JPH09120292A - 演奏装置 - Google Patents

演奏装置

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JPH09120292A
JPH09120292A JP7278110A JP27811095A JPH09120292A JP H09120292 A JPH09120292 A JP H09120292A JP 7278110 A JP7278110 A JP 7278110A JP 27811095 A JP27811095 A JP 27811095A JP H09120292 A JPH09120292 A JP H09120292A
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篤 北原
Tadashi Kudo
正 工藤
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裕 田代
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2240/00Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2240/011Files or data streams containing coded musical information, e.g. for transmission
    • G10H2240/046File format, i.e. specific or non-standard musical file format used in or adapted for electrophonic musical instruments, e.g. in wavetables
    • G10H2240/056MIDI or other note-oriented file format
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一人で歌唱する場合でも、音程やピッチ(キ
ー)が異なる複数種の音声を交互に単独で出力するよう
な演奏態様にも対応可能な演奏装置を提供する。 【構成】 CPU42は、メモリ44中のMIDI楽曲
データと音源部48の音源データとから演奏曲情報を出
力する。加算器27とアナログボリューム部30におい
て、演奏曲情報と、マイク入力からの入力音声とを合成
する。フォルマント変換回路24は、入力音声に対して
フォルマント変換を実行して出力する。スイッチ手段3
8は、オン状態で入力音声をフォルマント変換すること
なく直接出力する。メモリ44には、演奏曲を男性歌唱
パート、女性歌唱パートに分割し、各パート毎にフォル
マント変換・非変換の制御用データを与える。この制御
用データに基づいて、CPU42、DSP用SPU40
は、男性パートと女性パート毎にフォルマント変換・非
変換を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は演奏装置に係わり、特にカ
ラオケ演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の演奏装置の一例として、例え
ば、特開平5−143088号に記載さた音声処理装置
が存在する。この装置は、マイクから入力されてくる音
声信号の音程を可変設定して出力する音程可変手段と、
この音程可変手段から出力されてくる信号とマイクから
入力されてくる原音声信号とを重ね合わせるミキシング
手段を含む構成を採っている。
【0003】この音声処理装置によれば、音程可変手段
によりマイクから入力された音程が変更されて出力され
るために、この出力信号とマイクから入力された音程の
変更されない原音の音声信号を合成させることができ
る。したがって、あたかも音程の異なる二人の混声を再
生したような効果が得られ、カラオケ機能のオーディオ
機器に利用すれば、一人で歌唱しているにも拘らずデュ
エット効果をもたらすことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
演奏装置では、あたかもデュエットによる混声効果をも
たらすことができるとしても、フォルマント(音程、周
波数分布)が異なる複数種の音声、例えば男女の音声を
交互にそれぞれ出力するような演奏態様を必要とするこ
とには対応できないという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、一人で歌唱する場合
でも、音程やピッチ(キー)が異なる複数種の音声を交
互に単独で出力するような演奏態様にも対応可能な演奏
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、演奏曲情報を出力する演奏曲情報出力
手段と、音声入力手段と、この演奏曲情報と入力音声と
を合成して出力する音声合成出力手段と、を備える演奏
装置において、前記入力音声に対して音声変換を実行し
て出力する音声変換手段と、前記入力音声を直接出力す
る直接出力手段と、演奏曲を複数の単位に分割し、各単
位毎に制御用データを与える記憶手段と、この制御用デ
ータに基づいて、前記音声変換手段と直接出力部とを各
単位毎に選択する選択手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0007】前記選択手段は前記音声変換手段と直接出
力手段のいずれか、あるいはその両方とも選択するよう
できる。そして、男性歌唱部分と女性歌唱部分とを含む
曲の演奏装置において、前記演奏曲を男性歌唱部分と女
性歌唱部分との単位に分割し、前記選択手段は、一方の
単位部分に音声変換手段を適用し、他方の部分に直接出
力手段を適用できる。
【0008】前記演奏曲は、男女同時歌唱部分を男性歌
唱部分と女性歌唱部分とから区別して分割され、前記選
択手段は、男女同時歌唱部分の単位において、前記音声
変換手段と直接出力手段とを同時に選択し、前記音声合
成出力手段は、音声変換後の音声と直接出力される音声
とを同時に出力するようにできる。
【0009】この発明によれば、演奏曲の各単位毎に音
声変換の要否を判断し、音声変換が必要である単位で
は、制御データに基づいて所定の音声変換を実行し、一
方、音声変換が必要でない部分では入力音声をそのまま
出力するようにできるので、例えば、男女が交互に歌唱
する態様を備えるデュエット曲のような場合、男性が単
独で歌唱しても、男性が歌唱しなければならない単位を
音声変換を施すことなくそのまま出力し、女性が歌唱し
なければらない単位を男性の音声入力に対して音声変換
を実行し、女性の音声を男性一人で出力するようにでき
る。したがって、この発明によれば、音声(音程、周波
数分布)が異なる複数種の音声、例えば男女の音声を交
互にそれぞれ出力するような演奏態様を実現することが
可能となる。なお、本発明において、音声変換は、主に
フォルマント変換である。
【0010】
【発明の実施の形態】次の本発明の実施の形態を、図面
を用いて説明する。図1は、本発明に係わる演奏装置の
一形態(カラオケ演奏装置)を実現するための機能ブロ
ック図を示すものである。この演奏装置10は、外部リ
モコン12からの赤外線入力部14と、演奏装置の外側
パネルに設置されている各種キー入力部16と、その他
の各種入力を受領する入力部18と、電話線17に対す
る入出力を可能にするモデム部19と、これら入力部に
対するコントロール部20と、を備える。
【0011】また、このカラオケ演奏装置10は、歌唱
者の肉声に対するマイク入力部22と、フォルマント変
換制御回路24と、音声・画像出力制御回路26と、音
源部28と、アナログボリューム部30とを備える。
【0012】マイク入力部22は、音声入力手段として
機能するものであり、歌唱者の肉声をフォルマント変換
制御回路24に出力する。フォルマント制御回路24
は、マイクからの入力信号に対するA/D変換器32
と、デジタル信号に変換された音声入力に対してフォル
マント変換(音変換)を実行するデジタルシグナルプロ
セッサー(DSP)34と、フォルマント変換されたデ
ジタル信号を逆変換するD/A変換器36と、マイク入
力信号を加算器27を介して直接アナログボリューム部
30に供給するためのスイッチ手段(SW)38と、ス
イッチ手段38に所定の制御パラメータデータを与え
て、スイッチ手段のオン/オフを制御し、かつDSPの
動作を制御するとともに、これに所定の制御用パラメー
タデータを与えて、この制御パラメータに応じたフォル
マント変換を実現する、主としてDSP用のCPU40
とを備える。
【0013】音声・画像出力制御回路26は、メインC
PU42と、MIDI規格によって構成されたMIDI
音楽データ、DSP34やスイッチ回路38に対する制
御データ、そして各種制御プログラム等を記憶したRA
M等のメモリ44と、メインCPU42の制御下で、制
御データを前記DSP用CPU40に供給し、かつこれ
に必要な制御データを出力するDSPコントロール部4
6と、演奏曲の再生に合わせた背景画像出力を得るため
の画像コントロール部48と、音源部28を制御する音
源コントロール部50と、CDやLDからの画像データ
や音声データ等が入力され、あるいはプリンター等の周
辺機器にデータを出力する各種入出力回路52を備え
る。
【0014】メインCPU42は、入力コントロール部
20、DSPコントロール部46、画像コントロール部
48、音源コントロール部50をソフトウエアによって
実現して、演奏装置10の全体動作を制御している。
【0015】次に、この実施形態の動作について説明す
る。先ず、図1に示すカラオケ演奏装置の全体の動作に
ついて説明する。入力部14、16、18により、所望
の曲目が、主として歌唱希望者によって選択されると、
入力コントロール部20を介して、その選曲情報がメイ
ンCPU42に供給される。
【0016】CPU42は、該当曲目の演奏に必要な音
楽データと画像データを電話回線、モデム部19、入力
コントロール部を介して取り込み、これをメモリ(ハー
ドディスク)44に記憶する。そして、選択された曲の
スタートに合わせて、CPU42は、画像コントロール
部48により、再生画像出力を形成して、これをTVモ
ニタに出力する。
【0017】一方、CPU42は音源コントロール部5
0を動作させて、MIDI楽曲データと音源部28に予
め記憶されている音源データとに基づいて、演奏曲情報
(伴奏或いはバックミュージックと云っても良い。)を
作成して、これを加算器27を介してアナログボリュー
ム部30に出力する。
【0018】アナログボリューム部30では、マイク側
からの音声入力と演奏曲情報とが合成(ミキシング)さ
れてアナログ音声出力となり、これが増幅された後スピ
ーカーに供給される。
【0019】次に、フォルマント変換制御回路の動作に
ついて説明する。前記MIDI音楽データは、譜面、メ
ロディを実現するための楽曲データと、曲名やその他の
情報であるテキストデータとを含む。そして、楽曲デー
タは、MIDI規格によって作られたMIDI楽曲デー
タと、テロップ用の文字データとを含む。
【0020】このうち、MIDI楽曲データは、図2に
示すように、メモリ44内に構成される複数トラックに
記憶されている。MIDI楽曲データは、便宜上、1〜
Aトラックに記憶された音楽データと、Bトラックに記
憶された男性音声を女性音声にフォルマント変換するの
に必要な制御データと、Cトラックに記憶された、女性
音声を男性音声に変換する制御データとを備えて構成さ
れる。1乃至Aトラックには、各楽器毎の音楽データが
記憶されている。
【0021】ここで、制御データには、*0乃至*4の
5種類が割り当てられている。各制御データについて説
明する。*0はマイクから入力された音声に対してフォ
ルマント変換をすることなく直接出力させるための制御
パラメータ群であり、*1は男声を女声にフォルマント
変換して出力させるための制御パラメータ群であり、*
2は男声を女声にフォルマント変換し、かつこの変換の
際、マイクからの入力音声の音程を音楽データに合わせ
目的の音程に矯正しながら出力するための制御パラメー
タ群であり、*3は女声を男声にフォルマント変換する
制御パラメータであり、*4は女声を男声に音程を矯正
しながらフォルマント変換して出力する制御パラメータ
群である。
【0022】フォルマントとは、周波数や音程の分布を
意味する公知の概念であり、フォルマント変換とは、あ
る入力音声を他の音程や周波数分布に変換することを云
うのである。このフォルマント変換により、男性の音声
を女性の音声に変換したり、又その逆や、あるいは高い
キー(ピッチ)の個人音声を所定オクターブ分低くして
低いピッチの音声に変換し、又その逆が可能になる。
【0023】そして、ある音程の入力音声から目的とす
る音程の音声を新たに構成し、或いは、ある音程の入力
音声を目的とする音程の音声に矯正することもできる。
これらフォルマント変換は、例えば、特開平5−165
479号等により従来より知られている。
【0024】本発明では、演奏曲を男性が歌唱する単位
(パート)と、女性が歌唱するパートと、男性及び女性
が同時に歌唱するパートに分け、すなわち、男性と女性
が交互に歌唱することがあるデュエット曲を複数の部分
に分け、男性が単独で歌唱する場合は、男性が歌唱すべ
き部分に前記*0の制御パラメータを割り付け、女性が
歌唱すべき部分に部分には、*1の制御パラメータを割
り付け、両者が同時に歌唱すべき部分には、 *0と*
2のパラメータを同時に割り付けるものとする。
【0025】そして、女性が単独で歌唱する場合は、女
性が歌唱すべき部分に*0の制御パラメータを割り付
け、男性が歌唱すべき部分に*3の制御データを割り付
け、両者が歌唱すべき部分には、*0と*4の制御デー
タを割り付けている。
【0026】リモコン12には、歌唱者が男性であるか
女性であるかの選択キーが設けられており、このキー操
作に応じてメモリ44内に歌唱者の性別ステータスフラ
グが設定される。
【0027】図3は、DSP用CPU40の動作を説明
するフローチャートである。ステップ300では、この
ステータスフラグをチェックし、歌唱者が男性である場
合はトラックBの制御コードをフォルマント変換に適用
し(ステップ302)、歌唱者が女性である場合はトラ
ックCの制御コードをフォルマント変換に適用する。
【0028】ステップ304は、この制御コードに基づ
いて、フォルマント変換・非変換を実行するものであ
り、制御コードが*0の場合は、CPU40はスイッチ
手段38をオンし、かつDSPをオフして、マイク入力
が直接アナログボリューム部30に出力される。
【0029】制御コードが*1又は*3の場合は、スイ
ッチ手段38をオフし、かつDSPをオンして既述のフ
ォルマント変換を実行し、変換後の音声を出力する。制
御コードが*2又は*4の場合は、スイッチ手段をオン
するとともにDSPもオンして既述のフォルマント変換
処理を行う。CPU42がCPU40に繰り返し図3の
処理を実行させ、トラック1乃至AまでのMIDI音楽
データを繰り返し読み出すことにより、マイク入力に対
して必要なフォルマント変換を行いながら、演奏曲情報
を連続的に再生することができる。
【0030】ステータスフラグには、説明したものの
他、トラックBとトラックCに記憶されているいずれの
制御コードも適用されないステータス(デュエット曲を
男女両方で実際に歌唱する場合)も存在する。この場
合、CPU42は、前記スイッチ手段38をオンすると
ともに、DSPをオフして、両者の肉声がそのまま出力
されるようする。
【0031】フォルマント変換後の音声出力は音源部2
8からの演奏曲情報出力(伴奏)と合成されて、音声出
力が形成される。いま、ここで、リモコン12により、
歌唱者が男性であることが選択されると、歌唱の過程で
男性歌唱パート(男のパート)においては、マイクから
の音声をそのまま出力し、女性歌唱パートでは、男性音
声を女性様音声にフォルマント変換して出力し、男女同
時歌唱パートでは、マイクからの音声をそのまま出力す
るととともに、男性音声の音程を所望の音程に調整しな
がら、男性音声に基づいてフォルマント変換を実施す
る。
【0032】この実施形態において、フォルマント変換
を行うに当たり、マイクからの入力音声のピッチあるい
は音程計測回路をA/D変換器の32とDSP34との
間に実現し、入力音声のピッチ或いは音程を計測して、
この計測値に応じてフォルマント変換用の最適制御パラ
メータを選択して、最適なフォルマント変換が実現でき
るよう(目的とする音程が得られる)にしている。前記
*2と*4は、このことを実現している。したがって、
例えば、男性一人が歌唱する場合、男女同時歌唱の単位
において、音程の異なる女性側音声を男性側からのマイ
ク入力により実現することができる。
【0033】また、この考えを男性一人の歌唱、あるい
は女性一人の歌唱の場合、男性パート、女性パートにお
けるフォルマント変換に適用することにより、マイクか
ら入力される音程を矯正することもできる。なお、本発
明において、*0の制御パラメータは、通常は、マイク
入力音に何等フォルマント変換を与えること無しにマイ
ク入力音声を加算器27側に出力するようにしている
が、音程の矯正等の変換を与えるようにしても良い。す
なわち、本発明において、マイク入力音声の直接出力と
は、音程の矯正等の変換を包含する概念として広義に解
釈されなけらばならない。
【0034】この実施形態では、前記リモコン12に歌
唱希望者が男性であるか女性であるかの選択スイッチを
設けるようにしたが、先に述べたピッチあるいは音程検
出回路により入力音声が男性の音声であるか、又は女性
の音声であるかを決めるようにしても良い。
【0035】また、フォルマント制御用パラメータを変
更して与えることにより、周波数が周期的に変化するフ
ォルマント分布を実現して、入力音声に対してビブラー
トの装飾を与えることができる。
【0036】また、この実施形態の演奏装置は、予約さ
れた曲目の題名を画面に表示するか否かの選択ができる
機能が付加されている。すなわち、予約される曲目は、
通常所定数のビットによって、リモコン側から本体のメ
モリに設定されるが、このビット列に所定の先頭ビット
群を付加することにより、予約されている曲目の題名を
画面に表示しないようにできる。なお、この先頭ビット
群を別に適宜設定することにより、図3で説明したステ
ータスフラグをメモリ内に立てることが可能となる。
【0037】また、図2において、トラックDにはサブ
ガイドメロディのためのMIDI楽曲データが記憶さ
れ、トラックEにはガイドメロディのためのMIDI楽
曲データが記憶されている。ガイドメロディとは、主歌
唱者の歌唱パートにおいて、主歌唱者の歌唱をガイドす
るメロディであり、サブガイドメロディとは、相手パー
トの歌唱をガイドするためのメロディである。
【0038】なお、この発明の実施形態では、男性と女
性の交互歌唱、あるいは同時歌唱の演奏曲を中心に説明
したが、男性同士あるいは女性同士のデュエット曲ある
いは3人以上が参加する演奏曲についても本発明を適用
することができる。また、デュエット曲の演奏に限られ
ることなく、歌唱者の声の音程、ピッチ、フォルマント
を変更する等の音声変換を実行しながら、演奏を行うこ
とができる。また、演奏曲の全単位、あるいは多くの単
位にそれぞれ異なる音声変換を実行するようにしても良
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一人で歌唱する場合でも、音程やピッチ(キー)が異な
る複数種の音声を交互に単独で出力するような演奏態様
にも対応可能な演奏装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態であるカラオケ演奏装
置の機能ブロック回路図。
【図2】フォルマント変換用のデータ構成を示すタイミ
ングチャート。
【図3】フォルマント変換回路の動作を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
10 演奏装置 20 入力コントロール部 22 マイク入力部 26 音声・画像制御回路 27 加算器 28 音源部 30 アナログボリューム部 34 デジタルシグナルプロセッサー(DSP) 38 スイッチ手段(SW)38
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 正 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・ミュージック・ネットワークス内 (72)発明者 田代 裕 東京都多摩市諏訪2丁目5番1号 株式会 社シー・エス・ケイ総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏曲情報を出力する演奏曲情報出力手
    段と、音声入力手段と、この演奏曲情報と入力音声とを
    合成して出力する音声合成出力手段と、を備える演奏装
    置において、 前記入力音声に対して音声変換を実行して出力する音声
    変換手段と、 前記入力音声を直接出力する直接出力手段と、 演奏曲を複数の単位に分割し、各単位毎に制御用データ
    を与える記憶手段と、 この制御用データに基づいて、前記音声変換手段と直接
    出力部とを各単位毎に選択する選択手段と、 を備える演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は前記音声変換手段と直接
    出力手段のいずれか、あるいはその両方とも選択するよ
    うにした請求項1記載の演奏装置。
  3. 【請求項3】 男性歌唱部分と女性歌唱部分とを含む曲
    の演奏装置において、前記演奏曲を男性歌唱部分と女性
    歌唱部分との単位に分割し、前記選択手段は、一方の単
    位部分に音声変換手段を適用し、他方の部分に直接出力
    手段を適用するようにした請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記演奏曲は、男女同時歌唱部分を男性
    歌唱部分と女性歌唱部分とから区別して分割され、前記
    選択手段は、男女同時歌唱部分の単位において、前記音
    声変換手段と直接出力手段とを同時に選択し、前記音声
    合成出力手段は、音声変換後の音声と直接出力される音
    声とを同時に出力するようにした請求項2又は3記載の
    演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069597A (ja) * 1999-06-22 2001-03-16 Yamaha Corp 音声処理方法及び装置
JP2010019942A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Yamaha Corp 電子音楽装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069597A (ja) * 1999-06-22 2001-03-16 Yamaha Corp 音声処理方法及び装置
JP2010019942A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Yamaha Corp 電子音楽装置

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