JPH04337823A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH04337823A JPH04337823A JP3110598A JP11059891A JPH04337823A JP H04337823 A JPH04337823 A JP H04337823A JP 3110598 A JP3110598 A JP 3110598A JP 11059891 A JP11059891 A JP 11059891A JP H04337823 A JPH04337823 A JP H04337823A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサなどに文字や図形などを入力する
際に用いられるいわゆるタブレットなどの座標入力装置
に関する。
タやワードプロセッサなどに文字や図形などを入力する
際に用いられるいわゆるタブレットなどの座標入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字や図形をコンピュータやワー
ドプロセッサなどに入力する手段として、たとえば液晶
ディスプレイと静電誘導型タブレットとを組合わせて、
静電誘導型タブレットへの入力文字や図形などが、操作
者が紙に筆記用具で書いた感覚で入力され、かつ液晶デ
ィスプレイに表示されるようにした入力装置が実用化さ
れている。
ドプロセッサなどに入力する手段として、たとえば液晶
ディスプレイと静電誘導型タブレットとを組合わせて、
静電誘導型タブレットへの入力文字や図形などが、操作
者が紙に筆記用具で書いた感覚で入力され、かつ液晶デ
ィスプレイに表示されるようにした入力装置が実用化さ
れている。
【0003】このような用途に用いられる静電誘導型タ
ブレットとしては、従来、透明なガラスまたはプラスチ
ックフィルムの上に酸化インジウムなどの透明電極を形
成し、この電極に順次パルス電圧を印加していくものが
一般的であり、たとえば図6に示すような構成のものが
ある。
ブレットとしては、従来、透明なガラスまたはプラスチ
ックフィルムの上に酸化インジウムなどの透明電極を形
成し、この電極に順次パルス電圧を印加していくものが
一般的であり、たとえば図6に示すような構成のものが
ある。
【0004】この静電誘導型タブレットの座標入力部3
1は、透明電極X1,X2,…,Xm(総称するときは
Xで示す)を形成したガラス基板32と、透明電極Y1
,Y2,…,Yn(総称するときはYで示す)を形成し
たガラス基板33とを、互いに電極形成面が対向するよ
うに微小な間隔をあけて配設した構成であり、図示しな
い液晶ディスプレイ上に置かれている。
1は、透明電極X1,X2,…,Xm(総称するときは
Xで示す)を形成したガラス基板32と、透明電極Y1
,Y2,…,Yn(総称するときはYで示す)を形成し
たガラス基板33とを、互いに電極形成面が対向するよ
うに微小な間隔をあけて配設した構成であり、図示しな
い液晶ディスプレイ上に置かれている。
【0005】前記透明電極X,Yは、それぞれ列電極シ
フトレジスタ34および行電極シフトレジスタ35に接
続され、さらに、この2つのシフトレジスタ34,35
はタイミング発生回路36に接続されている。このタイ
ミング発生回路36からは、前記シフトレジスタ34,
35にシフトデータとクロック信号とが送られ、列電極
シフトレジスタ34からは電極X1,X2,…,Xmに
、行電極シフトレジスタ35からは電極Y1,Y2,…
,Ynに、それぞれ順次、パルス電圧が印加される。
フトレジスタ34および行電極シフトレジスタ35に接
続され、さらに、この2つのシフトレジスタ34,35
はタイミング発生回路36に接続されている。このタイ
ミング発生回路36からは、前記シフトレジスタ34,
35にシフトデータとクロック信号とが送られ、列電極
シフトレジスタ34からは電極X1,X2,…,Xmに
、行電極シフトレジスタ35からは電極Y1,Y2,…
,Ynに、それぞれ順次、パルス電圧が印加される。
【0006】前記座標入力部31の表面に位置検出ペン
(以下、単に検出ペンという)37を接近させると、検
出ペン37の先端部に備えられる電極と電極X,Yとの
間の浮遊容量によって、検出ペン37先端の電極に電圧
が誘起する。この検出ペン37に誘起した電圧は、アン
プ38によって増幅され、X座標検出回路39およびY
座標検出回路40に入力される。
(以下、単に検出ペンという)37を接近させると、検
出ペン37の先端部に備えられる電極と電極X,Yとの
間の浮遊容量によって、検出ペン37先端の電極に電圧
が誘起する。この検出ペン37に誘起した電圧は、アン
プ38によって増幅され、X座標検出回路39およびY
座標検出回路40に入力される。
【0007】このX座標検出回路39およびY座標検出
回路40は、前記アンプ38からの出力と前記タイミン
グ発生回路36からのタイミング信号とに基づいて、そ
れぞれX座標およびY座標を検出し、前記図示しない液
晶ディスプレイはこの静電誘導型タブレットからの座標
信号に基づいて、前記検出ペン37が指示した位置をデ
ィスプレイ上に表示する。
回路40は、前記アンプ38からの出力と前記タイミン
グ発生回路36からのタイミング信号とに基づいて、そ
れぞれX座標およびY座標を検出し、前記図示しない液
晶ディスプレイはこの静電誘導型タブレットからの座標
信号に基づいて、前記検出ペン37が指示した位置をデ
ィスプレイ上に表示する。
【0008】しかしながら、この静電誘導型タブレット
の場合、前記座標入力部31の透明電極X,Yが有る部
分と無い部分とでは反射率や透過率が異なるため、表示
画面上で格子状に電極が見え、液晶表示の品質を落とす
原因となっている。
の場合、前記座標入力部31の透明電極X,Yが有る部
分と無い部分とでは反射率や透過率が異なるため、表示
画面上で格子状に電極が見え、液晶表示の品質を落とす
原因となっている。
【0009】そこで、このような欠点を無くしたタブレ
ットとして、最近、図7に示すような表示一体型タブレ
ットが提案されている。
ットとして、最近、図7に示すような表示一体型タブレ
ットが提案されている。
【0010】この表示一体型タブレットは、液晶表示の
表示電極が位置検出電極を兼ねたもので、位置検出と表
示とを時分割で行うようにしたものである。
表示電極が位置検出電極を兼ねたもので、位置検出と表
示とを時分割で行うようにしたものである。
【0011】図7において、液晶パネル501は、互い
に交差する方向に配列したコモン電極Y1〜Yn(総称
するときはYで示す)とセグメント電極X1〜Xm(総
称するときはXで示す)との間に液晶層を介在させて構
成されており、各コモン電極Yとセグメント電極Xとが
交差する部分の液晶層が各画素となっている。すなわち
、ここではn×mドットの画素がマトリックス状に配列
されていることになる。
に交差する方向に配列したコモン電極Y1〜Yn(総称
するときはYで示す)とセグメント電極X1〜Xm(総
称するときはXで示す)との間に液晶層を介在させて構
成されており、各コモン電極Yとセグメント電極Xとが
交差する部分の液晶層が各画素となっている。すなわち
、ここではn×mドットの画素がマトリックス状に配列
されていることになる。
【0012】この表示一体型タブレットは、上述の液晶
ディスプレイ上にタブレットをおいたものに比べて、格
子状の電極パターンが見えることがなくなり、画面を見
やすくなるといった利点の他に、電極や駆動回路を兼用
しているため、コストダウンや小形軽量化が容易になる
といった利点がある。
ディスプレイ上にタブレットをおいたものに比べて、格
子状の電極パターンが見えることがなくなり、画面を見
やすくなるといった利点の他に、電極や駆動回路を兼用
しているため、コストダウンや小形軽量化が容易になる
といった利点がある。
【0013】前記コモン電極Yを駆動するためのコモン
駆動回路502と、前記セグメント電極Xを駆動するた
めのセグメント駆動回路503は、切換回路504を介
して表示制御回路505と位置検出制御回路506とに
接続されている。切換回路504は、制御回路507に
よって切換制御され、表示期間では表示制御回路505
からの出力を駆動回路502,503に出力し、位置検
出期間では位置検出制御回路506からの出力を駆動回
路502,503に出力する。
駆動回路502と、前記セグメント電極Xを駆動するた
めのセグメント駆動回路503は、切換回路504を介
して表示制御回路505と位置検出制御回路506とに
接続されている。切換回路504は、制御回路507に
よって切換制御され、表示期間では表示制御回路505
からの出力を駆動回路502,503に出力し、位置検
出期間では位置検出制御回路506からの出力を駆動回
路502,503に出力する。
【0014】表示期間では、前記表示制御回路505が
、シフトデータS、反転信号FR、クロックCP1,C
P2、表示データD0〜D3を出力する。
、シフトデータS、反転信号FR、クロックCP1,C
P2、表示データD0〜D3を出力する。
【0015】クロックCP1は、1行分の画素を走査す
る走査期間を周期とするクロックであり、切換回路50
4の出力端子CP10からコモン駆動回路502のクロ
ック入力端子CKとセグメント駆動回路503のラッチ
パルス入力端子LPとに入力される。また、シフトデー
タSは、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号で
あり、切換回路504の出力端子S0から出力され、コ
モン駆動回路502のシフトデータ入力端子D101か
ら前記クロックCP1に同期して入力される。
る走査期間を周期とするクロックであり、切換回路50
4の出力端子CP10からコモン駆動回路502のクロ
ック入力端子CKとセグメント駆動回路503のラッチ
パルス入力端子LPとに入力される。また、シフトデー
タSは、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号で
あり、切換回路504の出力端子S0から出力され、コ
モン駆動回路502のシフトデータ入力端子D101か
ら前記クロックCP1に同期して入力される。
【0016】前記シフトデータSのシフトに応じて、そ
のシフト位置に対応するコモン駆動回路502の出力端
子からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動
信号は、直流電源回路512から供給されるバイアス電
圧V0〜V5に基づいて生成される。クロックCP2は
、1列分の画素を走査する走査期間を複数に分割した期
間を1周期とするクロックであり、切換回路504の出
力端子CP20から出力され、セグメント駆動回路50
3のクロック入力端子XCKに入力される。
のシフト位置に対応するコモン駆動回路502の出力端
子からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動
信号は、直流電源回路512から供給されるバイアス電
圧V0〜V5に基づいて生成される。クロックCP2は
、1列分の画素を走査する走査期間を複数に分割した期
間を1周期とするクロックであり、切換回路504の出
力端子CP20から出力され、セグメント駆動回路50
3のクロック入力端子XCKに入力される。
【0017】表示データD0〜D3は、切換回路504
の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路
503の入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆
動回路503内部のレジスタに順次取込まれる。1行分
の画素に対応する表示データが取込まれると、前記ラッ
チパルス入力端子LPに入力されるクロックCP1のタ
イミングでこれらの表示データがラッチされ、各表示デ
ータに対応する駆動信号がセグメント駆動回路503の
出力端子からセグメント電極Xに出力される。この駆動
信号も、前記直流電源回路512から供給されるバイア
ス電圧V0〜V5に基づいて生成される。なお、反転信
号FRは、液晶層に印加する電圧の極性を周期的に反転
させて液晶の電気分解による劣化を防止するための信号
である。
の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路
503の入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆
動回路503内部のレジスタに順次取込まれる。1行分
の画素に対応する表示データが取込まれると、前記ラッ
チパルス入力端子LPに入力されるクロックCP1のタ
イミングでこれらの表示データがラッチされ、各表示デ
ータに対応する駆動信号がセグメント駆動回路503の
出力端子からセグメント電極Xに出力される。この駆動
信号も、前記直流電源回路512から供給されるバイア
ス電圧V0〜V5に基づいて生成される。なお、反転信
号FRは、液晶層に印加する電圧の極性を周期的に反転
させて液晶の電気分解による劣化を防止するための信号
である。
【0018】前記コモン駆動回路502およびセグメン
ト駆動回路503の動作によって、液晶パネル501の
画素はその行順序に従って駆動され、表示データに対応
する画像が液晶パネル501に表示される。
ト駆動回路503の動作によって、液晶パネル501の
画素はその行順序に従って駆動され、表示データに対応
する画像が液晶パネル501に表示される。
【0019】一方、位置検出期間では、位置検出制御回
路506が、シフトデータSd、反転信号FRd、クロ
ックCP1d,CP2d、および駆動データD0d〜D
3dをそれぞれ出力する。
路506が、シフトデータSd、反転信号FRd、クロ
ックCP1d,CP2d、および駆動データD0d〜D
3dをそれぞれ出力する。
【0020】クロックCP1dは、1行分のコモン電極
を走査する走査期間を周期とするクロックであり、切換
回路504の出力端子CP10からコモン駆動回路50
2のクロック入力端子CKと、セグメント駆動回路50
3のラッチパルス入力端子LPとに入力される。また、
シフトデータSdは、各コモン電極Yを指定するための
パルス信号であり、切換回路504の出力端子S0から
出力され、コモン駆動回路502のシフトデータ入力端
子D101から前記クロックCP1dに同期して入力さ
れる。
を走査する走査期間を周期とするクロックであり、切換
回路504の出力端子CP10からコモン駆動回路50
2のクロック入力端子CKと、セグメント駆動回路50
3のラッチパルス入力端子LPとに入力される。また、
シフトデータSdは、各コモン電極Yを指定するための
パルス信号であり、切換回路504の出力端子S0から
出力され、コモン駆動回路502のシフトデータ入力端
子D101から前記クロックCP1dに同期して入力さ
れる。
【0021】前記シフトデータSdのシフトに応じて、
そのシフト位置に対応するコモン駆動回路502の出力
端子からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆
動信号は、直流電源回路512から供給されるバイアス
電圧V0〜V5に基づいて生成される。クロックCP2
dは、1列分のセグメント電極Xを走査する走査期間を
周期とするクロックであり、切換回路504の出力端子
CP20dから出力され、セグメント駆動回路503の
クロック入力端子XCKに入力される。
そのシフト位置に対応するコモン駆動回路502の出力
端子からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆
動信号は、直流電源回路512から供給されるバイアス
電圧V0〜V5に基づいて生成される。クロックCP2
dは、1列分のセグメント電極Xを走査する走査期間を
周期とするクロックであり、切換回路504の出力端子
CP20dから出力され、セグメント駆動回路503の
クロック入力端子XCKに入力される。
【0022】駆動データD0d〜D3dは、切換回路5
04の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動
回路503の入力端子D0〜D3に入力され、セグメン
ト駆動回路503内部のレジスタに順次取込まれる。1
行分のセグメント電極Xに対応する駆動データが取込ま
れると、前記ラッチパルス入力端子LPに入力されるク
ロックCP1dのタイミングで、これらの駆動データが
ラッチされ、各駆動データに対応する駆動信号がセグメ
ント駆動回路503の出力端子からセグメント電極Xに
出力される。この駆動信号も、直流電源回路512から
供給されるバイアス電圧V0〜V5に基づいて作成され
る。なお、反転信号FRdは、液晶層に印加する電圧の
極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化を
防止するための信号である。
04の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動
回路503の入力端子D0〜D3に入力され、セグメン
ト駆動回路503内部のレジスタに順次取込まれる。1
行分のセグメント電極Xに対応する駆動データが取込ま
れると、前記ラッチパルス入力端子LPに入力されるク
ロックCP1dのタイミングで、これらの駆動データが
ラッチされ、各駆動データに対応する駆動信号がセグメ
ント駆動回路503の出力端子からセグメント電極Xに
出力される。この駆動信号も、直流電源回路512から
供給されるバイアス電圧V0〜V5に基づいて作成され
る。なお、反転信号FRdは、液晶層に印加する電圧の
極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による劣化を
防止するための信号である。
【0023】図8は、前記表示一体型タブレットの位置
検出期間における駆動タイミングを示すタイミングチャ
ートである。この図8に示すように、位置検出期間はX
座標検出期間とそれに続くY座標検出期間とに分かれて
おり、X座標検出期間ではセグメント電極Xをa本ずつ
順に駆動し、Y座標検出期間ではコモン電極Yをb本ず
つ順に駆動する。
検出期間における駆動タイミングを示すタイミングチャ
ートである。この図8に示すように、位置検出期間はX
座標検出期間とそれに続くY座標検出期間とに分かれて
おり、X座標検出期間ではセグメント電極Xをa本ずつ
順に駆動し、Y座標検出期間ではコモン電極Yをb本ず
つ順に駆動する。
【0024】このように複数本ずつ同時にパルス電圧を
印加しているのは、検出ペン508の誘起電圧を高める
ことで検出精度をよくするためと、検出期間の短縮のた
めである。検出ペン508の誘起電圧はアンプ509で
増幅され、このアンプ509の出力と制御回路507か
らのタイミング信号とに基づいて、X座標検出回路51
0がX座標を検出し、Y座標検出回路511がY座標を
検出する。
印加しているのは、検出ペン508の誘起電圧を高める
ことで検出精度をよくするためと、検出期間の短縮のた
めである。検出ペン508の誘起電圧はアンプ509で
増幅され、このアンプ509の出力と制御回路507か
らのタイミング信号とに基づいて、X座標検出回路51
0がX座標を検出し、Y座標検出回路511がY座標を
検出する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、座標検出動作は表示と表示の間のいわゆ
る帰線期間を使って行われているために、座標検出には
時間的な制約がある。したがって、表示画素の多い液晶
ディスプレイを使用した場合など、電極の本数が多い場
合には座標検出に要する時間が長くなり、従来の検出方
法では帰線期間内に検出領域全部を走査しきれなくなる
。
従来技術では、座標検出動作は表示と表示の間のいわゆ
る帰線期間を使って行われているために、座標検出には
時間的な制約がある。したがって、表示画素の多い液晶
ディスプレイを使用した場合など、電極の本数が多い場
合には座標検出に要する時間が長くなり、従来の検出方
法では帰線期間内に検出領域全部を走査しきれなくなる
。
【0026】このため、表示のデューティ比を変更する
か、あるいはクロック周波数を変更して検出領域全部の
走査を行うなどの方法で座標検出を行っているけれども
、その結果、コントラストの低下による表示品位の劣化
や、コストアップなどの問題が生じている。
か、あるいはクロック周波数を変更して検出領域全部の
走査を行うなどの方法で座標検出を行っているけれども
、その結果、コントラストの低下による表示品位の劣化
や、コストアップなどの問題が生じている。
【0027】本発明の目的は、上述の欠点を改善し、座
標検出時間を短縮し、かつ座標検出を精度よく行うこと
ができる座標入力装置を提供することである。
標検出時間を短縮し、かつ座標検出を精度よく行うこと
ができる座標入力装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の第1帯
状電極が平行に形成される一方基板と、前記第1帯状電
極に直交する複数の第2帯状電極が平行に形成される他
方基板とを、電極形成面が対向するように配置して構成
し、電極の交差部分を座標とする座標入力部と、前記第
1および第2帯状電極に、入力座標検出のために走査電
圧を印加する駆動手段と、前記第1および第2帯状電極
と静電的に結合する位置検出手段と、駆動手段による第
1および第2帯状電極への走査電圧の印加タイミングと
、位置検出手段に誘起する電圧の誘起タイミングとに基
づいて入力座標を検出する座標検出手段とを含み、前記
駆動手段は、最初に、前記座標入力部における複数の座
標が配列される座標領域を複数に分割してなる単位領域
毎に異なる波形の走査電圧を電極に印加し、続いて、単
位領域内での入力座標の相対位置を検出するために線順
次で電極に走査電圧を印加することを特徴とする座標入
力装置である。
状電極が平行に形成される一方基板と、前記第1帯状電
極に直交する複数の第2帯状電極が平行に形成される他
方基板とを、電極形成面が対向するように配置して構成
し、電極の交差部分を座標とする座標入力部と、前記第
1および第2帯状電極に、入力座標検出のために走査電
圧を印加する駆動手段と、前記第1および第2帯状電極
と静電的に結合する位置検出手段と、駆動手段による第
1および第2帯状電極への走査電圧の印加タイミングと
、位置検出手段に誘起する電圧の誘起タイミングとに基
づいて入力座標を検出する座標検出手段とを含み、前記
駆動手段は、最初に、前記座標入力部における複数の座
標が配列される座標領域を複数に分割してなる単位領域
毎に異なる波形の走査電圧を電極に印加し、続いて、単
位領域内での入力座標の相対位置を検出するために線順
次で電極に走査電圧を印加することを特徴とする座標入
力装置である。
【0029】
【作用】本発明に従えば、位置検出手段によって指示さ
れる入力座標は、まず座標領域を複数に分割して成る単
位領域のうちいずれの単位領域に属するかが検出され、
続いてその単位領域内での相対位置が検出される。その
後、前記単位領域における絶対座標である基点座標と、
その単位領域内での相対位置とに基づいて、座標入力部
上での入力座標が算出される。
れる入力座標は、まず座標領域を複数に分割して成る単
位領域のうちいずれの単位領域に属するかが検出され、
続いてその単位領域内での相対位置が検出される。その
後、前記単位領域における絶対座標である基点座標と、
その単位領域内での相対位置とに基づいて、座標入力部
上での入力座標が算出される。
【0030】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である座標入力装
置の構成を示すブロック図である。この座標入力装置は
、いわゆる表示一体型タブレットであり、液晶表示の表
示電極が位置検出電極を兼ねたもので、位置検出と表示
とを時分割で行うようにしたものである。
置の構成を示すブロック図である。この座標入力装置は
、いわゆる表示一体型タブレットであり、液晶表示の表
示電極が位置検出電極を兼ねたもので、位置検出と表示
とを時分割で行うようにしたものである。
【0031】図1において、液晶パネル1は、互いに交
差する方向に配列したコモン電極Y1〜Yn(総称する
ときはYで示す)と、セグメント電極X1〜Xm(総称
するときはXで示す)との間に液晶層を介在させて構成
されており、各コモン電極Yとセグメント電極Xとが交
差する部分の液晶層が各画素となっている。すなわち、
本実施例の液晶パネル1では、n×mドットの画素がマ
トリックス状に配列されていることになる。
差する方向に配列したコモン電極Y1〜Yn(総称する
ときはYで示す)と、セグメント電極X1〜Xm(総称
するときはXで示す)との間に液晶層を介在させて構成
されており、各コモン電極Yとセグメント電極Xとが交
差する部分の液晶層が各画素となっている。すなわち、
本実施例の液晶パネル1では、n×mドットの画素がマ
トリックス状に配列されていることになる。
【0032】この表示一体型タブレットは、上述の液晶
ディスプレイ上にタブレットを置いたものに比べて、格
子状の電極パターンが見えることがなくなり、見やすく
なるといった利点の他に、電極や駆動回路を兼用してい
るため、コストダウンや小形軽量化が容易になるといっ
た利点がある。
ディスプレイ上にタブレットを置いたものに比べて、格
子状の電極パターンが見えることがなくなり、見やすく
なるといった利点の他に、電極や駆動回路を兼用してい
るため、コストダウンや小形軽量化が容易になるといっ
た利点がある。
【0033】前記コモン電極Yを駆動するためのコモン
駆動回路2と、前記セグメント電極Xを駆動するための
セグメント駆動回路3とは、切換回路4を介して表示制
御回路5と位置検出制御回路6とに接続されている。こ
の切換回路4は、制御回路7によって切換制御され、表
示期間には表示制御回路5からの出力を駆動回路2,3
に出力し、位置検出期間には位置検出制御回路6からの
出力を駆動回路2,3に出力する。
駆動回路2と、前記セグメント電極Xを駆動するための
セグメント駆動回路3とは、切換回路4を介して表示制
御回路5と位置検出制御回路6とに接続されている。こ
の切換回路4は、制御回路7によって切換制御され、表
示期間には表示制御回路5からの出力を駆動回路2,3
に出力し、位置検出期間には位置検出制御回路6からの
出力を駆動回路2,3に出力する。
【0034】表示期間では、前記表示制御回路5が、出
力端子からシフトデータS、反転信号FR、クロックC
P1,CP2、表示データD0〜D3をそれぞれ出力す
る。
力端子からシフトデータS、反転信号FR、クロックC
P1,CP2、表示データD0〜D3をそれぞれ出力す
る。
【0035】クロックCP1は、1行分の画素を走査す
る走査期間を周期とするクロックであり、切換回路4の
出力端子CP10からコモン駆動回路2のクロック入力
端子CKとセグメント駆動回路3のラッチパルス入力端
子LPとに入力される。また、シフトデータSは、各コ
モン電極Yを指定するためのパルス信号であり、切換回
路4の出力端子S0から出力され、コモン駆動回路2の
シフトデータ入力端子D101から上記クロックCP1
に同期して入力される。
る走査期間を周期とするクロックであり、切換回路4の
出力端子CP10からコモン駆動回路2のクロック入力
端子CKとセグメント駆動回路3のラッチパルス入力端
子LPとに入力される。また、シフトデータSは、各コ
モン電極Yを指定するためのパルス信号であり、切換回
路4の出力端子S0から出力され、コモン駆動回路2の
シフトデータ入力端子D101から上記クロックCP1
に同期して入力される。
【0036】前記シフトデータSのシフトに応じて、そ
のシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力端子か
らコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動信号
は、直流電源回路16から供給されるバイアス電圧V0
〜V5に基づいて生成される。クロックCP2は、1列
分の画素を走査する走査期間を複数に分割した期間を1
周期とするクロックであり、切換回路4の出力端子CP
20から出力され、セグメント駆動回路3のクロック入
力端子XCKに入力される。
のシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力端子か
らコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動信号
は、直流電源回路16から供給されるバイアス電圧V0
〜V5に基づいて生成される。クロックCP2は、1列
分の画素を走査する走査期間を複数に分割した期間を1
周期とするクロックであり、切換回路4の出力端子CP
20から出力され、セグメント駆動回路3のクロック入
力端子XCKに入力される。
【0037】表示データD0〜D3は、切換回路4の出
力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路3の
入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆動回路3
内部のレジスタに順次取込まれる。1行分の画素に対応
する表示データが取込まれると、前記ラッチパルス入力
端子LPに入力されるクロックCP1のタイミングでこ
れらの表示データがラッチされ、各表示データに対応す
る駆動信号がセグメント駆動回路3の出力端子からセグ
メント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源回
路16から供給されるバイアス電圧V0〜V5に基づい
て作成される。なお、反転信号FRは、液晶に印加する
電圧の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による
劣化を防止するための信号である。
力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路3の
入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆動回路3
内部のレジスタに順次取込まれる。1行分の画素に対応
する表示データが取込まれると、前記ラッチパルス入力
端子LPに入力されるクロックCP1のタイミングでこ
れらの表示データがラッチされ、各表示データに対応す
る駆動信号がセグメント駆動回路3の出力端子からセグ
メント電極Xに出力される。この駆動信号も直流電源回
路16から供給されるバイアス電圧V0〜V5に基づい
て作成される。なお、反転信号FRは、液晶に印加する
電圧の極性を周期的に反転させて液晶の電気分解による
劣化を防止するための信号である。
【0038】前記コモン駆動回路2およびセグメント駆
動回路3の動作によって、液晶パネル1の画素はその行
順次に従って駆動され、表示データに対応する画像が液
晶パネル1に表示される。
動回路3の動作によって、液晶パネル1の画素はその行
順次に従って駆動され、表示データに対応する画像が液
晶パネル1に表示される。
【0039】一方、位置検出期間では、位置検出制御回
路6が、出力端子からシフトデータSd、反転信号FR
d、クロックCP1d,CP2d、および駆動データD
0d〜D3dをそれぞれ出力する。
路6が、出力端子からシフトデータSd、反転信号FR
d、クロックCP1d,CP2d、および駆動データD
0d〜D3dをそれぞれ出力する。
【0040】クロックCP1dは、1行分のコモン電極
Yを走査する走査期間を周期とするクロックであり、切
換回路4の出力端子CP10からコモン駆動回路2のク
ロック入力端子CKと、セグメント駆動回路3のラッチ
パルス入力端子LPに入力される。また、シフトデータ
Sdは、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号で
あり、切換回路4の出力端子F0から出力され、コモン
駆動回路2のシフトデータ入力端子D101から前記ク
ロックCP1dに同期して入力される。
Yを走査する走査期間を周期とするクロックであり、切
換回路4の出力端子CP10からコモン駆動回路2のク
ロック入力端子CKと、セグメント駆動回路3のラッチ
パルス入力端子LPに入力される。また、シフトデータ
Sdは、各コモン電極Yを指定するためのパルス信号で
あり、切換回路4の出力端子F0から出力され、コモン
駆動回路2のシフトデータ入力端子D101から前記ク
ロックCP1dに同期して入力される。
【0041】前記シフトデータSdのシフトに応じて、
そのシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力端子
からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動信
号は、直流電源回路16から供給されるバイアス電圧V
0〜V5に基づいて生成される。
そのシフト位置に対応するコモン駆動回路2の出力端子
からコモン電極Yに駆動信号が出力される。この駆動信
号は、直流電源回路16から供給されるバイアス電圧V
0〜V5に基づいて生成される。
【0042】クロックCP2dは、1列分のセグメント
電極Xを走査する走査期間を周期とするクロックであり
、切換回路4の出力端子CP20dから出力され、セグ
メント駆動回路3のクロック入力端子XCKに入力され
る。
電極Xを走査する走査期間を周期とするクロックであり
、切換回路4の出力端子CP20dから出力され、セグ
メント駆動回路3のクロック入力端子XCKに入力され
る。
【0043】駆動データD0d〜D3dは、切換回路4
の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路
3の入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆動回
路3内部のレジスタに順次取込まれる。1行分のセグメ
ント電極Xに対応する駆動データが取込まれると、前記
ラッチパルス入力端子LPに入力されるクロックCP1
dのタイミングで、これらの駆動データがラッチされ、
各駆動データに対応する駆動信号がセグメント駆動回路
3の出力端子からセグメント電極Xに入力される。この
駆動信号も、直流電源回路16から供給されるバイアス
電圧V0〜V5に基づいて作成される。なお、反転信号
FRdは、液晶に印加する電圧の極性を周期的に反転さ
せて液晶の電気分解による劣化を防止するための信号で
ある。
の出力端子Doutから出力され、セグメント駆動回路
3の入力端子D0〜D3に入力され、セグメント駆動回
路3内部のレジスタに順次取込まれる。1行分のセグメ
ント電極Xに対応する駆動データが取込まれると、前記
ラッチパルス入力端子LPに入力されるクロックCP1
dのタイミングで、これらの駆動データがラッチされ、
各駆動データに対応する駆動信号がセグメント駆動回路
3の出力端子からセグメント電極Xに入力される。この
駆動信号も、直流電源回路16から供給されるバイアス
電圧V0〜V5に基づいて作成される。なお、反転信号
FRdは、液晶に印加する電圧の極性を周期的に反転さ
せて液晶の電気分解による劣化を防止するための信号で
ある。
【0044】前記液晶パネル1の表面に位置検出ペン(
以下、単に検出ペンという)8を接近させると、検出ペ
ン8の先端部に備えられる電極と電圧が印加された電極
X,Yとの間の浮遊容量によって、検出ペン8の電極に
電圧が誘起する。この検出ペン8に誘起した電圧は、ア
ンプ9によって増幅され、X座標領域判別回路10、X
座標相対位置検出回路11、Y座標領域判別回路13、
およびY座標相対位置検出回路14に与えられる。
以下、単に検出ペンという)8を接近させると、検出ペ
ン8の先端部に備えられる電極と電圧が印加された電極
X,Yとの間の浮遊容量によって、検出ペン8の電極に
電圧が誘起する。この検出ペン8に誘起した電圧は、ア
ンプ9によって増幅され、X座標領域判別回路10、X
座標相対位置検出回路11、Y座標領域判別回路13、
およびY座標相対位置検出回路14に与えられる。
【0045】X座標算出回路12は、X座標領域判別回
路10およびX座標相対位置検出回路11からの出力に
基づいて、X座標を算出して出力する。またY座標算出
回路15は、Y座標領域判別回路13およびY座標相対
位置検出回路14からの出力に基づいてY座標を算出し
て出力する。
路10およびX座標相対位置検出回路11からの出力に
基づいて、X座標を算出して出力する。またY座標算出
回路15は、Y座標領域判別回路13およびY座標相対
位置検出回路14からの出力に基づいてY座標を算出し
て出力する。
【0046】本実施例の座標入力装置では、液晶パネル
1が座標入力部としても機能している。すなわち、電極
X,Yが交差する画素が座標となる。したがって、電極
X,Yへの走査電圧の印加タイミングと、検出ペン8に
誘起する電圧の検出タイミングとに基づいて、検出ペン
8によって入力指示されている座標を算出することがで
きる。
1が座標入力部としても機能している。すなわち、電極
X,Yが交差する画素が座標となる。したがって、電極
X,Yへの走査電圧の印加タイミングと、検出ペン8に
誘起する電圧の検出タイミングとに基づいて、検出ペン
8によって入力指示されている座標を算出することがで
きる。
【0047】本実施例の座標入力装置では、複数の座標
が配列されている座標領域を複数の単位領域に分割し、
まず入力指示されている座標がどの単位領域に属してい
るかを判定し、続いてその単位領域内での相対位置を検
出する。その後、単位領域の基点である座標と相対位置
とに基づいて、入力指示されている座標が算出される。
が配列されている座標領域を複数の単位領域に分割し、
まず入力指示されている座標がどの単位領域に属してい
るかを判定し、続いてその単位領域内での相対位置を検
出する。その後、単位領域の基点である座標と相対位置
とに基づいて、入力指示されている座標が算出される。
【0048】図2および図3は、本実施例の座標入力装
置において使用されている電極分割走査方法の基本的原
理を説明するための図である。本実施例における領域検
出動作は、下記のように実行される。まずm本のセグメ
ント電極X(1)〜X(m)を、下記の表1に示すよう
に8つの領域Xa〜Xhに分割する。
置において使用されている電極分割走査方法の基本的原
理を説明するための図である。本実施例における領域検
出動作は、下記のように実行される。まずm本のセグメ
ント電極X(1)〜X(m)を、下記の表1に示すよう
に8つの領域Xa〜Xhに分割する。
【0049】
【表1】
【0050】またn本のコモン電極Y(1)〜Y(n)
を、下記の表2に示すように、8つの領域Ya〜Yhに
分割する。
を、下記の表2に示すように、8つの領域Ya〜Yhに
分割する。
【0051】
【表2】
【0052】まずm本のセグメント電極X(1)〜X(
m)のうち、図2(1)に示すように電極X(1)〜X
(m/2)に対して、図4に示す走査期間P1において
走査電圧であるパルス電圧を同時に印加する。次に、図
2(2)に示すように電極X(1)〜X(m/4),X
(m/2+1)〜X(3m/4)に対して、図4に示す
走査期間P2においてパルス電圧を同時に印加する。 次に、図2(3)に示すように電極X(1)〜X(m+
8),X(m/4+1)〜X(3m/8),X(m/2
+1)〜X(5m/8),X(3m/4+1)〜X(7
m/8)に対して、図4に示す走査期間P3においてパ
ルス電圧を同時に印加する。これらの3種類のパターン
による電圧印加によって、X領域判別信号を得る。その
後、図4に示す領域内相対位置検出期間において、各領
域毎に同時に、各領域内のセグメント電極Xを、パルス
電圧を印加することによって順次走査し、領域内相対位
置検出信号を得る。
m)のうち、図2(1)に示すように電極X(1)〜X
(m/2)に対して、図4に示す走査期間P1において
走査電圧であるパルス電圧を同時に印加する。次に、図
2(2)に示すように電極X(1)〜X(m/4),X
(m/2+1)〜X(3m/4)に対して、図4に示す
走査期間P2においてパルス電圧を同時に印加する。 次に、図2(3)に示すように電極X(1)〜X(m+
8),X(m/4+1)〜X(3m/8),X(m/2
+1)〜X(5m/8),X(3m/4+1)〜X(7
m/8)に対して、図4に示す走査期間P3においてパ
ルス電圧を同時に印加する。これらの3種類のパターン
による電圧印加によって、X領域判別信号を得る。その
後、図4に示す領域内相対位置検出期間において、各領
域毎に同時に、各領域内のセグメント電極Xを、パルス
電圧を印加することによって順次走査し、領域内相対位
置検出信号を得る。
【0053】次に、n本のコモン電極Y(1)〜Y(n
)のうち、まず図3(1)に示すように電極Y(1)〜
Y(n/2)に対して図4に示す走査期間P4において
走査電圧であるパルス電圧を同時に印加する。 次に、図3(2)に示すように電極Y(1)〜Y(n/
4),Y(n/2+1)〜Y(3n/4)に対して、図
4に示す走査期間P5においてパルス電圧を同時に印加
する。次に、図3(3)に示すように電極Y(1)〜Y
(n/8),Y(n/4+1)〜Y(3n/8),Y(
n/2+1)〜Y(5n/8),Y(3n/4+1)〜
Y(7n/8)に対して、図4に示す走査期間P6にお
いてパルス電圧を同時に印加する。これらの3種類のパ
ターンによる電圧印加によって、Y領域判別信号を得る
。その後、各領域毎に同時に、各領域内のコモン電極を
パルス電圧で線順次で走査し、領域内相対位置検出信号
を得る。
)のうち、まず図3(1)に示すように電極Y(1)〜
Y(n/2)に対して図4に示す走査期間P4において
走査電圧であるパルス電圧を同時に印加する。 次に、図3(2)に示すように電極Y(1)〜Y(n/
4),Y(n/2+1)〜Y(3n/4)に対して、図
4に示す走査期間P5においてパルス電圧を同時に印加
する。次に、図3(3)に示すように電極Y(1)〜Y
(n/8),Y(n/4+1)〜Y(3n/8),Y(
n/2+1)〜Y(5n/8),Y(3n/4+1)〜
Y(7n/8)に対して、図4に示す走査期間P6にお
いてパルス電圧を同時に印加する。これらの3種類のパ
ターンによる電圧印加によって、Y領域判別信号を得る
。その後、各領域毎に同時に、各領域内のコモン電極を
パルス電圧で線順次で走査し、領域内相対位置検出信号
を得る。
【0054】すなわち、本実施例では位置検出期間は、
図4に示すようにX座標検出期間とそれに続くY座標検
出期間とに分かれており、かつ、このX座標検出期間と
Y座標検出期間とは、それぞれ領域判別期間と領域内相
対検出期間とに分かれている。
図4に示すようにX座標検出期間とそれに続くY座標検
出期間とに分かれており、かつ、このX座標検出期間と
Y座標検出期間とは、それぞれ領域判別期間と領域内相
対検出期間とに分かれている。
【0055】下記の表3には、領域判別期間中の走査期
間P1〜P3,P4〜P5における印加電圧のレベルと
、領域Xa〜Xh,Ya〜Yhとの対応関係が示されて
いる。
間P1〜P3,P4〜P5における印加電圧のレベルと
、領域Xa〜Xh,Ya〜Yhとの対応関係が示されて
いる。
【0056】
【表3】
【0057】したがって、領域判別期間において検出さ
れた電圧の波形パターンに基づいて検出ペン8が液晶パ
ネル1上で入力指示している座標がどの領域に属してい
るかを判別することができる。
れた電圧の波形パターンに基づいて検出ペン8が液晶パ
ネル1上で入力指示している座標がどの領域に属してい
るかを判別することができる。
【0058】また、X座標検出期間中の領域内相対位置
検出期間ではセグメント電極Xをa本ずつ順に駆動(走
査)し、Y座標検出期間中の領域内相対位置検出期間で
はコモン電極Yをb本ずつ順に駆動することによって、
検出ペン8の誘起電圧を高めている。
検出期間ではセグメント電極Xをa本ずつ順に駆動(走
査)し、Y座標検出期間中の領域内相対位置検出期間で
はコモン電極Yをb本ずつ順に駆動することによって、
検出ペン8の誘起電圧を高めている。
【0059】図5は、位置検出期間において検出ペン8
から出力される検出信号の一例を示す波形図である。図
5に示すように、検出ペン8から得られた検出信号も、
領域判別信号と領域内相対位置検出信号との2つから成
り、X座標検出期間前半の領域判別期間における領域判
別信号の3つの信号の組合わせから、検出ペン8が位置
している領域がX座標領域判別回路10によって判別さ
れ、後半の領域内相対位置検出期間における相対位置検
出信号から各領域内での相対座標がX座標相対位置検出
回路11によって検出される。各領域の基点の座標は予
め決められており、X座標算出回路12は、各領域の基
点の座標に該領域内での相対位置の座標を加えることに
よってX方向の絶対座標を算出する。
から出力される検出信号の一例を示す波形図である。図
5に示すように、検出ペン8から得られた検出信号も、
領域判別信号と領域内相対位置検出信号との2つから成
り、X座標検出期間前半の領域判別期間における領域判
別信号の3つの信号の組合わせから、検出ペン8が位置
している領域がX座標領域判別回路10によって判別さ
れ、後半の領域内相対位置検出期間における相対位置検
出信号から各領域内での相対座標がX座標相対位置検出
回路11によって検出される。各領域の基点の座標は予
め決められており、X座標算出回路12は、各領域の基
点の座標に該領域内での相対位置の座標を加えることに
よってX方向の絶対座標を算出する。
【0060】また、Y座標検出期間前半の領域判別期間
における領域判別信号の3つの信号の組合わせによって
検出ペン8が位置している領域がY座標領域判別回路1
3によって判別され、後半の領域内相対位置検出期間に
おける相対位置検出信号に基づいて領域内での相対座標
がY座標相対位置検出回路14によって検出される。前
述と同様に領域Ya〜Yhの基点の座標は予め決められ
ており、Y座標算出回路15は各領域の基点の座標に前
記領域内での相対位置の座標を加えることによってY方
向の絶対座標を算出する。
における領域判別信号の3つの信号の組合わせによって
検出ペン8が位置している領域がY座標領域判別回路1
3によって判別され、後半の領域内相対位置検出期間に
おける相対位置検出信号に基づいて領域内での相対座標
がY座標相対位置検出回路14によって検出される。前
述と同様に領域Ya〜Yhの基点の座標は予め決められ
ており、Y座標算出回路15は各領域の基点の座標に前
記領域内での相対位置の座標を加えることによってY方
向の絶対座標を算出する。
【0061】以上のように本実施例によれば、検出ペン
8による入力座標を検出する際に従来のようにすべての
電極を線順次で走査する必要がなくなり、位置検出期間
の短縮を実現することができる。したがって、液晶パネ
ル1の解像度の向上のために、電極数を増やしても、位
置検出期間は長時間とならず、表示期間に及ぼす影響を
低減することができる。したがって表示品位の劣化やコ
ストアップなどを伴わずに座標検出を精度よくかつ効率
的に行うことができる。
8による入力座標を検出する際に従来のようにすべての
電極を線順次で走査する必要がなくなり、位置検出期間
の短縮を実現することができる。したがって、液晶パネ
ル1の解像度の向上のために、電極数を増やしても、位
置検出期間は長時間とならず、表示期間に及ぼす影響を
低減することができる。したがって表示品位の劣化やコ
ストアップなどを伴わずに座標検出を精度よくかつ効率
的に行うことができる。
【0062】なお本実施例では検出領域をX方向および
Y方向ともに8等分し、領域判別のための3種類の電圧
印加パターンを用いた場合を説明したけれども、本発明
の主旨は検出領域を複数の領域に分割して領域判別のた
めの電圧印加と、各領域内での相対位置を検出するため
の電極の電圧順次走査とを組合わせて座標検出を行うこ
とであり、領域の分割方法および領域判別用電圧印加パ
ターンも前述の実施例に説明したものに限るものではな
い。また、本発明の座標検出方法をX座標検出あるいは
Y座標検出のいずれか一方のみに用いて、他方を従来ど
おりの検出方法で行ってもよい。
Y方向ともに8等分し、領域判別のための3種類の電圧
印加パターンを用いた場合を説明したけれども、本発明
の主旨は検出領域を複数の領域に分割して領域判別のた
めの電圧印加と、各領域内での相対位置を検出するため
の電極の電圧順次走査とを組合わせて座標検出を行うこ
とであり、領域の分割方法および領域判別用電圧印加パ
ターンも前述の実施例に説明したものに限るものではな
い。また、本発明の座標検出方法をX座標検出あるいは
Y座標検出のいずれか一方のみに用いて、他方を従来ど
おりの検出方法で行ってもよい。
【0063】また、本実施例では液晶ディスプレイを用
いた表示一体型タブレットについて説明したけれども、
本発明はこれに限るものではなく、表示一体型でない従
来の静電誘導型タブレットや、ELパネルなどにおいて
も実施することができる。
いた表示一体型タブレットについて説明したけれども、
本発明はこれに限るものではなく、表示一体型でない従
来の静電誘導型タブレットや、ELパネルなどにおいて
も実施することができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置検出
手段によって指示される入力座標は、まず座標領域を複
数に分割して成る単位領域のうちいずれの単位領域に属
するかが検出され、続いてその単位領域内での相対位置
が検出される。その後、前記単位領域における絶対座標
である基点座標と、その単位領域内での相対位置とに基
づいて、座標入力部上での入力座標が算出される。これ
によって、従来技術に関連して述べたように、第1およ
び第2帯状電極を線順次で走査しながら入力座標を検出
する必要がなく、座標検出時間が格段に短縮される。
手段によって指示される入力座標は、まず座標領域を複
数に分割して成る単位領域のうちいずれの単位領域に属
するかが検出され、続いてその単位領域内での相対位置
が検出される。その後、前記単位領域における絶対座標
である基点座標と、その単位領域内での相対位置とに基
づいて、座標入力部上での入力座標が算出される。これ
によって、従来技術に関連して述べたように、第1およ
び第2帯状電極を線順次で走査しながら入力座標を検出
する必要がなく、座標検出時間が格段に短縮される。
【図1】本発明の一実施例である表示一体型タブレット
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるX座標検出動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図3】本実施例におけるY座標検出動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図4】本実施例における座標検出動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図5】検出ペン8によって検出される検出信号の一例
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図6】従来例である静電誘導型タブレットの構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図7】従来例である表示一体型タブレットの構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図8】図7に示す表示一体型タブレットにおける位置
検出動作を説明するためのタイミングチャートである。
検出動作を説明するためのタイミングチャートである。
1 液晶パネル
2 コモン駆動回路
3 セグメント駆動回路
4 切換回路
5 表示制御回路
6 位置検出制御回路
7 制御回路
8 位置検出ペン
9 アンプ
10 X座標領域判別回路
11 X座標相対位置検出回路
12 X座標算出回路
13 Y座標領域判別回路
14 Y座標相対位置検出回路
15 Y座標算出回路
16 直流電源回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の第1帯状電極が平行に形成され
る一方基板と、前記第1帯状電極に直交する複数の第2
帯状電極が平行に形成される他方基板とを、電極形成面
が対向するように配置して構成し、電極の交差部分を座
標とする座標入力部と、前記第1および第2帯状電極に
、入力座標検出のために走査電圧を印加する駆動手段と
、前記第1および第2帯状電極と静電的に結合する位置
検出手段と、駆動手段による第1および第2帯状電極へ
の走査電圧の印加タイミングと、位置検出手段に誘起す
る電圧の誘起タイミングとに基づいて入力座標を検出す
る座標検出手段とを含み、前記駆動手段は、最初に、前
記座標入力部における複数の座標が配列される座標領域
を複数に分割してなる単位領域毎に異なる波形の走査電
圧を電極に印加し、続いて、単位領域内での入力座標の
相対位置を検出するために線順次で電極に走査電圧を印
加することを特徴とする座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059891A JP2638331B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059891A JP2638331B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 座標入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337823A true JPH04337823A (ja) | 1992-11-25 |
JP2638331B2 JP2638331B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14539915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11059891A Expired - Fee Related JP2638331B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638331B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6088024A (en) * | 1997-06-13 | 2000-07-11 | Nec Corporation | Touch panel and method for detecting a pressed position on a touch panel |
JP2001249002A (ja) * | 1999-12-30 | 2001-09-14 | Stmicroelectronics Inc | 指紋センサ入力システムを使用したコマンドインターフェース |
JP2009276074A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Japan Steel Works Ltd:The | シリンダ内径測定装置 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP11059891A patent/JP2638331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6088024A (en) * | 1997-06-13 | 2000-07-11 | Nec Corporation | Touch panel and method for detecting a pressed position on a touch panel |
JP2001249002A (ja) * | 1999-12-30 | 2001-09-14 | Stmicroelectronics Inc | 指紋センサ入力システムを使用したコマンドインターフェース |
JP2009276074A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Japan Steel Works Ltd:The | シリンダ内径測定装置 |
JP4659063B2 (ja) * | 2008-05-12 | 2011-03-30 | 株式会社日本製鋼所 | シリンダ内径測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2638331B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
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