JPH09119268A - 断熱形材 - Google Patents

断熱形材

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JPH09119268A
JPH09119268A JP27858595A JP27858595A JPH09119268A JP H09119268 A JPH09119268 A JP H09119268A JP 27858595 A JP27858595 A JP 27858595A JP 27858595 A JP27858595 A JP 27858595A JP H09119268 A JPH09119268 A JP H09119268A
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JP
Japan
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pieces
bonded
resin
section
pair
Prior art date
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Pending
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JP27858595A
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English (en)
Inventor
Masanori Moriya
正規 森谷
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属形材と樹脂形材を強固に結合できるし、
樹脂形材の主体部が変形しないようにする。 【解決手段】 樹脂形材20の主体部21に中空部26
を有する被結合部22を一体的に設け、金属形材10の
主体部13に一対の結合片14を一体的に設け、この一
対の結合片14を被結合部22に嵌合してカシメて結合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱サッシなどに
用いる断熱形材に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱形材としてはアルミニウム形材など
の金属形材と樹脂形材を結合したものが知られている。
例えば、特公平3−11353号公報に示すように、ア
ルミニウム形材を、主体部に一対の嵌合片を一体的に設
けたものとし、樹脂形材を、主体部に2つの結合部を一
体的に設け、この2つの結合部を一対の嵌合片間に嵌入
し、各結合部の溝部に各嵌合片の一部をそれぞれ圧入嵌
合して両者を結合した断熱形材が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の断熱形材である
と、アルミニウム形材と樹脂型材の結合強度は結合部と
嵌合片の圧入嵌合の強さによって決定されるが、その結
合部と嵌合片の圧入嵌合の強さを大きくすると結合部が
変形し、それに伴なって樹脂形材の主体部が変形するの
で正しい形状の断熱形材とならないことがある。
【0004】このために前述の断熱形材においては結合
部と嵌合片の圧入嵌合の強さを結合部が変形しない程度
の弱いものとしているから、アルミニウム形材と樹脂形
材の結合強度が弱いものとなる。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした断熱形材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属形材の主
体部における一側面に、一対の結合片を一体的に設けて
凹陥部を形成する結合部とし、樹脂形材の主体部におけ
る一側面に一対の被結合片を一体的に設け、この一対の
被結合片を連結片で一体的に連結して中空部を有し前記
凹陥部に嵌合する被結合部とし、前記金属形材の結合部
と樹脂形材の被結合部を嵌合し、一対の結合片を一対の
被結合片における中空部と対向した部分にカシメて結合
した断熱形材である。
【0007】
【作 用】結合片を被結合片にカシメする力は被結合
部の中空部によって支持されるから、そのカシメする力
を大きくしても樹脂形材の主体部が変形することがな
く、金属形材と樹脂形材を強固に結合できるし、樹脂形
材の主体部が変形することもない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、断熱サ
ッシ枠を構成する上枠1、下枠2、左右の縦枠3は、ア
ルミニウム等の金属材より成る室外側の金属形材10と
硬質の樹脂材より成る室内側の樹脂形材20を結合した
断熱形材となり、室内側部に結露が生じないようにして
ある。前記断熱サッシ枠内に内障子4と外障子5が引き
違いにそれぞれ装着してある。
【0009】前記各金属形材10は取付部11と障子支
持部12を有する主体部13と、この主体部13の室内
側に一体的に設けた結合部14より成る。前記樹脂形材
20は主体部21の室外側に被結合部22を一体的に設
けたものである。
【0010】前記結合部14は図3に示すように、主体
部13の室内側の一側面15に一対の結合片16を室内
側に向けて突出して一体的に設けたものであり、一対の
結合片16と一側面15とにより凹陥部17を形成して
いる。前記一対の結合片16の内面16aはほぼV字状
凸面となり、その内面16aには突起部18が相対向し
て設けてあり、その一対の結合片16は平行な状態より
も若干拡開した状態となっている。
【0011】前記被結合部21は図3に示すように、主
体部21の室外側の一側面23に一対の被結合片24を
室外側に向けて突出して一体的に設け、その一対の被結
合片24の突出端間に亘って連結片25を一体的に設け
て中空部26を有する形状としてある。前記一対の被結
合片24の外面24aはほぼV字状凹面となり、かつ表
面層27が軟質樹脂となっている。前記連結片25の外
面に突片28が一体的に設けてある。
【0012】図4に示すように、結合部14と被結合部
22を嵌合し、一対の結合片16の内面16aを一対の
被結合片24の外面24aにそれぞれカシメて結合す
る。これにより、結合片16の内面16aに設けた突起
部18が被結合片24の軟質樹脂より成る表面層27に
喰い込み強固にカシメされる。しかも被結合片24の外
面24aが軟質樹脂となっているので、結合片16の内
面16aが被結合片24の外面24aのほぼ全面に亘っ
て密着する。これによって結合部の水密性が向上する。
【0013】また、一対の被結合片24は連結片25で
一体的に連結されて中空部26を有しているし、前記結
合片16と被結合片24のカシメラインAは中空部26
に位置しているので、カシメの力を中空部26で支承す
るから強い力でカシメても主体部21が変形しないから
カシメが強固となり、金属形材10と樹脂形材20を強
固に結合できるし、樹脂形材20の主体部21が変形す
ることもない。
【0014】このように、断熱サッシ枠を構成する上枠
1、下枠2、縦枠3の金属形材10と樹脂形材20の結
合強度が強いことにより、断熱サッシ枠全体の強度が大
きくなる。
【0015】また、断熱サッシ枠内に装着した内障子4
と外障子5は各枠の金属形材10によって支持されてい
るから、内障子4、外障子5の自重によって断熱サッシ
枠が変形することがなく、内障子4、外障子5をスムー
ズに開閉できる。
【0016】また、金属形材10と樹脂形材20を結合
した状態において、被結合部22の連結片25に設けた
突起28が金属形材10の主体部13の一側面15に接
する。これによって連結片25と一側面15との接触面
積が小さいので、熱伝導が低減する。これにより、断熱
サッシ枠としての機能が向上し、室内側部に結露が生じ
ることを確実に防止できる。
【0017】なお、前述の一対の結合片16のカシメは
合成樹脂形材の経時変化前に行なうことが好ましい。
【0018】前記下枠2として用いる断熱形材の樹脂形
材20は図5に示すように、主体部21にレール取付部
29を形成し、そのレール取付部29に金属のレール1
9を嵌合して取付けたものとしても良い。
【0019】
【発明の効果】結合片を被結合片にカシメする力は被結
合部の中空部によって支持されるから、そのカシメする
力を大きくしても樹脂形材の主体部が変形することがな
い。したがって、金属形材と樹脂形材を強固に結合でき
るし、樹脂形材の主体部が変形することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】断熱サッシ枠の縦断面図である。
【図2】断熱サッシ枠の横断面図である。
【図3】断熱形材を結合する以前の状態を示す正面図で
ある。
【図4】断熱形材を結合部を示す正面図である。
【図5】断熱形材の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10…金属形材、13…主体部、14…結合部、16…
結合片、17…凹陥部、20…樹脂形材、21…主体
部、22…被結合部、24…被結合片、25…連結片、
26…中空部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属形材の主体部における一側面に、一
    対の結合片を一体的に設けて凹陥部を形成する結合部と
    し、 樹脂形材の主体部における一側面に一対の被結合片を一
    体的に設け、この一対の被結合片を連結片で一体的に連
    結して中空部を有し前記凹陥部に嵌合する被結合部と
    し、 前記金属形材の結合部と樹脂形材の被結合部を嵌合し、
    一対の結合片を一対の被結合片における中空部と対向し
    た部分にカシメて結合したことを特徴とする断熱形材。
JP27858595A 1995-10-26 1995-10-26 断熱形材 Pending JPH09119268A (ja)

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JP27858595A JPH09119268A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 断熱形材

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JP27858595A JPH09119268A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 断熱形材

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JPH09119268A true JPH09119268A (ja) 1997-05-06

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ID=17599319

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065245A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Tostem Corp 開口部装置
JP2008106471A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Cosmo Kinki Kk 鋼製ドア
CN101936112A (zh) * 2010-08-31 2011-01-05 河北奥润顺达窗业有限公司 一种门窗用多复合结构构件
JP2018090983A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 Ykk Ap株式会社 複合部材、障子、建具及び複合部材の製造方法

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