JPH09119779A - ローラ搬送式焼成炉 - Google Patents

ローラ搬送式焼成炉

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JPH09119779A
JPH09119779A JP30074695A JP30074695A JPH09119779A JP H09119779 A JPH09119779 A JP H09119779A JP 30074695 A JP30074695 A JP 30074695A JP 30074695 A JP30074695 A JP 30074695A JP H09119779 A JPH09119779 A JP H09119779A
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JP
Japan
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roller
furnace
fired
conveyance
box
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JP30074695A
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English (en)
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Makoto Haga
誠 葉賀
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ローラ搬送中に被焼成物が回転するのを規制
し、炉内スペースを小さくできるローラ搬送式焼成炉を
提供する。 【解決手段】本発明の焼成炉は、被焼成物を搬送ローラ
を用いて炉内を搬送しつつ焼成処理を行う。搬送ローラ
は、炉本体1の左右の側壁5,6にそれぞれ回転可能
に、かつ前後に並列配置された複数本のローラ部材1
0,11で構成され、ローラ部材はその先端部の間に所
定の隙間Dを持つように左右の側壁から内側に向かって
突設されている。被焼成物30のフランジ部31両側部
下面がローラ部材10,11の先端部上面で支持され、
被焼成物30の両側面がローラ部材10,11の先端面
によって回動規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミック成形体を
収容した匣のような被焼成物を焼成するのに適したロー
ラ搬送式焼成炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックコンデンサのようなセ
ラミック部品を焼成する場合、ローラハース炉と呼ばれ
る焼成炉が用いられる。このローラハース炉は、被焼成
物を搬送ローラを用いて炉内を搬送しつつ焼成処理を連
続的に行う炉である。ローラは炉本体の左右の側壁を貫
通するように配置され、モータによって駆動される。セ
ラミック部品は匣に収められ、この匣(被焼成物)をロ
ーラの上に載せ、炉の入口から出口に向かって連続的に
搬送する。炉本体は炉長方向に複数のブロックに分けら
れ、各ブロックのローラ搬送速度を可変することによ
り、温度条件や供給,排気ガス条件に対応する構造とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のロー
ラハース炉の場合、ローラ搬送ブロックの境界におい
て、速度差が生じるため、被焼成物である匣に回転動作
が与えられ、そのため匣が炉の側壁に接触するという問
題があった。
【0004】このような問題を解消するため、匣が回転
しても炉の側壁と接触しないように、炉内スペースを大
きくしたり、炉内にガイド部材を取り付け、匣の回転動
作を規制するようにしたものがある。しかしながら、炉
内スペースを大きくすると、炉自体が大型化するととも
に、ヒータに必要以上の容量が要求されるため、高価に
なるばかりか、炉内の温度むらが発生する欠点がある。
また、ガイド部材を設ける場合には、ガイド部材の取り
付けに手間がかかる上、メンテナンスも必要になる欠点
がある。
【0005】また、従来のローラハース炉では、ローラ
が左右の側壁の間に架け渡した状態で配列されているの
で、ヒータの熱が被焼成物に伝わる際の障害となり、炉
内の温度分布がローラによって影響を受けやすい。しか
も、炉の熱容量の中にローラが含まれるので、ヒータの
容量を大きくする必要があった。
【0006】さらに、従来のローラハース炉の場合、炉
内の温度や雰囲気をサンプリングする際、作業が難しい
という欠点がある。例えば、被焼成物に熱電対などのセ
ンサを取り付け、この被焼成物をローラに載せて前方に
搬送しながら、センサで温度プロファイルを検出するの
であるが、この場合、先頭のセンサが被焼成物に対して
動かないようにし、かつ配線が後続する被焼成物に干渉
しないようにするため、後続するセンサや配線も後続す
る被焼成物に対して保持する必要がある。しかしなが
ら、このような方法では、後続する被焼成物にセンサ等
を一々取り付けなればならないため、作業が非常に面倒
であった。また、サンプリング用の被焼成物のみを炉内
に通過させ、後続の被焼成物を投入しない方法もある
が、この方法では実際の使用状態を再現できない。
【0007】そこで、本発明の目的は、ローラ搬送中に
被焼成物が回転するのを規制し、炉内スペースを小さく
できるローラ搬送式焼成炉を提供することにある。他の
目的は、炉内の温度分布がローラの影響を受けにくく
し、かつヒータの容量を小さくできるローラ搬送式焼成
炉を提供することにある。さらに他の目的は、炉内温度
や雰囲気を容易にかつ使用状態に近い形でサンプリング
できるローラ搬送式焼成炉を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被焼成物を搬送ローラを用いて炉内を搬
送しつつ焼成処理を行うローラ搬送式焼成炉において、
上記搬送ローラは、炉本体の左右の側壁にそれぞれ回転
可能に、かつ前後に並列配置された複数本のローラ部材
で構成され、上記ローラ部材はその先端部の間に所定の
隙間を持つように左右の側壁から内側に向かって突設さ
れており、被焼成物の両側部下面が上記ローラ部材の先
端部上面で支持されるとともに、被焼成物の両側面が上
記ローラ部材の先端部によって回動規制されることを特
徴とする。
【0009】本発明において、炉本体の内部に投入され
た被焼成物は、両側部下面が左右のローラ部材の先端部
上面で支持されるとともに、両側面がローラ部材の先端
部によって位置規制される。そのため、搬送ローラの途
中で速度が変化しても、被焼成物の回転が規制され、常
に一定の姿勢で搬送できる。その結果、炉内スペースを
小さくでき、加熱効率を向上させ、炉内温度バラツキを
小さくできる。また、本発明では左右のローラ部材の間
に隙間を有し、この隙間に被焼成物が入り込む形とな
る。そのため、ヒータの熱がローラ部材により邪魔され
ずに被焼成物に伝わる。そのため、加熱効率が向上し、
ヒータの熱容量も小さくできる。さらに、炉内温度や雰
囲気をサンプリングする際には、先頭の被焼成物にセン
サを取り付け、後続のセンサや配線はローラ部材の間に
垂れさせる。これにより、後続のセンサや配線が後続の
被焼成物の搬送の邪魔にならない。そのため、より使用
状態に近い形での炉内サンプリングが可能となる。
【0010】本発明のローラ搬送式焼成炉において、被
焼成物の両側部上端に両側方へ突出するフランジ部を形
成し、このフランジ部の下面がローラ部材の先端部上面
で支持されるとともに、被焼成物の両側部側面がローラ
部材の先端部端面によって回動規制されるようにするの
が望ましい。この場合には、丸棒状のローラ部材によっ
て被焼成物を安定した姿勢で搬送できる。また、左右の
ローラ部材は、前後方向に互いに食い違った位置に配置
してもよい。この場合には、被焼成物を支えるローラ部
材の本数が一定しているので、被焼成物の上下方向およ
び回転方向の変位が少ない。さらに、ローラ部材を大径
部の先端部に大径部より細い小径部を有する段付ローラ
部材で形成し、小径部の上面で被焼成物の両側部下面を
支えるとともに、小径部と大径部との段差面で被焼成物
の両側面を回動規制してもよい。この場合には、フラン
ジ部を有しない被焼成物でも搬送できる。
【0011】なお、本発明において、焼成とは本焼成工
程だけでなく脱バインダ工程等などの他の処理を含む熱
処理全般を指すものである。したがって、本発明のロー
ラを本焼成炉の他に、脱脂炉等に適用することもでき
る。また、本発明の被焼成物は、両側部に平行な面を有
する物体であればよく、匣に限るものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明にかかる焼成
炉の一例を示す。この実施例の焼成炉は、煉瓦や断熱材
などの耐火物で形成された炉本体1を備えている。炉本
体1の一端側に入口2、他端側に出口3が形成され、入
口2と出口3との間に加熱空間4が形成されている。炉
本体1の上下部には、左右の側壁5,6間に架け渡すよ
うに複数のヒータ7が配置されている。この実施例で用
いられるヒータ7は、例えばSiC製の棒状ヒータやモ
ジュールヒータであり、炉長方向に複数ブロックに分け
られ、各ブロックで所定の温度に制御される。また、炉
本体1には炉内雰囲気を形成するためのガス供給管8が
取り付けられ、ガス供給源9から雰囲気ガスが供給され
ている。このガス供給管8も各ブロックごとに個別に取
り付けられている。
【0013】炉本体1の左右の側壁5,6には、複数の
円柱状ローラ部材10,11がそれぞれ軸受12,13
を介して回転可能に支持されている。ローラ部材10,
11は前後方向に一定ピッチ間隔Pで並列配置されてお
り、左右のローラ部材10,11は一定の隙間Dをあけ
て対向している。ローラ部材10,11は、炉内設定温
度により、耐火物(SiC,Al2 3 等)や金属材料
で形成されている。各ローラ部材10,11の外側端部
にはスプロケット14,15が固定され、これらスプロ
ケットをチェーン16,17を介してモータ18,19
により所定速度で回転駆動している。左右のモータ1
8,19は同一速度で駆動される。
【0014】ローラ部材10,11は上記ヒータ7に対
応して炉長方向に複数のブロックに分けられ、各ブロッ
クのモータ速度を可変することにより、温度条件や供
給,排気ガス条件を変えている。そのため、ローラ部材
10,11には別のスプロケット20,21が固定さ
れ、これらスプロケットに巻きかけられたチェーン(図
示せず)によって各ブロックごとにローラ部材を同期駆
動している。なお、ローラ部材10,11と炉本体1の
側壁5,6との摩擦を抑えるため、セラミック管等より
なるスリーブ状の軸受22(図3参照)を設けてもよ
い。
【0015】被焼成物の一例である匣30は、ローラ部
材10,11によって炉本体1の入口2から加熱空間4
を通り、出口3へ向かって搬送される。匣30は、アル
ミナセラミックス等の耐熱材料により上面が開口した直
方体箱形に形成されており、その内部には、セラミック
成形体などの熱処理すべき材料が収容される。匣30の
上端部外周にはフランジ部31が一体に形成されてお
り、フランジ部31の両側縁の幅d1 はローラ部材1
0,11の隙間Dより大きく、フランジ部31を除く匣
30の両側面の幅d2 は隙間Dより僅かに小さい。
【0016】上記構成の焼成炉において、匣30をロー
ラ部材10,11上に載置すると、匣30のフランジ部
31下面がローラ部材10,11の先端部上面で支持さ
れるとともに、匣30の両側面がローラ部材10,11
の先端面によってガイドされる。そのため、図4のよう
にローラ部材10,11は回転することなく、安定した
姿勢で前方へ搬送される。
【0017】また、匣30の回転が規制されることによ
り、匣30が左右の側壁5,6と接触する恐れがなくな
り、炉内スペース、特に匣30と左右側壁5,6との間
隔W(図2参照)を小さくでき、炉自体を小型化でき
る。また、ヒータ7と匣30との間にローラ部材が介在
しないので、上下のヒータ7と匣30との距離H1 ,H
2 も短縮できる。そのため、ヒータ7の熱を匣30に効
率よく伝達でき、ヒータ7が最小限の容量で足り、炉内
の温度むらも少ない。
【0018】また、ローラ部材10,11を短くできる
ので、炉内の温度分布がローラ部材10,11によって
影響を受けにくく、しかもローラ部材10,11による
熱容量の増加が少なく、ヒータ7の容量を小さくでき
る。
【0019】さらに、炉内温度や雰囲気をサンプリング
する際、図4のようにセンサ35をサンプリング用の匣
30の内側へ取り付け、その配線36をローラ部材1
0,11の間に垂らせば、後続の匣30の搬送の邪魔に
ならない。そのため、より使用状態に近い形での炉内サ
ンプリングが可能となる。なお、この際、配線36と下
側ヒータ7との接触に伴うショートを防ぐため、配線3
6をセラミック管やセラミックスリーブ等に通して炉内
に投入するのが望ましい。
【0020】図5は本発明の第2実施例を示す。この実
施例では、左右のローラ部材10,11を前後方向に距
離Lだけ互いに食い違った位置に配置したものである。
食い違い距離Lは、ローラ部材10,11のピッチ間隔
Pの1/2にするのが望ましい。
【0021】第1実施例(図4参照)の場合には、匣3
0が搬送される間に6本のローラ部材10,11で支持
された状態と4本のローラ部材10,11で支持された
状態とが存在するが、第2実施例では、匣30は常に5
本のローラ部材10,11で支持される。即ち、図5
(a)の位置では左側の2本のローラ部材10と右側の
3本のローラ部材11とで支持され、図5(b)の位置
では左側の3本のローラ部材10と右側の2本のローラ
部材11とで支持される。図5(a)の場合には匣30
に左回り方向の回転力が作用するが、この回転は右側の
ローラ部材11で規制され、図5(b)の場合には匣3
0に右回り方向の回転力が作用するが、この回転は左側
のローラ部材10で規制される。この実施例では、匣3
0を支えるローラ部材10,11の本数が一定している
ので、匣30の上下方向および回転方向の変位が少な
く、安定した姿勢で搬送できる。
【0022】図6は本発明の第3実施例を示し、ローラ
部材40として段付ローラを使用したものである。ロー
ラ部材40は、大径部40aと、その先端部に設けられ
た小径部40bとで構成され、大径部40aと小径部4
0bの境界部には段差面40cが形成される。小径部4
0bは、図6(a)のように大径部40aの一部を切削
加工することにより一体形成してもよいし、図6(b)
のようにネジ込んで固定してもよい。
【0023】上記ローラ部材40によって搬送される被
焼成物としては、図3のようなフランジ付の被焼成物で
ある必要はなく、図7のようなプレート状の匣45や、
図8のような箱型の匣46でもよい。
【0024】上記ローラ部材40上に匣45,46を載
置すると、匣45,46の両側部下面が小径部40b上
で支持され、匣45,46の両側面が段差面40cによ
りガイドされる。そのため、匣45,46は回転するこ
となく安定した姿勢で搬送される。
【0025】段付ローラ40を用いてフランジ付の匣3
0を搬送する場合には、図9のように、フランジ部31
を小径部40b上に載せ、フランジ部31の両側縁を段
差面40cによりガイドすれば、匣30の回転を防止で
きるとともに、匣30をローラ部材40とほぼ同一高さ
に配置できる。
【0026】図10は段付ローラの他の例を示し、ロー
ラ部材50の先端部に球形部50aを設けたものであ
る。この場合も、球形部50aを、図10(a)のよう
に大径部50bから切削加工にて一体形成してもよい
し、図10(b)のようにネジ込んで固定してもよし、
図10(c)のようにビス止めしてもよい。
【0027】この場合も、図7〜図9に示される匣を使
用することが可能であるが、この他に、図11のように
両側部に前後方向に延びるV字溝56を形成した匣55
を用いることも可能である。V字溝56にローラ部材5
0の球形部50aを係合させれば、匣55の回転を規制
できることは勿論、上下方向の動きも規制できる。
【0028】なお、上記実施例はほんの数例を示すに過
ぎず、種々変更することが可能である。したがって、ロ
ーラ部材の形状は実施例のようなものに限らず、被焼成
物も実施例のような匣に限らない。また、一度に複数の
被焼成物を搬送する場合には、被焼成物の上に別の被焼
成物を多段重ねすればよい。また、上記実施例では左右
のローラ部材を共にモータで駆動するようにしたが、左
右一方のローラ部材のみをモータで駆動し、他方のロー
ラ部材は無駆動のフリーローラとしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、炉本体に投入された被焼成物の両側部下面を左
右のローラ部材の先端部上面で支持し、両側面をローラ
部材の先端部によってガイドするため、搬送途中で速度
が変化しても、被焼成物の回転が規制され、常に一定の
姿勢で搬送できる。その結果、炉内の幅方向スペースを
小さくでき、加熱効率を向上させ、炉内温度バラツキを
小さくできる。また、左右のローラ部材の間に隙間を有
するので、この隙間を介してヒータの熱が被焼成物に伝
わりやすく、炉内の温度分布がローラの影響を受けにく
い。しかも、ローラ部材の長さを短くできるので、ロー
ラ部材を加熱するためのヒータの熱容量を小さくでき
る。さらに、炉内温度や雰囲気をサンプリングする際、
先頭のセンサを被焼成物に取り付けておけば、後続のセ
ンサや配線はローラ部材の間に垂れさせればよく、後続
の被焼成物の搬送の邪魔にならない。そのため、より使
用状態に近い形での炉内サンプリングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローラ搬送式焼成炉の概略断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】炉本体に取り付けられたローラ部材と匣の斜視
図である。
【図4】匣の搬送状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第2実施例における搬送状態を示す平
面図である。
【図6】本発明の第3実施例である段付ローラの斜視図
である。
【図7】図6の段付ローラを用いてプレート状匣を搬送
する状態を示す斜視図である。
【図8】図6の段付ローラを用いて箱型匣を搬送する状
態を示す斜視図である。
【図9】図6の段付ローラを用いてフランジ付匣を搬送
する状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例である球形部付ローラの
斜視図である。
【図11】図10の球形部付ローラを用いて溝付匣を搬
送する状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 炉本体 5,6 側壁 7 ヒータ 10,11 ローラ部材 18,19 モータ 30 被焼成物(匣) 31 フランジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被焼成物を搬送ローラを用いて炉内を搬送
    しつつ焼成処理を行うローラ搬送式焼成炉において、 上記搬送ローラは、炉本体の左右の側壁にそれぞれ回転
    可能に、かつ前後に並列配置された複数本のローラ部材
    で構成され、 上記ローラ部材はその先端部の間に所定の隙間を持つよ
    うに左右の側壁から内側に向かって突設されており、 被焼成物の両側部下面が上記ローラ部材の先端部上面で
    支持されるとともに、被焼成物の両側面が上記ローラ部
    材の先端部によって回動規制されることを特徴とするロ
    ーラ搬送式焼成炉。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のローラ搬送式焼成炉にお
    いて、 上記被焼成物は、両側部上端に両側方へ突出するフラン
    ジ部が形成され、 上記フランジ部の下面が上記ローラ部材の先端部上面で
    支持されるとともに、被焼成物の両側部側面がローラ部
    材の先端部端面によって回動規制されることを特徴とす
    るローラ搬送式焼成炉。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のローラ搬送式焼
    成炉において、 左右のローラ部材は、前後方向に互いに食い違った位置
    に配置されていることを特徴とするローラ搬送式焼成
    炉。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載のロー
    ラ搬送式焼成炉において、 上記ローラ部材は大径部の先端部に小径部を有する段付
    ローラ部材で形成され、上記小径部の上面で被焼成物の
    両側部下面を支えるとともに、小径部と大径部との段差
    面で被焼成物の両側面を回動規制することを特徴とする
    ローラ搬送式焼成炉。
JP30074695A 1995-10-24 1995-10-24 ローラ搬送式焼成炉 Pending JPH09119779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002101780A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede de fabrication d'affichages a decharge gazeuse, support de table et son procede de fabrication
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