JP2000330723A - タッチパネル一体型液晶表示装置 - Google Patents

タッチパネル一体型液晶表示装置

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JP2000330723A
JP2000330723A JP13802499A JP13802499A JP2000330723A JP 2000330723 A JP2000330723 A JP 2000330723A JP 13802499 A JP13802499 A JP 13802499A JP 13802499 A JP13802499 A JP 13802499A JP 2000330723 A JP2000330723 A JP 2000330723A
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electrode
liquid crystal
electrodes
crystal display
touch panel
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Shinsaku Chiba
眞作 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画像の表示品質を低下させることなく、
かつ座標位置の検出誤差を少なくすることができるタッ
チパネル一体型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 第1の基板と、第2の基板と、前記第1
の基板と第2の基板との間に設けられる液晶層と、前記
第1の基板の前記液晶層側の面に設けられるストライプ
状の複数の第1の電極とを有する液晶表示素子と、前記
第1の基板の前記液晶層と反対側の面に、前記各第1の
電極と平行に、かつ、前記各第1の電極と1対1の関係
に設けられるストライプ状の複数の第2の電極と、前記
第1の基板の前記液晶層と反対側の面に設けられるスペ
ーサと、前記スペーサを介して、前記第1の基板の前記
液晶層と反対側の面に設けられる第3の基板と、前記第
3の基板の前記第2の電極と対向する面に設けられ、前
記第2の電極と直交するストライプ状の複数の第3の電
極とを有するタッチパネルとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネル一体
型液晶表示装置に係わり、特に、手書き文字等を入力す
る為のペン入力用のタッチパネルを、液晶表示装置上に
一体化したタッチパネル一体型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のタッチパネル付き液晶表
示装置の一例の概略構成を示す断面図である。図9に示
す従来のタッチパネル(またはタブレット)付き液晶表
示装置は、液晶表示パネル(LCD)と、タッチパネル
(T/S)とを別々に組み立てた後、液晶表示パネル
(LCD)の上にタッチパネル(T/S)を配置した構
成となっている。タッチパネル(T/S)は、一面に透
明導電膜(例えば、ITO)32が一様に形成されたガ
ラス基板20と、同じく、一面に透明導電膜(例えば、
ITO)33が一様に形成されたフィルム(合成樹脂
膜)21とが、透明導電膜32,33が互いに対向する
ように、スペーサ22を介して対向配置されて構成され
る。また、液晶表示パネル(LCD)は、一般のSTN
方式の液晶表示パネル、あるいは、TFT方式の液晶表
示パネルで構成される。なお、液晶表示パネル(LC
D)は、その構成として、ガラス基板1及び2上に形成
される透明電極、または配向膜等を有し、さらに、ガラ
ス基板1及び2の間に封入される液晶層を有するもので
あるが、図9では、液晶表示パネル(LCD)の構成と
して、ガラス基板1,2及び偏光板12のみを図示して
おり、その他の構成は省略している。
【0003】図10は、図9に示す従来のタッチパネル
付き液晶表示装置の座標位置検出原理を説明するための
図である。この図10において、×点が入力点、即ち、
入力ペン等により、タッチパネル(T/S)における、
ガラス基板20に形成された透明導電膜32と、フィル
ム21に形成された透明導電膜33とが互いに接触した
点である。この入力点の座標(Xa,Ya)の検出は、
以下の方法により行われる。まず、スイッチ(SW1,
SW1’)をオンとして、電極(X1)及び電極(X
n)を介して透明導電膜33に、電圧印加回路211か
ら電圧を印可し、電極(Y1)(または電極(Yn))
により、入力点の電圧を検出する。この検出電圧をA/
Dコンバータ212でディジタル値に変換し、入力点の
X方向の座標(Xa)として検出する。次に、スイッチ
(SW2,SW2’)をオンとして、電極(Y1)及び
電極(Yn)を介して透明導電膜32に、電圧印加回路
211から電圧を印可し、電極(X1)(または電極
(Xn))により、入力点の電圧を検出する。この検出
電圧をA/Dコンバータ212でディジタル値に変換
し、入力点のY方向の座標(Ya)として検出する。
【0004】図11は、従来のタッチパネル付き液晶表
示装置の他の例の概略構成を示す断面図である。図11
に示す従来のタッチパネル付き液晶表示装置も、液晶表
示パネル(LCD)と、タッチパネル(T/S)とを別
々に組み立てた後、液晶表示パネル(LCD)の上にタ
ッチパネル(T/S)を配置した構成となっている。タ
ッチパネル(T/S)は、一面に、ストライプ状の透明
導電膜(例えば、ITO)からなる複数の第1の電極3
0が形成されたガラス基板20と、同じく、一面に、ス
トライプ状の透明導電膜(例えば、ITO)からなる複
数の第2の電極31が形成されたフィルム(合成樹脂
膜)21とが、第1の電極30及び第2の電極31が互
いに対向するように、スペーサ22を介して対向配置さ
れて構成される。ここで、ガラス基板20に形成された
ストライプ状の第1の電極30と、フィルム21に形成
されたストライプ状の第2の電極31とは、互いに直交
するように配置され、一方の電極が走査電極、他方の電
極が検出電極として使用される。また、液晶表示パネル
(LCD)は、図9に示す液晶表示パネルと同様に、一
般のSTN方式の液晶表示パネル、あるいは、TFT方
式の液晶表示パネルで構成される。なお、図11でも、
液晶表示パネル(LCD)の構成として、ガラス基板
1,2及び偏光板12のみを図示しており、その他の構
成は省略している。
【0005】図12は、図11に示す従来のタッチパネ
ル付き液晶表示装置の座標位置検出原理を説明するため
の図である。この図12において、×点が入力点、即
ち、入力ペン等により、タッチパネル(T/S)におけ
る、ガラス基板20に形成された第1の電極30と、フ
ィルム21に形成された第2の電極31とが互いに接触
した点である。この入力点の座標(Xa,Ya)の検出
は、以下の方法により行われる。走査回路221から第
2の電極31の各電極(X1〜Xn)に順次電圧を印加
し、この電圧を第1の電極30の各電極(Y1〜Yn)
に接続された検出回路222により検出する。入力点の
X方向の座標(Xa)は、検出回路222での検出時点
が、走査回路221から、第2の電極31のどの電極に
電圧を印加したタイミングか、即ち、検出回路222で
の検出時点に、走査回路221から電圧が印加された第
2の電極31の電極位置で検出する。また、入力点のY
方向の座標(Ya)は、検出回路222が第1の電極3
0のどの電極から電圧を検出したか、即ち、検出回路2
22での検出時点に、電圧が検出された第1の電極30
の電極位置で検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
9及び図11に示すタッチパネル付き液晶表示装置で
は、液晶表示パネル(LCD)とタッチパネル(T/
S)との間に介在される空気層に生じる反射により、液
晶表示パネル(LCD)に表示される表示画像の表示品
質が著しく低下するという問題点があった。また、前記
図9に示すタッチパネル付き液晶表示装置では、タッチ
パネル(T/S)の透明導電膜31,32、引き出し電
極、接続点等の抵抗値変化による位置座標の読み取り間
違い、あるいは、透明電極の電極膜内の抵抗値の不均一
により発生する位置座標の読み取り間違い、さらには、
A/Dコンバータ212のような複雑で高価な回路が必
要であるという問題点があった。また、前記図11に示
すタッチパネル付き液晶表示装置では、高価な走査回路
221が必要であるという問題点があった。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、タッチ
パネル一体型液晶表示装置において、表示画像の表示品
質を低下させることなく、かつ座標位置の検出誤差を少
なくすることが可能となる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、タッチパネル一体型液晶表
示装置において、トータルコストを低減することが可能
となる技術を提供することにある。本発明の前記ならび
にその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添
付図面によって明らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、第1の基板と、第
2の基板と、前記第1の基板と第2の基板との間に設け
られる液晶層と、前記第1の基板の前記液晶層側の面に
設けられるストライプ状の複数の第1の電極とを有する
液晶表示素子と、前記第1の基板の前記液晶層と反対側
の面に、前記各第1の電極と平行に、かつ、前記各第1
の電極と1対1の関係に設けられるストライプ状の複数
の第2の電極と、前記第1の基板の前記液晶層と反対側
の面に設けられるスペーサと、前記スペーサを介して、
前記第1の基板の前記液晶層と反対側の面に設けられる
第3の基板と、前記第3の基板の前記第2の電極と対向
する面に設けられ、前記第2の電極と直交するストライ
プ状の複数の第3の電極とを有するタッチパネルとを備
えることを特徴とする。また、本発明は、前記それぞれ
の第1の電極に順次印加される選択駆動電圧に基づき、
前記いずれかの第3の電極と接触する第2の電極を検出
し、当該検出された第2の電極の位置により、入力点に
おける前記第3の電極の延長方向の座標位置を検出する
前記座標位置検出手段を有することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記座標位置検出手段が、前記それぞれ
の第1の電極に順次印加される選択駆動電圧により、前
記それぞれの第2の電極に生じる誘起電圧に基づき、前
記いずれかの第3の電極と接触する第2の電極を検出す
ることを特徴とする。また、本発明は、前記座標位置検
出手段が、前記それぞれの第1の電極に順次印加される
選択駆動電圧により、当該選択駆動電圧が印加された第
1の電極と1体1の関係に設けられた第2の電極に生じ
る誘起電圧に基づき、前記いずれかの第3の電極と接触
する第2の電極を検出することを特徴とする。また、本
発明は、前記座標位置検出手段が、前記いずれかの第3
の電極と接触する第2の電極に生じた誘起電圧を、当該
第2の電極と接触する第3の電極を介して検出すること
を特徴とする。また、本発明は、前記座標位置検出手段
が、前記第2の電極に生じた誘起電圧を検出する第3の
電極の位置により、前記入力点における前記第2の電極
の延長方向の座標位置を検出することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記それぞれの第3の電極に順次選択信
号を印加し、当該選択信号に基づき、前記いずれかの第
2の電極と接触する第3の電極を検出し、当該検出され
た第3の電極の位置により、入力点における前記第2の
電極の延長方向の座標位置を検出する座標位置検出手段
を有することを特徴とする。また、本発明は、前記座標
位置検出手段が、前記いずれかの第2の電極と接触する
第3の電極を検出した時点で、選択駆動電圧が印加され
ている第1の電極を検出し、当該検出された第1の電極
の位置に基づき、前記入力点における前記第3の電極の
延長方向の座標位置を検出することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1のタッ
チパネル一体型液晶表示装置の概略構成を示す断面図で
ある。本実施の形態のタッチパネル一体型液晶表示装置
は、STN方式の液晶表示パネル(LCD)と、この液
晶表示パネル(LCD)と一体に形成されるタッチパネ
ル(T/S)で構成される。
【0010】図2は、本実施の形態のタッチパネル一体
型液晶表示装置に使用されるSTN方式の液晶表示パネ
ル(LCD)の構成部品を示す分解斜視図である。図2
に示すように、STN方式の液晶表示パネル(LCD)
では、ガラス基板2側に、ストライプ状の透明導電膜
(例えば、ITO)からなる複数のコモン電極(走査信
号線)14が形成され、また、ガラス基板1側に、複数
のセグメント電極(データ信号線)13が形成される。
ここで、各コモン電極14は、X方向に延在し、かつ、
Y方向に並設され、各セグメント電極13は、Y方向に
延在し、かつ、X方向に並設される。即ち、各コモン電
極14と各セグメント電極13とは、互いに直交するよ
うに設けられる。このガラス基板1及び2とは、セグメ
ント電極13とコモン電極14とが互いに対向するよう
に、シール剤9により接着され、この空間内に液晶層が
注入・封止される。なお、実際のSTN方式の液晶表示
パネル(LCD)では、ガラス基板1の内側に、前記セ
グメント電極13の他に配向膜が、また、ガラス基板2
の内側に、前記コモン電極14の他に、配向膜、保護
膜、カラーフィルタ、遮光膜が設けられるが、図1では
省略している。さらに、実際のSTN方式の液晶表示パ
ネル(LCD)では、ガラス基板1の外側に、偏光板、
位相差板が設けられるが、図1では省略している。
【0011】図3は、図1に示す液晶表示パネル(LC
D)を用いた液晶表示モジュールの概略構成を示すブロ
ック図である。以下、図3に示す液晶表示モジュールの
駆動方法を説明する。なお、以下の説明では、AP駆動
法を採用した場合について説明する。図3において、表
示制御装置101は、上位コンピュータ側等から転送さ
れる表示制御信号及び表示用データに基づき、各セグメ
ントドライバ(IC−U1〜IC−Un)及び各コモン
ドライバ(IC−C1〜IC−C5)を制御する。電源
回路102は、それぞれ異なるV1ないしV5の電圧を
生成し、V2,V4の電圧を各セグメントドライバ(I
C−U1〜IC−Un)に供給し、V1,V3,V5の
電圧を各コモンドライバ(IC−C1〜IC−C5)に
供給する。液晶表示パネル(LCD)の複数のコモン電
極14のそれぞれは、対応する各コモンドライバ(IC
−C1〜IC−C5)に接続され、また、複数のセグメ
ント電極13は、対応する各セグメントドライバ(IC
−U1〜IC−Un)に接続される。各セグメントドラ
イバ(IC−U1〜IC−Un)は、表示制御装置10
1から入力される表示デ−タラッチ用クロック(CL
2)により、表示データ(Din)を内部ロジック回路
に取り込み、出力タイミング制御用クロック(または走
査電極シフト信号;CL1)により、各セグメント電極
毎の1水平分の表示データ(Din)が「1」の各セグ
メント電極には、電源回路102から供給されるV4ま
たはV2の駆動電圧を、また、各セグメント電極毎の1
水平分の表示データ(Din)が「0」の各セグメント
電極には、電源回路102から供給されるV2またはV
4の駆動電圧を各セグメント電極に出力する。各コモン
ドライバ(IC−C1〜IC−C5)は、表示制御装置
101から入力されるフレーム信号(またはファースト
ラインマーカ信号;FLM)、及び、クロック(CL
1)により、1水平走査時間毎に駆動されるコモン電極
を内部ロジック回路で順次選択し、当該選択されたコモ
ン電極には、電源回路102から供給されるV1または
V5の選択駆動電圧を、また、前記選択されたコモン電
極以外のコモン電極(選択されないコモン電極)には、
電源回路102から供給されるV3の非選択駆動電圧
を、各コモン電極に出力する。なお、各セグメントドラ
イバ(IC−U1〜IC−Un)に、表示制御装置10
1から入力される表示制御信号としては、前記したクロ
ック(CL1,CL2)及び交流化信号(M)以外の表
示制御信号も入力されるが、図3においては省略してい
る。また、各コモンドライバ(IC−C1〜IC−C
5)に、表示制御装置101から入力される表示制御信
号としては、前記したクロック(CL1)、交流化信号
(M)及びフレーム信号(FLM)以外の表示制御信号
も入力されるが、図3においては省略している。さら
に、前記説明ではAP駆動法で駆動する場合について説
明したが、標準駆動法(電圧平均化法)で駆動するよう
にしてもよい。
【0012】図1に示すように、本発明の実施の形態の
タッチパネルは、液晶表示パネル(LCD)のガラス基
板2の外側に設けられたストライプ状の透明導電膜(例
えば、ITO)からなる複数の第1の電極30と、一面
に、ストライプ状の透明導電膜(例えば、ITO)から
なる複数第2の電極31が形成されたフィルム(合成樹
脂膜)21とを有する。このフィルム21は、第1の電
極30と第2の電極31とが互いに対向するように、ス
ペーサ22を介して、液晶表示パネル(LCD)のガラ
ス基板2の外側に配置され、また、フィルム21の外側
表面には、偏光板12が設けられる。ここで、複数の第
1の電極30は、コモン電極14と平行に、かつ、複数
の第1の電極30の各々は、複数のコモン電極14の対
応する一つのコモン電極と1対1に対応して設けられ
る。また、複数の第2の電極31は、複数の第1の電極
30と直交するように(即ち、液晶表示パネル(LC
D)のセグメント電極13と平行に)設けられる。
【0013】図4は、本実施の形態のタッチパネル一体
型液晶表示装置の動作原理を説明するための図である。
図4において、113はコモンドライバ(図3のIC−
C1〜IC−C5)であり、また、×点が入力点、即
ち、入力ペン等により、ガラス基板2の外側に形成され
た第1の電極30と、フィルム21に形成された第2の
電極31とが互いに接触した点である。なお、図4にお
いて、セグメントドライバ(図3のIC−U1〜IC−
Un)は省略している。前記した通り、コモン電極14
には、1フレーム期間内に、順次選択駆動電圧(以下、
単に、選択パルス電圧と称する。)が印加される。即
ち、コモン電極14には、1フレーム期間内に、±20
〜40Vの選択パルス電圧が順次印加される。
【0014】これにより、図5に示すように、ガラス基
板2の外側に形成される第1の電極30には、当該選択
パルス電圧により生じる誘起電圧(あるいは、選択パル
ス電圧により誘起されるノイズ)が生じる。そして、図
5に示すように、この各第1の電極30に誘起される誘
起電圧は、当然の如く、1対1に対向して設けられるコ
モン電極14に選択パルス電圧が印加された時に最も強
くなる。なお、図5において、COM1〜COM4は、
1番目ないし4番目のコモン電極14に印加される選択
パルス電圧を示し、COM1’〜COM4’は、それぞ
れ選択パルス電圧(COM1〜COM4)が、1番目な
いし4番目のコモン電極14に印加された時に、1番目
ないし4番目のコモン電極14に誘起される誘起電圧を
示す。本実施の形態では、この現象を利用し、フレーム
信号(FLM)が入力されてから、検出回路112で、
第1の電極30に誘起された誘起電圧が検出されるまで
のクロック(CL1)数を計数回路111でカウントす
ることにより、入力点のY方向(セグメント電極13の
延長方向)の座標位置を検出する。また、検出回路11
2で、第1の電極30に誘起された誘起電圧が、第2の
電極31の何番目の電極から検出されたかを判別するこ
とで、入力点のX方向(コモン電極14の延長方向)の
座標位置を検出する。
【0015】図6は、図4に示す検出回路112の一例
の概略構成を示す回路図である。同図において、IN1
〜INnは、第2の電極31の各電極から入力される誘
起電圧を表している。図6に示す検出回路112では、
第2の電極31の各電極から入力される誘起電圧(IN
1〜INn)は、アンプ(AP1〜APn)で増幅され
た後、比較器(CP1〜CPn)で、所定のしきい値電
圧(Vth)と比較される。これにより、第1の電極3
0の全ての電極に誘起された誘起電圧の中で、最も強い
電圧が誘起された誘起電圧(即ち、選択パルス電圧が印
加されたコモン電極14と1対1の関係に設けられる第
1の電極に誘起される誘起電圧)が入力される比較器の
みがハイレベルとなる。この比較器(CP1〜CPn)
の出力は、アンド回路(AD1〜ADn)の一方の端子
に入力され、このアンド回路(AD1〜ADn)の他方
の入力端子には、シフトレジスタ122の各出力端子
(P1〜Pn)の出力が印加される。従って、クロック
(CL1)が入力されてから、オア回路(OR)からハ
イレベルの出力が検出されるまでの、クロック発生回路
121からのクロック数を計数回路123でカウントす
ることにより、第1の電極30に誘起された誘起電圧
が、第2の電極31の何番目の電極から検出されたかを
判別することが可能である。
【0016】このように、本実施の形態では、前記図9
に示すタッチパネル付き液晶表示装置に比して、高価な
A/Dコンバータが不要となり、透明導電膜、引き出し
電極、接続点等の抵抗値変化、あるいは、透明導電膜の
抵抗値の不均一の影響も受けずに座標位置の検出が可能
となる。また、前記図11に示すタッチパネル付き液晶
表示装置に比して、高価な走査回路が不要となる。ま
た、液晶表示パネル(LCD)とタッチパネル(T/
S)との間の空気層が無くなることで余分な光の反射が
生じなくなり、液晶表示パネル(LCD)に表示される
表示画像の表示品質が低下するのを防止することが可能
となる。
【0017】[実施の形態2]本発明の実施の形態2の
タッチパネル一体型液晶表示装置は、前記実施の形態1
と同様、STN方式の液晶表示パネル(LCD)と、こ
の液晶表示パネル(LCD)と一体に形成されるタッチ
パネル(T/S)で構成される。なお、本発明の実施の
形態2のタッチパネル一体型液晶表示装置の構成は、図
1と同じであるので図示は省略する。即ち、本発明の実
施の形態のタッチパネルも、液晶表示パネル(LCD)
のガラス基板2の外側に設けられたストライプ状の透明
導電膜(例えば、ITO)からなる複数の第1の電極3
0と、一面に、ストライプ状の透明導電膜(例えば、I
TO)からなる複数第2のの電極31が形成されたフィ
ルム(合成樹脂膜)21とを有する。このフィルム21
は、第1の電極30と第2の電極31とが互いに対向す
るように、スペーサ22を介して、液晶表示パネル(L
CD)のガラス基板2の外側に配置され、また、フィル
ム21の外側表面には、偏光板12が設けられる。ここ
で、複数の第1の電極30は、コモン電極14と平行
に、かつ、複数の第1の電極30の各々は、複数のコモ
ン電極14の対応する一つのコモン電極と1対1に対応
して設けられる。また、複数の第2の電極31は、複数
の第1の電極30と直交するように設けられる。
【0018】図7は、本実施の形態のタッチパネル一体
型液晶表示装置の動作原理を説明するための図である。
同図において、133はコモンドライバ(図3のIC−
C1〜IC−C5)であり、また、×点が入力点、即
ち、入力ペン等により、ガラス基板2の外側に形成され
た第1の電極30と、フィルム21に形成された第2の
電極31とが互いに接触した点である。なお、図7にお
いて、セグメントドライバ(図3のIC−U1〜IC−
Un)は省略している。
【0019】図8に示すように、本実施の形態では、ク
ロック(CL1)の1周期内に、SEG側走査選択回路
132で、クロック発生回路131からのクロック(C
L3)に基づき、第2の電極31の各電極に順次選択パ
ルス信号(SEG1〜SEGn)を印加する。なお、図
8において、COM1〜COM4は、1番目ないし4番
目のコモン電極14に印加される選択パルス電圧を示
し、SEG1〜SEGnは、第2の電極31の各電極に
順次印加される選択パルス信号を示す。従って、クロッ
ク(CL1)が入力されてから、検出回路134で選択
パルス信号が検出されるまでの、クロック(CL3)数
を計数回路135でカウントすることにより、入力点の
X方向(コモン電極14の延長方向)の座標位置を検出
できる。また、フレーム信号(FLM)が入力されてか
ら、検出回路134で選択パルス信号が検出されるまで
の、クロック(CL1)をCL1計数回路136でカウ
ントすることにより、入力点のY方向(セグメント電極
13の延長方向)の座標位置を検出できる。
【0020】このように、本実施の形態では、前記図9
に示すタッチパネル付き液晶表示装置に比して、高価な
A/Dコンバータが不要となり、透明導電膜、引き出し
電極、接続点等の抵抗値変化、あるいは、透明導電膜の
抵抗値の不均一の影響も受けずに座標位置の検出が可能
となる。また、液晶表示パネル(LCD)とタッチパネ
ル(T/S)との間の空気層が無くなることで余分な光
の反射が生じなくなり、液晶表示パネル(LCD)に表
示される表示画像の表示品質が低下するのを防止するこ
とが可能となる。なお、本実施の形態において、計数回
路135とCL1計数回路136とを1つの計数回路で
共用することも可能である。また、前記各実施の形態で
は、液晶表示パネル(LCD)としてSTN方式の液晶
表示パネルを使用した場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、液晶表示パネル(L
CD)としてTFT方式の液晶表示パネルを使用するこ
とも可能である。以上、本発明者によってなされた発明
を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発
明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は勿論である。
【0021】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明によれば、空気層による反射を防ぎ液晶表
示パネルに表示される表示画像の表示品位を向上させる
ことが可能となる。 (2)本発明によれば、透明導電膜の抵抗値の変動等の
影響を受けることなく座標位置の検出が可能なる。 (3)本発明によれば、トータルコストを低減したタッ
チパネル一体型液晶表示装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のタッチパネル一体型液
晶表示装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のタッチパネル一体型液
晶表示装置に使用されるSTN方式の液晶表示パネル
(LCD)の構成部品を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す液晶表示パネル(LCD)を用いた
液晶表示モジュールの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1のタッチパネル一体型液
晶表示装置の動作原理を説明するための図である。
【図5】コモン電極に印加される電圧、及び第1の電極
に誘起される誘起電圧を示す図である。
【図6】図4に示す検出回路の一例の概略構成を示す回
路図である。
【図7】本発明の実施の形態2のタッチパネル一体型液
晶表示装置の動作原理を説明するための図である。
【図8】コモン電極に印加される電圧、及び第2の電極
に印加される選択パルス信号を示す図である。
【図9】従来のタッチパネル付き液晶表示装置の一例の
概略構成を示す断面図である。
【図10】図9に示す従来のタッチパネル付き液晶表示
装置の座標位置検出原理を説明するための図である。
【図11】従来のタッチパネル付き液晶表示装置の他の
例の概略構成を示す断面図である。
【図12】図11に示す従来のタッチパネル付き液晶表
示装置の座標位置検出原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1,2、20…ガラス基板、9…シール剤、12…偏光
板、13…セグメント電極、14…コモン電極、21…
フィルム(合成樹脂膜)、22…スペーサ、30,31
…ストライプ状の電極、32,33…透明導電膜、10
1…表示制御装置、102…電源回路、111,136
…CL1計数回路、112,134,222…検出回
路、113,133,IC−C1〜IC−C5…コモン
ドライバ、121,131…クロック発生回路、122
…シフトレジスタ、123,135…計数回路、132
…SEG側走査選択回路、211…電圧印加回路、21
2…A/Dコンバータ、221…走査回路、LCD…液
晶表示パネル、T/S…タッチパネル、IC−U1〜I
C−Un…セグメントドライバ、AP1〜APn…アン
プ、CP1〜CPn…比較器、AD1〜ADn…アンド
回路、OR…オア回路、SW1,SW1’,SW2,S
W2’…スイッチ、X1,Xn,Y1,Yn…電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/03 315 G06F 3/03 315A 5C080 G09G 3/20 691 G09G 3/20 691D 3/36 3/36 Fターム(参考) 2H089 HA18 HA35 RA10 TA02 TA07 2H093 NC51 NC58 NC72 5B068 AA04 AA22 AA32 BB01 BC02 BC13 5B087 AA02 CC02 CC16 CC41 5C006 AF78 BB11 EC02 FA51 5C080 AA10 BB05 DD01 DD09 DD27 GG01 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と、 第2の基板と、 前記第1の基板と第2の基板との間に設けられる液晶層
    と、 前記第1の基板の前記液晶層側の面に設けられるストラ
    イプ状の複数の第1の電極とを有する液晶表示素子と、 前記第1の基板の前記液晶層と反対側の面に、前記各第
    1の電極と平行に、かつ、前記各第1の電極と1対1の
    関係に設けられるストライプ状の複数の第2の電極と、 前記第1の基板の前記液晶層と反対側の面に設けられる
    スペーサと、 前記スペーサを介して、前記第1の基板の前記液晶層と
    反対側の面に設けられる第3の基板と、 前記第3の基板の前記第2の電極と対向する面に設けら
    れ、前記第2の電極と直交するストライプ状の複数の第
    3の電極とを有するタッチパネルとを備えることを特徴
    とするタッチパネル一体型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記それぞれの第1の電極に順次印加さ
    れる選択駆動電圧に基づき、前記いずれかの第3の電極
    と接触する第2の電極を検出し、当該検出された第2の
    電極の位置により、入力点における前記第3の電極の延
    長方向の座標位置を検出する前記座標位置検出手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル一
    体型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記座標位置検出手段は、前記それぞれ
    の第1の電極に順次印加される選択駆動電圧により、前
    記それぞれの第2の電極に生じる誘起電圧に基づき、前
    記いずれかの第3の電極と接触する第2の電極を検出す
    ることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル一体
    型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記座標位置検出手段は、前記それぞれ
    の第1の電極に順次印加される選択駆動電圧により、当
    該選択駆動電圧が印加された第1の電極と1体1の関係
    に設けられた第2の電極に生じる誘起電圧に基づき、前
    記いずれかの第3の電極と接触する第2の電極を検出す
    ることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル一体
    型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記座標位置検出手段は、前記いずれか
    の第3の電極と接触する第2の電極に生じた誘起電圧
    を、当該第2の電極と接触する第3の電極を介して検出
    することを特徴とする請求項3または請求項4のいずれ
    か1項に記載のスクリーン一体型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記座標位置検出手段は、前記第2の電
    極に生じた誘起電圧を検出する第3の電極の位置によ
    り、前記入力点における前記第2の電極の延長方向の座
    標位置を検出することを特徴とする請求項5に記載のタ
    ッチパネル一体型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記それぞれの第3の電極に順次選択信
    号を印加し、当該選択信号に基づき、前記いずれかの第
    2の電極と接触する第3の電極を検出し、当該検出され
    た第3の電極の位置により、入力点における前記第2の
    電極の延長方向の座標位置を検出する座標位置検出手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネ
    ル一体型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記座標位置検出手段は、前記いずれか
    の第2の電極と接触する第3の電極を検出した時点で、
    選択駆動電圧が印加されている第1の電極を検出し、当
    該検出された第1の電極の位置に基づき、前記入力点に
    おける前記第3の電極の延長方向の座標位置を検出する
    ことを特徴とする請求項7に記載のタッチパネル一体型
    液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記液晶表示素子は、前記第2の基板の
    液晶層側の面に設けられ、前記第1の電極と直交する複
    数の第4の電極を有し、 前記第3の電極は、前記第4の電極と1対1の関係に設
    けられることを特徴とする請求項1ないし請求項8のい
    ずれか1項に記載のタッチパネル一体型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記液晶表示素子は、前記第2の基板
    の液晶層側の面に設けられ、前記第1の電極と直交する
    複数の第4の電極を有し、 前記第3の電極は、前記第4の電極と1対n(n≧2)
    の関係に設けられることを特徴とする請求項1ないし請
    求項8のいずれか1項に記載のタッチパネル一体型液晶
    表示装置。
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