JP3196839U - 活動量計 - Google Patents
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Abstract
【課題】日常生活において活動量計と磁気治療器とを忘れずに身体に携えることができるようにするとともに、磁気治療による健康増進とウオーキングにおける健康管理をともに行うことができる活動量計を提供する。【解決手段】手首ないし前腕部に装着するバンド本体10のほぼ中央に膨出部25を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部C内に、装着者の活動量を検出する加速度センサ23と、当該加速度センサ23から出力される加速度信号を演算処理する処理回路22と、当該処理回路22で演算処理した消費カロリなどのデータを表示する表示部21を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石30を配設するようにした。【選択図】図3
Description
本考案は磁気治療効果を有する活動量計に関する。
近年、中高年齢層を中心に健康管理を行うための歩数計を含めた活動量計が着目され、多彩な機能を搭載したものが既に市販されている。
一方、手首などに磁気を帯びた腕リングを装着して磁気治療効果をもたらす磁気治療腕リングが次に示す特許文献1に開示されている。
健康増進のため、日常生活において活動量計と磁気治療器とを忘れずに身体に携えることはなかなか難しいことである。また、活動量計と磁気治療器の両方を携えて日常生活を行うのは煩わしいといった側面もある。
本考案は上記課題を解決するため活動量計に磁気治療機能を付加し、磁気治療による健康増進とウオーキングなど日常の活動における健康管理を同時に行うことができる活動量計を提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するため活動量計に磁気治療機能を付加し、磁気治療による健康増進とウオーキングなど日常の活動における健康管理を同時に行うことができる活動量計を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本考案に係る活動量計は下記記載の構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る考案は、磁気治療効果を生じるための磁石を備えていることを特徴とする活動量計である。
請求項2に係る考案は、前記活動量計は手首に装着するためのバンド本体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の活動量計である。
請求項3に係る考案は、前記磁石は前記バンド本体に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の活動量計である。
請求項4に係る考案は、手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理する処理回路と、当該処理回路で演算処理した消費カロリなどのデータを表示する表示部を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計である。
請求項5に係る考案は、手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理すると共に、演算処理して得たデータを外部端末に送信する通信機能を付加した処理回路を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計である。
また、請求項6に係る考案は、前記バンド本体がシリコン樹脂によって一体に形成されている請求項2ないし請求項5の何れかに記載の活動量計である。
さらに、請求項7に係る考案は、磁石が前記バンド本体における前記キャビティ部以外の部分に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の活動量計である。
上述のように、本考に係る活動量計によれば、活動量計と磁気治療器とを併せて身体に携えることが可能となり、磁気治療による健康増進とウオーキングにおける健康管理をともに行うことができる活動量計が実現する。
また、活動量計と磁気治療器の両方を別々に携え日常活動を行うといった煩わしさを解消することができる。
また、活動量計と磁気治療器の両方を別々に携え日常活動を行うといった煩わしさを解消することができる。
本考案は磁気治療効果を有する活動量計に関するものである。
以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するための活動量計の一例を示すものであって、本考案は以下の説明及び図示したものに限定されないのは云うまでもない。特に、実施の形態に示されている構成要素の形状、相対的位置関係などは、特定的な記載がなされていない限り、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、各図が示す部材の大きさや位置関係などは説明を明確にするために誇張していることがある。
以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するための活動量計の一例を示すものであって、本考案は以下の説明及び図示したものに限定されないのは云うまでもない。特に、実施の形態に示されている構成要素の形状、相対的位置関係などは、特定的な記載がなされていない限り、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、各図が示す部材の大きさや位置関係などは説明を明確にするために誇張していることがある。
以下、図1〜図3を用いて本考案の第1実施形態における活動量計1の構造を詳述する。
図1は第1実施形態における活動量計1の外観図であり、図2は活動量計1の中央部分の平面図、図3は活動量計1の中央部分の断面図である。
図1は第1実施形態における活動量計1の外観図であり、図2は活動量計1の中央部分の平面図、図3は活動量計1の中央部分の断面図である。
図1に示すように、本考案に係る活動量計1は腕時計のような外観形態を有している。図中10はシリコン樹脂で形成したバンド本体を示し、当該バンド本体10のほば中央に形成した膨出部25の表面側に歩数や消費カロリ(Kcal)を表示する表示部21を備えている。なお、バンド本体10の一方の端部には突起などからなる止め具11が設けられており、バンド本体10の他方の端部には、前記止め具11を嵌入するためのバンド穴12が形成されており、使用する者の手首などの太さに応じて留め位置を適宜選択する。このバンド本体10の留め位置の調整手段は他の公知の係止手段に置き換えることができるのは勿論である。
次に、図2および図3を用いて活動量計1の構造を詳述する。図2および図3に示すように、活動量計1はバンド本体10を備えており、バンド本体10のほぼ中央には膨出部25が設けられている。
当該膨出部25には、キャビティ部Cと開口部Wとが設けられており、キャビティ部Cには、装着する者の活動を検出する加速度センサ23、処理回路22、表示部21および電池24とを備えた電装部20が配設されていると共に、当該電装部20とほぼ同型状をなす磁石30が手首Lの側に位置するように、積層して収納してある。バンド本体10はシリコン樹脂を材料としているので、シリコンの弾性によって電装部20と磁石30とはバンド10のキャビティ部Cの内部に隙間なく保持される。
当該膨出部25には、キャビティ部Cと開口部Wとが設けられており、キャビティ部Cには、装着する者の活動を検出する加速度センサ23、処理回路22、表示部21および電池24とを備えた電装部20が配設されていると共に、当該電装部20とほぼ同型状をなす磁石30が手首Lの側に位置するように、積層して収納してある。バンド本体10はシリコン樹脂を材料としているので、シリコンの弾性によって電装部20と磁石30とはバンド10のキャビティ部Cの内部に隙間なく保持される。
図3を用いて電装部20および磁石30について説明する。電装部20は、人の運動量を測定する機能モジュールであって、加速度センサ23から出力される加速度信号を処理回路22で演算処理し、表示部21にて歩数や消費カロリ(kcal)などを表示する。電池24は電装部20を駆動するためのボタン型電池である。また磁石30は電装部20全体とほぼ同型状の永久磁石であって、Nと示す面をN極に、Sと示す面をS極に、ほぼ100ミリテスラの磁束密度を有するように磁化している。また本実施例では電装部20および磁石30の形状は何れも円盤状となっている。
次に、図4を用いて活動量計1の使用方法を説明する。図4は、活動量計1の使用方法の一例を示す外観図である。図4に示すように、使用者は、活動量計1を腕時計のようにバンド本体10を前腕部Uないし手首Lに装着する。使用者は表示部21によって歩数や消費カロリ(Kcal)を認識し、かつ表示部21の裏面に配設した磁石(図示せず)で磁気治療効果を得ることができる。
図5を用いて活動量計1の効果を説明する。図5は本考案に係る活動量計1の効果を説明する断面図である。図5に示すように活動量計1を使用者の手首Lに装着すると、手首Lに磁石30からの磁力線Mが作用し、一般に磁気治療として知られている効果が使用者にもたらされる。
使用者は、活動量計1を装着していれば歩数や消費カロリなどの測定結果と、磁気治療効果の両方を得ることができる。すなわち、いずれか一方の装着を失念するというトラブルを解消することができる。
使用者は、活動量計1を装着していれば歩数や消費カロリなどの測定結果と、磁気治療効果の両方を得ることができる。すなわち、いずれか一方の装着を失念するというトラブルを解消することができる。
次に、図6〜図8を用いて本考案の第2実施形態における活動量計2の構造を説明する。
図6は第2実施形態における活動量計2の外観図であり、図7は活動量計2における中央部分の平面図、図8は活動量計2の中央部分の内部構造を示す断面図である。この第2実施形態における活動量計2は、開口部Wの位置と磁石の配設位置と、電装部20aが表示部21を備えていないという点で、第1実施形態における活動量計1と異なる。
図6は第2実施形態における活動量計2の外観図であり、図7は活動量計2における中央部分の平面図、図8は活動量計2の中央部分の内部構造を示す断面図である。この第2実施形態における活動量計2は、開口部Wの位置と磁石の配設位置と、電装部20aが表示部21を備えていないという点で、第1実施形態における活動量計1と異なる。
図6に示すように、活動量計2は腕時計状の形状をなし、シリコ樹脂で形成したバンド本体10を、止め具11と、バンド穴12とで手首などに装着する。
この第2実施形態における活動量計2は、処理回路22aによって演算処理された歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを表示する表示部が設けられておらず、歩数や消費カロリなどの活動量に関する測定結果は、後述する処理回路22aが備えた送信機能によって外部のパソコンや情報端末(図示せず)に送信され、当該情報端末などの表示部に表示されるようになっている。
この第2実施形態における活動量計2は、処理回路22aによって演算処理された歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを表示する表示部が設けられておらず、歩数や消費カロリなどの活動量に関する測定結果は、後述する処理回路22aが備えた送信機能によって外部のパソコンや情報端末(図示せず)に送信され、当該情報端末などの表示部に表示されるようになっている。
図7および図8を用いて活動量計2の構造を詳述する。図7および図8に示すように、活動量計2はバンド本体10を備えており、バンド本体10の中央部に形成した膨出部25にキャビティ部Cと開口部Wとが設けられている。なお、開口部Wは、第1実施形態における活動量計1の開口部Wの反対側、すなわち、手首などに接する側に設けられている。
図8に示すように、キャビティ部Cには、加速度センサ23、当該加速度センサ23から出力される加速度信号を演算処理する処理回路22aおよび電池24とからなる電装部20aと、磁石31および磁石32とが収納されている。処理回路22aは歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを外部に送信する送信機能(図示せず)を有している。なお、通信手段は無線通信の国際規格であるNFC(Near Field Communication)に基づく非接触近距離通信技術が好適に用いられる。また、前記磁石31および磁石32は、何れもNと示す面をN極に、Sと示す面をS極に、磁束密度ほぼ50ミリテスラになるように磁化されている。
なお、この第2の実施形態における活動量計2においては、全体形状が円盤状をなす電装部20aの外周部に2個の永久磁石31,32を配設してあるが、当該磁石の数を4個あるいは6個以上に増やすことができるのは勿論である。
第2実施形態における活動量計2のその他の構造および使用方法ならびに効果については前記した第1実施形態における活動量計1とほぼ同等であるので、詳細な説明は省略する。
次に、図9を用いて本考案の第3実施形態における活動量計3の構造を説明する。図9は第3実施形態における活動量計3の断面図である。この第3実施形態における活動量計3は、磁石の配設位置が第2実施形態における活動量計2と異なる。
図9に示すように、バンド本体10の膨出部25に形成したキャビティ部C内には電装部20aのみ収納され、磁石33および磁石34は、バンド本体10のキャビティ部Cから外れた部分に封入されている。
なお磁石の数をさらに増加し、バンド本体10の他の領域に分布して収納させるようにすることも磁気治療効果を高める上できわめて有効である。
なお磁石の数をさらに増加し、バンド本体10の他の領域に分布して収納させるようにすることも磁気治療効果を高める上できわめて有効である。
前記第3実施形態における活動量計3のその他の構造および使用方法ならびに効果については第1実施形態における活動量計1、あるいは第2実施形態における活動量計2とほぼ同等であるので、説明は省略する。
以上述べたように、本発明の第1〜第3実施形態における活動量計1〜3によれば、活動量計と磁気治療器とを同時に身体に携えることが可能となり、磁気治療による健康増進とウオーキングにおける健康管理をともに行うことができる活動量計が実現する。すなわち、いずれか一方の装着を失念するといったトラブルを解消することができる。
1,2,3:活動量計
10:バンド本体
11:止め具
12:バンド穴
20,20a:電装部
21:表示部
22,22a:処理回路
23:加速度センサ
24:電池
25:膨出部
30,31,32,33,34:磁石
N:N極
S:S極
L:手首
U:上腕部
C:キャビティ部
W:開口部
M:磁力線
10:バンド本体
11:止め具
12:バンド穴
20,20a:電装部
21:表示部
22,22a:処理回路
23:加速度センサ
24:電池
25:膨出部
30,31,32,33,34:磁石
N:N極
S:S極
L:手首
U:上腕部
C:キャビティ部
W:開口部
M:磁力線
本考案は磁気治療効果を有する活動量計に関する。
近年、中高年齢層を中心に健康管理を行うための歩数計を含めた活動量計が着目され、多彩な機能を搭載したものが既に市販されている。
一方、手首などに磁気を帯びた腕リングを装着して磁気治療効果をもたらす磁気治療腕リングが次に示す特許文献1に開示されている。
健康増進のため、日常生活において活動量計と磁気治療器とを忘れずに身体に携えることはなかなか難しいことである。また、活動量計と磁気治療器の両方を携えて日常生活を行うのは煩わしいといった側面もある。
本考案は上記課題を解決するため活動量計に磁気治療機能を付加し、磁気治療による健康増進とウオーキングなど日常の活動における健康管理を同時に行うことができる活動量計を提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するため活動量計に磁気治療機能を付加し、磁気治療による健康増進とウオーキングなど日常の活動における健康管理を同時に行うことができる活動量計を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本考案に係る活動量計は下記記載の構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る考案は、磁気治療効果を生じるための磁石を備えている活動量計であって、前記活動量計は手首に装着するためのバンド本体を備えており、前記磁石は前記バンド本体に配設されていることを特徴とする活動量計である。
請求項2に係る考案は、手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理する処理回路と、当該処理回路で演算処理して得たデータを表示する表示部を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計である。
また、請求項3に係る考案は、手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理すると共に、演算処理して得たデータを外部端末に送信する通信機能を付加した処理回路を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計である。
さらに、請求項4に係る考案は、バンド本体がシリコン樹脂によって一体に形成されている請求項1ないし請求項3の何れかに記載の活動量計である。
ある。
ある。
上述のように、本考に係る活動量計によれば、活動量計と磁気治療器とを併せて身体に携えることが可能となり、磁気治療による健康増進とウオーキングにおける健康管理をともに行うことができる活動量計が実現する。
また、活動量計と磁気治療器の両方を別々に携え日常活動を行うといった煩わしさを解消することができる。
また、活動量計と磁気治療器の両方を別々に携え日常活動を行うといった煩わしさを解消することができる。
本考案は磁気治療効果を有する活動量計に関するものである。
以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するための活動量計の一例を示すものであって、本考案は以下の説明及び図示したものに限定されないのは云うまでもない。特に、実施の形態に示されている構成要素の形状、相対的位置関係などは、特定的な記載がなされていない限り、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、各図が示す部材の大きさや位置関係などは説明を明確にするために誇張していることがある。
以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するための活動量計の一例を示すものであって、本考案は以下の説明及び図示したものに限定されないのは云うまでもない。特に、実施の形態に示されている構成要素の形状、相対的位置関係などは、特定的な記載がなされていない限り、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。また、各図が示す部材の大きさや位置関係などは説明を明確にするために誇張していることがある。
以下、図1〜図3を用いて本考案の第1実施形態における活動量計1の構造を詳述する。
図1は第1実施形態における活動量計1の外観図であり、図2は活動量計1の中央部分の平面図、図3は活動量計1の中央部分の断面図である。
図1は第1実施形態における活動量計1の外観図であり、図2は活動量計1の中央部分の平面図、図3は活動量計1の中央部分の断面図である。
図1に示すように、本考案に係る活動量計1は腕時計のような外観形態を有している。図中10はシリコン樹脂で形成したバンド本体を示し、当該バンド本体10のほば中央に形成した膨出部25の表面側に歩数や消費カロリ(Kcal)を表示する表示部21を備えている。なお、バンド本体10の一方の端部には突起などからなる止め具11が設けられており、バンド本体10の他方の端部には、前記止め具11を嵌入するためのバンド穴12が形成されており、使用する者の手首などの太さに応じて留め位置を適宜選択する。このバンド本体10の留め位置の調整手段は他の公知の係止手段に置き換えることができるのは勿論である。
次に、図2および図3を用いて活動量計1の構造を詳述する。図2および図3に示すように、活動量計1はバンド本体10を備えており、バンド本体10のほぼ中央には膨出部25が設けられている。
当該膨出部25には、キャビティ部Cと開口部Wとが設けられており、キャビティ部Cには、装着する者の活動を検出する加速度センサ23、処理回路22、表示部21および電池24とを備えた電装部20が配設されていると共に、当該電装部20とほぼ同型状をなす磁石30が手首Lの側に位置するように、積層して収納してある。バンド本体10はシリコン樹脂を材料としているので、シリコンの弾性によって電装部20と磁石30とはバンド10のキャビティ部Cの内部に隙間なく保持される。
当該膨出部25には、キャビティ部Cと開口部Wとが設けられており、キャビティ部Cには、装着する者の活動を検出する加速度センサ23、処理回路22、表示部21および電池24とを備えた電装部20が配設されていると共に、当該電装部20とほぼ同型状をなす磁石30が手首Lの側に位置するように、積層して収納してある。バンド本体10はシリコン樹脂を材料としているので、シリコンの弾性によって電装部20と磁石30とはバンド10のキャビティ部Cの内部に隙間なく保持される。
図3を用いて電装部20および磁石30について説明する。電装部20は、人の運動量を測定する機能モジュールであって、加速度センサ23から出力される加速度信号を処理回路22で演算処理し、表示部21にて歩数や消費カロリ(kcal)などを表示する。電池24は電装部20を駆動するためのボタン型電池である。また磁石30は電装部20全体とほぼ同型状の永久磁石であって、Nと示す面をN極に、Sと示す面をS極に、ほぼ100ミリテスラの磁束密度を有するように磁化している。また本実施例では電装部20および磁石30の形状は何れも円盤状となっている。
次に、図4を用いて活動量計1の使用方法を説明する。図4は、活動量計1の使用方法の一例を示す外観図である。図4に示すように、使用者は、活動量計1を腕時計のようにバンド本体10を前腕部Uないし手首Lに装着する。使用者は表示部21によって歩数や消費カロリ(Kcal)を認識し、かつ表示部21の裏面に配設した磁石(図示せず)で磁気治療効果を得ることができる。
図5を用いて活動量計1の効果を説明する。図5は本考案に係る活動量計1の効果を説明する断面図である。図5に示すように活動量計1を使用者の手首Lに装着すると、手首Lに磁石30からの磁力線Mが作用し、一般に磁気治療として知られている効果が使用者にもたらされる。
使用者は、活動量計1を装着していれば歩数や消費カロリなどの測定結果と、磁気治療効果の両方を得ることができる。すなわち、いずれか一方の装着を失念するというトラブルを解消することができる。
使用者は、活動量計1を装着していれば歩数や消費カロリなどの測定結果と、磁気治療効果の両方を得ることができる。すなわち、いずれか一方の装着を失念するというトラブルを解消することができる。
次に、図6〜図8を用いて本考案の第2実施形態における活動量計2の構造を説明する。
図6は第2実施形態における活動量計2の外観図であり、図7は活動量計2における中央部分の平面図、図8は活動量計2の中央部分の内部構造を示す断面図である。この第2実施形態における活動量計2は、開口部Wの位置と磁石の配設位置と、電装部20aが表示部21を備えていないという点で、第1実施形態における活動量計1と異なる。
図6は第2実施形態における活動量計2の外観図であり、図7は活動量計2における中央部分の平面図、図8は活動量計2の中央部分の内部構造を示す断面図である。この第2実施形態における活動量計2は、開口部Wの位置と磁石の配設位置と、電装部20aが表示部21を備えていないという点で、第1実施形態における活動量計1と異なる。
図6に示すように、活動量計2は腕時計状の形状をなし、シリコ樹脂で形成したバンド本体10を、止め具11と、バンド穴12とで手首などに装着する。
この第2実施形態における活動量計2は、処理回路22aによって演算処理された歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを表示する表示部が設けられておらず、歩数や消費カロリなどの活動量に関する測定結果は、後述する処理回路22aが備えた送信機能によって外部のパソコンや情報端末(図示せず)に送信され、当該情報端末などの表示部に表示されるようになっている。
この第2実施形態における活動量計2は、処理回路22aによって演算処理された歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを表示する表示部が設けられておらず、歩数や消費カロリなどの活動量に関する測定結果は、後述する処理回路22aが備えた送信機能によって外部のパソコンや情報端末(図示せず)に送信され、当該情報端末などの表示部に表示されるようになっている。
図7および図8を用いて活動量計2の構造を詳述する。図7および図8に示すように、活動量計2はバンド本体10を備えており、バンド本体10の中央部に形成した膨出部25にキャビティ部Cと開口部Wとが設けられている。なお、開口部Wは、第1実施形態における活動量計1の開口部Wの反対側、すなわち、手首などに接する側に設けられている。
図8に示すように、キャビティ部Cには、加速度センサ23、当該加速度センサ23から出力される加速度信号を演算処理する処理回路22aおよび電池24とからなる電装部20aと、磁石31および磁石32とが収納されている。処理回路22aは歩数や消費カロリ(Kcal)などのデータを外部に送信する送信機能(図示せず)を有している。なお、通信手段は無線通信の国際規格であるNFC(Near Field Communication)に基づく非接触近距離通信技術が好適に用いられる。また、前記磁石31および磁石32は、何れもNと示す面をN極に、Sと示す面をS極に、磁束密度ほぼ50ミリテスラになるように磁化されている。
なお、この第2の実施形態における活動量計2においては、全体形状が円盤状をなす電装部20aの外周部に2個の永久磁石31,32を配設してあるが、当該磁石の数を4個あるいは6個以上に増やすことができるのは勿論である。
第2実施形態における活動量計2のその他の構造および使用方法ならびに効果については前記した第1実施形態における活動量計1とほぼ同等であるので、詳細な説明は省略する。
次に、図9を用いて本考案の第3実施形態における活動量計3の構造を説明する。図9は第3実施形態における活動量計3の断面図である。この第3実施形態における活動量計3は、磁石の配設位置が第2実施形態における活動量計2と異なる。
図9に示すように、バンド本体10の膨出部25に形成したキャビティ部C内には電装部20aのみ収納され、磁石33および磁石34は、バンド本体10のキャビティ部Cから外れた部分に封入されている。
なお磁石の数をさらに増加し、バンド本体10の他の領域に分布して収納させるようにすることも磁気治療効果を高める上できわめて有効である。
なお磁石の数をさらに増加し、バンド本体10の他の領域に分布して収納させるようにすることも磁気治療効果を高める上できわめて有効である。
前記第3実施形態における活動量計3のその他の構造および使用方法ならびに効果については第1実施形態における活動量計1、あるいは第2実施形態における活動量計2とほぼ同等であるので、説明は省略する。
以上述べたように、本発明の第1〜第3実施形態における活動量計1〜3によれば、活動量計と磁気治療器とを同時に身体に携えることが可能となり、磁気治療による健康増進とウオーキングにおける健康管理をともに行うことができる活動量計が実現する。すなわち、いずれか一方の装着を失念するといったトラブルを解消することができる。
1,2,3:活動量計
10:バンド本体
11:止め具
12:バンド穴
20,20a:電装部
21:表示部
22,22a:処理回路
23:加速度センサ
24:電池
25:膨出部
30,31,32,33,34:磁石
N:N極
S:S極
L:手首
U:上腕部
C:キャビティ部
W:開口部
M:磁力線
10:バンド本体
11:止め具
12:バンド穴
20,20a:電装部
21:表示部
22,22a:処理回路
23:加速度センサ
24:電池
25:膨出部
30,31,32,33,34:磁石
N:N極
S:S極
L:手首
U:上腕部
C:キャビティ部
W:開口部
M:磁力線
Claims (7)
- 磁気治療効果を生じるための磁石を備えていることを特徴とする活動量計。
- 前記活動量計は手首に装着するためのバンド本体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の活動量計。
- 前記磁石は前記バンド本体に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の活動量計。
- 手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理する処理回路と、当該処理回路で演算処理した消費カロリなどのデータを表示する表示部を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計。
- 手首ないし前腕部に装着するバンド本体のほぼ中央に膨出部を形成し、当該膨出部に形成したキャビティ部内に、装着者の活動量を検出する加速度センサと、当該加速度センサから出力される加速度信号を演算処理すると共に、演算処理して得たデータを外部端末に送信する通信機能を付加した処理回路を具備してなる電装部と、磁力線を発する磁石を配設したことを特徴とする活動量計。
- バンド本体がシリコン樹脂によって一体に形成されている請求項2ないし請求項5の何れかに記載の活動量計。
- 磁石が前記バンド本体における前記キャビティ部以外の部分に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の活動量計。
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