JP2002089729A - 開閉バルブ - Google Patents

開閉バルブ

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JP2002089729A
JP2002089729A JP2000274899A JP2000274899A JP2002089729A JP 2002089729 A JP2002089729 A JP 2002089729A JP 2000274899 A JP2000274899 A JP 2000274899A JP 2000274899 A JP2000274899 A JP 2000274899A JP 2002089729 A JP2002089729 A JP 2002089729A
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JP
Japan
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valve
valve body
bonnet
annular
annular groove
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JP2000274899A
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English (en)
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Tsuneo Ishigaki
恒雄 石垣
Toyonobu Sakurai
豊信 桜井
Akira Enzaki
明 圓崎
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Priority to KR1020010054955A priority patent/KR20020020842A/ko
Priority to US09/948,630 priority patent/US20020030171A1/en
Priority to CN01132926A priority patent/CN1343848A/zh
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K51/00Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus
    • F16K51/02Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus specially adapted for high-vacuum installations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • F16K27/02Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
    • F16K27/029Electromagnetically actuated valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用工具を用いることがなくメンテナンス作業
の時間短縮化を図ることが可能な開閉バルブを提供する
ことにある。 【解決手段】バルブボデイ12とボンネット14とを着
脱自在に連結する着脱機構16を設け、前記着脱機構1
6は、バルブボデイ12の連結用凹部54に設けられた
第1環状溝56と、ボンネット14の連結用凸部58に
設けられた第2環状溝60と、前記バルブボデイ12と
ボンネット14とが連結された際、前記第1環状溝56
と第2環状溝60とにそれぞれ装着される弾性略環状体
62とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、圧力流
体、気体等の流体通路もしくは排気通路等を開閉するこ
とが可能な開閉バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体ウェハや液晶基板等の
半導体製造機械では、配管やバルブ等によって構成され
た通路を介してポンプと種々の処理室とが接続されてお
り、前記バルブの付勢・滅勢作用下に通路が開閉制御さ
れている。
【0003】前記半導体製造機械では、単位時間当たり
の減価償却費や生産コストが高価となるために、メンテ
ナンス時間を極力短縮することが要請されている。ま
た、前記半導体製造機械にトラブルが発生した際、前記
バルブに配管を接続した状態で内部部品(例えば、ボン
ネット、シール部材等)を交換しなければならない場合
がある。
【0004】本出願人が案出した従来技術に係る開閉弁
1では、図9に示されるように、ボデイ2からボンネッ
ト3を取り外して分解する場合、ボデイ2とボンネット
3とを一体的に連結する4本のボルト4を図示しない専
用工具によって緩め、前記ボルト4を取り外した後、ボ
デイ2からボンネット3を分離させてメンテナンス作
業、あるいは部品交換作業等を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係る開閉弁では、ボデイとボンネットとを一体的に
連結している複数のボルトを取り外すための専用工具が
必要になるとともに、開閉弁の設置環境に対応して狭小
な空間で前記ボルトの取り外し作業を行うために多くの
時間を要するという不具合がある。
【0006】また、専用工具が必要となり、狭小な空間
でボルトの取り外し作業を行うということは、メンテナ
ンス作業の時間短縮化に大きな障害となっていた。
【0007】本発明は、前記の不具合を考慮してなされ
たものであり、バルブボデイとボンネットとを簡便に着
脱する着脱機構を設けることにより、専用工具を用いる
ことがなくメンテナンス作業の時間短縮化を図ることが
可能な開閉バルブを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、駆動手段と、圧力流体が流通する第1
ポートおよび第2ポートを有するバルブボデイと、前記
バルブボデイと別体で形成され、該バルブボデイに搭載
されるボンネットと、前記駆動手段の駆動作用下に変位
する弁ロッドと、前記弁ロッドの変位作用下に、前記バ
ルブボデイに形成された第1ポートと第2ポートとの連
通路を開閉する弁ディスクと、前記バルブボデイと前記
ボンネットとの間に設けられ、該バルブボデイとボンネ
ットとを着脱自在に連結する着脱機構と、を備えること
を特徴とする。
【0009】この場合、バルブボデイの連結部に設けら
れた第1環状溝と、ボンネットの連結部に設けられた第
2環状溝と、前記バルブボデイとボンネットとが連結さ
れた際、前記第1環状溝と第2環状溝とにそれぞれ装着
される弾性略環状体とを含むように着脱機構を設け、第
1および第2環状溝に沿って形成された略環状部と、一
端部および他端部に形成された一組の摘み部とによって
弾性略環状体を形成するとよい。
【0010】なお、前記弾性略環状体が装着された第2
環状溝側に、縮径したときに遊びとして機能するクリア
ランスを設けるとよい。
【0011】さらに、前記バルブボデイとボンネットと
の連結部位をシールするシール部材を設け、このシール
部材を、小径の内径部から大径の外径部に向かって徐々
に拡径する中空の円錐台状に形成するとよい。
【0012】前記バルブボデイとボンネットとが連結さ
れた際、前記シール部材の内径部がホルダの外周面に形
成された断面曲線状の第1シール装着溝に係合し、一
方、前記外径部がバルブボデイの環状段部に形成された
断面曲線状の第2シール装着溝に係合してシール機能が
営まれる。
【0013】本発明によれば、着脱機構を設けることに
より、専用工具を用いることがなくバルブボデイに対し
てボンネットを簡便に着脱することができる。
【0014】すなわち、作業者が指で弾性略環状体の一
組の摘み部を把持し、弾性力に抗して前記一組の摘み部
を接近させて合致させることにより、弾性略環状体の略
環状部が縮径する。従って、弾性略環状体は、バルブボ
デイの第1環状溝内から離脱してボンネットの第2環状
溝内に沿って縮径するため、バルブボデイに対する弾性
略環状体の係止状態が解除される。この結果、バルブボ
デイからボンネットを簡便に取り外すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る開閉バルブについて
好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0016】図1において、参照数字10は本発明の実
施の形態に係る開閉バルブを示す。
【0017】この開閉バルブ10は、略角筒状に形成さ
れたバルブボデイ12と、前記バルブボデイ12と別体
からなり該バルブボデイ12の上部に連結されるボンネ
ット14と、前記バルブボデイ12と前記ボンネット1
4との間に設けられ該バルブボデイ12とボンネット1
4とを着脱自在に連結する着脱機構16とを有する。
【0018】前記バルブボデイ12の内部には室18が
形成され、前記室18には、相互に直交する方向に配設
された第1ポート20および第2ポート22がそれぞれ
連通するように設けられる。
【0019】前記ボンネット14の内部には駆動手段と
して機能するシリンダ機構24が配設され、前記シリン
ダ機構24は、圧力流体供給ポート26から供給される
圧力流体の作用下にシリンダ室28に沿って摺動変位す
るピストン30と、前記ピストン30に連結されるピス
トンロッド(弁ロッド)32と、前記シリンダ室28を
閉塞するカバー部材33とを有する。
【0020】なお、前記ピストン30の外周面には、環
状溝を介してピストンパッキン34が装着され、また前
記ピストンパッキン34に近接する部位には環状溝を介
してリング状のマグネット36が装着される。また、前
記カバー部材33の略中心部には、大気に連通する通気
孔37が形成されている。
【0021】ボンネット14の下部側には、前記ピスト
ンロッド32を軸支する軸受部38が形成され、前記軸
受部38には、該ピストンロッド32が挿通する軸孔4
0と、前記軸孔40の内周面に装着されて該ピストンロ
ッド32の外周面を囲繞するロッドパッキン42とが設
けられている。
【0022】バルブボデイ12の室18内に臨むピスト
ンロッド32の端部には、バルブボデイ12の内部に形
成された環状の着座部44に着座することにより第1ポ
ート20と第2ポート22との連通を遮断する弁ディス
ク46が連結される。前記弁ディスク46には、着座部
44に接触することによりシール機能を営むシールリン
グ48が環状溝を介して装着されている。
【0023】また、バルブボデイ12の室18内には、
一端部が後述するホルダ47に係着され他端部がピスト
ンロッド32を囲繞する円筒部材49のフランジ51に
係着されたばね部材50が配設され、前記弁ディスク4
6は前記ばね部材50の弾発力の作用下に着座部44に
向かって着座するように付勢されている。
【0024】さらに、バルブボデイ12の室18内に
は、一端部がホルダ47に係止され他端部が弁ディスク
46の環状溝部に係止された蛇腹状のベローズ52が配
設され、前記ベローズ52によってピストンロッド32
およびばね部材50等が被覆される。
【0025】着脱機構16は、図2および図3に示され
るように、バルブボデイ12の上部側に設けられた連結
用凹部(連結部)54の内周面に形成された第1環状溝
56と、ボンネット14の下部側に設けられた連結用凸
部(連結部)58の外周面に形成された第2環状溝60
と、前記連結用凹部54に対して連結用凸部58が挿入
されてバブルボデイ12とボンネット14とが連結され
た際、第1環状溝56と第2環状溝60とにそれぞれ装
着される弾性略環状体62とを有する。
【0026】なお、バルブボデイ12とボンネット14
とが連結された際、前記第1環状溝56と第2環状溝6
0とは相互に対向した状態となり、弾性略環状体62が
装着された第2環状溝60側には、図2に示されるよう
に、前記弾性略環状体62を縮径させたときに遊びとし
て機能するクリアランス64が形成されている。
【0027】前記弾性略環状体62は、図5に示される
ように、第1および第2環状溝56、60に沿って形成
された略環状部66と、該弾性略環状体62の一端部お
よび他端部に形成され略直角状に折曲された一組の摘み
部68a、68bとから構成される。この弾性略環状体
62は、自由状態において、その弾性力の作用下に一組
の摘み部68a、68b間の離間距離が最大となるよう
に設定され(図4中の二点鎖線参照)、その弾性力に抗
して第1および第2環状溝56、60内に装着されるこ
とにより、一組の摘み部68a、68b間の離間距離が
所定長となる(図4中の実線参照)。
【0028】この場合、作業者が指で一組の摘み部68
a、68bを把持し、弾性力に抗して一組の摘み部68
a、68bを接近させて合致させることにより、略環状
部66が縮径する。従って、弾性略環状体62は、バル
ブボデイ12の第1環状溝56内から離脱してボンネッ
ト14の第2環状溝60内に沿って縮径するため、バル
ブボデイ12に対する弾性略環状体62の係止状態が解
除される。この結果、バルブボデイ12からボンネット
14を簡便に取り外すことができる。
【0029】バルブボデイ12の連結用凹部54には環
状段部70が形成され、前記環状段部70には蛇腹状の
ベローズ52を保持する環状のホルダ47が当接するよ
うに設けられる。このホルダ47は、ボンネット14と
は別体で該ボンネット14に当接するように形成され、
前記ホルダ47とバルブボデイ12の環状段部70との
間には、バルブボデイ12とボンネット14との連結部
位をシールするシール部材72が装着される。
【0030】このシール部材72は、例えば、ゴム等の
弾性材料からなり、図6に示されるように、その自由状
態において、小径の内径部74から大径の外径部76に
向かって徐々に拡径する中空の略円錐台状に形成され
る。前記シール部材72の内径部74は、ホルダ47の
外周面に形成された断面曲線状の第1シール装着溝78
に係合し、前記外径部76は、バルブボデイ12の環状
段部70に形成された断面曲線状の第2シール装着溝8
0に係合するように形成される。
【0031】なお、シール部材72の断面形状は、前記
第1および第2シール装着溝78、80の形状に対応し
て略長円状に形成される。
【0032】バルブボデイ12に対してボンネット14
が連結されることにより、シール部材72の内径部74
が押圧されて略水平な環状体となり、ホルダ47側の第
1シール装着溝78とバルブボデイ12側の第2シール
装着溝80とによって圧縮されてシール機能が発揮され
る。
【0033】換言すると、前記シール部材72は、図7
に示されるように、自由状態においてその断面形状が直
角三角形Aの斜辺に沿って形成されているが、一方、バ
ルブボデイ12に対してボンネット14が連結される
と、内径部74が押圧されてその断面形状が直角三角形
Aの底辺に沿って形成される。
【0034】従って、シール部材72の断面形状が直角
三角形Aの底辺に沿った略平坦な環状体となることによ
り、第1シール装着溝78と第2シール装着溝80との
間で略水平方向に沿って圧縮されてシール機能が営まれ
る。この結果、例えば、製造誤差等に起因してバルブボ
デイ12とボンネット14との結合部位に間隙が発生し
た場合であっても、前記シール部材72によって確実に
シール機能が達成される。
【0035】また、前記シール部材72は、略水平方向
に沿って圧縮され、公知のOリング(図示せず)のよう
に装着方向(略鉛直方向)の多大な圧縮力を受けないた
め、バルブボデイ12に対してボンネット14を容易に
装着することができる。
【0036】さらに、前記シール部材72は、その内径
部74と外径部76とでシールするために、軸方向に若
干の寸法ずれがあっても、シール性に多大な影響を与え
ることがないという利点がある。
【0037】なお、シール部材72の断面略長円形状の
面積は、ホルダ47側の第1シール装着溝78とバルブ
ボデイ12側の第2シール装着溝80とを併せた全面積
の約85%〜98%に設定すると好適である。
【0038】本発明の実施の形態に係る開閉バルブ10
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその動作並びに作用効果について説明する。
【0039】図1に示されるように、ピストン30が下
限位置にあって弁ディスク46のシールリング48が着
座部44に着座して第1ポート20と第2ポート22と
の連通が遮断された状態を初期位置として説明する。
【0040】図示しない圧力流体供給源を付勢して圧力
流体供給ポート26から供給された圧力流体(例えば、
圧縮空気)はシリンダ室28に導入され、前記圧力流体
の作用下にピストン30を上方に向かって押圧する。こ
の場合、前記ピストン30およびピストンロッド32が
一体的に上昇し、前記ピストンロッド32の一端部に連
結された弁ディスク46はばね部材50の弾発力に抗し
て着座部44から離間する。従って、弁ディスク46と
着座部44との間に間隙が形成され、前記間隙を通じて
第1ポート20と第2ポート22とが連通した状態とな
る。
【0041】なお、図示しない切換弁の切換作用下に圧
力流体供給ポート26を開放状態として大気に連通させ
ることにより、ばね部材50の弾発力の作用下にピスト
ン30、ピストンロッド32および弁ディスク46が一
体的に下降し、前記弁ディスク46のシールリング48
が着座部44に着座して初期状態となる。
【0042】このように、圧力流体供給ポート26から
供給される圧力流体の作用下に、ピストン30に連動し
て弁ディスク46を変位させることにより、第1ポート
20と第2ポート22とが連通する通路(図示せず)を
開閉することができる。
【0043】次に、本実施の形態に係る開閉バルブ10
の第1ポート20および第2ポート22に図示しない管
路が接続された状態において、例えば、メンテナンス作
業を遂行するために、バルブボデイ12からボンネット
14を取り外す場合について説明する。
【0044】先ず、作業者が指で弾性略環状体62の一
組の摘み部68a、68bを把持し、弾性力に抗して前
記一組の摘み部68a、68bを接近させて合致させる
(図5の二点鎖線参照)。所定間隔離間していた一組の
摘み部68a、68bが合致することにより、弾性略環
状体62の略環状部66は、バルブボデイ12の第1環
状溝56内から離脱してボンネット14の第2環状溝6
0のクリアランス64に沿って縮径する。
【0045】この場合、図2に示されるように、バルブ
ボデイ12とボンネット14との連結時において第1環
状溝56および第2環状溝60の両方に装着されていた
弾性略環状体62がその縮径作用下にボンネット14の
第2環状溝60側にのみ装着されることにより、バルブ
ボデイ12に対する弾性略環状体62の係止状態が解除
される(図3参照)。一組の摘み部68a、68bを把
持してバルブボデイ12に対する弾性略環状体62の係
止解除状態を保持しながら、ボンネット14を引き上げ
ることにより、バルブボデイ12からボンネット14を
簡便に取り外すことができる(図8参照)。
【0046】また、前記とは反対にバルブボデイ12に
対してボンネット14を装着する場合には、一組の摘み
部68a、68bを把持して略環状部66がボンネット
14の第2環状溝60に沿って縮径させた状態を保持し
ながら、バルブボデイ12の連結用凹部54に対してボ
ンネット14の連結用凸部58を挿入する。
【0047】挿入後、第1環状溝56と第2環状溝60
とが相互に対向し、その弾性作用下に弾性略環状体62
の略環状部66が拡径して第1環状溝56側にも装着さ
れる。従って、弾性略環状体62が第1および第2環状
溝56、60の両者にそれぞれ装着されてバルブボデイ
12とボンネット14とが弾性略環状体62を介してそ
れぞれ係止されることにより、バルブボデイ12とボン
ネット14とが簡便に連結される。
【0048】なお、バルブボデイ12とボンネット14
とが連結される際、第1シール装着溝78および第2シ
ール装着溝80にそれぞれ係合するシール部材72によ
ってシール機能が発揮されることは、前述したとおりで
ある。
【0049】このように、本実施の形態では、弾性略環
状体62が設けられた着脱機構16を操作することによ
り、専用工具を用いることがなくバルブボデイ12から
ボンネット14を簡便に着脱することができる。従っ
て、開閉バルブ10の設置環境が狭小な空間であって
も、メンテナンス作業や部品交換作業等を容易に行うこ
とにより、作業時間の短縮化を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0051】すなわち、バルブボデイとボンネットとを
簡便に着脱する着脱機構を設けることにより、専用工具
を用いることがなくメンテナンス作業や部品交換作業等
の時間短縮化を図ることができる。
【0052】この結果、生産効率を向上させることによ
り、単位時間当たりの減価償却費等を抑制し、しかも製
造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る開閉バルブの軸線方
向に沿った縦断面図である。
【図2】前記開閉バルブを構成する着脱機構の拡大縦断
面図である。
【図3】図2のバルブボデイとボンネットとが連結され
た状態からボンネットを上方に引き上げた状態を示す拡
大縦断面図である。
【図4】前記着脱機構を構成する弾性略環状部材の平面
図である。
【図5】図1のV−V線に沿った横断面図である。
【図6】バルブボデイとボンネットとの連結部位に装着
されたシール部材の一部切欠斜視図である。
【図7】前記シール部材のシール機能の説明に供される
縦断面図である。
【図8】前記着脱機構を介してバルブボデイからボンネ
ットを外した状態の縦断面図である。
【図9】本出願人が案出した従来技術に係る開閉弁の分
解斜視図である。
【符号の説明】
10…開閉バルブ 12…バルブボデイ 14…ボンネット 16…着脱機構 18…室 20、22…ポート 24…シリンダ機構 26…圧力流体供給
ポート 28…シリンダ室 30…ピストン 32…ピストンロッド 44…着座部 46…弁ディスク 47…ホルダ 48…シールリング 50…ばね部材 54…連結用凹部 56、60…環状溝 58…連結用凸部 62…弾性略環状体 64…クリアランス 66…略環状部 68a、68b…摘み部 70…環状段部 72…シール部材 74…内径部 76…外径部 78、80…シール
装着溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 圓崎 明 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 Fターム(参考) 3H051 AA01 BB02 BB03 CC06 CC11 CC12 FF01 FF09 3H056 AA01 BB33 BB50 CA01 CB03 CC01 CD04 GG03 GG14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段と、 圧力流体が流通する第1ポートおよび第2ポートを有す
    るバルブボデイと、 前記バルブボデイと別体で形成され、該バルブボデイに
    搭載されるボンネットと、 前記駆動手段の駆動作用下に変位する弁ロッドと、 前記弁ロッドの変位作用下に、前記バルブボデイに形成
    された第1ポートと第2ポートとの連通路を開閉する弁
    ディスクと、 前記バルブボデイと前記ボンネットとの間に設けられ、
    該バルブボデイとボンネットとを着脱自在に連結する着
    脱機構と、 を備えることを特徴とする開閉バルブ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の開閉バルブにおいて、 前記着脱機構は、バルブボデイの連結部に設けられた第
    1環状溝と、ボンネットの連結部に設けられた第2環状
    溝と、前記バルブボデイとボンネットとが連結された
    際、前記第1環状溝と第2環状溝とにそれぞれ装着され
    る弾性略環状体とを含むことを特徴とする開閉バルブ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の開閉バルブにおいて、 前記弾性略環状体は、第1および第2環状溝に沿って形
    成された略環状部と、一端部および他端部に形成された
    一組の摘み部とからなることを特徴とする開閉バルブ。
  4. 【請求項4】請求項2記載の開閉バルブにおいて、 前記弾性略環状体が装着された第2環状溝側には、縮径
    したときに遊びとして機能するクリアランスが設けられ
    ることを特徴とする開閉バルブ。
  5. 【請求項5】請求項1記載の開閉バルブにおいて、 前記バルブボデイとボンネットとの連結部位をシールす
    るシール部材が設けられ、前記シール部材は、小径の内
    径部から大径の外径部に向かって徐々に拡径する中空の
    円錐台状に形成されることを特徴とする開閉バルブ。
  6. 【請求項6】請求項5記載の開閉バルブにおいて、 前記バルブボデイとボンネットとが連結された際、前記
    シール部材の内径部は、ホルダの外周面に形成された断
    面曲線状の第1シール装着溝に係合し、一方、前記外径
    部は、バルブボデイの環状段部に形成された断面曲線状
    の第2シール装着溝に係合するように形成されることを
    特徴とする開閉バルブ。
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