JPH09119988A - 時 計 - Google Patents

時 計

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Publication number
JPH09119988A
JPH09119988A JP7302033A JP30203395A JPH09119988A JP H09119988 A JPH09119988 A JP H09119988A JP 7302033 A JP7302033 A JP 7302033A JP 30203395 A JP30203395 A JP 30203395A JP H09119988 A JPH09119988 A JP H09119988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetism
cover
magnetic
wrist
Prior art date
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Pending
Application number
JP7302033A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichi Sebe
淳一 瀬部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEBE KK
Original Assignee
SEBE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEBE KK filed Critical SEBE KK
Priority to JP7302033A priority Critical patent/JPH09119988A/ja
Publication of JPH09119988A publication Critical patent/JPH09119988A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼着部材を用いることなく、手首等へ良好に
磁力を与えることができ、この際には時計の正確な作動
を確保できるようにする。 【解決手段】 腕時計の裏蓋3の上側中央近傍に円形の
収納溝12が形成され、この収納溝12の底面上に、円
柱状の永久磁石であるマグネット13が設けられる。そ
して、このマグネット13に、鉄、フェライト等の磁性
体からなるマグネットカバー14が遮蔽部材として設け
られる。このマグネットカバー14は、円筒状の側筒部
14Aを有し、上記マグネット13の上面だけでなく、
側面も覆うように構成される。上記マグネット13によ
れば、下側(人体側)へ磁気が放射され、一方マグネッ
トカバー14によれば上側への磁気が良好に遮蔽され、
駆動部7に磁気の影響を与えることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計等、人体の
所定の位置に配置し、携帯して用いる時計の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】健康維持、肩こり等の筋肉痛緩和のため
にマグネット(磁石)の磁気を利用することが行われて
おり、磁気の人体への作用の詳細な理論は明らかではな
いが、東洋医学的なつぼ(経穴)や効果があるとされる
部位の刺激、血行の改善による磁気の効果が一般に認め
られている。例えば、皮膚に貼着部材を用いて直接マグ
ネットを貼り付けること等が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにマグネットを直接貼るタイプのものでは、貼着部材
を手首等の露出部へ貼ると見栄えが悪く、また剥がして
貼り直すと貼着力が落ちるために使い捨てとなってお
り、従って資源の無駄遣いともなる。そこで、本出願人
はマグネットを設ける対象として時計に着目したもので
ある。即ち、日常携帯して用いる腕時計にマグネットを
組み込むことができれば、特定部位の血行を良くした
り、つぼを刺激することが可能であり便利である。
【0004】しかし、マグネットを単純に腕時計に組み
込んだ場合、正確さが要求される機械部品や電子部品が
磁気の影響を受け、これら部品を正確に作動させること
が困難となる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、貼着部材を用いることなく、手首等
へ良好に磁力を与えることができるように、マグネット
を時計に配置することとし、しかもこの際には正確な作
動を確保できる時計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、時計針を駆動する駆動部
を有し、人体の所定位置に配置する時計において、人体
側部材に配置されたマグネットと、このマグネットと上
記駆動部との間に配置され、磁気を遮蔽する遮蔽部材
と、を設けたことを特徴とする。第2請求項記載の発明
は、上記遮蔽部材を、マグネットの上面側と側面側の両
方を遮蔽する形状としたことを特徴とする。
【0007】作用 上記の構成によれば、マグネットは人体側部材である例
えば裏蓋内に配置され、このマグネットによって生じた
磁気が人体へ与えられる。一方、遮蔽部材が人体側部材
と駆動部の間に設けられているため、上記磁気は駆動部
に影響を与えない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態に係る腕時計
の構造が示され、図2には、図1のマグネット及び遮蔽
部材であるマグネットカバーの第1例の拡大図が示され
ている。図1において、ケース1の上側にはガラス板2
が設けられ、下側には裏蓋3が、水等の侵入防止のため
のパッキン4を介して設けられる。上記ケース1及び裏
蓋3は、ステンレス等の金属で形成されるが、プラスチ
ック、合成ゴム等とすることも可能であり、またケース
1の内部で、ガラス板2の下側には、文字盤5が設けら
れ、一方、ガラス板2と文字盤5の間には時計針の長針
6Aと短針6Bが配置される。
【0009】そして、上記長針6A及び短針6Bは上記
文字盤5を挟んで駆動部7と連結されており、駆動部7
の内部にはぜんまい等の機械的動力源あるいは電池等の
電気的動力源、及び該動力源により上記長針6A及び短
針6Bを一定周期で回転させるためのギア部材等が配置
されている。この上記駆動部7は、押え部材8を介して
ケース1に固定される。
【0010】また、上記ケース1の外側にはリューズ9
がパイプ10に回動可能に設けられ、かつパッキンで気
密を保つ状態で取り付けられる。このリューズ9は、ケ
ース1の貫通孔から配置されたリューズ軸11を介し
て、上記駆動部7に連結されており、このリューズ9に
より駆動部7で設定されている機能操作が行えることに
なる。
【0011】また、上記裏蓋3の上側中央近傍には円形
の収納溝12が設けられている。そして、この収納溝1
2の底面上に、円柱状の永久磁石で、例えば1200〜
1300ガウスの磁力を有するマグネット13が設けら
れ、更に、鉄、フェライト等の磁性体からなるマグネッ
トカバー14が遮蔽部材として設けられる。このマグネ
ットカバー14は、図2に示されるように、円筒状の側
筒部14Aを有し、上記マグネット13の上面だけでな
く、側面も覆うように構成される。なお、これらのマグ
ネット13及びマグネットカバー14は、接着剤等によ
り固定されている。
【0012】上記のような構成によれば、図2の磁力線
で示されるように、マグネット13の下側には磁気が放
射され、一方、上側への磁気は遮蔽部材であるマグネッ
トカバー14により良好に遮蔽され、上記駆動部7に磁
気の影響を与えることがない。また、マグネットカバー
14は、上記のような形状であるため、組立て時にはマ
グネット13に被せるようにして配置すればよく、組立
て作業が容易となる。
【0013】このような腕時計を腕に装着すると、図6
のようになる(時計の図は模式的に拡大してある)。こ
れによれば、マグネット13から上記の下側に放射され
た磁力線は人体内に達し、磁気による特定部位やつぼの
血行改善及び刺激が良好に行える。
【0014】図4〜図6には、上記マグネットカバーの
他の構成(第2例〜第4例)が示されている。図4にお
いて、第2例のマグネットカバー15は、第1例のマグ
ネットカバー14と同様に側筒部15Aを備えると共
に、カバー上面の外周を拡大したつば部15Bを設けた
ものであり、このつば部15Bによれば磁気の遮蔽の範
囲を拡大でき、遮蔽効率を更に向上させることが可能と
なる。
【0015】図5の第3例は、第1例のマグネットカバ
ー14に円形の平板16を加えたものであり、これによ
れば第2例と同等の遮蔽効率の向上が可能である。ま
た、この第3例は、第2例のマグネットカバー15のよ
うにつば15Aを一体形成しないので、製造しやすいと
いう利点もある。
【0016】図6の第4例は、円形の平板とされたマグ
ネットカバー17を設けたものであり、このようなもの
でも、マグネット13の上側の磁気を遮蔽することがで
きる。しかし、上述した第1例〜第3例のマグネットカ
バー14、15の方が磁気遮蔽効果は大きくなる。即
ち、これらのマグネットカバー14、15では、側筒部
14A、15Aによってマグネットカバー13を包むよ
うにしており、これによってマグネット13から下側へ
放射される磁気以外の磁気を良好に遮蔽できることにな
る。
【0017】上記例では、本発明を腕時計に適用した
が、これ以外でも、例えば懐中時計やその他首、指等に
着けるファッション時計に本発明を応用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、マグネットを時計に配置したので、見栄
えの悪い貼着部材を用いることなくマグネットを人体の
所定の位置に配置でき、磁気による特定部位やつぼの血
行改善及び刺激が良好に行える。しかも、磁気遮蔽部材
を設けたので、時計の正確な作動を確保することができ
る。
【0019】第2請求項記載の発明によれば、遮蔽部材
がマグネットの側面まで覆うので、磁気遮蔽効果が高ま
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係る腕時計の構成
を示す断面図である。
【図2】実施形態の第1例におけるマグネットとマグネ
ットカバーの構成を示す図である。
【図3】第2例のマグネットとマグネットカバーの構成
を示す図である。
【図4】第3例のマグネットとマグネットカバーの構成
を示す図である。
【図5】第4例のマグネットとマグネットカバーの構成
を示す図である。
【図6】図1の時計を腕に装着した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 … ケース 3 … 裏蓋、 7 … 駆動部、 12 … 溝、 13 … マグネット、 14,15,16,17 … マグネットカバー、 14A,15A … 側筒部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計針を駆動する駆動部を有し、人体の
    所定位置に配置する時計において、 人体側部材に配置されたマグネットと、 このマグネットと上記駆動部との間に配置され、磁気を
    遮蔽する遮蔽部材と、を設けたことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽部材は、マグネットの上面側と
    側面側の両方を遮蔽する形状としたことを特徴とする第
    1請求項記載の時計。
JP7302033A 1995-10-25 1995-10-25 時 計 Pending JPH09119988A (ja)

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JP7302033A JPH09119988A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 時 計

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JPH09119988A true JPH09119988A (ja) 1997-05-06

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ID=17904104

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JP7302033A Pending JPH09119988A (ja) 1995-10-25 1995-10-25 時 計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534886A (ja) * 2000-06-09 2003-11-25 ローソン・リサーチ・インスティチュート 磁場および電場遮蔽用装置

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