JPH09119541A - 作動油タンク用エアブリーザ - Google Patents

作動油タンク用エアブリーザ

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JPH09119541A
JPH09119541A JP7275777A JP27577795A JPH09119541A JP H09119541 A JPH09119541 A JP H09119541A JP 7275777 A JP7275777 A JP 7275777A JP 27577795 A JP27577795 A JP 27577795A JP H09119541 A JPH09119541 A JP H09119541A
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air
pressure
oil tank
hydraulic oil
air chamber
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靖 此村
Yoshimi Iwase
善美 岩瀬
Takeshi Matsuda
武志 松田
Hisaaki Ichikawa
久晃 市川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Yamashin Industry Inc
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Yamashin Industry Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外す操作を要することなく調圧機構を作
動させることができる作動油タンク用エアブリーザの提
供。 【解決手段】 作動油タンク21の空気室26に臨むよ
うに配置され、本体11と、ケーシング4と、このケー
シング4を本体11に固定するロックナット2と、ケー
シング4内に配置され、空気室26の内圧が上昇したと
き、その空気室26内の空気をケーシング4の外部に排
出させる排気チェック弁28、及び空気室26の内圧が
低下したとき、外気を空気室26内に吸い込ませる吸気
チェック弁29とを備え、この吸気チェック弁29が、
空気室26内の圧力と外気とを同圧に調圧する調圧機構
を兼ねるとともに、この調圧機構を作動させる屈曲自在
な弾性体から成る操作体、例えばゴムキャップ1を、吸
気チェック弁29の吸気ポペット12の上端部分と、ロ
ックナット2とを囲む密閉形状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
油圧機械などに備えられる作動油タンクに装着され、こ
の作動油タンクの内圧の調節のための吸排気をおこなう
エアブリーザに関する。
【0002】
【従来の技術】図5はエアブリーザが装着される作動油
タンクの基本構成を示す図である。図5は例えば油圧シ
ョベルに備えられる作動油タンク21を示している。こ
の作動油タンク21内には作動油25が蓄えられ、作動
油25の上方部分に空気室26が形成され、エアブリー
ザ24が空気室26に臨むように作動油タンク21に装
着される。作動油タンク21の内部には、油圧機器から
の戻り油を浄化する吸入側フィルタ22と、油圧機器に
供給される油を浄化する吐出側フィルタ23とが配置さ
れている。
【0003】油圧機器から戻された作動油25は、吸入
側フィルタ22でろ過されて作動油タンク21内に入
り、その後吐出側フィルタ23で再度ろ過されて、各油
圧機器を駆動するために、図示しない油圧ポンプへと送
られる。ここで油圧機器として、例えばシリンダのよう
なストロークに対応して必要総油量が変化するアクチュ
エータを備えている場合、作動油タンク21の作動油2
5の液面高さが上下に変化する。作動油タンク21の空
気室26は密閉構造であるため、作動油25の液面高さ
の変化に伴って、空気室26の内圧が変化する。なお、
作動油タンク21の液面高さが一定に保たれている場合
でも、作動油25の温度が変化すると、空気室26の内
圧が変化する。このように変化する空気室26の内圧を
所定の圧力範囲内に保たないと、作動油タンク21の破
損を生じてしまう。上述したエアブリーザ24は、空気
室26の内圧を調節することにより、作動油タンク21
の破損を防止するものである。
【0004】図6は上述したエアブリーザ24の基本構
成を示す回路図である。この図6では、フィルタ27が
備えられた回路を示している。このフィルタ27に、排
気チェック弁28と吸気チェック弁29とが接続された
構成に成っている。
【0005】作動油タンク21内の圧力が、排気チェッ
ク弁28のスプリングのセット圧よりも高くなると、排
気チェック弁28が開き、作動油タンク21の空気室2
6内の空気がエアブリーザ24の外部に排出され、作動
油タンク21内は所定圧まで減圧される。また、作動油
タンク21内の圧力が低下し、外気圧と作動油タンク2
1内の圧力との差圧が予め設定される差圧、すなわち吸
気チェック弁29のスプリングのセット圧に相当する差
圧よりも大きくなると、吸気チェック弁29が開き、作
動油タンク21内に外気が吸入されて作動油タンク21
内は所定圧まで加圧される。このようにして、空気室2
6内の圧力は所定圧力の範囲内に自動的に保たれ、過大
な内圧あるいは過小な内圧による作動油タンク21の破
損が防止されるようになっている。
【0006】そして、作動油25の補給や修理に際し
て、油圧回路構成機器、部材の一部分を取り外すような
場合、作動油タンク21の内部に圧がこもっていると、
その取り外した部分から作動油25が噴出するおそれが
あり、危険である。このため通常、エアブリーザ24に
は、こもり圧を抜く調圧機構が備えられている。この調
圧機構は、外部から機械的にチェック弁を開くことがで
きる構成になっている。この調圧機構を作動させること
により、作動油タンク21の空気室26内の圧力と外気
とが同圧になるように調圧され、上述のような作動油2
5の噴出を防ぐことができる。
【0007】図7は従来のエアブリーザの具体的構造を
示すもので、左半分を断面で示した正面図、図8は図7
に示すエアブリーザの平面図である。
【0008】この従来のエアブリーザ24は、本体11
と、この本体11を囲むように設けられるケーシング4
と、このケーシング4を本体11に固定するロックナッ
ト20とを備えている。ケーシング4の上面には、図8
にも示すように、品名、型式、使用方法、及び注意事項
等が表示されるコーションプレート3が貼付されてい
る。また、ケーシング4内に配置され、上述した排気チ
ェック弁28を構成するスプリング8及び排気ポペット
9と、上述した吸気チェック弁29を構成するスプリン
グ10及び吸気ポペット12と、吸排用のフィルタ6
と、このフィルタ6の上下に配置したOリング5,7と
を備えている。さらに、ロックナット20の上方に位置
する吸気ポペット12の上端が貫入される穴を有し、本
体11に形成したねじに螺合してロックナット20に当
接するように固定される蝶ナット19を備えている。な
お、上述した吸気チェック弁29、すなわち、スプリン
グ10及び吸気ポペット12は、作動油タンク21の空
気室26のこもり圧を機械的に抜く調圧機構も兼ねてい
る。 この構造のエアブリーザ24では、作動油タンク
21の空気室26内の圧力が、所定圧以上に上昇する
と、スプリング8の力に抗して排気ポペット9が上昇
し、空気室26内の空気は、排気ポペット9と本体11
との隙間を通り、フィルタ6を通過し、さらにケーシン
グ4と本体11との隙間を通って外部に排出される。ま
た、作動油タンク21の空気室26内の圧力が、所定圧
以下に低下し、外気圧と作動油タンク21内の圧力との
差圧が予め設定される差圧、すなわち吸気チェック弁2
9のスプリング10のセット圧に相当する差圧よりも大
きくなると、スプリング10の力に抗して吸気ポペット
12が下降し、外気がケーシング4と本体11との隙間
を通り、フィルタ6を通過し、さらに排気ポペット9と
吸気ポペット12との隙間を通って空気室26内に吸い
込まれ、この空気室26が所定圧まで加圧される。
【0009】そして、空気室26内のこもり圧を機械的
に抜くときには、調圧機構を作動させる操作、すなわ
ち、蝶ナット19を取外し、吸気ポペット12を押し下
げる操作がおこなわれる。これにより、排気ポペット9
と吸気ポペット12との間に間隙が形成され、その間隙
を介してケーシング4の外部と空気室26内とが連通
し、空気室26内の圧力と外気とが同圧になるように調
圧される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなエアブリーザ24が備えられる機械、例えば油圧シ
ョベルでは、一般に油圧機器の作動油25の補給や保守
点検、修理、交換などのために、調圧機構を作動させる
頻度が多く、これに伴って蝶ナット19の取外しが頻繁
におこなわれている。したがって、図7,8に示す従来
のエアブリーザ24にあっては、調圧機構を作動させる
操作が煩雑であった。
【0011】また、上述のような蝶ナット19の取外し
は、土砂の掘削現場などの作業現場でおこなわれやす
い。このようなことから、従来のエアブリーザ24にあ
っては、蝶ナット19を取り外した際に、その蝶ナット
19が誤って土中や部材間に落下し、紛失しやすい問題
があった。この蝶ナット19は特殊な形状をしているこ
ともあって、紛失した場合には入手までに時間がかかり
やすい。したがって、再び新しい蝶ナット19を入手す
るまでの間、エアブリーザ24は不完全な構造のまま放
置せざるを得ない。
【0012】また、上述のように蝶ナット19が紛失
し、再入手されるまでの間は、吸気ポペット12の上端
付近が開放状態となることから、その上端付近からケー
シング4内にゴミや水がはいりやすい。このようなゴミ
や水は、さらに作動油タンク21内に入ってしまう。し
たがって、これらのゴミや水による作動油25の品質劣
化を招きやすい。
【0013】また、必要に応じてケーシング4の上面
に、図8に示すようにドーナツ状のコーションプレート
3が貼付されるが、蝶ナット19は横方向に張り出した
形状となっているので、この貼付に際し蝶ナット19を
外さなくてはならない。したがって、従来のエアブリー
ザ24では、このコーションプレート3の貼付作業も煩
雑である。なお、このコーションプレート3の貼付作業
の能率化を考慮して、従来図7,8に示すエアブリーザ
24とは別に、周囲に蝶ナット19のように張り出し部
のない剛体から成る袋ナットを設けた構造のエアブリー
ザ24がある。このようなエアブリーザ24は、袋ナッ
トを取り外さずにコーションプレート3を貼付できるの
で、コーションプレート3の貼付作業を能率良くおこな
うことができる。しかしながら、調圧機構を作動させる
場合には、その袋ナットを取り外さなければならないの
で、上述した紛失の問題、この紛失に伴うゴミや水の進
入の問題は、このように袋ナットを備えたエアブリーザ
24でも依然として解消されることがない。また、袋ナ
ットを取り外すには特別な工具を必要とする。
【0014】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、取り外す
操作を要することなく調圧機構を作動させることができ
る作動油タンク用エアブリーザを提供することにある。
【0015】また、第2の目的は、吸気チェック弁に備
えられる吸気ポペットの上端付近を、常時閉塞状態に保
つことができる作動油タンク用エアブリーザを提供する
ことにある。
【0016】また、第3の目的は、製作の容易な作動油
タンク用エアブリーザを提供することにある。
【0017】また、第4の目的は、堅固な形態を保つこ
とができる作動油タンク用エアブリーザを提供すること
にある。
【0018】また、第5の目的は、比較的軽い操作力で
調圧機構を作動させることができる作動油タンク用エア
ブリーザを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の請求項1に係る発明は、作動油タ
ンクの空気室に臨むように配置され、本体と、この本体
を囲むように設けられるケーシングと、このケーシング
を上記本体に固定するロックナットと、上記ケーシング
内に配置され、上記空気室内の空気の圧力が所定圧以上
に上昇したとき、その空気室内の空気を上記ケーシング
の外部に排出させる排気チェック弁、及び上記空気室内
の圧力が所定圧以下に低下したとき、外気を上記空気室
内に吸い込ませる吸気チェック弁と、要時に、上記空気
室内の圧力と上記外気とを同圧に調圧する調圧機構とを
備えた作動油タンク用エアブリーザにおいて、上記調圧
機構を作動させる操作体を設けるとともに、この操作体
が屈曲自在な弾性体から成る構成にしてある。
【0020】この請求項1に係る発明は、操作体を屈曲
変形させる動作によって調圧機構を作動させることがで
き、したがって、この操作体を取り外す操作を要するこ
となく調圧機構を作動させ、作動油タンクの空気室内の
圧力と外気とが同圧となるように調圧させることができ
る。また、操作体自体の弾性力によりこの操作体を、調
圧機構を作動させる前の状態に復帰させることができ
る。
【0021】上記の第2の目的を達成するために、本発
明の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明におい
て、上記吸気チェック弁が上記調圧機構を兼ね、該吸気
チェック弁を形成する吸気ポペットの上端を上記ロック
ナットよりも上に位置させるとともに、上記操作体を、
上記吸気ポペットの上記上端部分と上記ロックナットと
を囲む形状に形成した構成にしてある。
【0022】この請求項2に係る発明では特に、操作体
を、その大径となる部分がロックナットに密着し、その
高さが吸気ポペットが排気時に上昇作動する位置よりも
わずかに高くなる程度の密閉形状に形成することがで
き、これにより、吸気チェック弁に備えられる吸気ポペ
ットの上端付近を、常時閉塞状態に保つことができる。
上記の第3の目的を達成するために、本発明の請求項3
に係る発明は、請求項2に係る発明において、上記操作
体が、ゴムキャップから成る構成にしてある。
【0023】この請求項3に係る発明では特に、一般に
各種の用途で使用されているゴム製のキャップと同様に
して製作できるので、製作が容易である。
【0024】上記の第4の目的を達成するために、本発
明の請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発
明において、上記ロックナットに、小径部を形成する首
部と、この首部に連設される顎部とを設けるとともに、
上記操作体の下方部分に、上記ロックナットの顎部に係
止される係止部を設けた構成にしてある。
【0025】この請求項4に係る発明では特に、係止部
を介して操作体をロックナットに密着保持させることが
でき、これによって操作体をゆがみや、たわみの生じな
い堅固な形態に保つことができる。
【0026】上記の第5の目的を達成するために、本発
明の請求項5に係る発明は、請求項2〜4のいずれかに
係る発明において、上記操作体が、平板状の上面部と、
この上面部に連設される筒状の周側部を有するととも
に、この周側部の厚さ寸法を上記上面部の厚さ寸法に比
べて小さく設定した構成にしてある。
【0027】この請求項5に係る発明では特に、操作体
の上面部を比較的硬さを保有するものにし、周側部を上
面部に比べて十分に軟らかいものにすることができ、こ
れにより上面部に僅かな力が与えられても周側部を容易
に屈曲変形させることができ、すなわち操作体内部に大
きな抵抗力を生じさせず、比較的軽い操作力で調圧機構
を作動させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の作動油タンク用エ
アブリーザの実施の形態を図に基づいて説明する。図1
は本発明の作動油タンク用エアブリーザの請求項1,
2,3,4の発明に対応する第1の実施形態を示すもの
で、左半分を断面で示した正面図、図2は図1に示す第
1の実施形態の平面図である。
【0029】これらの図1,2は前述した図7,8に対
応させて描いたものであり、したがって図7,8で示し
たものと同じものは同等の符号で示してある。なお、こ
の第1の実施形態の配置態様、及び基本回路構成は、例
えば前述した図5,6に示したものと同様であるので、
以下にあっては、必要に応じてこの図5,6に示したも
のも参照して説明する。
【0030】図1,2に示す第1の実施形態も、例えば
油圧ショベルの作動油タンク21の空気室26に臨むよ
うに装着される。また、図1に示すように、本体11
と、この本体11を囲むように設けられるケーシング4
と、このケーシング4を本体11に固定するロックナッ
ト2とを備えている。ケーシング4の上面には、図2に
も示すように、品名、型式、使用方法、及び注意事項等
が表示されるコーションプレート3が貼付されている。
また、ケーシング4内に配置され、図6で示した排気チ
ェック弁28を構成するスプリング8及び排気ポペット
9と、同図6で示した吸気チェック弁29を構成するス
プリング10及び吸気ポペット12と、吸排用のフィル
タ6と、このフィルタ6の上下に配置したOリング5,
7とを備えている。また、上述した吸気チェック弁2
9、すなわち、スプリング10及び吸気ポペット12
は、作動油タンク21の空気室26のこもり圧を機械的
に抜く調圧機構も兼ねている。したがって、ロックナッ
ト2を除く上述の構成は、前述した従来技術である図7
に示す構成と例えば同等である。
【0031】この第1の実施形態では、ロックナット2
を、小径部を形成する首部2aと、この首部2aに連設
される顎部2bとを有する形状に設けてある。そして特
に、調圧機構すなわち吸気ポペット12を作動させる操
作体を設けてあり、この操作体は屈曲自在な弾性体から
構成してある。例えば、ゴムキャップ1から成ってい
る。このゴムキャップ1は、吸気ポペット12の上端部
分とロックナット2を囲む形状、例えばその大径となる
部分がロックナット2の側部に密着し、その高さが吸気
ポペット12の上端よりもわずかに高くなる程度の密閉
形状に形成してあり、また下方部分には、ロックナット
2の顎部2bに係止される係止部1aを設けてある。
【0032】このように構成した第1の実施形態も、作
動油タンク21の空気室26を自動的に所定の圧力範囲
内に保つ動作は、前述した図7に示した従来技術と同じ
である。再度繰り返して述べると、作動油タンク21の
空気室26内の圧力が、所定圧以上に上昇すると、スプ
リング8の力に抗して排気ポペット9が上昇し、空気室
26内の空気は、排気ポペット9と本体11との隙間、
及びフィルタ6を通過し、ケーシング4と本体11との
隙間を通って外部に排出される。また、作動油タンク2
1の空気室26内の圧力が、所定圧以下に低下し、外気
圧と作動油タンク21内との差圧が予め設定される差
圧、すなわち吸気チェック弁29のスプリング10のセ
ット圧に相当する差圧よりも大きくなると、スプリング
10の力に抗して吸気ポペット12が下降し、外気がケ
ーシング4と本体11との隙間を通り、フィルタ6を通
過し、排気ポペット9と吸気ポペット12との隙間を通
って空気室26内に吸い込まれ、この空気室26が所定
圧まで加圧される。この動作により、作動油タンク21
内は所定の圧力範囲内に保たれ、前述したように過大な
内圧、過小な内圧による作動油タンク21の破損が防止
される。
【0033】そして特に、この第1の実施形態では、ゴ
ムキャッブ1の上面部を押し、このゴムキャップ1を屈
曲変形させる動作によって調圧機構を構成する吸気ポペ
ット12を作動、すなわち下降させることができる。こ
れにより、排気ポペット9と吸気ポペット12との間に
間隙が形成され、その間隙を介してケーシング4の外部
と空気室26内とが連通し、空気室26内の圧力と外気
とが同圧になるように調圧される。したがって、このゴ
ムキャップ1をロックナット2から取り外す操作を要す
ることなく調圧機構を作動させ、作動油タンク21の空
気室26内の圧力を調圧させることができる。また、ゴ
ムキャップ1自体の弾性力によりこのゴムキャップ1
を、調圧機構を作動させる前の状態に復帰させることが
できる。
【0034】すなわち、この第1の実施形態によれば、
ゴムキャップ1の取り外しを要することなく調圧機構を
作動させることができるので、この調圧操作をきわめて
簡単におこなうことができ、また、ゴムキャップ1の紛
失を生じる懸念がない。
【0035】また、ケーシング4内の部品、例えばフィ
ルタ6を新しいものに交換する場合などには、特別な工
具を要することなく、作業者の指あるいは爪によってゴ
ムキャップ1をロックナット2から取り外すことができ
る。
【0036】また、上述のようにゴムキャップ1を密閉
形状に形成したことから吸気ポペット12の上端付近を
常時閉塞状態に保つことができ、これにより、この吸気
ポペット12の上端付近からのゴミや水の進入を防止で
き、これらのゴミや水による作動油タンク21内の作動
油の劣化を防ぐことができる。
【0037】また、ゴムキャップ1をロックナット2に
密着させるようにしてあるので、図2に示すように、ゴ
ムキャップ1を取り外すことなくケーシング4の上面に
コーションプレート3を貼付することができ、このコー
ションプレート3の貼付作業の能率を向上させることが
できる。
【0038】また、この第1の実施形態では、調圧機構
を作動させる操作体をゴムキャップ1によって構成して
あることから、一般に各種の用途で使用されているゴム
製のキャップと同様にして製作でき、製作が容易で、実
用性が高い。
【0039】また、係止部1aを介してゴムキャップ1
をロックナット2に密着保持させることができ、これに
よってゴムキャップ1をゆがみや、たわみの生じない堅
固な形態を保つことができ、このゴムキャップ1の脱落
を防ぐことができる。
【0040】図3は本発明の請求項5に係る発明に対応
する第2の実施形態の要部を示す断面部分を含む正面
図、図4は図3に示す第2の実施形態の作動時の状態を
示す断面部分を含む正面図である。
【0041】この第2の実施形態も、調圧機構を作動さ
せる操作体、例えばゴムキャップ15と、このゴムキャ
ップ15が保持されるロックナット2に特徴を有する。
ロックナット2は、前述した第1の実施形態と同様に、
小径部を形成する首部2aと、この首部2aに連設され
る顎部2bを有する形状に形成してある。
【0042】そして、ゴムキャップ15は、平板状の上
面部16と筒状の周側部17を有するとともに、周側部
17のうちのロックナット2の上方に位置する部分の厚
さ寸法を、上面部16の厚さ寸法に比べて小さく、すな
わち薄く設定してある。なお、周側部17の他の部分
は、例えば上面部16の厚さ寸法と同じに設定してあ
る。その他の図示しない構成は、前述した図1に示す第
1の実施形態と同等である。
【0043】この第2の実施形態では特に、ゴムキャッ
プ15の上面部16は厚さ寸法が大きいことから比較的
硬く、周側部17のロックナット2よりも上方に位置す
る部分は、厚さ寸法が小さいことから、十分に軟らかい
状態に保たれ、これにより図4に示すように指18等に
より上面部16に僅かな力が与えられても、このゴムキ
ャップ15の周側部17を容易に屈曲変形させることが
でき、すなわちゴムキャップ15の内部に大きな抵抗力
を生じさせず、比較的軽い操作力で調圧機構を構成する
吸気ポペット12を作動させることができ、これによ
り、調圧操作するゴムキャップ15に過度な力が与えら
れず、したがって、過度な力の付与によるゴムキャップ
15の破損を防ぎ、このゴムキャツプ15の優れた耐久
性が得られる。
【0044】なお、上記第1,第2の実施形態では、ゴ
ムキャツプ1,15が係着されるロックナット2を、首
部2a及び顎部2bを有する特殊な形状に形成してある
が、通常の形状のロックナット、すなわち図7に示した
ロックナット20に代えてもよい。
【0045】また、上記第2の実施形態では、ゴムキャ
ップ15の周側部17の一部に薄肉部を設け、このゴム
キャップ15を軽い操作力で屈曲させ、吸気ポペット1
2を押すことができるようにしてあるが、この構成に代
えて、周側部17の全体を薄肉部にしてもよく、また、
周側部17を屈曲自在なジャバラ形状に形成してもよ
い。
【0046】また、上記第1,第2の実施形態では、調
圧機構を作動させる操作体として、ゴムキャップ1,1
5を設けてあるが、本発明は、このゴムキャップ1,1
5に限られない。弾性力を有し、ロックナット2等に保
持され得る形状に設定されるものであればどのような材
質で操作体を形成してもよく、例えば全体を弾性を有す
る合成樹脂で形成したものとか、スプリングと織布とを
組合せたものとか、上面部に平板状の金属を埋め込んだ
合成樹脂にしたものとか、種々の構成を取り得る。
【0047】また、上記第1の実施形態では、吸排フィ
ルタ6を設けてあるが、このような吸排フィルタ6を設
けない構成にしてもよい。
【0048】また、上記第1の実施形態では、吸排フィ
ルタ6の上下にOリング5,7を設けてあるが、吸排フ
ィルタ6を設ける場合、これらのOリング5,7の代り
に、断面形状を異にする別のシール部材を設ける構成に
してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明によれば、
操作体の取り外しを要することなく調圧機構を作動させ
ることができるので、この調圧操作を従来に比べて簡単
におこなうことができ、また、取り外しに伴う紛失を生
じる懸念がない。
【0050】本発明の請求項2に係る発明によれば、吸
気チェック弁に備えられる吸気ポペットの上端付近を、
常時閉塞状態に保つことができるので、この吸気ポペッ
トの上端付近からのゴミや水の進入を防止でき、これら
のゴミや水による作動油タンク内の作動油の劣化を防ぐ
ことができる。
【0051】本発明の請求項3に係る発明によれば、調
圧操作する操作体がゴムキャップからなるので、製作が
容易であり、実用性が高い。
【0052】本発明の請求項4に係る発明によれば、調
圧操作する操作体を堅固な形態に保つことができ、この
操作体の脱落を防ぐことができる。
【0053】本発明の請求項5に係る発明によれば、比
較的軽い操作力で調圧機構を作動させることができるの
で、調圧操作する操作体に過度な力が与えられず、した
がって、過度な力の付与による操作体の破損を防ぎ、こ
の操作体の優れた耐久性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作動油タンク用エアブリーザの第1の
実施形態を示すもので、左半分を断面で示した正面図で
ある。
【図2】図1に示す第1の実施形態の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の要部を示す断面部分
を含む正面図である。
【図4】図3に示す第2の実施形態の作動時の状態を示
す断面部分を含む正面図である。
【図5】エアブリーザが装着される作動油タンクの基本
構成を示す図である。
【図6】エアブリーザの基本構成を示す回路図である。
【図7】従来の作動油タンク用エアブリーザを示すもの
で、左半分を断面で示した正面図である。
【図8】図7に示す従来の作動油タンク用エアブリーザ
の平面図である。
【符号の説明】
1 ゴムキャップ(操作体) 1a 係止部 2 ロックナット 2a 首部 2b 顎部 3 コーションプレート 4 ケーシング 8 スプリング(排気チェック弁) 9 排気ポペット(排気チェック弁) 10 スプリング(吸気チェック弁・調圧機構) 11 本体 12 吸気ポペット(吸気チェック弁・調圧機構) 15 ゴムキャップ(操作体) 15a 係止部 16 上面部 17 周側部 21 作動油タンク 24 エアブリーザ 25 作動油 26 空気室 28 排気チェック弁 29 吸気チェック弁
フロントページの続き (72)発明者 岩瀬 善美 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 松田 武志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 市川 久晃 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1丁目11 番5号 山信工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油タンクの空気室に臨むように配置
    され、 本体と、この本体を囲むように設けられるケーシング
    と、このケーシングを上記本体に固定するロックナット
    と、 上記ケーシング内に配置され、上記空気室内の空気の圧
    力が所定圧以上に上昇したとき、その空気室内の空気を
    上記ケーシングの外部に排出させる排気チェック弁、及
    び上記空気室内の圧力が所定圧以下に低下したとき、外
    気を上記空気室内に吸い込ませる吸気チェック弁と、 要時に、上記空気室内の圧力と上記外気とを同圧に調圧
    する調圧機構とを備えた作動油タンク用エアブリーザに
    おいて、 上記調圧機構を作動させる操作体を設けるとともに、こ
    の操作体が屈曲自在な弾性体から成ることを特徴とする
    作動油タンク用エアブリーザ。
  2. 【請求項2】 上記吸気チェック弁が上記調圧機構を兼
    ね、該吸気チェック弁を形成する吸気ポペットの上端を
    上記ロックナットよりも上に位置させるとともに、 上記操作体を、上記吸気ポペットの上記上端部分と上記
    ロックナットとを囲む形状に形成したことを特徴とする
    請求項1記載の作動油タンク用エアブリーザ。
  3. 【請求項3】 上記操作体が、ゴムキャップから成るこ
    とを特徴とする請求項2記載の作動油タンク用エアブリ
    ーザ。
  4. 【請求項4】 上記ロックナットに、小径部を形成する
    首部と、この首部に連設される顎部とを設けるととも
    に、 上記操作体の下方部分に、上記ロックナットの顎部に係
    止される係止部を設けたことを特徴とする請求項2また
    は3記載の作動油タンク用エアブリーザ。
  5. 【請求項5】 上記操作体が、平板状の上面部と、この
    上面部に連設される筒状の周側部を有するとともに、こ
    の周側部の厚さ寸法を上記上面部の厚さ寸法に比べて小
    さく設定したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    に記載の作動油タンク用エアブリーザ。
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