
1に入力されたSDは、LSI31のDSTに印加され
るクロックパルスCP2dによりバイ・ディレクショナ
ル・シフトレジスター27に転送され、そのシフトレジ
スタ内をR1→R2→R3…R80の順に転送され、EIO
1に出力される。このEI021に出力されたSDは、
引き続き次段のLSI32のEIO12に入力され、以
下、順次LSI3nまで転送される。上記バイ・ディレ
クショナル・シフトレジスター27の内容は、ラッチを
経由せずにレベルシフタ24を介して、FR信号によっ
て設定された電圧として順次OUT1→…→OUT80
→…と出力される。
【0022】図3はこのLSIを使った場合の検出走査
のタイムチャートである。出力は、4電極分ずつオーバ
ーラップした形で、1電極分ずつシフトしており、図1
2の4電極分を纏めて走査するのと異なる。これは図9
のY座標検出と同じであり、電極に加える電圧のシフト
が滑らかであり、この様な走査は従来のステップ状走査
(図9のX座標検出走査)の場合より、検出ペンに誘導さ
れる電圧の波形に階段状部分が見られなく滑らかにな
る。
【0023】図5(a)は本実施例による図3の走査に
よる誘導電圧を、説明の為に誇張したもので、実際には
浮遊容量等により図5(b)の様に高周波成分が取れた
状態になっている。電圧は各電極に独立に印加されるの
で、厳密には左右非対称のこともあるが、ステップが小
さいので事実上対称と見て良い。誘導電圧は増幅後、ス
ライス電圧gで2値化され、図5(c)の様になる。ペン
の座標は基準点からの時間T12をカウンターにより計
測し、その平均値より中心値を求めるものである。本実
施例による図5の場合は、従来例による図4の場合に比
べて、肩の無い左右対称波形の為、スライスレベル及び
検出電圧のレベルが変動しても、左右対称にふらつくの
で、T1とT2の平均値は一定であり精度は高い。説明で
はシフトデータのパルス幅を4クロックとしているが、
パルス幅の大きいほうが検出ペンの誘導電圧が大きくな
る。しかし、20本程度より飽和し、これ以上本数を増
しても効果が減少すると共に、逆に図5の検出ペンの検
出電圧波形の最大レベル(山頂部)が平坦に近づき、検出
精度が低下するばかりでなく、周辺部の非検出領域が広
くなるので、好ましくない。最適本数は、表示電極と検
出ペンの距離によって変わるが、通常の表示パネルに保
護パネルを置いた場合32本以内であるが、8〜16ク
ロック程度に設定し8〜16本の電極をオーバーラップ
する形で走査するのが適当である。
【0024】このように、本実施例の表示一体型タブレ
ットは、セグメント駆動回路のLSIとして、図9に示
す従来のLSIの代わりに、図1に示すLSIを用い
て、座標検出期間にはシリアル入出力端子E101,E
102から入出力されるシフトデータに基づいて駆動信
号を印加するようにしているので、走査が極めて単純化
され、回路が簡単となり、X座標走査時間が著しく短縮
できる。例えば、従来方式で500μS程度であったX
座標検出期間を100μS程度に短縮することが出来
る。また、図3に示すようにシフトデータSDのパルス
幅をクロック信号DSTの周期の4倍にすることによ
り、X座標検出走査を4電極分ずつオーバーラップした
形で1電極分ずつシフトして行うことができ、検出ペン
の誘起電圧の波形が滑らかになり、検出精度が向上す
る。また、座標検出期間を短縮出来ることは、表示のデ
ューティー比を大きくすることが出来るが、座標検出期
間が同じ場合なら、検出期間内に複数回の走査が可能で
あり、検出精度をさらに高めることが出来る。
【0025】また、座標検出期間に於けるコモン及びセ
グメント駆動回路は共にシフトデータをクロックパルス
で転送し、最後は出力端子から出力されるので、例えば
図6の様にコモン駆動回路2を走査した後の最終段LS
I2pのシフトデータ出力端EIO2pの出力を、セグメ
ント駆動回路3のシフトデータとして使用することも出
来る。又コモン駆動回路2の出力を、セグメント駆動回
路3の入力に直結するのでなく、シフトレジスター等の
遅延回路200で遅らせてもよい。当然の事ではある
が、セグメント駆動回路3を先に走査した後、コモン駆
動回路2を走査してもよい。このように構成することに
より、回路構成を簡素化することが出来る。
【0026】また、上記説明から明らかな様に、図1の
LSIを用いたセグメント駆動回路における検出モード
での動作は、コモン駆動回路の表示及び座標検出での動
作と同じである。従って、図1のLSIはコモン駆動回
路にも使用することが出来る。コモン駆動回路とセグメ
ント駆動回路のLSIを共用出来ることは、部品の在庫
管理の上で好都合である。
【0027】上記実施例では、表示データをD0〜D3
4ビットとして説明したが、8、16ビットにも適用出
来る。この場合、シフトレジスター21のビット数、デ
ータラッチ等は図1とは異なる。また、LSIの出力チ
ャンネル数については、80チャンネルをモデルに説明
したが、これに限定されるものでない。また表示パネル
として、液晶パネルで説明したが、EL表示パネルにも
適用出来る。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の表
示一体型タブレットは、セグメント駆動回路がシリアル
入出力端子によりカスケードに接続された複数個の駆動
用集積回路を備え、上記駆動用集積回路は、座標検出期
間においては、上記シリアル入力端子から入力されたシ
フトデータをシフトレジスタによりシリアルに上記シリ
アル出力端子に出力しつつシフトし、上記シフトレジス
タによりシフトしたシフトデータに基づく駆動信号を駆
動信号出力手段により順次シリアルに出力させるように
なっているので、走査プロセスが単純となり、座標検出
に要する時間を著しく短縮できる。また、従来例におけ
るような各LSIに対するマルチプレクサ101,10
2,..やチップセレクト設定回路50が不要となり、回
路が簡単になる。また、上記シフトデータのパルス幅
を、上記シフトデータを転送するクロック信号の周期よ
りも大きくすることにより、検出ペンに誘導される電圧
の波形を滑らかにでき、X座標の検出精度が高くなる。
また、シフトデータをコモン駆動回路の最終段から出力
させて、直接あるいは一定時間遅延させた後、セグメン
ト駆動回路の第1段に入力させることにより、コモン駆
動回路とセグメント駆動回路の両方に別々にシフトデー
タを印加する必要がなく、全体の回路構成を簡単にする
ことができる。また、コモン駆動回路の駆動用集積回路
にセグメント駆動回路の駆動用集積回路と同じ構成の集
積回路を使用することにより、部品の在庫管理が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に使用されるLSIのブ
ロック図である。
【図2】 上記LSIをカスケードに接続したセグメン
ト駆動回路の回路図である。
【図3】 上記実施例におけるX座標検出のタイムチャ
ートである。
【図4】 従来例における検出電圧の波形図である。
【図5】 上記実施例における検出電圧の波形図であ
る。
【図6】 上記実施例においてコモン駆動回路からのデ
ータをセグメント駆動回路の入力データとして用いる場
合の説明図である。
【図7】 一般的な表示一体型タブレットの回路構成図
である。
【図8】 上記表示一体型タブレットにおける表示期間
と座標検出期間を示す図である。
【図9】 従来例における座標検出のタイミチャートで
ある。
【図10】 従来例のセグメント駆動回路に使用される
LSIのブロック図である。
【図11】 上記従来例のセグメント駆動回路の回路図
である。
【図12】 上記従来例におけるX座標検出のタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1…表示パネル、2…コモン駆動回路、3…セグメント
駆動回路、21,..,2p…コモン駆動LSI、31,...,3
n…セグメント駆動LSI、8…位置検出ペン、21…
シフトレジスタ、22…データラッチ、23…ラインラ
ッチ、24…レベルシフタ、25…LCDドライバ、2
6…コントロール回路、27…バイ・ディレクショナル
・シフトレジスタ、X1,..,Xm…セグメント電極、
1,..Yn…コモン電極、EI01,EI02…シリアル
入出力端子、D0〜D3…データ入力端子、MODE…
モード設定端子、UT1,..,UT80…出力端子。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電極群と第2電極群を有する表示パ
    ネルと、上記第1電極群に電圧を印加する第1電極駆動
    回路と、上記第2電極群に電圧を印加する第2電極駆動
    回路と、上記電極群と静電的に結合する検出ペンと、上
    記検出ペンの静電誘導電圧を増幅する手段を備え、上記
    表示パネルによる画像の表示と、上記表示パネル面に接
    触させた上記検出ペンに誘起する電圧により上記検出ペ
    ンの位置を確定する座標検出とを時分割で行うようにし
    た表示一体型タブレットにおいて、 上記第1電極駆動回路はシリアル入出力端子によりカス
    ケードに接続された複数個の駆動用集積回路を備え、上
    記駆動用集積回路は、その駆動用集積回路の走査モード
    を、表示期間は第1モードに、座標検出期間は第2モー
    ドに設定する走査モード設定手段と、上記シリアル入出
    力端子と、表示期間に表示データが入力されるデータ入
    力端子と、上記データ入力端子から入力されたデータを
    ラッチするデータラッチと、ラインラッチと、シフトレ
    ジスタと、駆動信号出力手段と、制御手段を備え、上記
    制御手段は、第1モードにおいては、上記シリアル入出
    力端子をチップセレクト端子として作用させ、上記デー
    タ入力端子から入力された表示データをデータラッチで
    ラッチさせ、上記データラッチがラッチした1行分のデ
    ータをラインラッチに移し、上記ラインラッチに移した
    データに基づく駆動信号を上記駆動信号出力手段により
    同時にパラレルに出力させ、第2モードにおいては、上
    記シリアル入出力端子をシフトデータ入出力端子として
    作用させ、上記シリアル入力端子から入力されたシフト
    データを上記シフトレジスタによりシリアルに上記シリ
    アル出力端子に出力しつつシフトさせ、上記シフトレジ
    スタによりシフトさせたシフトデータに基づく駆動信号
    を上記駆動信号出力手段により順次シリアルに出力させ
    るようになっていることを特徴とする表示一体型タブレ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示一体型タブレット
    において、上記シフトデータのパルス幅は、上記シフト
    データを転送するクロック信号の周期よりも大きいこと
    を特徴とする表示一体型タブレット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の表示一体型タ
    ブレットにおいて、座標検出期間に上記第1電極駆動回
    路の走査と上記第2電極駆動回路の走査を時分割で行う
    場合において、シフトデータを、先に走査する駆動回路
    の最終段から出力させて、次に走査する駆動回路の第1
    段に入力させるシフトデータ制御手段を備えたことを特
    徴とする表示一体型タブレット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表示一体型タブレット
    において、上記シフトデータ制御手段は、上記先に走査
    する駆動回路の最終段から出力させたシフトデータを一
    定時間遅延させたのち上記次に走査する駆動回路の第1
    段に入力させるようになっていることを特徴とする表示
    一体型タブレット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の表示
    一体型タブレットにおいて、上記第2電極駆動回路は、
    上記第1電極駆動回路を構成する上記駆動用集積回路と
    同一構成の集積回路であって、走査モード設定手段が走
    査モードを常時第2モードに設定するようになっている
    集積回路を複数個カスケードに接続してなることを特徴
    とする表示一体型タブレット。
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